JP2017065049A - 液体吐出ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のヘッドユニットを備えた液体吐出ヘッドにおいて、各ヘッドユニットの配線部材と回路基板との電気的接続の信頼性を高めること。【解決手段】インクジェットヘッド4は、回路基板11と、回路基板11に対して両側に分かれて配置された複数のヘッドユニット15と、複数のヘッドユニット15から回路基板11に向けて延びる複数の配線部材12と、回路基板11に複数のヘッドユニット15に対応して設けられた複数の接点部17と、回路基板11の両側にそれぞれ配置された2つの支持部材13とを備えている。各支持部材13の、回路基板11を挟んで支持部材13と反対側に位置する接点部17と重なる部分には、回路基板11側に突き出た第1凸部21が設けられている。【選択図】図5

Description

本発明は、液体を吐出する液体吐出ヘッドに関する。
特許文献1には、液体吐出ヘッドとして、複数のヘッドユニット(単位ヘッド)が記録用紙の幅方向に並べて配置された構成を有する、インクジェットプリンタの記録ヘッドが開示されている。
特許文献1のヘッドは、上記複数のヘッドユニットと電気的に接続される回路基板(伝送基板)を有する。回路基板は、複数のヘッドユニットを収容するケースに立設して取り付けられている。複数のヘッドユニットは、回路基板の面方向と直交する方向において、回路基板の両側に分かれて配置されている。各ヘッドユニットからは、配線部材(フレキシブルケーブル)が中央の回路基板に向けて延びており、配線部材は、その先端部において回路基板と接続されている。
回路基板の両側には、回路基板との間に隙間を空けて2枚の金属板がそれぞれ配置されている。これら2枚の金属板によりヘッド全体の剛性が高められている。例えば、配線部材を回路基板に熱圧着する際に、熱によるヘッドの変形が抑えられる。
特開2014−184660号公報
上記特許文献1のヘッドでは、回路基板と金属板との間には隙間があるため、配線部材を回路基板に押し付けて接続する際に、配線部材と反対側へ回路基板が撓んでしまうことが考えられる。この回路基板の撓みによって、配線部材が回路基板に十分に押し付けられずに、接続不良が生じる虞がある。
本発明の目的は、複数のヘッドユニットを備えた液体吐出ヘッドにおいて、各ヘッドユニットの配線部材と回路基板との電気的接続の信頼性を高めることである。
本発明の液体吐出ヘッドは、その面方向が第1方向に沿うように配置された回路基板と、前記回路基板に対して、前記回路基板の面方向と直交する第2方向の両側に分かれて配置され、且つ、前記第2方向の両側で前記第1方向における位置がずれるように配置された複数のヘッドユニットを有する、本体部と、前記複数のヘッドユニットから前記回路基板に向けて延びる複数の配線部材と、前記回路基板の前記第2方向における両側の面に、前記複数のヘッドユニットに対応して設けられ、前記複数の配線部材がそれぞれ接続される複数の接点部と、前記回路基板の前記第2方向における両側に、前記回路基板に沿ってそれぞれ配置された2つの支持部材と、を備え、
各支持部材の、前記第2方向において前記回路基板を挟んで前記支持部材と反対側に位置する前記接点部と重なる部分に、前記回路基板側に突き出た第1凸部が設けられていることを特徴とするものである。
本発明に係る実施形態のプリンタ1の平面図である。 インクジェットヘッド4の正面図である。 インクジェットヘッド4の平面図である。 インクジェットヘッド4の一部の斜視図である。 図2のV-V線断面図である。 ヘッドユニット15の配置を示す、インクジェットヘッド4の一部拡大図である。 変更形態のインクジェットヘッド4Aの図5相当の断面図であり、(a)は端部における断面、(b)は中央部における断面である。
次に、本発明の実施形態について説明する。以下は、記録用紙に向けてノズルからインクを吐出して画像等を印刷する、インクジェットプリンタに本発明を適用した一例である。
図1において、記録用紙100の搬送方向下流側をプリンタ1の前方、搬送方向上流側をプリンタ1の後方と定義する。また、前記搬送方向と直交する用紙幅方向を、プリンタ1の左右方向と定義する。尚、図1の左側がプリンタ1の左方、図1の右側がプリンタ1の右方である。さらに、記録用紙100の搬送面と直交する方向(図1の紙面に直交する方向)を、プリンタ1の上下方向と定義する。図1の手前側が上方、図1の向こう側が下方である。以下では、前後左右上下の各方向語を適宜使用して説明する。
<プリンタの概略構成>
図1、図2に示すように、プリンタ1は、筐体2内に収容された、プラテン3、4つのインクジェットヘッド4、2つの搬送ローラ5,6、及び、制御装置7等を備えている。
プラテン3の上面には、記録用紙100が載置される。4つのインクジェットヘッド4(4c,4m,4y,4k)は、プラテン3の上方において、搬送方向に並べて配置されている。4つのインクジェットヘッド4(4c,4m,4y,4k)は、それぞれ、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色のインクを吐出するものである。各インクジェットヘッド4には、図示しないインクタンクから、対応する色のインクが供給される。尚、インクジェットヘッド4は、用紙幅方向(左右方向)に沿って配列された複数のノズル16(図6参照)を有する、いわゆる、ラインタイプのヘッドである。
2つの搬送ローラ5,6は、プラテン3に対して後側(搬送方向上流側)と前側(下流側)にそれぞれ配置されている。2つの搬送ローラ5,6は、図示しないモータによってそれぞれ駆動され、プラテン3上の記録用紙100を前方へ搬送する。
制御装置7は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの不揮発性メモリ、及び、各種制御回路を含むASIC(Application Specific Integrated Circuit)を備える。また、制御装置7は、PC等の外部装置9とデータ通信可能に接続されており、外部装置9から送られた印刷データに基づいて、プリンタ1の各部を制御する。
より具体的には、制御装置7は、搬送ローラ5,6を駆動するモータを制御して、2つの搬送ローラ5,6に記録用紙100を搬送方向に搬送させつつ、4つのインクジェットヘッド4を制御して記録用紙100に向けてインクを吐出させる。これにより、記録用紙100に画像が印刷される。
<インクジェットヘッドの構成>
次に、インクジェットヘッド4の構成について詳細に説明する。尚、4つのインクジェットヘッド4は同一の構造を有するものであるため、以下では、そのうちの1つのインクジェットヘッド4について説明する。図2〜図6に示すように、インクジェットヘッド4は、本体部10と、回路基板11と、複数の配線部材12と、2つの支持部材13(13A,13B)とを備えている。
(本体部)
本体部10は、ケース部材14と、このケース部材14に設けられた複数(9つ)のヘッドユニット15を有する。
ケース部材14は、用紙幅方向である左右方向に長い部材である。このケース部材14の下部には、9つのヘッドユニット15が取り付けられている。図3、図6に示すように、9つのヘッドユニット15は、左右方向に沿って2列に配列されている。また、前後2つのヘッドユニット15の列の間で、ヘッドユニット15の左右方向の位置がずれている。つまり、9つのヘッドユニット15は、ケース部材14の長手方向に沿って千鳥状に配置されているとも言える。ケース部材14の上面には、後述する配線部材12が通過する通過穴14aが、9つのヘッドユニット15にそれぞれ対応して形成されている。
各ヘッドユニット15は、左右方向に長い矩形状の平面形状を有する。図6に示すように、各ヘッドユニット15の下面には、左右方向に沿って2列に配列された複数のノズル16が形成されている。図示は省略するが、各ヘッドユニット15は、ノズル16に連通するインク流路が形成された流路部材と、流路部材内のインク流路に吐出エネルギーを付与するアクチュエータを有する。アクチュエータは、特定の構成のものに限定されるわけではないが、例えば、圧電式のアクチュエータを好適に採用することができる。アクチュエータによってインク流路内のインクに吐出エネルギーが付与されると、インク流路に連通するノズル16からインクの液滴が吐出される。
(回路基板)
回路基板11は矩形状の基板であり、その長手方向が左右方向と平行となる鉛直姿勢で、本体部10のケース部材14に取り付けられている。また、回路基板11は、2列のヘッドユニット15の間において、ケース部材14から上方に延びている。別の言い方をすれば、図3に示すように、先に説明した9つのヘッドユニット15は、回路基板11に対して、回路基板11の面方向と直交する前後方向の両側に分かれて配置されている。この回路基板11は、図示しないフレキシブルケーブルによって、プリンタ1の制御装置7と接続されている。
回路基板11には、各ヘッドユニット15を制御するための、様々な回路素子が組み込まれている。また、図5に示すように、回路基板11の前後両面には、ヘッドユニット15に対応する接点部17が形成されている。より具体的には、回路基板11の前面の、上下方向における中央部には、回路基板11よりも前側に位置する4つのヘッドユニット15に対応した、4つの接点部17が設けられている。回路基板11の後面の、上下方向における中央部には、回路基板11よりも後側に位置する5つのヘッドユニット15に対応した、5つの接点部17が設けられている。ヘッドユニット15の配置に応じて、回路基板11の前面の4つの接点部17と、後面の5つの接点部17は、左右方向にずれて配置されている。
図5に示すように、回路基板11の前面及び後面のそれぞれについて、反対側の面の接点部17と重なる領域(接点部17の裏側の領域)には、グランド配線18が形成されている。尚、グランド配線18は、回路基板11の全ての接点部17の裏側に配置されている必要はなく、一部の接点部17の裏側の領域にのみ配置されていてもよい。
(配線部材)
複数のヘッドユニット15には、複数の配線部材12がそれぞれ接続されている。図5に示すように、配線部材12は、多数の配線が形成されたフィルム状の樹脂基板19に、駆動IC20が実装されたものであり、COF(Chip On Film)と呼ばれる。各配線部材12は、ヘッドユニット15から、ケース部材14の通過穴14aを通過して上方へ延びている。この配線部材12の先端部は、回路基板11の前後の側面に形成された接点部17に、異方性導電フィルム(ACF)や異方性導電ペースト(ACP)などの導電性接着剤によって電気的に接続されている。
以上説明したように、プリンタ1の制御装置7と回路基板11がフレキシブルケーブルによって接続されている。また、回路基板11と各ヘッドユニット15とが、駆動IC20を実装した配線部材12で接続されている。回路基板11は、制御装置7から送られた信号に基づいて、各配線部材12の駆動IC20に対してヘッドユニット15を制御するための信号を送る。各駆動IC20は、回路基板11からの信号に基づいて、ヘッドユニット15に対して、アクチュエータを駆動するための駆動信号を出力する。
(支持部材)
2つの支持部材13(13A,13B)は、共に、アルミニウムや銅などで形成された金属板である。2つの支持部材13は、回路基板11の前後両側において、回路基板11に沿ってそれぞれ配置されている。各支持部材13の下端部はケース部材14に取り付けられ、各支持部材13は、回路基板11と平行に、ケース部材14から上方に延びている。
各支持部材13の下半部には、回路基板11の接点部17を、支持部材13から露出させるための開口部23が形成されている。前側の支持部材13Aには、回路基板11の前面の4つの接点部17に対応した、4つの開口部23が形成され、後側の支持部材13Bには、回路基板11の後面の5つの接点部17に対応した、5つの開口部23が形成されている。各開口部23の左右方向の幅は、対応する接点部17の幅よりも大きい。また、各開口部23の上端位置は、接点部17の上端位置よりも上にある。これにより、回路基板11の面方向と直交する前後方向から見て、各開口部23内に、対応する接点部17が収まった配置関係となっている。開口部23において露出した接点部17に、ヘッドユニット15から延びる配線部材12の先端部が接続されている。
ここで、配線部材12の先端部と回路基板11との接続は、配線部材12の先端部と回路基板11との間に導電性接着剤を介在させた状態で、配線部材12を回路基板11に熱圧着することによって行う。ここで、回路基板11を挟んで接点部17と反対側に支持部材13が配置されているため、熱圧着の際に、配線部材12が押し付けられる回路基板11が、支持部材13によって裏側から支えられる。
尚、本実施形態では、支持部材13が金属板であるため、配線部材12を回路基板11に熱圧着する際に、伝わった熱の一部を金属板から放熱することができる。また、回路基板11の両側の2枚の支持部材13は、回路基板11を覆う電磁シールドの役目も果たす。即ち、金属製の支持部材13によって、外部からの電磁波(ノイズ)がブロックされ、回路基板11にノイズが到達しにくくなる。
但し、支持部材13が、回路基板11との間に隙間を空けて配置されていると、配線部材12が押し付けられたときに回路基板11が撓み、配線部材12が十分に回路基板11に押し付けられなくなって、接続不良が生じる虞がある。しかし、支持部材13を、回路基板11の側面の全面に密着させて配置すると、回路基板11上に形成された配線等が支持部材13と接触することになる。特に支持部材13が金属板である場合には、回路基板11上の配線同士が短絡する。そこで、本実施形態では、各支持部材13に、回路基板11を部分的に支える凸部(第1凸部21、第2凸部22)が形成されている。
(1)第1凸部
各支持部材13の、回路基板11を挟んで支持部材13と反対側(裏側)に位置する接点部17と重なる部分に、回路基板11側へ突き出た第1凸部21が設けられている。即ち、前側の支持部材13Aには、回路基板11の後面の5つの接点部17に対応する5つの第1凸部21が設けられている。また、後側の支持部材13Bには、回路基板11の前面の4つの接点部17に対応する4つの第1凸部21が設けられている。第1凸部21の上下方向及び左右方向の長さは、接点部17よりもそれぞれ大きい。そして、回路基板11の面方向と直交する前後方向から見て、接点部17が第1凸部21内に収まった配置関係となっている。尚、図2に示すように、各支持部材13の第1凸部21は、接点部17を露出させるための開口部23の上端部と、左右方向に交互に並んで配置されている。また、図5に示すように、各第1凸部21の先端部は、回路基板11と接触している。
第1凸部21は、金属板からなる支持部材13に対するプレス絞り加工によって形成されている。即ち、支持部材13の一部分が局部的に絞られることによって、その一部分が回路基板11側へ突出し、第1凸部21となっている。
上記構成により、配線部材12を接点部17に押しつけて接続する際に、接点部17の裏側に位置する第1凸部21によって回路基板11が背後から支えられる。また、第1凸部21が回路基板11と接触していることから、回路基板11が第1凸部21によって確実に支えられる。これにより、回路基板11の撓みが抑えられ、配線部材12を接点部17に確実に押し付けて接続することができる。
尚、第1凸部21の形成方法は特に限定されないが、本実施形態では、支持部材13を構成する金属板の一部分が局部的に絞られることによって、第1凸部21が形成されている。この構成では、第1凸部21を簡単に形成することができる。また、支持部材13に、樹脂などの別部材を付着させて第1凸部を形成することも可能であるが、このような場合と比べて、製造コストを抑えることができる。
また、図5に示すように、回路基板11の前面と後面のそれぞれについて、反対側の面に配置された接点部17と重なる領域(接点部17の裏側の領域)には、グランド配線18が形成されている。そのため、回路基板11を挟んで接点部17と反対側に位置する第1凸部21が、グランド配線18と接触することになる。これにより、金属製の支持部材13をグランドに落とすことができるため、静電気の発生を防止できる。
(2)第2凸部
図4、図5に示すように、各支持部材13の、本体部10とは反対側の上端部にも、回路基板11側へ突き出た第2凸部22が設けられている。即ち、第2凸部22は、接点部17及び第1凸部21よりも上方に位置している。第2凸部22は、支持部材13の上端部が回路基板11側に折り曲げられることによって形成されたものであり、支持部材13の左右方向における全長にわたって延びている。
各支持部材13に、第1凸部21とは別に、第2凸部22が設けられているため、配線部材12の接続時に、回路基板11が、第1凸部21だけでなく、この第1凸部21から離れた第2凸部22によっても支えられる。これにより、回路基板11の撓み変形が抑えられ、より良好な接続が可能となる。尚、第1凸部21の突出量h1と第2凸部22の突出量h2とが等しいと、支持部材13が回路基板11に対してほぼ平行な状態が維持されやすくなるため、回路基板11の撓みを抑えるという観点で好ましい。
また、第2凸部22の形成方法も特に限定されるものではないが、本実施形態では、支持部材13の端部が折り曲げられることによって第2凸部22が形成されている。つまり、金属板からなる支持部材13の上端部を折り曲げるだけで、第2凸部22を簡単に形成できる。また、支持部材13の端部が折り曲げられることで、支持部材13の剛性が高まり、回路基板11の支持機能が向上する。
また、支持部材13の上端部において、第2凸部22が左右方向(回路基板11の長手方向)に延びていることで、支持部材13の剛性がさらに高まる。また、支持部材13の上端部において、左右に長く延びる第2凸部22により、回路基板11と支持部材13との間の隙間が塞がれている。これにより、上方からのノイズが確実にブロックされるという効果も得られる。
以上説明した実施形態において、インクジェットヘッド4が、本発明の「液体吐出ヘッド」に相当する。用紙幅方向が、本発明の「第1方向」に相当する。搬送方向が、本発明の「第2方向」に相当する。上下方向が、本発明の「第3方向」に相当する。
次に、前記実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。但し、前記実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
1]配線部材12の接続時における回路基板11の撓みを確実に防止するという観点からは、背後に位置する支持部材13の第1凸部21が回路基板11に接触していることが好ましい。しかし、回路基板11の、第1凸部21が接触している領域には、配線や回路を構成する素子を配置することができなくなるため、配線や素子の配置自由度が低くなる。この観点からは、各第1凸部21が、回路基板11から離れていてもよい。
2]各支持部材13の複数の第1凸部21の間で、突出量が異なっていてもよい。どの位置にある第1凸部21を高くするかについては、例えば、次の点を考慮する。
回路基板11の長手方向(左右方向)の端部と中央部とでは、配線部材12が押し付けられたときの回路基板11の撓みやすさが異なる。具体的には、中央部で撓みやすく、端部では撓みにくい。そのため、端側に位置する第1凸部21が回路基板11から離れて配置されていると、回路基板11の端部に配線部材12が強く押し付けられたときに、回路基板11が、その背後の第1凸部21と接触するまで撓む前に、回路基板11が破損する虞がある。
そこで、図7のインクジェットヘッド4Aでは、各支持部材13の複数の第1凸部のうち、左右方向における端側に位置する第1凸部21aの突出量haは、この第1凸部21aよりも中央側に位置する第1凸部21bの突出量hbよりも、大きくなっている。端側の第1凸部21aの突出量haが大きいため、配線部材12が押し付けられたときに、回路基板11の撓みが小さい段階で回路基板11に第1凸部21aが接触する。従って、回路基板11の破損が防止される。一方、中央側の第1凸部21bの突出量hbが小さいため、配線部材12が押し付けられる時以外は、第1凸部21bを回路基板11から離すことができる。これにより、回路基板11の中央部に配線25等を配置しやすくなり、それらの配置自由度が高まる。
また、突出量の大きい、端側の第1凸部21aは回路基板11(グランド配線18)と接触し、突出量の小さい、中央側の第1凸部21bは回路基板11から離れていることが好ましい。端側の第1凸部21aが、常に回路基板11に接触しているため、配線部材12の接続時における回路基板11の撓みを確実に抑えることができる。
2]第1凸部や第2凸部が、プレス絞り加工や曲げ加工で形成される形態には限られない。例えば、支持部材に、液状の樹脂を付着させて加熱固化させることにより、第1凸部や第2凸部が形成されてもよい。
3]前記実施形態では、各支持部材13には、接点部17に対応した第1凸部21の他に、第2凸部22が形成されているが、第2凸部は必須ではなく省略可能である。
4]前記実施形態では、支持部材13は回路基板11の長手方向に延びており、回路基板11の前側と後側に1枚ずつ配置されているが、ヘッドユニット毎17に分かれて配置されていてもよい。例えば、図3のようなヘッドユニット15の配置であれば、回路基板11の前側には、後側5つのヘッドユニット15に対応して5枚の支持部材が配置され、回路基板11の後側には、前側4つのヘッドユニット15に対応して4枚の支持部材が配置されてもよい。
5]支持部材の材質は、金属には限られず、非金属材料あってもよい。但し、回路基板を支えるという役割上、支持部材には一定以上の剛性が求められる。従って、硬質プラスチックなどの強度の高い非金属材料で形成されることが好ましい。
4,4A インクジェットヘッド
10 本体部
11 回路基板
12 配線部材
13 支持部材
15 ヘッドユニット
16 ノズル
21 第1凸部
22 第2凸部

Claims (11)

  1. その面方向が第1方向に沿うように配置された回路基板と、
    前記回路基板に対して、前記回路基板の面方向と直交する第2方向の両側に分かれて配置され、且つ、前記第2方向の両側で前記第1方向における位置がずれるように配置された複数のヘッドユニットを有する、本体部と、
    前記複数のヘッドユニットから前記回路基板に向けて延びる複数の配線部材と、
    前記回路基板の前記第2方向における両側の面に、前記複数のヘッドユニットに対応して設けられ、前記複数の配線部材がそれぞれ接続される複数の接点部と、
    前記回路基板の前記第2方向における両側に、前記回路基板に沿ってそれぞれ配置された2つの支持部材と、を備え、
    各支持部材の、前記第2方向において前記回路基板を挟んで前記支持部材と反対側に位置する前記接点部と重なる部分に、前記回路基板側に突き出た第1凸部が設けられていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 前記第1凸部が、前記回路基板と接触していることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 各支持部材には、前記接点部の配置に応じて、前記第1方向に並ぶ複数の前記第1凸部が設けられ、
    前記複数の第1凸部のうち、前記第1方向における端側に位置する第1凸部は、この端側の第1凸部よりも中央側に位置する第1凸部と比べて、突出量が大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 前記端側の第1凸部は前記回路基板と接触し、前記中央側の第1凸部は前記回路基板から離れていることを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
  5. 前記支持部材は、金属板であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の液体吐出装置。
  6. 前記第1凸部は、前記支持部材を構成する金属板の一部分が局部的に絞られることによって形成されていることを特徴とする請求項5に記載の液体吐出ヘッド。
  7. 前記回路基板の一方の面のうちの、他方の面に配置された前記接点部と前記第2方向に重なる領域には、グランド配線が形成され、
    前記回路基板の前記一方の面と対向する前記支持部材の前記第1凸部は、前記グランド配線と接触していることを特徴とする請求項5又は6に記載の液体吐出ヘッド。
  8. 前記回路基板と前記2つの支持部材は、前記複数のヘッドユニットを有する前記本体部から、前記第1方向及び前記第2方向と直交する第3方向に延びており、
    前記支持部材の、前記第3方向において前記本体部と反対側の端部に、前記回路基板側に突き出た第2凸部が形成されていることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の液体吐出ヘッド。
  9. 前記支持部材の、前記第3方向において前記本体部と反対側の端部が前記回路基板側に折り曲げられることにより、前記第2凸部が形成されていることを特徴とする請求項8に記載の液体吐出ヘッド。
  10. 前記第1凸部の突出量と前記第2凸部の突出量が等しいことを特徴とする請求項8又は9に記載の液体吐出ヘッド。
  11. 前記第2凸部は、前記支持部材の前記第1方向における全長にわたって延びていることを特徴とする請求項8〜10の何れかに記載の液体吐出ヘッド。
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