JP2017068506A - 情報処理装置、情報処理システム、制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】捜索対象者の捜索を容易にする。【解決手段】情報処理装置2000は、第1取得部2020及び判定部2040を有する。第1取得部2020は捜索対象者に関する情報を取得する。判定部2040は、POS(Point of Sales)装置3020に備えられたカメラ3040によって撮像された顧客と捜索対象者情報とが一致するか否かを判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、制御方法、及びプログラムに関する。
指名手配犯や行方不明者など、捜索対象の人(以下、捜索対象者)を捜索する方法の
1つとして、カメラによって生成される画像を利用する方法がある。例えば特許文献1は、パトロールを行う警察官などが身に付けられているカメラによって生成される画像を解析して、設定された特徴データに該当する目標画像データの検出を行う技術を開示している。
特開2007−221328号公報
しかし、上記のような先行技術では、捜索者対象者の捜索を適切に行うことができない場合がある。例えば、パトロールを行う警察官などに身に付けられたカメラで撮像を行う場合、カメラの前を通過する人であってもカメラに写らないことが多いと考えられる。例えば警察官が、多くの人が歩く歩道をパトロールしている場合、その警察官から見て手前の人はカメラに写るものの、奥の人は手前の人に隠れてしまってカメラに写らない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、捜索対象者の捜索を容易にする技術を提供することである。
本発明の情報処理装置は、1)捜索対象者に関する情報である捜索対象者情報を取得する第1取得手段と、2)POS(Point of Sales)装置に備えられたカメラによって撮像された顧客が前記捜索対象者と一致するか否かを判定する判定手段と、を有する。
本発明の情報処理システムは、1)顧客を撮像するカメラを有する POS 装置と、2)本発明が提供する情報処理装置と、を有する。
本発明の制御方法は、コンピュータによって実行される。当該制御方法は、1)捜索対象者に関する情報である捜索対象者情報を取得する第1取得ステップと、2)POS 装置に備えられたカメラによって撮像された顧客が前記捜索対象者と一致するか否かを判定する判定ステップと、を有する。
本発明が提供するプログラムは、コンピュータに、本発明が提供する制御方法が有する各ステップを実行させる。
本発明によれば、捜索対象者の捜索を容易にする技術が提供される。
実施形態1に係る情報処理システムを例示するブロック図である。 情報処理装置を実現する計算機の構成を例示する図である。 実施形態1の情報処理装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 捜索対象者情報をテーブル形式で例示する図である。 実施形態2に係る情報処理システムを例示するブロック図である。 実施形態2の捜索対象者情報をテーブル形式で例示する図である。 属性情報生成部を有する実施形態2の情報処理装置を例示するブロック図である。 捜索場所情報を示す捜索対象者情報をテーブル形式で例示する図である。 実施形態4に係る情報処理装置を例示するブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る情報処理システム3000を例示するブロック図である。図1において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
情報処理システム3000は、情報処理装置2000、POS 装置3020、カメラ3040、及び捜索対象者情報記憶部3060を有する。POS 装置3020は、顧客が商品を購入するために利用するレジ端末などの装置であり、任意の店舗に設けられている。POS 装置3020は、精算対象の登録を行う機能及び登録された商品の精算を行う機能の双方を有しているものであってもよいし、いずれか片方のみを有しているものであってもよい。前者の場合、POS 装置3020は、店員によって操作される POS 装置であってもよいし、顧客によって操作される POS 装置(セルフ POS システムにおける POS 装置)であってもよい。後者の場合、例えば POS 装置は、セミセルフ POS システムにおける商品登録用の装置又は商品精算用の装置である。
POS 装置3020の付近には、顧客を撮像して画像を生成するカメラ3040が設けられている。例えばカメラ3040は、POS 装置3020や、POS 装置3020の付近に設けられている買い物かご等を載せる台に取り付けられる。
情報処理システム3000に含まれる POS 装置3020及びカメラ3040は、1つであってもよいし、複数であってもよい。また、1つの POS 装置3020の付近に設けられるカメラ3040の数は、1つであってもよいし、複数であってもよい。
情報処理装置2000は、カメラ3040によって生成された画像(以下、顧客画像)に写っている顧客が捜索対象者と一致するか否かを判定する装置である。捜索対象者は、捜索の対象になっている人物であり、例えば指名手配犯や行方不明の人物などである。例えば捜索対象者は、警察によって捜索されている。ただし、捜索対象者は、警察によって捜索されている人物に限定されない。なお、捜索対象者は、一人であってもよいし、複数であってもよい。
捜索対象者情報記憶部3060は、捜索対象者情報を記憶する記憶部である。捜索対象者情報は、捜索対象者に関する情報である。例えば捜索対象者情報は、捜索対象者の特徴量を示す。捜索対象者情報記憶部3060は、情報処理装置2000の内部に設けられていてもよいし、外部に設けられていてもよい。
情報処理装置2000は、第1取得部2020及び判定部2040を有する。第1取得部2020は、捜索対象者情報記憶部3060から捜索対象者情報を取得する。判定部2040は、カメラ3040によって生成された顧客画像に写っている顧客が、捜索対象者情報に示される捜索対象者と一致するか否かを判定する。例えば判定部2040は、顧客画像に写っている顧客の特徴量と、捜索対象者情報が示す捜索対象者の特徴量とに基づいて、顧客が捜索対象者と一致するか否かを判定する。
<作用・効果>
本実施形態によれば、カメラ3040によって生成された顧客画像に写っている顧客が捜索対象者と一致するか否かが自動で判定されるため、捜索対象者の捜索に要する労力を軽減することができる。
また、顧客は POS 装置3020を順に利用するため、POS 装置3020に設けられたカメラ3040は、パトロール中の警察官などに身に付けられるカメラと比較し、カメラ3040の前を通る人を確実に撮影することができる。よって、本実施形態の情報処理装置2000によれば、捜索対象者を見逃すことを防ぐことができる。
さらに、POS 装置3020に設置されるカメラ3040は、天井や壁などに設置される一般の監視カメラと比較し、人を近くで撮影することができる。また、カメラ3040が人の顔の方向に向くようにカメラ3040の画角等を予め調整しておけば、カメラ3040は、人の顔を正面又はこれに近い方向から撮影することができる。よって、カメラ3040によって生成される顧客画像を用いて算出される顧客の特徴量は、天井や壁などに設置されているカメラによって生成される画像を用いて算出される顧客の特徴量と比較し、その顧客の特徴を正確に表すものとなる。よって、情報処理システム3000によれば、顧客が捜索対象者であるか否かを高い精度で判定することができる。
以下、本実施形態の詳細についてさらに説明する。
<情報処理装置2000のハードウエア構成の例>
情報処理装置2000の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、情報処理装置2000の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
図2は、情報処理装置2000を実現する計算機1000の構成を例示する図である。計算機1000は、Personal Computer(PC)、サーバ装置、又は携帯端末など、種々の計算機である。計算機1000は、情報処理装置2000を実現するために設計された計算機であってもよいし、汎用の計算機であってもよい。
例えば計算機1000は、POS 装置3020が設置されている店舗に設置されているサーバ装置である。この場合、計算機1000は、店舗に設置されている各 POS 装置3020から顧客画像や顧客の特徴量などを収集する。また、計算機1000は、複数の店舗から顧客画像や顧客の特徴量などを収集するサーバ装置であってもよい。また、計算機1000は、POS 装置3020であってもよい。
計算機1000は、バス1020、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージ1080、及び入出力インタフェース1100を有する。バス1020は、プロセッサ1040、メモリ1060、及びストレージ1080が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ1040などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。プロセッサ1040は、CPU (Central Processing Unit) や GPU (Graphics Processing Unit) などの演算処理装置である。メモリ1060は、RAM (Random Access Memory) や ROM (Read Only Memory) などのメモリである。ストレージ1080は、ハードディスク、SSD (Solid State Drive)、又はメモリカードなどの記憶装置である。また、ストレージ1080は、RAM や ROM などのメモリであってもよい。
入出力インタフェース1100は、計算機1000と入出力デバイスとを接続するためのインタフェースである。入出力インタフェース1100には、例えばキーボード、マウス、又はプリンタなどが接続される。
また例えば、入出力インタフェース1100には、捜索対象者情報記憶部3060が接続される。捜索対象者情報記憶部3060は、ストレージ1080と同様に、種々の記憶装置である。ただし、捜索対象者情報記憶部3060は、ネットワークを介して計算機1000に接続されていてもよい。また、捜索対象者情報記憶部3060は、ストレージ1080によって実現されてもよい。この場合、捜索対象者情報は、ストレージ1080に記憶される。図3では、捜索対象者情報記憶部3060は入出力インタフェース1100を介して計算機1000に接続されている。
ストレージ1080は情報処理装置2000の各機能を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1040は、これら各プログラムモジュールを実行することで、そのプログラムモジュールに対応する各機能を実現する。ここでプロセッサ1040は、上記各モジュールを実行する際、これらのモジュールをメモリ1060上に読み出してから実行してもよいし、メモリ1060上に読み出さずに実行してもよい。
計算機1000のハードウエア構成は図2に示した構成に限定されない。例えば、各プログラムモジュールはメモリ1060に格納されてもよい。この場合、計算機1000は、ストレージ1080を備えていなくてもよい。
<処理の流れ>
図3は、実施形態1の情報処理装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。第1取得部2020は、捜索対象者情報記憶部3060から捜索対象者情報を取得する(S102)。判定部2040は、カメラ3040によって撮像された顧客が捜索対象者情報によって示される顧客と一致するか否かを判定する(S104)。
<第1取得部2020の詳細>
前述したように、例えば判定部2040は、顧客画像に写っている顧客の特徴量を用いる。この場合、第1取得部2020は、捜索対象者情報に加え、顧客画像に写っている顧客の特徴量を取得する。顧客の特徴量は、情報処理装置2000とは別の装置によって算出されてもよいし、情報処理装置2000によって算出されてもよい。前者の場合、例えば第1取得部2020は、顧客の特徴量を算出した装置によって送信される顧客の特徴量を受信する。また例えば、第1取得部2020は、顧客の特徴量が記憶されている記憶装置にアクセスして、顧客の特徴量を取得する。
顧客の特徴量が情報処理装置2000によって算出される場合、情報処理装置2000は、顧客画像を取得して、その顧客画像に写っている顧客の特徴量を算出する。ここで、画像に写っている人物の特徴量を算出する方法には、既存の技術を利用することができる。
情報処理装置2000が顧客画像を取得する方法は様々である。例えば情報処理装置2000は、カメラ3040から顧客画像を取得する。また例えば、カメラ3040が外部の記憶装置に顧客画像を記憶する場合、情報処理装置2000は、この記憶装置から顧客画像を取得する。
第1取得部2020が顧客の特徴量を取得するタイミングは様々である。例えば第1取得部2020は、POS 装置3020において一人の顧客の対応が行われる度に、その顧客の特徴量を取得する。また例えば、第1取得部2020は、複数の顧客の特徴量をまとめて取得してもよい。後者の場合、例えば第1取得部2020は、1時間に1回や1日に1回などの所定の頻度で顧客の特徴量を取得する。
<捜索対象者情報について>
図4は、捜索対象者情報をテーブル形式で例示する図である。図4の捜索対象者情報200は、捜索対象者ID202及び特徴量204を有する。捜索対象者ID202は、捜索対象者の識別子(ID: identifier)である。特徴量204は捜索対象者の特徴量である。
捜索対象者情報200は、捜索対象者情報記憶部3060に記憶されている。捜索対象者情報記憶部3060は、例えば捜索対象者の捜索を行う機関によって管理される。
<判定部2040の詳細>
判定部2040は、カメラ3040によって撮像された顧客が捜索対象者情報によって示される捜索対象者と一致するか否かを判定する(S104)。前述したように、例えば判定部2040は、顧客の特徴量と、捜索対象者情報に示される捜索対象者の特徴量とに基づいて、顧客が捜索対象者と一致するか否かを判定する。以下、その方法を具体的に例示する。
判定部2040は、顧客の特徴量と捜索対象者の特徴量との一致度合いが高い場合に、その顧客がその捜索対象者と一致すると判定する。例えば判定部2040は、顧客の特徴量と捜索対象者の特徴量との一致度合いを示すスコアを算出し、そのスコアが所定値以上である場合に、その顧客がその捜索対象者と一致すると判定する。
ここで、顧客の特徴量との一致度合いが高い特徴量を持つ捜索対象者が複数いる場合がありうる。この場合、判定部2040は、その顧客が、これら複数の捜索対象者それぞれと一致すると判定してもよい。この場合、これら複数の捜索対象者は、その顧客と一致する捜索対象者の候補となる。また例えば、判定部2040は、顧客が、その顧客の特徴量との一致度合いが最も高い特徴量を持つ捜索対象者と一致すると判定してもよい。
[実施形態2]
図5は、実施形態2に係る情報処理システム3000を例示するブロック図である。図5において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。特に説明する場合を除き、実施形態2の情報処理システム3000は、実施形態1の情報処理システム3000と同様の機能を有する。
実施形態2の情報処理装置2000は、顧客画像に写っている顧客の属性情報と、捜索対象者の属性情報とをさらに用いて、顧客が捜索対象者と一致するか否かを判定する。そのために、実施形態2の捜索対象者情報は、捜索対象者の属性情報(以下、第1属性情報)を示す。また、実施形態2の情報処理装置2000は第2取得部2060を有する。第2取得部2060は、顧客の属性情報(以下、第2属性情報)を取得する。そして、実施形態2の判定部2040は、第1属性情報及び第2属性情報をさらに用いて、顧客が捜索対象者と一致するか否かを判定する。
<第1属性情報について>
第1属性情報は、捜索対象者の年齢情報、性別情報、クレジットカード情報、及び会員情報の少なくとも1つを示す。実施形態2の捜索対象者情報は、捜索対象者の特徴量に加え、その捜索対象者の第1属性情報を示す。情報処理装置2000は、捜索対象者情報を取得することで、第1属性情報を取得する。図6は、実施形態2の捜索対象者情報200をテーブル形式で例示する図である。
また例えば、或る捜索対象者の第1属性情報は、その捜索対象者の購買情報を含む。捜索対象者の購買情報は、その捜索対象者が過去に購入した商品に関する情報(商品の種類や数など)である。
<第2属性情報について>
第2属性情報は、顧客の年齢情報、性別情報、クレジットカード情報、及び会員情報の少なくとも1つを示す。第2属性情報が生成される方法は様々である。例えば第2属性情報は、顧客を撮像したカメラ3040を備える POS 装置3020において、店員又は顧客によって入力される情報を用いて生成される。また例えば、第2属性情報は、POS 装置3020において読み取られるクレジットカードや会員カードの情報を利用して生成される。
例えば POS 装置3020においてクレジットカードが読み取られた場合、POS 装置3020は、そのクレジットカードのクレジットカード番号を取得できる。さらに POS 装置3020は、クレジットカードに関する情報が管理されている装置(データベースなど)から、そのクレジットカード番号に対応するクレジットカードの所有者の氏名、年齢、性別、又は住所などの情報を取得できる。POS 装置3020において会員カードが読み取られた場合についても同様である。
また例えば、或る顧客の第2属性情報は、その顧客の購買情報を用いて生成される。顧客の購買情報は、その顧客が購入した商品に関する情報(商品の種類や数など)である。
第2属性情報は、情報処理装置2000の外部で生成されてもよいし、内部で生成されてもよい。前者の場合、第2属性情報は、例えば POS 装置3020によって生成される。この場合、第2取得部2060は、POS 装置3020から第2属性情報を取得する。
第2属性情報が情報処理装置2000の内部で生成される場合、情報処理装置2000は、属性情報生成部2080を有する。図7は、属性情報生成部2080を有する実施形態2の情報処理装置2000を例示するブロック図である。
属性情報生成部2080は、POS 装置3020から、店員や顧客によって入力された情報、クレジットカードや会員カードなどから読み取られた情報、又は顧客の購買情報などを取得する。そして、属性情報生成部2080は、取得した情報を用いて第2属性情報を生成する。第2取得部2060は、属性情報生成部2080によって生成された第2属性情報を取得する。
<顧客と捜索対象者とが合致するかの判定について>
本実施形態の判定部2040は、第1属性情報と第2属性情報をさらに用いて判定を行う。例えば判定部2040は、以下の数式(1)を用いて、顧客と捜索対象者との一致度合いを示すスコアを算出する。
Figure 2017068506
s は、顧客と捜索対象者との総合的な一致度合いを示すスコア(以下、総合スコア)である。f は、顧客の特徴量と捜索対象者の特徴量との一致度合いを示すスコアである。ai は、種類 i の属性について、第1属性情報と第2属性情報との一致度合いを示すスコアである。例えば、種類1を年齢情報、種類2を性別情報などとすることができる。n は、利用する属性の種類の総数である。w は各スコアの重みである。
顧客の年齢情報と捜索対象者の年齢情報との一致度合いを示すスコアは、これらが示す年齢が近いほど大きい値となる。顧客の性別情報と捜索対象者の性別情報の一致度合いを示すスコアは、これらが示す性別が一致する場合に大きい値となり、一致しない場合に小さい値となる。顧客のクレジットカード情報と捜索対象者のクレジットカード情報との一致度合いを示すスコアは、これらが示す種々の情報(クレジットカード番号や氏名)などの一致度合いが高いほど大きい値となる。顧客の会員情報と捜索対象者の会員情報との一致度合いを示すスコアは、これらが示す種々の情報(会員番号や氏名)などの一致度合いが高いほど大きい値となる。顧客の購買情報と捜索対象者の購買情報との一致度合いを示すスコアは、これらが共通で示している商品名又は商品の種類が多いほど大きい値となる。また、顧客の購買情報と捜索対象者の購買情報との一致度合いを示すスコアは、これらが共通で示している商品の購入数の一致度合いが高いほど大きい値となる。
例えば判定部2040は、総合スコア s が所定値以上である場合に、顧客が捜索対象者と一致すると判定する。総合スコア s が所定値以上である捜索対象者が複数いる場合の判定の方法は、実施形態1において説明した、顧客の特徴量との一致度合いが高い特徴量を持つ捜索対象者が複数いる場合の判定の方法と同様である。
<ハードウエア構成例>
実施形態2の情報処理装置2000は、実施形態1の情報処理装置2000と同様に、計算機1000で実現される。実施形態2の計算機1000のストレージ1080は、上述した情報処理装置2000の各機能を実現するプログラムモジュールをさらに有する。
<作用・効果>
本実施形態によれば、顧客と捜索対象者の特徴量に加え、顧客と捜索対象者の属性情報を考慮して、顧客が捜索対象者と一致するか否かが判定される。こうすることで、顧客と捜索対象者とが一致するか否かを、より高い精度で判定することができる。
[実施形態3]
実施形態3に係る情報処理システム3000は、実施形態1又は2の情報処理システム3000と同様の構成を有する。そして、本実施形態において、捜索対象者情報は捜索場所情報をさらに示す。捜索場所情報は、捜索対象者の捜索場所を示す。例えば捜索場所は、国、地方、都道府県、又は市区町村の名称などを示す。図8は、捜索場所情報を示す捜索対象者情報をテーブル形式で例示する図である。
本実施形態の判定部2040は、捜索対象者情報が示す捜索場所を利用する。その利用方法として、例えば以下の2つがある。
<捜索場所情報の利用方法1>
ここでは、判定部2040は、複数の顧客の中に、或る捜索対象者が含まれているか否かを判定する。この際、判定部2040は、その捜索対象者と一致するか否かの判定の対象とする顧客を、その捜索対象者情報が示す捜索場所情報を用いて限定する。具体的には、判定部2040は、その捜索対象者の捜索場所情報が示す捜索場所に設置されている POS 装置3020に備えられたカメラ3040によって生成された顧客画像に写っている顧客を判定の対象とする。
例えば情報処理装置2000を用いて、特定の捜索対象者Gを捜索しているとする。そして、捜索対象者Gに関する捜索対象者情報の捜索場所情報が「関東地方」を示しているとする。この場合、判定部2040は、複数の顧客画像それぞれに写っている顧客のうち、関東地方にある店舗などに設置されている POS 装置3020に備えられたカメラ3040によって生成された顧客画像に写っている顧客についてのみ、判定に利用する情報(特徴量や第2属性情報など)を取得する。そして、判定部2040は、判定に利用する情報を取得した各顧客についてのみ捜索対象者Gと一致するか否かを判定し、その他の顧客については捜索対象者Gと一致するか否かの判定を行わない。
このように捜索場所情報を用いることで、捜索対象者との一致度合いの高さの計算の対象となる顧客を少なくすることができる。そのため、捜索対象者と顧客とが一致するか否かの判定に要する計算量が少なくなる。
<捜索場所情報の利用方法2>
ここでは、判定部2040は、或る顧客が、複数の捜索対象者の中のいずれかと一致するか否かを判定する。この際、判定部2040は、顧客との比較の対象とする捜索対象者を、捜索場所情報を用いて限定する。具体的には、まず判定部2040は、取得した顧客の特徴量について、その特徴量の算出に用いられた顧客画像を生成したカメラ3040を備える POS 装置3020の位置(例えばその POS 装置3020が設けられている店舗の住所など)を取得する。そして、判定部2040は、複数の捜索対象者情報の中から、捜索場所情報がその POS 装置3020の位置を含む捜索場所を示す捜索対象者情報を取得する。そして、判定部2040は、顧客の特徴量と、取得した捜索対象者情報が示す捜索対象者の特徴量とを用いて、顧客が捜索対象者と一致するか否かを判定する。
例えば3つの捜索対象者情報A、B、及びCがあり、それらが示す捜索場所がそれぞれX県、Y県、Z県であるとする。そして、判定部2040が取得した、顧客画像を生成したカメラ3040を備える POS 装置3020の位置が、Y県W市であったとする。
判定部2040は、捜索対象者情報のうち、Y県W市を含む捜索場所を示す捜索対象者情報のみを取得する。この場合、捜索対象者情報Bが取得される。そして、判定部2040は、顧客が、捜索対象者情報Bが示す捜索対象者と一致するか否かの判定を行い、他の捜索対象者情報が示す捜索対象者と一致するか否かの判定は行わない。
ここで、情報処理装置2000が、取得した顧客の特徴量について、その顧客の顧客画像を生成したカメラ3040を備える POS 装置3020の位置を把握する方法は様々である。例えば情報処理装置2000は、顧客の特徴量を外部の装置から取得する際に、その顧客の顧客画像を生成したカメラ3040を備える POS 装置3020の位置を示す情報をさらに取得する。また例えば、情報処理装置2000が顧客画像を取得する場合、情報処理装置2000は、顧客画像と共に、その顧客画像を生成したカメラ3040を備える POS 装置3020の位置を示す情報をさらに取得する。
このように捜索場所情報を用いることで、顧客との一致度合いの高さの計算の対象となる捜索対象者を少なくすることができる。そのため、捜索対象者と顧客とが一致するか否かの判定に要する計算量が少なくなる。
<ハードウエア構成例>
実施形態3の情報処理装置2000は、実施形態1の情報処理装置2000と同様に、計算機1000で実現される。実施形態3の計算機1000のストレージ1080は、上述した情報処理装置2000の各機能を実現するプログラムモジュールをさらに有する。
[実施形態4]
図9は、実施形態4に係る情報処理システム3000を例示するブロック図である。図9において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。特に説明する場合を除き、実施形態4の情報処理システム3000は、実施形態1から3の情報処理システム3000のいずれか又はこれらの組み合わせと同様の機能を有する。
本実施形態の情報処理装置2000は、出力部2100を有する。出力部2100は、判定部2040によって顧客画像に写っている顧客が捜索対象者と一致すると判定された場合に、種々の情報を出力する。以下、出力部2100によって出力される情報を、総称して出力情報と呼ぶ。
出力情報は、例えば顧客と一致した捜索対象者の捜索対象者情報(第1属性情報など)、その顧客に関する情報(第2属性情報)、その顧客が写っている顧客画像が生成された日時、顧客画像が生成されたカメラ3040を備える POS 装置3020を特定する情報、又はその POS 装置3020を備える店舗を特定する情報などである。例えば情報処理装置2000は、顧客の特徴量や顧客画像を取得する際に、上述した各情報を取得しておく。
出力部2100が出力情報を出力する方法は様々である。例えば出力部2100は、液晶ディスプレイなどのディスプレイ装置に出力情報を出力する。また例えば、出力部2100は、出力情報をファイルとして出力する。
出力情報は、情報処理装置2000の外部の装置へ出力されてもよい。例えば情報処理装置2000の外部の装置は、情報処理装置2000を運用する会社が有するサーバ装置や、捜索対象者の捜索を行っている組織(警察など)が有するサーバ装置などである。
また、出力部2100は、顧客と一致した捜索対象者の捜索対象者情報(第1属性情報など)を、その顧客を撮像したカメラ3040が備えられている POS 装置3020の表示装置(タッチパネルなど)に出力してもよい。その結果、POS 装置3020の表示装置に捜索対象者情報が表示される。これにより、店員が POS 装置3020を操作している場合、その店員は、顧客が捜索対象者であること、及びその捜索対象者の属性などを把握することができる。そのため、店員は、捜索対象者の属性を考慮して、適切な対処を行うことができるようになる。
ここで、情報処理装置2000が POS 装置3020以外の装置によって実現されている場合、情報処理装置2000は、捜索対象者と一致した顧客を撮像したカメラ3040を備える POS 装置3020に対して、その捜索対象者の捜索対象者情報を送信する。そして、捜索対象者情報を受信した POS 装置3020は、表示装置に捜索対象者情報を表示する。
<ハードウエア構成例>
実施形態4の情報処理装置2000は、実施形態1の情報処理装置2000と同様に、計算機1000で実現される。実施形態4の計算機1000のストレージ1080は、上述した情報処理装置2000の各機能を実現するプログラムモジュールをさらに有する。
<作用・効果>
本実施形態によれば、或る顧客と或る捜索対象者とが一致した場合に、その顧客や捜索対象者に関する情報など、種々の情報が出力される。よって、情報処理装置2000のユーザは、捜索対象者の捜索に役立つ種々の情報を得ることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記各実施形態の組み合わせ、及び上記実施形態以外の様々な構成を採用することもできる。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 捜索対象者に関する情報である捜索対象者情報を取得する第1取得手段と、
POS(Point of Sales)装置に備えられたカメラによって撮像された顧客が前記捜索対象者と一致するか否かを判定する判定手段と、を有する情報処理装置。
2. 前記捜索対象者情報は、前記捜索対象者の特徴量を含み、
前記第1取得手段は、前記 POS 装置に備えられたカメラによって撮像された顧客の画像から抽出された顧客の特徴量を取得し、
前記判定手段は、前記捜索対象者の特徴量及び前記顧客の特徴量に基づいて、前記顧客が前記捜索対象者と一致するか否かを判定する、1.に記載の情報処理装置。
3. 前記捜索対象者情報は、前記捜索対象者の属性情報である第1属性情報を含み、
前記 POS 装置に入力される顧客の属性情報である第2属性情報を取得する第2取得手段を有し、
前記判定手段は、前記第1属性情報及び前記第2属性情報に基づいて、前記顧客が前記捜索対象者と一致するか否かを判定する、1.又は2.に記載の情報処理装置。
4. 前記 POS 装置における顧客の購買情報から、前記顧客の属性情報である第2属性情報を生成する属性情報生成手段を有する、3.に記載の情報処理装置。
5. 前記購買情報は、前記顧客が購入した商品に関する情報である、4.に記載の情報処理装置。
6. 前記第1属性情報は、前記捜索対象者の年齢情報、性別情報、クレジットカード情報、及び会員情報の少なくとも1つを示し、
前記第2属性情報は、前記顧客の年齢情報、性別情報、クレジットカード情報、及び会員情報の少なくとも1つを示す、3.乃至5.いずれか一つに記載の情報処理装置。
7. 前記捜索対象者情報は、前記捜索対象者の捜索場所を示す捜索場所情報を含み、
前記判定手段は、特定の捜索対象者の捜索場所にある POS 装置に備えられたカメラによって撮影された顧客が前記特定の捜索対象者と一致するか否かを判定する、1.乃至6.いずれか一つに記載の情報処理装置。
8. 前記捜索対象者情報は、前記捜索対象者の捜索場所を示す捜索場所情報を含み、
前記第1取得手段は、前記捜索場所が POS 装置の住所を含んでいる捜索対象者情報を取得し、
前記判定手段は、前記顧客が、前記第1取得手段で取得された前記捜索対象者情報が示す捜索対象者と一致するか否かを判定する、1.乃至6.いずれか一つに記載の情報処理装置。
9. 前記判定手段によって前記顧客が前記捜索対象者と一致すると判定された場合、その顧客が撮影された日時、その顧客が撮影されたカメラを備える POS 装置を特定する情報、又はその POS 装置を備える店舗を特定する情報を出力する出力手段を有する、1.乃至8.いずれか一つに記載の情報処理装置。
10. 前記判定手段によって、前記顧客が前記捜索対象者と一致すると判定された場合、前記捜索対象者情報を前記 POS 装置の表示装置に出力する出力手段を有する、1.乃至8.いずれか一つに記載の情報処理装置。
11. 顧客を撮像するカメラを有する POS(Point of Sales)装置と、
情報処理装置と、を備え、
前記情報処理装置は、
捜索対象者に関する情報である操作対象者情報を取得する第1取得手段と、
前記カメラによって撮像された前記顧客が前記捜索対象者と一致するか否かを判定する判定手段と、を有する情報処理システム。
12. 前記捜索対象者情報は、前記捜索対象者の特徴量を含み、
前記第1取得手段は、前記 POS 装置に備えられたカメラによって撮像された顧客の画像から抽出された顧客の特徴量を取得し、
前記判定手段は、前記捜索対象者の特徴量及び前記顧客の特徴量に基づいて、前記顧客が前記捜索対象者と一致するか否かを判定する、11.に記載の情報処理システム。
13. 前記捜索対象者情報は、前記捜索対象者の属性情報である第1属性情報を含み、
前記 POS 装置に入力される顧客の属性情報である第2属性情報を取得する第2取得手段を有し、
前記判定手段は、前記第1属性情報及び前記第2属性情報に基づいて、前記顧客が前記捜索対象者と一致するか否かを判定する、11.又は12.に記載の情報処理システム。
14. 前記 POS 装置における顧客の購買情報から、前記顧客の属性情報である第2属性情報を生成する属性情報生成手段を有する、13.に記載の情報処理システム。
15. 前記購買情報は、前記顧客が購入した商品に関する情報である、14.に記載の情報処理システム。
16. 前記第1属性情報は、前記捜索対象者の年齢情報、性別情報、クレジットカード情報、及び会員情報の少なくとも1つを示し、
前記第2属性情報は、前記顧客の年齢情報、性別情報、クレジットカード情報、及び会員情報の少なくとも1つを示す、13.乃至15.いずれか一つに記載の情報処理システム。
17. 前記捜索対象者情報は、前記捜索対象者の捜索場所を示す捜索場所情報を含み、
前記判定手段は、特定の捜索対象者の捜索場所にある POS 装置に備えられたカメラによって撮影された顧客が前記特定の捜索対象者と一致するか否かを判定する、11.乃至16.いずれか一つに記載の情報処理システム。
18. 前記捜索対象者情報は、前記捜索対象者の捜索場所を示す捜索場所情報を含み、
前記第1取得手段は、前記捜索場所が POS 装置の住所を含んでいる捜索対象者情報を取得し、
前記判定手段は、前記顧客が、前記第1取得手段で取得された前記捜索対象者情報が示す捜索対象者と一致するか否かを判定する、11.乃至16.いずれか一つに記載の情報処理システム。
19. 前記判定手段によって前記顧客が前記捜索対象者と一致すると判定された場合、その顧客が撮影された日時、その顧客が撮影されたカメラを備える POS 装置を特定する情報、又はその POS 装置を備える店舗を特定する情報を出力する出力手段を有する、11.乃至18.いずれか一つに記載の情報処理システム。
20. 前記判定手段によって、前記顧客が前記捜索対象者と一致すると判定された場合、前記捜索対象者情報を前記 POS 装置の表示装置に出力する出力手段を有する、11.乃至18.いずれか一つに記載の情報処理システム。
21. コンピュータによって実行される制御方法であって、
捜索対象者に関する情報である捜索対象者情報を取得する第1取得ステップと、
POS(Point of Sales)装置に備えられたカメラによって撮像された顧客が前記捜索対象者と一致するか否かを判定する判定ステップと、を有する制御方法。
22. 前記捜索対象者情報は、前記捜索対象者の特徴量を含み、
前記第1取得ステップは、前記 POS 装置に備えられたカメラによって撮像された顧客の画像から抽出された顧客の特徴量を取得し、
前記判定ステップは、前記捜索対象者の特徴量及び前記顧客の特徴量に基づいて、前記顧客が前記捜索対象者と一致するか否かを判定する、21.に記載の制御方法。
23. 前記捜索対象者情報は、前記捜索対象者の属性情報である第1属性情報を含み、
前記 POS 装置に入力される顧客の属性情報である第2属性情報を取得する第2取得ステップを有し、
前記判定ステップは、前記第1属性情報及び前記第2属性情報に基づいて、前記顧客が前記捜索対象者と一致するか否かを判定する、21.又は22.に記載の制御方法。
24. 前記 POS 装置における顧客の購買情報から、前記顧客の属性情報である第2属性情報を生成する属性情報生成ステップを有する、23.に記載の制御方法。
25. 前記購買情報は、前記顧客が購入した商品に関する情報である、24.に記載の制御方法。
26. 前記第1属性情報は、前記捜索対象者の年齢情報、性別情報、クレジットカード情報、及び会員情報の少なくとも1つを示し、
前記第2属性情報は、前記顧客の年齢情報、性別情報、クレジットカード情報、及び会員情報の少なくとも1つを示す、23.乃至25.いずれか一つに記載の制御方法。
27. 前記捜索対象者情報は、前記捜索対象者の捜索場所を示す捜索場所情報を含み、
前記判定ステップは、特定の捜索対象者の捜索場所にある POS 装置に備えられたカメラによって撮影された顧客が前記特定の捜索対象者と一致するか否かを判定する、21.乃至26.いずれか一つに記載の制御方法。
28. 前記捜索対象者情報は、前記捜索対象者の捜索場所を示す捜索場所情報を含み、
前記第1取得ステップは、前記捜索場所が POS 装置の住所を含んでいる捜索対象者情報を取得し、
前記判定ステップは、前記顧客が、前記第1取得ステップで取得された前記捜索対象者情報が示す捜索対象者と一致するか否かを判定する、21.乃至26.いずれか一つに記載の制御方法。
29. 前記判定ステップによって前記顧客が前記捜索対象者と一致すると判定された場合、その顧客が撮影された日時、その顧客が撮影されたカメラを備える POS 装置を特定する情報、又はその POS 装置を備える店舗を特定する情報を出力する出力ステップを有する、21.乃至28.いずれか一つに記載の制御方法。
30. 前記判定ステップによって、前記顧客が前記捜索対象者と一致すると判定された場合、前記捜索対象者情報を前記 POS 装置の表示装置に出力する出力ステップを有する、21.乃至28.いずれか一つに記載の制御方法。
31. コンピュータに、
捜索対象者に関する情報である捜索対象者情報を取得する第1取得ステップと、
POS(Point of Sales)装置に備えられたカメラによって撮像された顧客が前記捜索対象者と一致するか否かを判定する判定ステップと、を実行させるプログラム。
32. 前記捜索対象者情報は、前記捜索対象者の特徴量を含み、
前記第1取得ステップは、前記 POS 装置に備えられたカメラによって撮像された顧客の画像から抽出された顧客の特徴量を取得し、
前記判定ステップは、前記捜索対象者の特徴量及び前記顧客の特徴量に基づいて、前記顧客が前記捜索対象者と一致するか否かを判定する、31.に記載のプログラム。
33. 前記捜索対象者情報は、前記捜索対象者の属性情報である第1属性情報を含み、
前記 POS 装置に入力される顧客の属性情報である第2属性情報を取得する第2取得ステップを有し、
前記判定ステップは、前記第1属性情報及び前記第2属性情報に基づいて、前記顧客が前記捜索対象者と一致するか否かを判定する、31.又は32.に記載のプログラム。
34. 前記 POS 装置における顧客の購買情報から、前記顧客の属性情報である第2属性情報を生成する属性情報生成ステップを有する、33.に記載のプログラム。
35. 前記購買情報は、前記顧客が購入した商品に関する情報である、34.に記載のプログラム。
36. 前記第1属性情報は、前記捜索対象者の年齢情報、性別情報、クレジットカード情報、及び会員情報の少なくとも1つを示し、
前記第2属性情報は、前記顧客の年齢情報、性別情報、クレジットカード情報、及び会員情報の少なくとも1つを示す、33.乃至35.いずれか一つに記載のプログラム。
37. 前記捜索対象者情報は、前記捜索対象者の捜索場所を示す捜索場所情報を含み、
前記判定ステップは、特定の捜索対象者の捜索場所にある POS 装置に備えられたカメラによって撮影された顧客が前記特定の捜索対象者と一致するか否かを判定する、31.乃至36.いずれか一つに記載のプログラム。
38. 前記捜索対象者情報は、前記捜索対象者の捜索場所を示す捜索場所情報を含み、
前記第1取得ステップは、前記捜索場所が POS 装置の住所を含んでいる捜索対象者情報を取得し、
前記判定ステップは、前記顧客が、前記第1取得ステップで取得された前記捜索対象者情報が示す捜索対象者と一致するか否かを判定する、31.乃至36.いずれか一つに記載のプログラム。
39. 前記判定ステップによって前記顧客が前記捜索対象者と一致すると判定された場合、その顧客が撮影された日時、その顧客が撮影されたカメラを備える POS 装置を特定する情報、又はその POS 装置を備える店舗を特定する情報を出力する出力ステップを有する、31.乃至38.いずれか一つに記載のプログラム。
40. 前記判定ステップによって、前記顧客が前記捜索対象者と一致すると判定された場合、前記捜索対象者情報を前記 POS 装置の表示装置に出力する出力ステップを有する、31.乃至38.いずれか一つに記載のプログラム。
200 捜索対象者情報
202 捜索対象者ID
204 特徴量
1000 計算機
1020 バス
1040 プロセッサ
1060 メモリ
1080 ストレージ
1100 入出力インタフェース
2000 情報処理装置
2020 特徴量取得部
2040 判定部
2060 第2取得部
2080 属性情報生成部
2100 出力部
3000 情報処理システム
3020 POS 装置
3040 カメラ
3060 捜索対象者情報記憶部

Claims (13)

  1. 捜索対象者に関する情報である捜索対象者情報を取得する第1取得手段と、
    POS(Point of Sales)装置に備えられたカメラによって撮像された顧客が前記捜索対象者と一致するか否かを判定する判定手段と、を有する情報処理装置。
  2. 前記捜索対象者情報は、前記捜索対象者の特徴量を含み、
    前記第1取得手段は、前記 POS 装置に備えられたカメラによって撮像された顧客の画像から抽出された顧客の特徴量を取得し、
    前記判定手段は、前記捜索対象者の特徴量及び前記顧客の特徴量に基づいて、前記顧客が前記捜索対象者と一致するか否かを判定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記捜索対象者情報は、前記捜索対象者の属性情報である第1属性情報を含み、
    前記 POS 装置に入力される顧客の属性情報である第2属性情報を取得する第2取得手段を有し、
    前記判定手段は、前記第1属性情報及び前記第2属性情報に基づいて、前記顧客が前記捜索対象者と一致するか否かを判定する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記 POS 装置における顧客の購買情報から、前記顧客の属性情報である第2属性情報を生成する属性情報生成手段を有する、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記購買情報は、前記顧客が購入した商品に関する情報である、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1属性情報は、前記捜索対象者の年齢情報、性別情報、クレジットカード情報、及び会員情報の少なくとも1つを示し、
    前記第2属性情報は、前記顧客の年齢情報、性別情報、クレジットカード情報、及び会員情報の少なくとも1つを示す、請求項3乃至5いずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記捜索対象者情報は、前記捜索対象者の捜索場所を示す捜索場所情報を含み、
    前記判定手段は、特定の捜索対象者の捜索場所にある POS 装置に備えられたカメラによって撮影された顧客が前記特定の捜索対象者と一致するか否かを判定する、請求項1乃至6いずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記捜索対象者情報は、前記捜索対象者の捜索場所を示す捜索場所情報を含み、
    前記第1取得手段は、前記捜索場所が POS 装置の住所を含んでいる捜索対象者情報を取得し、
    前記判定手段は、前記顧客が、前記第1取得手段で取得された前記捜索対象者情報が示す捜索対象者と一致するか否かを判定する、請求項1乃至6いずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記判定手段によって前記顧客が前記捜索対象者と一致すると判定された場合、その顧客が撮影された日時、その顧客が撮影されたカメラを備える POS 装置を特定する情報、又はその POS 装置を備える店舗を特定する情報を出力する出力手段を有する、請求項1乃至8いずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記判定手段によって、前記顧客が前記捜索対象者と一致すると判定された場合、前記捜索対象者情報を前記 POS 装置の表示装置に出力する出力手段を有する、請求項1乃至8いずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 顧客を撮像するカメラを有する POS(Point of Sales)装置と、
    情報処理装置と、を備え、
    前記情報処理装置は、
    捜索対象者に関する情報である捜索対象者情報を取得する第1取得手段と、
    前記カメラによって撮像された前記顧客が前記捜索対象者と一致するか否かを判定する判定手段と、を有する情報処理システム。
  12. コンピュータによって実行される制御方法であって、
    捜索対象者に関する情報である捜索対象者情報を取得する第1取得ステップと、
    POS(Point of Sales)装置に備えられたカメラによって撮像された顧客が前記捜索対象者と一致するか否かを判定する判定ステップと、を有する制御方法。
  13. コンピュータに、
    捜索対象者に関する情報である捜索対象者情報を取得する第1取得ステップと、
    POS(Point of Sales)装置に備えられたカメラによって撮像された顧客が前記捜索対象者と一致するか否かを判定する判定ステップと、を実行させるプログラム。
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