JP2017068629A - 情報提供システム、情報提供方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

情報提供システム、情報提供方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの視認負担を軽減できる一方で、重要な情報についてはユーザに迅速且つ正確に提供することを可能にした情報提供システム、情報提供方法及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】車両内に設置された前面ディスプレイ12の画像表示面に対して情報を表示する場合において、車両の乗員の視線開始点及び視線方向を検出し、検出された乗員の視線開始点及び視線方向と視線開始点から画像表示面までの距離とに基づいて、画像表示面に対する乗員の視野領域の一部であって乗員の視線位置を含む中心視野領域41を特定し、表示対象となる情報の重要度を特定し、画像表示面の中心視野領域外において情報を表示する場合に、中心視野領域内に表示する場合よりも表示対象となる情報の重要度に応じた態様で簡略化して情報を表示するように構成する。【選択図】図16

Description

本発明は、車両内に設置された画像表示装置を用いて車両の乗員に情報の提供を行う情報提供システム、情報提供方法及びコンピュータプログラムに関する。
従来より車両に乗車するユーザに対して情報を提供する手段として、車両内に設置された液晶ディスプレイ等の画像表示装置がある。そして、画像表示装置に表示された情報をユーザに視認させることによって、ユーザに様々な情報の提供を可能に構成している。ここで、画像表示装置により提供される情報としては、例えば車両周辺の地図画像や、出発地から目的地までの案内経路や、車両位置周辺にある施設の情報や、他車両等の障害物の警告等がある。
また、近年ではユーザの視認性を向上させるとともに一度により多くの情報を表示可能とする為に、上記画像表示装置の画面のサイズをより大きいサイズとする傾向がある。しかしながら、車両内に設置された画像表示装置の画面からユーザまでの距離は近距離である為、画面のサイズを大きくすると画面のサイズがユーザの視野領域の内、中心付近の特に情報認識能力に優れる領域(例えば有効視野であり、以下、中心視野領域という)を超えるサイズとなる場合があった。そして、画面のサイズがユーザの中心視野領域を超えるサイズとなると、ユーザが画像表示装置の画面を視認した場合に、ユーザの中心視野領域内に加えて中心視野領域外にも多くの情報が表示されるので、それらを視認する為のユーザの視認負担が大きくなる問題があった。そこで、特開2014−235437号公報には、画像表示装置に情報を表示する場合において、ユーザの視認負担を軽減する為にユーザの注目点の周辺以外の領域に表示される情報については、画像をぼかして表示する技術について提案されている。
特開2014−235437号公報(第5−6頁、図3)
ここで、上記特許文献1に記載の技術では、表示対象となる情報の種類によらずにユーザの注目点の周辺領域であれば画像を鮮明に表示し、ユーザの注目点から離れた領域では画像をぼかして表示していた。従って、ユーザにとって重要な情報についてもユーザの注目点から離れた位置に表示される情報については、ユーザに視認できないようにぼかして表示されることとなり、ユーザが内容を把握することができない、或いは内容を把握するのに時間がかかる問題があった。また、人間の視覚による情報認識能力は注目点から離れるほど認識できる情報が限られる(例えば注目点の近くでは文字を認識できるが遠く離れた位置では文字を認識できない)ので、例えば注目点から離れた位置に文章を用いた複雑な情報を表示してもユーザが認識できない問題もあった。
しかしながら、特に車両に乗車するユーザに対して情報を提供する場合には、ユーザに瞬時の判断が要求される場合があるので、重要な情報については表示される位置に関わらずユーザに迅速且つ正確に提供することが望まれている。
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、画像表示装置を用いて情報の提供を行う場合に、ユーザの視認負担を軽減できる一方で、重要な情報についてはユーザに迅速且つ正確に提供することを可能にした情報提供システム、情報提供方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本発明に係る情報提供システムは、車両内に設置された画像表示装置の画像表示面に対して情報を表示する情報表示手段と、前記車両の乗員の視線開始点及び視線方向を検出する視線検出手段と、前記視線検出手段により検出された前記乗員の視線開始点及び視線方向と前記視線開始点から前記画像表示面までの距離とに基づいて、前記画像表示面に対する前記乗員の視野領域の一部であって前記乗員の視線位置を含む中心視野領域を特定する視野領域特定手段と、前記情報表示手段によって表示対象となる情報の重要度を特定する重要度特定手段と、を有し、前記情報表示手段は、前記画像表示面の前記中心視野領域外において情報を表示する場合に、前記中心視野領域内に表示する場合よりも表示対象となる情報の重要度に応じた態様で簡略化して情報を表示する。
尚、「中心視野領域」は、視野領域の内、中心付近の特に情報認識能力に優れる領域であり、例えば有効視野が該当する。
また、本発明に係る情報提供方法は、画像表示装置を用いて車両の乗員に対して情報を提供する方法である。具体的には、情報表示手段が、車両内に設置された画像表示装置の画像表示面に対して情報を表示するステップと、視線検出手段が、前記車両の乗員の視線開始点及び視線方向を検出するステップと、視野領域特定手段が、前記視線検出手段により検出された前記乗員の視線開始点及び視線方向と前記視線開始点から前記画像表示面までの距離とに基づいて、前記画像表示面に対する前記乗員の視野領域の一部であって前記乗員の視線位置を含む中心視野領域を特定するステップと、重要度特定手段が、前記情報表示手段によって表示対象となる情報の重要度を特定するステップと、を有し、前記情報表示手段は、前記画像表示面の前記中心視野領域外において情報を表示する場合に、前記中心視野領域内に表示する場合よりも表示対象となる情報の重要度に応じた態様で簡略化して情報を表示する。
更に、本発明に係るコンピュータプログラムは、画像表示装置を用いて車両の乗員に対して情報を提供するプログラムである。具体的には、コンピュータを、車両内に設置された画像表示装置の画像表示面に対して情報を表示する情報表示手段と、前記車両の乗員の視線開始点及び視線方向を検出する視線検出手段と、前記視線検出手段により検出された前記乗員の視線開始点及び視線方向と前記視線開始点から前記画像表示面までの距離とに基づいて、前記画像表示面に対する前記乗員の視野領域の一部であって前記乗員の視線位置を含む中心視野領域を特定する視野領域特定手段と、前記情報表示手段によって表示対象となる情報の重要度を特定する重要度特定手段と、して機能させる為のコンピュータプログラムであって、前記情報表示手段は、前記画像表示面の前記中心視野領域外において情報を表示する場合に、前記中心視野領域内に表示する場合よりも表示対象となる情報の重要度に応じた態様で簡略化して情報を表示する。
前記構成を有する本発明に係る情報提供システム、情報提供方法及びコンピュータプログラムによれば、画像表示装置の画像表示面の内、特に車両の乗員であるユーザの情報認識能力に優れた視野領域である中心視野領域外において情報を表示する場合に、中心視野領域内に表示する場合よりも簡略化して表示するので、例えば大型の画像表示面を有する画像表示装置を用いた場合であっても、ユーザの視認負担を軽減することが可能となる。一方で、表示対象となる情報の重要度に応じた態様で簡略化を行うので、重要な情報については中心視野領域外に表示する場合であってもユーザに内容を認識させることができ、ユーザに迅速且つ正確に情報を提供することが可能となる。
本実施形態に係る情報提供システムを示したブロック図である。 車両に設置された前面ディスプレイを示した図である。 本実施形態に係る情報提供処理プログラムのフローチャートである。 車両の停車時において前面ディスプレイに表示される走行案内画面を示した図である。 前面ディスプレイに表示対象となりうる各情報について情報の重要度を示した図である。 視野領域特定処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。 車両の乗員の視野領域を示した図である 中心視野領域の特定方法について説明した図である。 車両が低速で走行する場合における画像表示面に対する車両の乗員の視野領域を示した図である。 車両が高速で走行する場合における画像表示面に対する車両の乗員の視野領域を示した図である。 低重要度情報表示処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。 車両の走行時において前面ディスプレイに表示される走行案内画面を示した図である。 高重要度情報表示処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。 重要度が閾値よりも高い情報の表示位置が中心視野領域内である場合に表示される走行案内画面の例を示す。 重要度が閾値よりも高い情報の表示位置が第1視野領域内である場合に表示される走行案内画面の例を示す。 重要度が閾値よりも高い情報の表示位置が第2視野領域内である場合に表示される走行案内画面の例を示す。 重要度が閾値よりも高い情報の表示位置が第3視野領域内又は乗員の視野領域外である場合に表示される走行案内画面の例を示す。
以下、本発明に係る情報提供システムを具体化した一実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。ここで、本実施形態に係る情報提供システム1は、車両に設置され、車両に乗車する乗員であるユーザに対して各種情報の提供を行うシステムである。
先ず、本実施形態に係る情報提供システム1の概略構成について図1を用いて説明する。図1は本実施形態に係る情報提供システム1を示したブロック図である。
図1に示すように本実施形態に係る情報提供システム1は、情報提供システム1の全体の制御を行う電子制御ユニットである制御回路部11と、前面ディスプレイ12と、車内カメラ13と、車外カメラ14と、CANインターフェース15とを基本的に有する。
また、制御回路部11は、演算装置及び制御装置としてのCPU21、並びにCPU21が各種の演算処理を行うにあたってワーキングメモリとして使用されるRAM22、制御用のプログラムのほか、後述の情報提供処理プログラム(図3参照)等が記録されたROM23、ROM23から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ24等の内部記憶装置を備えている。また、制御回路部11には前面ディスプレイ12が接続されており、後述のように前面ディスプレイ12の表示制御を行う。尚、制御回路部11はナビゲーション装置等の車載器が備える制御回路部であっても良いし、車両の駆動制御用の制御回路部であっても良いし、それらと独立した制御回路部であっても良い。また、制御回路部11は、処理アルゴリズムとしての各種手段を有する。例えば、情報表示手段は、車両内に設置された前面ディスプレイ12の画像表示面に対して情報を表示する。視線検出手段は、車両の乗員の視線開始点及び視線方向を検出する。視野領域特定手段は、視線検出手段により検出された乗員の視線開始点及び視線方向と視線開始点から画像表示面までの距離とに基づいて、画像表示面に対する乗員の視野領域の一部であって乗員の視線位置を含む中心視野領域を特定する。重要度特定手段は、前面ディスプレイ12に表示対象となる情報の重要度を特定する。
また、前面ディスプレイ12は、車両内に設置された画像表示装置であり、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイが用いられる。特に本実施形態では、図2に示すように車両のインストルメントパネル25の運転席に対向する位置から助手席に対向する位置に跨る領域に配置され、運転席や助手席に対向する面に画像を表示する画像表示面26を有する。そして、画像表示面26に対して車両の乗員に提供する各種情報を表示する。ここで、画像表示面26に表示される情報としては、例えば道路を含む地図画像、車速情報、障害物(例えば他車両)の接近情報、交通情報、操作案内、操作メニュー、ナビゲーション装置で設定されている出発地から目的地までの案内経路、案内経路に沿った案内情報、ニュース、天気予報、時刻、メール、テレビ番組等がある。また、後述のように本実施形態の情報提供システム1では、乗員の視野領域の中心付近に表示する場合とそれ以外に表示する場合とで、情報の表示態様を変えるように構成する。
また、車内カメラ13は、例えばCCD等の固体撮像素子を用いたものであり、車両のインストルメントパネル25の上面や車両の天井に取り付けられ、撮像方向を運転席に向けて設置される。そして、運転席に座った乗員の顔を撮像する。また、制御回路部11は、後述のように車内カメラ13により撮像した撮像画像から乗員の目の位置(視線開始点)や視線方向を検出する。
そして、制御回路部11は、車内カメラ13によって検出された視線開始点や視線方向に基づいて、前面ディスプレイ12の画像表示面26に対する乗員の視野領域の内、特に乗員の視線位置(注視点)を含む中心付近の領域(以下、中心視野領域という)を特定する。ここで、中心視野領域は、乗員の視野領域の内、中心付近の特に情報認識能力に優れる領域であり、例えば有効視野が該当する。
一方、車外カメラ14は、例えばCCD等の固体撮像素子を用いたカメラにより構成され、車両のバンパ、バックミラーの裏側、ドアミラー等に取り付けられるとともに車両の周囲環境が撮像可能となるように光軸方向が設定される。車外カメラ14の数は単数であっても良いし、複数であっても良い。そして、車外カメラ14は、車両の走行時において車両の進行方向前方、側方及び後方をそれぞれ撮像する。尚、必ずしも車両の進行方向前方、側方及び後方の全てを撮像範囲とする必要は無い。
そして、制御回路部11は、車外カメラ14により撮像された撮像画像に対して画像認識処理を行うことによって、自車両の周辺に位置する障害物(例えば他車両)を検出する。尚、他車両を検出する手段としてはカメラの代わりにミリ波レーダ等のセンサや車車間通信や路車間通信を用いても良い。
また、CAN(コントローラエリアネットワーク)インターフェース15は、車両内に設置された各種車載器や車両機器の制御装置間で多重通信を行う車載ネットワーク規格であるCANに対して、データの入出力を行うインターフェースである。そして、情報提供システム1は、CANを介して、各種車載器や車両機器の制御装置(例えば、ナビゲーション装置16、AV装置17、車両制御ECU18等)と相互通信可能に接続される。それによって、情報提供システム1は、ナビゲーション装置16やAV装置17や車両制御ECU18等から取得した情報(例えば地図画像、テレビ画像、車速情報等)を車両の乗員に提供可能に構成する。
続いて、上記構成を有する本実施形態に係る情報提供システム1において制御回路部11のCPU21が実行する情報提供処理プログラムについて図3に基づき説明する。図3は本実施形態に係る情報提供処理プログラムのフローチャートである。ここで、情報提供処理プログラムは、車両のACC電源(accessory power supply)がONされた後に実行され、前面ディスプレイ12を用いて車両の乗員に各種情報を提供するプログラムである。尚、以下の図3、図6、図11及び図13にフローチャートで示されるプログラムは、制御回路部11が備えているRAM22、ROM23等に記憶されており、CPU21により実行される。
先ず、情報提供処理プログラムでは、ステップ(以下、Sと略記する)1において、CPU21は車両の現在の車速を車両に設置された車速センサ等から取得する。
次に、S2においてCPU21は、前記S1で取得した現在の車速が0km/hであるか否か、即ち車両が停車状態にあるか否かを判定する。
そして、車両が停車状態にあると判定された場合(S2:YES)には、S3へと移行する。それに対して、車両が停車状態にないと判定された場合(S2:NO)には、S4へと移行する。
ここで、車両が停車している場合には、車両の乗員に瞬時の判断が要求される状況となる可能性が極めて低く、あえて後述のように乗員の中心視野領域外で情報を簡略化して提供する必要性が低い。従って、S3においてCPU21は、車両の乗員の中心視野領域内か中心視野領域外かに関わらず前面ディスプレイ12の全ての領域において情報を簡略化することなく通常の鮮明且つ詳細な表示を行う。ここで、図4は前記S3において前面ディスプレイ12の画像表示面26に表示される表示画像の一例を示した図である。
図4は例えば車両の停車時において前面ディスプレイ12の画像表示面26に表示される走行案内画面30を示した図である。走行案内画面30は、車両の現在位置周辺の地図画像31と、案内経路32(ナビゲーション装置において案内経路が設定されている場合のみ)と、地図上にマッチングされた車両の現在位置を示す自車位置マーク33と、車両の現在の車速や障害物の接近情報等の重要度の高い情報を表示する情報ウィンドウ34とが表示される。また、ユーザが希望する場合にはテレビ画面35や天気情報、オーディオ画面、メール文章等についても表示可能に構成される。そして、車両の乗員は走行案内画面30を参照することによって、現在の車両周辺の施設情報や道路形状、現在設定されている案内経路等の必要な情報を把握することが可能となる。
一方、車両が停車状態にない場合には、車両の乗員に瞬時の判断が要求される状況となる可能性があり、後述のように車両の乗員の中心視野領域外の情報を簡略化して提供する必要性が生じる。従って、先ずS4においてCPU21は、後述の視野領域特定処理(図6)を行う。尚、視野領域特定処理は、車内カメラ13により撮像された撮像画像に基づいて車両の乗員の中心視野領域やその外側にある第1視野領域、第2視野領域、第3視野領域等を特定する処理である。
その後、以下のS5〜S8の処理は前面ディスプレイ12に表示対象となる全ての情報毎に実行する。ここで、前面ディスプレイ12において表示対象となりうる情報としては、例えば道路を含む地図画像、車速情報、障害物(例えば他車両)の接近情報、交通情報、操作案内、操作メニュー、ナビゲーション装置で設定されている出発地から目的地までの案内経路、案内経路に沿った案内情報、ニュース、天気予報、時刻、メール、テレビ番組等がある。これらの情報の内、いずれの情報を表示対象とするかについては現在の車両状況やユーザの操作により決定される。そして、前面ディスプレイ12に表示対象となる全ての情報を対象としてS5〜S8の処理を実行した後に、当該情報提供処理プログラムを終了する。
先ず、S5においてCPU21は、処理対象の情報の重要度を特定する。具体的には、車両操作の判断基準に用いられる情報や緊急性の高い情報等は、提供対象となる車両の乗員にとって特に重要となるので重要度が『高』と特定される。例えば、車速情報、障害物(例えば他車両)の接近情報等がある。一方、車両操作の判断基準に用いられない情報や緊急性の低い情報等は、提供対象となる車両の乗員にとって必須の情報ではないので重要度が『低』と特定される。例えば道路を含む地図画像、操作案内、操作メニュー、ナビゲーション装置で設定されている出発地から目的地までの案内経路、案内経路に沿った案内情報、交通情報、ニュース、天気予報、時刻、メール、テレビ番組等がある。尚、本実施形態では情報の重要度を『低』、『高』の2段階で特定することとするが、3段階以上に特定しても良い。
尚、重要度の特定方法としては、例えば図5に示すように前面ディスプレイ12に表示対象となりうる情報の種類毎に予め重要度を設定したテーブルをメモリに格納する構成とする。その結果、CPU21が処理対象の情報の種類とテーブルに基づいて重要度を特定することが可能である。
次に、S6においてCPU21は、前記S5において特定された処理対象の情報の重要度が閾値未満であるか否かを判定する。尚、本実施形態では閾値を『高』とする。
そして、前記S5において特定された処理対象の情報の重要度が閾値未満であると判定された場合(S6:YES)、即ち処理対象の情報の重要度が『低』であると判定された場合には、S7へと移行する。それに対して、前記S5において特定された処理対象の情報の重要度が閾値以上であると判定された場合(S6:NO)、即ち処理対象の情報の重要度が『高』であると判定された場合には、S8へと移行する。
S7においてCPU21は、後述の低重要度情報表示処理(図11)を行う。尚、低重要度情報表示処理は、特に重要度の低い情報について乗員の視野領域との位置関係を考慮した表示態様で前面ディスプレイ12に表示する処理である。
S8においてCPU21は、後述の高重要度情報表示処理(図13)を行う。尚、高重要度情報表示処理は、特に重要度の高い情報について乗員の視野領域との位置関係を考慮した表示態様で前面ディスプレイ12に表示する処理である。
次に、前記S4において実行される視野領域特定処理のサブ処理について図6に基づき説明する。図6は視野領域特定処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。
先ず、S11においてCPU21は、車内カメラ13の撮像画像に基づいて、運転者の視線開始点(目の位置)及び視線方向を検出する。車内カメラ13は前記したように車両のインストルメントパネルや天井に設置され、撮像方向を運転席に向けて設置されており、撮像画像には運転者の顔が含まれることとなる。尚、視線開始点や視線方向の検出方法としては、例えば角膜反射法により計測された瞳孔の中心位置やプルキニエ像を用いて検出する方法がある。それらの方法は既に公知の技術であるので、詳細は省略する。
次に、S12においてCPU21は、前記S1で取得した現在の車両の車速が40km/h未満であるか否かを判定する。
そして、現在の車両の車速が40km/h未満であると判定された場合(S12:YES)には、S13へと移行する。それに対して、現在の車両の車速が40km/h以上であると判定された場合(S12:NO)には、S15へと移行する。
S13においてCPU21は、前面ディスプレイ12の画像表示面26に対する乗員の視野領域の内、特に乗員の視線位置(注視点)を含む中心付近の一部の領域である中心視野領域41を特定する。ここで、人間の視覚による情報認識能力は、視線から離れる程、低下することが知られている。中心視野領域41は、図7に示すように乗員40の視野領域の内、中心付近の特に情報認識能力に優れる領域であり、文が表示されたとしても乗員40が瞬時に認識可能な領域とする。本実施形態では有効視野を中心視野領域41とする。尚、前記S13では車速が低速で走行しているので、通常の有効視野角θ1内の領域を中心視野領域41として特定する。
続いて、S14においてCPU21は、前面ディスプレイ12の画像表示面26に対する乗員の視野領域の内、前記S13で特定された中心視野領域41の外側にある第1視野領域42、第2視野領域43、第3視野領域44をそれぞれ特定する。ここで、第1視野領域42は、有効視野に比べて情報認識能力が下がり、文が表示されたとしても乗員40が瞬時に認識することは難しいが、文字、記号、図形、色等については認識可能な領域とし、中心視野領域41の外側の第1視野角θ2内の領域とする。また、第2視野領域43は、第1視野領域42に比べて情報認識能力が下がり、文に加えて文字についても乗員40が瞬時に認識することは難しいが、図形、記号、色等については認識可能な領域とし、第1視野領域42の外側の第2視野角θ3内の領域とする。また、第3視野領域44は、第2視野領域43に比べて更に情報認識能力が下がり、文や文字に加えて図形や記号についても乗員40が瞬時に認識することは難しいが、色については認識可能な領域とし、第2視野領域43の外側の第3視野角θ4内の領域とする。尚、第3視野角θ4は乗員40の最大視野角に相当する。
以下に、前記S13及びS14の各視野領域の特定方法についてより詳細に説明する。
CPU21は、先ず前記S11で検出した車両の乗員の視線開始点及び視線方向と視線開始点から画像表示面26までの距離と乗員の有効視野角に基づいて、画像表示面26に対する車両の乗員の有効視野を特定し、画像表示面26に対する乗員の中心視野領域41として特定する。具体的には、図8に示すように視線開始点Pから視線方向αへと延長した直線を軸とした有効視野角θ1の範囲が画像表示面26によって切断される切断面(即ち有効視野角に含まれる画像表示面26中の領域)を、画像表示面26に対する乗員の中心視野領域41として特定する。尚、有効視野角θ1は水平30度、垂直20度程度とする。また、中心視野領域41は、前面ディスプレイ12の画像表示面26に対して乗員の視線が位置する視線位置Q(即ち注視点)を含む領域となる。また、特定された中心視野領域41は、画像表示面26上の座標系によって位置やサイズが規定される。
次に、CPU21は、視線開始点Pから視線方向αへと延長した直線を軸とした第1視野角θ2(>θ1)の範囲が画像表示面26によって切断される切断面の内、中心視野領域41を除いた領域を、画像表示面26に対する乗員の第1視野領域42として特定する。尚、第1視野角θ2は水平60度、垂直40度程度とする。
続いて、CPU21は、視線開始点Pから視線方向αへと延長した直線を軸とした第2視野角θ3(>θ2)の範囲が画像表示面26によって切断される切断面の内、中心視野領域41及び第1視野領域42を除いた領域を、画像表示面26に対する乗員の第2視野領域43として特定する。尚、第2視野角θ3は水平120度、垂直90度程度とする。
最後に、CPU21は、視線開始点Pから視線方向αへと延長した直線を軸とした第3視野角θ4(>θ3)の範囲が画像表示面26によって切断される切断面の内、中心視野領域41、第1視野領域42及び第2視野領域43を除いた領域を、画像表示面26に対する乗員の第3視野領域44として特定する。尚、第3視野角θ4は水平200度、垂直120度程度とする。また、特定された各視野領域は、画像表示面26上の座標系によって位置やサイズが規定される。
ここで、図9は前面ディスプレイ12の画像表示面26の視線位置Qを乗員が視認する場合において、前記S13及びS14で設定される画像表示面26に対する乗員の各視野領域の一例を示した図である。図9に示すように前面ディスプレイ12の画像表示面26のサイズが大きく、且つ乗員から画像表示面26までの距離が近距離にある場合には、前面ディスプレイ12の全領域が中心視野領域41に含まれない。従って、視線位置Qから離れた位置に表示される情報については中心視野領域41の外側の第1視野領域42、第2視野領域43、第3視野領域44に表示される場合もある。また、各視野領域は、中心視野領域41を中心として第1視野領域42、第2視野領域43、第3視野領域44の順に同心円状に設定される。尚、各視野領域の形状は左右方向に長い楕円形状とするが、真円形状や長方形形状としても良い。
一方、S15においてCPU21は、前面ディスプレイ12の画像表示面26に対する乗員の視野領域の内、特に乗員の視線位置(注視点)を含む中心付近の一部の領域である中心視野領域41を特定する。基本的には前記S13と同様の処理であるが、S15では車速が高速で走行しているので、有効視野角θ1を前記S13より狭く設定する。例えば有効視野角θ1は水平20度、垂直15度程度とする。
続いて、S16においてCPU21は、前面ディスプレイ12の画像表示面26に対する乗員の視野領域の内、前記S13で特定された中心視野領域41の外側にある第1視野領域42、第2視野領域43、第3視野領域44をそれぞれ特定する。基本的には前記S14と同様の処理であるが、S16では車速が高速で走行しているので、第1視野角θ2、第2視野角θ3を前記S14より狭く設定する。例えば第2視野角θ3は水平40度、垂直30度程度とし、第3視野角θ4は水平90度、垂直60度程度とする。尚、第3視野角θ4についてはS14と同一角度としても良いし、狭くしても良い。
ここで、図10は前面ディスプレイ12の画像表示面26の点Qを乗員が視認する場合において、前記S15及びS16で設定される各視野領域の一例を示した図である。図10に示すように車両が高速で走行する場合には、低速で走行する場合(図9)と比較して中心視野領域41が狭くなる。同様にして、中心視野領域41の外側にある第1視野領域42、第2視野領域43に含まれる領域についても狭くなる。即ち、車両が高速で走行する場合には、低速で走行する場合と比較して車両の乗員が詳細な情報を認識できる範囲が狭くなる。
次に、前記S7において実行される低重要度情報表示処理のサブ処理について図11に基づき説明する。図11は低重要度情報表示処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。
先ず、S21においてCPU21は、処理対象の情報が前面ディスプレイ12の画像表示面26のどの位置に対して表示されるかを取得する。尚、基本的の情報の種類毎に表示位置は決まっており、例えば、地図画像の表示位置は画像表示面26の全領域であり、車速情報の表示位置は画像表示面26の右上エリアとなり、障害物(例えば他車両)の接近情報の表示位置については接近する方向の縁部となる。
次に、S22においてCPU21は、前記S21で取得した処理対象の情報の表示位置が、前記S4で設定した中心視野領域41内にあるか否かを判定する。
そして、処理対象の情報の表示位置が前記S4で設定した中心視野領域41内にあると判定された場合(S22:YES)には、S23へと移行する。それに対して、処理対象の情報の表示位置が前記S4で設定した中心視野領域41内に無いと判定された場合(S22:NO)には、S24へと移行する。
ここで、中心視野領域41は上述したように車両の乗員の情報認識能力が特に高い領域であるので、詳細な情報を表示したとしても車両の乗員の視認負担とならない。即ち、情報を簡略化して提供する必要性がない。従って、S23においてCPU21は、処理対象の情報を簡略化することなく通常の鮮明且つ詳細な態様で表示する。
一方、中心視野領域41以外のエリアは上述したように中心視野領域41に比べて情報認識能力が低い領域であるので、詳細な情報を表示するとそれらを視認する為の車両の乗員の視認負担が大きくなる。従って、S24においてCPU21は、乗員の視認負担を軽減する為に中心視野領域41に表示する場合よりもあえて情報の質を下げて表示する。具体的には、画像をぼかして画像表示面26に情報を表示する。その後、処理対象の情報を他の表示対象となる情報に切り替えてS5以降の処理を再度実施する。
また、前記S24では中心視野領域41から情報の表示位置までの距離が遠い程、より情報の質を下げて画像表示面26に情報を表示するのが望ましい。また、中心視野領域41の内側と外側に跨って一の情報を表示する場合には、中心視野領域41に含まれる部分については前記S23に従って通常の鮮明且つ詳細な態様で表示し、中心視野領域41に含まれない部分については前記S24に従って情報の質を下げて表示する。その結果、例えば図12に示すように前面ディスプレイ12の画像表示面26の全領域に対して表示される地図画像31については、車両の乗員の視線位置Qを含む中心視野領域41については通常の鮮明且つ詳細な態様で表示され、中心視野領域41外については中心視野領域41から離れるほど、画像をよりぼかして表示される。尚、中心視野領域41から特に離れた第3視野領域44についてはブラックアウト表示(情報非表示)としても良い。
次に、前記S8において実行される高重要度情報表示処理のサブ処理について図13に基づき説明する。図13は高重要度情報表示処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。
先ず、S31においてCPU21は、処理対象の情報が前面ディスプレイ12の画像表示面26のどの位置に対して表示されるかを取得する。尚、基本的の情報の種類毎に表示位置は決まっており、例えば、地図画像の表示位置は画像表示面26の全領域であり、車速情報の表示位置は画像表示面26の右上エリアとなり、障害物(例えば他車両)の接近情報の表示位置については接近する方向の縁部となる。
次に、S32においてCPU21は、前記S31で取得した処理対象の情報の表示位置が、前記S4で設定した中心視野領域41内にあるか否かを判定する。
そして、処理対象の情報の表示位置が前記S4で設定した中心視野領域41内にあると判定された場合(S32:YES)には、S33へと移行する。それに対して、処理対象の情報の表示位置が前記S4で設定した中心視野領域41内に無いと判定された場合(S32:NO)には、S34へと移行する。尚、情報の表示位置が複数の領域(例えば中心視野領域41と第1視野領域42)を跨る場合には、面積比率の最も高い領域内を表示位置としてS32及び後述のS34、S36の判定を行う。
ここで、中心視野領域41は上述したように車両の乗員の情報認識能力が特に高い領域であるので、詳細な情報(例えば文を含む情報)を表示したとしても車両の乗員は瞬時に内容を認識可能である。即ち、情報を簡略化して提供する必要性がない。従って、S33においてCPU21は、処理対象の情報を簡略化することなく通常の詳細な態様で表示する。その後、処理対象の情報を他の表示対象となる情報に切り替えてS5以降の処理を再度実施する。
ここで、図14は重要度が閾値よりも高い情報である車速情報と障害物(例えば他車両)の接近情報の表示位置が中心視野領域41内である場合に表示される走行案内画面30の例を示す。図14に示すように情報ウィンドウ34の中には車速情報と障害物の接近情報がそれぞれ表示される。また、乗員の視線位置Qに近い中心視野領域41において表示される情報ウィンドウ34内の各情報の表示態様は、文を含めた詳細な表示態様となる。その結果、車両の乗員は車両の現在の車速や障害物の接近情報の詳細を認識することが可能となる。
一方、S34においてCPU21は、前記S31で取得した処理対象の情報の表示位置が、前記S4で設定した第1視野領域42内にあるか否かを判定する。
そして、処理対象の情報の表示位置が前記S4で設定した第1視野領域42内にあると判定された場合(S34:YES)には、S35へと移行する。それに対して、処理対象の情報の表示位置が前記S4で設定した第1視野領域42内に無いと判定された場合(S34:NO)には、S36へと移行する。
ここで、第1視野領域42は上述したように車両の乗員の情報認識能力が中心視野領域41に比べれば低い領域であり、文を含む詳細な情報については車両の乗員は瞬時に内容を認識できない。即ち、情報を簡略化して提供する必要性がある。従って、S35においてCPU21は、処理対象の情報を少なくとも文を含まない簡略化した態様で表示する。尚、元々文を含まない情報である場合については簡略化する必要は無い。その後、処理対象の情報を他の表示対象となる情報に切り替えてS5以降の処理を再度実施する。
ここで、図15は重要度が閾値よりも高い情報である車速情報と障害物(例えば他車両)の接近情報の表示位置が第1視野領域42内である場合に表示される走行案内画面30の例を示す。図15に示すように情報ウィンドウ34の中には車速情報と障害物の接近情報がそれぞれ表示される。また、第1視野領域42において表示される情報ウィンドウ34内の各情報の表示態様は、少なくとも文を含まない表示態様となる。例えば、図15に示す例では図14に示す例と比較して「右側車両あり」との文が除かれる。また、文字や図形のサイズを大きくしても良い。その結果、車両の乗員は視線位置からある程度離れた位置に車両の現在の車速や障害物の接近情報が表示されたとしても、車両の現在の車速や障害物の接近情報を認識することが可能となる。
一方、S36においてCPU21は、前記S31で取得した処理対象の情報の表示位置が、前記S4で設定した第2視野領域43内にあるか否かを判定する。
そして、処理対象の情報の表示位置が前記S4で設定した第2視野領域43内にあると判定された場合(S36:YES)には、S37へと移行する。それに対して、処理対象の情報の表示位置が前記S4で設定した第2視野領域43内に無いと判定された場合(S36:NO)、即ち処理対象の情報の表示位置が第3視野領域44又は乗員の視野領域外にある場合には、S38へと移行する。
ここで、第2視野領域43は上述したように車両の乗員の情報認識能力が第1視野領域42に比べて更に低い領域であり、文に加えて文字を含む情報については車両の乗員は瞬時に内容を認識できない。即ち、情報を更に簡略化して提供する必要性がある。従って、S37においてCPU21は、処理対象の情報を少なくとも文字を含まない簡略化した態様で表示する。尚、元々文字を含まない情報である場合については簡略化する必要は無い。その後、処理対象の情報を他の表示対象となる情報に切り替えてS5以降の処理を再度実施する。
ここで、図16は重要度が閾値よりも高い情報である車速情報と障害物(例えば他車両)の接近情報の表示位置が第2視野領域43内である場合に表示される走行案内画面30の例を示す。図16に示すように情報ウィンドウ34の中には車速情報と障害物の接近情報がそれぞれ表示される。また、第2視野領域43において表示される情報ウィンドウ34内の各情報の表示態様は、文に加えて少なくとも文字を含まない表示態様となる。例えば、図16に示す例では図15に示す例と比較して、車速が具体的な数値表示から増減するメータ表示となり、障害物の接近情報は障害物の位置する方向を単純に指し示す図形で表示する。その結果、車両の乗員は視線位置からある程度離れた位置に車両の現在の車速や障害物の接近情報が表示されたとしても、車両の現在の車速や障害物の接近情報を認識することが可能となる。
一方、第3視野領域44は上述したように車両の乗員の情報認識能力が第2視野領域43に比べて更に低い領域であり、記号や図形についても車両の乗員は瞬時に内容を認識できない。即ち、情報を更に簡略化して提供する必要性がある。従って、S38においてCPU21は、処理対象の情報を色のみに簡略化した態様で表示する。その後、処理対象の情報を他の表示対象となる情報に切り替えてS5以降の処理を再度実施する。
ここで、図17は重要度が閾値よりも高い情報である車速情報と障害物(例えば他車両)の接近情報の表示位置が第3視野領域44内である場合に表示される走行案内画面30の例を示す。図17に示すように第3視野領域44における情報の表示態様は、情報ウィンドウ34についても省略され、点灯させた光45の位置と色で表示する表示態様となる。例えば、図17に示す例では図16に示す例と比較して、情報ウィンドウ34も表示されず、障害物の位置を光45の点灯した位置(例えば図17では右縁部に光45が点灯しているので、右側に障害物が位置することを示す)で表示する。また、光45の色によって車両の車速や障害物との距離を示す。例えば、光45が赤色であれば車両の車速が速く障害物との距離も短い緊急性の高い状態であることを示し、光45が青色であれば車両の車速が遅く障害物との距離も比較的離れた状態であることを示す。その結果、車両の乗員は視線位置から特に離れた位置に車両の現在の車速や障害物の接近情報が表示されたとしても、車両の現在の車速や障害物の接近情報の概略については認識することが可能となる。
本実施形態では、上記S32〜S38の処理を実施することによって、重要度が閾値より高い情報を中心視野領域41の外側において表示する場合には、中心視野領域41からの距離に応じた人間の情報認識能力に合わせた態様で表示されることとなる。即ち、中心視野領域41までの距離が第1距離以下となる領域(第1視野領域42)では、文を含む詳細な情報について認識できないので、文を含まない態様で情報を表示する。また、中心視野領域41までの距離が第1距離より長く第2距離以下となる領域(第2視野領域43)では、文に加えて文字を含む情報について認識できないので、文字を含まない態様、例えば記号や図形で情報を表示する。また、中心視野領域41までの距離が第2距離より長くなる領域(第3視野領域44)では、文や文字に加えて記号や図形を含む情報について認識できないので、色のみで情報を表示する。その結果、重要な情報については中心視野領域41の外側に表示する場合であっても車両の乗員に内容を確実に認識させることができる。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係る情報提供システム1、情報提供システム1による情報提供方法及び情報提供システム1で実行されるコンピュータプログラムでは、車両内に設置された前面ディスプレイ12の画像表示面26に対して情報を表示する場合において、車両の乗員の視線開始点及び視線方向を検出し(S11)、検出された乗員の視線開始点及び視線方向と視線開始点から画像表示面26までの距離とに基づいて、画像表示面に対する乗員の視野領域の一部であって乗員の視線位置を含む中心視野領域41を特定し(S13、S15)、表示対象となる情報の重要度を特定し(S5)、画像表示面の中心視野領域外において情報を表示する場合に、中心視野領域内に表示する場合よりも表示対象となる情報の重要度に応じた態様で簡略化して情報を表示する(S7、S8)ので、例えば大型の画像表示面を有する画像表示装置を用いた場合であっても、乗員の視認負担を軽減することが可能となる。一方で、表示対象となる情報の重要度に応じた態様で簡略化を行うので、重要な情報については中心視野領域外に表示する場合であっても乗員に内容を認識させることができ、乗員に迅速且つ正確に情報を提供することが可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では、車両が停車している場合には前面ディスプレイ12の全ての領域において情報を簡略化することなく通常の鮮明且つ詳細な表示を行う構成としている(S3)が、車両が停車している場合であってもS5〜S8の情報の簡略化表示を行う構成としても良い。
また、本実施形態では、乗員の視野領域の内、中心付近の特に情報認識能力に優れる中心視野領域41を乗員の有効視野としているが、中心視野領域41と有効視野とを必ずしも一致させる必要は無い。例えば、有効視野の80%を中心視野領域41としても良い。
また、本実施形態では、車両の車速が40km/h以上の場合と40km/h未満の場合とで、中心視野領域41の広さを2段階に変更する構成としているが、車両の車速に応じてより多段階に変更する構成としても良い。尚、車両の車速が速い程、中心視野領域をより狭い範囲とする。
また、本実施形態では、前面ディスプレイ12を車両のインストルメントパネル25に配置される大型の画像表示装置としているが、前面ディスプレイ12の設置場所は車両の乗員から視認可能な位置であればどのような位置に設置しても良い。更に、前面ディスプレイ12は車両に必ずしも固定した車載器である必要は無く、ユーザが持ち運び可能に構成しても良い。また、前面ディスプレイ12はナビゲーション装置が備える画像表示装置であっても良い。
また、本発明に係る情報提供システムを具体化した実施例について上記に説明したが、情報提供システムは以下の構成を有することも可能であり、その場合には以下の効果を奏する。
例えば、第1の構成は以下のとおりである。
車両内に設置された画像表示装置(12)の画像表示面(26)に対して情報を表示する情報表示手段(21)と、前記車両の乗員(40)の視線開始点及び視線方向を検出する視線検出手段(21)と、前記視線検出手段により検出された前記乗員の視線開始点及び視線方向と前記視線開始点から前記画像表示面までの距離とに基づいて、前記画像表示面に対する前記乗員の視野領域の一部であって前記乗員の視線位置を含む中心視野領域(41)を特定する視野領域特定手段(21)と、前記情報表示手段によって表示対象となる情報の重要度を特定する重要度特定手段(21)と、を有し、前記情報表示手段は、前記画像表示面の前記中心視野領域外において情報を表示する場合に、前記中心視野領域内に表示する場合よりも表示対象となる情報の重要度に応じた態様で簡略化して情報を表示する。
上記構成を有する情報提供システムによれば、画像表示装置の画像表示面の内、特に車両の乗員であるユーザの情報認識能力に優れた視野領域である中心視野領域外において情報を表示する場合に、中心視野領域内に表示する場合よりも簡略化して表示するので、例えば大型の画像表示面を有する画像表示装置を用いた場合であっても、ユーザの視認負担を軽減することが可能となる。一方で、表示対象となる情報の重要度に応じた態様で簡略化を行うので、重要な情報については中心視野領域外に表示する場合であってもユーザに内容を認識させることができ、ユーザに迅速且つ正確に情報を提供することが可能となる。
また、第2の構成は以下のとおりである。
前記情報表示手段(21)は、表示対象となる情報の重要度が閾値よりも低い場合であって、前記画像表示面(26)の前記中心視野領域(41)外において表示する場合には、前記中心視野領域内に表示する場合よりも情報の質を下げて前記画像表示面に情報を表示する。
上記構成を有する情報提供システムによれば、画像表示装置の画像表示面の内、特に車両の乗員であるユーザの情報認識能力に優れた視野領域である中心視野領域外において情報を表示する場合に、中心視野領域内に表示する場合よりも情報の質を下げて表示するので、中心視野領域外でユーザに視認させる情報量を削減し、ユーザの視認負担を軽減することが可能となる。
また、第3の構成は以下のとおりである。
前記情報表示手段(21)は、表示位置から前記中心視野領域(41)までの距離が遠い程、より情報の質を下げて前記画像表示面(26)に情報を表示する。
上記構成を有する情報提供システムによれば、ユーザが情報の内容を認識可能なエリアについては情報の質を下げずに、ユーザが情報の内容を認識できないエリアについては情報の質を下げることによって、ユーザが認識できる情報量を減らすことなく視認負担を軽減することが可能となる。
また、第4の構成は以下のとおりである。
前記情報表示手段(21)は、表示対象となる情報の重要度が閾値よりも低い場合であって、前記画像表示面(26)の前記中心視野領域(41)外において表示する場合には、画像をぼかして前記画像表示面に情報を表示することにより情報の質を下げる。
上記構成を有する情報提供システムによれば、画像表示装置の画像表示面の内、特に車両の乗員であるユーザの情報認識能力に優れた視野領域である中心視野領域外において情報を表示する場合に、画像をぼかして表示するので、ユーザに違和感を与えることなく中心視野領域外でユーザに視認させる情報量を削減することができ、ユーザの視認負担を軽減することが可能となる。
また、第5の構成は以下のとおりである。
前記情報表示手段(21)は、表示対象となる情報の重要度が閾値よりも高い場合であって、前記画像表示面(26)の前記中心視野領域(41)外において表示する場合には、前記中心視野領域からの距離に応じた人間の情報認識能力に合わせた態様で前記画像表示面に情報を表示する。
上記構成を有する情報提供システムによれば、人間の情報認識能力に合わせた態様で画像表示面に情報を表示することによって、重要な情報については中心視野領域外に表示する場合であってもユーザに内容を認識させることができる。
また、第6の構成は以下のとおりである。
前記情報表示手段(21)は、表示対象となる情報の重要度が閾値よりも高い場合であって、前記中心視野領域(41)までの距離が第1距離以下の位置に表示する場合には、少なくとも文を含まない態様で情報を表示し、表示対象となる情報の重要度が閾値よりも高い場合であって、前記中心視野領域までの距離が前記第1距離より長く第2距離以下の位置に表示する場合には、少なくとも文字を含まない態様で情報を表示し、表示対象となる情報の重要度が閾値よりも高い場合であって、前記中心視野領域までの距離が前記第2距離より長い位置に表示する場合には、色のみで情報を表示する。
上記構成を有する情報提供システムによれば、重要な情報を中心視野領域の外側に表示する場合には、中心視野領域からの距離に対応する人間の情報認識能力に合わせた態様で画像表示面に情報を表示するので、重要な情報については中心視野領域外に表示する場合であってもユーザに内容を適切に認識させることができる。
また、第7の構成は以下のとおりである。
前記視野領域特定手段(21)は、前記視線検出手段(21)により検出された前記乗員(40)の視線開始点から視線方向へと延びる直線を軸とした前記乗員の有効視野角に含まれる有効視野を前記中心視野領域(41)に特定する。
上記構成を有する情報提供システムによれば、ユーザの視野領域の内、中心付近の特に情報認識能力に優れる領域である有効視野を中心視野領域とすることによって、ユーザの視線領域との位置関係に基づいて適切に情報の表示態様を簡略化することが可能となり、ユーザの視認負担を軽減しつつ重要な情報をユーザに適切に提供することが可能となる。
また、第8の構成は以下のとおりである。
前記車両の車速を取得する車速取得手段(21)を有し、前記視野領域特定手段(21)は、前記車両の車速が速い程、前記中心視野領域(41)をより狭い範囲に特定する。
上記構成を有する情報提供システムによれば、車両の速度変化に伴うユーザの情報認識能力の変化を反映して中心視野領域を適切に特定することが可能となる。その結果、人間の情報認識能力に合わせた適切な態様で画像表示面に情報を表示することが可能となる。
また、第9の構成は以下のとおりである。
前記画像表示装置(12)は、前記車両のインストルメントパネル(25)の運転席に対向する位置から助手席に対向する位置に跨る領域に配置される。
上記構成を有する情報提供システムによれば、車両内に設置された大型の画像表示装置を用いて情報を提供する場合において、ユーザの視認負担を軽減しつつ、重要な情報についてはユーザに確実に内容を認識させることができる。
1 情報提供システム
11 制御回路部
12 前面ディスプレイ
21 CPU
22 RAM
23 ROM
26 画像表示面
30 走行案内画面
31 地図画像
34 情報ウィンドウ
40 乗員
41 中心視野領域
42 第1視野領域
43 第2視野領域
44 第3視野領域

Claims (11)

  1. 車両内に設置された画像表示装置の画像表示面に対して情報を表示する情報表示手段と、
    前記車両の乗員の視線開始点及び視線方向を検出する視線検出手段と、
    前記視線検出手段により検出された前記乗員の視線開始点及び視線方向と前記視線開始点から前記画像表示面までの距離とに基づいて、前記画像表示面に対する前記乗員の視野領域の一部であって前記乗員の視線位置を含む中心視野領域を特定する視野領域特定手段と、
    前記情報表示手段によって表示対象となる情報の重要度を特定する重要度特定手段と、を有し、
    前記情報表示手段は、前記画像表示面の前記中心視野領域外において情報を表示する場合に、前記中心視野領域内に表示する場合よりも表示対象となる情報の重要度に応じた態様で簡略化して情報を表示する情報提供システム。
  2. 前記情報表示手段は、表示対象となる情報の重要度が閾値よりも低い場合であって、前記画像表示面の前記中心視野領域外において表示する場合には、前記中心視野領域内に表示する場合よりも情報の質を下げて前記画像表示面に情報を表示する請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 前記情報表示手段は、表示位置から前記中心視野領域までの距離が遠い程、より情報の質を下げて前記画像表示面に情報を表示する請求項2に記載の情報提供システム。
  4. 前記情報表示手段は、表示対象となる情報の重要度が閾値よりも低い場合であって、前記画像表示面の前記中心視野領域外において表示する場合には、画像をぼかして前記画像表示面に情報を表示することにより情報の質を下げる請求項2又は請求項3に記載の情報提供システム。
  5. 前記情報表示手段は、表示対象となる情報の重要度が閾値よりも高い場合であって、前記画像表示面の前記中心視野領域外において表示する場合には、前記中心視野領域からの距離に応じた人間の情報認識能力に合わせた態様で前記画像表示面に情報を表示する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報提供システム。
  6. 前記情報表示手段は、
    表示対象となる情報の重要度が閾値よりも高い場合であって、前記中心視野領域までの距離が第1距離以下の位置に表示する場合には、少なくとも文を含まない態様で情報を表示し、
    表示対象となる情報の重要度が閾値よりも高い場合であって、前記中心視野領域までの距離が前記第1距離より長く第2距離以下の位置に表示する場合には、少なくとも文字を含まない態様で情報を表示し、
    表示対象となる情報の重要度が閾値よりも高い場合であって、前記中心視野領域までの距離が前記第2距離より長い位置に表示する場合には、色のみで情報を表示する請求項5に記載の情報提供システム。
  7. 前記視野領域特定手段は、前記視線検出手段により検出された前記乗員の視線開始点から視線方向へと延びる直線を軸とした前記乗員の有効視野角に含まれる有効視野を前記中心視野領域に特定する請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の情報提供システム。
  8. 前記車両の車速を取得する車速取得手段を有し、
    前記視野領域特定手段は、前記車両の車速が速い程、前記中心視野領域をより狭い範囲に特定する請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の情報提供システム。
  9. 前記画像表示装置は、前記車両のインストルメントパネルの運転席に対向する位置から助手席に対向する位置に跨る領域に配置される請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の情報提供システム。
  10. 情報表示手段が、車両内に設置された画像表示装置の画像表示面に対して情報を表示するステップと、
    視線検出手段が、前記車両の乗員の視線開始点及び視線方向を検出するステップと、
    視野領域特定手段が、前記視線検出手段により検出された前記乗員の視線開始点及び視線方向と前記視線開始点から前記画像表示面までの距離とに基づいて、前記画像表示面に対する前記乗員の視野領域の一部であって前記乗員の視線位置を含む中心視野領域を特定するステップと、
    重要度特定手段が、前記情報表示手段によって表示対象となる情報の重要度を特定するステップと、を有し、
    前記情報表示手段は、前記画像表示面の前記中心視野領域外において情報を表示する場合に、前記中心視野領域内に表示する場合よりも表示対象となる情報の重要度に応じた態様で簡略化して情報を表示する情報提供方法。
  11. コンピュータを、
    車両内に設置された画像表示装置の画像表示面に対して情報を表示する情報表示手段と、
    前記車両の乗員の視線開始点及び視線方向を検出する視線検出手段と、
    前記視線検出手段により検出された前記乗員の視線開始点及び視線方向と前記視線開始点から前記画像表示面までの距離とに基づいて、前記画像表示面に対する前記乗員の視野領域の一部であって前記乗員の視線位置を含む中心視野領域を特定する視野領域特定手段と、
    前記情報表示手段によって表示対象となる情報の重要度を特定する重要度特定手段と、
    して機能させる為のコンピュータプログラムであって、
    前記情報表示手段は、前記画像表示面の前記中心視野領域外において情報を表示する場合に、前記中心視野領域内に表示する場合よりも表示対象となる情報の重要度に応じた態様で簡略化して情報を表示するコンピュータプログラム。
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