JP2017065708A - ラベル付き容器、及びラベル - Google Patents

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Abstract

【課題】 外形状に依存せず、表基材が裏基材から不用意に剥がれ難いラベルが貼り付けられたラベル付き容器を提供する。【解決手段】 本発明のラベル付き容器10は、軸周りの曲面を有する容器8と、一部又は全部が前記容器8の曲面に貼り付けられ且つ前記曲面と同じ向きに湾曲されたラベル1と、を有し、前記ラベル1が、裏基材2と、前記裏基材2の表面側に貼り付けられた表基材3と、を有し、前記表基材3の面内に、容器8の軸方向第1側に膨らんだ部分を有する有端非直線状の切り線4が形成されており、前記表基材3のうち前記切り線4で囲われた領域5が、前記裏基材2に対して剥離可能とされている。【選択図】 図8

Description

本発明は、容器にラベルが貼り付けられたラベル付き容器などに関する。
従来、消費者の注意を惹き且つ広告宣伝効果を高めるため、ボトル型容器の上方部にPOPラベルが貼着されたラベル付き容器が知られている(特許文献1)。POPラベルは、広告宣伝などが表された表示片をボトル型容器から突出させて貼着することにより、消費者の注意を惹くラベルであり、通称アイキャッチラベルとも呼ばれる。
また、特許文献2のように、表基材が裏基材に剥離可能に接着された、2層の基材からなるPOPラベルも知られている。
このような2層の基材からなるPOPラベルを容器に貼り付けた商品(ラベル付き容器)について、その搬送中に、隣接する商品が回転して擦れ合うことによってPOPラベルの外縁同士が接触し、表基材が裏基材から剥離するという問題点がある。
かかる問題点に鑑みて、特許文献2では、全体として略台形状に形成され、表基材が、裏基材の対辺に合致する対辺を有するとともに、裏基材の最大幅部と底辺との間に位置する底辺に向かって裏基材の下隅角部に一部が合致する下隅角部を有するPOPラベルが提案されている。
しかしながら、前記特許文献2では、表基材や裏基材を前記の特徴的な形状にしなければならず、ラベルの外形状が限定されるという問題点がある。
特開2002−351333号公報 特許第5437294号公報
本発明の目的は、外形状に依存せず、表基材が裏基材から不用意に剥がれ難いラベルが貼り付けられたラベル付き容器、及び、所望の外形状に形成でき且つ表基材が裏基材から不用意に剥がれ難いラベルを提供することである。
本発明のラベル付き容器は、軸周りの曲面を有する容器と、一部又は全部が前記容器の曲面に貼り付けられ且つ前記曲面と同じ向きに湾曲されたラベルと、を有し、前記ラベルが、裏基材と、前記裏基材の表面側に貼り付けられた表基材と、を有し、前記表基材の面内に、容器の軸方向第1側に膨らんだ部分を有する有端非直線状の切り線が形成されており、前記表基材のうち前記切り線で囲われた領域が、前記裏基材に対して剥離可能とされている。
本発明の好ましいラベル付き容器は、前記切り線が、容器の軸方向に対して傾斜した左右一対の傾斜部分を有し、前記一対の傾斜部分が、前記容器の軸方向第1側に向かうに従い互いに近づくように傾斜されている。
本発明の好ましいラベル付き容器は、前記ラベルは、その一部が容器に貼り付けられ、その残部が容器から離れて突出されており、前記切り線が、前記表基材のうち前記ラベルの残部に対応した領域に形成されている。
本発明の別の局面によればラベルを提供する。
本発明のラベルは、裏基材と、前記裏基材の裏面側に設けられた接着部と、前記裏基材の表面側に貼り付けられた表基材と、を有し、前記表基材の面内に、一方側に膨らんだ部分を有する有端非直線状の切り線が形成されており、前記表基材のうち前記切り線で囲われた領域が、前記裏基材に対して剥離可能とされている。
本発明のラベル付き容器は、ラベルの外形状に依存することなく、保管・搬送中に表基材が裏基材から不用意に剥がれ難くなる。また、本発明のラベル付き容器は、必要時に、表基材のうち切り線で囲われた領域を剥離することができ、予め隠していたデザインを、使用者に見せることができる。
第1実施形態のラベルを表面側から見た平面図。 同ラベルを裏面側から見た平面図。 同ラベルを表面側から見た平面図であって、剥離層が設けられた領域を判り易く図示するためにその領域に無数のドットを付加した平面図。 図3のIV−IV線で切断した断面図。 図3のV−V線で切断した断面図。 容器の正面図。 第1実施形態のラベル付き容器の正面図。 同ラベル付き容器の斜視図。 搬送中のラベル付き容器を上方側から見た上面図。 第2実施形態のラベルの断面図(第2実施形態のラベルを、図3のV−V線と同様の箇所で切断した断面図)。 第2実施形態のラベル付き容器の正面図。 第3実施形態のラベル付き容器の正面図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
本明細書において、「上」は、容器を水平面に安定的に自立させた状態を基準にして、水平面から離れる側(上側)を指し、「下」は、同状態を基準にして、水平面に近づく側(下側)を指す。
また、断面図におけるラベルなどの厚みは、実際のものとは異なっていることに留意されたい。
[第1実施形態]
図1乃至図5に於いて、ラベル1は、裏基材2と、表基材3と、を有し、表基材3は、その一部分が裏基材2に剥離可能となるように裏基材2の表面側に積層されている。表基材3の面内には、有端非直線状の切り線4が形成され、その切り線4で囲われた領域5が、裏基材2に対して剥離可能である。
具体的には、表基材3及び裏基材2は、例えば、平面視略矩形状に形成されている。矩形状は、長方形状や正方形状を含む。もっとも、表基材3及び裏基材2の平面視形状は、これに限定されず、それぞれ独立して、例えば、平面視略円形状、略楕円形状、略三角形状、略六角形状などの略多角形状などに形成されていてもよい。前記平面視形状の「略」は、本発明の属する技術分野において許容される形状を意味する。前記平面視略矩形状、略三角形状及び略多角形状の「略」は、例えば、角部が面取りされている形状、辺の一部が僅かに膨らむ又は窪んでいる形状、辺が若干湾曲している形状などが含まれる。また、前記平面視略円形状及び略楕円形状の「略」は、例えば、周の一部が僅かに膨らむ又は窪んでいる形状、周の一部が若干直線又は斜線とされた形状などが含まれる。
表基材3及び裏基材2は、図示のように、平面視同形に形成されていることが好ましいが、異なる形状に形成されていてもよい。また、表基材3及び裏基材2は、図示のように、平面視同大に形成されていることが好ましいが、何れか一方が、他方よりも大きく形成されていてもよい。この場合、裏基材2が表基材3よりも大きいことが好ましい。
表基材3及び裏基材2の大きさは、特に限定されず、貼り付ける容器の大きさなどに応じて適宜設定できる。例えば、表基材3及び裏基材2が平面視略矩形状に形成される場合、両基材の大きさは、それぞれ独立して、縦×横が15mm〜50mm×15mm〜50mm程度である。
表基材3及び裏基材2は、それぞれシート材(一般にフィルムと呼ばれるものも同義である)から形成されている。前記シート材としては、例えば、1層の樹脂層又は2層以上の樹脂層からなる合成樹脂製シート、紙、合成紙、金属蒸着シート、発泡樹脂シートなどが挙げられる。また、前記シート材は、前記各種シートの積層体などを用いてもよい。合成樹脂製シートなどの材質は特に限定されず、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、環状オレフィン、ポリエチレンを含む共重合ポリマーなどのポリオレフィン系、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系、ポリアミド系、ポリスチレン系などが挙げられる。
表基材3及び裏基材2は、同一材料のシート材を用いてもよく、或いは、異なる材料のシート材を用いてもよい。また、表基材3及び裏基材2は、同じ厚みのシート材を用いてもよく、或いは、異なる厚みのシート材を用いてもよい。
また、表基材3及び裏基材2は、それぞれ独立して、透明なシート材或いは不透明なシート材のいずれを用いてもよい。ラベル1の一部分を透明にして容器のデザインを透視できるようにするため、表基材3及び裏基材2は、何れも透明なシート材を用いることが好ましく、中でも、透明な合成樹脂製シートを用いることがより好ましい。前記透明なシート材の全光線透過率は、例えば、70%以上であり、好ましくは80%以上であり、より好ましくは90%以上である。前記全光線透過率は、JIS K 7361(プラスチック−透明材料の全光線透過率の試験方法)に準拠した測定法によって測定される値をいう。
表基材3及び裏基材2の厚みは、それぞれ30μm〜150μm程度が好ましい。
裏基材2の裏面には、容器にラベル1を接着するための、接着部が設けられている。接着部は、裏基材2の裏面全体に設けられていてもよいが、本実施形態のラベル1は、POPラベルとして使用されることから、前記接着部は、裏基材2の一部分に設けられている。
具体的には、裏基材2の裏面全体には、粘着剤層61が設けられている。以下、裏基材2の裏面に設けられた粘着剤層を「第1粘着剤層61」という。この第1粘着剤層61の裏面のうち、接着部となる範囲を除いて、マスキング層67が設けられている。マスキング層67は、前記第1粘着剤層61の粘着力を実質的に隠蔽する層である。従って、マスキング層67が設けられた範囲は、容器に対して接着できず、マスキング層67が設けられていない範囲(接着部)は、第1粘着剤層61の裏面が露出され、容器に対して接着可能である。
前記第1粘着剤層61を構成する粘着剤としては、感圧型粘着剤が好ましいが、感熱型粘着剤を用いることもできる。前記感圧型粘着剤は、室温で粘着力を有し且つその粘着力が長期間持続している粘着剤であり、従来公知のタックラベルで広く使用されているものである。感熱型粘着剤は、室温で粘着性を示さず、加熱することにより粘着力を発揮し且つその粘着力が長期間持続する粘着剤である。
第1粘着剤層61の厚みは、特に限定されないが、例えば、15μm〜30μmである。
前記マスキング層67を構成するマスキング剤としては、紫外線硬化型インキなどが挙げられる。マスキング剤を第1粘着剤層61の裏面の所定範囲に塗工することにより、マスキング層67を形成できる。
マスキング層67の厚みは、特に限定されないが、例えば、3μm〜20μmである。マスキング層67を比較的厚く形成することにより、粘着剤の粘着力を確実に隠蔽できる。
なお、第1粘着剤層61及びマスキング層67は、いずれも透明であることが好ましい。ここで、本明細書において、シート材以外の層についての「透明」の全光線透過率は、例えば、70%以上であり、好ましくは80%以上であり、より好ましくは90%以上である。シート材以外の層の全光線透過率は、全光線透過率が90%以上の合成樹脂製シートに、その層を設けたものを試験片として、JIS K 7361(プラスチック−透明材料の全光線透過率の試験方法)に準拠した測定法によって測定される値をいう。
前記接着部は、裏基材2の1つの縁を含む裏基材2の帯状領域に配置されている。後述する切り線4との関係では、その切り線4が設けられていない領域に対応して接着部が配置されている。
なお、接着部の形成方法は、上記のように第1粘着剤層61の一部をマスキング層67で覆う方法に限られず、接着部の形成予定範囲にのみ第1粘着剤層61を設けるという方法でもよい(この方法の場合には、マスキング層の形成は不要となる)。
上記のように、裏基材2の一部分に接着部が設けられた本実施形態のラベル1は、接着部において容器に貼り付けられ、その残部(接着部以外の部分)においては容器に貼り付かず、容器から離れた状態となる。
以下、このラベル1のうち、容器に貼り付けられる部分を「貼付け部A」と、容器から離れる部分(ラベルの残部)を「離反部B」という場合がある。
また、裏基材2の表面には、印刷層71が設けられている。以下、裏基材2に設けられた印刷層を「第1印刷層71」という。前記第1印刷層71は、各種のデザイン(商品名、懸賞案内などの広告を含む)を表したデザイン層、又は、無模様一色の背景層の少なくとも何れか一方を含む。
第1印刷層71は、裏基材2の表面全体に設けられていてもよいが、ラベル1の貼付け部Aを透明にするために、前記第1印刷層71は、ラベル1の離反部Bに対応する裏基材2の表面に設けられている。換言すると、裏基材2のうち、接着部を除く表面に、第1印刷層71が設けられている。
なお、前記第1印刷層71は、裏基材2の表面に設けられる場合に限られず、裏基材2の裏面に設けてもよく、或いは、裏基材2の表面及び裏面の双方に設けてもよい。
さらに、裏基材2の表面側には、剥離層77が設けられている。図示例のように、裏基材2の表面に第1印刷層71が設けられている場合には、前記剥離層77は、裏基材2の表面に設けられた第1印刷層71の表面に設けられる。
剥離層77は、裏基材2の表面側全体に設けられておらず、後述する切り線4で囲われた領域5に対応する裏基材2の表面側に設けられている。
剥離層77を構成する剥離剤としては、シリコーンを含むコート剤などが挙げられる。剥離剤を裏基材2の表面側の所定範囲に塗工することにより、剥離層77を形成できる。剥離層77の厚みは、特に限定されないが、例えば、1μm〜5μmである。剥離層77の厚みを適宜設定することにより、後述する切り線4で囲われた領域5の接着強度を調整できる。なお、裏面側に設けられた第1印刷層71を視認できるようにするため、剥離層77は透明である。
表基材3の裏面には、表基材3を裏基材2に接着するための、接着層が設けられている。本実施形態では、接着層として、粘着剤層62が用いられている。以下、表基材3の裏面に設けられた粘着剤層を「第2粘着剤層62」という。第2粘着剤層62は、表基材3の裏面全体に設けられている。
前記第2粘着剤層62を構成する粘着剤としては、第1粘着剤層61と同様に、感圧型粘着剤が好ましいが、感熱型粘着剤を用いることもできる。
第2粘着剤層62の厚みは、特に限定されないが、例えば、15μm〜30μmである。
なお、第2粘着剤層62も透明であることが好ましい。
また、表基材3の表面には、印刷層72が設けられている。以下、表基材3に設けられた印刷層を「第2印刷層72」という。前記第2印刷層72は、各種のデザイン(商品名、懸賞案内などの広告を含む)を表したデザイン層、又は、無模様一色の背景層の少なくとも何れか一方を含む。
第2印刷層72は、表基材3の表面全体に設けられていてもよいが、ラベル1の貼付け部Aを透明にするために、前記第2印刷層72は、ラベル1の離反部Bに対応する表基材3の表面に設けられている。
なお、前記第2印刷層72は、表基材3の表面に設けられる場合に限られず、表基材3の裏面に設けてもよく、或いは、表基材3の表面及び裏面の双方に設けてもよい。
前記第2印刷層72が、デザインを含む印刷層である場合、そのデザインを表基材3の表面側から視認できるように印刷されていてもよく、表基材3の裏面側からのみ視認できるように印刷されていてもよい。後者のように、表基材3の裏面側からのみデザインを視認できる第2印刷層72は、デザイン層と背景層からなり、デザイン層のデザインを見えなくする色彩を有する背景層がデザイン層の表面側に設けられる。
表基材3の面内には、切り線4が形成されている。好ましくは、切り線4は、離反部Bの範囲内に形成されている。また、切り線4は、表基材3のみに、又は、表基材3及び表基材3に設けられた層(第2印刷層72や第2粘着剤層62など)のみに設けられている。切り線4は、表基材3の表裏面に貫通し、表基材3を2つに分割する線である。
切り線4は、平面視で有端非直線状に形成されている。有端非直線状は、2つの端部41,41を有し、その端部41,41の間を繋ぐ形状が直線でない形状をいう。
有端非直線状の切り線4は、一方側に膨らんだ部分を有する。なお、前記一方側は、ラベル1の縦方向両側のうちの一方側を意味し、ラベル1の縦方向は、ラベル1が容器に貼り付けられた際に、容器の軸方向に相当する。従って、前記一方側は、ラベル1が容器に貼り付けられた際に、容器の軸方向第1側に相当する。また、ラベル1の他方側は、前記一方側とは縦方向における反対側をいう。本実施形態においては、ラベル1の一方側は、ラベル1の離反部B側であり、ラベル1の他方側は、ラベル1の貼付け部A側である。
詳しくは、切り線4は、両端部41,41と、両端部41,41から一方側に膨らんだ非直線部42と、を有する。図示例では、前記両端部41,41と非直線部42の間に、他方側に膨らんだ逆非直線部43をそれぞれ有する。この逆非直線部43は、いわゆる返しと呼ばれる線部であり、切り線4で囲われた領域5を剥離する際に、その領域5が表基材3から切り離されることを防止するための線部である。本実施形態では、切り線4で囲われた領域5は、非直線部42と、他方側に膨らんだ2つの逆非直線部43の先端同士を結んだ直線と、で囲われた領域である。なお、逆非直線部43が形成されていない場合には、切り線4で囲われた領域5は、非直線部42と、切り線4の両端部41,41同士を結んだ直線と、で囲われた領域となる。
前記逆非直線部43は、通常、非直線部42よりも小さく、例えば、平面視略コの字状、略U字状などに形成される。逆非直線部43は、前記機能のために必要に応じて形成される。
前記非直線部42の平面視形状は、例えば、略コの字状、略U字状、略V字状などが挙げられる。本実施形態では、非直線部42は、中間部分421と、中間部分421の両端と逆非直線部43の間にそれぞれ連設された左右一対の傾斜部分422,422と、から構成されている。中間部分421は、概ねラベル1の縦方向と直交する方向(縦方向と直交する方向を「横方向」という)に延びる。中間部分421は、全体として横方向に延びていることを条件として、図示のように湾曲していてもよく、その他図示しないが、直線状、ジグザグ状などでもよい。左右一対の傾斜部分422,422は、縦方向に対して鋭角に傾斜されており、一方側(中間部分421)に向かうに従って互いに近づくように傾斜されている。
表基材3のうち前記切り線4で囲われた領域5は、裏基材2に対して剥離可能に接着され、表基材3のうち前記領域以外の領域は、裏基材2に対して剥離不能に接着されている。以下、表基材3のうち切り線4で囲われた領域5を、剥離領域5といい、それ以外の領域を非剥離領域という。切り線4の非直線部42で囲われた領域が少なくとも剥離領域5とされている。
前記剥離可能に接着されているとは、裏基材2から剥離領域5を人力で容易に剥離できる程度に接着されていることをいう。前記剥離不能に接着されているとは、裏基材2から非剥離領域を人力で剥離困難な程度に接着されていること、又は、裏基材2から非剥離領域を剥離すると表基材3又は裏基材2が材料破壊を起こす程度に接着されていることをいう。
剥離領域5の裏基材2に対する接着強度は、例えば、例えば、0.02N/25mm〜3N/25mmであり、好ましくは0.05N/25mm〜2N/25mmである。剥離領域5の接着強度が余りに小さいと、ラベル付き容器の保管・搬送時に、剥離領域5が不用意に剥離するおそれがあり、その接着強度が余りに大きいと、必要時に剥離領域5を裏基材2から剥離できないおそれがある。
また、非剥離領域の裏基材2に対する接着強度は、4N/25mm以上であり、好ましくは、5N/25mm以上〜20.0N/25mmである。
前記接着強度は、JIS Z 0237に準じ、幅25mm×長さ100mmの試験片を、剥離角度:180度、剥離速さ:300mm/分、温度:23℃の条件下で剥離したときに測定される値である。
剥離領域5を裏基材2に対して剥離可能に接着する方法としては、(1)剥離領域5に対応する第2粘着剤層62の裏面に、第2粘着剤層62の粘着力を弱める又は隠蔽するマスキング層を形成すること、或いは、(2)剥離領域5に対応する第2粘着剤層62と裏基材2との間に、剥離層を形成すること、などが挙げられる。図示例では、上述の通り、裏基材2の表面側に剥離層77が設けられ、その剥離層77の表面に表基材3の第2粘着剤層62が接することにより、剥離領域5が形成されている。
剥離層77は、裏基材2の表面側のうち剥離領域5に対応する範囲に設けられている。詳しくは、剥離層77は、切り線4の一方側に膨らんだ非直線部42で囲われる領域に少なくとも対応する範囲に設けられている。なお、剥離層77の外縁を厳密に切り線4に沿うようにして剥離層77が設けられていてもよいが、実際上、そのような厳密な位置合わせは困難であることから、剥離層77の外縁が切り線4の非直線部42よりも少し外側にはみ出すようにして、剥離層77は設けられている。
剥離層77を介在させることにより、剥離領域5が裏基材2から剥離可能となる。また、剥離層77を有さない非剥離領域においては、第2粘着剤層62の裏面が裏基材2の表面側に直接接着するので、剥離不能となる。本発明のラベル1の表基材3の剥離領域5は、その周囲が非剥離領域にて囲繞されている。
なお、剥離領域5に対応する範囲のうち、切り線4の非直線部42の内側近傍に対応する部分は、スポット的に剥離層を有さない穴あき部79とされている。好ましくは、穴あき部79は、左右の傾斜部分422,422の内側近傍に対応する部分に、それぞれ設けられている。例えば、穴あき部79は、左右の傾斜部分422,422の内側近傍に対応する部分に、それぞれ2箇所ずつ形成されている。穴あき部79は、例えば、図3に示すように、平面視略円形状に形成され、その大きさは、直径1mm〜3mm程度である。剥離層77の面内に、このようなスポット的な穴あき部79を設けることにより、図4に示すように、その穴あき部79において第2粘着剤層62が剥離層を介さずに表基材3の表面に直接的に接着するようになる。このような穴あき部79を設けることにより、ラベル付き容器の保管・搬送中に、剥離領域5が不用意に剥がれることを確実に防止できる。
上記ラベル1は、例えば、図6に示すような容器8に貼り付けて使用される。
容器8は、胴部81と、胴部81の上方に形成された肩部82と、肩部82の上方に着脱可能に取り付けられたキャップ部83と、を有する。
胴部81は、軸周りの曲面を有する。具体的には、胴部81の立体形状は、曲面を有する直胴状である。直胴状は、軸方向に対して直交する平面で切断した外形状の大きさが軸方向において変わらない形状をいう。例えば、胴部81は、図示のように下面を有する略円筒状に形成されている。なお、胴部81は、曲面の外形状を有していることを条件として、その他の形状でもよく、例えば、略楕円筒状、略半円筒状、略半楕円筒状などが挙げられる。
肩部82は、上方に向かうに従って次第に周長が小さくなる、縮径状に形成されている。肩部82の、軸方向に対して直交する平面で切断した外形状は、例えば、略円形状の他、略矩形状などの略多角形状、略楕円状、略半円状、略半楕円状などでもよい。
キャップ部83は、肩部82の上方にネジ螺合や凹凸嵌合にて取り付けられている。キャップ部83の周長は、胴部81の周長と同じ又はそれよりも大きくてもよいが、好ましくは、図示のように、胴部81の周長よりも小さい。キャップ部83の周長が胴部81よりも小さい図示例の容器8は、胴部81の外形状が容器8の最大径部を成しており、胴部81以外の部分は、胴部81よりも縮径している。例えば、キャップ部83の周長は、胴部81の周長×0.7倍〜胴部81の周長×0.95倍である。キャップ部83の立体形状は、曲面を有する直胴状である。例えば、キャップ部83は、図示のように上面を有する略円筒状に形成されている。なお、キャップ部83は、その他の形状でもよく、例えば、略楕円筒状、略半円筒状、略半楕円筒状などが挙げられる。
容器8の材質は、特に限定されず、合成樹脂、金属、ガラス、陶器などが挙げられる。また、キャップ部83を合成樹脂で形成し且つ胴部81及び肩部82を金属で形成するなどのように、容器8は2種以上の材料を用いて形成されていてもよい。
さらに、容器8の胴部81などには種々のデザインが施されていてもよい。デザインは、容器8の胴部81などに直接施されていてもよいし、シュリンクラベル、ストレッチラベル、粘着ラベル、感熱ラベル、インモールドラベル、グルーラベルなどのデザイン付きラベルを容器8の胴部81などに装着することによって施されていてもよい(図示せず)。
前記ラベル1の貼付け部Aを、前記容器8の曲面に貼り付けることによって、図7及び図8に示すような本発明のラベル付き容器10が得られる。
このラベル付き容器10においては、切り線4の非直線部42が容器8の軸方向第1側(図示例では、軸方向の上側)となるように、容器8の胴部81の曲面にラベル1の貼付け部Aが貼り付けられており、ラベル1の離反部B(ラベル1の残部)が容器8の肩部82及びキャップ部83の前方に離れて上方に突出されている。また、前記曲面に貼り付けられたラベル1は、その曲面と同じ向きに円弧状に湾曲されている。
なお、ラベル1の貼付け部Aは透明であるため、容器8の胴部81に施されたデザインがラベル1によって隠されることを防止できる。
かかるラベル付き容器10は、表基材3の面内に切り線4が形成されているので(剥離領域5が表基材3の面内に形成されているので)、表基材3が裏基材2から不用意に剥離することを防止できる。
詳しくは、上記ラベル1は、表基材3の面内に剥離領域5が形成され、その剥離領域5の周囲に非剥離領域が形成されている。このため、ラベル1の外縁から表基材3が捲れることを防止できる。一般に、ラベル付き容器10の搬送時には、ラベル1の外縁が異物に接触し易く、外縁から表基材3が捲れ易いが、本発明のラベル付き容器10によれば、そのような捲れを防止できる。例えば、図9に示すように、本発明のラベル付き容器10の複数を搬送ライン上などで搬送していると、隣接するラベル1が軸周りに回転するので、その外縁同士が接触するが、このような場合でも表基材3の不用意な捲れを防止できる。特に、本実施形態のように、POPラベルの形態で容器8に貼り付けられているラベル付き容器10は、ラベル1の離反部Bの外縁が異物と接触し易くなるが、本発明によれば、POPラベル形態で貼り付けられていても表基材3の不用意な剥離を防止できる。
また、表基材3の面内に形成された切り線4は、容器8の軸方向第1側に膨らんだ形状を成しているので、例えば、図9に示すような搬送中に、ラベル付き容器10が軸周りに回転しても、切り線4の非直線部42が軸方向に膨らんでいるので、剥離領域5が不用意に捲れることも防止できる。さらに、前記非直線部42が左右一対の傾斜部分422を含んでいるため、容器8の曲面に貼着されたラベル1の非直線部42からの不用意な捲れを確実に防止できる。
このような本発明のラベル付き容器10は、捲れ防止効果がラベルの外形状に依存しないので、様々な平面視形状のラベル1を用いることができる。
上記ラベル付き容器10の使用時には、図8の二点鎖線で示すように、切り線4の非直線部42を爪先などで引き起こす又はラベル1の離反部Bを折り曲げて切り線4の非直線部42を引き起こし、剥離領域5を剥離することにより、剥離領域5の裏面側及び/又は剥離領域5に対応する裏基材2の表面側のデザインが見えるようになる。例えば、剥離領域5の裏面側及び又は剥離領域5に対応する裏基材2のデザインとして、籤情報や懸賞応募情報を表示することにより、キャンペーン用のラベル付き容器10を構成できる。
本発明のラベル及びラベル付き容器は、上記第1実施形態に限られず、本発明の意図する範囲で様々に変更できる。以下、本発明の他の実施形態を説明するが、主として上記で示した実施形態と異なる構成について説明し、同様の構成等については、その説明を省略し、用語及び符号を援用することがある。
[第2実施形態]
上記第1実施形態において、ラベル1は貼付け部Aと離反部Bとを有するが、例えば、図10に示すように、裏基材2の裏面全体において第1粘着剤層61の裏面が露出されていてもよい。この場合、裏基材2の裏面全体に接着部が形成される。このようなラベル1を、例えば、図11に示すように、容器8の胴部81の曲面に貼り付けることにより、ラベル1の全部が容器8の曲面に貼り付けられたラベル付き容器10が得られる。
[第3実施形態]
また、上記第1及び第2実施形態のラベル1及びラベル付き容器10は、切り線4の非直線部42が上側に膨らんでいるが、例えば、図12に示すように、非直線部42が下側に向いて膨らむように切り線4が形成されていてもよい。このようなラベル1及びラベル付き容器10は、容器の軸方向第1側が下側となった態様である。
さらに、上記第1及び第2実施形態において、切り線4の非直線部42の傾斜部分422は、中間部分421に向かうに従って互いに近づくように傾斜されているが、逆に、中間部分に向かうに従って互いに離れるように傾斜されていてもよい(図示せず)。
また、上記第1及び第2実施形態において、切り線4の非直線部42は、傾斜部分422を有するが、傾斜部分を有さなくてもよい(図示せず)。この場合、傾斜部分422に相当する線部は、縦方向(容器の軸方向)と略平行に形成される。
さらに、非直線部42は、縦方向一方側(容器の軸方向第1側)に膨らんだ部分を有していればよく、例えば、部分的に縦方向他方側(容器の軸方向第1側とは反対側)に膨らんだ部分を有していてもよい(図示せず)。
1 ラベル
2 裏基材
3 表基材
4 切り線
42 切り線の膨らんだ部分(切り線の非直線部)
422 切り線の傾斜部分
5 切り線で囲われた領域(剥離領域)
8 容器
81 容器の曲面(容器の胴部)
10 ラベル付き容器

Claims (4)

  1. 軸周りの曲面を有する容器と、一部又は全部が前記容器の曲面に貼り付けられ且つ前記曲面と同じ向きに湾曲されたラベルと、を有し、
    前記ラベルが、裏基材と、前記裏基材の表面側に貼り付けられた表基材と、を有し、
    前記表基材の面内に、容器の軸方向第1側に膨らんだ部分を有する有端非直線状の切り線が形成されており、
    前記表基材のうち前記切り線で囲われた領域が、前記裏基材に対して剥離可能とされている、ラベル付き容器。
  2. 前記切り線が、容器の軸方向に対して傾斜した左右一対の傾斜部分を有し、
    前記一対の傾斜部分が、前記容器の軸方向第1側に向かうに従い互いに近づくように傾斜されている、請求項1に記載のラベル付き容器。
  3. 前記ラベルは、その一部が容器に貼り付けられ、その残部が容器から離れて突出されており、
    前記切り線が、前記表基材のうち前記ラベルの残部に対応した領域に形成されている、請求項1に記載のラベル付き容器。
  4. 裏基材と、前記裏基材の裏面側に設けられた接着部と、前記裏基材の表面側に貼り付けられた表基材と、を有し、
    前記表基材の面内に、一方側に膨らんだ部分を有する有端非直線状の切り線が形成されており、
    前記表基材のうち前記切り線で囲われた領域が、前記裏基材に対して剥離可能とされている、ラベル。
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