JP2017060442A - ミックス野菜の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
一方で、同時期に収穫した数種類の野菜を用いるベビーリーフ生産においては、野菜の傷みを最小限に抑えるために、できるだけ近い距離で各種野菜の幼葉を栽培し、短時間で混合や包装などの処理を行う必要があり、用いる野菜の種類が季節や産地によって限定されていた。
また、各種野菜には、温度、日照、湿度などにおいて最適栽培環境が存在し、これらの環境変動が、本来、各種野菜が有している栄養価に影響を与えると考えられる。よって、栄養価の高い野菜を混合や包装などの処理が容易な範囲で栽培し、栄養価の高いベビーリーフを生産することが求められる。
[1]エンサイ及び菜花類のベビーリーフ含むミックス野菜の製造方法であって、エンサイ及び菜花類のうち少なくとも一方が閉鎖型植物工場で栽培されることを特徴とする、ミックス野菜の製造方法。
[2]前記菜花類が、コウタイサイ、ふゆ菜、及びくきたち菜からなる群から選ばれる1種以上の野菜である、[1]に記載のミックス野菜の製造方法。
[3] エンサイ及びカラシナのベビーリーフ含むミックス野菜の製造方法であって、エンサイ及びカラシナのうち少なくとも一方が閉鎖型植物工場で栽培されることを特徴とする、ミックス野菜の製造方法。
[4]前記カラシナが、コーラルリーフ及び/又はレッドからし水菜である、[3]に記載のミックス野菜の製造方法。
[5]下記夏野菜のいずれか1種以上、及び下記冬野菜のいずれか1種以上のベビーリーフを含むミックス野菜の製造方法であって、夏野菜及び冬野菜のうち少なくとも一方が閉鎖型植物工場で栽培されることを特徴とする、ミックス野菜の製造方法。
<夏野菜>
オクラ
ゴーヤ
つるむらさき
トウガラシ
ニンニク
ジュンサイ
おかひじき
エンサイ
<冬野菜>
菜花類
ふき
カラシナ
のびる
日野菜
[6]下記夏野菜のいずれか1種以上、及び下記冬野菜のいずれか1種以上のベビーリーフを含むミックス野菜。
<夏野菜>
オクラ
ゴーヤ
つるむらさき
トウガラシ
ニンニク
ジュンサイ
おかひじき
エンサイ
<冬野菜>
菜花類
ふき
カラシナ
のびる
日野菜
野菜として栽培することができ、且つこれらの幼葉を用いたベビーリーフを安定した品質で、年間を通して供給することが可能となる。これによって、所望の野菜の組合せのベビーリーフを含むミックス野菜の安定供給を実現でき、製造コストの面からも効果が大きい。さらに、栄養価の高いベビーリーフを安定生産することが可能であるため、従来技術に比べて栄養価が高いミックス野菜が得られる。
本発明の方法のうち、第二の態様は、エンサイ及びカラシナのベビーリーフ含むミックス野菜の製造方法であって、エンサイ及びカラシ菜のうち少なくとも一方が閉鎖型植物工場で栽培されることを特徴とする。
本発明の方法のうち、第三の態様は、夏野菜のいずれか1種以上、及び冬野菜のいずれか1種以上のベビーリーフを含むミックス野菜の製造方法であって、夏野菜及び冬野菜のうち少なくとも一方が閉鎖型植物工場で栽培されることを特徴とする。
なお、各種野菜に含まれる栄養素は、ベビーリーフに用いられる単一種の野菜の幼葉をサンプルとし、分析して決定されるものである。また、本明細書にて記載する具体的な品種名は、通常、種の販売品種に基づく名称である。
夏野菜の最適栽培環境としては、最適温度が28〜38℃、相対湿度45〜95%であって、日照時間が12〜14時間であることが好ましい。
夏野菜としては、ベビーリーフの栄養価の理由からエンサイ、オカヒジキが好ましく、エンサイが特に好ましい。
オクラは、Abelmoschus esculentusであって、その変種、改良された品種も含む。
ゴーヤは、Momordica charantia var. pavelであって、その変種、改良された品種も含む。
つるむらさきは、Basella albaであって、その変種、改良された品種も含む。
トウガラシは、Capsicum annuumであって、その変種、改良された品種も含む。
ニンニクは、Allium sativumであって、その変種、改良された品種も含む。
ジュンサイは、Brasenia schreberiであって、その変種、改良された品種も含む。
おかひじきは、Salsola komaroviiであって、その変種、改良された品種も含む。
冬野菜の最適栽培環境としては、最適温度が15〜22℃、相対湿度40〜85%であって、日照時間が8〜10時間であることが好ましい。
冬野菜としては、栄養価の理由から菜花類、カラシナ、のびるが好ましく、菜花類、カラシナが特に好ましい。
菜花類の中では、コウタイサイ、ふゆ菜、及びくきたち菜が好ましく、コウタイサイが特に好ましい。
カラシナの中では、コーラルリーフ プルーム、コーラルリーフ フェザー、及びレッドからし水菜が好ましい。
された品種も含む。
カラシナはBrassica juncea var. cernuaであって、その変種も含む。例えば、カラシ
ナ、コーラルリーフ プルーム、コーラルリーフ フェザー、レッドからし水菜などが挙げられる。
のびるは、Allium macrostemonであって、その変種、改良された品種も含む。
夏野菜及び冬野菜のうち収穫期の季節とは異なるどちらか一方を閉鎖型植物工場で栽培し、収穫期の季節に該当する他方を露地栽培やビニールハウスで栽培することも可能であるし、両者とも閉鎖型植物工場で栽培してもよい。後述する、閉鎖型植物工場で栽培するメリットを享受できる点で、夏野菜及び冬野菜を閉鎖型植物工場で栽培することが好ましい。
閉鎖型植物工場は、太陽光が当たらない植物工場を意味し、温度、湿度、二酸化炭素濃度、人工光の波長及び照射時間などが制御された空間で植物を栽培するシステムである。閉鎖型植物工場を用いることにより、光の制御が可能なので、野菜の種類に合わせた好適な日照を調整するこができ、野菜の品質が安定するという効果や、外気に含まれる病原菌の感染を防ぐことができるという効果がある。さらに、温度、湿度、気流などの栽培環境条件の精密制御が可能となり、各種野菜の生長速度をコントロールできる、及び各種野菜の最適栽培環境を整えることによって栄養価の高い野菜を栽培できるという効果が得られる。
する湛液型水耕法(DFT:Deep Flow Technique)等がある。薄膜水耕法(NFT)は
、植物を保持するための複数の穴を開けたパネルを栽培台に載置し、該穴に植物を挿通して保持し、養液を供給して栽培する方法である。湛液型水耕法(DFT)は、養液(液肥)の流動により十分な酸素を根部に供給して養分吸収を促進し、さらに液肥の温度及び濃度を含む根圏環境も安定化し、栽培環境を一定に整えるという利点がある。
閉鎖型植物工場では、栽培条件を設定することによって、気候や生産地の影響を受けず、通常の露地栽培で得られるよりも高い栄養素を含む各種野菜を栽培することが可能となる。露地栽培では、栽培最適温度となる旬の季節以外では成長が悪く、栄養価が低下した野菜となるが、上記条件設定により、通年で旬の季節に収穫した露地野菜と同等又はそれ以上の栄養価の野菜を得ることができる。
夏野菜の栽培日数は、好ましくは7日以上、より好ましくは10日以上であり、また、好ましくは40日以下、より好ましくは30日以下である。
冬野菜の栽培日数は、好ましくは10日以上、より好ましくは15日以上であり、また、好ましくは50日以下、より好ましくは40日以下である。
挙げられる。LEDは、白熱電球、HIDランプと比較して、光変換効率が高く省電力であるので好ましい。また、野菜に葉焼け障害を引き起こす熱線の放出量が小さい点でも好ましい。
夏野菜を栽培する際の気温は、好ましくは28℃以上、より好ましくは32℃以上であり、また、好ましくは38℃以下、より好ましくは36℃以下である。
冬野菜のする際の気温は、好ましくは24℃以上、より好ましくは26℃以上であり、また、好ましくは32℃以下、より好ましくは30℃以下である。
例えば、植物栽培容器棚を4段以上に多段化している場合、上下方向で0.8〜2.0m程度の高さの違いが生じる。高さ方向においては気温変化生じやすい傾向があるが、これを利用して夏野菜と冬野菜を栽培してもよい。通常、最下段の植物栽培容器と最上段の植物栽培容器との間で2℃〜5℃の温度勾配をつけることが可能であり、好ましくは3℃以上、より好ましくは4℃以上である。この場合、閉鎖型植物工場のSTY(space
time yield)の観点から、植物栽培容器棚は4段以上にすることが好ましく、より好ましくは6段以上であって、作業性の観点から12段以下にするこが好ましく、
より好ましくは10段以下である。
また、植物栽培容器棚ごと又は植物栽培容器棚の各段ごとに空調設備を設置したり、各棚又は段ごとに仕切り板を設けることなどによって、各棚又は段ごとに精密な気温制御を行う機構を採用してもよい。
一つの植物栽培容器棚において、高さ方向の温度勾配を設けたり、棚や段ごとに気温制御をしたりすることによって、同一部屋内で2種以上の野菜を栽培することが可能であるため、生産性が向上し好ましい。また、同一部屋内で栽培する野菜が夏野菜のみ、又は冬野菜のみの場合であっても、温度勾配を利用して各種野菜の最適栽培条件に合った栽培温度を選択できるため、栄養価の高い野菜を栽培できる点でも好ましい。
上記の気温制御に基づき、水耕栽培に用いる養液の温度(以下、液温ともいう。)も通常これに従って変動する。しかしながら、必ずしも液温が変動する必要はなく、液温が植物栽培容器棚の中で一定である、又は気温制御の温度勾配とは異なる範囲で液温が変動するように制御されていてもよい。なお、「液温が一定である」とは、植物栽培容器棚の各段での温度差が±2℃以内、好ましくは±1℃以内であることをいう。
夏野菜を栽培する際の液温は、好ましくは22℃以上、より好ましくは24℃以上であり、また、好ましくは28℃以下、より好ましくは26℃以下である。
冬野菜を栽培する際の液温は、好ましくは20℃以上、より好ましくは22℃以上であり、また、好ましくは26℃以下、より好ましくは24℃以下である。
栽培期間中の植物工場内の二酸化炭素濃度は、通常300ppm以上、好ましくは500ppm以上であり、また、通常5000ppm以下、好ましくは3000ppm以下である。
夏野菜を栽培する際の二酸化炭素濃度は、好ましくは500ppm以上、より好ましく
は800ppm以上であり、また、好ましくは5000ppm以下、より好ましくは3000ppm以下である。
冬野菜を栽培する際の液温は、好ましくは500ppm以上、より好ましくは800ppm以上であり、また、好ましくは5000ppm以下、より好ましくは3000ppm以下である。
夏野菜を栽培する際の相対湿度は、好ましくは20%以上、より好ましくは50%以上であり、また、好ましくは100%以下、より好ましくは95%以下である。
冬野菜を栽培する際の相対湿度は、好ましくは20%以上、より好ましくは50%以上であり、また、好ましくは100%以下、より好ましくは95%以下である。
収穫する際の野菜は、その葉丈(cm)が2cm以上であることが好ましく、5cm以上であることがより好ましく、また、20cm以下であることが好ましく、15cm以下であることがより好ましい。葉丈が、上述の範囲内であると、ベビーリーフとして良好な品質を有し、栽培棚の多段化により閉鎖型植物工場のSTY向上に有利である。
なお、ここでいう「葉丈」とは、地上部の下端から生長点までの長さを意味し、収穫直後の植物の地下部を切除した後、葉丈の長さを測定することにより求めることができる。
地上部新鮮重量が、上述の範囲内である植物は生長速度が速く、このような生長速度の速い時期にある野菜を用いると、ベビーリーフとして良好な品質を有し、さらに生産効率が向上するので好ましい。
エンサイに含まれるビタミンAの含有量は350μg/100g以上であることが好ましく、より好ましくは360μg/100g以上であって、通常流通している野菜では、360μg/100g以下である。また、エンサイに含まれるカリウムの含有量は380mg/100g以上であることが好ましく、より好ましくは400mg/100g以上であって、通常流通している野菜では、380mg/100g以下である。さらに、エンサイに含まれる葉酸の含有量は120μg/100g以上であることが好ましく、より好ましくは150μg/100g以上であって、通常流通している野菜では、120μg/100g以下である。
本発明のミックス野菜に含まれる夏野菜及び冬野菜のベビーリーフは、それぞれ「旬」に収穫される野菜と同程度の栄養価を有し、ベビーリーフ全体としても高い栄養価を有している。各野菜の好ましい栄養価の範囲は、上述の通りである。
本発明のミックス野菜に含まれるベビーリーフ以外の野菜としては、成熟したレタス、キャベツ、ホウレンソウ、コマツナ、カラシナ、フダンナ、クレソン、ミント等が挙げられる。
各野菜の幼葉の成分分析を以下の手順で実施し、含まれる栄養素(栄養価)の評価を実施した。
栽培された野菜が固定されているウレタン培地表面から10mm上方の位置で切断して収穫した野菜の幼葉を、単一種類で50gとして分析サンプルとした。なお、収穫した野菜は水洗いや加熱調理などはせずに、そのまま用いた。
得られた分析サンプルを10℃の冷蔵保存後、翌々日に日本食品分析センターにて、食品表示分析方法に従い下記の成分分析を実施した。
ビタミンK:高速液体クロマトグラフ法により測定した。
ビタミンA:高速液体クロマトグラフ法で測定し、α−カロテン24[マイクログラム]及びβ−カロテン12[マイクログラム]をそれぞれレチノール活性当量1[マイクログラム]として換算した。
葉酸:微生物定量法(使用菌株:Lactobacillus rhamnosus(L.casei) ATCC 7469)により測定した。
カリウム:原子吸光光度法により測定した。
6段の植物栽培容器(W600mm×D300mm)を備える、高さ2.6mの植物栽培容器棚にて、エンサイ及びコウタイサイを栽培した。
1.播種工程
植物栽培容器にウレタン培地を敷き、1つの容器に1種類の野菜となるようにして、下記の種をそれぞれ播種した。
エンサイ:タキイ種苗社製のエンサイの種
コウタイサイ:タキイ種苗社製のコウタイサイの種
上記1で播種を行った植物栽培容器を、それぞれ別の植物栽培容器棚の4段目へセットし、湛液方式(deep flow technique,DFT方式)にて15日栽培した。栽培期間中の
一日当たりの人工光点灯時間は18時間とした。
環境条件及び養液条件は以下のとおりに制御した。なお、気温を測定するための温度計は、半径5cm以内に複数の植物が存在する位置であって、植物栽培容器棚の棚面から10cm以下の高さに温度センサーがくるように設置した。
《環境条件》
エンサイ 気温:35℃、 相対湿度:55〜95%
コウタイサイ 気温:24℃、 相対湿度:55〜95%
《養液条件》
液体肥料として、肥料A液(大塚ハウスS1号150g/L、大塚ハウス5号(大塚アグリテクノ株式会社)2.5g/L)、肥料B液(大塚ハウス2号100g/L)をそれぞれ脱塩素水に溶解し、等量に混合して使用した。pH調整にはpH調整剤ダウン(大塚アグリテクノ株式会社)及び4%KOH水溶液を用いた。養液の電気伝導度(electrical conductivity, EC)及びpHは「らくらく肥料管理機3」(株式会社セムコーポレーション)を用いてEC:2.0mS/cm、pH6.2になるように調整した。また、養液の温度は24℃に制御した。なお、養液温度は、キャリークール(オリオン機械株式会社)を用いて冷却することで、エンサイは、24℃、コウタイサイは20℃に制御した。EC、pH及び温度を上記の通り一定とした養液を循環させて、植物の栽培を行った。
各野菜の幼葉は、ウレタン培地の表面から10mm上方をカットして収獲した。
収穫された各野菜の幼葉の栄養価を表1に示す。
上記3.で得られた野菜の幼葉を混合したベビーリーフを用い、ミックス野菜を得た。
6段の植物栽培容器(W600mm×D300mm)を備える、高さ2.6mの植物栽培容器棚にて、エンサイ及びコーラルリーフを栽培した。
1.播種工程
下記の種を用いたこと以外は、実施例1と同様の方法で実施した。
エンサイ:タキイ種苗社製のエンサイの種
コーラルリーフ:タキイ種苗社製のコーラルリーフ フェザーの種
環境条件を下記とした以外は、実施例1と同様の方法で実施した。
《環境条件》
エンサイ 気温:35℃、 相対湿度:55〜95%
コーラルリーフ 気温:24℃、 相対湿度:55〜95%
3.収穫工程
実施例1と同様の方法で実施し、収穫された各野菜の幼葉の栄養価を表2に示す。
上記3.で得られた野菜の幼葉を混合したベビーリーフを用い、ミックス野菜を得た。
Claims (6)
- エンサイ及び菜花類のベビーリーフ含むミックス野菜の製造方法であって、エンサイ及び菜花類のうち少なくとも一方が閉鎖型植物工場で栽培されることを特徴とする、ミックス野菜の製造方法。
- 前記菜花類が、コウタイサイ、ふゆ菜、及びくきたち菜からなる群から選ばれる1種以上の野菜である、請求項1に記載のミックス野菜の製造方法。
- エンサイ及びカラシナのベビーリーフ含むミックス野菜の製造方法であって、エンサイ及びカラシナのうち少なくとも一方が閉鎖型植物工場で栽培されることを特徴とする、ミックス野菜の製造方法。
- 前記カラシナが、コーラルリーフ及び/又はレッドからし水菜である、請求項3に記載のミックス野菜の製造方法。
- 下記夏野菜のいずれか1種以上、及び下記冬野菜のいずれか1種以上のベビーリーフを含むミックス野菜の製造方法であって、夏野菜及び冬野菜のうち少なくとも一方が閉鎖型植物工場で栽培されることを特徴とする、ミックス野菜の製造方法。
<夏野菜>
オクラ
ゴーヤ
つるむらさき
トウガラシ
ニンニク
ジュンサイ
おかひじき
エンサイ
<冬野菜>
菜花類
ふき
カラシナ
のびる
日野菜 - 下記夏野菜のいずれか1種以上、及び下記冬野菜のいずれか1種以上のベビーリーフを含むミックス野菜。
<夏野菜>
オクラ
ゴーヤ
つるむらさき
トウガラシ
ニンニク
ジュンサイ
おかひじき
エンサイ
<冬野菜>
菜花類
ふき
カラシナ
のびる
日野菜
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