JP2020095581A - 情報処理方法、情報処理装置、情報処理システム、および店舗 - Google Patents

情報処理方法、情報処理装置、情報処理システム、および店舗 Download PDF

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Abstract

【課題】店舗において、タグをリーダに近づけて読み取らせるような手動操作をユーザに求めることなく、商品に関する映像コンテンツをユーザに提示する情報処理方法、情報処理装置及び情報処理システムを提供する。【解決手段】本発明の情報処理方法は、コンピュータ(店舗サーバ120)による、所定の空間領域のモニタ映像を撮像装置から取得するステップと、モニタ映像から、商品サンプルの表面に付された識別情報のシンボルを検出して、識別情報を特定するステップと、識別情報に関連付けられた商品情報を記憶装置から取得するステップと、商品情報を、ミラーディスプレイに出力するステップとを含む。空間領域において、商品サンプルは、ミラーディスプレイ(表示装置160)の所定領域に映り込むように位置合わせされている。【選択図】図8

Description

本願は、情報処理方法、情報処理装置、情報処理システム、および店舗に関する。
従来、店舗内に設置され、商品に関する映像コンテンツを消費者に案内する表示システムが知られている。例えば、商品毎に付されたRFID(radio frequency identifier)タグを、店舗に設置されたリーダに読み取らせることにより、対応の映像コンテンツが表示装置に配信および表示される。また、店舗のような施設に設置される表示システムとして、デジタルサイネージ技術の適用が知られている。
特開2009−282676号公報 特開2011−114707号公報
上述の表示システムでは、訪問客(ユーザ)は、値札等に付されたRFIDタグをRFIDリーダライタに近づけて読み取らせるという手動操作が求められる。つまり、店舗において、ユーザは商品の値札の存在およびRFIDリーダライタの設置場所を確認し、値札部分のRFIDタグをRFIDリーダライタにかざした後に、ディスプレイに表示される情報を別途視認しなければならない。このことは、ユーザにとっては手間が掛かるものであった。
本願は、店舗において、RFIDタグをリーダに近づけて読み取らせるという手動操作をユーザに求めることなく、商品に関する映像コンテンツをユーザに提示することを1つの目的としている。また、このような映像コンテンツのユーザ提示動作をトリガするために、デジタルサイネージ技術の1つである、ミラーサイネージ技術を適用することを1つの目的とする。
一実施形態によれば、情報処理方法が提供される。かかる情報処理方法は、コンピュータによる、所定の空間領域のモニタ映像を撮像装置から取得するステップと、モニタ映像から、商品サンプルの表面に付された識別情報のシンボルを検出して、識別情報を特定するステップと、識別情報に関連付けられた商品情報を記憶装置から取得するステップと、商品情報を、ミラーディスプレイに出力するステップと、を含み、上記空間領域において、商品サンプルがミラーディスプレイの所定領域に映り込むように位置合わせされている。
全体システムの概略構成図である。 一実施形態による情報処理装置のハードウェア構成の概略図である。 外部サーバのハードウェア構成の概略図である。 ユーザ端末のハードウェア構成の概略図である。 一実施形態による情報処理システムで実装される機能構成の概略図である。 外部サーバで実装される機能構成の概略図である。 ユーザ端末で実装される機能構成の概略図である。 一実施形態による情報処理方法の処理フローの概略図である。 一実施形態による店舗の概略空間図である。 一実施形態による店舗の概略空間図である。 一実施形態による店舗の概略空間図である。 表示装置に表示されるイメージ図である。
以下に、本発明に係る情報処理方法、情報処理装置、情報処理システム、および店舗の実施形態を添付図面とともに説明する。添付図面において、同一または類似の要素には同一または類似の参照符号が付され、各実施形態の説明において同一または類似の要素に関する重複する説明は省略することがある。また、各実施形態で示される特徴は、互いに矛盾しない限り他の実施形態にも適用可能である。更に、図面は模式的なものであり、必ずしも実際の寸法や比率等とは一致しない。図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることがある。
以下の実施形態の説明では、店舗および商品のサンプルとして、アイウエアショップおよび試着用のアイウエアを例に挙げるが、これに限定されない。アイウエアはアイウエアショップ内に陳列され、ユーザは試着用のアイウエアを自由に試すことができる。
図1の全体システム1の概要図に示すように、システム1は、店舗システム100、外部サーバ300、ユーザ端末500、およびネットワーク700を備える。店舗システム100は、店舗(SH1〜SHn)毎に構築され、一実施形態による情報処理方法を実行し、情報処理装置および情報処理システムを提供すると共に、店舗運営を管理する。外部サーバ300は、全店舗の店舗システム100およびユーザアプリケーションを管理する。ユーザ端末500は、例えばスマートフォンであり、ユーザアプリケーションを実行する。これらのコンポーネントは、ネットワーク700を介して相互に接続される。
全体システム1の店舗システム100は、複数の店舗SH1〜SHnのそれぞれにおいて、店舗サーバ120、撮像装置140、表示装置160、および商品サンプル群180を備える。店舗サーバ120は、撮像装置140および表示装置160の動作を制御する。また、ネットワーク700を通じて外部サーバ300およびユーザ端末500と通信する。なお、店舗サーバ120は店舗内に物理的に設置される必要はなく、店舗外に設置されてもよい。
図2〜図4を参照して、店舗システム100の店舗サーバ120、外部サーバ300、およびユーザ端末500のハードウェア構成の概略を説明する。なお、店舗サーバ120および外部サーバ300は、例えば、ワークステーションやパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータを複数用いて実現されてもよい。或いは、クラウド・コンピューティングによって論理的に実現されてもよい。また、ユーザ端末500は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータ、フィーチャーフォン、PDA(Personal Digital Assistant)等のような電子機器としてもよい。
図2は、一実施形態による情報処理装置のハードウェア構成の概略図である。情報処理装置は店舗サーバ120であり、プロセッサ11、メモリ12、ストレージ13、入出力部14、および通信インタフェース15を備え、これらはバス19を通じて相互に電気的に接続される。
プロセッサ11は、情報処理を制御し、各要素間におけるデータの送受信の制御、および一実施形態による情報処理方法を実行する演算装置である。例えばプロセッサ11はCPU(Central Processing Unit)であり、ストレージ13に格納されメモリ12に展開されたプログラム等を実行して情報処理を実施する。
メモリ12は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性記憶装置で構成される主記憶と、フラッシュメモリやHDD(Hard Disc Drive)等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶と、を含む。メモリ12は、プロセッサ11のワークエリア等として使用され、OS(operating system)の起動時に実行されるBIOS(Basic Input / Output System)、各種設定情報等を格納する。ストレージ13は、プロセッサ11による情報処理のためのプログラムおよびOS等を格納する。また、プログラムの実行に用いられる各種データを格納したデータベースがストレージ13に構築されていてもよい。
入出力部14は、マウスやキーボード等の情報入力機器から入力を受け付け、また、ディスプレイ等の出力機器への出力を実施する。特に、店舗サーバ120においては、入出力部14は、撮像装置140からのモニタ映像の入力を受け付け、また、表示装置160に商品情報を出力する。通信インタフェース15は、ネットワーク700に接続し、外部の各エンティティとの通信を実施する。バス19は、上述の各要素を接続し、例えば、アドレス信号、データ信号、および制御信号を伝送する。
図3は、外部サーバ300のハードウェア構成の概略図である。外部サーバ300のハードウェア構成は、図2の店舗サーバ120と基本的に同様である。つまり、プロセッサ31、メモリ32、ストレージ33、入出力部34、および通信インタフェース35を備え、バス39を通じて相互に電気的に接続される。
図4は、ユーザ端末500のハードウェア構成の概略図である。図4の例はスマートフォンである。ユーザ端末500は、図2の店舗サーバ120および図3の外部サーバ300と同様に、プロセッサ51、メモリ52、ストレージ53、および通信インタフェース57を備える。加えて、ユーザ端末500は、入出力装置としてタッチパネル54および撮像部58等も備える。これらは、バス59を介して相互に電気的に接続される。
ユーザ端末500においては、例えば、プロセッサ51はCPUに加え、GPU(Graphical Processing Unit)等も備えてもよい。また、通信インタフェース57は、Bluetooth(登録商標)およびBLE(Bluetooth Low Energy)の近距離通信インタフェースを含んでもよい。また、タッチパネル54は入力部55および表示部56を構成する。入力部55は、タッチパネル54に対するユーザのタッチ操作を検知する。タッチパネルの表示部56は液晶ディスプレイ等で構成される。撮像部58は、ユーザ端末500内のインカメラやアウトカメラである。つまり、カメラ機能を有し、ユーザによって撮像された画像や動画をストレージ53に格納する。
図5〜図7を参照して、店舗システム100、外部サーバ300、およびユーザ端末500のそれぞれに実装される機能構成について説明する。ここでは、各機能をブロックで表している。
図5は、一実施形態による情報処理システムに実装される機能構成の概略図である。情報処理システムの例は店舗システム100であり、店舗サーバ120、撮像装置140、表示装置160、および商品サンプル群180を備える。また、店舗サーバ120は、通信部121、外部インタフェース部122、制御部200、および記憶部290を備える。撮像装置140はモニタ部141を備える。表示装置160は、表示部161、ミラー部162、およびセンサ部163を備える。商品サンプル群180(以下、「商品サンプル」と称する。)には、その表面に識別情報のシンボル181が付されている。識別情報は、例えば商品サンプル180に対応した商品コードとするのがよい。
店舗サーバ120の通信部121は、ネットワーク700を介して外部サーバ300およびユーザ端末500と通信を行う。外部インタフェース部122は、店舗システム100内において店舗サーバ120を撮像装置140および表示装置160に結合し、それぞれの間で相互作用する。
店舗サーバ120の制御部200は、映像取得部210、特定部220、情報取得部230、画面生成部240、および出力部250を備える。映像取得部210は、撮像装置140のモニタ部141から空間領域のモニタ映像を取得する。特定部220は、取得したモニタ映像から、商品サンプルの表面に付された識別情報のシンボル181を検出して識別情報を特定する。情報取得部230は、識別情報に関連付けられた商品情報を記憶部290から取得する。画面生成部240および出力部250は、取得した商品情報を用いて表示用の画面を生成して、表示装置160の表示部161に出力する。
店舗サーバ120の記憶部290は、アイウエアショップの位置情報等の店舗情報291と、アイウエアに関する商品基本情報292と、アイウエアに関する商品カタログ情報293と、在庫情報等の商品管理情報294と、を格納する。また、店舗システム100を実施することにより取得可能な試着情報295も格納するのがよい。各種情報291〜295が商品情報を少なくとも構成し、これらが表示装置160に表示されることになる。更に、記憶部290は、各種データ・ファイル、および制御部200の各種機能を実装したプログラムを含んでもよい。つまり、記憶部290は、一実施形態による情報処理方法を実装したプログラムを格納してもよい。
撮像装置140のモニタ部141は、所定の店舗内の空間をモニタリングする。つまり、モニタリング中は、所定の画角(視界)で空間領域のモニタ映像を撮像する。また、撮像装置140は、モニタ部141を通じて、モニタ映像にユーザ映像が含まれたかを判断することにより、ユーザの接近を感知してもよく、更には、ユーザ映像においてユーザの顔認識を実施してもよい。
表示装置160の表示部161は液晶等の薄型のディスプレイによって構成され、また、ミラー部162はマジックミラーとも称されるハーフミラーによって構成される(以下において、「ディスプレイ161」および「ハーフミラー162」と称することもある。)。センサ部163は、距離センサや人感センサによって構成され、人の接近を感知する。
図6は、外部サーバ300に実装される機能構成の概略図である。外部サーバ300は、通信部310、アプリケーション部320、および記憶部390を備える。通信部310は、ネットワーク700を介して店舗システム100およびユーザ端末500と通信を行う。アプリケーション部320は、ユーザ端末500に対しアプリケーション(App)機能を提供する。また、店舗システム100に対しても付加的な機能を提供する。
具体的には、アプリケーション部320は、コミュニティ管理部321、似合度判定部322、オンラインショップ部323を備え、ユーザ端末500および店舗システム100と相互作用する。このうちコミュニティ管理部321は、アプリケーションを利用するユーザ同士のコミュニティを管理する。例えば、ユーザがユーザ端末500で撮影し、アプリケーションを通じて投稿したスナップ画像、およびこれに対する他のユーザによるリアクションを管理する。リアクションは、「いいね」や「お気に入り」への登録、およびユーザレビューのようなコメント投稿を含むのがよい。似合度判定部322は、アイウエアを試着したユーザの顔写真を画像解析して、その特徴量を分析すると共に、ユーザの属性(性別、年齢等)や嗜好(用途、印象等)等に基づいて加重するように数値化を行う。オンラインショップ部323は、ユーザによるオンラインでの購入をサポートし、発注、決済、配送等の処理を実施する。
外部サーバ300の記憶部390は、商品全般の商品情報391、登録ユーザのユーザ情報392、ユーザが投稿したスナップ画像やコメントのような投稿情報393、および投稿情報393に対するリアクション情報394を格納する。商品情報391は、各店舗において店舗サーバ120の記憶部290に格納した商品情報とリアルタイムまたは定期的に同期されるのがよい。また、投稿情報393およびリアクション情報394は商品情報391に関連付けられ、表示装置160に表示されるように商品情報の一部として構成されるのがよい。
図7は、ユーザ端末500に実装される機能構成の概略図である。ユーザ端末500は、通信部510、ユーザアプリケーション部520、スナップ部530、および記憶部590を備える。通信部510は、ネットワーク700を介して店舗システム100および外部サーバ300と通信を行う。ユーザアプリケーション部520は、ユーザ端末500上のアプリケーション機能を提供する。なお、アプリケーションはユーザ端末上にインストールされてもよく、または、ウェブブラウザを介してユーザに提供されてもよい。
具体的には、ユーザアプリケーション部520は、商品試着部521、投稿部522、およびリアクション部523を備え、ユーザ端末と相互作用する。商品試着部521は、ユーザ端末500において、スナップ部530によって撮像されたユーザの顔写真と、アイウエアのカタログ画像とを合成することにより、仮想的な試着機能を提供する。合成写真は、投稿部522によって外部サーバ300に投稿され、外部サーバ300の似合度判定部322によって似合度の数値が計算されてもよい。投稿部522は、また、アイウエアに関連したユーザ投稿を受け付ける。具体的には、上記の合成写真に加え、例えば、アイウエアの「お気に入り」の登録、およびアイウエアを装着したユーザのスナップ画像(セルフィー)の投稿等を受ける。リアクション部523は、ユーザからの投稿に対し、他のユーザによるリアクションを受ける。投稿部522およびリアクション部523で受け付けた情報は、外部サーバ300の記憶部390に投稿情報393およびリアクション情報394として格納するのがよい。
ユーザ端末500の記憶部590は、スナップ部530によって取得されたスナップ画像591をローカルに格納してもよい。また、記憶部590は、アプリケーション・プログラムをおよび当該プログラムの実行に用いられる各種データを格納してもよく、更には外部サーバ300の記憶部390に格納される情報を同期して格納してもよい。
図2〜図4に示した各ハードウェア構成の概略図、および、図5〜図7に示した対応の機能ブロック構成の概略図は例示に過ぎず、これらに限定されない。図5〜図7に示した機能ブロック構成は、ハードウェアの一部として実装されても、および/またはソフトウェアの一部として実装されてもよい。特に、図5に示した店舗サーバ120の各機能ブロックの少なくとも一部は、外部サーバ300が有するように構成してもよい。逆に、外部サーバ300の各機能ブロックの少なくとも一部は、店舗サーバ120が有するように構成してもよい。つまり、一実施形態による情報処理装置および情報処理システムは、店舗サーバ120および店舗システム100に限定されず、外部サーバ300の機能ブロックを任意に組み込んでもよい。
図8は、一実施形態において実行される情報処理方法による処理フローの概略図である。処理フローは、店舗サーバ120、撮影装置140、表示装置160、および外部サーバ300の相互作用によるものであり、図5および図6の店舗サーバ120および外部サーバ300の各ブロックの機能を用いて実行される。処理フローは、アイウエアショップ内において、ユーザが表示装置160に近づいたことを契機にして開始される。
S61において、表示装置160のセンサ部163はユーザの接近を感知する。これに応じて、S62において、表示部161は、ユーザによるアイウエアの試着を促す画面を表示する。例えば、「アイウエアをかけてミラーの前に立ってみてください。」や「表示の枠に顔を合わせてください。」のようなメッセージを表示するのがよい。同時に、S41において、撮像装置140のモニタ部141は、モニタリングを開始する。モニタリングの実施中、撮像装置140が有する所定の画角で空間領域のモニタ映像が撮像される。S21において、店舗サーバ120の映像取得部210は、空間領域のモニタ映像を取得する。
モニタ映像の撮像(S41)と取得(S21)を通じた撮像装置140と店舗サーバ120の相互作用は、モニタ映像からシンボル181が検出されるまで繰り返される。つまり、S22において、制御部200の特定部220は、モニタ映像から、試着用のアイウエア180の表面に付された識別情報のシンボル181を検出する。当該検出は、一例では、シンボル181に含まれる所定の画像パターンを特定することで実施される。S22でシンボル181が検出されると、引き続きS23において、特定部220はシンボル181が示す識別情報を特定する。
以降の商品情報の抽出処理は、上記S23での識別情報の特定をトリガにして実施される。つまり、ユーザが店舗内の所定の空間領域内でミラー部162に自らを映り込ませさえすれば、試着したアイウエアに関する商品情報の抽出処理をトリガできる。すなわち、一実施形態による情報処理方法は、上記以外の操作をユーザに求めることがないので、ユーザビリティを向上させることができ、また、ユーザフレンドリなものである。
S24において、制御部200の情報取得部230は、特定済みの識別情報を検索キーにして記憶部290を検索する。外部サーバ300が、S31において、当該識別情報を検索キーにして記憶部390を検索してもよい。その結果、S25において、情報取得部230は識別情報に関連付けられた商品情報を取得する。商品情報は、図5に示した、店舗サーバ120の記憶部290に格納された店舗情報291、商品基本情報292、商品カタログ情報293、商品管理情報294、および試着情報295を含むのがよい。また、図6に示した、外部サーバ300の記憶部390に格納された商品情報391、投稿情報393、およびリアクション情報304を含んでもよい。
S26において、制御部200の画面生成部240は、取得済みの商品情報を用いて、表示装置160に表示するための表示画面を生成する。生成される表示画面は、ウェブページのようなブラウザで閲覧可能なものとしてもよい。そして、S27において、出力部250は、生成した表示画面を出力するように表示装置160に指示する。これに応じて、S63において、表示装置160の表示部161は画面表示を実施する。
S63での表示処理の結果、表示装置160には、表示部161による画面表示が行われるのと同時に、ミラー部162によって、アイウエアを試着したユーザが映り込んでいる状態となる。つまり、画面表示の上に、ユーザの鏡像が重畳表示されている状態となる。すなわち、ユーザは表示装置160を対面で目視するだけで、アイウエアを試着した自分の鏡像と、アイウエアの商品説明を一度に確認することができるので、ユーザエクスペリエンスを向上させることができる。
図9〜図11を参照して、一実施形態による店舗SHについて説明する。図9〜図11は、一実施形態による店舗の例示の概略空間図である。図9は店舗空間の斜視図、図10は同側面図、図11は同平面図である。ここでは、店舗の床面である水平面をxz平面とし、ユーザが表示装置160に向かう方向をz方向としている。また、水平面の垂直方向をy方向としている。
一実施形態による店舗SHは、店舗システム100が備える表示装置160、撮像装置140、および商品サンプル180を少なくとも収容する。表示装置160は、例えば店舗内の支柱に固定して設置されてもよいし、移動可能に単独で設置されてもよい。店舗の天井から吊されるように表示装置160の近傍(ユーザから見て表示装置の裏側)に設置された撮像装置140によって、モニタ映像が撮像される。モニタ対象となるモニタ映像の空間領域AR1は当該店舗内の三次元領域である。
一実施形態では、撮像装置140のモニタ部141によってモニタリングされる空間領域AR1において、商品サンプルであるアイウエア180は、表示装置160上の所定の二次元領域AR2に映り込むように位置合わせされている。具体的には、ディスプレイ161上に表示されたガイド用の領域AR2内にアイウエア180を収容させるように、ハーフミラー162に映り込むアイウエア180が、ユーザによって空間的に位置合わせされる。このような位置合わせを通じて、撮像装置140は、商品サンプルに付されたシンボル181を適切に検出することができる。
なお、ディスプレイ161に表示されるガイド用の領域AR2は、矩形に限らず任意の形状としてもよい。例えば、人の顔の輪郭を模式化した形状としてもよく、これにより、ユーザによる位置合わせを容易することができる。通常、アイウエアは人の眼の周囲に固定的に配置されるものであるから、空間の領域範囲を限定して、撮像装置140にキャプチャさせるのがよい。これにより、撮像装置140によるシンボル181の検出を容易にでき、検出精度を向上させることができる。
表示装置160のディスプレイ161には、シンボル181が示す識別情報に関連付けられる様々な商品情報が表示される。表示される商品情報は、商品サンプルの画像やモデル名のような商品基本情報292を含むのがよい。また、ユーザに購入を促すために、在庫の有無を示す商品管理情報294も含むのがよい。更には、図12において詳述するように、店舗サーバ120の記憶部290および外部サーバ300の記憶部390に格納された各種情報を含むのがよい。
一実施形態では、店舗SHに設置される表示装置160は、液晶ディスプレイ等の薄型のディスプレイ161とハーフミラー162を重ねて一体的に形成したミラー型のディスプレイ(ミラーディスプレイ)である。具体的には、ミラーディスプレイ160において、薄型のディスプレイ161が外光を遮断する筐体内に設置され、所定の光反射率を有するハーフミラー162でディスプレイ161の表示面側の空間を閉鎖することで店舗空間よりも暗くする。ディスプレイ161に画面を表示する際は、ディスプレイ161のバックライト光を、ハーフミラー162を介して前面側に透過させる。これにより、ユーザはハーフミラー側から画面を視認可能となる。ハーフミラー162はマジックミラーとも称され、鏡としての機能も有する。
このようなミラーディスプレイ160を採用することにより、店舗サーバ120の制御部200の命令に応じて商品情報を表示するディスプレイ161として機能すると共に、対面するユーザをハーフミラー162に映り込ませることができる。つまり、アイウエアを試着したユーザに、ハーフミラー162に映り込んだ自らの鏡像を確認させつつ、ディスプレイ161に表示される商品情報を確認させることができる。
一実施形態では、試着用のアイウエア180に付されているシンボル181は二次元コードとするのがよく、その一例はQRコード(登録商標)である。二次元コードは、アイウエア180の表面に付され、撮像装置140が空間領域AR1内をキャプチャすることによって読み取られる。ここで、アイウエア180の表面には、レンズ部、ブリッジ、およびヨロイ部が含まれ、二次元コードは何れの部分に配置されてもよいが、二次元コードの配置面積を広く確保できるという意味では、レンズ部に配置するのが好適である。
なお、シンボル181に関し、二次元コードは、QRコード(登録商標)に限定されず、バーコードとしてもよい。また、シンボル181は、可視化されたコードでもよいが、特にレンズ部に付される際には、ユーザの視界の邪魔になってならないようにする必要がある。この点、ユーザには不可視なようにシンボル181をステルス印字することにより、ユーザにストレスを感じさせないようにするのがよい。なお、シンボル181をレンズに直接ステルス印字してもよいし、或いは、透明のシール部材にステルス印字をしたものをレンズに貼付してもよい。
シンボル181によって示される識別情報は、商品サンプルを一意に識別する情報である。一例では、識別情報は、アイウエアのサンプル(フレーム)を識別するコードである。コードは、対象性別(例えば男性用)、フレーム種別(例えばフルリム)、年式モデル(例えば2016年春モデル)、色(例えば青)、製造ロット番号等の情報を含むのがよい。また、識別情報はWebページのURL等の文字列としてもよい。
一実施形態では、撮像装置140は、赤外線を照射する赤外線カメラ(ナイトヴィジョンカメラ)を採用するのがよい。撮像装置140が設置されるハーフミラー裏側のスペースが暗い場合であっても、赤外線を用いることにより照射対象を明瞭に認識できるからである。また、赤外線の照射は可視光照射ではなく、ユーザにとって眩しく感じることはないところ、ユーザへの使用感に影響が出にくいからである。なお、赤外線に限らず、一般に人の眼への影響が少ないとされる、その他の可視光以外の光線を照射可能なカメラを採用してもよい。
図12は、ミラーディスプレイ160に表示される例示のイメージ図である。ミラーディスプレイ160には、ディスプレイ161における画面表示に、ハーフミラー162におけるユーザの鏡像USRが重畳表示されている。ディスプレイ161の表示は、ユーザが試着しているアイウエアに関する商品情報を含む。なお、以下に説明する各種情報やミラーディスプレイへの表示項目は例示に過ぎず、これらに限定されないことは言うまでもない。
ミラーディスプレイ160は、ハーフミラー162に対して複数のディスプレイ161を具備してもよい。また、各ディスプレイ161には1または複数の表示領域が設けられてもよい。図12のミラーディスプレイ160の例では、1枚のハーフミラー162に対して2つのディスプレイ161a,161bを具備する。また、ディスプレイ161aには複数の表示領域D1,D2(点線領域)が設けられる。更に、ディスプレイ161aには、外部サーバ300から受け取った情報が表示され、ディスプレイ161bには、店舗サーバ120で特定し、および/または記憶部290から取得した情報が表示されている。
ディスプレイ161aの1つの表示領域D1には、ユーザが試着しているアイウエアに関連する投稿情報393のうち、他のユーザ「JIN」によって投稿されたスナップ画像およびユーザレビューが表示されている。当該コンテンツは、アプリケーションを登録したユーザ「JIN」が、自らのユーザ端末500のスナップ部530で取得したスナップ画像591を、「プライベート用。なかなかイイ感じです」とのユーザレビューと共に、投稿部522を通じて投稿したものである。また、当該投稿情報393と共に、リアクション情報394である「<80いいね>」が表示されている。これは、他のユーザ「JIN」による当該コンテンツを、アプリケーションを通じて閲覧したユーザのうち80人が、各々のユーザ端末500のリアクション部523を通じて「いいね」を投稿したことを示している。これらの情報は、外部サーバ300のコミュニティ管理部321を通じて記憶部390に投稿情報393およびリアクション情報394として格納されていたものである。これらの情報は、アイウエアに関連付けられる付加的な商品情報として、店舗サーバ120からの商品情報の検索要求(図8:S24)に応じてリアルタイムに配信されたものである(図8:S31)。
ディスプレイ161aの表示領域D2には、「<似合度68%>」がグラフとともに表示されている。「68%」という数値は、アイウエアを試着した顔写真の画像解析を行うことにより似合度を数値化したものである。店舗サーバ120を通じて外部サーバ300が顔写真を受け取ると、似合度判定部322が似合度の数値を計算する。計算された似合度の数値は、アイウエアに関連付けられる付加的な商品情報として、店舗サーバ120にリアルタイムに配信される(S31)。なお、顔写真は、撮像装置140で撮影したものでも、それ以外によるもの(例えば、自らのユーザ端末500の撮像部58)で撮影したものでもよい。
他方、ディスプレイ161bには、ユーザが試着しているアイウエアの情報が表示されている。アイウエアの情報は、主に、店舗サーバ120の記憶部290に格納された商品情報である。一例では、商品基本情報292に含まれる、アイウエアの画像、年式モデル(「2018年秋冬モデル」)、および金額(「¥12,000」)が表示されてもよい。また、商品管理情報294に含まれる在庫情報(「在庫あり」)が表示されてもよい。更に、商品カタログ情報293に含まれる、品番(「XYZW」)、サイズ(「Medium」)、性別(「メンズ」)、素材(「メタル」)が表示されてもよい。
加えて、ディスプレイ161bには、QRコード(登録商標)296が併せて表示されるのがよい。QRコード(登録商標)296は、例えば、これらの商品カタログ情報293に対応したページのリンク文字列を示すのがよい。これにより、ユーザが自らのユーザ端末500に読み取らせて、ユーザアプリケーション部520と効率的に連携させることができる。QRコード(登録商標)296はまた、オンライン販売サイトへのリンク文字列を示してもよい。
加えて、ディスプレイ161bをタッチパネルで構成し、ユーザがそのままオンライン発注できるようフォーム等の情報を表示すると共に、ユーザによるタッチ入力を直接受け付けるように構成してもよい。
加えて、試着情報295に含まれる、店舗SHにおいて頻度よく試着されているアイウエアの情報を、例えば画像297でリコメンドしてもよい。その際、記憶部290に格納した各種情報291〜295に基づいて、ユーザが現在試着しているアイウエアに関連性が高いアイウエアを特にリコメンドするように加重してもよい。試着されたアイウエアの情報は、試着情報295として履歴を格納するのがよい。これにより、上記リコメンド内容に情報が反映されることになる。
一実施形態による店舗において、シンボル181が商品サンプルに直接付されることにより、RFIDタグのような別途の物理タグを用意する必要がなくなる。つまり、店舗の管理運営面での負担が軽減される。また、ミラーディスプレイを用いて多くの情報を仮想的にユーザに提供可能とすることにより、店舗内に陳列する商品サンプルの数を減らすこともできる。すなわち、店舗を物理的に小型化することができる。
以下に、一実施形態による店舗に関する幾らかの変更例を説明する。変更例は、主に、店舗SHに設置される上述の撮像装置140を代替のものにすることを意図したものである。
<変更例1>
変更例1では、店舗SHが備える撮像装置140および表示装置160に加えて、或いはこれらに替えて、ユーザが保有するユーザ端末500が利用される。例えば、上述の店舗SHの天井から吊すように設置された撮像装置140の代替として、ユーザが保有するユーザ端末500の撮像部58(インカメラ)が使用される。この場合、店舗内では、ユーザ端末500は通信インタフェース57を通じて店舗サーバ120と通信可能な状態にある。なお、通信は、例えば、WiFi(Wireless Fidelity)接続のような無線通信でも、ケーブル・インタフェースを通じた有線通信でもよい。或いは、インターネット等の外部ネットワーク700を介して、ユーザ端末500が店舗サーバ120と通信を行う形態としてもよい。
ユーザは、店舗SHに展示された、シンボルが付されたアイウエアを試着して、自らのユーザ端末500のインカメラを使用してスナップ画像(セルフィー)を取得する。この時点で、スナップ画像中のアイウエアに付されたシンボルがユーザ端末500の機能によって特定される。スナップ画像およびシンボルは、店舗サーバ120に転送され、制御部200によって情報が処理される。具体的には、シンボルを用いて情報取得部230で取得した商品情報が、画面生成部240が画面を生成する際に使用され、当該画面にはスナップ画像が表示される。
変更例1の構成とした場合、店舗に撮像装置140を設置するのが不要になるのに加えて、表示画面内にスナップ画像が直接表示された上で表示部161に出力されるので、表示装置160のミラー部の機能も不要となる。
なお、スナップ画像を表示する際は、ミラーと同等の表示態様となるようにスナップ画像の画像処理を行うのがよい。具体的には、スナップ画像を鏡面反転画像とするのがよい。また、鏡面反転したスナップ画像を透過処理して、レイヤによる重畳表示とするのがよい。ミラーと同等の表示態様とすることにより、店舗内で試着しているユーザに対して、ユーザエクスペリエンスを向上させることができる。
このように、変更例1では、ミラーディスプレイ160は、ハーフミラー162を備えたミラーサイネージを構成する必要がなく、ディスプレイ161を備えたデジタルサイネージとして構成することで足りる。この点、店舗設置のコスト削減が可能となる。また、店舗SH内に撮像装置140を設置する必要がなくなる点でもコスト削減が可能となり、この場合は更に、ミラーディスプレイ160を任意の位置に配置することができるようになるため、店舗内での配置がより柔軟なものとなる。
加えて、画面生成部240が生成した、スナップ画像が表示された画面は、表示装置160の表示部161に表示するのに加えて、或いはこれに替えて、ユーザ端末500に送信されてもよい。ユーザ端末500では、受信した画面を、ユーザアプリケーション部520の表示部56を通じてユーザに提示することができる。つまり、ユーザが自らのユーザ端末500で画面を確認できるようにすることにより、ユーザへの販売促進が可能となる。
<変更例2>
変更例2では、上述の撮像装置140に加えて、ユーザのモーションを解析可能なモーション認識用撮像装置を別途店舗SH内に設置し、ユーザによるミラーディスプレイ160に対するモーションを認識可能とする。これにより、モーション認識用撮像装置とユーザの間の相互作用を可能とする。例えば、ディスプレイ161bに表示された画像292,297に対し、ユーザによるスワイプや指さしのような空間操作を受け付けることにより、ユーザは、所望の画像を選択して、そのままオンライン発注まで実施できる。
この変更例2のように、モーション認識に基づくユーザの空間操作を受け付けるように構成した場合は、ディスプレイ161をタッチパネルで構成する場合とは異なり、ユーザがハーフミラー162に直接触れることがない。すなわち、ユーザの指紋等で鏡面が汚れてしまうことを防ぐことができ、店舗の清潔さを保つことができる。
上述の実施形態から少なくとも以下の技術思想が把握される。
[形態1]形態1によれば情報処理方法が提供される。かかる情報処理方法は、コンピュータによる、所定の空間領域のモニタ映像を撮像装置から取得するステップと、モニタ映像から、商品サンプルの表面に付された識別情報のシンボルを検出して、識別情報を特定するステップと、識別情報に関連付けられた商品情報を記憶装置から取得するステップと、商品情報を、ミラーディスプレイに出力するステップと、を含み、空間領域において、商品サンプルが、ミラーディスプレイの所定領域に映り込むように位置合わせされている。
[形態2]形態2によれば、形態1による情報処理方法において、商品サンプルがアイウエアであり、アイウエアのレンズ部に、ステルス印字されたシンボルが付されている。
[形態3]形態3によれば、形態1または2の形態による情報処理方法において、シンボルが二次元コードである。
[形態4]形態4によれば、形態1から3の何れか1つの形態による情報処理方法において、撮像装置が赤外線カメラである。
[形態5]形態5によれば情報処理装置が提供される。かかる情報処理装置は、所定の空間領域のモニタ映像を撮像装置から取得する映像取得部と、モニタ映像から、商品サンプルの表面に付された識別情報のシンボルを検出して、識別情報を特定する特定部と、識別情報に関連付けられた商品情報を記憶部から取得する情報取得部と、商品情報を、ミラーディスプレイの表示部に出力する出力部と、を備え、空間領域において、商品サンプルが、ミラーディスプレイのミラー部における所定領域に映り込むように位置合わせされている。
[形態6]形態6によれば、形態5による情報処理装置において、商品サンプルがアイウエアであり、アイウエアのレンズ部に、ステルス印字されたシンボルが付され、シンボルが二次元コードである。
[形態7]形態7によれば情報処理システムが提供される。かかる情報処理システムは、ハーフミラーおよびディスプレイを重ね合わせて一体的に備えた表示装置と、所定の空間領域のモニタ映像を撮像可能な撮像装置と、識別情報のシンボルが表面に付された商品サンプルと、店舗サーバであって、モニタ映像を撮像装置から取得する映像取得部と、モニタ映像から、シンボルを検出し、識別情報を特定する特定部と、識別情報に関連付けられた商品情報を記憶部から取得する情報取得部と、商品情報を、表示装置に出力する出力部と、を備える店舗サーバと、を備え、空間領域において、商品サンプルがハーフミラーの所定領域に映り込むように位置合わせされている。
[形態8]形態8によれば、形態6による情報処理システムにおいて、商品サンプルがアイウエアであり、アイウエアのレンズ部に、ステルス印字されたシンボルが付されている。
[形態9]形態9によれば、形態6または7による情報処理システムにおいて、シンボルが二次元コードである。
[形態10]形態10によれば、形態7から9の何れか1つの形態による情報処理システムにおいて、撮像装置が赤外線カメラである。
[形態11]形態11によれば、形態7から10の何れか1つの形態による情報処理システムが備える上記表示装置、上記撮像装置、および上記商品サンプルを少なくとも収容した店舗が提供される。かかる店舗において、上記空間領域が当該店舗内の三次元領域である。
以上、本発明に係る情報処理方法、情報処理装置、情報処理システム、および店舗の実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上述の記載の範囲には限定されない。上記の説明に、多様な変更または改良を加えることも可能であることが当業者には明らかである。そのような改良を加えた形態もまた本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1・・・全体システム
100・・・店舗システム
120・・・店舗サーバ
140・・・撮像装置
160・・・表示装置(ミラーディスプレイ)
161,161a,161b・・・表示部(ディスプレイ)
162・・・ミラー部(ハーフミラー)
163・・・センサ部
180・・・商品サンプル(群)(アイウエア)
181・・・シンボル
200・・・制御部
210・・・映像取得部
220・・・特定部
230・・・情報取得部
240・・・画面生成部
250・・・出力部
290,390,590・・・記憶部
300・・・外部サーバ
320・・・アプリケーション部
500・・・ユーザ端末
520・・・ユーザアプリケーション部

Claims (11)

  1. 情報処理方法であって、コンピュータによる、
    所定の空間領域のモニタ映像を撮像装置から取得するステップと、
    前記モニタ映像から、商品サンプルの表面に付された識別情報のシンボルを検出して、前記識別情報を特定するステップと、
    前記識別情報に関連付けられた商品情報を記憶装置から取得するステップと、
    前記商品情報を、ミラーディスプレイに出力するステップと、を含み、
    前記空間領域において、前記商品サンプルが、前記ミラーディスプレイの所定領域に映り込むように位置合わせされている、情報処理方法。
  2. 前記商品サンプルがアイウエアであり、前記アイウエアのレンズ部に、ステルス印字された前記シンボルが付されている、請求項1記載の情報処理方法。
  3. 前記シンボルが二次元コードである、請求項1または2記載の情報処理方法。
  4. 前記撮像装置が赤外線カメラである、請求項1から3の何れか一項記載の情報処理方法。
  5. 情報処理装置であって、
    所定の空間領域のモニタ映像を撮像装置から取得する映像取得部と、
    前記モニタ映像から、商品サンプルの表面に付された識別情報のシンボルを検出して、前記識別情報を特定する特定部と、
    前記識別情報に関連付けられた商品情報を記憶部から取得する情報取得部と、
    前記商品情報を、ミラーディスプレイの表示部に出力する出力部と、
    を備え、前記空間領域において、前記商品サンプルが、前記ミラーディスプレイのミラー部における所定領域に映り込むように位置合わせされている、情報処理装置。
  6. 前記商品サンプルがアイウエアであり、前記アイウエアのレンズ部に、ステルス印字された前記シンボルが付され、前記シンボルが二次元コードである、請求項5記載の情報処理装置。
  7. 情報処理システムであって、
    ハーフミラーおよびディスプレイを重ね合わせて一体的に備えた表示装置と、
    所定の空間領域のモニタ映像を撮像可能な撮像装置と、
    識別情報のシンボルが表面に付された商品サンプルと、
    店舗サーバであって、
    前記モニタ映像を撮像装置から取得する映像取得部と、
    前記モニタ映像から、前記シンボルを検出し、前記識別情報を特定する特定部と、
    前記識別情報に関連付けられた前記商品情報を記憶部から取得する情報取得部と、
    前記商品情報を、前記表示装置に出力する出力部と、
    を備える店舗サーバと、
    を備え、前記空間領域において、前記商品サンプルが前記ハーフミラーの所定領域に映り込むように位置合わせされている、情報処理システム。
  8. 前記商品サンプルがアイウエアであり、前記アイウエアのレンズ部に、ステルス印字された前記シンボルが付されている、請求項7記載の情報処理システム。
  9. 前記シンボルが二次元コードである、請求項7または8記載の情報処理システム。
  10. 前記撮像装置が赤外線カメラである、請求項7から9の何れか一項記載の情報処理システム。
  11. 請求項7から10の何れか一項記載の情報処理システムが備える前記表示装置、前記撮像装置、および前記商品サンプルを少なくとも収容した店舗において、前記所定の空間領域が当該店舗内の三次元領域である、店舗。
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