JP2017066688A - 受枠付き溝蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】歩行者や走行車両に躓きや衝撃を与えることなく、しかも比較的低コストで、路面に降り注いだ雨水を溝蓋内へ取り込む際に、その雨水の流線を乱さないようにして集水能力を高めた受枠付き溝蓋を提供する。
【解決手段】複数の主部材1と、主部材1とで格子状に配設された連結材2と、主部材1の両外側で平行配設され、主部材1の両サイド11に固着され、端板とで方形枠部を形成する側当て材5と、を具備する溝蓋と、溝蓋が枠内に収まる大きさの受枠本体6と、受枠本体6を形成する一枠片61に係る上縁の枠片長手方向に、帯板状体に係る帯幅方向の一端側になる基端部71を固着すると共に、帯幅方向の先端部を枠内へ向けて下降傾斜させ、低所入り部材5Bに係る枠高の低い低所部が庇部材の下端縁を潜り抜け、櫛歯状の各切欠に各主部材1が嵌入することにより受枠本体6内に溝蓋が収めることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、集水枡や側溝等に敷設される受枠付き溝蓋に関する。
集水枡や、車道脇又は車道を横断する側溝等に配設される受枠付き溝蓋に関する。側溝や集水枡の上面開口に取着した受枠内を、スリットが有る溝蓋で蓋をすることによって、路面上の雨水を溝蓋内へ流して排水処理が行われている。ところが、近年のゲリラ豪雨等では、例えば坂道の路面に降り注いだ雨が溝蓋内に取り込まれず、越流現象を起こし、溝蓋表面上を通過してしまう問題がある。
こうしたなか、雨水をスムーズに流すことができ、雨水の呑み込み性能を高めたグレーチング蓋の発明が提案されている(例えば特許文献1、2)。
特開2005−312854号公報 特開2010−281051号公報
しかるに、特許文献1は、図15のようなグレーチング蓋の構造であり、路面に降った雨水を側溝流路内へスムーズに流すのに支障をきたす虞があった。グレーチング蓋GRは、側溝9内の掃除やメンテナンス等の必要性から、受枠F1内に着脱自在に設置される。そのため、受枠F1とグレーチング蓋GRとの間に隙間εが設定されており、この隙間εが作業性を良くする一方で、悪さをする問題があった。路面GLが形成する流水表面に沿って、雨水をスムーズにグレーチング蓋GR内へ取り込もうとするが、前記隙間εで流水の流れに渦流を発生させ、集水能力を低下させる虞があった。
また、その請求項に記載のごとく「流水表面の流水勾配よりも大きく傾斜した導水表面を有するガイド部材が流れ方向上流側のサイドバーから前記メインバー間に向かって延設され、当該メインバー間に前記導水表面を底面とする小水路が形成されているグレーチング蓋」であり、メインバー間に一つずつガイド部材を設けなければならず、構造上、高コストになっていた。
特許文献2は、その請求項1に記載のごとく「側溝に路面よりも低く設置されるグレーチングに路面から雨水が流入するための補助スロープ」を備える発明である。路面よりも低く設置されるグレーチングと、その路面との間に段差ができ、歩道にあれば段差部分で歩行者が躓く虞がある。また、車道に設置されれば段差部分により走行車両が衝撃を受ける虞がある。
本発明は、上記問題を解決するもので、歩行者や走行車両に躓きや衝撃を与えることなく、しかも比較的低コストで、路面に降り注いだ雨水を溝蓋内へ取り込む際に、その雨水の流線を乱さないようにして集水能力を高めた受枠付き溝蓋を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、請求項1に記載の発明の要旨は、帯幅方向を起立させて互いに平行配設された複数の主部材(1)と、該主部材(1)とで格子状に配設された連結材(2)と、前記主部材(1)の両外側で平行配設され、且つ前記連結材(2)の両端部(21)に固着された一対の端板(4)と、前記主部材(1)間のスリット幅(SW)に対応する部位は枠高(5h)が低くなっている低所入り部材(5B)を少なくとも一方に用いて、前記主部材(1)の両サイド(11)に固着され、且つ前記端板(4)とで方形枠部(3)を形成する側当て材(5)と、を具備する溝蓋(G)と、該溝蓋(G)が枠内(60)に収まる大きさの受枠本体(6)と、該受枠本体(6)を形成する一枠片(61)に係る上縁(61a)の枠片長手方向に、帯板状体に係る帯幅方向の一端側になる基端部(71)を固着すると共に、帯幅方向の先端部(75)を枠内(60)へ向けて下降傾斜させ、且つ該先端部(75)の下端縁(76)側に帯状体長手方向に沿って、前記主部材(1)の配設ピッチに合わせた櫛歯状の切欠(77)を前記基端部(71)側へ向けて複数形成した庇部材(7)と、を具備する受枠(F)と、を備え、前記低所入り部材(5B)に係る前記枠高(5h)の低い低所部(53)が前記庇部材(7)の下端縁(76)を潜り抜け、且つ該櫛歯状の各切欠(77)に前記各主部材(1)が嵌入することにより前記受枠本体(6)内に前記溝蓋(G)が収まることを特徴とする受枠付き溝蓋にある。
請求項2の発明たる受枠付き溝蓋は、請求項1で、低所入り部材(5B)が帯板状体の帯幅方向を起立させて前記主部材(1)に固着され、且つ該低所入り部材(5B)に、その上縁(5Ba)からその帯幅の上半部(54)を越える深さにまでカットした凹状溝の溝底部で前記低所部(53)が形成されたことを特徴とする。請求項3の発明たる受枠付き溝蓋は、請求項1又は2で、受枠本体(6)内に前記溝蓋(G)が収まった状態下、前記庇部材(7)に係る先端部(75)の下端縁(76)が、前記主部材(1)の上端面(1a)よりも下方に配され、且つ底板部(611)と立板部(612)とで側面視L字状に形成された前記一枠片(61)の該底板部(611)よりも上方に配されるようにし、さらに前記庇部材(7)の先端部(75)が前記一枠片(61)の底板部(611)よりも枠内(60)へ突出したことを特徴とする。請求項4の発明たる受枠付き溝蓋は、請求項1〜3で、庇部材(7)に係る基端部(75)が水平部分で形成され、且つ該基端部(75)が前記枠内(60)に収まった前記溝蓋(G)の低所入り部材(5B)を越え、この越えた地点から、枠内(60)へ向けて下降傾斜する前記先端部(75)が延在することを特徴とする。
本発明の受枠付き溝蓋は、受枠や溝蓋と路面とが略面一で安全であり、また集中豪雨の時は雨水の流線を乱さないようにして雨水の呑み込み性能を高め、さらにゲリラ豪雨で蓋をした溝蓋から溢れ出す水の逆流現象が起こっても溝蓋が外れない構造であり、しかも従来品に比較して低コストで製造できるなど、性能面,安全性の面,コスト面等から多大な効を奏する。
実施形態1の受枠付き溝蓋で、集水枡に適用した概略平面図である。 図1の断面図である。 図2の低所入り部材周りの拡大図である。 図1の溝蓋の平面図である。 低所入り部材の正面図である。 溝蓋の一部分解斜視図である。 図1の受枠の平面図である。 図7の庇部材周りの説明斜視図である。 図7の庇部材の平面図である。 図9の庇部材の側面図である。 低所部を庇部材の下端縁を潜らせて、溝蓋を受枠に収める動作説明断面図である。 図11からさらに各切欠に各主部材が嵌入することにより受枠本体内に溝蓋が収まった説明断面図である。 実施形態2で、側溝に適用した受枠付き溝蓋の概略平面図である。 図13の断面図で、図2に対応する図である。 従来技術の説明断面図である。
以下、本発明に係る受枠F付き溝蓋について詳述する。
(1)実施形態1
図1〜図12は本発明の受枠付き溝蓋の一形態で、図1は集水枡に適用した概略平面図、図2は図1の断面図、図3は図2の低所入り部材周りの拡大図、図4は図1の溝蓋の平面図、図5が低所入り部材の正面図、図6は溝蓋の一部分解斜視図、図7は図1の受枠の平面図、図8は図7の庇部材周りの説明斜視図、図9は図7の庇部材の平面図、図10は図9の庇部材の側面図、図11は低所部を庇部材の下端縁を潜らせて、溝蓋を受枠に収める動作説明断面図、図12は図11からさらに各切欠に各主部材が嵌入することにより受枠本体内に溝蓋が収まった説明断面図である。尚、各図は図面を判り易くするため、各構成部材を簡略化図示する。
本実施形態は集水枡8に適用する受枠F付き溝蓋Gで、枡蓋からなる溝蓋Gとその受枠Fとを備える(図2)。受枠Fは、集水枡8の上面開口部に、受枠上端面Faをその周りの路面GLに合わせて設置固定される。溝蓋Gは、受枠Fとは別体にして、その受枠本体6内に着脱自在に載置できる大きさになっている。受枠F付き溝蓋Gに係る受枠上端面Fa及び溝蓋Gの上端面はその周りの路面GLと略面一になる。
溝蓋Gは、集水枡8の上面開口部を囲った受枠Fに蓋をする金属製盤体で、主部材1と連結材2と端板4と側当て材5とを具備する。
主部材1は、ベアリングバーとも呼ばれ、帯長が平面視略正方形の集水枡8に係る一辺長さに略等しい金属製帯板状体である。溝蓋Gを作製するにあたって、主部材1が帯幅方向を上下にして一定ピッチで互いに平行配設される。ここで、本発明でいう「主部材1が帯幅方向を上下にして」の「上下」や「下方」,「水平方向」,「下降」とは、受枠F付き溝蓋Gが集水枡8に設置された図2でいえば、紙面の上下、紙面の下方,紙面の左右前後を含んだ面方向、紙面の下の方へ降りることを指す。
溝蓋Gは、多数本の主部材1がその長手方向を平面視略正方形の集水枡8の一辺方向に合わせ且つ帯幅方向を起立させて、図4,図6のごとく一定ピッチで平行配設される。各主部材1間の間隔がスリット幅SWを形成して、雨水等の通水が行なわれる。ここでの主部材1は、図6のごとく上部と下部に厚みがある通称Iバーと呼ばれる横断面形状の金属製帯板材を用いる。尚、本実施形態の主部材1の上端面1aには、図6ごとくの滑り止め用凹凸が形成されているが、他図では省く。
連結材2は、主部材11に直交させて該主部材11とで格子状に形成する金属製部材である。連結材2が主部材1とで格子状に配設される。符号Sは主部材1と連結材2とを格子状に配設することによってできるスリットを示す。集中豪雨などでは、路面GLに降った大量の雨が雨水となって路面GLをはい、溝蓋Gへと向かう。そして、詳細後述する庇部材7へ主に吸い寄せられるようにしてこの上を横切り、スリットSを通って集水枡8内へ流れ落ちる。
本実施形態の連結材2はツイストバーと呼ばれる金属製棒状材を採用する(図6)。連結材2も一定ピッチで平行配設されるが、最外側で、庇部材7が載る一枠片61側に配される側当て材5たる低所入り部材5Bとこれに一番近い連結材2Aとの距離は、図4のごとく他のピッチ間隔よりも長い間隔(他の約2倍)をとっている。庇部材7を低所入り部材5Bが潜る時、連結材2が庇部材7に当たって邪魔をしないようにするためである(図1,図9〜図11)。
端板4は、前記連結材2の両端部21に固着される一対の帯板状体で、主部材1と略同じ帯幅、帯長になる。端板4は、帯幅方向を起立させ、主部材1の両外側で、該主部材1に対し平行配設される。帯板状体は主部材1と異なり平鋼を用いてもよいが、ここでの端板4は主部材1と同一のものを用いる。端板4と最外側の主部材1とのスリット幅SWは主部材1間のスリット幅SWに合わす。
端板4、主部材1、及び連結材2は公知の溝蓋Gの構成部材と同じである。該端板4及び各主部材1をその帯幅方向を起立させ、且つ所定ピッチで配設した後、これらと直交するようにして所定間隔を離して、端板4の上端面及び各主部材1の上端面1aに連結材2を載置する。その後、端板4,各主部材1と連結材2とを電気圧接固定して格子状にし、さらに両側横方向には側当て材5が固着されて、図2,図4ごとくの正方形盤の溝蓋Gに組立てられる。
側当て材5は、端板4とで正方形に近い方形枠部3を形成する金属製部材である。従来からの溝蓋Gは、平鋼の帯板からなる側板で方形枠部を形成するが、本発明は側板に代えて側当て材5が担う。隣り合う主部材1間のスリット幅SWに対応する部位は枠高5hが低くなっている低所入り部材5Bを、二つある側当て材5の少なくとも一方に用いて、主部材1の両サイド11に側当て材5が固着され、且つ二つの端板4とで方形枠部3を形成する。端板4の両側端面41に側当て材5に係る低所入り部材5B,帯状側板5Aの両端部が固着される(図4,図6)。この低所入り部材5Bに係る枠高5hが低くなっている低所部53が庇部材7の下端縁76を潜り抜けると共に、詳細後述する櫛歯状各切欠77に各主部材1が嵌入することにより受枠本体6内に溝蓋Gが収まる構成になっている。
本実施形態は一方にだけ低い低所入り部材5Bを用い、他方5Aは平鋼の帯板からなる従来の側板と同形の側当て材5とする。低所入り部材5Bは、帯板状体の帯幅方向を起立させ(帯幅を上下方向にし)且つ帯幅方向下側に枠高5hの低い低所部53を配して、主部材1に固着される。側当て材5に係る該帯板状体の帯幅、いいかえれば枠高5hは主部材の帯幅1Wと同じである。尚、枠高5hを用いるのは、方形枠部3を構成する側当て材5Bに、凹状溝を形成せずに初めから枠高5hの低い棒状部材の使用も可能だからである。
低所入り部材5Bは、溝幅を各主部材1間のスリット幅SWに合わせて、その上縁5Baから低所入り部材5Bの帯幅の上半部54を越える深さにまで低く切取った凹状溝の溝底部で低所部53が形成される(図6)。低所入り部材5Bのこの低所部53が庇部材7の下端縁76を潜り抜け可能にしている。図5は、低所入り部材5Bの上端面5Baからその帯幅の約4/5の深さにまで深く切除した凹状溝の溝底部で低所部53を形成したが、帯幅の上半部54(帯幅の上端から1/2)を越える深さであれば充足する。そのような低所部53であれば、溝蓋Gの傾ける角度を大きくすることによって、低所部53は図11のごとく前記庇部材7の下端縁76を潜り抜けが容易になるからである。
符号52は平鋼からなる帯板状体から各低所部53を形成した凹状溝の両脇に帯幅の状態で残った支柱部52、符号51は方形枠部3のうち、低所部53の枠高5hが低い溝底部の一定枠幅で支柱部52の領域まで水平方向に延びる低所入り部材5Bの基部たるベース部を示す。低所入り部材5Bは支柱部52をなしにして、低所部53を形成するベース部51だけでもよい。ただ、支柱部52を設けるとより好ましくなる。支柱部52によって、溝蓋G上を車両走行することによって発生する水平X,Y方向への衝撃に対し、溝蓋Gが十分耐えられるようになり、且つ主部材1の倒れ防止に貢献し、また、端板4の端面41と共に低所入り部材5B側の各主部材1に係る端面11の角を保護できるからである。支柱部52の幅52Tは主部材1の板厚tに合わせて設けられている。こうして出来上がった溝蓋Gは、主部材1の上端面1aに滑り止め用凹凸が在るものの、低所入り部材5Bの低所部53を除いた上端面Gaが略面一になっている。連結材2の上縁2aも電気圧接により主部材上端面1a等と略面一になる。
受枠Fは受枠本体6と庇部材7とを具備する(図7)。受枠本体6は、前記溝蓋Gが枠内60に嵌まる内枠寸法の大きさがある金属製方形枠体になっている。帯板部の帯幅を上下にして、一枠片61とこれと対向する対の他の枠片62と、別の二つの枠片67とで、平面視方形の受枠本体6の立板部を形成し、その一枠片61用の帯板部上縁61aに庇部材7が載置固定される。この庇部材7が載る一枠片61には立板部612の帯幅部下縁から枠内60へ向けて側面視L字状に底板部611が張り出す。これと対向する他方の枠片62も、立板部622の帯幅部下縁から枠内60へ向けて側面視L字状に底板部621が張り出し、枠内60に収めた溝蓋Gを受枠本体6で受け支えられるようにしている(図2)。底板部611,621に載り、受枠本体6内に載置セットされた溝蓋Gと受枠本体6の各内壁との隙間εが設計上5mm確保される(図3)。
庇部材7が載る一枠片61は上縁部分を庇部材7の板厚分を削って、一枠片61上に庇部材7が載置固定された受枠Fの上端面Faを略面一する(図2)。
庇部材7は、受枠本体6を形成する前記一枠片61に係る上縁61aの枠片長手方向に、帯幅方向の一端側になる基端部71を固着させると共に、帯幅方向の先端部75を受枠本体6内(枠内60)へ向けて庇状に下降傾斜させた帯板状体である。そして、該先端部75の下端縁76側に帯状体長手方向に沿って、主部材1の配設ピッチに合わせた櫛歯状の切欠77を基端部71側へ向けて複数形成した庇部材7になっている。庇部材7の両端部は枠片67とで切欠77を形成する。庇部材7は、その帯長を図7のごとく一枠片61の長さと等しくしてこれに合わせ、且つ基端部71を略水平状態に保って、受枠本体6に係る一枠片61上に載置固定される。受枠本体6の一枠片61に庇部材7が固定されると、庇部材7に係る基端部71の上面を含めた受枠Fの上端面Faが、図2のように略面一になる。
本実施形態は、庇部材7に係る基端部71が水平部分で形成され、且つ該基端部71が受枠本体6内に収まった溝蓋Gの低所入り部材5Bを越え、この越えた地点から、枠内60へ向けて下降傾斜する先端部75が延在する。庇部材7が図3の横断面視のごとく一枠片61の立板部612に対しT字状に載置固定され、一枠片61の外方に外鍔部72が張り出す。外鍔部72が在ると、路面GLとの面一の合わせが楽になるからである。そして、水平部分からなる基端部71が、受枠本体6内に収まった溝蓋Gの低所入り部材5Bよりも枠内60側へ延びた所で、該基端部71から枠内60へ向けて、伏角5°〜50°(ここでは約30°)の範囲内で下降傾斜する先端部75を延在させている。
前記櫛歯状の各切欠77は主部材1の板厚tに合わせた溝幅77aとする。具体的には、主部材1の板厚tよりも僅かに大きくした溝幅77aで、また切欠77の溝深さ77bは先端部75の下端縁76から該先端部75を過ぎて基端部71の部位にまで達する深さとする。先端部75の下端縁76から切欠77へと入り込む入口は、図9のようにアール(丸み)が取られ、切欠77内へ主部材1を進入し易くする。図1のごとく受枠Fに溝蓋Gが組付けセットされると、基端部71の切欠77内に側当て材5の支柱部52,主部材1が収まり、支柱部52の上端面(低所入り部材5Bの上端面5Ba),主部材1の上端面1aと庇部材基端部71の上面とが面一になる。受枠Fへの溝蓋Gの取付けセットで、庇部材7の両端部では枠片67とでつくる切欠77内に端板4の端部が収まる。端板4の上端面と庇部材基端部71の上面とが略面一になる。
また、受枠本体6内に溝蓋Gが収まった状態下、庇部材7は、先端部75の下端縁76が、主部材1の上端面1aよりも下方に配され、且つ底板部611と立板部612とで側面視L字状に形成された一枠片61の該底板部611よりも上方に配されるようにしている。一枠片61の底板部611と庇部材7に係る先端部75の下端縁76との間に距離Lがある開口部を確保し(図3)、集中豪雨等で、図2の矢印のように雨水を枡内80に一旦呼び込めば、集水枡8に収まる溝蓋G付き受枠Fの一枠片61と庇部材7で囲まれた図3の空間内Vの空気を該雨水に同伴させ、空間内Vを負圧にする。負圧にすることで、雨水を枡内80に呼び込む力が働き、枡内80への雨水の呑み込み性能を高めることができる。
また、庇部材7は、図3のようにその先端部75が一枠片61の底板部611よりも枠内60へ突出した方がより好ましい。一枠片61と庇部材7で囲まれた空間内Vの空気を該雨水により同伴させ易くなり、短時間で負圧にして枡内80への雨水の呑み込み性能を高められるからである。尚、図3、図9、及び図10で、基端部71と先端部75の境界を屈曲点で図示したが、本庇部材7は先端部75がプレス加工により屈曲形成されており、屈曲点は丸みを帯びている。
符号1bは主部材1の下端面、符号81は集水枡の底部、符号82は側部、符号820は段差部分、符号Pは導管を示す。
次に、受枠F付き溝蓋Gの一取付け方法について述べる。前記溝蓋G及び受枠Fを用い、まず、受枠上端面Faを路面GLと合わせるように受枠Fを集水枡8に設置する。雨水の流れ方向上流側に庇部材7が配されるよう、受枠Fを集水枡8の開口上部に取付け固定する。庇部材7上を雨水が直交して流れるよう受枠Fが集水枡8の上面開口部にセット固定される。図11でいえば、紙面右方が上流側で雨水は紙面の右から左へと流れる。坂道などの場合は、紙面右方から左方へ下降傾斜する。
次いで、上端面Faを略水平に配した受枠Fに対して、低所入り部材5B側を庇部材7に対向させるようにして、溝蓋Gを該庇部材7側に向けて下降傾斜させる。続いて、図11の矢印方向に溝蓋Gを進出させて、庇部材7の下端縁76を低所部53が潜って、低所入り部材5Bを一枠片61の底板部611に載せる。低所入り部材上縁5Baからその帯幅の上半部54を越える深さにまでカットした凹状溝の溝底部で前記低所部53が形成されると、溝蓋Gを傾けることによって、潜り抜ける際、庇部材7と低所部53との間に余裕スペースYを確保できる。低所部53が庇部材7の下端縁76を潜り抜けるとき、略同時進行で、低所入り部材5Bの支柱部52、主部材1が切欠77内へ進入する。さらに、溝蓋Gを進出させて、支柱部52が切欠77深さの深底に当たったところで、溝蓋Gを傾斜状態から水平状態にして、図1,図12の形になり、受枠Fへの溝蓋Gの設置が終了する。集水枡8への本受枠F付き溝蓋Gの取付けが完了する。受枠F付き溝蓋Gが使用状態になる。
定期清掃等で、受枠Fから溝蓋Gを取り外す場合は、図12から図11へと上記手順と逆の動作をすれば、受枠Fに設置した溝蓋Gを取り外すことができる。
(2)実施形態2
本実施形態は、側溝9に適用する受枠F付き溝蓋Gである。図13がその側溝9に適用した受枠F付き溝蓋Gの概略平面図、図14は図13の断面図で、図2に対応する図である。
溝蓋Gは、実施形態1が平面視略正方形の盤状体であるのに対し、図13のごとく平面視長方形の盤状体になる。長方形になる長さ分だけ、実施形態1に比べ、主部材1の本数が増え、側当て材5を長くしている。
多数の金属製主部材1とこれに直交する連結材2とで格子状に形成して、端板4の両端面41と共に主部材1の両端面11を側当て材5で塞ぐ。側当て材5の一方を低所入り部材5Bとする。他方は平鋼からなる帯状側板である。主部材1間のスリット幅SWに対応する部位は枠高5hが低くなっている低所入り部材5Bを一方に用いた側当て材5が、主部材1の両サイド11に固着される。低所入り部材5Bと帯状側板5Aからなる側当て材5と、二つの端板4とで方形枠部3に形成される
受枠Fには、受枠本体6に係る長方形の長辺側の一枠片61に、主部材1の配設ピッチに合わせて、櫛歯状の切欠77を設けた庇部材7が固着される。受枠Fも、溝蓋Gが平面視長方形になるのに伴い、実施形態1の受枠Fに比べて、その長方形になる長さ分だけ、庇部材7、一枠片61とこれと対の他方の枠片62を長くしている。
そうして、低所入り部材5Bの低所部53が庇部材7の下端縁76を潜り抜けると共に、櫛歯状の各切欠77に各主部材1が嵌入することにより受枠本体6内に溝蓋Gが収まる受枠F付き溝蓋Gとする。
該受枠F付き溝蓋Gは、集水枡8に代わって、図14ごとくの側溝9に設置される。受枠Fがその上端面Faを路面GLと合わせるように設置される。受枠上端面Faと共に、受枠Fに取付けセットされた溝蓋Gの上端面Gaが、その周りの路面GLと略面一になる。雨水の流れ方向上流側に庇部材7が配されるようにして、受枠Fを側溝9の開口上部に取付け固定する。図14でいえば、紙面右方が上流側で雨水は紙面の右から左へと流れる。車両走行方向に傾斜がある道路横断の側溝9では、雨水の流れ方向上流側が紙面右方側になる。他の構成は実施形態1と同様であり、その説明を省く。実施形態1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
符号91は側溝9の底壁部、符号92は側壁部、符号920は段差部分を示す。
(3)効果
このように構成した受枠F付き溝蓋Gは、溝蓋Gに低所入り部材5Bを用い、受枠F側に庇部材7を用いて、低所入り部材5Bの低所部53が庇部材7の下端縁76を潜り抜け、且つ各切欠77に主部材1が嵌入することにより受枠本体6内に溝蓋Gが収まるので、この庇部材7等で、雨水を枡内80又は流路90内へ積極的に導いて雨水の呑み込み性能を高めることができる。
本受枠F付き溝蓋Gは、下降傾斜する先端部75を有する庇部材7と、受枠Fの一枠片61と各切欠77に入り込んだ主部材1,低所入り部材5Bとによって、図3に示す囲い空間Vができる。集中豪雨等で図2の矢印方向に雨水が一旦流入すると、囲い空間V内の空気は雨水の流れに引き寄せられ奪われる。空気が奪われると、囲い空間V内が減圧されるので、その後はこの減圧の力で庇部材7上に流れる雨水を枡内80又は側溝流路90へと導き、雨水の呑み込み性能を高めて、越流現象を抑制できる。
本発明の受枠F付き溝蓋Gは、受枠Fと溝蓋Gが別体であることから、囲い空間V内の空気が雨水の流れに奪われても、主部材1,低所入り部材5Bと庇部材7間に隙があり、一見、囲い空間V内が減圧されないかのようにみえる。確かに、小雨程度では、主部材1,低所入り部材5Bと庇部材7間に隙が残り、減圧されない場合がある。しかし、集中豪雨では、雨水の水膜によって、主部材1,低所入り部材5Bと庇部材7間の隙は埋められる。その結果、図3でいえば、一枠片61の底板部611と庇部材7の下端縁76間の距離Lがつくる開口部を残して、一枠片61と庇部材7と主部材1と低所入り部材5Bで囲まれた囲い空間Vは密封状態にある。雨水が庇部材7上を通って枡内80,側溝9内に流れ落ちると、囲い空間V内の空気は一枠片61の底板部611と庇部材7の下端縁76間の開口部から、その流れに引き寄せられて出ていく。その結果、囲い空間V内が減圧される。
本発明は、主部材1,低所入り部材5Bと庇部材7間に隙があることで、溝蓋Gと受枠Fとを別体にし、メンテナンス等での受枠Fからの溝蓋Gの円滑な取付け取外しが可能になる一方、集中豪雨等で越流現象防止が必要な時には上述のごとくその隙が埋まるので、存分に威力を発揮できる。尚、小雨では隙が埋まらないが、越流現象は起きないので問題ない。定期清掃等で、受枠Fから溝蓋Gの取外しや清掃後の戻し作業を、両者を別体にして実施できるようにしながら、越流現象を抑える必要がある時は、既述のごとくいかんなく威力を発揮でき、極めて理にかなった発明になっている。
そして、本受枠F付き溝蓋Gは、汎用品に代えて、一枚の低所入り部材5Bと一枚の庇部材7を用意し、一枠片の上縁61a部分を少し削り取る程度で出来上がる。一枚ものの低所入り部材5Bや一枚ものの庇部材7はプレス加工やレーザ加工等によって容易に作製でき、また公知部品に代えこれら二枚の異形部品を他の公知部品と共に組立てて、簡単に本受枠F付き溝蓋Gが出来上がる。ガイド部材を多数用意しなければならず、さらにメインバー間に一枚一枚取付け固定しなければならず、コスト高になる特許文献1のグレーチング用越琉抑制ガイドに比べれば、本発明品は作製作業が楽で且つ低コスト生産できる。
また、特許文献1をはじめとする従来品は、取扱い上、受枠F1とグレーチング蓋GRとの間に隙間εが存在しており、隙間εで流水の流れに渦流,乱れを発生させ、集水能力を低下させる虞があるが、本受枠F付き溝蓋Gはこうしたことが起こらない。
本受枠F付き溝蓋Gにも勿論、隙間εが存在する(図3)。しかし、路面GLと面一にする庇部材7によって、隙間εが覆い尽くされている。庇部材7に係る基端部71が水平部分で形成され、且つ該基端部71が受枠本体6内に収まった溝蓋Gの低所入り部材5Bを越え、この越えた箇所から、枠内60へ向けて下降傾斜する。受枠Fとこの枠内60に載置された溝蓋Gとにできる隙間εを、庇部材7の基端部71が覆って溝蓋Gにまで達しているので、隙間εによる渦流発生や雨水の流れの乱れはない。ゲリラ豪雨等で、図2,図14の矢印のごとく雨水が本受枠F付き溝蓋Gを経由して枡内80,側溝9内へ入り込む際、図3のように隙間εは庇部材7によってカバーされているので、隙間εによる渦流発生や雨水の流れの乱れが生じない。路面GLと面一の板状にして上面が滑らかな庇部材基端部71で隙間εをカバーしているので、路面GLの雨水は、基端部71上にストリームラインSTを形成して流れ、雨水の流線を乱すことなく、庇部材7を横切って円滑に枡内80,側溝流路90へと取り込まれる。
さらに、特許文献2のように、側溝9に路面GLよりも低く設置されるグレーチングにして、段差部分ができることによる歩行者の躓きや走行車両中に衝撃を与える虞がない。本受枠F付き溝蓋Gは、集水枡8や側溝9の上面開口部に、受枠上端面Fa及び溝蓋Gの上端面Gaがその周りの路面GLに合わせて、略面一になるよう設置されるので、段差部分が生まれない。車道,歩道等を問わず、広い適用範囲がある。
加えて、本受枠F付き溝蓋Gは、別の観点からでも安全対策上優れものになっている。低所入り部材5Bの低所部53が庇部材7の下端縁76を潜り抜けて、受枠本体6内に溝蓋Gが収まるので、豪雨で枡蓋や側溝9内の雨水が逆流して吹き上げる事態が発生しても、溝蓋Gが外れない。溝蓋Gは受枠本体6内に溝蓋Gが一旦収まると、上動する雨水の逆流の力を受けても、低所入り部材5Bの低所部53が庇部材7に係止されて、枠内60から抜け出せない。しかも、先端部75が枠内60に向け下降傾斜しているので、先端部75がロックする戻り機能を発揮しており、低所入り部材5Bによって溝蓋Gの受枠Fからの外れを防止し、安全対策上極めて優れた受枠F付き溝蓋Gになっている。豪雨で溝蓋Gが外れ、集水枡8や側溝9に落ちたり転落したりする事故を防止できる。
さらにいえば、低所入り部材5Bに、上縁5Baからその帯幅の上半部54を越える深さにまでカットした凹状溝の溝底部で低所部53が形成されると、溝蓋Gを傾ければ、低所部53が庇部材7の下端縁76を難なく潜り抜けることができる。受枠Fへの溝蓋Gの取付け作業性向上につながる。低所部53を設けても、低所部53用溝底部の両脇にある凹状溝を形成する支柱部52が設けられることによって、該支柱部52が主部材1の端面11に固着して、溝蓋Gの必要強度が十分確保されるので、支障はない。
このように本受枠F付き溝蓋Gは、上述した数々の優れた効果を発揮し、いままでにない画期的な発明製品になっている。
尚、本発明においては前記実施形態に示すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種々変更できる。溝蓋G,主部材1,連結材2,端板4,側当て材5,低所入り部材5B,受枠F,受枠本体6,庇部材7,集水枡8,側溝9等の形状,大きさ,個数,材質等は用途に合わせて適宜選択できる。
1 主部材
1a 主部材の上端面
11 主部材の両サイド(主部材の端面)
2 連結材
21 両端部(連結材の端部)
3 方形枠部
4 端板
5 側当て材
5B 低所入り部材
54 上半部
6 受枠本体
60 枠内
61 一枠片
61a 一枠片の上縁
611 一枠片の底板部
612 一枠片の立板部
7 庇部材
71 基端部
75 先端部
76 下端縁
77 切欠
F 受枠
G 溝蓋
SW スリット幅

Claims (4)

  1. 帯幅方向を起立させて互いに平行配設された複数の主部材(1)と、該主部材(1)とで格子状に配設された連結材(2)と、前記主部材(1)の両外側で平行配設され、且つ前記連結材(2)の両端部(21)に固着された一対の端板(4)と、前記主部材(1)間のスリット幅(SW)に対応する部位は枠高(5h)が低くなっている低所入り部材(5B)を少なくとも一方に用いて、前記主部材(1)の両サイド(11)に固着され、且つ前記端板(4)とで方形枠部(3)を形成する側当て材(5)と、を具備する溝蓋(G)と、
    該溝蓋(G)が枠内(60)に収まる大きさの受枠本体(6)と、該受枠本体(6)を形成する一枠片(61)に係る上縁(61a)の枠片長手方向に、帯板状体に係る帯幅方向の一端側になる基端部(71)を固着すると共に、帯幅方向の先端部(75)を枠内(60)へ向けて下降傾斜させ、且つ該先端部(75)の下端縁(76)側に帯状体長手方向に沿って、前記主部材(1)の配設ピッチに合わせた櫛歯状の切欠(77)を前記基端部(71)側へ向けて複数形成した庇部材(7)と、を具備する受枠(F)と、を備え、
    前記低所入り部材(5B)に係る前記枠高(5h)の低い低所部(53)が前記庇部材(7)の下端縁(76)を潜り抜け、且つ該櫛歯状の各切欠(77)に前記各主部材(1)が嵌入することにより前記受枠本体(6)内に前記溝蓋(G)が収まることを特徴とする受枠付き溝蓋。
  2. 前記低所入り部材(5B)が帯板状体の帯幅方向を起立させて前記主部材(1)に固着され、且つ該低所入り部材(5B)に、その上縁(5Ba)からその帯幅の上半部(54)を越える深さにまでカットした凹状溝の溝底部で前記低所部(53)が形成された請求項1記載の受枠付き溝蓋。
  3. 前記受枠本体(6)内に前記溝蓋(G)が収まった状態下、前記庇部材(7)に係る先端部(75)の下端縁(76)が、前記主部材(1)の上端面(1a)よりも下方に配され、且つ底板部(611)と立板部(612)とで側面視L字状に形成された前記一枠片(61)の該底板部(611)よりも上方に配されるようにし、さらに前記庇部材(7)の先端部(75)が前記一枠片(61)の底板部(611)よりも枠内(60)へ突出した請求項1又は2に記載の受枠付き溝蓋。
  4. 前記庇部材(7)に係る基端部(75)が水平部分で形成され、且つ該基端部(75)が前記枠内(60)に収まった前記溝蓋(G)の低所入り部材(5B)を越え、この越えた地点から、枠内(60)へ向けて下降傾斜する前記先端部(75)が延在する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の受枠付き溝蓋。
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