JP2017060025A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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【課題】面内むらやジョブ間差を抑制する装置及びプログラムを提供する。【解決手段】画像形成装置10は、プリントエンジン102で印刷されたカラーパッチをカラーパッチ読取部103及び測色器で測色してプロファイルデータを生成する。制御部105は、RGB値取得用のカラーパッチとLab値取得用のカラーパッチをプリントエンジン102に印刷させるとともに、同一色値の複数の評価用カラーパッチを配置して印刷させる。カラーパッチ読取部103で評価用カラーパッチの色値を読み取り、制御部105は、面内むら及びジョブ間差による色値差が許容値以下となる用紙のカラーパッチを用いて色変換プロファイルデータを作成する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。
プリンタ等の画像形成装置において、色ずれが生じていない正常な状態か否かを定期的にチェックすべく、画像形成装置の印刷結果を測色器で読み取ってLab値を取得することが考えられるが、測色が手作業となるために煩雑となる。そこで、印刷結果を測色器ではなく画像形成装置のインラインセンサ等で自動的に読み取ってRGB値を取得し、RGB値をLab値に変換することが提案されている。
特許文献1には、色変換の精度に与える影響を小さくしつつ、色変換に用いる色変換情報の生成効率を向上させることを課題として、カラーパッチを印刷してRGB値を取得し、RGB値の数が予め定めた数になるようにパッチデータを削除し、残ったパッチを測色してLab値を取得し、得られたRGBとLab値を用いて色予測モデルを生成することが記載されている。
特開2012−248934号公報
インラインセンサ等でRGB値を読み取るためのカラーパッチは、実装上・技術上の制約から複数枚にわたって印刷されることになり、測色器でLab値を取得する際にも同じ複数枚のカラーパッチを測色することになるため、測色工数が大きい問題がある。パッチデータ数を削除することで測色の手間は軽減されるものの、削除できるパッチ数に限界があるため、さらなる改良が望まれる。
他方、RGB値取得用のカラーパッチと、Lab値取得用のカラーパッチを別個のものとして用紙(チャート)に配置することにより測色工数を低減することも考えられるが、本来は同一であるカラーパッチを別個のものとして分離することによる外乱、具体的には面内むらやジョブ間差が生じ得、これらが測色精度、つまり色変換プロファイル精度を低下させ得る。
本発明の目的は、面内むらやジョブ間差を抑制する装置及びプログラムを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、カラーパッチに同一色値の複数の評価用カラーパッチを配置して用紙に印刷する印刷部と、印刷された前記評価用カラーパッチの色値を読み取り、その色値差が許容値以下となる用紙のカラーパッチを用いて色変換プロファイルデータを作成する制御部とを備える画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、前記印刷部は、同一用紙の異なる位置に前記評価用パッチを配置して印刷する請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3に記載の発明は、前記印刷部は、異なる用紙の同一位置に前記評価用パッチを配置して印刷する請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項4に記載の発明は、前記印刷部は、同一用紙の異なる位置、かつ異なる用紙の同一位置に前記評価用パッチを配置して印刷する請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項5に記載の発明は、前記印刷部は、前記同一用紙の異なる位置として、縦方向、横方向、斜め方向の少なくともいずれかに前記評価用パッチを配置して印刷する請求項2,4のいずれかに記載の画像形成装置である。
請求項6に記載の発明は、前記制御部は、前記異なる用紙の同一位置に配置された前記評価用パッチの全ての可能な組合せについての色値差のうち最も小さい色値差が許容値以下となる用紙のカラーパッチを用いて色変換プロファイルデータを作成する請求項3,4のいずれかに記載の画像形成装置である。
請求項7に記載の発明は、前記印刷部は、前記色値差が許容値以下でない場合に、許容値以下となるまで繰り返し前記カラーパッチを用紙に印刷する請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項8に記載の発明は、前記印刷部は、前記カラーパッチとして、第1の色空間値取得用のカラーパッチと、第2の色空間値取得用のカラーパッチを印刷し、前記制御部は、前記第1の色空間値取得用のカラーパッチを読み取って得られた第1の色空間値と、前記第2の色空間値取得用のカラーパッチを測色して得られた第2の色空間値から前記色変換プロファイルデータを作成する請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項9に記載の発明は、前記印刷部は、前記第1の色空間値取得用のカラーパッチと、前記第2の色空間値取得用のカラーパッチを同一用紙に印刷し、かつ複数枚の用紙にわたって印刷する請求項8に記載の画像形成装置である。
請求項10に記載の発明は、前記評価用カラーパッチは、前記第1の色空間値取得用のカラーパッチ内に配置される請求項9に記載の画像形成装置である。
請求項11に記載の発明は、前記印刷部は、さらに、複数枚にわたる前記用紙のそれぞれを識別するための識別用パッチを印刷する請求項9に記載の画像形成装置である。
請求項12に記載の発明は、前記第1の色空間は装置依存色空間であり、前記第2の色空間は装置非依存色空間である請求項8〜11のいずれかに記載の画像形成装置である。
請求項13に記載の発明は、前記第1の色空間はRGBであり、前記第2の色空間はLabである請求項12に記載の画像形成装置である。
請求項14に記載の発明は、コンピュータに、カラーパッチに同一色値の複数の評価用カラーパッチを配置して用紙に印刷させるステップと、印刷された前記評価用カラーパッチの色値を読み取り、その色値差が許容値以下となる用紙のカラーパッチを用いて色変換プロファイルデータを作成させるステップとを実行させるプログラムである。
請求項1,14に記載の発明によれば、面内むらやジョブ間差を抑制して色変換プロファイルデータを作成できる。
請求項2に記載の発明によれば、特に、面内むらを抑制して色変換プロファイルデータを作成できる。
請求項3に記載の発明によれば、特に、ジョブ間差を抑制して色変換プロファイルデータを作成できる。
請求項4に記載の発明によれば、特に、面内むら及びジョブ間差を抑制して色変換プロファイルデータを作成できる。
請求項5に記載の発明によれば、特に、面内むらとして縦方向、横方向、斜め方向の少なくともいずれかのむらを抑制して色変換プロファイルデータを作成できる。
請求項6に記載の発明によれば、特に、ジョブ間差を最小とした色変換プロファイルデータを作成できる。
請求項7に記載の発明によれば、特に、色値差が許容値以下となる用紙のカラーパッチを用いて色変換プロファイルデータを作成できる。
請求項8,9に記載の発明によれば、特に、第1の色空間値取得用のカラーパッチを読み取って得られた第1の色空間値と、第2の色空間値取得用のカラーパッチを測色して得られた第2の色空間値から色変換プロファイルデータを作成できる。
請求項10に記載の発明によれば、特に、スペースを有効活用して評価用カラーパッチを配置できる。
請求項11に記載の発明によれば、特に、複数枚の用紙のそれぞれを識別することができる。
請求項12,13に記載の発明によれば、特定種類のカラーパッチから色変換プロファイルデータを作成できる。
実施形態の画像形成装置の構成図である。 実施形態のカラーパッチの説明図である。 評価用カラーパッチ及び識別用パッチの配置説明図である。 面内むらの評価説明図である。 縦方向、横方向、斜め方向の面内むらの変化を示すグラフ図である。 ジョブ間差の評価説明図である。 総当たり的に算出されるジョブ間差を示すテーブル図である。 実施形態の処理フローチャートである。 他の実施形態の処理フローチャートである。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
<基本原理>
本実施形態の基本原理は、カラーパッチに同一色値の複数の評価用カラーパッチを配置し、これら複数の評価用カラーパッチの色値を読み取って得られた色値差を用いて面内むらやジョブ間差を評価し、色値差が許容値以下となるような用紙のカラーパッチを用いて色変換プロファイルデータを作成するというものである。同一色値を有する複数の評価用カラーパッチを印刷配置しても、面内むらやジョブ間差があればこれらを読み取って得られる色値はばらつきが生じて色値差が生じる。本実施形態では、この色値差を利用する。
ここで、同一色値とは、RGB等の第1の色空間値あるいはLab等の第2の色空間値が互いに同一の色を意味する。従って、色値差もRGB等の第1の色空間値差あるいはLab等の第2の色空間値差を意味する。なお、第1の色空間は、画像形成装置に依存する色空間(装置依存色空間)であり、例えばRGBが相当する。第2の色空間は、画像形成装置に依存しない色空間(装置非依存色空間)であり、例えばLabが相当する。以下の実施形態では、第1の色空間をRGB、第2の色空間をLabとして説明する。また、以下の実施形態では、面内むらやジョブ間差をRGB差(ΔRGB)で評価しているが、これに限定されない。また、「面内むら」とは、同一用紙(チャート)内の異なる位置における同一色値の変化を意味し、「ジョブ間差」とは、異なる用紙(チャート)内の同一位置における同一色値の変化を意味する。従って、同一用紙の異なる位置に複数の評価用カラーパッチを配置すればその用紙内における面内むらを評価でき、異なる用紙の同一位置に複数の評価用カラーパッチを配置すれば用紙間、つまりジョブ間差を評価できる。面内むらの方向には大別して縦方向、横方向及び斜め方向があり得るから、縦方向、横方向及び斜め方向に評価用カラーパッチを配置すればよい。
そして、たとえ面内むらやジョブ間差が生じていても、色値差が許容値以下であるカラーパッチを用いて色変換プロファイルデータを作成すれば、色変換プロファイルデータの精度が確保され得る。
カラーパッチとしては、RGB値取得用のカラーパッチと、Lab値取得用のカラーパッチを別個のものとして複数枚に配置する。RGB値取得用のカラーパッチと、Lab値取得用のカラーパッチは、パッチ数は同一であるがサイズは異なっていてもよく、例えばLab値取得用のカラーパッチのパッチサイズをRGB値取得用のカラーパッチのパッチサイズよりも小さくしてもよい。RGB値取得用のカラーパッチを複数枚に配置する場合、Lab値取得用のカラーパッチも同じ複数枚に配置する。複数枚に配置されるRGB値取得用のカラーパッチはそれぞれ異なるパターンであるが、複数枚に配置されるLab値取得用のカラーパッチは互いに重複していてもよい。以下の実施形態では、RGB値取得用のカラーパッチを18枚にわたって配置し、Lab値取得用のカラーパッチを同じ18枚にわたって配置しているが、これに限定されない。
また、RGB値取得用のカラーパッチに、複数の評価用カラーパッチを配置し、これら評価用カラーパッチを用いて面内むらやジョブ間差を評価する。評価用カラーパッチを用いて評価された面内むらやジョブ間差が許容値以内であれば、RGB値取得用のカラーパッチ及びLab値取得用のカラーパッチをそれぞれ用いてRGB値及びLab値を取得し、色変換用プロファイルを生成する。
他方、評価用カラーパッチを用いて評価された面内むらやジョブ間差が許容値を超える場合には、Lab値取得用のカラーパッチを用いることなく、従来と同様にRGB値取得用のカラーパッチを用いてRGB値のみならずLab値も取得し、色変換用プロファイルを生成する。
評価用カラーパッチを用いて評価された面内むらやジョブ間差が許容値を超える場合においても、許容値以内となり得るRGB値取得用のカラーパッチ及びLab値取得用のカラーパッチの組合せを選択的に用いてRGB値及びLab値を取得し、色変換用プロファイルを生成することも可能である。
以下の実施形態では、面内むらを評価するための評価用カラーパッチを、縦方向、横方向及び斜め方向に配置しているが、これに限定されるものではなく、縦方向のみ、横方向のみ、斜め方向のみ、縦方向及び横方向のみ等、任意の方向に配置することができる。
また、以下の実施形態では、面内むらを評価するための評価用カラーパッチのうちのいずれかを、ジョブ間差を評価するための評価用カラーパッチとして援用しているが、これに限定されるものではなく、それぞれ異なる評価用カラーパッチを用いてもよい。
また、以下の実施形態では、面内むら及びジョブ間差をともに評価しているが、面内むらのみ、あるいはジョブ間差のみを評価して色変換プロファイルデータを作成してもよい。
<構成>
次に、本実施形態の構成について具体的に説明する。
図1は、本実施形態における画像形成装置の構成図である。なお、画像形成装置10は、ネットワークを介して管理サーバと接続されていてもよい。
画像形成装置10は、プリンタや複合機等であり、色変換部101、プリントエンジン102、カラーパッチ読取部103、記憶部104、制御部105、及びユーザインタフェース部106を備える。測色器107は、画像形成装置10の一部でもよく、あるいはこれとは別個に存在していてもよい。
画像形成装置10は、入力された印刷画像データを印刷出力するための処理を実行する。印刷画像データは、例えばビットマップ画像データ、PDL(ページ記述言語)で記述された画像データである。画像形成装置10がスキャナを備える場合、そのスキャナが読み取った画像データを印刷画像データとして用いてもよい。印刷画像データは、インタプリタ(図示せず)その他の画像処理部により、プリントエンジン102が処理可能なラスター画像に変換される。
色変換部101は、ラスター画像に対してプロファイルデータに応じた色変換を行う。プロファイルデータは、入力側色空間の各格子点の色座標とその格子点に対応する出力側色空間の色座標との対応関係を表す情報を含むデータである。出力側色空間は、プリントエンジン102の色空間であり、典型的にはシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色の組合せで表現される。プロファイルデータは、制御部105により生成され、記憶部104に記憶される。例えば用紙の種類毎にプロファイルデータを生成して記憶部104に記憶しておき、ユーザが複数のプロファイルデータから使用する用紙に適合したデータを選択して利用してもよい。色変換部101は、ラスター画像の画素毎に、その画素の値(色座標)を入力側色空間の色座標としたときの出力側色空間の色座標をプロファイルデータに従って算出する。
プリントエンジン102は、色変換部101が出力する色変換結果の画像を用紙に印刷する。
カラーパッチ読取部103は、プリントエンジン102が制御部105の制御の下に印刷したカラーパッチを読み取ってRGB値を取得し、制御部105に出力する。カラーパッチ読取部103は、インラインセンサ等で構成される。インラインセンサは、公知の画像読取用スキャナとほぼ同一の構成を有し、具体的には結像部、照明部、画像処理部及びセンサ校正部を備える。画像形成装置10内での搭載位置は、印刷されたカラーパッチの発色が完了し、用紙のカールが除去されて姿勢が安定する用紙排出部の近傍とするのが好適である。画像処理部は3色CCDを備え、リアルタイムで読み取りバラツキ補正を行いカラーパッチの色情報を算出する。
制御部105は、プログラムメモリに記憶された処理プログラムに従い、画像形成装置10の全体を制御する。制御部105は、ユーザインタフェース部106を介してユーザから印刷指示を受け付け、色変換部101及びプリントエンジン102等を制御してその印刷指示の対象画像の印刷を実行する。また、制御部105は、色変換プロファイルデータを生成するための処理を実行する。色変換プロファイルデータは、色の基準となるカラーパッチをプリントエンジン102に印刷させ、その印刷結果をカラーパッチ読取部103で読み取るとともに測色器107で測色し、これらの測定結果で得られるRGB値及びLab値のデータ群に基づいて生成する。生成した色変換プロファイルデータは、記憶部104に記憶される。カラーパッチは、CMYKの色毎に、濃度が複数段階に異なる色パッチを配列した画像パターンである。カラーパッチのデータはチャートパターンとして記憶部104に記憶されており、制御部105は、処理プログラムに従い、当該データを読み出してプリントエンジン102に印刷させる。
RGB値からLab値への変換を示す色変換プロファイルの算出方法は、公知のアルゴリズムを用いることができる。例えば、ルックアップテーブル(LUT)による明度変換を行う第1ステップと、行列計算(例えば3×10の行列計算)による線形変換を行う第2ステップから構成してもよく、行列式の係数は、多数のカラーパッチ読取値から一定の演算アルゴリズムにより算出する。これらのLUTと行列式係数をパラメータとして記憶部104に記憶する。
ユーザインタフェース部106は、ユーザに画像形成装置10の状態を報知し、ユーザから指示入力を受け付ける。ユーザインタフェース部106は、例えば液晶タッチパネル等の表示装置とキーパッド等の入力ボタンを備えていてもよい。
ここで、記憶部104に記憶されるチャートパターンは、RGB値及びLab値を取得するためにプリントエンジン102で印刷されるカラーパッチの配列を規定するデータであるが、カラーパッチ読取部103の実装上の制約から印刷用紙の半分しかカラーパッチを配置することができず、また、光源から照射された光が測定対象の色パッチだけでなく、隣接する色パッチでも反射され、隣接する色パッチから光源に戻ってきた光が、さらに反射して測定対象の色パッチに照射されることにより、隣接する色パッチの反射率の影響を受けた反射光が画像読取素子で受光されてしまうキャビティ効果を考慮すると、パッチ面積を確保する必要もあるため、カラーパッチは複数枚、例えば18枚にわたることになる。この場合、RGB値取得には18枚にわたるカラーパッチの出力時に読み取りを行い、さらに、これら18枚にわたるカラーパッチを測色器107で測色しなければならず、測色工程に時間を要する。
そこで、制御部105は、処理プログラムに従って、RGB値を取得するためのカラーパッチとは別に、Lab値取得のための、RGB値取得用のカラーパッチと同じ組合せ(但し、そのサイズは小さい)のカラーパッチを設定し、当該Lab値取得用のカラーパッチをRGB値取得用のカラーパッチと同一用紙に配置する。
次に、本実施形態のカラーパッチについて説明する。
図2は、本実施形態のRGB値取得用のカラーパッチと、Lab値取得用のカラーパッチを模式的に示す。なお、図においてカラーパッチは塗りつぶし無しの矩形領域として示されているが、実際にはCMYKの色毎に濃度が複数段階に変化したパッチである。
<RGB値取得用のカラーパッチ>
RGB値取得用のカラーパッチは、上記のように、カラーパッチ読取部(インラインセンサ)103の実装上及びキャビティ効果という技術上の制約を受け、複数枚にわたって印刷される。具体的には、1枚の用紙の半分しかパッチを配置することができず、1つのカラーパッチの面積を2cm×2cm以上とし、パッチ数を1584個とすると、カラーパッチの枚数は18枚となる。これら18枚のRGB値取得用カラーパッチが印刷された用紙(チャート)を20−1,20−2,20−3,・・・,20−18とする(図ではこのうち20−1,20−2,20−3,20−4のみを示す)。これら18枚の用紙20−1,20−2,20−3,・・・,20−18の上半分には、RGB値取得用のカラーパッチ22が印刷される。勿論、用紙20−1に印刷されるカラーパッチ22のパターンと、用紙20−2,20−3,・・・に印刷されるカラーパッチ22のパターンは互いに異なっている。
<Lab値取得用のカラーパッチ>
他方、Lab値取得用のカラーパッチは、カラーパッチ読取部(インラインセンサ)103ほどキャビティ効果の影響を受けることがないので、1つのカラーパッチの面積をRGB値取得用のカラーパッチ22よりも小さくすることができ、例えば0.7cm×0.7cm程度に縮小化し得る。
そこで、RGB値取得用のカラーパッチ22と同じパッチ数(1584)でありながら、1つのパッチの面積が小さいことを利用し、Lab値取得用のカラーパッチ24を2つに分割してLab値取得用のカラーパッチ24a及び24bとし、Lab値取得用のカラーパッチ24aをカラーパッチ22が上半分に印刷された用紙20−1の下半分に印刷し、Lab値取得用のカラーパッチ24bをカラーパッチ22が上半分に印刷された用紙20−2の下半分に印刷する。
以下、同様にして、他の用紙20−3,20−4,・・・・,20−18にもLab値取得用のカラーパッチ24a及び24bを印刷する。
従って、合計18枚の用紙(チャート)を20−i(i=1,2,3,・・・,18)とすると、iが1,3,5,・・・の奇数番目にはRGB値取得用のカラーパッチ22とLab値取得用のカラーパッチ24aが配置され、iが2,4,6,・・・の偶数番目にはRGB値取得用のカラーパッチ22とLab値取得用のカラーパッチ24bが配置される。
<評価用カラーパッチ>
図3は、評価用カラーパッチを示す。
評価用カラーパッチ30は、RGB値取得用のカラーパッチ22の4箇所に埋め込まれる。用紙20−1を例にとると、評価用カラーパッチ30は、RGB値取得用のカラーパッチ22のうち、長方形の各頂点に位置し、縦方向、横方向及び斜め方向に2個のカラーパッチが離間して配置される。4箇所に配置される評価用カラーパッチ30は全て同一色値である。配置位置について特に限定されないが、面内むらを評価するとの目的に合致する程度に縦方向、横方向及び斜め方向に離間していることが好ましい。
また、他の用紙20−2,20−3,・・・,20−18についても同様であり、評価用カラーパッチ30は、RGB値取得用のカラーパッチ22の所定位置、つまり用紙20−1における配置位置と同じ位置に配置される。
さらに、本実施形態では、評価用カラーパッチ30とは別に、用紙20−1,20−2,・・・,20−18をそれぞれ識別するための識別用パッチ32を配置する。識別用パッチ32は、各用紙を識別するためのものであり、いわば用紙のページ番号に相当するものであるから、必ずしもカラーパッチである必要はない。識別用パッチ32は、RGB値取得用のカラーパッチ22、及びLab値取得用のカラーパッチ24a,24bとは異なる位置に配置してもよく、図に示すようにLab値取得用のカラーパッチ24a,24b内に配置してもよい。
<面内むらの評価>
図4は、面内むらの評価方法を示す。
用紙20−1において、4個の評価用カラーパッチを用いて面内むら、具体的には縦方向の面内むら、横方向の面内むら、斜め方向の面内むらを評価する。4個の評価用カラーパッチ30のうちの一つ、例えば左上に配置された評価用カラーパッチ30を基準とし、基準パッチとこの基準パッチに対して縦方向に配置されたカラーパッチを用いて縦方向の面内むらを評価し、基準パッチとこの基準パッチに対して横方向に配置されたカラーパッチを用いて横方向の面内むらを評価し、基準パッチとこの基準パッチに対して斜め方向に配置されたカラーパッチを用いて斜め方向の面内むらを評価する。以上の評価を、他の全ての用紙20−2,20−3,・・・,20−18についても実行し、縦方向、横方向及び斜め方向の面内むらを評価する。
図5は、面内むらの一例を示す。図5(a)は縦方向の面内むらであり、横軸は用紙(チャート)の枚数であり、用紙20−1が1枚目、用紙20−18が18枚目に相当する。縦軸は縦方向に配置された2つの評価用カラーパッチ30のRGB値の差分ΔRGBである。本来は同一色値であるためΔRGB値は0であるところ、面内むらが存在するとΔRGB値は0以外の有限値となる。
図5(b)は横方向の面内むらであり、横軸は用紙(チャート)の枚数、縦軸は横方向に配置された2つの評価用カラーパッチ30のRGB値の差分ΔRGBである。本来は同一色値であるためΔRGB値は0であるところ、面内むらが存在するとΔRGB値は0以外の有限値となる。
図5(c)は斜め方向の面内むらであり、横軸は用紙(チャート)の枚数、縦軸は斜め方向に配置された2つの評価用カラーパッチ30のRGB値の差分ΔRGBである。本来は同一色値であるためΔRGB値は0であるところ、面内むらが存在するとΔRGB値は0以外の有限値となる。
これら縦方向、横方向及び斜め方向のΔRGB値が許容値、つまり測色器107で測色した場合の許容値以内であれば面内むらがあっても無視できるが、許容値を超えると無視することができず、RGB値取得用のカラーパッチ22と別個にLab値取得用のカラーパッチ24a,24bを配置しても色変換プロファイルの精度に影響がある。
図5(a)、(b)、(c)の場合、縦方向の面内むらは全ての用紙(チャート)において許容値以下であって問題ないが、横方向及び斜め方向の面内むらは許容値を超えてしまっており、面内むらが問題となり得る。このような場合の対応の1つは、Lab値取得用のカラーパッチ24a,24bを用いることなく、RGB値取得用のカラーパッチ22を用いて測色器107で測色する。
<ジョブ間差の評価>
図6は、ジョブ間差の評価方法を示す。
各用紙20−1,20−2,・・・,20−18に配置された4個の評価用カラーパッチ30のうちのいずれか、例えば左上のカラーパッチを基準パッチとし、これら18個の基準パッチ間のΔRGB値を総当たりで評価する。
具体的には、用紙20−1の基準パッチと用紙20−2の基準パッチのΔRGB値、用紙20−1の基準パッチと用紙20−3の基準パッチのΔRGB、・・・、用紙20−1の基準パッチと用紙20−18の基準パッチのΔRGB値、用紙20−2の基準パッチと用紙20−3の基準パッチのΔRGB値、・・・用紙20−17の基準パッチと用紙20−18の基準パッチのΔRGB値である。
図7は、総当たりで、つまり可能な組合せの全てで評価されたΔRGB値のテーブルを示す。図において、用紙20−1(1枚目)と用紙20−2(2枚目)の基準パッチのΔRGB値をΔRGB1−2と示す。総当たりで評価されたΔRGB値のうち、最もΔRGB値が小さくなる2枚の用紙の組合せを抽出する。但し、抽出された2枚の組合せのLab値取得用のカラーパッチは、そのうちの1枚がLab値取得用のカラーパッチ24aであり、他の1枚がLab値取得用のカラーパッチ24bでなければならない。その理由は、仮に抽出された2枚の組合せのLab値取得用のカラーパッチがともにLab値取得用のカラーパッチ24aであれば、これらを測色しても十分なLab値を取得できないからである。従って、総当たりで評価されるΔRGB値をΔRGBi−jとした場合、iとjの一方が奇数であり他方が偶数である組合せのうち、最もΔRGB値が小さくなるものを抽出するといえる。i及びjは、ページ番号に相当するものであって識別用パッチ32で特定され得る。
例えば、
ΔRGB1−3<ΔRGB2−4<ΔRGB1−2<・・・
である場合、ΔRGB1−3及びΔRGB2−4は選択されず、ΔRGB1−2が選択されて、用紙20−1及び用紙20−2のLab値取得用のカラーパッチ24a,24bを用いて測色器107で測色される。
なお、このような処理は、Lab値取得用のカラーパッチ24がLab値取得用のカラーパッチ24a,24bに分割されて異なる用紙に印刷されることに起因する処理であり、仮にLab値取得用のカラーパッチ24が1枚の用紙に印刷される場合には、このような処理は不要であり、単に最もΔRGB値が小さくなるものを抽出すればよい。Lab値取得用のカラーパッチ24がLab値取得用のカラーパッチ24a,24bに分割されて異なる用紙に印刷される場合であっても、総当たり的にΔRGB値を算出する際に、Lab値取得用のカラーパッチ24a,24bを含むような可能な組合せの全てに限定すれば、単に最もΔRGB値が小さくなるものを抽出すればよい。
面内むら及びジョブ間差は、いずれも測色器107における測色に影響を与えるものであるから、面内むらが許容値以内であり、かつジョブ間差も許容値以内であるのが好ましい。従って、ジョブ間差が最も小さい2枚の組合せについて、面内むらも許容値以内であれば当該2枚の組合せを最終的に採用するのが好適である。
但し、面内むらあるいはジョブ間差のいずれかを無視し得る等の事情がある場合には、面内むらあるいはジョブ間差のいずれかを評価すれば足りる。
<全体処理>
次に、本実施形態の全体処理について説明する。面内むら及びジョブ間差がともに許容値以内であることを要求する場合である。
図8は、実施形態の処理フローチャートである。まず、制御部105は、プリントエンジン102を制御して、合計18枚の用紙、すなわちチャートを出力する。そして、この際に、カラーパッチ読取部(インラインセンサ)103でRGB値取得用のカラーパッチ22を読み取り、RGB値を取得する(S101)。
次に、制御部105は、取得したRGB値を用いて、ジョブ間差を示すΔRGB値を算出するとともに、面内むらを示すΔRGB算出する(S102,S103)。ジョブ間差は、基準パッチを用いて総当たり的にΔRGBi−jを算出する。面内むらは、基準パッチを用いて縦方向、横方向、及び斜め方向のΔRGBを算出する。
次に、制御部105は、算出した面内むらを示すΔRGBとジョブ間差を示すΔRGBがしきい値Xより小さいか否かを判定する(S104)。この判定は、面内むら及びジョブ間差がともに許容値以下であるか否かを判定するためのものである。しきい値Xの設定方法については後述する。ジョブ間差については、iとjの一方が奇数であり他方が偶数である組合せのうち、最もΔRGB値が小さくなるものを判定対象とする。
面内むら及びジョブ間差がいずれもしきい値Xより小さい場合、判定対象であるiとjで特定される用紙20−i、20−jを測色チャートとして設定する(S105)。このとき、制御部105は、識別用パッチ32を用いて用紙20−i及び用紙20−jを特定する。
次に、制御部105は、設定された測色チャートである用紙20−iのLab値取得用のカラーパッチ及び用紙20−jのLab値取得用のカラーパッチを測色器107で測色してLab値を取得する(S106)。
次に、制御部105は、S101で取得したRGB値と、S106で取得したLab値を用いてプロファイルデータを作成する(S107)。色変換プロファイルをルックアップテーブル(LUT)による明度変換を行う第1ステップと、行列計算(例えば3×10の行列計算)による線形変換を行う第2ステップから構成し、行列式の係数を、RGB値及びLab値のデータ対から演算アルゴリズムにより算出する。LUTと行列式係数をパラメータとして記憶部104に記憶する。
他方、面内むらとジョブ間差の少なくともいずれかがしきい値X以上である場合(S104でNO)、Lab値取得用のカラーパッチ24a,24bを用いることなく、RGB値取得用のカラーパッチ22を測色器107で測色して得られたLab値を用いてプロファイルデータを作成する(S108,S107)。
ここで、S104の判定処理に用いられるしきい値Xは、色差の要因を考慮して決定される。すなわち、色差の要因としては、
・プロファイル精度
・画像形成装置(IOT)ばらつき
・カラーパッチ読取部(ILS)ばらつき
が考えられるから、平均色差ΔEaveは、
ΔEave={(プロファイル精度)+(IOTばらつき)+(ILSばらつき)0.5
となる。例えば、
・プロファイル精度=1.5
・画像形成装置(IOT)ばらつき=2.0
・カラーパッチ読取部(ILS)の読取ばらつき=x
であり、ΔEaveのしきい値を3.0とすると、
ΔEave={(1.5)+(2.0)+x}<3.0
であるから、
x<1.66
となる。このとき、面内むら及びジョブ間差のしきい値Xは1.66となる。
本実施形態において、S104でYES、すなわち面内むら及びジョブ間差がともにしきい値Xより小さい場合には、測色チャートとして設定された2枚の用紙、例えば用紙20−1と用紙20−2を用いて測色して色変換プロファイルデータを作成するので、測色工数が大幅に削減される。すなわち、Lab値取得用のカラーパッチ24を用いずに、RGB取得用のカラーパッチ22のみを用いてRGB値取得及びLab値取得を行う場合、
RGB取得に18枚
Lab値取得に18枚
が必要であるところ、本実施形態では、
RGB値取得に18枚
Lab値取得に2枚
で済むことになり、測色工数が18枚から2枚に大幅に低減される。しかも、本実施形態では選択された2枚の面内むら及びジョブ間差は許容値以内であることが担保されているので、色変換プロファイルデータの精度も確保し得る。
図9は、他の実施形態の全体処理フローチャートである。図8と異なる点は、面内むら及びジョブ間差の少なくともいずれかがしきい値以上である場合の処理である。
S201〜S204は、図8のS101〜S104と同様であり、RGB値を取得し、面内むら及びジョブ間差を示すΔRGBを算出し、これをしきい値Xと大小比較する。面内むら及びジョブ間差がしきい値Xよりも小さければ、図8と同様に測色チャートを設定してLab値取得用のカラーパッチを測色し、プロファイルデータを作成する(S205〜S207)。
他方、S204で面内むらとジョブ間差の少なくともいずれかがしきい値X以上である場合(S204でNO)、再びS201に戻ってチャートを出力してRGB値を再取得し、面内むら及びジョブ間差を算出する。そして、再び面内むら及びジョブ間差をしきい値と大小比較し、しきい値Xより小さければS205以降の処理を実行し、そうでなければ再びS201の処理に戻る。つまり、面内むら及びジョブ間差がしきい値Xより小さくなるまでチャート出力を繰り返す。勿論、無限に処理を繰り返すことは無駄であるため、出力されるチャートの上限を設定し、上限に達するまでは繰り返すことが好適であり、上限に達してもなお面内むらとジョブ間差がしきい値以上であれば、図8と同様にRGB値取得用のカラーパッチ22を用いてLab値を取得し、プロファイルデータを作成する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本実施形態の画像形成装置10は、ネットワークを介して色管理サーバと接続され、画像形成装置10でカラーパッチを出力して測色し、測色データを色管理サーバに送信し、色管理サーバ側で画像形成装置10の状態を定期的に遠隔管理するシステムにも適用し得る。
10 画像形成装置、22 RGB値取得用のカラーパッチ、24,24a,24b Lab値取得用のカラーパッチ、30 評価用カラーパッチ、32 識別用パッチ、101 色変換部、102 プリントエンジン、103 カラーパッチ読取部、104 記憶部、105 制御部、106 ユーザインタフェース部、107 測色器。

Claims (14)

  1. カラーパッチに同一色値の複数の評価用カラーパッチを配置して用紙に印刷する印刷部と、
    印刷された前記評価用カラーパッチの色値を読み取り、その色値差が許容値以下となる用紙のカラーパッチを用いて色変換プロファイルデータを作成する制御部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記印刷部は、同一用紙の異なる位置に前記評価用パッチを配置して印刷する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記印刷部は、異なる用紙の同一位置に前記評価用パッチを配置して印刷する請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記印刷部は、同一用紙の異なる位置、かつ異なる用紙の同一位置に前記評価用パッチを配置して印刷する請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記印刷部は、前記同一用紙の異なる位置として、縦方向、横方向、斜め方向の少なくともいずれかに前記評価用パッチを配置して印刷する請求項2,4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記異なる用紙の同一位置に配置された前記評価用パッチの全ての可能な組合せについての色値差のうち最も小さい色値差が許容値以下となる用紙のカラーパッチを用いて色変換プロファイルデータを作成する請求項3,4のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記印刷部は、前記色値差が許容値以下でない場合に、許容値以下となるまで繰り返し前記カラーパッチを用紙に印刷する請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記印刷部は、前記カラーパッチとして、第1の色空間値取得用のカラーパッチと、第2の色空間値取得用のカラーパッチを印刷し、
    前記制御部は、前記第1の色空間値取得用のカラーパッチを読み取って得られた第1の色空間値と、前記第2の色空間値取得用のカラーパッチを測色して得られた第2の色空間値から前記色変換プロファイルデータを作成する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記印刷部は、前記第1の色空間値取得用のカラーパッチと、前記第2の色空間値取得用のカラーパッチを同一用紙に印刷し、かつ複数枚の用紙にわたって印刷する
    請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記評価用カラーパッチは、前記第1の色空間値取得用のカラーパッチ内に配置される請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記印刷部は、さらに、複数枚にわたる前記用紙のそれぞれを識別するための識別用パッチを印刷する請求項9に記載の画像形成装置。
  12. 前記第1の色空間は装置依存色空間であり、
    前記第2の色空間は装置非依存色空間である
    請求項8〜11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記第1の色空間はRGBであり、
    前記第2の色空間はLabである
    請求項12に記載の画像形成装置。
  14. コンピュータに、
    カラーパッチに同一色値の複数の評価用カラーパッチを配置して用紙に印刷させるステップと、
    印刷された前記評価用カラーパッチの色値を読み取り、その色値差が許容値以下となる用紙のカラーパッチを用いて色変換プロファイルデータを作成させるステップと、
    を実行させるプログラム。
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