JP2017062280A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】フリッカー光源下において、できるだけ正確にプリ発光時のストロボ光成分のみを抽出する。【解決手段】ストロボをメイン発光させる前に、外光フリッカーの周期よりも短い時間でプリ発光させるカメラシステムにおいて、フリッカー光源の周波数と、光量の谷、もしくは山のいずれかのタイミングを検知するフリッカー判定手段と、プリ発光前に測光するプリ発光前測光手段と、プリ発光中に測光するプリ発光中測光手段と、プリ発光中測光結果からプリ発光前測光結果を減算することでプリ発光反射光画像を演算するプリ発光反射光画像生成手段と、プリ発光反射光画像よりメイン発光時の発光量を決定する本発光量演算手段と、を有し、プリ発光前測光手段とプリ発光中測光手段の測光を光量の谷、もしくは山のいずれかのタイミングで行う。【選択図】図4
Description
本発明は、ストロボのプリ発光により測光を行い、さらにこの測光値を用いてメイン発光を制御するカメラシステムに関する。
カメラシステムにおいては、ストロボを露出時のメイン発光に先だってプリ発光させ、プリ発光の被写体反射光の測光値に基づいてメイン発光の発光強度や発光時間を制御する手法が従来用いられている。
特許文献1では、蛍光灯等のフリッカー光源下において撮影を行う場合に、プリ発光時の被写体反射光を正確に取得するため、外光フリッカーの周期に同期させて、プリ発光前の測光およびプリ発光中の測光を行っている。後者の測光値を前者の測光値から差し引くことでストロボ光成分のみ抽出している。
また、特許文献2では、商用電源50Hzまたは60Hzで双方の0点が一致する50msを処理サイクルとして、最初の50msの間に被写界からの受光光量Q1を求めて、次の50msの間にプリ発光中の受光光量Q2を求めている。
しかしながら、商用電源の50Hzまたは60Hzはばらつくことがある。そのため、急峻に輝度が明るくなる、または暗くなるタイミングで測光を行うと、ストロボ光成分を正しく抽出できないことがある。
そこで、本発明は、フリッカー光源下において、プリ発光時のストロボ光成分のみを正確に抽出できるようにしたカメラシステムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るカメラシステムは、
ストロボをメイン発光させる前に、外光フリッカーの周期よりも短い時間でプリ発光させるカメラシステムにおいて、
フリッカー光源の周波数と、光量の谷、もしくは山のいずれかのタイミングを検知するフリッカー判定手段と、
プリ発光前に測光するプリ発光前測光手段と、
プリ発光中に測光するプリ発光中測光手段と、
前記プリ発光中測光結果から前記プリ発光前測光結果を減算することでプリ発光反射光画像を演算するプリ発光反射光画像生成手段と
前記プリ発光反射光画像よりメイン発光時の発光量を決定する本発光量演算手段と、
を有し、
前記プリ発光前測光手段と前記プリ発光中測光手段の測光を前記光量の谷、もしくは山のいずれかのタイミングで行う
ことを特徴とする。
ストロボをメイン発光させる前に、外光フリッカーの周期よりも短い時間でプリ発光させるカメラシステムにおいて、
フリッカー光源の周波数と、光量の谷、もしくは山のいずれかのタイミングを検知するフリッカー判定手段と、
プリ発光前に測光するプリ発光前測光手段と、
プリ発光中に測光するプリ発光中測光手段と、
前記プリ発光中測光結果から前記プリ発光前測光結果を減算することでプリ発光反射光画像を演算するプリ発光反射光画像生成手段と
前記プリ発光反射光画像よりメイン発光時の発光量を決定する本発光量演算手段と、
を有し、
前記プリ発光前測光手段と前記プリ発光中測光手段の測光を前記光量の谷、もしくは山のいずれかのタイミングで行う
ことを特徴とする。
本発明に係るカメラシステムによれば、フリッカー光源下において、プリ発光時のストロボ光成分のみを正確に抽出することが可能となる。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態による撮像装置の露出制御方法についてその構成を示す図である。
100はカメラ本体を、200はレンズを、300はストロボを示している。まず、カメラ本体100とレンズ200内の構成について説明する。101はカメラ100の各部を制御するマイクロコンピュータCPU(以下、カメラマイコン)である。102はカメラマイコン101に接続されているRAMやROM等のメモリである。103は赤外カットフィルタやローパスフィルタ等を含むCCD,CMOS等の撮像素子であり、レンズ200によって撮影時に被写体の像が結像される。
104はシャッターで非撮影時には撮像素子103を遮光し、撮影時には開いて撮像素子103へ光線を導く。105はハーフミラーで非撮影時にレンズ200より入射する光の一部を反射し106のピント板に結像させる。107は測光センサで、CCD、COMS等の撮像素子を使用することにより測光演算、顔検出演算や追跡演算等の被写体認識処理を行う。
108はペンタプリズムで、ピント板106の被写体像を測光センサ107及び光学ファインダー109に導く。測光センサはペンタプリズムを介してピント板106に結像された被写体像を斜めの位置から見込んでいる。110はAFミラーで、レンズより入射し、ハーフミラー105を通過した光線の一部を焦点検出回路内のAFセンサ111に導き測距を行っている。201はレンズ内のCPU(以下LPUと呼ぶ)で、被写体との距離情報等をカメラマイコンに送る。
次に、ストロボ300の構成について説明する。301はストロボ内のCPU(以下SCPUと呼ぶ)で、ストロボ300の各部の動作を制御する。302は光量制御装置で、電池電圧を昇圧し後述する光源305を点灯させるための昇圧回路や発光の開始及び停止を制御する電流制御回路等が含まれている。303はフレネルレンズなどのパネル等から成りストロボ300の照射角を変更するズーム光学系である。
304は反射傘であり、光源の発光光束を集光し被写体に照射している。305はキセノン管や白色LEDなどの光源である。以上で図1の本発明の実施例にかかわるカメラシステムの構成図の説明を終わる。
次に、図2、図3に示すフローチャートを参照して、カメラ100の動作を説明する。なお、ここでは、カメラ100の電源がオンされ、撮像スタンバイの状態にあるものとする。
S101で、CPU101は、シャッタスイッチの第一ストローク(以下SW1と呼ぶ)がオンかオフか判別し、オンならS102に処理を進める。S102で、CPU101は測光センサ107を駆動し、既知の測光演算を行う。測光演算結果に基づいて、本撮影時の露出制御値(シャッタ速度、絞り値、感度など)を算出する。
S103で、CPU101はAFセンサ111を駆動し、既知の位相差方式のAF(オートフォーカス)処理を行う。デフォーカス量を検出し、LPU201を通じてレンズ200のフォーカスレンズを駆動させ、検出デフォーカス位置にフォーカスレンズを駆動させる。
S104でCPU101は、シャッタスイッチの第二ストローク(以下SW2と呼ぶ)がオンかオフか判別する。シャッタスイッチSW2がオンならS105に、オフになった場合はS101に、それぞれ処理を進める。
S105でCPU101は、測光センサ107とストロボ300を駆動し、プリ発光前の測光およびプリ発光中の測光を行い、本発光時の本発光量を演算する。尚、処理方法の詳細は図3〜6を参照して後述する。S106でCPU101は、S102の測光センサ駆動で演算した露出制御値、S105で演算した本発光量に基づいて撮像処理を実行する。
図3は図2のS105における測光センサ107とストロボ300駆動の詳細を示すフローチャートである。図3のフローチャートを図4〜図6を参照して説明する。
S201でCPU101は測光センサ107を駆動し、既知のフリッカー検知を行う。電源周波数よりも早い周期で複数回蓄積を行い、測光値の推移からフリッカーがあるか否かを判定する。更に、フリッカーがある場合、電源周波数50Hzか60Hzの判定と、光量の谷、または山のタイミングを検知する。尚、本処理については本発明とは直接関係がないので詳細説明を省略する。S202でCPU101は、プリ発光前の被写体輝度を測光センサ107により得る。本画像データをメモリ102に保持する。
ここでは、S201でフリッカーがあると判定した場合、図4に示したフリッカー光源の谷、または図5に示したフリッカー光源の山のタイミングで蓄積を行う。例えば、S201で検知したフリッカー光源の谷、または山のタイミングを覚えておき、フリッカー光源の1周期(50Hzは10ms、60Hzは8.3ms)を整数倍したタイミングが、プリ前測光の蓄積時間の中央となるように測光センサ107の蓄積制御を行う。また、S201でフリッカーがないと判定した場合、図6に示した様に測光センサ107の蓄積準備が出来次第、蓄積を行う。
S203でCPU101は、ストロボ300を駆動してプリ発光を行い、プリ発光中の被写体輝度を測光センサ107により得る。本画像データをメモリ102に保持する。
ここでは、S201でフリッカーがあると判定した場合、図4、図5に示したプリ発光前蓄積からフリッカー光源の1周期を整数倍した間隔を空けた後に測光センサ107の蓄積制御を行う。また、S201でフリッカーがないと判定した場合、測光センサ107の蓄積準備が出来次第、蓄積を行う。
S204でCPU101は、プリ発光中測光結果からプリ発光前測光結果を引いたプリ発光反射光画像データを得る。これにより、外光の影響を除いたストロボ光のみの画像データが得られる。本画像データをメモリ102に保持する。
図4、図5に示したフリッカー光源が安定した谷、または山のタイミングでプリ発光前測光、及びプリ発光中測光を行うことにより、商用電源のばらつきを抑制出来る。尚、フリッカー光源でない場合は、プリ発光前測光とプリ発光中測光の間隔を詰めて出来るだけ早く処理を終わらせることにより、SW2がONとなってから本撮影までのタイムラグを減らす。
S205でCPU101は、S204で生成した反射光画像データを用いてプリ発光反射光平均演算を行い、プリ発光反射光平均値Ysを演算する。例えば、調光モードが中央重点調光モードであれば、画像の中央付近の測光エリアに対する重み付け係数を画像の周辺付近に対する重み付け係数よりも大きくする。また、特徴領域検出機能を有する場合、特徴領域検出機能を用いる撮像モードでは特徴領域に対応する測光エリアに対する重み付け係数を他の測光エリアに対する重み付け係数よりも大きくする。上記重み付けは本実施形態とは直接関係がないため、これ以上の詳細説明は省略する。
S206でCPU101は、前記プリ発光反射光平均値Ysを予め用意しておいた対数変換テーブルを元に対数変換し、対数変換後のプリ発光反射光輝度値Yslogを求める。得られたプリ発光反射光輝度値Yslogから適輝度値Yt(対数)との差分DF=Yslog−Ytを求める。この差分DF(プリ発光時の適光量との差分段数)とプリ発光の発光量から本発光の発光量FLASHを決定する。
FLASH=(プリ発光の発光量)− DF …(式1)
この本発光の発光量FLASHをCPU101からSCPUS301に発光量を送る。以上で本実施形態の説明を終わる。
この本発光の発光量FLASHをCPU101からSCPUS301に発光量を送る。以上で本実施形態の説明を終わる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 カメラ、101 カメラマイコン、102 メモリ、103 撮像素子、
104 シャッター、105 ミラー、106 ピント板、107 測光センサ、
108 ペンタプリズム、109 アイピース、110 サブミラー、
111 AFセンサ、200 レンズ、201 レンズマイコン、300 ストロボ、
301 ストロボマイコン、302 光量制御装置、303 ズーム光学系、
304 反射傘、305 光源
104 シャッター、105 ミラー、106 ピント板、107 測光センサ、
108 ペンタプリズム、109 アイピース、110 サブミラー、
111 AFセンサ、200 レンズ、201 レンズマイコン、300 ストロボ、
301 ストロボマイコン、302 光量制御装置、303 ズーム光学系、
304 反射傘、305 光源
Claims (3)
- ストロボをメイン発光させる前に、外光フリッカーの周期よりも短い時間でプリ発光させるカメラシステムにおいて、
フリッカー光源の周波数と、光量の谷、もしくは山のいずれかのタイミングを検知するフリッカー判定手段と、
プリ発光前に測光するプリ発光前測光手段と、
プリ発光中に測光するプリ発光中測光手段と、
前記プリ発光中測光結果から前記プリ発光前測光結果を減算することでプリ発光反射光画像を演算するプリ発光反射光画像生成手段と
前記プリ発光反射光画像よりメイン発光時の発光量を決定する本発光量演算手段と、
を有し、
前記プリ発光前測光手段と前記プリ発光中測光手段の測光を前記光量の谷、もしくは山のいずれかのタイミングで行う
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記プリ発光前測光手段と前記プリ発光中測光手段は、前記フリッカー判定手段で判定した周波数に応じてプリ発光前測光とプリ発光中測光の間隔を変える
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記プリ発光前測光手段と前記プリ発光中測光手段は、前記フリッカー判定手段でフリッカーがないと判定した場合、フリッカーがあると判定した場合よりもプリ発光前測光とプリ発光中測光の間隔を短くする
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015186217A JP2017062280A (ja) | 2015-09-24 | 2015-09-24 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015186217A JP2017062280A (ja) | 2015-09-24 | 2015-09-24 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017062280A true JP2017062280A (ja) | 2017-03-30 |
Family
ID=58430135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015186217A Pending JP2017062280A (ja) | 2015-09-24 | 2015-09-24 | 撮像装置 |
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JP (1) | JP2017062280A (ja) |
-
2015
- 2015-09-24 JP JP2015186217A patent/JP2017062280A/ja active Pending
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