JP2017064293A - Octカテーテル - Google Patents

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大 佐々木
芳享 為國
Yoshiaki Tamekuni
芳享 為國
卓朗 渡邊
Takuro Watanabe
卓朗 渡邊
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Abstract

【課題】外装体内における内装体の前後方向の移動を抑制することができるOCTカテーテルを提供する。
【解決手段】OCTカテーテルは、基端から先端に向けて回転を伝達するトルクワイヤ21、及び、トルクワイヤ21の中空部に内包され、光を伝送する光ファイバ25、を有する内装体20と、内装体20を覆う外装体30と、を備え、外装体30は、トルクワイヤ21の長手方向において互いに対向する一対の段部(壁部36a,段部33a)を有し、トルクワイヤ21は、トルクワイヤ本体22とトルクワイヤ本体22に設けられたフランジ部23とを有し、フランジ部23は一対の段部間に配置されており、一対の段部のうちの一方の段部とフランジ部23との間にコイルスプリング48が配置され、コイルスプリング48によってフランジ部23は、一対の段部のうちの他方の段部側に押圧されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、OCTカテーテルに関する。
従来、生体内における光干渉断層画像を取得するためのOCT(Optical Coherence Tomography)カテーテルが知られている。例えば特許文献1に開示されているカテーテルは、近位端において光ファイバと接続されている光コネクタと、遠位端において光ファイバと光学的に接続されている集光偏向光学系と、光ファイバを包囲して光ファイバに沿って延びるサポートチューブおよびジャケットチューブとを備える。
特開2013−202295号公報
一般に血管内に挿入されるOCTカテーテルでは、ジャケットチューブのような外装体に対して集光偏向光学系の位置を相対的に後方に移動させる(プルバック)ことによって、外装体の長手方向における所定範囲の光干渉断層画像を取得する。そのため、このようなOCTカテーテルでは、集光偏向光学系が外装体の長手方向に移動自在となっている。しかしながら、例えば、眼底観察のように所定の位置における光干渉断層画像を取得する場合には、集光偏向光学系が当該所定の位置に止まっているように制御する必要がある。
また、通常、集光偏向光学系をはじめとする内装体と、外装体との間には所定のクリアランスが設けられており、内装体の回転が外装体によって阻害されないようになっている。そのため、使用状態によっては、内装体が外装体内で前後に移動してしまう虞がある。
本発明は、外装体内における内装体の前後方向の移動を抑制することができるOCTカテーテルを提供することを目的とする。
本発明の一形態に係るOCTカテーテルは、基端から先端に向けて回転を伝達するトルクワイヤ、及び、トルクワイヤの中空部に内包され、光を伝送する光ファイバ、を有する内装体と、内装体を覆う外装体と、を備え、外装体は、トルクワイヤの長手方向において互いに対向する一対の段部を有し、トルクワイヤは、トルクワイヤ本体とトルクワイヤ本体に設けられたフランジ部とを有し、フランジ部は一対の段部間に配置されており、一対の段部のうちの一方の段部とフランジ部との間に弾性部材が配置され、弾性部材によってフランジ部は、一対の段部のうちの他方の段部側に押圧されている。
本発明に係るOCTカテーテルによれば、外装体内における内装体の前後方向の移動を抑制することができる。
OCTカテーテルを備えたOCT装置の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るOCTカテーテルを示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るOCTカテーテルを示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係るOCTカテーテルを示す断面図である。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本願発明の実施形態の内容を列記して説明する。本願発明の一形態に係るOCTカテーテルは、基端から先端に向けて回転を伝達するトルクワイヤ、及び、トルクワイヤの中空部に内包され、光を伝送する光ファイバ、を有する内装体と、内装体を覆う外装体と、を備え、外装体は、トルクワイヤの長手方向において互いに対向する一対の段部を有し、トルクワイヤは、トルクワイヤ本体とトルクワイヤ本体に設けられたフランジ部とを有し、フランジ部は一対の段部間に配置されており、一対の段部のうちの一方の段部とフランジ部との間に弾性部材が配置され、弾性部材によってフランジ部は、一対の段部のうちの他方の段部側に押圧されている。
このOCTカテーテルでは、弾性部材によって、フランジ部が一方の段部側から他方の段部側に押圧されている。これにより、トルクワイヤの長手方向におけるフランジ部の位置が制御される。すなわち、一方の段部側に向かってフランジ部に外力が生じた場合には、弾性部材の弾性力(付勢力)によって移動が規制される。また、他方の段部側に向かってフランジ部に外力が生じた場合には、他方の段部によって移動が規制される。フランジ部はトルクワイヤに設けられているので、フランジ部の移動が規制されることによってトルクワイヤの移動も規制される。したがって、外装体内における内装体の前後方向の移動を抑制することができる。
また、弾性部材とフランジ部との間には摩擦低減部が設けられている構成でもよい。同様に、他方の段部とフランジ部との間には摩擦低減部が設けられている構成でもよい。このような構成によれば、弾性部材及び他方の段部とフランジ部との間の摩擦が低減されるので、トルクワイヤの回転が阻害されることが防止される。
また、摩擦低減部は、ベアリングである構成でもよい。このような構成によれば、効率的に摩擦を低減することができる。
また、他方の段部は、一方の段部よりも長手方向における先端寄りに位置している構成でもよい。この構成によれば、フランジ部は、弾性部材によって先端側に向かって押圧されることになる。この場合、例えば外装体の状態によって内装体が基端側に引き込まれたとしても、弾性部材によって内装体に過度な負荷が加わることが防止される。また、引き込まれた状態が解消された場合には、弾性部材によって内装体が元の位置に戻る。
また、フランジ部は、トルクワイヤ本体に固定された管状部材である構成でもよい。トルクワイヤと別部材の管状部材によってフランジ部が形成されているので、フランジ部を所望の形状に形成しやすい。また、例えば低摩擦の材料など、種々の材料によってフランジ部を形成することができる。
また、フランジ部は、トルクワイヤの厚肉部である構成でもよい。トルクワイヤの一部によってフランジ部が形成されているので、部品点数を少なくすることができ、コスト面及び信頼性の面で有利となる。
[本願発明の実施形態の詳細]
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。便宜上、実質的に同一の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。なお、以下の説明において、OCTカテーテルの長手方向を前後方向として表現し、基端側を後方側、先端側を前方側とする場合がある。
図1は、光干渉断層画像を取得するための医療用イメージングシステム1の構成を示す斜視図である。図1に示されるように、医療用イメージングシステム1は、コンソール本体部2と、駆動装置7と、OCTカテーテル10とを備えている。
コンソール本体部2は、体内イメージ取得のための基本機能を実現する光源、光学測定部、制御部、画像計算を行うコンピュータ、電源等を内蔵する。コンソール本体部2には、操作者が容易に移動し得るようにキャスター2aが取り付けられている。また、コンソール本体部2の上部には、記録メディアが挿入されるドライブ3、イメージング画像の表示を行うモニタ5、操作入力のためのキーボードやマウスといった入力手段6が設けられている。
駆動装置7は、OCTカテーテル10の回転スキャン動作のために、内装体20の回転動を行う装置である。駆動装置7は、電気配線及び光ファイバを含むケーブル8を介してコンソール本体部2と接続されており、コンソール本体部2から離れて患者の近くに配置される。駆動装置7に接続されるOCTカテーテル10は、ハンドピース32を有している。ハンドピース32はチューブ31を介して駆動装置7に接続されている。
図2はOCTカテーテル10の断面図である。図2に示されるように、OCTカテーテル10は、トルクワイヤ21及び光ファイバ25を含む内装体20と、この内装体20を覆う外装体30と有している。光ファイバ25は、一般的なシングルモード光ファイバであり、高屈折率のコアおよび低屈折率のクラッドを含むガラス繊維が樹脂被覆によって覆われた構造を有する。光ファイバ25の基端は、駆動装置7内の光コネクタに固定されており、ケーブル8を介してコンソール本体部2と光学的に接続される。また、光ファイバ25は、接着剤等によってトルクワイヤ21に固定されており、トルクワイヤ21とともに回転可能となっている。
光ファイバ25の先端には、集光光学系26としてのグレーデッドインデックス(GRIN)レンズと偏向光学系27としてのミラーとが直列的に融着接続されて設けられている。集光光学系26は、光ファイバ25の先端から出射される光を集光する。偏向光学系27は、光ファイバ25の先端から出射される光を径方向へ偏向する。レンズ(集光光学系)およびミラー(偏向光学系)は、石英ガラスまたはホウケイ酸ガラスで構成される。
トルクワイヤ21は、トルクワイヤ本体22とトルクワイヤ本体22に設けられたフランジ部23とを有する。トルクワイヤ本体22は、金属製且つ管状の可撓性部材であり、長手方向に一様な内径及び外径を有している。トルクワイヤ本体22は、光を伝送する光ファイバ25を中空部に内包するとともに、基端に接続された駆動装置7から伝達される回転力をOCTカテーテル10の先端に伝達する。本実施形態におけるフランジ部23は、トルクワイヤ本体22と別部材であるので、フランジ部23を所望の形状に形成しやすい。また、例えば低摩擦の材料など、種々の材料によってフランジ部23を形成することができる。
フランジ部23は、トルクワイヤ本体22の外径よりも大きな外径を有している。本実施形態におけるフランジ部23は、トルクワイヤ本体22に固定された管状部材であり、トルクワイヤ本体22が挿通される挿通孔23aが形成されている。挿通孔23aの先端にはトルクワイヤ本体22の先端に当接する段部23bが形成されている。トルクワイヤ本体22とフランジ部23とは、段部23bにトルクワイヤ本体22が当接された状態で接着固定されている。フランジ部23は、軸方向の先端である先端部23cと、軸方向の後端である後端部23dとを有する。また、先端部23cと後端部23dとの間には中央部23eが形成されている。先端部23c及び後端部23dの端面は、いずれも軸方向に対して垂直なフラットな面であり、先端部23c及び後端部23dの外径は、中央部23eの外径よりも小さく形成されている。また、先端部23cと中央部23eとの間、及び後端部23dと中央部23eとの間には、それぞれ突出部23fが形成されている。突出部23fは、環状であり、中央部23eの外径よりも大きな外径を有する。
外装体30は、チューブ31及びハンドピース32を有する。チューブ31は、管状の可撓性部材であり、トルクワイヤ本体22を包囲している。チューブ31の内周とトルクワイヤ本体22の外周との間には所定のクリアランスが設けられている。これにより、トルクワイヤ本体22は、チューブ31内で回転自在となっている。チューブ31は、基端において駆動装置7に接続されており、先端においてハンドピース32に接続されている。
ハンドピース32は、OCTカテーテル10のうち使用者に把持される部分である。ハンドピース32は、内部空間Sを有する略筒状のケース体33と、内部空間S内に固定され内装体20の径方向の位置決めを行う位置決め部材34と、を備えている。ケース体33の内部空間Sには、内周の壁面から径方向の中心に向かって突出する環状の段部33aが形成されている。また、ケース体の後端には挿通孔33bが形成されている。挿通孔33bには、チューブ31の先端側が接続されている。チューブ31の先端は段部33aの位置まで延在しており、例えば段部33aの内周面に接着されている。チューブ31の先端からは、トルクワイヤ21の先端側が露出している。
位置決め部材34は、略筒状をなす第1部材35と、この第1部材35の先端に嵌合される第2部材36とによって形成されている。すなわち、位置決め部材34は、第1部材35によって形成される筒状部35aと、第2部材36によって形成される壁部(段部)36aとを有する。ハンドピース32の内部空間Sにおいて、壁部36aと段部33aとは内装体20の長手方向において互いに対向している。壁部36aは、筒状部35aの先端寄りに形成されており、筒状部35aの内周面から径方向内側に延在する。壁部36aの径方向の中心には光ファイバ25が挿通される挿通孔36bが形成されている。また、壁部36aの後端は、筒状部35a内に露出する端面36cとなっている。なお、本実施形態においては、第2部材36は、第1部材35に形成された径方向の中心に向かって延在する突出片35bと嵌合している。突出片35bには、挿通孔36bに連通する挿通孔35cが形成されている。
第2部材36における挿通孔36bの先端には、ニードル40が固定されている。このニードル40はケース体33の先端に形成された挿通孔33cから外部に露出している。ニードル40は、例えばステンレスによって形成される管状のニードル本体41と、ニードル本体41を被覆する樹脂製の被覆部42とを有している。ニードル本体41は、光ファイバ25の先端側を回転自在に内包している。また、ニードル本体41の先端にはスリット41aが形成されており、光ファイバ25の光が外部に出射できるようになっている。
筒状部35aの内側において壁部36aと段部33aとの間には、トルクワイヤ21のフランジ部23が配置されている。筒状部35aの内径とフランジ部23の突出部23fの外径とは略同じとなっている。これにより、フランジ部23は、筒状部35aの内側において径方向の位置が一定の状態で回転自在となっている。
筒状部35aの内側において、壁部36aとフランジ部23との間には、ベアリング(摩擦低減部)45が設けられている。ベアリング45は、外輪45aと外輪45aの内側に配置された内輪45bとを有している。内輪45bと外輪45aとの間には図示しないボール等の回転体が配置されており、内輪45bは外輪45aに対して回転自在となっている。本実施形態では、壁部36a(端面36c)側には外輪45aのみが面しており、内輪45bはフランジ部23側に面している。内輪45bの外径は、フランジ部23の先端部23cの外径よりも大きく形成されている。これにより、先端部23cは内輪45bのみに当接し、外輪45aに当接することはない。また、筒状部35aの内径とベアリング45の外径とは略同じとなっており、ベアリング45は筒状部35aの内側において前後方向に移動自在となっている。ベアリング45の内輪45bの内側には光ファイバ25が挿通されている。
また、筒状部35aの内側において、段部33aとフランジ部23との間にも、ベアリング(摩擦低減部)46が設けられている。ベアリング46は、ベアリング45と同様の構成であり、外輪46aと内輪46bとを有している。そして、段部33a側には外輪46aのみが面しており、内輪46bはフランジ部23側に面している。内輪46bの外径は、フランジ部23の後端部23dの外径よりも大きく形成されている。これにより、フランジ部23の後端部23dは内輪46bのみに当接し、外輪46aに当接することはない。また、ベアリング46と段部33aとの間には、弾性部材が配置されている(すなわち、段部33aとフランジ部23との間にはベアリング46と弾性部材とが配置されている)。本実施形態では、弾性部材としてコイルスプリング48が採用されている。
コイルスプリング48の自然長は、壁部36a(特に端面36c)から段部33aまでの距離から、ベアリング45、フランジ部23及びベアリング46の前後方向の距離の総計を差し引いた距離よりも大きい。そのため、筒状部35aの内側にベアリング45、フランジ部23、ベアリング46及びコイルスプリング48が配置された状態では、コイルスプリング48によってベアリング45、フランジ部23及びベアリング46が壁部36a側に押圧されている。
以上説明したOCTカテーテル10では、コイルスプリング48によって、フランジ部23が段部33aから壁部36aに向かって押圧されている。これにより、トルクワイヤ21の長手方向におけるフランジ部23の位置が制御される。すなわち、段部33a側に向かってフランジ部23に外力が生じた場合には、コイルスプリング48の弾性力(付勢力)によってフランジ部23の移動が規制される。また、壁部36a側に向かってフランジ部に外力が生じた場合には、壁部36aによって移動が規制される。フランジ部23はトルクワイヤ21に設けられているので、フランジ部23の移動が規制されることによってトルクワイヤ21及び光ファイバ25の移動も規制される。医療用イメージングシステム1による計測中は、駆動装置7によって内装体20が高速で回転している。このような回転に起因する振動等によって内装体20が外装体内で前後方向に移動すると、光ファイバの位置が定まらず、正確な光干渉断層画像の取得が困難となる。本実施形態では、外装体30内における内装体20の前後方向の移動を抑制することができるので、ニードル40内における光ファイバ25の位置も一定に保たれる。
また、内装体20の回転を阻害しないように、チューブ31とトルクワイヤ本体22との間には所定のクリアランスが設けられている。そのため、例えばチューブ31が小径に巻回された場合のように、チューブ31の状態によっては、トルクワイヤ本体22がチューブ31内で駆動装置7側に引き込まれ、内装体20に過度な負荷が加わることが考えられる。しかし、本実施形態では、フランジ部23がコイルスプリング48によって先端側に向かって押圧されている。そのため、内装体20が基端側に引き込まれたとしても、コイルスプリング48が縮むことによって内装体20に過度な負荷が加わることが防止される。また、引き込まれた状態が解消された場合には、コイルスプリング48によって内装体20が元の位置に戻る。
また、摩擦低減部としてベアリング45,46が配置されているので、トルクワイヤ21におけるフランジ部23の回転が阻害されることが防止される。また、摩擦低減部としてベアリング45,46が用いられることによって、効率的に摩擦を低減することができる。
(第2実施形態)
本実施形態におけるOCTカテーテル110は、弾性部材としてのコイルスプリング48の配置位置が第1実施形態におけるOCTカテーテル10と相違している。以下、主として第1実施形態と相違する点について説明し、同一の要素や部材については同一の符号を付して詳しい説明は省略する。
図3に示されるように、OCTカテーテル110は、光ファイバ25、トルクワイヤ本体22及びフランジ部23を有する内装体20と、内装体20を覆う外装体30と、ニードル40とを備えている。また、OCTカテーテル110は、外装体30を構成する第1部材35の筒状部35aの内側において、ベアリング45,46及びコイルスプリング48を備えている。本実施形態では、壁部36aとフランジ部23との間にコイルスプリング48が配置されており、コイルスプリング48とフランジ部23との間にベアリング45が配置されている。また、段部33aとフランジ部23との間にベアリング46が配置されている。このような構成により、筒状部35aの内側にコイルスプリング48、ベアリング45、フランジ部23及びベアリング46が配置された状態では、コイルスプリング48によってベアリング45、フランジ部23及びベアリング46が段部33a側に押圧されている。これにより、外装体30内における内装体20の前後方向の位置が規制されるので、ニードル40内における光ファイバ25の位置が一定に保たれる。
(第3実施形態)
本実施形態におけるOCTカテーテル210は、トルクワイヤ本体22に設けられるフランジ部223の構成が第1実施形態におけるOCTカテーテル10と相違している。以下、主として第1実施形態と相違する点について説明し、同一の要素や部材については同一の符号を付して詳しい説明は省略する。
図4に示されるように、OCTカテーテル210は、光ファイバ25及びトルクワイヤ221を有する内装体220と、内装体220を覆う外装体30と、ニードル40とを備えている。また、OCTカテーテル210は、外装体30を構成する第1部材35の筒状部35aの内側において、ベアリング45,46及びコイルスプリング48を備えている。ベアリング45,46及びコイルスプリング48の配置は第1実施形態と同様である。トルクワイヤ221は、トルクワイヤ本体22及びフランジ部223を有している。本実施形態では、フランジ部223が、トルクワイヤ221の厚肉部であり、トルクワイヤ本体22の先端に形成されている。フランジ部223の外径は、ベアリング45,46における内輪45b、46bの外径よりも小さく形成されている。そのため、フランジ部223の前端及び後端は、外輪45a,46aに接することなく、内輪45b、46bに当接している。このような構成により、第1実施形態と同様に、外装体30内における内装体220の前後方向の位置が規制されるので、ニードル40内における光ファイバ25の位置が一定に保たれる。トルクワイヤ221の厚肉部によってフランジ部223が形成されているので、部品点数を少なくすることができ、コスト面及び信頼性の面で有利となる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではない。
例えば、摩擦低減部として、ベアリングを例示したがこれに限定されない。摩擦低減部は、壁部36a、段部33a又はコイルスプリング48とフランジ部との摩擦を低減可能な構成であればよく、例えば、いわゆる無給油ブッシュ等であってもよい。
また、弾性部材としてコイルスプリングを例示したが、これに限定されない。弾性部材は、フランジ部を壁部36a又は段部33aに向かって押圧する構成であればよく、例えば所定の弾性を有するゴム等であってもよい。
また、各実施形態において、互いの構成を組み合わせてもよい。例えば、第2実施形態のフランジ部23に替えて、第3実施形態のフランジ部223としてもよい。
10,110,210…OCTカテーテル、20,220…内装体、21,221…トルクワイヤ、22…トルクワイヤ本体、23,223…フランジ部、25…光ファイバ、30…外装体、36a…壁部(段部)、33a…段部、45,46…ベアリング(摩擦低減部)、48…コイルスプリング(弾性部材)。

Claims (7)

  1. 基端から先端に向けて回転を伝達するトルクワイヤ、及び、前記トルクワイヤの中空部に内包され、光を伝送する光ファイバ、を有する内装体と、
    前記内装体を覆う外装体と、を備え、
    前記外装体は、前記トルクワイヤの長手方向において互いに対向する一対の段部を有し、
    前記トルクワイヤは、トルクワイヤ本体と前記トルクワイヤ本体に設けられたフランジ部とを有し、
    前記フランジ部は前記一対の段部間に配置されており、
    前記一対の段部のうちの一方の段部と前記フランジ部との間に弾性部材が配置され、
    前記弾性部材によって前記フランジ部は、前記一対の段部のうちの他方の段部側に押圧されている、OCTカテーテル。
  2. 前記弾性部材と前記フランジ部との間には摩擦低減部が設けられている、請求項1に記載のOCTカテーテル。
  3. 前記他方の段部と前記フランジ部との間には摩擦低減部が設けられている、請求項1又は請求項2に記載のOCTカテーテル。
  4. 前記摩擦低減部は、ベアリングである、請求項2又は請求項3に記載のOCTカテーテル。
  5. 前記他方の段部は、前記一方の段部よりも前記長手方向における先端寄りに位置している、請求項1〜4のいずれか一項に記載のOCTカテーテル。
  6. 前記フランジ部は、前記トルクワイヤ本体に固定された管状部材である、請求項1〜5のいずれか一項に記載のOCTカテーテル。
  7. 前記フランジ部は、前記トルクワイヤの厚肉部である、請求項1〜5のいずれか一項に記載のOCTカテーテル。
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