JP2017055990A - 回転ブラシ清掃装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 清掃用の回転ブラシのブラシ毛の毛先がメダル等の小物の表面との繰り返し接触することで、先端が摩耗して毛先のエッジが失われて丸味を帯びて剥離力が低下すること及び毛先に汚れ・ゴミが固着することによる剥離力の低下を防止し、回転ブラシの剥離力・清掃力を高く且つ長時間維持できるようにする。
【解決手段】 メダルmの搬送路1の途中に上下対向した回転ブラシ2,3を設け、搬送されるメダルmを対向する前記回転ブラシ2,3のブラシ毛2,3の毛先で清掃するとともに、同ブラシ毛に間欠的にブラシ研磨板8を接触させて、同ブラシ毛を研磨して毛先にエッジ231,331を回復させ且つこれに付着したゴミ・汚れをも剥離し、更にゴミ・汚れ・ブラシ破片等の剥離物を空気負圧で空気とともに吸引して回収する剥離物回収装置7を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、メダル・コイン又は厚みの薄い小型の金属プレート等の小物の表面及び裏面の汚れ・付着しているゴミ・微粒子等を回転ブラシのブラシ毛で剥離して除去する回転ブラシの清掃装置に関する。
上下対向した回転ブラシのブラシ毛の間にメダルを通過させて回転しているブラシ毛でメダルの表面・裏面の汚れ・ゴミ・付着物を剥離して除去してメダルを清掃する回転ブラシ清掃装置が、特許文献1,2で公知となっている。
この回転ブラシのブラシ毛の先端がメダルとの繰り返し接触によってブラシ毛の毛先端が摩耗によって図9の(b)の如く丸味を帯びると、メダルの表面の微小な凹凸に付着したゴミ・汚れ・粒状物の剥離力が低下し、装置としての清掃力が弱くなるという問題点があった。又、ブラシ毛の毛先のエッジに汚れ・ゴミが固着して離れなくなってもブラシ毛による剥離力が低下していた。
特開2011−019589号公報 特開2011−067257号公報
本発明が解決しようとする課題は、清掃用の回転ブラシのブラシ毛の毛先がメダル等の小物の表面との繰り返し接触による摩耗によって丸味を帯びて剥離力が低下すること及びブラシ毛の毛先のエッジに汚れ・ゴミが固着することにより剥離力の低下することを防止し、長時間使用しても回転ブラシによる清掃力の低下がない回転ブラシ清掃装置及びこれを使用した小物清掃装置を提供することにある。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) メダル・コイン又は厚みが薄い偏平な物品である小物を搬送する搬送路の途中に、一対の回転ブラシを対向して1組又は複数組配置し、対向した一対の回転ブラシのブラシ毛間に前記小物が通過するようにして、回転ブラシのブラシ毛が通過する小物の表面及び裏面に接触してブラシ毛の毛先で小物の表面に付着したゴミ・汚れ及びその他の付着物を剥離して小物を清掃する回転ブラシ清掃装置に於いて、回転ブラシにより小物表面から剥離された剥離物を空気とともに吸引して捕捉して除去する空気吸引式剥離物回収装置を設けるとともに、回転ブラシのブラシ毛の先端を定期的又は非定期的にブラシ研磨体に接触させてブラシ毛の先端を研磨してエッジを回復させるブラシ研磨装置を設け、ブラシ毛の先端をブラシ研磨体によって研磨することでブラシ先端のエッジを回復して付着物の剥離力を高く且つ長く維持できる、回転ブラシ清掃装置
2) 対向した一対の回転ブラシが小物の搬送路に複数組搬送方向に沿って配置され、ブラシ研磨装置は複数の対向する同じ側にある回転ブラシに対してそれぞれに設けた共通のブラシ研磨体が同時に同じ側の複数の回転ブラシに対し接触できるように接離方向に動く構造として、共通のブラシ研磨体で同じ側の複数の回転ブラシのブラシ毛を同時に研磨できるようにした、前記1)記載の回転ブラシ清掃装置
3) ブラシ毛研磨装置が、ブラシ研磨体を回転ブラシに対し離反又は近接させるように付勢するスプリングと、ブラシ研磨体を回転ブラシに対しスプリングの付勢方向と逆方向に動かす電磁ソレノイドとを備え、電磁ソレノイドの通電のON・OFF制御でブラシ研磨体を回転ブラシと接離できるようにした、前記1)又は2)記載の回転ブラシ清掃装置
4) 前記回転ブラシが、ブラシ毛を植生する回転ローラの外周面にブラシ毛を所定巾をもって植生し且つその巾がローラ軸方向に螺旋状となるように形成されたものである、前記1)〜3)いずれか記載の回転ブラシ清掃装置
5) 前記1)〜4)の回転ブラシ清掃装置において、小物の搬送路となる途中位置の装置ケーシングに立体形状の空所を設け、同空所の立体形状と略同じ外形状の箱体を別体で設けるとともに、同箱体が装置ケーシングの前記空所に外から脱着可能に嵌合係止できるように箱体受部材を装置ケーシング側に設け、同箱体は装置ケーシング内の搬送路に絡がる小物の導入口と小物の送出口とを箱体側面に有し、同導入口と同送出口を結ぶ小物の箱体内搬送路が箱体内に形成され、しかも同箱体内搬送路に沿って1組又は複数組の上下対の回転ブラシを箱体壁に軸支するとともに、各回転ブラシの外側で箱体内に回転ブラシ用ブラシ毛研磨装置を上下それぞれ配置し、上下対となる回転ブラシの各回転軸の箱体壁面から突出した位置に平ギアを軸着し且つ上下対となる回転ブラシの回転軸の前記平ギアとは互に噛合して反対方向に回転させる構造とした箱体装置を別体に備え、又装置ケーシングの空所に嵌合係止した状態の箱体装置の前記回転軸に軸着した平ギアと噛合する駆動平ギアを装置ケーシング側に固設し、同駆動平ギアを装置ケーシングに固定のモータで駆動できるようにし、又箱体装置内のブラシ研磨装置に用いる電源コードのコネクタを装置ケーシング側の供給電源コードのコネクタと接続可能とした、前記1)〜4)記載の回転ブラシ清掃装置
6) 回転ブラシの各回転軸に軸着した平ギアの中央側寄りとなる回転軸位置にベアリングを装着し、箱体の対向する左右側壁それぞれに各回転ブラシの前記ベアリング部分を上から挿入して搬送方向及び左右方向に拘束できる縦溝を1本又は複数本設けるとともに、箱体の左右壁の縦溝に2個の回転ブラシを挿入して下方の回転ブラシのベアリングは縦溝の溝底で受け、上方の回転ブラシのベアリングは下方のベアリングの上に載せ、上下対向の回転ブラシの毛先部分に箱体搬送路が位置するように溝底の高さを調整し、箱体の内部の下部に下側となる回転ブラシを研磨する前記ブラシ研磨装置を取付け、箱体の天井面となる蓋体を箱体に取り外し自在に設け、同蓋体は前記縦溝に挿入された上下2個のベアリングを上方から押えるベアリング押え片を有し、しかも挿入される上側の回転ブラシのブラシ毛を研磨する上方の前記ブラシ研磨装置を蓋体側に取付けた、前記5)記載の回転ブラシ清掃装置
7) 前記1)〜6)いずれか記載の回転ブラシ清掃装置の小物の前記搬送路の上流側に、回転盤上面の外周領域にブラシ毛を上方向に植毛し、その上方に固定したブラシ毛を下方向に植毛し、回転盤の上面の中央領域上方に使用済み小物の投入口を設け、回転盤の上面の中央領域を前記投入口から投入される小物の受面とし、同受面に落下した小物を回転盤の中央領域で受けて前記回転盤の下側ブラシ毛と固定の上側ブラシ毛との間の方向に前記回転盤の回転の遠心力でもって移動させて小物を上下のブラシ毛間を通過させて1次的に清掃して搬送路へ送り出す回転盤式1次小物清掃装置を配置し、同回転盤式1次小物清掃装置で小物を1次的に清掃したものを前記回転ブラシ清掃装置の搬送路へ送り込んで前記回転ブラシと空気吸引式剥離物回収装置とブラシ研磨装置を用いて2次清掃する、前記1)〜6)いずれか記載の小物清掃装置
8) 小物が遊技店の遊技機で使用されるメダルである、前記1)〜6)いずれか記載の回転ブラシ清掃装置
9) 小物が遊技店の遊技機で使用されるメダルである、前記7)記載の小物清掃装置
にある。
本発明によれば、ブラシ研磨装置を作動させることで、対向して回転している回転ブラシに定期的又は不定期的にブラシ研磨体を接触させてブラシ毛先端をブラシ研磨体の表面の研磨層に当ててブラシ毛先端を研磨し、ブラシの毛先のエッジ部に付着したゴミ・汚れ等の付着物を引き剥して排除するとともに、丸味を帯びた図9の(b)のブラシ毛の毛先を図9の(c)の如くエッジを作るようにブラシの毛先を研ぎ、ブラシの毛先のエッジを回復して、この回復されるエッジによって小物の表面裏面の凹凸の隅にある汚れ・ゴミ等をよく掻き出して、剥離力の低下を防止し、剥離力を長く維持することで回転ブラシの清掃力を高く長時間維持できるようにする。
更に、回転ブラシとブラシ研磨装置の構成を箱体に装置して別体の箱体装置とし、この箱体装置を回転ブラシ清掃装置の本体側となる装置ケーシングの搬送路の途中の空所に脱着自在に取付けて動力・電源を本体側から伝達できる構造とすれば、回転ブラシ及びブラシ研磨装置の清掃・交換・点検・検査・補修を箱体装置を空所から取り外して行えるので、これらの清掃等の作業が迅速且つ容易に行える。
又、箱体の縦溝に回転ブラシを挿入して蓋体で軸支できる構造とするものでは、箱体装置を空所から取り外して蓋体を外せば回転ブラシ・ブラシ研磨装置が露出できて、これらの部品の清掃・交換・補修・点検が更に迅速且つ容易にできる。
図1は、本発明の実施例1の構造を示す説明図である。 図2は、実施例1の回転盤式1次清掃装置を示す分解斜視図である。 図3は、実施例1の回転ブラシの駆動機構を示す説明図である。 図4は、実施例1のブラシ研磨装置を示す分解斜視図である。 図5は、実施例1のブラシ研磨装置と回転ブラシの配置を示す説明図である。 図6は、実施例1の回転ブラシを示す側面図である。 図7は、実施例1の回転ブラシを示す正面図である。 図8は、実施例1の回転ブラシのブラシ毛の研磨状態を示す説明図である。 図9(a),(b),(c)は、実施例1のブラシ毛の先端状態を示す説明図である。 図10は、実施例1のメダル清掃状態を示す説明図である。 図11は、回転ブラシ一組の実施例2を示す説明図である。 図12は、実施例3の要部構造を示す説明図である。 図13は、実施例3の箱体装置を装置ケーシングの空所から取り外した状態を示す説明図である。 図14は、実施例3の箱体装置の縦断面図である。 図15は、実施例3の箱体装置と装置ケーシング側との動力及び電源の接続を示す説明図である。 図16は、実施例3における回転ブラシの箱体への取付けと蓋体の構造を示す分解説明図である。 図17は、実施例3の組立て状態の箱体装置の外観を示す斜視図である。 図18は、実施例3の装置ケーシング側の空所と動力伝達構造を示す一部切欠説明図である。 図19は、実施例3の回転ブラシの動力伝達機構を示す説明図である。
本発明のブラシ研磨体の表面に形成する研磨層を形成する研磨材としては、サンドペーパー・ヤスリ・セラミック研磨布・砥石等に使用されている研磨材が使用できる。研磨材の付着の他に、研磨材を固定するベース材に微細な凹凸を設けることも効果的となる。ブラシ研磨体は、平板・円筒面の接触面に研磨層を形成するのが多い。
ブラシ研磨装置が、ブラシ研磨体を回転ブラシのブラシ毛の先端と接触させるタイミングは、定期的又は不定期的に行うことができる。実施例では、回転ブラシの15秒回転後5秒間ブラシ研磨体に接触させる。これは、タイマーを使用した電子回路でも、又はコンピュータソフトでもって制御することができる。
又、ブラシ研磨体を回転ブラシと接離する運動は、スプリング力・ソレノイド等の電磁吸着力を利用する運動、又は回転カム板で定期的に行うこともできる。その動作機構は種々あるが、実施例の如くスプリングと電磁ソレノイドを使用するのが制御・構造とも簡単で好ましい。
又、回転ブラシのブラシ毛の長さは図8に示すようにブラシ毛がしなって小物表面に毛先が当るようにするブラシ毛の長さが好ましい。この長さでは、ブラシ毛の先端が小物の表面の凹凸の隅に刺し込むようにして付着物を掻き出して剥離し、又ブラシ毛の曲がりによる弾性力が撥き飛ばす力を生む。
又、対向する一対の回転ブラシとしては、メダル搬送路が水平方向で上下方向に対向する回転ブラシ配置が代表例であるが、メダル搬送路が垂直・傾斜したものでもよい。水平方向に左右対向する回転ブラシでもよいし、対向方向が傾斜していてもよい。
又、剥離物回収装置は、吸引式の電気掃除機(ゴミはフィルター袋内に収容するタイプ及びサイクロンで捕捉して小室に溜めるタイプ)の構造が採用できる。空気吸引口は対向の回転ブラシ間の空気及びその周囲の空気とともに飛散・浮遊するゴミ・粒子・破片・ブラシの削りカス等の剥離物を吸引して、フィルター袋内又はサイクロンの小室に収容し、多く収容されればフィルター袋・小室から排出するようにするのがよい。
(実施例1)
以下、本発明の実施例の小物清掃装置Gは、1次清掃として回転盤式1次小物清掃装置10を有し、2次清掃として回転ブラシ清掃装置Gを設けた例である。以下、この実施例を図面に基づいて説明する。図1〜10に示す実施例1の回転ブラシ清掃装置Gは上下対向の回転ブラシ2,3を3組メダルの搬送路1に沿って配置し、フィルター袋7を使用した吸引式剥離物回収装置7を設け、又ブラシ研磨装置8のブラシ研磨板8は回転ブラシ2,3の上下に配置し、圧縮スプリング8による回転ブラシ方向の近接方向に動かす付勢力と、ONで離反方向にブラシ研磨板8を動かす電磁ソレノイド8のON・OFF通電制御で、回転ブラシ2,3を15秒回転毎に5秒間だけブラシ研磨板8に回転ブラシ2,3と接触させて、ブラシ毛2,3の毛先を研磨する。併せて、同ブラシ毛に付着したゴミ・汚れ・破片を同ブラシ毛から分離し、空気中に剥離物として飛散させる。この飛散した剥離物は空気吸引式を使用した剥離物回収装置7の空気吸引口7から吸引捕捉し、空気路7を経て回収装置7の内部のフィルター袋7に収納させる。そして、メダルmの第1次清掃装置として、公知の水平な回転盤上面の外周領域に植生したブラシ毛の植毛帯と、固定のその上方のブラシ毛帯との間を、メダルが回転盤の回転力による遠心力で通過する際上下のブラシ毛間でメダルを清掃・研磨する回転盤式1次小物清掃装置10を設け、その1次清掃したメダルmを本発明の回転ブラシ清掃装置Gの上下対向の回転ブラシ2,3間のメダルの搬送路1に沿って送り出す例である。
図11に示す実施例2の小物清掃装置Gは、上下回転ブラシが1組のみの簡式な例である。他は実施例1の構造・作用効果と同様である。
(実施例1の符号の説明)
は実施例1中の回転ブラシ清掃装置、Gは実施例1の小物清掃装置、1はメダルの搬送路、2,3は上下対向した回転ブラシ、2,3は回転ブラシ2,3の植毛される円筒ロール、2,3は回転ブラシ2,3の回転軸、2,3は円筒ロール2,3の外周面に一定の巾で且つその巾が螺旋状となるように多数本植毛されたブラシ毛、2,3は回転軸2,3の軸着された平ギアで、互に噛合して回転軸2,3を反対方向に回転させる。3は回転軸3に軸着されたベルト車、4はモータ5の動力をベルト車3へ伝達する伝動ベルト、5は回転ブラシ2,3を回動させるモータ、6は搬送路1の排出シュート部である。又、231,331はブラシ毛2,3のエッジ、232,332は同エッジに付着したゴミ・汚れ、233,333は同エッジの丸味である。
又、7は剥離物回収装置であり、7は下流側の3組目の回転ブラシ3の位置に設けた空気吸引口、7は同空気吸引口に吸引した剥離物収容用フィルター袋7,ファン7を有する掃除機の構造と同じであるので省略した回収装置本体部、7は排気口、7は空気吸引口7と回収装置本体部7とを連通する空気路、7は空気路7の空気圧を負圧にするファン、7は剥離物回収の一般的なフィルター袋で、詳細図面は省略している。
8はブラシ研磨装置であり、8は板状のブラシ研磨体であるブラシ研磨板、812は同ブラシ研磨板の表面に形成された研磨層、8はブラシ研磨板8を固定フレーム8に対し上下動自在に取付けるブラシ研磨板8に取付けた上下案内ピン、8は固定フレーム、8は欠番、8はブラシ研磨板8を回転ブラシ2,3の方向へ付勢する圧縮スプリング、8は固定フレーム8の中央部に設けた電磁ソレノイド、8はブラシ研磨板の中央に取付けた磁性板(鉄片)、電磁ソレノイド8は15秒通電されて作動して磁性板8を吸着し、ブラシ研磨板8を回転ブラシ2,3から遠くに離す。その後5秒非通電して電磁吸着力をなくして、ブラシ研磨板8を圧縮スプリング8の付勢力で回転ブラシ2,3に接触させ、ブラシ毛を5秒間接触させるようにしている。その電気制御部は図示していない。
図中、10は第1段目の回転盤式1次小物清掃装置、11はその回転盤、11は回転盤11の中央領域のメダル受面、11は回転盤11の回転軸、12は回転盤11の上面の外周領域に上方に向けて植毛された環状の下側のブラシ毛、13は装置ケーシング、13はメダルmの投入口、13は回転盤11の上面の外周領域の上側のブラシ毛を下方向に向けて植生する固定フレーム、13は回転盤11を収める環状ケーシング部、14は同固定フレームの下面に下向きに植生された上側ブラシ毛、15は回転盤11の回転軸11を回転させるモータ、15は伝動ベルト、16は装置ケーシング13の環状ケーシング部13の一部を開口して搬送路1にメダルmを送り込むメダル送出口である。
(実施例1の動作)
実施例1では、使用されたメダルmは回転盤式1次小物清掃装置10の投入口13からランダムに投入する。投入されたメダルmは回転盤11の中央領域のメダル受面11で受けられる。回転盤11はモータ15で高速回転していて回転盤11のメダル受面11及びその外周領域に置かれたメダルmは回転による遠心力が作用し、メダルmは半径方向に(螺旋的軌跡でもって)加速されて、回転盤11の下側ブラシ毛12と固定フレーム13の上側ブラシ毛14との間を通過して又環状ケーシング部13の内面に拘束されて、ブラシ毛12,14によってブラッシングを受けて一次的に清掃され、適当なタイミングでメダル送出口16からメダルを搬送路1へ送り出される。
この回転盤式1次小物清掃装置10によってメダルmは1次的にかなり清掃される。
回転ブラシ2,3の回動は図3に示している。モータ5の出力軸に取付けたベルト車2と回転ブラシ2,3の回転軸3に取付けたベルト車3とを伝動ベルト4で伝動し、上下の回転ブラシ2,3はその円筒ロール2,3の回転軸2,3に軸着した平ギア2,3の噛合で、上下一対の回転ブラシ2,3は互に反対方向に回転させている。
搬送路1に送り込まれたメダルmは上下対向の回転ブラシ2,3のブラシ毛2,3間の搬送路1を通過する過程で、上下のブラシ毛2,3によってメダルmの表面・裏面の凹凸の隅までブラシ毛の先端が刺し込まれてこの隅にある1次清掃で除去されないで残っているゴミ・汚れ・粒子をブラシ毛2,3の毛先で掻き出してこれら付着物をメダルmから剥離し、又そのブラシ毛2,3の変形による弾性力で剥離物を外周へ飛散・放出させる。この状態を図8に示している。
この上下の回転ブラシ2,3は搬送路1に沿って3組設けることで充分に回転ブラシ2,3による2次清掃を行う。
回転ブラシ2,3のブラシ毛2,3は、使用開始時は図9(a)の如くブラシ毛2,3の毛先はブラシ毛を直角に切断面を有し、エッジ231,331を有しているが、使用していると図9(b)の如くエッジ231,331にゴミ・汚れ232(332)が付着したり、又丸味233,333を帯びてきてブラシ毛2,3の剥離力が低下する。
本実施例1では、電気制御部(図示せず)は15秒間電磁ソレノイド8に通電し、電磁ソレノイド8の吸磁力を発生させて、ブラシ研磨板8に固着した磁性板(鉄片)を圧縮スプリング8の付勢力に抗して固定フレーム8側に引き寄せてブラシ研磨板8を回転ブラシ2,3のブラシ毛2,3の毛先と接触しないように遠ざける。15秒間遠ざけた後、電気制御部は電磁ソレノイド8への通電を停止して約5秒間程非通電とする。これによって、電磁吸着力が失われてブラシ研磨板8は圧縮スプリング8の付勢力でブラシ研磨板8の研磨層812が回転しているブラシ毛2,3の毛先に5秒間程接触し、ブラシ毛2,3のエッジ231,331に付着したゴミ・汚れ232,32を剥離除去する。又、ブラシ毛2,3の丸味を帯びたエッジ231,331を研磨してエッジ231,331を回復して図9(c)の如くエッジを有する状態にする。
これによって、ブラシ毛2,3の毛先の付着物の除去とエッジの回復によってブラシ毛の剥離力を高く維持できる。
3組の回転ブラシ2,3でメダルmの表面に付着したゴミ・汚れ・粒子は、ブラシ毛の毛先とブラシ毛のしなりによって付着物を剥離して空気中に飛散されるが、この回転ブラシ2,3の下方位置に剥離物回収装置7の空気吸引口7があり、ファン7によって負圧にされているので、回転ブラシ2,3によって空気中に浮遊・飛散している剥離物、又はブラシ毛等に軽く再付着した剥離物は空気吸引口7の負圧によって吸引され、回収装置本体7の内部にあるフィルター袋7によって収容され、空気のみ排気口7から大気へ戻される。フィルター袋7の収集された剥離物が満杯となればフィルター袋7は外されて捨てられ、新しい空のフィルター袋7と交換される。
(実施例2)
図12に示す実施例2の小物清掃装置Gは、搬送路1に1組の回転ブラシ2,3を設けた例で、実施例1の小物清掃装置Gが3組の回転ブラシ2,3を連列させる例に比べ簡易な構造とした例である。この実施例2の回転ブラシ清掃装置Gは回転ブラシ1組で清掃するので、清掃能力は実施例1の回転ブラシ3組のものと比べ劣るが、汚れ・ゴミ等の付着力が少ない小物・凹凸が少ない小物に使用できる。
実施例1同様に、回転ブラシの劣化を防いで長時間清掃力を失わずに行える。他の構造・作用効果は実施例1と同様であり、図中の符号も実施例1のものと共通としている。
(実施例3)
図12〜19に示す実施例Gは、前記実施例Gにおいて上下対の回転ブラシ2,3及び上下にあるブラシ研磨装置8を一つの箱体内に装置した別体の箱体装置19とし、この箱体装置19をブラシ清掃装置のケーシングの小物の搬送路途中の空所17に脱着自在に嵌合することで前記実施例と同じ構造にでき、又嵌合によって回転ブラシ2,3の動力もケーシング側に固定的に設けたモータ動力が回転ブラシ側に伝動できるようにし、又ブラシ研磨装置8も電源がコネクタ接続することで作動できるようにした例である。又、実施例1同様に空気吸引式の剥離物回収装置7及び回転盤式1次小物清掃装置10を設けた例である。
この実施例3では、箱体装置19をブラシ清掃装置のケーシングの空所17から脱着自在であり、しかも各回転ブラシ2,3も箱体18から簡単に取り出すことで回転ブラシ2,3の交換・清掃・補修も容易に行える。又、ブラシ研磨装置も箱体18と蓋体18との取り外しで容易に露出して点検・補修・交換が容易となる。又、実施例1と同じ回転盤式1次小物清掃装置10も上流側に設けている。この構造・動作は実施例1と同様であるので省略している。又、空気吸引式の剥離物回収装置7の構造・動作も実施例1と同様であるので省略している。
(符号の説明)
図12〜19中、符号17は装置ケーシング13に設けた空所、18は箱体、18は箱体18の搬送路上流側となる前壁に設けた導入口、18は箱体18の後壁に設けた送出口、18は導入口18と送出口18を結ぶ箱体内搬送路、18は箱体の左右側壁に設けた縦溝、18は欠番、18は回転ブラシ2,3の回転軸2,3に軸着したベアリング、18は箱体18の天井面を閉鎖する蓋体、1828は同蓋体の外周下方に取付けたベアリング押え片、19は箱体18に上下のブラシ研磨装置8,回転ブラシ2,3,平ギア2,3,ベアリング18等を装置したカセット式の箱体装置、20は装置ケーシング13側に立設された平ギアスタンド21に取付けられた駆動平ギアであって、箱体装置19を空所17に嵌合した状態で、回転軸2,3に軸着した下方側の平ギア3と噛合するようになる位置に同平ギアは設けられている。18はブラシ研磨装置8の電源線のコネクタ、25はブラシ研磨装置8への装置ケーシング13に設けた供給電源コードの接続コネクタである。他の構成で実施例1のものと同じものに対しては、実施例1と共通の符号を使用している。
箱体18の左右側壁の構造は、図16に示すように鋼製の2枚の側面板1820をベアリング18の厚みより少し長い寸法の間隔で配置し、その間に縦長のスペーサ1821を4個所配置する。スペーサ1821間の間隔は、ベアリング18の直径よりやや長い寸法とする。これらスペーサ1821を2枚の側面板1820に複数のネジ(図示せず)でもって固着して、スペーサ1821間に回転ブラシ2,3のベアリング18を落し込める縦溝18を形成している。そして、同縦溝18に面する各側面板1820には回転ブラシ2,3の回転軸2,3を貫通できるが、ベアリング18の外径よりかなり短い巾でその上方で開放された縦スリット1822を開口している。そして、縦溝18の下部には下方のベアリング18を所定高さで支えるベアリング受部材1823が2枚の側面板1820間に配置され、ネジで固定されている。
又、箱体18の前後壁は側面の隅に配置された前記スペーサ1821間に面板1824を配置して、前記隅のスペーサ1821にネジで固定されて形成されている。この面板1824に搬送路の小物を通過させる水平スリット状の導入口18,送出口18が開口されている。又、同導入口18と送出口18とを結ぶライン上に小物中間受部材1825を設けて、箱体内搬送路18を形成している。又、送出口18の下に水平な空気吸引用スリット1826が開口されている。更に側面板1820,面板1824及びスペーサ1821,ベアリング受部材1823とネジ止めしている底板1827を設けている。
箱体18の蓋体18の左右辺の下方に箱体18の前記縦溝18に挿入できるベアリング押え片1828を各辺に3体垂設している。又、蓋体18の裏面にはブラシ研磨装置8が取付けられている。
この蓋体18は箱体の上部の筒ナット1830にボルト1829で連結される。
箱体装置19は、上記構造の箱体18内の下部にブラシ研磨装置8を取付け、3組の上下対の回転ブラシ2,3のそのベアリング18を箱体18の縦溝18に落し込んで、そのベアリング18を側面板1820とスペーサ1821とベアリング受部材1823で拘束する。これに蓋体18のベアリング押え片1828を挿入し、ボルト1829によって箱体18に連結して組立てられる。
ベアリング18は上記側面板1820とスペーサ1821とベアリング受部材1823と蓋体18のベアリング押え片1828によって拘束されて固定状態となる。
このような構造の箱体装置19を空所17の境界を形成する装置ケーシング13の部材である箱体受部材17に嵌合する。回転ブラシ2,3に取付けた平ギア2,3は平ギアスタンド21に取付けた駆動平ギア20と噛合する。そして、駆動平ギア20に連結されたベルト車23をモータ22の伝動ベルト24が回動することで、3組の上下対の回転ブラシ2,3は上下互に反対方向に回転させる。
一方、箱体18内の上下のブラシ研磨装置8は接続コネクタ18,25の接続連結によって、電源が電源装置26から給電して、そのブラシ研磨板8を上下作動させ、回転ブラシ2,3のブラシ毛を研磨する。
又、箱体装置19を嵌合する装置ケーシング13の箱体受部材17は、図13に示すように装置ケーシング13の空所の境界を形成する前後及び左右の垂直壁及び剥離物回収装置7の回収装置本体17の上面壁から構成され、これらによって箱体18の前後方向(搬送路方向)・左右方向及び下方向の拘束面として嵌合した箱体装置19を装置ケーシング13に固定している。
しかも、箱体18の側壁より突出した上下対の回転軸2,3に軸着した平ギア2,3は互に噛合する。しかも、下側の平ギア3は平ギアスタンド21に軸支された駆動平ギア20と噛合する。そして、この駆動平ギア20にはベルト車23も軸着され、固定の駆動モータ22の回転力を伝動ベルト24を介してベルト車23を回動し、駆動平ギア20を回動させる。
この駆動平ギア20の回転は、これと噛合する箱体装置19の平ギア2,3を介して回転ブラシ2,3を回転させる。箱体装置19内の上下のブラシ研磨装置8は装置ケーシング13に設けた電源コードのコネクタ18と箱体装置側の電源線のコードのコネクタ25を電気的にコネクタ接続すれば、ブラシ研磨装置8は装置ケーシング13側にある制御回路(図示せず)によって制御される。回転ブラシ2,3のブラシ毛2,3をブラシ研磨板8で15秒、1〜5秒の間隔でブラシ研磨できるようになっている。
この実施例では、回転ブラシの交換・点検・清掃・整備及びブラシ研磨板の清掃・補修・交換も箱体装置19を空所17から外して別の場所で交換・点検・清掃でき、しかもその完了後機能を回復した箱体装置19を空所17へ嵌合すれば、装着されて直ちに使用可能となる。
本発明は、遊技店で使うメダル又はコイン硬貨の他に、薄板の表面に凹凸・彫れ込みがある小型金属板の工業製品の清掃にも使用できる。
実施例1の小物清掃装置
実施例2の小物清掃装置
回転ブラシ清掃装置
実施例3の回転ブラシ清掃装置
m 小物であるメダル
1 搬送路
2,3 回転ブラシ
,3 円筒ロール
,3 回転軸
,3 ブラシ毛
31,331 エッジ
32,332 ゴミ・汚れ
33,333 丸味
,3 平ギア
ベルト車
4 伝動ベルト
5 モータ
6 排出シュート部
7 剥離物回収装置
空気吸引口
回収装置本体
排気口
空気路
ファン
フィルター袋
8 ブラシ研磨装置
ブラシ研磨板(ブラシ研磨体)
12 研磨層
上下案内ピン
固定フレーム
欠番
圧縮スプリング
電磁ソレノイド
磁性板(鉄片)
10 回転盤式1次小物清掃装置
11 回転盤
11 メダル受面
11 回転軸
12 ブラシ毛
13 装置ケーシング
13 投入口
13 固定フレーム
13 環状ケーシング部
14 ブラシ毛
15 モータ
15 伝動ベルト
16 メダル送出口
17 空所
17 箱体受部材
18 箱体
18 導入口
18 送出口
18 箱体内搬送路
18 縦溝
18 欠番
18 ベアリング
18 蓋体
18 ブラシ研磨装置の電源コードのコネクタ
1820 側面板
1821 スペーサ
1822 縦スリット
1823 ベアリング受部材
1824 面板
1825 小物中間受部材
1826 スリット
1827 底板
1828 ベアリング押え片
1829 ボルト
1830 筒ナット
19 箱体装置
20 駆動平ギア
21 平ギアスタンド
22 モータ
23 ベルト車
24 伝動ベルト
25 接続コネクタ
26 電源装置

Claims (9)

  1. メダル・コイン又は厚みが薄い偏平な物品である小物を搬送する搬送路の途中に、一対の回転ブラシを対向して1組又は複数組配置し、対向した一対の回転ブラシのブラシ毛間に前記小物が通過するようにして、回転ブラシのブラシ毛が通過する小物の表面及び裏面に接触してブラシ毛の毛先で小物の表面に付着したゴミ・汚れ及びその他の付着物を剥離して小物を清掃する回転ブラシ清掃装置に於いて、回転ブラシにより小物表面から剥離された剥離物を空気とともに吸引して捕捉して除去する空気吸引式剥離物回収装置を設けるとともに、回転ブラシのブラシ毛の先端を定期的又は非定期的にブラシ研磨体に接触させてブラシ毛の先端を研磨してエッジを回復させるブラシ研磨装置を設け、ブラシ毛の先端をブラシ研磨体によって研磨することでブラシ先端のエッジを回復して付着物の剥離力を高く且つ長く維持できる、回転ブラシ清掃装置。
  2. 対向した一対の回転ブラシが小物の搬送路に複数組搬送方向に沿って配置され、ブラシ研磨装置は複数の対向する同じ側にある回転ブラシに対してそれぞれに設けた共通のブラシ研磨体が同時に同じ側の複数の回転ブラシに対し接触できるように接離方向に動く構造として、共通のブラシ研磨体で同じ側の複数の回転ブラシのブラシ毛を同時に研磨できるようにした、請求項1記載の回転ブラシ清掃装置。
  3. ブラシ毛研磨装置が、ブラシ研磨体を回転ブラシに対し離反又は近接させるように付勢するスプリングと、ブラシ研磨体を回転ブラシに対しスプリングの付勢方向と逆方向に動かす電磁ソレノイドとを備え、電磁ソレノイドの通電のON・OFF制御でブラシ研磨体を回転ブラシと接離できるようにした、請求項1又は2記載の回転ブラシ清掃装置。
  4. 前記回転ブラシが、ブラシ毛を植生する回転ローラの外周面にブラシ毛を所定巾をもって植生し且つその巾がローラ軸方向に螺旋状となるように形成されたものである、請求項1〜3いずれか記載の回転ブラシ清掃装置。
  5. 請求項1〜4の回転ブラシ清掃装置において、小物の搬送路となる途中位置の装置ケーシングに立体形状の空所を設け、同空所の立体形状と略同じ外形状の箱体を別体で設けるとともに、同箱体が装置ケーシングの前記空所に外から脱着可能に嵌合係止できるように箱体受部材を装置ケーシング側に設け、同箱体は装置ケーシング内の搬送路に絡がる小物の導入口と小物の送出口とを箱体側面に有し、同導入口と同送出口を結ぶ小物の箱体内搬送路が箱体内に形成され、しかも同箱体内搬送路に沿って1組又は複数組の上下対の回転ブラシを箱体壁に軸支するとともに、各回転ブラシの外側で箱体内に回転ブラシ用ブラシ毛研磨装置を上下それぞれ配置し、上下対となる回転ブラシの各回転軸の箱体壁面から突出した位置に平ギアを軸着し且つ上下対となる回転ブラシの回転軸の前記平ギアとは互に噛合して反対方向に回転させる構造とした箱体装置を別体に備え、又装置ケーシングの空所に嵌合係止した状態の箱体装置の前記回転軸に軸着した平ギアと噛合する駆動平ギアを装置ケーシング側に固設し、同駆動平ギアを装置ケーシングに固定のモータで駆動できるようにし、又箱体装置内のブラシ研磨装置に用いる電源コードのコネクタを装置ケーシング側の供給電源コードのコネクタと接続可能とした、請求項1〜4記載の回転ブラシ清掃装置。
  6. 回転ブラシの各回転軸に軸着した平ギアの中央側寄りとなる回転軸位置にベアリングを装着し、箱体の対向する左右側壁それぞれに各回転ブラシの前記ベアリング部分を上から挿入して搬送方向及び左右方向に拘束できる縦溝を1本又は複数本設けるとともに、箱体の左右壁の縦溝に2個の回転ブラシを挿入して下方の回転ブラシのベアリングは縦溝の溝底で受け、上方の回転ブラシのベアリングは下方のベアリングの上に載せ、上下対向の回転ブラシの毛先部分に箱体搬送路が位置するように溝底の高さを調整し、箱体の内部の下部に下側となる回転ブラシを研磨する前記ブラシ研磨装置を取付け、箱体の天井面となる蓋体を箱体に取り外し自在に設け、同蓋体は前記縦溝に挿入された上下2個のベアリングを上方から押えるベアリング押え片を有し、しかも挿入される上側の回転ブラシのブラシ毛を研磨する上方の前記ブラシ研磨装置を蓋体側に取付けた、請求項5記載の回転ブラシ清掃装置。
  7. 請求項1〜6いずれか記載の回転ブラシ清掃装置の小物の前記搬送路の上流側に、回転盤上面の外周領域にブラシ毛を上方向に植毛し、その上方に固定したブラシ毛を下方向に植毛し、回転盤の上面の中央領域上方に使用済み小物の投入口を設け、回転盤の上面の中央領域を前記投入口から投入される小物の受面とし、同受面に落下した小物を回転盤の中央領域で受けて前記回転盤の下側ブラシ毛と固定の上側ブラシ毛との間の方向に前記回転盤の回転の遠心力でもって移動させて小物を上下のブラシ毛間を通過させて1次的に清掃して搬送路へ送り出す回転盤式1次小物清掃装置を配置し、同回転盤式1次小物清掃装置で小物を1次的に清掃したものを前記回転ブラシ清掃装置の搬送路へ送り込んで前記回転ブラシと空気吸引式剥離物回収装置とブラシ研磨装置を用いて2次清掃する、請求項1〜6いずれか記載の小物清掃装置。
  8. 小物が遊技店の遊技機で使用されるメダルである、請求項1〜6いずれか記載の回転ブラシ清掃装置。
  9. 小物が遊技店の遊技機で使用されるメダルである、請求項7記載の小物清掃装置。
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