JP2017069260A - フィールドプレートを有するGa2O3系トランジスタ - Google Patents

フィールドプレートを有するGa2O3系トランジスタ Download PDF

Info

Publication number
JP2017069260A
JP2017069260A JP2015189802A JP2015189802A JP2017069260A JP 2017069260 A JP2017069260 A JP 2017069260A JP 2015189802 A JP2015189802 A JP 2015189802A JP 2015189802 A JP2015189802 A JP 2015189802A JP 2017069260 A JP2017069260 A JP 2017069260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
field plate
drain region
transistor
region
source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015189802A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6653883B2 (ja
Inventor
マンホイ ワン
Man Hoi Wong
マンホイ ワン
東脇 正高
Masataka Towaki
正高 東脇
公平 佐々木
Kohei Sasaki
公平 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Information and Communications Technology
Tamura Corp
Original Assignee
National Institute of Information and Communications Technology
Tamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Information and Communications Technology, Tamura Corp filed Critical National Institute of Information and Communications Technology
Priority to JP2015189802A priority Critical patent/JP6653883B2/ja
Publication of JP2017069260A publication Critical patent/JP2017069260A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6653883B2 publication Critical patent/JP6653883B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

【課題】オフ状態における絶縁破壊電圧を向上させ、かつ絶縁膜/半導体界面準位への充放電に伴う電流コラプスをより効果的に抑制することができるフィールドプレート構造を有するGa2O3系トランジスタを提供する。【解決手段】一実施の形態として、Ga2O3系基板10と、Ga2O3系結晶層12と、ソース領域13及びドレイン領域14と、ソース電極15及びドレイン電極16と、ゲート電極17と、誘電体膜18と、を有するGa2O3系トランジスタ1を提供する。ゲート電極19はドレイン領域14の方向へ延在するフィールドプレート部22を含み、フィールドプレート部22の延在方向の長さLFは、1μm以上である。【選択図】図1

Description

本発明は、フィールドプレートを有するGa系トランジスタに関する。
酸化ガリウム(Ga)は、4.5〜4.9eVの広いバンドギャップを有するという特徴や、低コストかつ高品質な融液成長基板の利用可能性により、次世代の高電圧、高出力のトランジスタ実現のために研究されている。Gaパワーデバイスは、他の主流のパワーデバイス(Si、SiC、GaN)よりも低い、所定の絶縁破壊電圧におけるオン抵抗の理論的な限界値を示すことが期待される。
従来、Ga系結晶から構成される半導体素子として、FeドープGa基板上に形成されたディプレッション型GaMOSFET(metal-oxide-semiconductor field effect transistor)が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
また、フィールドプレート構造を有する半導体素子として、Ga系結晶から構成されるショットキーバリアダイオードや、窒化物半導体結晶から構成されるMOSFETが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1、2等に開示されたフィールドプレート構造を有する半導体素子によれば、電極近傍の電界集中を緩和し、オフ状態における絶縁破壊電圧の低下や、電流コラプスを抑制することができる。
特開2015−2343号公報 特開2015−56457号公報
M. Higashiwaki et al., "Depletion-Mode Ga2O3 MOSFETs on β-Ga2O3 (010) Substrates with Si-Ion-Implanted Channel and Contacts", Tech. Dig. IEEE Int. Electron Devices Meet., pp. 28.7.1-4, 2013.
本発明の目的の1つは、オフ状態における絶縁破壊電圧を向上させ、かつ絶縁膜/半導体界面準位への充放電に伴う電流コラプスをより効果的に抑制することができるフィールドプレート構造を有するGa系トランジスタを提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するために、下記[1]〜[5]のGa系トランジスタを提供する。
[1]Ga系基板と、前記Ga系基板上に形成されたGa系結晶層と、前記Ga系結晶層中に形成されたソース領域及びドレイン領域と、前記ソース領域及びドレイン領域にそれぞれ接続されたソース電極及びドレイン電極と、前記Ga系結晶層の前記ソース領域とドレイン領域の間の領域上に形成されたゲート電極と、前記Ga系結晶層上に形成された誘電体膜と、を有し、前記ゲート電極及び前記ソース電極の少なくとも一方が、前記Ga系結晶層上に誘電体膜を介して形成され、前記ゲート電極又は前記ソース電極の底部のドレイン領域側の縁の真上の位置から前記ドレイン領域の方向へ延在するフィールドプレート部を含み、前記フィールドプレート部の延在方向の長さが、1μm以上である、Ga系トランジスタ。
[2]前記誘電体膜の厚さが、0.1μmより大きい、前記[1]に記載のGa系トランジスタ。
[3]前記フィールドプレート部の延在方向の長さが、3μm以上である、前記[1]又は[2]に記載のGa系トランジスタ。
[4]前記誘電体膜の厚さが、0.2μm以上かつ0.8μm以下である、前記[1]〜[3]のいずれか1項に記載のGa系トランジスタ。
本発明によれば、オフ状態における絶縁破壊電圧を向上させ、かつ絶縁膜/半導体界面準位への充放電に伴う電流コラプスをより効果的に抑制することができるフィールドプレート構造を有するGa系トランジスタを提供することができる。
図1は、実施の形態に係るGa系トランジスタの垂直断面図である。 図2は、ゲートフットの底部のドレイン領域側の縁における電界強度と、L、Tとの関係を表すシミュレーションデータである。 図3は、フィールドプレート部の底部のドレイン領域側の縁における電界強度と、L、Tとの関係を表すシミュレーションデータである。 図4は、オフ状態のチャネルに沿った電界プロファイルのシミュレーション結果を示すグラフである。 図5は、DC出力ドレイン電流−ドレイン電圧(IDS−VDS)特性を示すグラフである。
〔実施の形態〕
(Ga系トランジスタの構成)
図1は、実施の形態に係るGa系トランジスタ1の垂直断面図である。Ga系トランジスタ1は、フィールドプレート構造を有する、ディプレッション型ノーマリーオンMOSFETである。
Ga系トランジスタ1は、Ga系基板10と、Ga系基板10上にGa系バッファ層11を介して形成されたGa系結晶層12と、Ga系結晶層12中に形成されたソース領域13及びドレイン領域14と、ソース領域13及びドレイン領域14にそれぞれ接続されたソース電極15及びドレイン電極16と、Ga系結晶層12のソース領域13とドレイン領域14の間の領域上にゲート絶縁膜17を介して形成されたゲート電極19と、Ga系結晶層12上に形成された誘電体膜18と、を有する。
ゲート電極19は、誘電体膜18を貫通するゲートフット20と、Ga系結晶層12上に誘電体膜18を介して形成されたゲートヘッド21から構成される。ここで、ゲート電極19の底面(ゲートフット20の底面)のチャネル長方向の長さをLとする。
ゲートヘッド21は、ゲート電極19の底部のドレイン領域14側の縁の真上の位置からドレイン領域14の方向へ延在するフィールドプレート部22を含む。ここで、フィールドプレート部22の延在方向の長さをLとする。長さLは1μm以上であることが好ましく、2μm以上であることがより好ましく、3μm以上であることがさらに好ましい。
フィールドプレート部22を設けることにより、電界の集中箇所をゲートフット20の底部のドレイン領域14側の縁の近傍と、フィールドプレート部22の底部のドレイン領域14側の縁の近傍に分散させることができる。その結果、オフ状態における絶縁破壊や、電流コラプスを効果的に抑制することができる。
また、ゲートヘッド21は、図1に示されるように、ゲート電極19の底部のソース領域13側の縁の真上の位置からソース領域13の方向へ延在する延在部23を含んでもよい。ここで、延在部23の延在方向の長さをLとする。
誘電体膜18は、SiO等の誘電体からなる。ここで、誘電体膜18の厚さをTとする。この誘電体膜18の厚さTは、ゲートヘッド21の高さを決定し、電界集中を抑制する効果に影響を与える。厚さTは0.1μmより大きいことが好ましく、0.2μm以上かつ0.8μm以下であることがより好ましい。
また、誘電体膜18は、Ga系結晶層12のチャネル近傍の表面ダングリングボンドを不動態化し、表面電荷とその結果として生じる電流コラプスを抑えるための表面パッシベーション膜としても機能する。
Ga系基板10は、Ga系結晶からなる基板である。ここで、Ga系結晶とは、Ga結晶、又は、Al、In等の元素が添加されたGa結晶をいう。例えば、Al及びInが添加されたGa結晶である(GaAlIn(1−x−y)(0<x≦1、0≦y<1、0<x+y≦1)結晶であってもよい。Alを添加した場合にはバンドギャップが広がり、Inを添加した場合にはバンドギャップが狭くなる。なお、上記のGa結晶は、例えば、β型の結晶構造を有する。また、Ga系基板10は、高抵抗化のために、Fe等の不純物を含んでもよい。
Ga系基板10は、例えば、FZ(Floating Zone)法やEFG(Edge Defined Film Fed Growth)法等の融液成長法により育成したGa系単結晶バルクをスライスし、表面を研磨することにより製造される。
Ga系バッファ層11は、意図的なドープがされていない(unintentionally-doped,UID)Ga系結晶膜である。Ga系バッファ層11は、MBE(Molecular Beam Epitaxy)法等を用いたエピタキシャル結晶成長により形成される。Ga系バッファ層11は、Ga系基板10に含まれる高抵抗化のための不純物がGa系結晶層12へ拡散することを防止し、チャネル電荷の補償を抑制することができる。
Ga系結晶層12は、UID−Ga系結晶膜にSi等のn型不純物が注入されたn型の層であり、チャネル層として機能する。Ga系結晶層12は、MBE法等を用いたエピタキシャル結晶成長により形成される。また、n型不純物は、イオン注入法等によりドープされる。
ソース領域13及びドレイン領域14は、Ga系結晶層12にSi等のn型不純物を選択的にドーピングすることにより形成される領域であり、Ga系結晶層12中のソース領域13及びドレイン領域14以外の領域よりも高濃度のn型領域である。このn型不純物は、イオン注入法等によりドープされる。
ここで、ゲート電極19の底部のソース領域13側の縁とソース領域13との距離をLGSとする。また、ゲート電極19の底部のドレイン領域14側の縁とドレイン領域14との距離をLGDとする。このゲート電極は、例えばPt/Ti/Auの積層構造を有する。
ソース電極15及びドレイン電極16は、ソース領域13及びドレイン領域14にそれぞれオーミック接続された電極であり、例えば、Ti/Auの積層構造を有する。
ゲート絶縁膜17は、Al等の絶縁膜からなる。
なお、Ga系トランジスタ1においては、ゲート電極19がフィールドプレート部を含んでいるが、ソース電極15がフィールドプレート部を含んでいてもよい。この場合、ソース電極15は誘電体膜18上に形成され、ソース電極15の底部のドレイン領域14側の縁の真上の位置からドレイン領域14の方向へ延在するフィールドプレート部を含む。このフィールドプレート部の延在方向の長さと、誘電体膜18の厚さTをGa系トランジスタ1と同様に設定することにより、Ga系トランジスタ1と同様のフィールドプレート効果を得ることができる。
ソース電極15は、誘電体膜を介して積層された複数のフィールドプレート部を含んでもよい。また、ゲート電極19とソース電極15の両者がフィールドプレート部を含んでもよい。
また、Ga系トランジスタ1のフィールドプレート構造をHEMT(High Electron Mobility Transistor)等の他のGa系トランジスタに適用することもできる。その場合であっても、フィールドプレート部の延在方向の長さと、フィールドプレート部が載る誘電体膜の厚さをGa系トランジスタ1と同様に設定することにより、Ga系トランジスタ1と同様のフィールドプレート効果を得ることができる。なお、HEMTに適用する場合には、Ga系トランジスタ1のようなゲート絶縁膜は形成されず、ゲートフットがGa系結晶層に直接接続されてもよい。
(実施の形態の効果)
上記実施の形態によれば、フィールドプレート部22の長さや誘電体膜18の厚さ、すなわちフィールドプレート部22の高さをGaチャネルに適した値に調整することにより、電界の集中を効果的に緩和し、オフ状態における絶縁破壊電圧の向上が得られる。同時に、電流コラプスをより効果的に抑制することができる。
上記実施の形態に係るGa系トランジスタ1の電界集中緩和効果のシミュレーションによる評価結果を以下に示す。
本実施例においては、(010)面を主面とする、Feをドープした高抵抗Ga基板をGa系基板10として用いた。また、厚さ0.9μmのUID−Ga単結晶膜をGa系バッファ層11として用いた。また、厚さ0.3μmのUID−Ga単結晶膜にSiをイオン注入したものをGa系結晶層12として用いた。
また、厚さ20nmのAl膜をゲート絶縁膜17として用いた。また、SiO膜を誘電体膜18として用いた。
また、L、LGS、LGD、Lをそれぞれ2μm、5μm、15μm、2μmとした。フィールドプレート部22の延在方向の長さL、及び誘電体膜18の厚さTについては、各評価において様々な値に設定した。
図2は、ゲートフット20の底部のドレイン領域14側の縁における電界強度と、L、Tとの関係を表すシミュレーションデータである。このシミュレーションにおいては、Lを0.5〜10μmの範囲、Tを0.1〜0.8μmの範囲でそれぞれ変化させた。また、ゲート−ソース間電圧VGSを−40V(オフ状態)、ドレイン−ソース間電圧VDSを1000Vとした。
図2は、誘電体膜18の厚さTに関わらず、フィールドプレート部22の延在方向の長さLを1μm以上とすることにより電界強度が低下し、2μm以上とすることにより電界強度がより低下し、3μm以上とすることにより電界強度がより低下することを示している。
Gaに絶縁破壊が生じる電界強度はおよそ8MV/cmと見積もられており、Tが0.4μm以下であれば、Lを1μm以上とすることにより、ゲートフット20の縁近傍における絶縁破壊を防ぐことができる。また、Tが0.8μm、Lが1μmであるときの電界強度は8MV/cmよりも大きいが、VDSを実用的な範囲で1000Vよりも小さくすれば、絶縁破壊を防ぐことができる。
図3は、フィールドプレート部22の底部のドレイン領域14側の縁における電界強度と、L、Tとの関係を表すシミュレーションデータである。このシミュレーションにおいては、Lを0.5〜10μmの範囲、Tを0.1〜0.8μmの範囲でそれぞれ変化させた。また、ゲート−ソース間電圧VGSを−40V(オフ状態)、ドレイン−ソース間電圧VDSを1000Vとした。
図3は、フィールドプレート部22の延在方向の長さLに関わらず、誘電体膜18の厚さTを0.1μmよりも大きくすることにより、フィールドプレート部22の縁近傍における絶縁破壊を抑制しやすくなることを示している。
また、図2、図3から、誘電体膜18の厚さTは小さすぎるとフィールドプレート部22の縁近傍における電界強度が大きくなり、大きすぎるとゲートフット20の縁近傍における電界強度が大きくなることがわかる。図2、図3から、誘電体膜18の厚さTは0.2μm以上かつ0.8μm以下が特に好ましいといえる。
図4は、オフ状態のチャネルに沿った電界プロファイルのシミュレーション結果を示すグラフである。図4のL、L、Lの位置は、図1のものに対応している。このシミュレーションにおいては、Tを0.4μmに固定し、Lを0〜3μmの範囲で変化させた。また、ゲート−ソース間電圧VGSを−40V(オフ状態)、ドレイン−ソース間電圧VDSを1000Vとした。
図4は、フィールドプレート部22が設けられている(L≠0μm)ときには、電界の集中箇所が、ゲートフット20の底部のドレイン領域14側の縁とフィールドプレート部22の底部のドレイン領域14側の縁とに分散され、ピーク電界強度が低減することを示している。
図5は、上述のシミュレーション結果に基づいて、実際に作製したフィールドプレート付きディプレッション型GaMOSFETのDC出力ドレイン電流−ドレイン電圧(IDS−VDS)特性を示すグラフである。このデバイス構造においては、Tを0.4μm、Lを2.5μmとした。また、ゲート長Lを2μm、ゲート幅Wを200μm、ゲート−ソース間距離LGSを5μm、ゲート−ドレイン間距離LGDを15μmとした。測定時、ゲート−ソース間電圧VGSを+4V〜−55Vの範囲で変化させた。
図5は、通常のトランジスタの動作を表す電流飽和及びピンチオフを明確に示しており、Ga系トランジスタ1がトランジスタとして正常に動作することを証明している。また、VGSが−28V〜−55Vの範囲にあるときは、電流が漏れることなくオフ状態になっている。
また、VGSが−55Vのときの絶縁破壊電圧Vbrは755Vであった。これは、上記の非特許文献1において2013年にM. Higashiwakiらによって開示されたフィールドプレートを有さない構造の場合の415Vよりも、80%以上高い。
以上、本発明の実施の形態、実施例を説明したが、本発明は、上記実施の形態、実施例に限定されず、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。
また、上記に記載した実施の形態、実施例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態、実施例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1…Ga系トランジスタ、12…Ga系結晶層、13…ソース領域、14…ドレイン領域、15…ソース電極、16…ドレイン電極、18…誘電体膜、19…ゲート電極、22…フィールドプレート部

Claims (4)

  1. Ga系基板と、
    前記Ga系基板上に形成されたGa系結晶層と、
    前記Ga系結晶層中に形成されたソース領域及びドレイン領域と、
    前記ソース領域及びドレイン領域にそれぞれ接続されたソース電極及びドレイン電極と、
    前記Ga系結晶層の前記ソース領域とドレイン領域の間の領域上に形成されたゲート電極と、
    前記Ga系結晶層上に形成された誘電体膜と、
    を有し、
    前記ゲート電極及び前記ソース電極の少なくとも一方が、前記Ga系結晶層上に誘電体膜を介して形成され、前記ゲート電極又は前記ソース電極の底部のドレイン領域側の縁の真上の位置から前記ドレイン領域の方向へ延在するフィールドプレート部を含み、
    前記フィールドプレート部の延在方向の長さが、1μm以上である、
    Ga系トランジスタ。
  2. 前記誘電体膜の厚さが、0.1μmより大きい、
    請求項1に記載のGa系トランジスタ。
  3. 前記フィールドプレート部の延在方向の長さが、3μm以上である、
    請求項1又は2に記載のGa系トランジスタ。
  4. 前記誘電体膜の厚さが、0.2μm以上かつ0.8μm以下である、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のGa系トランジスタ。
JP2015189802A 2015-09-28 2015-09-28 フィールドプレートを有するGa2O3系トランジスタ Active JP6653883B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015189802A JP6653883B2 (ja) 2015-09-28 2015-09-28 フィールドプレートを有するGa2O3系トランジスタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015189802A JP6653883B2 (ja) 2015-09-28 2015-09-28 フィールドプレートを有するGa2O3系トランジスタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017069260A true JP2017069260A (ja) 2017-04-06
JP6653883B2 JP6653883B2 (ja) 2020-02-26

Family

ID=58495227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015189802A Active JP6653883B2 (ja) 2015-09-28 2015-09-28 フィールドプレートを有するGa2O3系トランジスタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6653883B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110164769A (zh) * 2019-06-20 2019-08-23 中国电子科技集团公司第十三研究所 氧化镓场效应晶体管及其制备方法
CN111243962A (zh) * 2020-01-20 2020-06-05 中国电子科技集团公司第五十五研究所 一种氧化镓高电子迁移率异质结晶体管及其制备方法
CN112133756A (zh) * 2020-10-07 2020-12-25 西安电子科技大学 基于t型栅结构的pn结栅控氧化镓场效应晶体管及其制备方法
WO2021139040A1 (zh) * 2020-01-07 2021-07-15 中国电子科技集团公司第十三研究所 一种氧化镓场效应晶体管及其制备方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002118122A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Nec Corp ショットキゲート電界効果トランジスタ
JP2013038239A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Sanken Electric Co Ltd 窒化物半導体装置
JP2013131736A (ja) * 2011-11-22 2013-07-04 Renesas Electronics Corp 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2015002343A (ja) * 2013-06-18 2015-01-05 株式会社タムラ製作所 半導体素子及びその製造方法
JP2015056457A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 株式会社東芝 半導体装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002118122A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Nec Corp ショットキゲート電界効果トランジスタ
JP2013038239A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Sanken Electric Co Ltd 窒化物半導体装置
JP2013131736A (ja) * 2011-11-22 2013-07-04 Renesas Electronics Corp 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2015002343A (ja) * 2013-06-18 2015-01-05 株式会社タムラ製作所 半導体素子及びその製造方法
JP2015056457A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 株式会社東芝 半導体装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110164769A (zh) * 2019-06-20 2019-08-23 中国电子科技集团公司第十三研究所 氧化镓场效应晶体管及其制备方法
WO2021139040A1 (zh) * 2020-01-07 2021-07-15 中国电子科技集团公司第十三研究所 一种氧化镓场效应晶体管及其制备方法
CN111243962A (zh) * 2020-01-20 2020-06-05 中国电子科技集团公司第五十五研究所 一种氧化镓高电子迁移率异质结晶体管及其制备方法
CN111243962B (zh) * 2020-01-20 2022-07-15 中国电子科技集团公司第五十五研究所 一种氧化镓高电子迁移率异质结晶体管及其制备方法
CN112133756A (zh) * 2020-10-07 2020-12-25 西安电子科技大学 基于t型栅结构的pn结栅控氧化镓场效应晶体管及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6653883B2 (ja) 2020-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9343562B2 (en) Dual-gated group III-V merged transistor
US11563092B2 (en) GA2O3-based semiconductor device
JP6066219B2 (ja) 低いソース抵抗を有する電界効果トランジスタデバイス
US9490324B2 (en) N-polar III-nitride transistors
US7728356B2 (en) P-GaN/AlGaN/AlN/GaN enhancement-mode field effect transistor
US7989882B2 (en) Transistor with A-face conductive channel and trench protecting well region
Li et al. Design and simulation of 5–20-kV GaN enhancement-mode vertical superjunction HEMT
JP6097298B2 (ja) 信頼性が高められたハイパワー半導体電子部品
US11973138B2 (en) N-polar devices including a depleting layer with improved conductivity
Kachi Current status of GaN power devices
WO2019239632A1 (ja) パワー半導体素子及びその製造方法
JP6653883B2 (ja) フィールドプレートを有するGa2O3系トランジスタ
RU154437U1 (ru) Гетероструктурный полевой транзистор на основе нитрида галлия с улучшенной стабилизацией вольт-амперной характеристики
KR102154689B1 (ko) 탄화규소 트렌치 게이트 mosfet
US9029945B2 (en) Field effect transistor devices with low source resistance
JP2019145791A (ja) 炭化ケイ素から成る半導体ボディを備えた半導体装置
Luo et al. Enhancement of breakdown voltage in AlGaN/GaN high electron mobility transistors using double buried p-type layers
US20220199766A1 (en) SiC Devices with Shielding Structure
JP6550869B2 (ja) 半導体装置
US20190088738A1 (en) Semiconductor device
Peng et al. Simulation of a high-performance enhancement-mode HFET with back-to-back graded AlGaN layers
Nanen et al. Enhanced drain current of 4H-SiC MOSFETs by adopting a three-dimensional gate structure
US20200111903A1 (en) Semiconductor Device and Manufacturing Method Thereof
Kuball et al. Floating body effects in carbon doped GaN HEMTs
Meneghesso et al. Smart Power Devices Nanotechnology

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180327

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180903

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180906

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190716

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190913

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6653883

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250