JP2017061772A - 個別指導用間仕切り - Google Patents

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【課題】横幅のコンパクト化が図れると共に、生徒の学習状況や講師の接近等を容易に認識することが可能となる個別指導用間仕切りを提供する。【解決手段】個別指導用間仕切り100は、個別指導をするためのスペース(空間)を形成するもの(個別指導用スペース形成具)であって、隔壁部110と、机部120とを備える。隔壁部110は、生徒(個別指導を受ける者)が学習するためのスペース(学習用スペース)1を形成すると共に、個別指導を行うための開口部2を形成するものであり、一対の側壁111,112と、後壁113とによって構成されている。机部120は、生徒が学習用スペース1内において学習する際に、机として使用するものであり、開口部2側に設けられている。すなわち、学習用スペース1内に入った生徒は、開口部2の方向を向いて学習することになる。【選択図】図1

Description

本発明は、学習塾等で使用される個別指導用間仕切りに関する。
近年、学習塾等においては、多数の生徒に対して一括した指導を行う集団指導(一斉指導)の代わりに、各生徒毎に個別的に指導を行う個別指導が行われることが多くなってきている。
このような個別指導においては、各生徒毎に各生徒に応じた指導を行う必要があることから、各生徒が集中して学習ができるよう、各生徒に個別指導用のブースを割り当てることがある。従来の個別指導用ブースとしては、隔壁によって、机(天板)の前方及び左右側方を覆ったものが知られている。このような従来の個別指導用ブースを利用した個別指導においては、講師は、生徒の側方に並んで指導を行う必要があり、個別指導用ブースの横幅は、講師と生徒が横並びできる程度の広さが必要とされていた。
また、従来の個別指導においては、一人の講師が、複数(例えば、2〜6人程度)の生徒を担当することがあるが、この場合、講師は、担当する各生徒のブースを順次訪れながら、各生徒毎の指導を行うことになる。しかしながら、従来の個別指導用ブースでは、後方が開放されており、ブースの外からは、机に向かって学習している生徒の後ろ姿しか見えないため、巡回している講師は、生徒の学習状況(割り当てた課題の進捗状況等)の把握が困難となっており、指導が必要となった生徒に対する適時の指導が難しかった。また、生徒の方にしても、講師が近くに来たら質問等をしようと思ったとしても、従来の個別指導用ブースでは、講師は、机に向かって学習している自分の後方を通過することになるため、学習を進めながら講師の接近を認識することが困難であった。
なお、登録実用新案第3108098号公報には、前板、左側板及び右側板から形成され後方に開口したコ字形状の枠体、後板、机板及びホワイトボードを備えた個別指導用ブースが開示されている。
登録実用新案第3108098号公報
本発明の目的は、横幅のコンパクト化が図れると共に、生徒の学習状況や講師の接近等を容易に認識することが可能となる個別指導用間仕切りを提供することにある。
本発明に係る個別指導用間仕切りは、学習用スペースを形成すると共に、個別指導を行うための開口部を形成する隔壁部と、前記開口部側に設けられた机部とを備えたことを特徴とする。
この場合において、前記机部は、移動可能であるようにしてもよい。
また、以上の場合において、前記隔壁部は、個別指導を受ける生徒の側方を覆う側壁と、当該生徒の後方を覆う後壁とを備えるようにしてもよい。更に、この場合、前記側壁と前記後壁とは、両者がなす角度が変えられるように連結されているようにしてもよい。更に、前記机部は、前記側壁の左右方向の移動を規制するようにしてもよい。
また、以上の場合において、前記隔壁部は、複数の学習用スペース及び開口部を形成し、複数の学習用スペースそれぞれの開口部側に設けられた複数の机部を備えるようにしてもよい。
本発明によれば、横幅のコンパクト化が図れると共に、生徒の学習状況や講師の接近等を容易に認識することが可能となる個別指導用間仕切りを提供できる。
本発明による個別指導用間仕切りの構成を説明するための図である。 個別指導用間仕切り100から机部120を取り外した状態を示す図である。 机部120の構成を説明するための図である。 机部120を、隔壁部110に対して移動可能にする他の方法を説明するための図(その1)である。 机部120を、隔壁部110に対して移動可能にする他の方法を説明するための図(その2)である。 側壁111,112と後壁113とを角度可変に連結した場合の隔壁部610の構成を説明するための図である。 図6に示した隔壁部610に対して使用される机部720の構成を説明するための図である。 複数の学習用スペースを形成する個別指導用間仕切り800の構成を説明するための図である。 図1に示した個別指導用間仕切り100の使用状態を説明するための平面図である。 図8に示した個別指導用間仕切り800の使用状態を説明するための平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明による個別指導用間仕切りの構成を説明するための図である。同図(a)は平面図を示し、同図(b)は正面図を示し、同図(c)は右側面図を示す。
本発明による個別指導用間仕切り100は、個別指導をするためのスペース(空間)を形成するもの(個別指導用スペース形成具)であって、同図に示すように、隔壁部110と、机部120とを備える。
隔壁部110は、生徒(個別指導を受ける者)が学習するためのスペース(学習用スペース)1を形成すると共に、個別指導を行うための開口部2を形成するものである。本実施形態においては、隔壁部110は、一対の側壁111,112と、後壁113とによって構成されている。一対の側壁111,112は、生徒の側方を覆うための部材であって、矩形平板状の形状を有している。本実施形態においては、各側壁111,112は、高さ180cm程度、幅120cm程度の平板部材によって構成されている。後壁113は、生徒の後方を覆うための部材であって、矩形平板状の形状を有している。本実施形態においては、後壁113は、高さ180cm程度、幅80cm程度の平板部材によって構成されている。
図1(a)に示すように、側壁111,112及び後壁113は、平面視において、コの字状に配置されており、前方側(後壁113の反対側)に、開口部2が形成されている。本実施形態においては、開口部2は、矩形状の形状を有しており、後述するように、当該開口部2を介して、個別指導が行われることになる。また、生徒は、当該開口部2を介して、学習用スペース1内への出入りを行うことになる。
図1(b)に示すように、各側壁111,112の内側面には、支持部材131,132が取り付けられている。各支持部材131,132は、机部120を支持するものである。より具体的には、机部120の底面側両端部に形成された溝(後述)に嵌まり込んで、机部120の底面を支持すると共に、机部120の前後方向(同図(a)における上下方向)の動きを規制するものである。本実施形態においては、各支持部材131,132は、机部120の前後方向の長さよりやや短い直方体状(四角柱状)の形状を有する。
机部120は、生徒が学習用スペース1内において学習する際に、机として使用するものであり、開口部2側に設けられている。すなわち、学習用スペース1内に入った生徒は、開口部2の方向を向いて学習することになる(図9参照)。本実施形態においては、机部120は、矩形状(80cm×40cm程度)の平板部材によって構成されており、一対の側壁111,112の間に、両者を掛け渡すように、床(個別指導用間仕切り100の載置面)から所定の高さ(例えば、70cm程度)に配置されており、図1(b)に示すように、側壁111,112の内側面に取り付けられた一対の支持部材131,132によって、両端部の底面側が支持されている。
また、本実施形態においては、生徒は、隔壁部110が形成する開口部2を介して、学習用スペース1内への出入りを行うことになるが、学習用スペース1内への出入りを容易にするため、机部120は、移動可能に構成されている。より具体的には、本実施形態においては、机部120は、隔壁部110に対して、取り外し可能に構成されている。
図2は、個別指導用間仕切り100から机部120を取り外した状態を示す図である。同図に示すように、本実施形態においては、机部120は、隔壁部110に対して、取り外し可能に取り付けられているので、学習用スペース1内への出入りを行う際、机部120を取り外すことで、学習用スペース1内への出入りを容易に行うことが可能となっている。
図3は、机部120の構成を説明するための図である。同図(a)は平面図を示し、同図(b)は右側面図を示し、同図(c)は底面図を示す。また、同図(d)は、机部120を、隔壁部110に対して取り付けた状態を示す部分拡大図である。
同図に示すように、机部120は、矩形平板状の形状を有し、底面側の左右方向両端部に、溝121,122が形成されている。溝121,122は、細長い矩形平板状の形状を有し、同図(d)に示すように、側壁111,112に設けられた支持部材131,132の上面部が嵌まり込むものである。各溝121,122に、側壁111,112に設けられた支持部材131,132が嵌まり込むことにより、机部120の底面側が支持されると共に、机部120の前後方向の動きが規制されることになる。
以上説明したように、机部120は、隔壁部110に対して、移動可能、より具体的には、取り外し可能に構成されているので、学習用スペース1内への出入りを行う際、机部120を取り外すことで、学習用スペース1内への出入りが容易に行えるようになっている。
なお、学習用スペース1内への出入りが容易に行えるようにするため、机部120を、隔壁部110に対して移動可能にする方法としては、他の方法を採用することも考えられる。
図4及び図5は、机部120を、隔壁部110に対して移動可能にする他の方法を説明するための図である。図4は、机部120を、隔壁部110に対して回動可能に構成した例を示し、図5は、机部120を、隔壁部110に対して上下動可能に構成した例を示している。
図4に示した構成例においては、机部120は、その一端(同図における右端)が、ヒンジ機構を介して、一方の側壁112に連結されており、ヒンジ機構の軸133を中心に、回動可能に構成されている。すなわち、机部120は、水平状態(実線で示した状態)と垂直状態(二点鎖線で示した状態)との間で、正逆方向に回転可能に構成されているので、机部120を適宜回動させることで、学習用スペース1内への出入りが容易に行えるようになっている。
図5に示した構成例においては、机部120は、その両端(同図における左右端)が、直動案内機構を介して、側壁111,112に連結されており、上下動可能に構成されている。より具体的には、直動案内機構を構成するリニアガイドのレール134が、側壁111,112の内側面に上下方向に延びるように取り付けられると共に、リニアガイドのスライダ(キャリッジ)135が、机部120の両端部に固定されており、机部120は、リニアガイドのレール134に沿って上下動可能に構成されている。すなわち、机部120は、上下方向に移動可能に構成されているので、机部120を適宜上下動させることで、学習用スペース1内への出入りが容易に行えるようになっている。
また、個別指導用間仕切り100を使用しないときにコンパクトに収納等ができるよう、上述した個別指導用間仕切り100において、隔壁部110を構成する側壁111,112と後壁113とを角度可変に連結するようにすることも考えられる。例えば、側壁111,112と後壁113とをヒンジ機構を介して連結することで、側壁111,112と後壁113とがなす角度を変えられるようにすることが考えられる。
図6は、側壁111,112と後壁113とを角度可変に連結した場合の隔壁部610の構成を説明するための図である。同図(a)は、側壁111,112と後壁113とがなす角度を90°として、一対の側壁111,112と後壁113とがコの字状に配置されるようにした際の隔壁部610の平面図を示し、同図(b)は、側壁111,112と後壁113とがなす角度を180°として、一対の側壁111,112と後壁113とが一の字状に配置されるようにした際の隔壁部610の平面図を示す。
同図に示すように、側壁111,112と後壁113とがなす角度を変更可能に構成することにより、個別指導用間仕切り100が不要な場合(例えば、個別指導用間仕切り100を設置している場所を他の用途に使用する場合)等に、個別指導用間仕切り100をコンパクトに収納等することが可能となる。
なお、同図に示すように、隔壁部610を構成する各側壁111,112の内側面には、隔壁部610に対して取り付けられる机部を支持するための支持部材631,632が取り付けられているが、各支持部材631,632は、机部の前後方向の長さと同程度の長さを有する直方体状(四角柱状)の部材の一つの側面(各側壁111,112に接する面)に、幅広の溝を形成したような形状を有しており、同図に示すように、平面視において、コの字状の形状を有している。すなわち、側壁111と支持部材631との間,及び、側壁112と支持部材632との間にはそれぞれ、細長い矩形状の孔633,634が形成されている。当該孔633,634に対して、机部に設けられた突起部(後述)が嵌まり込むことで、隔壁部610に対する机部の動きが規制されることになる。
図7は、図6に示した隔壁部610に対して使用される机部720の構成を説明するための図である。同図(a)は平面図を示し、同図(b)は右側面図を示し、同図(c)は底面図を示す。また、同図(d)は、机部720を、隔壁部610に対して取り付けた状態を示す部分拡大図である。
同図に示すように、机部720は、矩形平板状の形状を有し、底面側の左右方向両端部に、突起部721,722が形成されている。突起部721,722は、矩形平板状の形状を有し、同図(d)に示すように、側壁111,112と支持部材631,632との間に形成された孔633,634に嵌まり込むものである。各突起部721,722が、側壁111,112と支持部材631,632との間に設けられた孔633,634に嵌まり込むことにより、机部720の底面側が支持されると共に、机部720の前後方向の動きが規制されることになる。それと同時に、側壁111,112の左右方向の動き、すなわち、側壁111,112が後壁113に対して角度を変えるような動き(図6(a)に示すように平行に配置された側壁111,112の先端側が開閉するような動き)も規制されることになる。
また、上述した個別指導用間仕切り100は、一つの学習用スペースを形成するものであるが、複数の学習用スペースを形成するようなものも考えられる。
図8は、複数の学習用スペースを形成する個別指導用間仕切り800の構成を説明するための図である。同図(a)は平面図を示し、同図(b)は正面図を示す。
同図に示すように、個別指導用間仕切り800は、複数(より具体的には、3つ)の学習用スペース1a,1b,1cを形成するものであり、隔壁部810と、複数(より具体的には、3つ)の机部120a,120b,120cとを備える。
隔壁部810は、複数の学習用スペース1a,1b,1cを形成すると共に、複数の開口部2a,2b,2cを形成する。そして、各学習用スペース1a,1b,1cの各開口部2a,2b,2c側に、各机部120a,120b,120cが設けられている。各机部120a,120b,120cは、前述した机部120と同様の構成を有するものであり、前述した机部120と同様に、各学習用スペース1a,1b,1cの側方を覆う一対の側壁111a及び112a,112a及び112b,112b及び112cに取り付けられた一対の支持部材131a及び132b,131b及び132b,131c及び132cによって支持されている。
個別指導用間仕切り800は、図1に示した個別指導用間仕切り100を3つ横に並べたような構成を有しているが、隣接する学習用スペース1aと1bとで、一方の側壁112aを構成する平板部材を共用すると共に、隣接する学習用スペース1bと1cとで、一方の側壁112bを構成する平板部材を共用する構成としている。このような構成とすることにより、3つの個別指導用間仕切り100を横に並べた場合と比較して、側壁を構成する平板部材の枚数を低減させることが可能となる。
次に、以上のような構成を有する個別指導用間仕切り100,800の使用方法について説明する。
図9は、図1に示した個別指導用間仕切り100の使用状態を説明するための平面図である。
個別指導用間仕切り100を利用して個別指導を受ける生徒10は、机部120を適宜移動させた上で、学習用スペース1内に入り、予め学習用スペース1内に用意されている椅子11に、机部120に向かって座る。個別指導用間仕切り100においては、机部120は、隔壁部110が形成する開口部2側に設けられているので、机部120に向かって座ると、生徒10は、開口部2に向かって座ることになる。すなわち、机部120に向かって座った生徒10の左右側方及び後方は、隔壁部110に覆われて閉塞状態となる一方で、生徒10の前方は開放状態となることになる。
学習用スペース1内の生徒10を担当する講師20は、隔壁部110が形成する開口部2を介して、学習用スペース1内の生徒10に対して個別指導を行う。すなわち、机部120を挟んで、生徒10と講師20とが対面するような位置関係で、個別指導を行う。その際、講師20は、必要に応じて、一方の側壁111の内側に適宜取り付けられたホワイトボード140を利用する。
個別指導用間仕切り100においては、生徒10と講師20とが向かい合った状態で学習指導が行われるので、生徒10と講師20とは、学習用スペース1内で隣り合う必要がなく、学習用スペース1の横幅は、生徒一人が学習するのに充分な寸法であれば足り、従来の学習用スペースよりコンパクトにすることが可能となっている。
また、学習用スペース1内に入った生徒は、個別指導を行うための前方以外を隔壁部110で覆われることになるので、あたかも個室にいるかのような感覚が得られ、高い集中力を保った状態で学習をすることが可能となる。なお、学習用スペース1内で自習をする場合等には、開口部2についても、ロールカーテン等で閉塞するようにすれば、より個室度を高めることができる。
図10は、図8に示した個別指導用間仕切り800の使用状態を説明するための平面図である。
ここでは、個別指導用間仕切り800を利用して、一人の講師が、3人の生徒に対して個別指導を行う場合について説明する。
個別指導用間仕切り800を利用して個別指導を受ける生徒10a〜10cは、机部120a〜120cを適宜移動させた上で、自分に割り当てられた学習用スペース1a〜1c内に入り、予め学習用スペース1a〜1c内に用意されている椅子11a〜11cに、机部120a〜120cに向かって座る。個別指導用間仕切り800においては、各机部120a〜120cは、隔壁部810が形成する開口部2a〜2c側に設けられているので、机部120a〜120cに向かって座ると、生徒10a〜10cは、開口部2a〜2cに向かって座ることになる。すなわち、机部120a〜120cに向かって座った生徒10a〜10cの左右側方及び後方は、隔壁部810に覆われて閉塞状態となる一方で、生徒10a〜10cの前方は開放状態となることになる。
学習用スペース1a〜1c内の生徒10a〜10cを担当する講師20は、隔壁部810が形成する開口部2a〜2cを介して、学習用スペース1a〜1c内の生徒10a〜10cに対して順次個別指導を行う。すなわち、各机部120a〜120cを挟んで、各生徒10a〜10cと対面するような位置に順次移動し、各生徒10a〜10cに対して個別指導を行う。その際、講師20は、必要に応じて、一方の側壁111a,112a,112bに適宜取り付けられたホワイトボード140a〜140cを利用する。
個別指導用間仕切り800においては、生徒10a〜10cと講師20とが向かい合った状態で学習指導が行われるので、生徒10a〜10cと講師20とは、学習用スペース1a〜1c内で隣り合う必要がなく、各学習用スペース1a〜1cの横幅は、生徒一人が学習するのに充分な寸法であれば足り、従来の学習用スペースよりコンパクトにすることが可能となっている。
また、学習用スペース1a〜1c内に入った生徒は、個別指導を行うための前方以外を隔壁部810で覆われることになるので、あたかも個室にいるかのような感覚が得られ、高い集中力を保った状態で学習をすることが可能となる。なお、学習用スペース1a〜1c内で自習をする場合等には、開口部2a〜2cについても、ロールカーテン等で閉塞するようにすれば、より個室度を高めることができる。
また、個別指導用間仕切り800においては、生徒10a〜10cの前方が開放されており、生徒10a〜10cの前方を巡回する講師は、各机部120a〜120cに向かって学習している生徒の様子を容易に確認することができ、生徒の学習状況(割り当てた課題の進捗状況等)の把握が容易に行えるので、指導が必要となった生徒に対して適時の指導を行うことが可能となる。また、生徒の方にしても、巡回する講師は、机部120a〜120cに向かって学習している自分の前方を通過することになるため、学習を進めながら講師の接近を容易に認識することができ、講師が近づいた際にスムーズに質問等をすることが可能となる。
1,1a,1b,1c 学習用スペース
2,2a,2b,2c 開口部
10,10a,10b,10c 生徒
11,11a,11b,11c 椅子
20 講師
100 個別指導用間仕切り
110 隔壁部
111,112,111a,112a,112b,112c 側壁
113,113a,113b,113c 後壁
120,120a,120b,120c 机部
121,122 溝
131,132,131a,132a,131b,132b,131c,132c 支持部材
133 軸
134 レール
135 スライダ
140,140a,140b,140c ホワイトボード
610 隔壁部
631,632 支持部材
633,634 孔
720 机部
721,722 突起部
800 個別指導用間仕切り
810 隔壁部

Claims (6)

  1. 学習用スペースを形成すると共に、個別指導を行うための開口部を形成する隔壁部と、
    前記開口部側に設けられた机部と
    を備えたことを特徴とする個別指導用間仕切り。
  2. 前記机部は、移動可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の個別指導用間仕切り。
  3. 前記隔壁部は、個別指導を受ける生徒の側方を覆う側壁と、当該生徒の後方を覆う後壁とを備える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の個別指導用間仕切り。
  4. 前記側壁と前記後壁とは、両者がなす角度が変えられるように連結されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の個別指導用間仕切り。
  5. 前記机部は、前記側壁の左右方向の移動を規制する
    ことを特徴とする請求項4に記載の個別指導用間仕切り。
  6. 前記隔壁部は、複数の学習用スペース及び開口部を形成し、
    複数の学習用スペースそれぞれの開口部側に設けられた複数の机部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の個別指導用間仕切り。
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