JP7326665B2 - 間仕切装置及び什器 - Google Patents

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Description

本発明は、間仕切装置及びこれを備えた什器に関するものである。
オフィス等の空間において、空間利用の自由度を高めるために、パネル体を立設した間仕切装置を設けることは広く行われている。間仕切装置を設けることによって、周囲からの視線や音をある程度遮ることができる。この種の間仕切装置に、天板の高さを上下に変更可能な机を組み合わせた什器も、すでに知られている。例えば特許文献1に記載の什器は、間仕切装置で形成される内側空間に、天板の高さを上下に変更可能な机を配置した構成になっている。この場合の机は、天板の昇降のために伸縮動可能な支持脚と、支持脚上に設けた天板とを備えたものである。
特開2017-79889号公報
しかし、特許文献1の構成では、天板を支持する支持脚が天板の下方空間に露出しているため、支持脚がユーザーの足元近くに張り出して邪魔になる場合があった。
本発明は、上記のような現状を検討して改善を施した間仕切装置及び什器を提供することを技術的課題としている。
本発明は、上端を他の構成物にて支持されない状態で下端が設置面に立てられる間仕切装置であって、パネル体と、付属の天板を支持する支持部材と、前記支持部材を昇降させる昇降機構とを備えており、前記昇降機構は、前記パネル体内に配置されており、前記パネル体には、前記支持部材の昇降経路に沿って延びる溝が形成されているというものである。
本発明の間仕切装置において、前記パネル体は、フレーム枠と、前記フレーム枠の表裏両面を覆う面部材とを含み、前記昇降機構は、その外郭を構成するケーシングを含み、前記ケーシングの厚みは、前記フレーム枠の厚み以下とするようにしてもよい。
本発明の間仕切装置において、前記フレーム枠は上フレームと下フレームとを含み、前記ケーシングが前記上フレームと前記下フレームとを連結する前記補強フレームとして機能するようにしてもよい。
本発明の間仕切装置において、前記昇降機構の駆動源である電動モータを備え、前記電動モータは、少なくとも一部が前記パネル体内に収容され、前記パネル体には、前記電動モータを露出させる開口が形成され、前記開口を覆う蓋カバーをさらに備えるようにしてもよい。
本発明の間仕切装置において、前記電動モータは、平面視で前記パネル体の表面側又は裏面側に張り出し、前記蓋カバーは、前記電動モータの張り出し部分を覆い隠す膨出形状に形成されるようにしてもよい。
本発明の間仕切装置において、前記昇降機構は、上下長手のねじ軸と、前記ねじ軸にねじ込まれたナット部材とを含み、前記ナット部材には前記支持部材が連結され、駆動源の駆動による前記ねじ軸の回転によって、前記ナット部材が前記ねじ軸に沿って昇降するようにしてもよい。
本発明の間仕切装置において、前記パネル体には前記溝が表裏両側に形成され、一つの前記支持部材が前記パネル体の表面側に突出し、他の一つの前記支持部材が前記パネル体の裏面側に突出するようにしてもよい。
本発明は、上述した間仕切装置を用いた什器も含んでいる。本発明に係る什器は、上述した間仕切装置と、前記支持部材によって支持される天板とを備えているというものである。
本発明の什器において、前記支持部材、前記昇降機構及び前記昇降機構の駆動源、の組み合わせを前記天板に対して複数備え、各前記駆動源が同期して駆動されることで、各前記昇降機構がそれぞれ対応する前記支持部材を同一高さ位置に昇降させるようにしてもよい。
本発明によると、昇降機構がパネル体の内部に隠れるので、昇降機構が天板の下方空間を狭めることがなく、天板の下降空間を広くつかえてユーザーの使い勝手が向上する。
実施形態の間仕切装置を正面斜め左側から見た斜視図である。 間仕切装置の正面図である。 パネル体の骨組を示す正面図である。 ねじ軸上部の軸支構造を示す拡大正面図である。 ねじ軸下部の軸支構造を示す拡大正面図である。 ねじ軸中途部のナット部材及び連結アームを示す拡大正面図である。 蓋カバーの裏面図である。 電動モータの張り出し部分を説明する平面断面図である。 (a)は本体側ユニットの機能ブロック図、(b)は天板側ユニットの機能ブロック図である。 連結アームの別例を示すパネル体の拡大側面図である。
次に、本発明を具体化した実施形態を図面に基づき説明する。以下の説明では方向を特定するために「前後」「左右」の文言を使用するが、これは、本発明に係る間仕切装置としてのパネルブースを用いるユーザーの向きを基準としている。つまり、パネルブースの開口側を前とし、これを基準に後ろ及び左右を決定している。ただし、これらの用語は説明の便宜上用いたものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、水平方向という場合は、左右方向と前後方向との総称として用いている。
図1~図3に示すように、間仕切装置としてのパネルブース1は、水平方向に連設可能な複数枚のパネル体2と、隣り合うパネル体2を連結する連結支柱(図示省略)とを備えている。これらパネル体2群は内側空間Sの後方及び左右両側方を囲っており、前方は開放されている。
パネルブース1の内側空間Sの奥側には、天板3が配置されている。実施形態では、中央及び左右両側のパネル体2の表面側に、各パネル体2から内側空間Sに向けて突出した支持部材としての連結アーム4を介して、天板3が連結支持されている。
実施形態では、間仕切装置としてパネルブース1を用いて説明するが、間仕切装置の概念は、これに限定されるものではなく、上端を他の構成物にて支持されない状態で下端が設置面に立てられる単体のもの(例えば衝立状のパネル体2等)や、横一列に並べたパネル体2からなる間仕切装置なども含んでいるものである。また、天板3については、必ずしも間仕切装置内に含まれる必要はなく、間仕切装置のオプション品(付属品)又は別部材でも差し支えない。
なお、パネルブース1としては、少なくとも内側空間Sの後方及び左右両側方をパネル体2で囲う形態であるのが好ましい。例えばパネルブース1の前側に開閉可能な扉体を設けて、内側空間Sを閉じた空間にできるようにしてもよい。また、実施形態のパネルブース1は、複数枚のパネル体2を平面視C字状に連結しているが、これに限らず、複数枚のパネル体2を十字状、T字状、Y字状、及びこれらを組み合わせた形状等になるように連結することも可能である。
支持部材に関しても、一つのパネル体2に対して一つでもよいし複数でも構わない。実施形態では、一つのパネル体2に対して一つの連結アーム4(支持部材)を有しているが、パネルブース1全体としては、三つの連結アーム4を有している。
連結アーム4及び後述する昇降機構11を有する中央及び左右両側のパネル体2は、いずれも基本的に同じ構造である。そこで、中央にあるパネル体2を代表例として、以下に説明する。パネル体2は、ハニカム構造体等からなる芯材(図示省略)の表裏両面に厚紙等の面部材10を貼着したサンドイッチ状の基本構造になっている。芯材の四周側部は、矩形状のフレーム枠5によって囲われている。フレーム枠5の内側に芯材を取り付けた状態で、フレーム枠5及び芯材の表裏両面に、面部材10が貼着されている。矩形状のフレーム枠5によって、パネル体2の基本的な骨組が構成されている。なお、図3では芯材の図示を省略し、面部材10を二点鎖線の仮想線で示している。
図3に示すように、矩形状のフレーム枠5は、左右一対の縦フレーム6と、これら縦フレーム6を上下で連結する上フレーム7及び下フレーム8とを備えている。上フレーム7と下フレーム8の間は、各縦フレーム6と平行状に延びる補強フレーム9で連結されている。補強フレーム9は、表面側(パネルブース1の内側空間S)に向けて開口した断面C字状に形成されている。実施形態では、補強フレーム9の上端側は、上フレーム7の長手中途部に下方から取り付けられている。補強フレーム9の下端側は、後述する昇降機構11のギヤボックス15を介して、下フレーム8の長手中途部に上方から取り付けられている。補強フレーム9の存在によってフレーム枠5が補強され、結果的に、パネル体2が頑丈な構造になっている。補強フレーム9の厚みは、面部材10を取り付ける関係上、フレーム枠5の厚み以下になっている。
図3に示すように、パネル体2(パネルブース1といってもよい)は、支持部材としての連結アーム4を昇降させる昇降機構11を備えている。昇降機構11は、その外郭を構成するケーシングとしての補強フレーム9と、外周に雄ねじを形成した上下長手のねじ軸12と、ねじ軸12にねじ込まれるナット部材13とを備えている。
昇降機構11は、パネル体2の内部に配置されている。すなわち、フレーム枠5の補強フレーム9は、昇降機構11のケーシングとして機能していて、断面C字状の補強フレーム9の内部にねじ軸12が立設されている。昇降機構11のケーシングが補強フレーム9として機能しているとも言い換えできる。ねじ軸12の上端側は、補強フレーム9内部側の上下中途部にねじ止めされた軸支ブロック26に回転可能に軸支されている(図3及び図4参照)。ねじ軸12の下端側は、補強フレーム9の下端側を支持するギヤボックス15に回転可能に軸支されている(図3及び図5参照)。
図3及び図5に示すように、ギヤボックス15上面のうちねじ軸12の隣りには、昇降機構11の駆動源である電動モータ14が設けられている。電動モータ14は、ギヤボックス15内のギヤ機構(図示省略)を介して、ねじ軸12に回転動力を伝達するように構成されている。ねじ軸12には、ナット部材13がねじ込まれている。ナット部材13も、ねじ軸12と同様に、補強フレーム9の内部に収容されている。ナット部材13の表面中央部は、補強フレーム9における縦長の開口溝条9aに臨ませている。そして、図1~図4に示すように、パネル体2の面部材10(実施形態では表面側のみ)には、補強フレーム9の開口溝条9aに臨む縦溝16が形成されている。これらから分かるように、ナット部材13の表面中央部は、補強フレーム9の開口溝条9a及び面部材10の縦溝16と重複する位置にあり、当該ナット部材13の表面中央部に、支持部材としての連結アーム4が取り付けられている。従って、連結アーム4は、面部材10の縦溝16から内側空間Sに向けて突出している。
電動モータ14からギヤボックス15内のギヤ機構経由でねじ軸12を回転させることによって、ナット部材13ひいては天板3支持用の連結アーム4がねじ軸12に沿って昇降し、その結果、天板3が昇降してその高さ位置が調節される。
上記のように構成すると、昇降機構11がパネル体2の内部に隠れるので、昇降機構11が天板3の下方空間を狭めることがなく、天板3の下降空間を広くつかえてユーザーの使い勝手が向上する。ユーザーが天板3を使用する際に、ユーザーの足元近くに大きく張り出すものがなく、ユーザーの邪魔にならないし、美感の向上にも貢献する。
連結アーム4の昇降経路は、補強フレーム9の開口溝条9aやねじ軸12に沿った縦溝16の箇所である。天板3の高さ調節可能範囲に対応して、縦溝16の上下長さが適宜規定されている。実施形態の縦溝16は、その上下長さが補強フレーム9の上下長さの略1/3程度になっていて、天板3の高さ調節に好適なようにパネル体2の上下中途部に位置している。
図8に詳細に示すように、パネル体2表面下部のうち電動モータ14及びギヤボックス15の箇所には、これらを露出させる開口17が形成されている。電動モータ14及びギヤボックス15は、少なくとも一部がパネル体2内部に収容されていて、平面視でパネル体2の表面側に張り出している。すなわち、電動モータ14及びギヤボックス15の厚み方向の寸法は、フレーム枠5の厚みよりも大きくなっている。実施形態では、平面視でパネル体2の表面側に、電動モータ14及びギヤボックス15が張り出している。なお、パネル体2裏面下部に開口を形成し、当該開口から(パネル体2裏面側に)電動モータ14及びギヤボックス15を張り出させてもよい。
パネル体2表面下部の開口17は、蓋カバー18によって着脱可能に覆われている。実施形態では、パネル体2表面下部にある開口17の左右両側に、下フレーム8に立設した起立板19が配置されている。各起立板19は、開口17からパネル体2表面側(内側空間S)に臨ませている。各起立板19の表面側には、大径頭21付きの係止ピン20が上下に適宜間隔で複数個(実施形態では二個づつ)突設されている。
一方、蓋カバー18は浅い蓋形状に形成されている。蓋カバー18の裏面側には、閉止状態で左右の起立板19に重なるフラップ部23を形成した連結板22が溶接等で固定されている。連結板22において左右両フラップ部23に挟まれた箇所が凹み部24になっている。蓋カバー18で開口17を塞いだ状態では、蓋カバー18裏面側の凹み部24に、電動モータ14及びギヤボックス15の張り出し部分が収容されて覆い隠される。すなわち、蓋カバー18は、電動モータ14の張り出し部分を覆い隠す膨出形状に形成されている。
蓋カバー18の各フラップ部23には、起立板19の係止ピン20に対応する係合穴25が形成されている(実施形態では上下二個ずつ)。これら各係合穴25は、係止ピン20の大径頭21を挿脱可能な大径部25aと、係止ピン20のピン部だけが嵌まり得る小径部25bとからなるダルマ穴形状になっている。各係合穴25は、大径部25aが上に小径部25bが下になっている。蓋カバー18の各フラップ部23に設けた係合穴25の大径部25aを対応する係止ピン20の大径頭21に嵌め入れてから、蓋カバー18を下向きに押し込んで各係合穴25の小径部25bを対応する係止ピン20のピン部に嵌め込むことによって、パネル体2表面下部の開口17が蓋カバー18によって塞がれる。この場合に、電動モータ14及びギヤボックス15の張り出し部分が蓋カバー18裏面側の凹み部24に収容されて覆い隠されるのは、前述した通りである。
上記のように構成すると、ユーザーが天板を使用する際に、天板3の下方空間にある電動モータ14やギヤボックス15にユーザーの足が当たってしまったり、なにか物をぶつけてしまったりするおそれがなくなる。また、電動モータ14やギヤボックス15がパネル体2から露出しないので、意匠的にも体裁がよい。
次に、図1、図2及び図9を参照しながら、天板3の高さ調節制御をする構成について説明する。実施形態では、複数の昇降機構11を作動させる本体ユニット30をパネルブース1(パネル体2)側に備えている。また、本体ユニット30側に操作指令を発する操作ユニット35が天板3の下面前部側に取り付けられている。本体ユニット30は、例えば中央の蓋カバー18の裏面側(凹み部24)等に配置すれば足りる。
図9(a)に示すように、本体ユニット30の制御部31は、各種演算処理や制御を実行するCPUのほか、近距離無線通信で使用される周波数帯の信号を送受信するアンテナ32、近距離無線通信を行う近距離無線通信モジュール33、入出力インターフェイス(I/F)部、EPROMやフラッシュメモリー等の記憶手段、制御プログラムやデータを一時的に記憶させるRAM、及び、時間を計測するタイマー等を備えている。本体ユニット30の制御部31には、各電動モータ14に対するモータ制御部34が電気的に接続されている。従って、実施形態では、本体ユニット30の制御部31に、電動モータ14の数に対応した三つのモータ制御部34が電気的に接続されている。図示は省略するが、本体ユニット30の制御部31は、電源プラグを介して商用電源に接続されている。
図9(b)に示すように、操作ユニット35の制御部36は、本体ユニット30と同様に、CPU、アンテナ37、近距離無線通信モジュール38、入出力インターフェイス(I/F)部、記憶手段、RAM及びタイマー等を備えている。操作ユニット35の制御部36には、押下時に電動モータ14群を駆動させて連結アーム4(ひいては天板3)を上昇させる自己復帰形の上昇スイッチ39と、押下時に電動モータ14群を駆動させて連結アーム4(ひいては天板3)を下降させる自己復帰形の下降スイッチ40とが電気的に接続されている。図示は省略するが、操作ユニット35には電源として、ボタン型の小形電池や乾電池等を用いることができる。なお、近距離無線通信は、例えばブルートゥース(Bluetooth:登録商標)であるのが好ましい。
実施形態では、操作ユニット35が上昇スイッチ39又は下降スイッチ40の押し操作に基づく信号を発信し、それを本体ユニット30の制御部31が受信すると、本体ユニット30の制御部31は、各モータ制御部34を介して各電動モータ14を同期して駆動させ、各昇降機構11がそれぞれ対応するナット部材13及び連結アーム4を同一高さ位置に昇降させるのである。
このように構成すると、天板3を複数の連結アーム4で支持するので、天板3を片持ち梁状態にせずに安定的に支持できる。また、連結アーム4群を同期して同一高さ位置に昇降させるので、昇降中の天板3がこじれたりせず、スムーズに昇降動できる。
なお、本発明における各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば実施形態のパネル体2(面部材10)には、表面側にのみ縦溝16を形成して、支持部材である連結アームをパネル体の表面側にのみ突出させていたが、これに限らず、図10に示すように、パネル体2に縦溝16を表裏両側に形成し、一つの支持部材(連結アーム4)がパネル体2の表面側に突出し、もう一つの支持部材(連結アーム4)がパネル体2の裏面側に突出するように構成してもよい。
このように構成すると、例えばパネルブース1を水平方向に連設した場合等において、パネル体2を挟んだ両側に、天板3支持用の支持部材(連結アーム4)を簡単に配置できる。この場合、昇降機構11を共用化することも可能であり、部品点数削減及びコスト削減に寄与する。ただし、昇降機構11を共用化した場合は、パネル体2を挟んだ両側の天板3の高さ位置は同じにならざるを得ない。もちろん、昇降機構11と支持部材(連結アーム4)とを一対一対応させても構わない。
昇降機構11のケーシング(補強フレーム9)の厚みは、必ずしもフレーム枠5の厚み以下である必要はない。
昇降機構11のケーシング(補強フレーム9)は、必ずしも上フレーム7と下フレーム8とを連結する補強フレームとして機能する必要はない。
電動モータ14の形状、配置態様については、必ずしも上記実施形態には限定されず、適宜変更が可能である。電動モータ14は、全てがパネル体2内に収容されてもよい。また、電動モータ14は、必ずしもパネル体2内に収容される必要はなく、パネル体2の表面又は裏面の外側に配置されてもよい。
蓋カバー18の形状、配置態様については、必ずしも上記実施形態には限定されず、適宜変更が可能である。例えば蓋カバー18は、円形や横長の長方形に構成されてもよい。また、蓋カバー18については、必ずしも必要ではなく、適宜省略が可能である。
また支持部材を昇降させる駆動源は、必ずしも電動モータ14に限定されず、他の駆動源を用いてもよい。例えば、駆動源としてシリンダ内の気圧や油圧を制御することで支持部材を上下昇降させる機構を用いるものであってもよい。また、手動で支持部材または天板3を昇降させる機構を用いてもよい。例えば、ハンドルを手動で操作させることや天板3を把持して持ち上げること、に連動して支持部材が昇降するように昇降機構11を構成してもよい。
S 内側空間
1 パネルブース(間仕切装置)
2 パネル体
3 天板
4 連結アーム(支持部材)
5 フレーム枠
9 補強フレーム(ケーシング)
11 昇降機構
12 ねじ軸
13 ナット部材
14 電動モータ(駆動源)
16 縦溝
17 開口
18 蓋カバー

Claims (9)

  1. 上端を他の構成物にて支持されない状態で下端が設置面に立てられる間仕切装置であって、
    パネル体と、
    付属の天板を支持する支持部材と、
    前記支持部材を昇降させる昇降機構と
    を備えており、
    前記昇降機構は、前記パネル体内に配置されており、
    前記パネル体には、前記支持部材の昇降経路に沿って延びる溝が形成されている、
    間仕切装置。
  2. 前記パネル体は、フレーム枠と、前記フレーム枠の表裏両面を覆う面部材と、を含んでおり、
    前記昇降機構は、その外郭を構成するケーシングを含んでおり、
    前記ケーシングの厚みは、前記フレーム枠の厚み以下になっている、
    請求項1に記載した間仕切装置。
  3. 前記フレーム枠は、上フレームと下フレームと、を含み、
    前記ケーシングが、前記上フレームと前記下フレームとを連結する補強フレームとして機能している、
    請求項2に記載した間仕切装置。
  4. 前記昇降機構の駆動源である電動モータを備えており、
    前記電動モータは、少なくとも一部が前記パネル体内に収容されており、
    前記パネル体には、前記電動モータを露出させる開口が形成されており、
    前記開口を覆う蓋カバーをさらに備えている、
    請求項1~3のうちいずれかに記載した間仕切装置。
  5. 前記電動モータは、平面視で前記パネル体の表面側又は裏面側に張り出しており、前記蓋カバーは、前記電動モータの張り出し部分を覆い隠す膨出形状に形成されている、
    請求項4に記載した間仕切装置。
  6. 前記昇降機構は、上下長手のねじ軸と、前記ねじ軸にねじ込まれたナット部材とを含んでおり、
    前記ナット部材には前記支持部材が連結されており、
    駆動源の駆動による前記ねじ軸の回転によって、前記ナット部材が前記ねじ軸に沿って昇降する、
    請求項1~5のうちいずれかに記載した間仕切装置。
  7. 前記パネル体には前記溝が表裏両側に形成されており、
    一つの前記支持部材が前記パネル体の表面側に突出し、
    他の一つの前記支持部材が前記パネル体の裏面側に突出している、
    請求項1~6のうちいずれかに記載した間仕切装置。
  8. 請求項1~7のうちいずれかに記載した間仕切装置と、前記支持部材によって支持される天板とを備えている、
    什器。
  9. 前記支持部材、前記昇降機構、及び前記昇降機構を駆動させる駆動源、の組み合わせを前記天板に対して複数備えており、
    各前記駆動源が同期して駆動されることで、各前記昇降機構がそれぞれ対応する前記支持部材を同一高さ位置に昇降させる、
    請求項8に記載した什器。
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