JP2017056393A - 電解水生成装置 - Google Patents

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長谷部 裕之
Hiroyuki Hasebe
裕之 長谷部
英男 太田
Hideo Ota
英男 太田
横田 昌広
Masahiro Yokota
昌広 横田
修 小野
Osamu Ono
修 小野
齋藤 誠
Makoto Saito
誠 齋藤
千草 尚
Hisashi Chigusa
尚 千草
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Abstract

【課題】誰でも簡単かつ短時間に電解槽の交換を間違い無く行うことが可能な低コストの電解水生成装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、電解水生成装置1は、給排水系統、電源系統を有する装置本体1pと、装置本体に対して着脱自在に取り付け可能で、かつ、電解水を生成するために用いる電解槽2と、を有する。電解槽を装置本体に着脱自在に取り付けた際に、装置本体と電解槽とは、電源系統の接続部13,14を介して、電気的に接続された状態となると共に、装置本体と電解槽とは、給排水系統の接続部5a,5b,6a,6b,7a,7bを介して、配管的に接続された状態となり、この状態において、電源系統の接続部は、外部から密封された状態に維持される。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電解水生成装置に関する。
従来、電解水を生成する装置として、例えば、1隔膜2室型の電解槽を有する装置、2隔膜3室型の電解槽を有する装置などが知られている。ここで、2隔膜3室型の電解水生成装置において、電解槽は、2つの電極室(陰極室、陽極室)の間に、1つの中間室を備えて構成されている。中間室には、電解液が供給される。2つの電極室には、被電解液が供給される。中間室と電極室との間は、それぞれ、イオン交換膜で仕切られている。電極室には、電極(陽極、陰極)が配置されている。かかる構成において、電気分解により、陽イオンが陰極室に流入すると共に、陰イオンが陽極室に流入する。これにより、陰極室でアルカリ性水が生成され、陽極室で酸性水が生成される。
特開2000−42546号公報 特開2006−198562号公報
ところで、電解槽において、例えば、電極(陽極、陰極)や、イオン交換膜(隔膜)などは、長年の使用によって経年劣化する消耗品である。消耗品の交換の一例として、電解槽自体をそっくり交換する場合がある。この場合、かかる交換に際し、例えば、電解槽と電解水生成装置との間において、各種の配管や電気的接点に対する接続状態の解除ないし復旧などが行われる。このため、電解槽の交換は、専門的な知識や経験を有する専門業者によって行われる。しかし、専門性を必要とする交換には、その交換に要する時間とコストについて、ユーザの負担が避けられない。
本発明の目的は、誰でも簡単かつ短時間に電解槽の交換を間違い無く行うことが可能な低コストの電解水生成装置を提供することにある。
実施形態によれば、電解水生成装置1は、給排水系統、電源系統を有する装置本体1pと、装置本体に対して着脱自在に取り付け可能で、かつ、電解水を生成するために用いる電解槽2と、を有する。電解槽を装置本体に着脱自在に取り付けた際に、装置本体と電解槽とは、電源系統の接続部13,14を介して、電気的に接続された状態となると共に、装置本体と電解槽とは、給排水系統の接続部5a,5b,6a,6b,7a,7bを介して、配管的に接続された状態となり、この状態において、電源系統の接続部は、外部から密封された状態に維持される。
一実施形態に係るカートリッジ式電解槽が着脱自在に取り付けられた電解水生成装置の構成を示すブロック図。 電解槽の斜視図。 図2のF3−F3線に沿う断面図。 電解槽の配管コネクタの構成を示す斜視図。 電解槽の配管コネクタの上面図。 図4のF6−F6線に沿う断面図。 フック機構を働かせることで、電解槽が電解水生成装置に取り付けられた状態を示す部分断面図。 フック機構を解除することで、電解槽が電解水生成装置から取り外された状態を示す部分断面図。 電解槽を電解水生成装置に取り付ける際に、電解槽と電解水生成装置の双方の配管コネクタを対向させた状態を示す断面図。 電解槽を電解水生成装置に取り付ける際に、電解槽と電解水生成装置の双方の配管コネクタを連結させた状態を示す断面図。 電解槽を電解水生成装置に取り付ける際に、電解槽と電解水生成装置の双方の電気的接点を対向させた状態を示す断面図。 電解槽を電解水生成装置に取り付ける際に、電解槽と電解水生成装置の双方の電気的接点を連結させた状態を示す断面図。 電解槽に設けられた識別子の配置構成を示す断面図。
「一実施形態」
「電解水生成装置」
図1〜図3に示すように、電解水生成装置1は、カートリッジ式の電解槽2を備えている。電解槽2は、電解水生成装置1(例えば、図7〜図8の装置本体1p)に対して着脱自在に取り付けることが可能に構成されている。電解槽2としては、例えば、1隔膜2室型や、2隔膜3室型など、既存ないし既知の各種電解槽2を適用することができる。図面には一例として、2隔膜3室型の電解槽2が示されている。
電解槽2は、収容部3と、蓋部4と、を備えている。収容部3は、一端が閉塞され、かつ、他端が開口された中空円筒形状を有している。一端と他端とは、間隔を存して、互いに対向して配置されている。蓋部4は、収容部3の開口(他端)を閉塞可能な円板形状を有している。収容部3の開口(他端)を蓋部4で閉塞させる方法としては、例えば、蓋部4を収容部3に接着ないし溶接、或いは、ネジ止めさせる方法、或いは、蓋部4と収容部3との対向部分にネジを切って螺合させる方法など、既存(既知)の方法を適用することができる。
かかる構成において、収容部3の開口(他端)を蓋部4で閉塞させる。このとき、収容部3(即ち、電解槽2)の内部は、外部から気密的ないし液密的に密封された状態に維持される。これにより、例えば、電解槽2の交換時に、収容部3(電解槽2)の内部に残存した液体が外部に漏洩するといった事態を防ぐことができる。
蓋部4は、収容部3よりも大径化(拡大)させて構成されている。ここで、収容部3の開口(他端)を蓋部4で閉塞させる。この状態において、電解槽2の全体の輪郭は、当該電解槽2の上部において、蓋部4の外周縁が周方向に沿って連続的に突出した形状を有している。換言すると、電解槽2の全体の輪郭において、円板形状の蓋部4が、円筒形状の収容部3の他端からフランジ状に出っ張った形状となる。かかる形状によれば、電解槽2を電解水生成装置1(装置本体1p)に取り付ける際に、フランジ状の蓋部4を、後述する保持機構36によって保持される部分として利用することができる。
この場合、電解槽2は、保持機構36によってダイレクトに保持される。これにより、電解水生成装置1(装置本体1p)に対して、電解槽2を着脱自在かつ堅牢に取り付けることができる。電解水生成装置1(装置本体1p)に対する電解槽2の位置合わせを容易に行うことができる。解水生成装置1(装置本体1p)に対する電解槽2の位置合わせ精度を飛躍的に向上させることができる。
収容部3(電解槽2)は、その内部(図3参照)に、円筒形状の中間室(電解室)5と、中間室5の外側に周方向に沿って隣接した陽極室6及び陰極室7と、を有している。中間室5と陽極室6とは、陰イオン交換膜(図示しない)で仕切られている。中間室5と陰極室7とは、陽イオン交換膜(図示しない)で仕切られている。
電解槽2(収容部3)には、一対の電極8,9が設けられている。一方の電極(例えば、陽極8)は、陽極室6内に配置されている。他方の電極(例えば、陰極9)は、陰極室7内に配置されている。陽極8及び陰極9は、相互に等しい大きさの棒状ないし板状を有している。陽極8及び陰極9は、中間室5の両側に配置されている。陽極8及び陰極9は、互いに平行に対向している。陽極8及び陰極9には、電解反応を促進させるための触媒(図示しない)が形成されている。
なお、電極(陽極8、陰極9)の基材(母材)としては、例えば、チタン、クロム、ステンレス、ニッケル、アルミニウム、或いは、これらの金属を選択的に含有させた合金など、各種の金属を適用することができる。また、触媒の種類については、特に限定されることは無く、既存のものを適宜に選択可能である。陽極8用の電極には、例えば、白金などの貴金属触媒、或いは、酸化イリジウムなどの酸化物触媒を用いることが可能である。陰極9用の電極には、例えば、白金などの貴金属触媒を用いてもよいし、或いは、チタンやステンレスなどの耐食性を有する金属をそのまま用いてもよい。
更に、電解水生成装置1(装置本体1p)は、電源系統(例えば、電源10、一対の接続部13,14)と、給排水系統(例えば、電解液供給機構11、給水機構12)と、を備えている。なお、後述する中間室流入部5a、中間室流出部5b、陽極室流入部6a、陽極室流出部6b、陰極室流入部7a、陰極室流出部7bは、給排水系統の接続部として構成される。これにより、装置本体1pと電解槽2とは、当該給排水系統の接続部を介して、配管的に接続された状態となり得る。
電源10は、一対の接続部(陽極接続部13、陰極接続部14)を介して、上記した一対の電極(陽極8、陰極9)に接続されている。即ち、電源10は、陽極接続部13を介して、陽極8に接続されている。電源10は、陰極接続部14を介して、陰極9に接続されている。これにより、電源10は、陽極接続部13を介して、陽極8に正電圧を印加可能に構成されている。電源10は、陰極接続部14を介して、陰極9に負電圧を印加可能に構成されている。
電解液供給機構11は、塩水タンク15と、供給配管16と、送水ポンプ17と、排出配管18と、を有している。塩水タンク15は、飽和塩水(電解液)を生成可能に構成されている。供給配管16は、塩水タンク15と、中間室5の流入部(以下、中間室流入部5a)とを連結するように延びている。供給配管16には、送水ポンプ17が接続されている。排出配管18は、中間室5の流出部(以下、中間室流出部5b)と、塩水タンク15とを連結するように延びている。
給水機構は12、給水源(図示しない)と、給水配管19と、アルカリ性水配管20と、酸性水配管21と、気液分離器22と、を有している。なお、給水源は、例えば、水道水などの水(被電解液)を供給可能に構成されている。
給水配管19は、給水源と、陽極室6及び陰極室7の双方の流入部(以下、陽極室流入部6a、陰極室流入部7a)と、を連結させるように延びている。アルカリ性水配管20は、陰極室7の流出部(以下、陰極室流出部7b)に接続されている。酸性水配管21は、陽極室6の流出部(以下、陽極室流出部6b)に接続されている。気液分離器22は、アルカリ性水配管20に接続されている。
このような構成において、送水ポンプ17を駆動させる。これにより、塩水タンク15で生成された飽和塩水(以下、塩水)が、供給配管16から中間室流入部5aを通って中間室5に流入する。このとき、給水源から供給された水が、給水配管19から陽極室流入部6aを通って、陽極室6に流入する。同時に、給水源から供給された水が、給水配管19から陰極室流入部7aを通って、陰極室7に流入する。これに同期して、電源10から陽極8に正電圧を、陰極9に負電圧をそれぞれ印加する。
中間室5に流入した塩水中に電離しているナトリウムイオン(陽イオン)は、陰極9に引き寄せられる。ナトリウムイオン(陽イオン)は、陽イオン交換膜を通過して、陰極室7に流入する。陰極室7において、陰極9で水が電気分解される。これにより、水素ガスと水酸化ナトリウム水溶液が生成される。生成された水素ガスと水酸化ナトリウム水溶液は、陰極室流出部7bからアルカリ性水配管20に流出した後、気液分離器22によって、水素ガスと水酸化ナトリウム水溶液とに分離される。分離された水酸化ナトリウム水溶液(即ち、アルカリ性水)は、アルカリ性水配管20を通って供給される。
更に、中間室5に流入した塩水中に電離している塩素イオン(陰イオン)は、陽極8に引き寄せられる。塩素イオン(陰イオン)は、陰イオン交換膜を通過して、陽極室6に流入する。陽極室6において、塩素イオン(陰イオン)が還元される。これにより、次亜塩素酸と塩酸が生成される。生成された次亜塩素酸と塩酸によって、陽極室6内に酸性水が生成される。生成された酸性水は、陽極室流出部6bから流出した後、酸性水配管21を通って供給される。
なお、中間室流入部5aから中間室5内に流入した塩水は、中間室流出部5bから流出した後、排出配管18を通って塩水タンク15に戻される。これにより、塩水タンク15から供給配管16、そして、電解槽2の中間室5を経由した後、排出配管18から再び塩水タンク15に至る一連の電解液(塩水)循環経路が構成されている。
「カートリッジ式電解槽2」
「取付面2s」
電解槽2は、取付面2sを有している。取付面2sは、電解水生成装置1(装置本体1p)に対して、電解槽2を着脱自在に取り付けることが可能に構成されている。取付面2sは、電解槽2(収容部3、蓋部4)のうち、電解水生成装置1(装置本体1p)に対して接触可能な部分に構成されている。
かかる構成において、取付面2sは、電解槽2の外面のうちの1箇所に、集中して構成することが好ましい。取付面2sを1箇所に集中させることで、取付面2sを、電解水生成装置1(装置本体1p)に接触させ易くすることができる。これにより、電解水生成装置1(装置本体1p)に対する電解槽2の取付効率を飛躍的に(大幅に)向上させることができる。
なお、取付面2sを電解槽2の外面に分散させた場合、複数の取付面2sを電解水生成装置1(装置本体1p)に接触させるのには、手間と時間がかかる。更に、取付面2sの加工精度の程度によっては、例えば、いずれかの取付面2sを電解水生成装置1(装置本体1p)に接触させることができない場合も想定される。このため、上記したような取付効率の向上は望めない。
図面では一例として、取付面2sは、電解槽2の頂上(最上端)に構成されている。ここで、電解槽2の上部には、蓋部4が位置付けられている。蓋部4は、円板形状を有している。蓋部4は、互いに対向する一対の円形面(第1円形面4a、第2円形面4b)を有している。
第1円形面4aは、収容部3の側に対向している。第2円形面4bは、反収容部3の側に対向している。第2円形面4bは、電解槽2から外方に対向している。この場合、第2円形面4bは、電解槽2の頂上(最上端)に相当する部分に構成される。これにより、蓋部4の第2円形面4bが、上記した電解槽2の取付面2sとして規定される。
第1円形面4a及び第2円形面4bは、互いに同一の直径を有し、かつ、同心円状に配置されている。第1円形面4a及び第2円形面4bは、円筒形状の収容部3の直径よりも大きく設定されている。これにより、第1円形面4a及び第2円形面4bを有する蓋部4は、その外周縁が周方向に沿って連続して、円筒形状の収容部3からフランジ状に出っ張った輪郭となっている。なお、当該フランジ状に出っ張った部分が、後述する保持機構36(図7〜図8参照)によって保持される。
更に、取付面2sは、平坦状に構成することが好ましい。平坦面同士を接触させることで、取付安定性を向上させることができる。図面では一例として、電解水生成装置1(装置本体1p)のうち、取付面2sが接触する部分(以下、本体面1s)を平坦状に構成している(図7〜図8参照)。かかる構成において、平坦状の本体面1sに対して、平坦状の取付面2sを接触させる。本体面1sと取付面2sとが、互いに隙間なく接触(密着)する。これにより、安定した接触(密着)状態が実現される。この結果、電解水生成装置1(装置本体1p)に対する電解槽2の取付安定性が一定に維持される。
本発明の構成では、蓋部4に取付面2sを設けている。かかる1部品である蓋部4に、複数の流入部5a,6a,7aや流出部5b,6b,7bおよび接続部13,14を一体に成形している。これにより、個々の接続部の相対位置を高精度で決定することができる。この結果、スムーズな着脱と水漏れなどのトラブル回避が可能となっている。
「流入部5a,6a,7a、流出部5b,6b,7b、接続部13,14」
図1〜図8に示すように、電解槽2の取付面2sを電解水生成装置1(装置本体1p)の本体面1sに接触させる。これにより、電解槽2を電解水生成装置1(装置本体1p)に取り付け可能な状態となる。かかる状態において、電解槽2と電解水生成装置1(装置本体1p)との間に、上記した流入部5a,6a,7a、流出部5b,6b,7b、接続部13,14が構成される。
かかる構成において、電源10と、一対の電極(陽極8、陰極9)とは、一対の接続部(陽極接続部13、陰極接続部14)を介して、電気的に接続された状態となる。即ち、電源10は、陽極接続部13を介して、陽極8に電気的に接続される。電源10は、陰極接続部14を介して、陰極9に電気的に接続される。
電解液供給機構11(供給配管16、排出配管18)と、電解槽2の中間室5とは、中間室流入部5a、及び、中間室流出部5bを介して、気密的ないし液密的に連結された状態となる。即ち、供給配管16は、中間室流入部5aを介して、中間室5に連結される。排出配管18は、中間室流出部5bを介して、中間室5に連結される。
給水機構12(給水配管19、アルカリ性水配管20、酸性水配管21)と、電解槽2の陽極室6及び陰極室7とは、流入部(陽極室流入部6a、陰極室流入部7a)、及び、流出部(陽極室流出部6b、陰極室流出部7b)を介して、気密的ないし液密的に連結された状態となる。即ち、給水配管19は、陽極室流入部6aを介して、陽極室6に連結される。給水配管19は、陰極室流入部7aを介して、陰極室7に連結される。アルカリ性水配管20は、陰極室流出部7bを介して、陰極室7に連結される。酸性水配管21は、陽極室流出部6bを介して、陽極室6に連結される。
流入部5a,6a,7a、及び、流出部5b,6b,7bは、それぞれ、第1配管コネクタ23と、第2配管コネクタ24と、を有している。第1配管コネクタ23と、第2配管コネクタ24とは、互いに対向した位置関係となるように設定されている。第1配管コネクタ23と、第2配管コネクタ24とは、互いに着脱自在に連結可能に構成されている。
第1配管コネクタ23は、流入部5a,6a,7a、及び、流出部5b,6b,7bにそれぞれ1つずつ設けられている。第2配管コネクタ24は、流入部5a,6a,7a、及び、流出部5b,6b,7bにそれぞれ1つずつ設けられている。この場合、6個の第1配管コネクタ23は、電解水生成装置1(装置本体1p)に設けられている。6個の第2配管コネクタ24は、電解槽2に設けられている。
接続部13,14は、それぞれ、第1電気的接点25と、第2電気的接点26と、を有している。第1電気的接点25と、第2電気的接点26とは、互いに着脱自在に連結可能に構成されている。第1電気的接点25は、接続部13,14にそれぞれ1つずつ設けられている。第2電気的接点26は、接続部13,14にそれぞれ1つずつ設けられている。この場合、2個の第1電気的接点25は、電解水生成装置1(装置本体1p)に設けられている。2個の第2電気的接点26は、電解槽2に設けられている。
「電解槽2:第2配管コネクタ24、第2電気的接点26」
流入部5a,6a,7a、及び、流出部5b,6b,7bにおいて、6個の第2配管コネクタ24は、電解槽2の取付面2s(蓋部4の第2円形面4b)に設けられている。接続部13,14において、2個の第2電気的接点26は、電解槽2の取付面2s(蓋部4の第2円形面4b)に設けられている。
中間室流入部5a、及び、中間室流出部5bにおいて、第2配管コネクタ24は、蓋部4を貫通し、中間室5に連通している。陽極室流入部6a、及び、陽極室流出部6bにおいて、第2配管コネクタ24は、蓋部4を貫通し、陽極室6に連通している。陰極室流入部7a、及び、陰極室流出部7bにおいて、第2配管コネクタ24は、蓋部4を貫通し、陰極室7に連通している。
陽極接続部13において、第2電気的接点26は、蓋部4(第1円形面4a、第2円形面4b)を貫通して延びている。第2電気的接点26は、陽極8に接続している。陰極接続部14において、第2電気的接点26は、蓋部4(第1円形面4a、第2円形面4b)を貫通して延びている。第2電気的接点26は、陰極9に接続している。
ここで、第2配管コネクタ24と、第2電気的接点26との位置関係において、第2電気的接点26の外側を囲むように、第2配管コネクタ24が配置されている。図面では一例として、取付面2sにおいて、第2配管コネクタ24は、第2電気的接点26の外側を周方向に沿って等間隔に配置されている。
第2配管コネクタ24は、電解槽2の取付面2sから第1配管コネクタ23に向けて突出させて構成されている。第2電気的接点26は、電解槽2の取付面2sから第1電気的接点25に向けて突出させて構成されている。なお、第1配管コネクタ23、及び、第1電気的接点25の詳細については後述する。
取付面2sにおいて、第2電気的接点26と第2配管コネクタ24との間には、環状の防護壁27が設けられている。防護壁27は、取付面2sから第2電気的接点26を越えるように突出させて構成されている。防護壁27は、第2電気的接点26の外側を連続して囲むように構成されている。なお、防護壁27の高さ(取付面2sからの突出長)は、第2電気的接点26の高さ(取付面2sからの突出長)に応じて設定される。このため、防護壁27の高さについて、ここでは数値限定はしない。
ここで、図面では一例として、2個の第2電気的接点26が共に、1つの防護壁27によって囲まれている。この場合、2つの防護壁を構築する。そして、1つの防護壁によって1個の第2電気的接点26を囲むように構成してもよい。更に、図面には一例として、楕円形状の防護壁27が示されているが、第2電気的接点26の配置構成に対応させて、例えば、円形、三角形の防護壁を構成してもよい。
かかる防護壁27によれば、例えば、上記した流入部5a,6a,7a、及び、流出部5b,6b,7bから漏洩した液体によって、第2電気的接点26が劣化(酸化)するのを防ぐことができる。
また、第2配管コネクタ24には、Oリング28が取り付けられている(図4〜図6参照)。Oリング28は、合成樹脂ないしゴムで形成されている。Oリング28は、第2配管コネクタ24の外周面24aに沿って、周方向に連続して構成されている。Oリング28は、第2配管コネクタ24と取付面2s(第2円形面4b)との境界に沿って配置されている。
更に、第2配管コネクタ24の内部には、中空円筒形の第2通路24bが構成されている。第2通路24bは、第2配管コネクタ24を貫通して延びている。第2通路24bには、円弧状の窪み部(即ち、座繰り)24cが複数形成されている。図面では一例として、3つの窪み部24cが示されている。窪み部24cは、第2通路24bの周方向に沿って等間隔に構成されている。
更に、第2電気的接点26のうち、第1電気的接点25と連結させる部分には、複数の稜線部29(図2、図11〜図12参照)が構成されている。図面では一例として、複数の稜線部29は、第2電気的接点26の先端表面に構成されている。これらの稜線部29は、当該先端表面の周方向に沿って放射状に構成されている。各々の稜線部29は、先細り形状を有している。
更に、図11〜図12に示すように、第1電気的接点25、及び、第2電気的接点26のいずれか一方、或いは、双方に対して、シール機構30を設けることが好ましい。図面では一例として、第1電気的接点25に対してシール機構30が設けられている。なお、当該シール機構30の詳細については後述する。
「電解水生成装置1(装置本体1p):第1配管コネクタ23、第1電気的接点25」
図1〜図10に示すように、流入部5a,6a,7a、及び、流出部5b,6b,7bにおいて、6個の第1配管コネクタ23は、電解水生成装置1(装置本体1p)の本体面1sに設けられている。本体面1sは、上記した電解槽2の取付面2sが接触可能に構成されている。
中間室流入部5aの第1配管コネクタ23には、供給配管16が接続されている。中間室流出部5bの第1配管コネクタ23には、排出配管18が接続されている。陽極室流入部6aの第1配管コネクタ23、及び、陰極室流入部7aの第1配管コネクタ23には、給水配管19が接続されている。陽極室流出部6bの第1配管コネクタ23には、酸性水配管21が接続されている。陰極室流出部7bの第1配管コネクタ23には、アルカリ性水配管20が接続されている。
第1配管コネクタ23の内部には、中空円筒形の第1通路23a(図9〜図10参照)が形成されている。第1通路23aは、第1配管コネクタ23を貫通して延びている。第1通路23aは、上記した第2配管コネクタ24を挿入可能に構成されている。第1配管コネクタ23(第1通路23a)には、弁機構が設けられている。弁機構は、弁体31と、弁座32と、付勢バネ33と、を備えている。
弁体31は、第1通路23aに沿って移動可能に構成されている。弁座32は、第1通路23aの一部を周方向に沿って連続的に突出させて構成されている。付勢バネ33は、常に弁体31を弁座32に向けて押圧可能に構成されている。付勢バネ33としては、例えば、圧縮コイルバネを適用することが可能である。
かかる構成において、付勢バネ33によって押圧された弁体31が、弁座32に着座した状態において、弁体31と弁座32とは隙間なく密着する。これにより、第1配管コネクタ23に接続された各種配管16,18,19,20,21に存する液体は、当該弁機構によって堰き止められた状態に維持される。この結果、当該液体が第1配管コネクタ23から外部に漏洩することはない。
ここで、上記した電解槽2の取付面2sを、電解水生成装置1(装置本体1p)の本体面1sに接触させる。第2配管コネクタ24が、第1配管コネクタ23の第1通路23aに挿入される。このとき、第2配管コネクタ24の端面24sによって、弁体31が、付勢バネ33に抗して押圧される。そうすると、弁体31が弁座32から離間する。これにより、上記した窪み部(即ち、座繰り)24cを通って、第1配管コネクタ23と第2配管コネクタ24とが連結される。即ち、第1通路23aと第2通路24bとが連通する。この結果、第1通路23aと第2通路24bとを通って、液体の流通が可能となる(図10参照)。
かかる状態において、上記したOリング28は、第1配管コネクタ23と第2配管コネクタ24との間に隙間なく挟み込まれる。Oリング28は、電解槽2の取付面2sと、電解水生成装置1(装置本体1p)の本体面1sとの間に隙間なく挟み込まれる。これにより、第1配管コネクタ23と第2配管コネクタ24とは、気密状ないし液密状に連結される。このとき、第1通路23aと第2通路24bとは、気密状ないし液密状に連通する。この結果、流入部5a,6a,7a、及び、流出部5b,6b,7bにおいて、流通する液体が外部に漏洩することはない。
図1〜図12に示すように、接続部13,14において、2個の第1電気的接点25は、電解水生成装置1(装置本体1p)の本体面1sに設けられている。接続部13の第1電気的接点25には、電源10のプラス極が接続されている。接続部14の第1電気的接点25には、電源10のマイナス極が接続されている。
第1電気的接点25は、受け部25pを備えている。受け部25pは、本体面1sから第2電気的接点26の先端表面(稜線部29)に向けて突出している。受け部25pは、第2電気的接点26の先端表面(稜線部29)を受け入れ可能に構成されている。
第1電気的接点25には、シール機構30が設けられている。シール機構30は、環状のシール壁34と、弾性保護カバー35と、を備えている。シール壁34は、本体面1sから受け部25pを越えるように突出させて構成されている。シール壁34は、受け部25pの外側を連続して囲むように構成されている。なお、シール壁34の高さ(本体面1sからの突出長)は、受け部25pの高さ(本体面1sからの突出長)に応じて設定される。このため、シール壁34の高さについて、ここでは数値限定はしない。
この場合、2個の第1電気的接点25(受け部25p)を共に、1つのシール壁34によって囲むように構成してもよいし、或いは、2つのシール壁34によって、第1電気的接点25(受け部25p)を1つずつ囲むように構成してもよい。
弾性保護カバー35は、シール壁34を外側から覆うように構成されている。これにより、シール壁34内の受け部25pは、弾性保護カバー35によって、外部から密封された状態に維持される。弾性保護カバー35は、例えば、合成樹脂ないしゴムで形成されている。弾性保護カバー35には、その一部に、例えば、十文字の切込み部35pが設けられている。切込み部35pは、受け部25pと、第2電気的接点26の先端と、の間に構成配置されている。
ここで、上記した電解槽2の取付面2sを、電解水生成装置1(装置本体1p)の本体面1sに接触させる。第2電気的接点26の先端が、弾性保護カバー35の切込み部35pを貫通する。第2電気的接点26の先端表面(稜線部29)が、受け部25pに入り込む。このとき、複数の稜線部29が、受け部25pに食い込む。これにより、受け部25pと、複数の稜線部29との間で、線接触が構成される。
このとき同時に、防護壁27が、弾性保護カバー35の外側に隙間なく嵌合する。これにより、シール壁34の内部(即ち、一対の接続部13,14)が、外部から気密的ないし液密的に密封された状態に維持される。なお、本体面1sから電解槽2を外す際、第2電気的接点26の先端が、弾性保護カバー35の切込み部35pから引き抜かれる。このとき、弾性保護カバー35の弾性により、切込み部35pは初期状態に復元する。即ち、切込み部35pは、再び閉塞された状態となる。この結果、第1電気的接点25(受け部25p)は、再び、外部から気密的ないし液密的に密封された状態に維持される。
「保持機構36」
電解水生成装置1は、保持機構36を有している。保持機構36は、装置本体1pに設けられている。保持機構36は、電解槽2の取付面2sを、電解水生成装置1(装置本体1p)の本体面1sに接触させた際に、当該電解槽2を取り外し可能に保持する。図面には保持機構36の一例として、複数のクリップ36が示されている(図7〜図8参照)。これらのクリップ36は、電解槽2の上部(即ち、フランジ状の蓋部4)を囲むように配置されている。各々のクリップ36は、その基端が本体面1sに固定され、その先端が電解槽2の上部(蓋部4)に向けて折り返されている。クリップ36は、基端を支点として、先端を揺動自在ないし弾性変形自在に構成されている。
ここで、電解槽2の取付面2sを、電解水生成装置1(装置本体1p)の本体面1sに接触させる際、例えば、フランジ状の蓋部4によって、各クリップ36の先端が押し広げられる(図8参照)。そして、蓋部4が、各クリップ36の先端を通過したとき、各クリップ36が、その基端を支点に揺動ないし弾性変形する。これにより、各クリップ36の先端が、蓋部4のうち、フランジ状に出っ張った部分に回り込む。即ち、各クリップ36の先端が、蓋部4の第1円形面4aの側に回り込む(図7参照)。この結果、蓋部4が各クリップ36によって自動的に保持される。かくして、電解槽2を、電解水生成装置1(装置本体1p)に取り付けることができる。
これに対して、各クリップ36の先端を、蓋部4から外すことで、電解槽2を、電解水生成装置1(装置本体1p)から取り外すことができる。
「識別子37」
電解槽2には、識別子37が設けられている。識別子37は、例えば、電解槽2の種類を識別可能に構成されている。識別子37としては、例えば、非接触型のメモリカード、接触型のメモリカード、バーコードなど、既存ないし既知の識別子を適用することが可能である。図13には、識別子37の一例として、非接触型のメモリカード37が示されている。
メモリカード(識別子)37は、蓋部4に埋め込まれている。メモリカード(識別子)37には、電解槽2の種類を特定可能な各種の情報が記憶されている。ここで、各種の情報としては、例えば、電解槽2の型番、シリアル番号、製造年月日、電解条件など、を想定することができる。なお、各種の情報は、例えば、電解水生成装置1ないし電解槽2の使用目的や使用環境などに応じて設定される。このため、各種の情報について、ここでは特に限定しない。
電解水生成装置1(装置本体1p)には、情報読出回路38、情報通信回路39が設けられている。情報読出回路38は、メモリカード(識別子)37に記憶された各種情報を読出可能に構成されている。情報通信回路39は、読み出した各種情報を通信可能に構成されている。かかる構成によれば、電解水生成装置1(装置本体1p)に取り付けられた電解槽2が、例えば、不適切なものであった場合、情報読出回路38の読出し結果に基づいて、情報通信回路39からアラーム信号を発信することができる。これにより、電解槽2の交換ミスを未然に防ぐことができる。
なお、図面では、情報読出回路38、及び、情報通信回路39を、シール機構30で密封された環境に配置しているが、メモリカード(識別子)37から各種情報を読み出し、通信することが可能であれば、これに限定されることはない。
「作用、効果」
電解槽2を電解水生成装置1(装置本体1p)に取り付けた状態において、電源系統の一対の接続部13,14は、外部から気密的ないし液密的に密封された状態に維持される。これにより、電解水生成装置で生成される次亜塩素酸水のように腐食性の強い環境においても、当該接続部13,14の早期劣化(例えば、酸化)を防止することができる。
第2電気的接点26のうち、第1電気的接点25と連結させる部分に、複数の稜線部29を構成する。電解槽2の取付面2sを、電解水生成装置1(装置本体1p)の本体面1sに接触させる。第2電気的接点26の先端表面(稜線部29)が、第1電気的接点25の受け部25pに入り込む。
このとき、複数の稜線部29が、受け部25pに食い込む。これにより、受け部25pと、複数の稜線部29とが線状に接触する。両者25p,29が互いに線接触することで、当該両者間の軽度な酸化被膜や塩化物被膜が突き破られ、その結果、安定した低抵抗での電気的接続が実現されて維持される。換言すると、稜線部29が受け部25pの表面(内面)を傷付けながら接触する。これにより、表面(内面)に腐食生成物が析出していても確実に低抵抗で電気的接続が可能となる。
電解槽2の取付面2sと、電解水生成装置1(装置本体1p)の本体面1sとの間に、全ての配管16,18,19,20,21に接続された配管コネクタ23,24、並びに、電源10と電極(陽極8、陰極9)との電気的接点25,26を、全て集約させて対向配置させる。これにより、電解槽2の取付面2sを電解水生成装置1(装置本体1p)の本体面1sに接触させるだけで、電解槽2を、電解水生成装置1(装置本体1p)に取り付けることができる。同時に、第1配管コネクタ23と第2配管コネクタ24とを連結させることができる。これと共に、第1電気的接点25と第2電気的接点26とを連結させることができる。
電解槽2に、識別子37を設ける。識別子37に記憶された各種の情報により、電解槽2の交換ミスを未然に防ぐことができる。
電解槽2において、収容部3の開口を蓋部4で閉塞させる。電解槽2の内部は、外部から気密的ないし液密的に密封された状態に維持される。これにより、例えば、電解槽2の交換時に、収容部3(電解槽2)の内部に残存した液体が外部に漏洩するといった事態を防ぐことができる。
電解槽2において、フランジ状の蓋部4を、保持機構36によって保持される部分として利用する。電解槽2は、保持機構36によってダイレクトに保持される。これにより、電解水生成装置1(装置本体1p)に対する電解槽2の位置合わせが容易になり、その結果、電解槽2を着脱自在かつ堅牢に取り付けることができる。
電解槽2において、取付面2sを1箇所に集中させることで、取付面2sを、電解水生成装置1(装置本体1p)に接触させ易くすることができる。これにより、電解水生成装置1(装置本体1p)に対する電解槽2の取付効率を飛躍的に(大幅に)向上させることができる。
電解槽2の取付面2sを平坦状に構成する。電解水生成装置1(装置本体1p)の本体面1sを平坦状に構成する。本体面1sと取付面2sとを、互いに隙間なく接触(密着)させることができる。これにより、安定した接触(密着)状態が実現される。この結果、電解水生成装置1(装置本体1p)に対する電解槽2の取付安定性を一定に維持することができる。
電解槽2の取付面2sにおいて、第2電気的接点26の外側を連続して囲むように、環状の防護壁27を設ける。漏洩した液体によって、第2電気的接点26が劣化(酸化)するのを防ぐことができる。
全ての配管16,18,19,20,21に接続された配管コネクタ23に、弁機構を設ける。電解槽2が電解水生成装置1(装置本体1p)に取り付けられる前であって、かつ、配管コネクタ23,24同士が連結される前において、弁機構は、配管を通って供給される液体が、第1配管コネクタ23から流出するのを防止することができる。これにより、電解槽2の交換時、電解水生成装置1(装置本体1p)の水抜き作業が不要となる。この結果、一般ユーザでも電解槽2の交換を容易に、かつ、間違い無く行えるようにすることができる。なお、本実施例においては配管コネクタ23に弁機構を設けた例につき説明を行ったが、電解槽2が電解水生成装置1(装置本体1p)に取り付けられる前の状態において配管を閉塞することが可能であれば、例えば配管コネクタ23の近傍に電磁バルブを装着し、電解槽2が取り付けられていない場合は、電磁バルブを閉塞することも適用可能である。
第1電気的接点25、及び、第2電気的接点26のいずれか一方、或いは、双方に、シール機構30を設ける。電解槽2が電解水生成装置1(装置本体1p)に取り付けられる前であって、かつ、配管コネクタ23,24同士が連結される前において、各電気的接点25,26を、気密的ないし液密的かつ電気的にシールされた状態に維持することができる。これにより、電気的な接続不良を招く腐食を防止することができる。
電解水生成装置1(装置本体1p)に保持機構(クリップ)36を設ける。電解槽2の取付面2sを、電解水生成装置1(装置本体1p)の本体面1sに接触させる際、各クリップ36の先端が、蓋部4のうち、フランジ状に出っ張った部分に回り込む。この結果、蓋部4を介して電解槽2が、各クリップ36によって自動的に保持される。かくして、電解槽2を、電解水生成装置1(装置本体1p)に着脱自在に取り付けることができる。
1…電解水生成装置、2…電解槽、2s…取付面、3…収容部、4…蓋部、
5a…中間室流入部、5b…中間室流出部、6a…陽極室流入部、6b…陽極室流出部、
7a…陰極室流入部、7b…陰極室流出部、23…第1配管コネクタ、
24…第2配管コネクタ、25…第1電気的接点、26…第2電気的接点。

Claims (8)

  1. 給排水系統、電源系統を有する装置本体と、
    前記装置本体に対して着脱自在に取り付け可能で、かつ、電解水を生成するために用いる電解槽と、を有し、
    前記電解槽を前記装置本体に着脱自在に取り付けた際に、
    前記装置本体と前記電解槽とは、前記電源系統の接続部を介して、電気的に接続された状態となると共に、
    前記装置本体と前記電解槽とは、前記給排水系統の接続部を介して、配管的に接続された状態となり、
    この状態において、前記電源系統の前記接続部は、外部から密封された状態に維持される電解水生成装置。
  2. 前記電源系統の前記接続部は、第1電気的接点と、第2電気的接点と、を有し、
    前記第1電気的接点は、前記装置本体に設けられ、
    前記第2電気的接点は、前記電解槽に設けられていると共に、
    前記第1電気的接点、及び、前記第2電気的接点の少なくともいずれか一方には、シール機構が設けられ、
    前記電解槽が前記電解水生成装置に取り付けられる前であって、かつ、前記第1電気的接点と前記第2電気的接点とが連結される前において、
    前記シール機構によって、前記第1電気的接点、及び、前記第2電気的接点の少なくともいずれか一方が、気密的ないし液密的にシールされた状態に維持される請求項1に記載の電解水生成装置。
  3. 前記第1電気的接点と、前記第2電気的接点とが連結された状態において、前記第2電気的接点は、前記第1電気的接点に対して線状に接触する請求項2に記載の電解水生成装置。
  4. 前記電解槽は、前記電解水生成装置に対して着脱自在に取り付け可能な取付面を有し、
    前記電解水生成装置は、前記取付面が接触する本体面を有し、
    前記電源系統の接続部、及び、前記給排水系統の接続部は、前記取付面と前記本体面との間に集約させて対向配置されている請求項1に記載の電解水生成装置。
  5. 前記電解槽は、
    一端が閉塞され、かつ、他端が開口された中空円筒形状の収容部と、
    前記収容部の開口を密封可能な蓋部と、
    前記収容部の内部に収容される電極と、を備え、
    前記取付面は、前記蓋部に構成されている請求項4に記載の電解水生成装置。
  6. 前記電解槽には、当該電解槽の種類を識別可能な識別子が設けられている請求項1に記載の電解水生成装置。
  7. 前記識別子は、各種の情報を記憶可能なメモリカードである請求項6に記載の電解水生成装置。
  8. 給排水系統、電源系統を有する装置本体と、
    前記装置本体に対して着脱自在に取り付け可能で、かつ、電解水を生成するために用いる電解槽と、を有し、
    前記電解槽を前記装置本体に着脱自在に取り付けた際に、
    前記装置本体と前記電解槽とは、前記電源系統の接続部を介して、電気的に接続された状態となると共に、
    前記装置本体と前記電解槽とは、前記給排水系統の接続部を介して、配管的に接続された状態となり、
    この状態において、前記電源系統の前記接続部は、外部から密封された状態に維持されると共に、
    前記電源系統の接続部は、第1電気的接点と、第2電気的接点と、を有し、
    前記接続部において、前記第1電気的接点と、前記第2電気的接点とが連結された状態において、前記第2電気的接点は、前記第1電気的接点に対して線状に接触する電解水生成装置。
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