JP2017069018A - 中性子発生標的装置及びホウ素中性子捕捉療法システム - Google Patents

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大悟 橘高
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大悟 橘高
和仁 浅野
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和仁 浅野
洋平 西口
Yohei Nishiguchi
洋平 西口
次男 横山
Tsugio Yokoyama
次男 横山
小見田 秀雄
Hideo Komita
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Abstract

【課題】ターゲット材の熱負荷を十分に除熱することで、陽子ビームの強度を高めることが可能な中性子発生標的装置を提供する。【解決手段】実施形態によれば、中性子発生標的装置3は、陽子ビーム7の照射を受けて中性子を発生するターゲット材9と、ターゲット材9の陽子ビーム7の照射を受ける面と反対側に設けられ、液体金属13を流動させる液体金属往路16,液体金属復路17と、を備える。また、ターゲット材9の厚さは、陽子ビーム7の飛程よりも薄く、かつ液体金属13で中性子を発生させる閾値エネルギー以上のエネルギーを液体金属13に与えられる厚さにする。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、中性子発生標的装置及びホウ素中性子捕捉療法システムに関する。
ホウ素中性子捕捉療法は、ホウ素ががん細胞に非常に高い割合で集積することを利用して、あらかじめ中性子のトレーサとしてホウ素化合物を患者に投与し、その状態の患者のがん細胞に原子炉又は加速器で生成した中性子を照射することで、がん細胞のみを選択的に破壊するという治療方法である。このような特徴により、ホウ素中性子捕捉療法は、がん細胞と正常細胞を区別することが困難な重粒子線治療方法等の放射線治療方法と比べて、正常細胞へのダメージが少ない治療が可能である。
この治療を行うためのホウ素中性子捕捉療法システムは、図8に示すように、概ね陽子加速器1、中性子発生標的装置(以下、ターゲット装置という。)3を有する中性子発生源2、ビーム照射孔6を有する中性子減速機構4、中性子照射位置制御機構5から構成されている。陽子加速器1は、図示しないイオン源により生成された陽子ビーム7を高エネルギーに加速する。ビーム照射孔6は、患者Pに中性子を照射するため、中性子照射位置制御機構5側に設けられている。これにより、陽子加速器1にて加速した陽子ビーム7を中性子発生源2のターゲット装置3に照射することで、患者Pの体内のホウ素に照射するための中性子を得ることができる。
上記中性子を得る際にターゲット装置3で発生する熱負荷は、一般的にはターゲット装置3に流動させる冷却水で冷却される。例えば、水で冷却する面に旋回状の流路を設けることで、除熱性能の向上を図る技術が知られている。
特許第4739358号公報
ところで、陽子ビーム7で照射可能な最大面積と発生する熱負荷を考慮すると、ターゲット装置3で除熱すべき熱量(熱流束)が数MW/mに及ぶ。上述したように除熱のための冷却材には水が用いられているものの、水は除熱能力が不足しているため、陽子ビームの強度を低く、時間当たりに得られる中性子量を少なくして対応している。その結果、ホウ素中性子捕捉療法の治療時間が長時間に及ぶという問題がある。
本実施形態が解決しようとする課題は、ターゲット材の熱負荷を十分に除熱することで、例えば陽子ビームの強度を高めることが可能な中性子発生標的装置及びホウ素中性子捕捉療法システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本実施形態に係る中性子発生標的装置は、陽子ビームの照射を受けて中性子を発生するターゲット材と、前記ターゲット材の前記陽子ビームの照射を受ける面と反対側に設けられ、液体金属を流動させる液体金属流路と、を備えることを特徴とする。
本実施形態に係るホウ素中性子捕捉療法システムは、前記実施形態の中性子発生標的装置を備えたことを特徴とする。
本実施形態によれば、ターゲット材の熱負荷を十分に除熱することができる。
第1実施形態の中性子発生標的装置の断面を模式的に示す構成図である。 図1の液体金属流路を示す拡大断面図である。 第1実施形態においてターゲント材にチタンを用い、液体金属にリチウムを用いた場合の中性子収率の例を示すグラフである。 第1実施形態の第1変形例の中性子発生標的装置の断面を模式的に示す構成図である。 第1実施形態の第2変形例の中性子発生標的装置の断面を模式的に示す構成図である。 第2実施形態の中性子発生標的装置の断面を模式的に示す構成図である。 第3実施形態の中性子発生標的装置の断面を模式的に示す構成図である。 ホウ素中性子捕捉療法を用いた一般的なシステムを模式的に示すブロック図である。
以下、本実施形態に係る中性子発生標的装置及び方法について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は第1実施形態の中性子発生標的装置の断面を模式的に示す構成図である。図2は図1の液体金属流路を示す拡大断面図である。図3は第1実施形態においてターゲット材にチタンを用い、液体金属にリチウムを用いた場合の中性子収率の例を示すグラフである。なお、以下の実施形態及び変形例の中性子発生標的装置は、図8に示すホウ素中性子捕捉療法システム内に設置されたターゲット装置3に対応している。
図1に示すように、本実施形態のターゲット装置3は、陽子ビーム7が通過する真空領域を形成する筒体8を有している。この筒体8内には、ターゲット材9が設置され、このターゲット材9に陽子ビーム7が照射される。このターゲット材9には、例えばチタンや鉄、すず、タンタル、銅、ベリリウム等が用いられる。
筒体8の外周面には、環状のフランジ部10が固定されている。このフランジ部10には、外側容器11の一端の開口端が固定されて閉止される。外側容器11の内側には、内側容器12が間隔をあけて同心状に設置されている。内側容器12の周面は、筒体8の外側に間隔をあけて同心状に設置されている。内側容器12は、陽子ビーム7の軸方向と直交する面がターゲット材9の外側に間隔をあけて設置されている。
外側容器11の他端には、冷却材としての液体金属13が流出する流出部14が形成されている。流出部14には、流出口14aが設けられている。流出部14の内周側には、液体金属13が流入する流入部15が設置されている。この流入部15の一端に流入口15aが設けられ、その他端は内側容器12まで延びて連結され、内側容器12の内部と連通状態になっている。流入部15は、ターゲット材9の面に対して直交する方向に設置されている。液体金属13には、例えばリチウム、ナトリウム、水銀等が用いられる。
これら筒体8の外周及びターゲット材9の外側と内側容器12との間は、液体金属流路としての環状の液体金属往路16が形成される。すなわち、図2に示すように陽子ビーム7が照射されるターゲット材9の照射面と反対側に間隔をあけて内側容器12を設置することで、液体金属13を流動させる液体金属往路16が形成される。液体金属往路16は、流入部15と連通している。内側容器12及び流入部15と外側容器11との間は、液体金属流路としての環状の液体金属復路17が形成される。液体金属復路17は、流出部14と連通している。
ターゲット材9の厚さは、陽子ビーム7の飛程よりも薄く、かつ液体金属13で中性子を発生させるための閾値エネルギー以上のエネルギーを陽子ビーム7が液体金属13に与えられる厚さに設定されている。
ターゲット材9と内側容器12との間の液体金属往路16の流路幅Dは、液体金属13に入射する際のエネルギーを有する陽子ビーム7の飛程よりも大きく設定されている。したがって、陽子ビーム7の飛程は、ターゲット材9の厚さより長く、かつ内側容器12までに達しないようになっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
図1に示すように、液体金属13は、流入部15の流入口15aから流入し、ターゲット材9に当たって環状の液体金属往路16を流動した後、フランジ部10に至る。このフランジ部10で液体金属13の流れる方向が反転し、環状の液体金属復路17に流入する。液体金属13は、液体金属復路17を流動した後、流出部14の流出口14aから流出される。
このように陽子ビーム7が照射されるターゲット材9の照射面と反対側の面に液体金属13を流入させ、ターゲット材9及び液体金属13内部で発生する熱負荷を取り除く。このとき、ターゲット材9面に直交する方向に流入部15を設けて液体金属13を流入させ、ターゲット材9に対して液体金属13を強制的に噴流させることで、高い除熱性能を得ることができる。
ターゲット材9に照射された陽子ビーム7は、ターゲット材9にて中性子を発生させる。陽子ビーム7の一部は、ターゲット材9の厚さ方向に通過して液体金属13に至る。そして、陽子ビーム7は、液体金属13にてさらに中性子を発生させる。
ターゲット材9で発生する熱負荷は、流動する液体金属13により除熱されるとともに、液体金属13の内部で発生する熱負荷は、流動する液体金属13にて搬送される。
従来は、ターゲット材のみに依存していた中性子の獲得を、本実施形態では、ターゲット材9及び液体金属13の双方に分担させることができるため、ターゲット装置3で発生する熱負荷を低減させることができる。
図3は、ターゲット材9にチタンを用いて、液体金属13にリチウムを用いた場合の中性子収率(陽子1個の入射当たりの中性子発生数)の例を示している。
図3に示すように、比較的小型の加速器で得られる陽子エネルギーの範囲(10〜30MeV)においては、チタン(Ti)厚さは0.1mm、0.5mm、1.0mmで、かつ液体金属であるリチウム(Li)の流路幅を陽子がその中で停止することができるように25mmに設定すると、液体金属が流動しない場合、又は中性子発生がほとんどない水を冷却材とした場合に比べ、数倍以上の中性子収率が得られる。
このように本実施形態のターゲット装置3によれば、陽子ビーム7の照射を受けて中性子を発生するターゲット材9と、このターゲット材9における陽子ビーム7の照射を受ける面と反対側に設けられ、液体金属13が流動する液体金属往路16と、を備えることにより、ターゲット材9の熱負荷を十分に除熱することで、陽子ビーム7の強度を高めることができる。
このターゲット装置3を用いたホウ素中性子捕捉療法システムによれば、陽子ビーム7の強度を高めることができるので、治療時間を短縮化することができる。
また、本実施形態のターゲット装置3によれば、ターゲット材9の厚さは、陽子ビーム7の飛程よりも薄く、かつ液体金属13で中性子を発生させる閾値エネルギー以上のエネルギーを液体金属13に与えられる厚さにしたことにより、ターゲット材9を通過した陽子ビーム7が液体金属13に照射される。これにより、液体金属13にてさらに中性子を発生させることが可能となる。
さらに、本実施形態のターゲット装置3によれば、液体金属往路16の流路幅Dを液体金属13に入射する際のエネルギーの陽子ビーム7の飛程よりも大きくしたことにより、陽子ビーム7が液体金属往路16の壁面まで達することがなくなる。その結果、陽子ビーム7が照射されることで液体金属往路16の壁面が劣化するのを未然に防止することができる。
(第1実施形態の第1変形例)
図4は第1実施形態の第1変形例の中性子発生標的装置の断面を模式的に示す構成図である。なお、以下の変形例及び実施形態では、前記第1実施形態と同一又は対応する部分に同一の符号を付してその説明を省略する。
前記第1実施形態では、ターゲット材9が平板状に形成されていたが、第1変形例は、図4に示すようにターゲット材9Aが陽子ビーム7の照射を受ける面が液体金属往路16側に膨らむ曲面凸形状に形成されている。
一般的に、ターゲット材の陽子ビーム7が照射される側は、真空に保たれている。ターゲット材の厚さを数mmに薄く形成することに伴って、陽子ビーム7が照射される面と液体金属13が流動する面との内外差圧に耐えうるように、第1変形例では、図4に示すようにターゲット材9Aの陽子ビーム7の照射を受ける面が液体金属往路16側に膨らむ凸形状に形成されている。同様に、内側容器12Aも流入部15側に膨らむ凸形状に形成されている。その他の構成及び作用は、前記第1実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
このように第1変形例のターゲット材9Aによれば、陽子ビーム7の照射を受ける面が液体金属往路16側に膨らむ曲面凸形状に形成されているので、前記第1実施形態の効果に加えて、ターゲット材9Aを前記第1実施形態のターゲット材9より薄く形成したとしても、陽子ビーム7が照射される面と液体金属13が流動する面との内外差圧に耐えることが可能である。
(第1実施形態の第2変形例)
図5は第1実施形態の第2変形例の中性子発生標的装置の断面を模式的に示す構成図である。
図4に示すように、第2変形例はターゲット材9Bが陽子ビーム7の照射を受ける面側に凹む曲面形状に形成されている。同様に、内側容器12Bもターゲット材9B側に凹む形状に形成されている。内側容器12Bは、ターゲット材9Bと同様の曲率で曲がり、その外周端がターゲット材9B内に配置されている。
したがって、内側容器12Bは、その先端が前記第1実施形態及びその第1変形例と比べてフランジ部10の近傍まで延びていないので、フランジ部10で液体金属13の流れる方向を反転させることがなくなる。これにより、液体金属往路16及び液体金属復路17を短くすることができる。
このように第2変形例によれば、ターゲット材9Bの陽子ビーム7の照射を受ける面側に凹む曲面形状に形成されているので、ターゲット材9Bの座屈を未然に防止することができる。その他の構成及び作用は、前記第1変形例と同様であるのでその説明を省略する。
(第2実施形態)
図6は第2実施形態の中性子発生標的装置の断面を模式的に示す構成図である。
図6に示すように、本実施形態では、前記第1実施形態の第2変形例と比べて、外側容器11Aの長さが長く形成されている。これに伴い、流入部15Aの長さも長く形成されている。
したがって、本実施形態では、外側容器11Aの長さを長く形成することで、液体金属復路17の内容積が大きくなり、液体金属13の熱容量を大きくなる。これにより、ターゲット材9B及び液体金属13で発生する熱負荷に対するヒートシンク21が形成されることになる。
この場合には、ターゲット材9Bと液体金属13で熱負荷の発生が継続する時間(陽子ビーム7の照射時間)と液体金属13の熱容量との関係から、液体金属13の温度上昇が定まる。そのため、液体金属13の温度上昇に対するターゲット材9Bの強度や融点に基づき、ヒートシンク21の内容積が決定される。
このように本実施形態によれば、ターゲット材9Bと液体金属13で発生する熱負荷を受けるためのヒートシンク21を液体金属復路17内に設けたことにより、ターゲット材9Bの熱負荷をさらに除熱することで、陽子ビーム7の強度を一段と高めることができる。
(第3実施形態)
図7は第3実施形態の中性子発生標的装置の断面を模式的に示す構成図である。
図7に示すように、ターゲット材9Aが液体金属流路18側に膨らむ凸形状に形成されている。液体金属流路18もターゲット材9Aと同様の方向に膨らむ凸形状に形成されている。これにより、液体金属流路18は、ターゲット材9Aの曲面に沿って曲線状に形成されている。
液体金属流路18は、液体金属流入口19及び液体金属流出口20を有し、これら液体金属流入口19及び液体金属流出口20は、陽子ビーム7の軸方向と直交する方向に設けられている。
なお、本実施形態は、液体金属13を大流量で供給して、液体金属流路18で高い流速が得られる場合に適用される。
このように本実施形態によれば、液体金属流入口19及び液体金属流出口20は、陽子ビーム7の軸方向と直交する方向に設けることで、レイアウトの自由度を向上させることができる。
(その他の実施形態)
本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
なお、上記第1実施形態の第1変形例と第2実施形態を組合せて構成し、また上記第1実施形態の第2変形例と第3実施形態を組合せて構成することが可能である。
1…陽子加速器、2…中性子発生源、3…中性子発生標的装置(ターゲット装置)、4…中性子減速機構、5…中性子照射位置制御機構、6…ビーム照射孔、7…陽子ビーム、8…筒体、9,9A,9B…ターゲット材、10…フランジ部、11,11A…外側容器、12,12A,12B…内側容器、13…液体金属、14…流出部、14a…流出口、15…流入部、15A…流入部、15a…流入口、16…液体金属往路(液体金属流路)、17…液体金属復路(液体金属流路)、18…液体金属流路、19…液体金属流入口、20…液体金属流出口、21…ヒートシンク、D…流路幅、P…患者

Claims (5)

  1. 陽子ビームの照射を受けて中性子を発生するターゲット材と、
    前記ターゲット材の前記陽子ビームの照射を受ける面と反対側に設けられ、液体金属を流動させる液体金属流路と、
    を備えることを特徴とする中性子発生標的装置。
  2. 前記ターゲット材の厚さは、前記ターゲット材に照射される前記陽子ビームの飛程よりも薄く、かつ前記陽子ビームが前記液体金属流路に入射する際のエネルギーが前記液体金属で中性子を発生させる閾値エネルギー以上となる厚さに設定したことを特徴とする請求項1に記載の中性子発生標的装置。
  3. 前記液体金属流路の流路幅は、前記液体金属流路に入射する前記陽子ビームの飛程よりも大きくしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の中性子発生標的装置。
  4. 前記液体金属流路内に、前記ターゲット材及び前記液体金属で発生する熱負荷を受けるためのヒートシンクを設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の中性子発生標的装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の中性子発生標的装置を備えることを特徴とするホウ素中性子捕捉療法システム。
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