JP2017068298A - 自律飛行移動体、ターゲット追跡方法 - Google Patents

自律飛行移動体、ターゲット追跡方法 Download PDF

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Abstract

【課題】俯瞰することができない状況においても目標物の追跡が可能な自律飛行移動体、ターゲット追跡方法を提供する。
【解決手段】自律飛行が可能な自律飛行移動体であって、撮像部105と、あらかじめ定められたターゲットを示す第1の画像と撮像部が撮像した第2の画像とに基づいてターゲットを認識し、認識したターゲットとの間で所定の距離を保ちながら飛行してターゲットを追跡する飛行制御部と、飛行制御部がターゲットを認識できなくなった場合に、地図情報に基づいて認識できなくなった位置付近の経路を探索する探索部と、を有し、飛行制御部は、探索部により探索された経路に基づいて、ターゲットの追跡を続行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自律飛行移動体、ターゲット追跡方法に関する。
従来から、ドローンに代表される小型の自律飛行ロボットが存在する。例えば、特許文献1では、目標物が無人航空機のセンサ視野内にとどまるように、移動中の目標物を自律的に追跡するものがある(例えば、特許文献1)。
上記特許文献1では、移動中の目標物をカメラ等で撮像して自律的に追跡することはできる。しかし、追跡時に見失った場合については考慮されていないため、そのような場合には目標物の追跡を続行できなくなる。
このような点に鑑み、侵入者を見失った場合でも、飛行高度を上げて周囲を俯瞰することにより、見失った侵入者の発見を可能としたものがある(例えば、特許文献2)。
特開2009−173263号公報 特開2014−149621号公報
上記特許文献2では、飛行高度を上げて周囲を俯瞰することにより、見失った侵入者を再発見することができる。しかし、飛行高度を上げて俯瞰することができない状況(例えば、地下道やトンネル内のように、上空に遮蔽物がある状況)の場合には、追跡を続行することができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、俯瞰することができない状況においても目標物の追跡が可能な自律飛行移動体、ターゲット追跡方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる自律飛行移動体は、自律飛行が可能な自律飛行移動体であって、撮像部と、あらかじめ定められたターゲットを示す第1の画像と前記撮像部が撮像した第2の画像とに基づいて前記ターゲットを認識し、認識した前記ターゲットとの間で所定の距離を保ちながら飛行して前記ターゲットを追跡する飛行制御部と、前記飛行制御部が前記ターゲットを認識できなくなった場合に、地図情報に基づいて前記認識できなくなった位置付近の経路を探索する探索部と、を有し、前記飛行制御部は、前記探索部により探索された経路に基づいて、前記ターゲットの追跡を続行する、ことを特徴とする自律飛行移動体として構成される。
また、本発明は、上記自律飛行移動体で行われるターゲット追跡方法としても把握される。
本発明によれば、俯瞰することができない状況においても目標物の追跡が可能となる。
本発明にかかる自律飛行移動体を適用した自律飛行制御システムの構成例を示す図である。 自律飛行ロボットが有する本体部の機能的な構成を示すブロック図である。 記憶部が記憶するデータの例を示す図である。 記憶部が記憶するデータの例を示す図である(サーバ)。 環境情報の例を示す図である。 追跡飛行処理の処理手順を示すシーケンス図である。 最短経路の例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる自律飛行移動体、ターゲット追跡方法の実施の形態を詳細に説明する。以下では、自律飛行移動体であるロボットが目標物である歩行者を追跡する場合において、その歩行者を見失った場合でも、あらかじめ記憶されている地図データを参照してその歩行者の移動経路を予測し、先回りしてその歩行者を再発見して追跡を続行する。このような追跡により、俯瞰することができない状況においても目標物の追跡を続行することができる。なお、歩行者に限らず、例えば、自転車や自動車等の車両についても同様に適用することができる。
図1は、本発明にかかる自律飛行移動体、ターゲット追跡方法を適用した自律飛行システム1000の機能的な構成を示す図である。図1に示すように、自律飛行システム1000は、自律飛行ロボット100と、サーバ200とを有し、これらが無線通信ネットワークN1を介して接続されている。無線通信ネットワークN1は、例えば、自律飛行ロボット100が飛行するために認可された周波数帯を利用した通信ネットワークである。通信ネットワークN2は、例えば、インターネット回線網である。図において、目標物であるターゲットTは地上Gを矢印Aの向きに移動し、その後方上方に自律飛行ロボット100が飛行し、撮像範囲Rを撮像しながらターゲットTを追跡している。
自律飛行ロボット100は、例えば、ドローンのような、自律して飛行可能な小型の移動体である。図1に示すように、自律飛行ロボット100は、複数のロータ101と、モータ102と、本体部103と、スキッド104と、撮像部105とを有している。自律飛行ロボット100は、本体部103からの指示に従って、モータ102による駆動力を受けてロータ101を回転させて飛行する。スキッド104は、自律飛行ロボット100の離着陸時の足として使用される。撮像部105は、ターゲットを撮像する撮像装置であり、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラによる構成される。
図2は、自律飛行ロボット100が有する本体部103の機能的な構成を示すブロック図である。図2に示すように、本体部103は、記憶部1031と、測位部1032と、探索部1033と、飛行制御部1034と、通信部1035と、制御部1036とを有して構成されている。実際には、これらの各部以外にも、例えば、移動速度を認識するための加速度センサ、高度を認識するための超音波センサ、自身の向きを把握するためのコンパス、バッテリ等、自律飛行ロボット100が通常備えている機能を有している。
記憶部1031は、メモリ等の一般的な記憶媒体から構成され、自律飛行ロボット100に関するデータを記憶する。
図3は、記憶部が記憶するデータの例を示す図である。図3に示すように、記憶部101は、撮像情報10311と、地図情報10312とを記憶する。
撮像情報10311は、上記撮像部105が撮像した画像データである。撮像情報10311には、例えば、自律飛行ロボット100が飛行する前方を俯瞰した、上記ターゲットを撮像した画面イメージの画像である。
地図情報10312は、ナビゲーションシステム等で用いられる一般的な地図データである。
測位部1032は、例えば、GPS(Global Positioning System)モジュールであり、自律飛行ロボット100の現在位置を測位し、その日時および位置を含む現在位置情報を出力する。本例では、上記現在位置情報を随時更新する前提で記載しているが、記憶部1031の記憶容量が許容されるのであれば、過去一定期間分のデータを自律飛行ロボット100内に蓄積してもよい。
探索部1033は、上記地図情報10312を読み出し、ターゲットまでの経路を探索する。また、探索部1033は、追跡中のターゲットを見失った場合に、上記地図情報10312を読み出し、見失った場所付近の地図上の経路のうち、ターゲットが移動した方向の経路のなかで最短経路を探索する。探索方法については、従来から知られている様々な技術を適用することができる。上記ターゲットの位置は、サーバ200から送信される。
飛行制御部1034は、探索部1033が経路を探索すると、モータ102を駆動してロータ101を回転制御し、ターゲットまでの自律飛行を開始する。飛行制御部1034は、自律飛行を開始すると、超音波センサにより所定の高度(例えば、3メートル)となるように、ロータ101の回転数を制御する。また、飛行制御部1034は、自律飛行を開始すると、撮像部105が撮像した画像データの画面イメージにおけるターゲットの大きさが所定のサイズとなるように、ターゲットとの距離が一定の距離(例えば、ターゲットから2メートル離れた後方位置)を飛行するように、ロータ101の回転数を制御する。このような制御により、自律飛行ロボット100は、飛行開始から飛行終了までの間、地上からある一定の高度でターゲットとの一定の距離を保ちつつ、追跡することができる。
通信部1035は、所定の規格にしたがって、無線通信ネットワークN1を介してサーバ200との間で無線通信して各種情報を送受信する処理部である。
制御部1036は、自律飛行ロボット100を構成する上記各部の動作を制御する。自律飛行ロボット100の具体的な動作についてはシーケンス図を用いて後述する。続いて、図1に戻って、サーバ200について説明する。
サーバ200は、PC(Personal Computer)等の一般的なコンピュータである。サーバ300は、自律飛行ロボット100によるターゲットの追跡を監視するサーバである。
図1に示すように、サーバ200は、記憶部201と、監視部202と、第1通信部203と、第2通信部204と、制御部205とを有して構成されている。
記憶部301は、HDD(Hard Disk Drive)等の一般的な記憶装置であり、自律飛行ロボット100による追跡に関する情報を記憶する。
図4は、記憶部201が記憶するデータの例を示す図である。図4に示すように、記憶部301は、自律飛行ロボット100の現在位置情報2011と、自律飛行ロボット100が撮像した撮像情報2012と、追跡している経路周辺の環境情報3013とを記憶する。現在位置情報2011は、自律飛行ロボット100の測位部1032が測位した現在日時および現在位置を示す上記現在位置情報を記憶する。撮像情報2012は、自律飛行ロボット100の撮像部105が撮像した撮像情報10311を記憶する。環境情報2013は、運行情報、道路情報、災害情報等、追跡している経路周辺の環境に関する情報である。
図5は、環境情報2013の例を示す図である。図5に示すように、環境情報3013は、環境が変化する事象が発生した日時と、その事象の内容を示す事象情報とが対応付けて記憶されている。図5では、例えば、2015年9月1日の12時30分00秒現在、品川区△△通り××交差点付近は工事のため通行止めとなっていることを示している。このように、環境情報3013には、追跡している経路周辺における道路の工事情報等、ターゲットを追跡している経路での移動に影響を与える事象を示す情報が記憶されている。これらの各情報は、例えば、監視部202が、通信ネットワークN2を介して、道路交通情報を提供するサイト、市区町村のホームページ等にアクセスしてこれらの情報を読み取って、上記環境情報2013として格納したり、格納した情報を所定の間隔で更新することにより、最新の状況を記憶している。
上記例以外にも、ターゲットが上記車両により移動する場合には、これらの情報に加えて交通渋滞情報(例えば、上記事象が発生した日時と、高速道路名と、上記事象情報とを対応付けた情報)を含めてもよい。続いて、図1に戻って、監視部202について説明する。
監視部202は、ターゲットを追跡する経路を飛行している自律飛行ロボット100を監視する処理部である。監視部202は、自律飛行ロボット100から受信した現在位置情報および撮像情報10311を読み取り、現時点で自律飛行ロボット100がターゲットを追跡している経路を飛行していることをチェックする。また、監視部302は、上記環境情報2013を取得するため、通信ネットワークN2を介して、道路交通情報を提供するサイト、市区町村のホームページ等にアクセスし、取得した情報を上記環境情報2013に記録する。
第1通信部203は、所定の規格にしたがって、無線通信ネットワークN1を介して自律飛行ロボット100との間で無線通信して各種情報を送受信する処理部である。
第2通信部204は、所定の規格にしたがって、通信ネットワークN2を介して上記道路交通情報を提供するサイト、市区町村のホームページ等にアクセスする処理部である。
制御部205は、サーバ200を構成する上記各部の動作を制御する。サーバ200の具体的な動作についてはシーケンス図を用いて後述する。続いて、本システムで行われる処理について説明する。
図6は、本システムで行われる処理(追跡飛行処理)の処理手順を示すシーケンス図である。図6に示すように、追跡飛行処理では、まず、サーバ200が有する不図示の入力装置(例えば、キーボード)が、本システムの管理者からターゲットの位置およびターゲットを識別するための情報(ターゲット情報)の入力を受け付け(ステップS601)、監視部202が、入力されたターゲット情報を自律飛行ロボット100に送信する(ステップS602)。ターゲット情報としては、例えば、ターゲットの現在位置を示す座標情報、ターゲットの顔画像がある。
自律飛行ロボット100は、サーバ200から上記ターゲット情報を受信すると、現在位置の測位および撮像部105による撮像を開始し、現在位置情報、撮像情報を出力し(ステップS603)、これらの情報をサーバ200に送信する(ステップS604)。以降、これらの情報は、本処理が終了するまでリアルタイムに行われる。
サーバ200の監視部202は、自律飛行移動ロボット100から上記現在位置情報、撮像情報を受信すると、これらの情報を記憶部201に記録する(ステップS605)。
自律飛行ロボット100の飛行制御部1034は、モータ102を駆動してロータ101の回転を制御し、上記ターゲット情報に示されたターゲットの位置まで自律飛行を開始する(ステップS606)。例えば、飛行制御部1034は、ターゲット情報として示されているターゲットの現在位置付近まで飛行した後、ターゲット情報に示されているターゲットの顔画像と、撮像部105が撮像する画像の中から上記ターゲットの顔画像に類似する顔画像を認識し、認識した顔画像を含む人物を上記ターゲットとして設定する。以降、自律飛行ロボット100は、上記現在位置情報および撮像情報を、随時サーバ200に送信する。
飛行制御部1034は、飛行を開始した後、ターゲットに到着すると、その旨をサーバ200に送信する(ステップS607)。サーバ200の上記入力装置は、自律飛行ロボット100からターゲットに到着した旨の情報を受信すると、そのターゲットに対する追跡指示の入力を受け付け(ステップS608)、監視部202は、その追跡指示を自律飛行ロボット100に送信する(ステップS609)。
自律飛行ロボット100の飛行制御部1034は、サーバ200から上記追跡指示を受信すると、ターゲットの追跡を開始する。飛行制御部1034は、上記ターゲットとの間の距離を保ちながら飛行するように、ロータ101の回転数を制御してポジショニングする(ステップS610、S611)。例えば、飛行制御部1034は、撮像部105が撮像している画像を解析し、その画像の中で占める上記ターゲットの画像の大きさを判定し、その大きさが一定となるように飛行する。
このように、上記ターゲットの画像の大きさが一定となるように飛行を制御することにより、実際に移動するターゲットとの間の距離を一定に保ちつつ飛行することができる。なお、本例では、画像解析により飛行制御部1034が飛行する位置をポジショニングしているが、ターゲットが携帯端末を所持している場合には、その携帯端末と自律飛行ロボット100との間の電波強度が一定となるように飛行を制御してもよい。
飛行制御部1034は、上記ポジショニングによりターゲットを認識できているか否かを判定し(ステップS612)、ターゲットを認識できていると判定した場合(ステップS612;Yes)、ステップS611に戻り、その距離を保ちつつ飛行を続行する。
一方、飛行制御部1034が、ターゲットを認識できなくなったと判定した場合(ステップS612;No)、探索部1033は、経路探索を実行する(ステップS613)。そして、飛行制御部1034は、経路が探索できたか否かを判定し(ステップS616)、経路が探索できたと判定した場合(ステップS616;Yes)、ステップS610に戻って、追跡を続行する。
具体的には、探索部1033は、記憶部1031に記憶されている地図情報10312を読み出し、見失った位置付近の地図上の経路のうち、ターゲットの移動方向にある経路のうちの最短経路を探索し、その経路をターゲットが移動する経路であると推定する。上記最短経路は、例えば、図7に示すように、ターゲットTが進行方向Aに移動することを前提に、自律飛行ロボット100が分岐点の直前の地点PでターゲットTを見失った場合、探索部1033が経路の合流地点までの経路R1、R2、R3の中から探索したR1である。このように、飛行制御部1034は、探索部1033により探索された進行方向にある経路が分岐した地点から、分岐した経路が合流する地点までの複数の経路の中で最も移動距離が少ない最短経路を探索する。
そして、飛行制御部1034は、飛行速度を上げて、ターゲットTが合流地点に移動するまでに探索された上記最短経路を移動して先回りし、合流地点付近の位置(例えば、図7に示す自律飛行ロボット100’の位置)で待機して待ち伏せする。そして、飛行制御部1034は、その時点で撮像部105が撮像している画像を解析し、その画像の中で占める上記ターゲットの画像の大きさが一定以上となったか否かを判定する。そして、上記ターゲットの画像の大きさが一定以上となったと判定した場合、合流地点付近までターゲットTが移動してきたと判断し、そのターゲットT(図7では、ターゲットT’)の追跡を続行する。
ステップS609において追跡指示が送信されると、サーバ200の監視部202は、通信ネットワークN2を介して、道路交通情報を提供するサイト、市区町村のホームページ等の他のシステムにアクセスし、上記環境情報を取得し、環境情報2013に記録するとともに(ステップS614)、自律飛行ロボット100に送信する(ステップS615)。このとき、監視部202は、取得した環境情報と、記憶部310に記憶した現在位置情報2011および撮像情報2012とを参照し、ユーザの移動に影響を与える事象を示す環境情報(例えば、現在の経路に含まれる交差点名における工事を示す事象)を抽出して上記環境情報2013に記録する。以降、監視部202は、環境情報を取得する都度、環境情報2013を更新するとともに、取得した最新の環境情報を自律飛行ロボット100に送信する。
自律飛行ロボット100の探索部1033は、サーバ200から上記環境情報を受信すると、環境情報に示された事象を回避するような迂回経路を探索した上で上記最短経路を再探索し、再対策できた場合(ステップS616;Yes)、ステップS610に戻って自律飛行ロボット100による追跡を継続させる。自律飛行ロボット100は、これらのステップを、環境情報を取得する都度、追跡が終了するまで繰り返す。
一方、飛行制御部1034は、ステップS616において経路が探索できなかったと判定した場合(ステップS616;No)、ターゲットが建物に入る等して見失ったと判断し、追跡不可通知をサーバ200に送信する(ステップS617)。上記のようにターゲットを見失った場合でも、ターゲットを追跡したそれまでの経路やその時点でのターゲットの位置がわかるため、以降、人手によるターゲットの追跡範囲を限定することができる。
サーバ200の上記入力装置は、自律飛行ロボット100から上記追跡不可通知を受信すると、そのターゲットに対する追跡終了指示の入力を受け付け(ステップS618)、監視部202は、その追跡終了指示を自律飛行ロボット100に送信する(ステップS619)。自律飛行ロボット100は、サーバ200から上記追跡終了指示を受信すると、ターゲットの追跡飛行を終了し、追跡を開始したときの位置まで戻る(ステップS620)。
このように、本システムでは、上記処理を実行することにより、俯瞰することができない状況においても目標物の追跡ができる。
上記自律飛行ロボット100、サーバ200で行われる各処理は、実際には、自律飛行ロボット100、サーバ200にインストールされたプログラムを実行することにより実現される。上記プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供されたり、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで記録媒体に記録して提供したり、配布してもよい。
1000 自律飛行システム
100 自律飛行ロボット
101 ロータ
102 モータ
103 本体部
1031 記憶部
10311 撮像情報
10311 地図情報
1032 測位部
1033 探索部
1034 飛行制御部
1035 通信部
1036 制御部
104 スキッド
105 撮像部
200 サーバ
201 記憶部
2011 現在位置情報
2012 撮像情報
2013 環境情報
202 監視部
203 第1通信部
204 第2通信部
205 制御部
N1 無線通信ネットワーク
N2 通信ネットワーク

Claims (6)

  1. 自律飛行が可能な自律飛行移動体であって、
    撮像部と、
    あらかじめ定められたターゲットを示す第1の画像と前記撮像部が撮像した第2の画像とに基づいて前記ターゲットを認識し、認識した前記ターゲットとの間で所定の距離を保ちながら飛行して前記ターゲットを追跡する飛行制御部と、
    前記飛行制御部が前記ターゲットを認識できなくなった場合に、地図情報に基づいて前記認識できなくなった位置付近の経路を探索する探索部と、を有し、
    前記飛行制御部は、前記探索部により探索された経路に基づいて、前記ターゲットの追跡を続行する、
    ことを特徴とする自律飛行移動体。
  2. 前記探索部は、探索した経路の分岐点から合流点までの最短経路を探索し、
    前記飛行制御部は、前記最短経路を前記合流点付近まで飛行し、前記第1の画像と前記第2の画像とに基づいて前記ターゲットが前記合流点付近まで移動したか否かを判定し、前記ターゲットが前記合流点付近まで移動したと判定した場合、前記ターゲットの追跡を続行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自律飛行移動体。
  3. 前記探索部は、前記経路周辺についての環境情報を他のシステムから取得して前記環境情報のうち前記経路での移動に影響を与える事象を抽出し、抽出した前記事象を回避して前記経路を探索する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の自律飛行移動体。
  4. 自律飛行が可能な自律飛行移動体を用いたターゲット追跡方法であって、
    あらかじめ定められたターゲットを示す第1の画像と前記自律飛行移動体に備えられた撮像部が撮像した第2の画像とに基づいて前記ターゲットを認識する認識ステップと、
    認識した前記ターゲットとの間で所定の距離を保ちながら飛行して前記ターゲットを追跡する追跡ステップと、
    前記ターゲットを認識できなくなった場合に、地図情報に基づいて前記認識できなくなった位置付近の経路を探索する探索ステップと、
    探索された経路に基づいて、前記ターゲットの追跡を続行する続行ステップと、
    を含むことを特徴とするターゲット追跡方法。
  5. 前記探索ステップでは、探索した経路の分岐点から合流点までの最短経路を探索し、
    前記続行ステップでは、前記最短経路を前記合流点付近まで飛行し、前記第1の画像と前記第2の画像とに基づいて前記ターゲットが前記合流点付近まで移動したか否かを判定し、前記ターゲットが前記合流点付近まで移動したと判定した場合、前記ターゲットの追跡を続行する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のターゲット追跡方法。
  6. 前記探索ステップでは、前記経路周辺についての環境情報を他のシステムから取得して前記環境情報のうち前記経路での移動に影響を与える事象を抽出し、抽出した前記事象を回避して前記経路を探索する、
    ことを特徴とする請求項4または5に記載のターゲット追跡方法。
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