JP2017055990A - 回転ブラシ清掃装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 メダルmの搬送路1の途中に上下対向した回転ブラシ2,3を設け、搬送されるメダルmを対向する前記回転ブラシ2,3のブラシ毛23,33の毛先で清掃するとともに、同ブラシ毛に間欠的にブラシ研磨板81を接触させて、同ブラシ毛を研磨して毛先にエッジ231,331を回復させ且つこれに付着したゴミ・汚れをも剥離し、更にゴミ・汚れ・ブラシ破片等の剥離物を空気負圧で空気とともに吸引して回収する剥離物回収装置7を備える。
【選択図】図1
Description
1) メダル・コイン又は厚みが薄い偏平な物品である小物を搬送する搬送路の途中に、一対の回転ブラシを対向して1組又は複数組配置し、対向した一対の回転ブラシのブラシ毛間に前記小物が通過するようにして、回転ブラシのブラシ毛が通過する小物の表面及び裏面に接触してブラシ毛の毛先で小物の表面に付着したゴミ・汚れ及びその他の付着物を剥離して小物を清掃する回転ブラシ清掃装置に於いて、回転ブラシにより小物表面から剥離された剥離物を空気とともに吸引して捕捉して除去する空気吸引式剥離物回収装置を設けるとともに、回転ブラシのブラシ毛の先端を定期的又は非定期的にブラシ研磨体に接触させてブラシ毛の先端を研磨してエッジを回復させるブラシ研磨装置を設け、ブラシ毛の先端をブラシ研磨体によって研磨することでブラシ先端のエッジを回復して付着物の剥離力を高く且つ長く維持できる、回転ブラシ清掃装置
2) 対向した一対の回転ブラシが小物の搬送路に複数組搬送方向に沿って配置され、ブラシ研磨装置は複数の対向する同じ側にある回転ブラシに対してそれぞれに設けた共通のブラシ研磨体が同時に同じ側の複数の回転ブラシに対し接触できるように接離方向に動く構造として、共通のブラシ研磨体で同じ側の複数の回転ブラシのブラシ毛を同時に研磨できるようにした、前記1)記載の回転ブラシ清掃装置
3) ブラシ毛研磨装置が、ブラシ研磨体を回転ブラシに対し離反又は近接させるように付勢するスプリングと、ブラシ研磨体を回転ブラシに対しスプリングの付勢方向と逆方向に動かす電磁ソレノイドとを備え、電磁ソレノイドの通電のON・OFF制御でブラシ研磨体を回転ブラシと接離できるようにした、前記1)又は2)記載の回転ブラシ清掃装置
4) 前記回転ブラシが、ブラシ毛を植生する回転ローラの外周面にブラシ毛を所定巾をもって植生し且つその巾がローラ軸方向に螺旋状となるように形成されたものである、前記1)〜3)いずれか記載の回転ブラシ清掃装置
5) 前記1)〜4)の回転ブラシ清掃装置において、小物の搬送路となる途中位置の装置ケーシングに立体形状の空所を設け、同空所の立体形状と略同じ外形状の箱体を別体で設けるとともに、同箱体が装置ケーシングの前記空所に外から脱着可能に嵌合係止できるように箱体受部材を装置ケーシング側に設け、同箱体は装置ケーシング内の搬送路に絡がる小物の導入口と小物の送出口とを箱体側面に有し、同導入口と同送出口を結ぶ小物の箱体内搬送路が箱体内に形成され、しかも同箱体内搬送路に沿って1組又は複数組の上下対の回転ブラシを箱体壁に軸支するとともに、各回転ブラシの外側で箱体内に回転ブラシ用ブラシ毛研磨装置を上下それぞれ配置し、上下対となる回転ブラシの各回転軸の箱体壁面から突出した位置に平ギアを軸着し且つ上下対となる回転ブラシの回転軸の前記平ギアとは互に噛合して反対方向に回転させる構造とした箱体装置を別体に備え、又装置ケーシングの空所に嵌合係止した状態の箱体装置の前記回転軸に軸着した平ギアと噛合する駆動平ギアを装置ケーシング側に固設し、同駆動平ギアを装置ケーシングに固定のモータで駆動できるようにし、又箱体装置内のブラシ研磨装置に用いる電源コードのコネクタを装置ケーシング側の供給電源コードのコネクタと接続可能とした、前記1)〜4)記載の回転ブラシ清掃装置
6) 回転ブラシの各回転軸に軸着した平ギアの中央側寄りとなる回転軸位置にベアリングを装着し、箱体の対向する左右側壁それぞれに各回転ブラシの前記ベアリング部分を上から挿入して搬送方向及び左右方向に拘束できる縦溝を1本又は複数本設けるとともに、箱体の左右壁の縦溝に2個の回転ブラシを挿入して下方の回転ブラシのベアリングは縦溝の溝底で受け、上方の回転ブラシのベアリングは下方のベアリングの上に載せ、上下対向の回転ブラシの毛先部分に箱体搬送路が位置するように溝底の高さを調整し、箱体の内部の下部に下側となる回転ブラシを研磨する前記ブラシ研磨装置を取付け、箱体の天井面となる蓋体を箱体に取り外し自在に設け、同蓋体は前記縦溝に挿入された上下2個のベアリングを上方から押えるベアリング押え片を有し、しかも挿入される上側の回転ブラシのブラシ毛を研磨する上方の前記ブラシ研磨装置を蓋体側に取付けた、前記5)記載の回転ブラシ清掃装置
7) 前記1)〜6)いずれか記載の回転ブラシ清掃装置の小物の前記搬送路の上流側に、回転盤上面の外周領域にブラシ毛を上方向に植毛し、その上方に固定したブラシ毛を下方向に植毛し、回転盤の上面の中央領域上方に使用済み小物の投入口を設け、回転盤の上面の中央領域を前記投入口から投入される小物の受面とし、同受面に落下した小物を回転盤の中央領域で受けて前記回転盤の下側ブラシ毛と固定の上側ブラシ毛との間の方向に前記回転盤の回転の遠心力でもって移動させて小物を上下のブラシ毛間を通過させて1次的に清掃して搬送路へ送り出す回転盤式1次小物清掃装置を配置し、同回転盤式1次小物清掃装置で小物を1次的に清掃したものを前記回転ブラシ清掃装置の搬送路へ送り込んで前記回転ブラシと空気吸引式剥離物回収装置とブラシ研磨装置を用いて2次清掃する、前記1)〜6)いずれか記載の小物清掃装置
8) 小物が遊技店の遊技機で使用されるメダルである、前記1)〜6)いずれか記載の回転ブラシ清掃装置
9) 小物が遊技店の遊技機で使用されるメダルである、前記7)記載の小物清掃装置
にある。
又、ブラシ研磨体を回転ブラシと接離する運動は、スプリング力・ソレノイド等の電磁吸着力を利用する運動、又は回転カム板で定期的に行うこともできる。その動作機構は種々あるが、実施例の如くスプリングと電磁ソレノイドを使用するのが制御・構造とも簡単で好ましい。
以下、本発明の実施例の小物清掃装置G1は、1次清掃として回転盤式1次小物清掃装置10を有し、2次清掃として回転ブラシ清掃装置G0を設けた例である。以下、この実施例を図面に基づいて説明する。図1〜10に示す実施例1の回転ブラシ清掃装置G0は上下対向の回転ブラシ2,3を3組メダルの搬送路1に沿って配置し、フィルター袋76を使用した吸引式剥離物回収装置7を設け、又ブラシ研磨装置8のブラシ研磨板81は回転ブラシ2,3の上下に配置し、圧縮スプリング85による回転ブラシ方向の近接方向に動かす付勢力と、ONで離反方向にブラシ研磨板81を動かす電磁ソレノイド86のON・OFF通電制御で、回転ブラシ2,3を15秒回転毎に5秒間だけブラシ研磨板81に回転ブラシ2,3と接触させて、ブラシ毛23,33の毛先を研磨する。併せて、同ブラシ毛に付着したゴミ・汚れ・破片を同ブラシ毛から分離し、空気中に剥離物として飛散させる。この飛散した剥離物は空気吸引式を使用した剥離物回収装置7の空気吸引口71から吸引捕捉し、空気路74を経て回収装置72の内部のフィルター袋76に収納させる。そして、メダルmの第1次清掃装置として、公知の水平な回転盤上面の外周領域に植生したブラシ毛の植毛帯と、固定のその上方のブラシ毛帯との間を、メダルが回転盤の回転力による遠心力で通過する際上下のブラシ毛間でメダルを清掃・研磨する回転盤式1次小物清掃装置10を設け、その1次清掃したメダルmを本発明の回転ブラシ清掃装置G0の上下対向の回転ブラシ2,3間のメダルの搬送路1に沿って送り出す例である。
G0は実施例1中の回転ブラシ清掃装置、G1は実施例1の小物清掃装置、1はメダルの搬送路、2,3は上下対向した回転ブラシ、21,31は回転ブラシ2,3の植毛される円筒ロール、22,32は回転ブラシ2,3の回転軸、23,33は円筒ロール21,31の外周面に一定の巾で且つその巾が螺旋状となるように多数本植毛されたブラシ毛、24,34は回転軸22,32の軸着された平ギアで、互に噛合して回転軸22,32を反対方向に回転させる。35は回転軸32に軸着されたベルト車、4はモータ5の動力をベルト車35へ伝達する伝動ベルト、5は回転ブラシ2,3を回動させるモータ、6は搬送路1の排出シュート部である。又、231,331はブラシ毛23,33のエッジ、232,332は同エッジに付着したゴミ・汚れ、233,333は同エッジの丸味である。
実施例1では、使用されたメダルmは回転盤式1次小物清掃装置10の投入口131からランダムに投入する。投入されたメダルmは回転盤11の中央領域のメダル受面111で受けられる。回転盤11はモータ15で高速回転していて回転盤11のメダル受面111及びその外周領域に置かれたメダルmは回転による遠心力が作用し、メダルmは半径方向に(螺旋的軌跡でもって)加速されて、回転盤11の下側ブラシ毛12と固定フレーム132の上側ブラシ毛14との間を通過して又環状ケーシング部133の内面に拘束されて、ブラシ毛12,14によってブラッシングを受けて一次的に清掃され、適当なタイミングでメダル送出口16からメダルを搬送路1へ送り出される。
この回転盤式1次小物清掃装置10によってメダルmは1次的にかなり清掃される。
この上下の回転ブラシ2,3は搬送路1に沿って3組設けることで充分に回転ブラシ2,3による2次清掃を行う。
これによって、ブラシ毛23,33の毛先の付着物の除去とエッジの回復によってブラシ毛の剥離力を高く維持できる。
図12に示す実施例2の小物清掃装置G2は、搬送路1に1組の回転ブラシ2,3を設けた例で、実施例1の小物清掃装置G1が3組の回転ブラシ2,3を連列させる例に比べ簡易な構造とした例である。この実施例2の回転ブラシ清掃装置G0は回転ブラシ1組で清掃するので、清掃能力は実施例1の回転ブラシ3組のものと比べ劣るが、汚れ・ゴミ等の付着力が少ない小物・凹凸が少ない小物に使用できる。
実施例1同様に、回転ブラシの劣化を防いで長時間清掃力を失わずに行える。他の構造・作用効果は実施例1と同様であり、図中の符号も実施例1のものと共通としている。
図12〜19に示す実施例G3は、前記実施例G1において上下対の回転ブラシ2,3及び上下にあるブラシ研磨装置8を一つの箱体内に装置した別体の箱体装置19とし、この箱体装置19をブラシ清掃装置のケーシングの小物の搬送路途中の空所17に脱着自在に嵌合することで前記実施例と同じ構造にでき、又嵌合によって回転ブラシ2,3の動力もケーシング側に固定的に設けたモータ動力が回転ブラシ側に伝動できるようにし、又ブラシ研磨装置8も電源がコネクタ接続することで作動できるようにした例である。又、実施例1同様に空気吸引式の剥離物回収装置7及び回転盤式1次小物清掃装置10を設けた例である。
図12〜19中、符号17は装置ケーシング13に設けた空所、18は箱体、181は箱体18の搬送路上流側となる前壁に設けた導入口、182は箱体18の後壁に設けた送出口、183は導入口181と送出口182を結ぶ箱体内搬送路、184は箱体の左右側壁に設けた縦溝、185は欠番、186は回転ブラシ2,3の回転軸22,32に軸着したベアリング、187は箱体18の天井面を閉鎖する蓋体、1828は同蓋体の外周下方に取付けたベアリング押え片、19は箱体18に上下のブラシ研磨装置8,回転ブラシ2,3,平ギア24,34,ベアリング186等を装置したカセット式の箱体装置、20は装置ケーシング13側に立設された平ギアスタンド21に取付けられた駆動平ギアであって、箱体装置19を空所17に嵌合した状態で、回転軸22,32に軸着した下方側の平ギア34と噛合するようになる位置に同平ギアは設けられている。189はブラシ研磨装置8の電源線のコネクタ、25はブラシ研磨装置8への装置ケーシング13に設けた供給電源コードの接続コネクタである。他の構成で実施例1のものと同じものに対しては、実施例1と共通の符号を使用している。
又、箱体18の前後壁は側面の隅に配置された前記スペーサ1821間に面板1824を配置して、前記隅のスペーサ1821にネジで固定されて形成されている。この面板1824に搬送路の小物を通過させる水平スリット状の導入口181,送出口182が開口されている。又、同導入口181と送出口182とを結ぶライン上に小物中間受部材1825を設けて、箱体内搬送路183を形成している。又、送出口182の下に水平な空気吸引用スリット1826が開口されている。更に側面板1820,面板1824及びスペーサ1821,ベアリング受部材1823とネジ止めしている底板1827を設けている。
この蓋体187は箱体の上部の筒ナット1830にボルト1829で連結される。
ベアリング186は上記側面板1820とスペーサ1821とベアリング受部材1823と蓋体187のベアリング押え片1828によって拘束されて固定状態となる。
一方、箱体18内の上下のブラシ研磨装置8は接続コネクタ189,25の接続連結によって、電源が電源装置26から給電して、そのブラシ研磨板81を上下作動させ、回転ブラシ2,3のブラシ毛を研磨する。
この駆動平ギア20の回転は、これと噛合する箱体装置19の平ギア24,34を介して回転ブラシ2,3を回転させる。箱体装置19内の上下のブラシ研磨装置8は装置ケーシング13に設けた電源コードのコネクタ189と箱体装置側の電源線のコードのコネクタ25を電気的にコネクタ接続すれば、ブラシ研磨装置8は装置ケーシング13側にある制御回路(図示せず)によって制御される。回転ブラシ2,3のブラシ毛23,33をブラシ研磨板81で15秒、1〜5秒の間隔でブラシ研磨できるようになっている。
G2 実施例2の小物清掃装置
G0 回転ブラシ清掃装置
G3 実施例3の回転ブラシ清掃装置
m 小物であるメダル
1 搬送路
2,3 回転ブラシ
21,31 円筒ロール
22,32 回転軸
23,33 ブラシ毛
231,331 エッジ
232,332 ゴミ・汚れ
233,333 丸味
24,34 平ギア
35 ベルト車
4 伝動ベルト
5 モータ
6 排出シュート部
7 剥離物回収装置
71 空気吸引口
72 回収装置本体
73 排気口
74 空気路
75 ファン
76 フィルター袋
8 ブラシ研磨装置
81 ブラシ研磨板(ブラシ研磨体)
812 研磨層
82 上下案内ピン
83 固定フレーム
84 欠番
85 圧縮スプリング
86 電磁ソレノイド
87 磁性板(鉄片)
10 回転盤式1次小物清掃装置
11 回転盤
111 メダル受面
112 回転軸
12 ブラシ毛
13 装置ケーシング
131 投入口
132 固定フレーム
133 環状ケーシング部
14 ブラシ毛
15 モータ
151 伝動ベルト
16 メダル送出口
17 空所
171 箱体受部材
18 箱体
181 導入口
182 送出口
183 箱体内搬送路
184 縦溝
185 欠番
186 ベアリング
187 蓋体
189 ブラシ研磨装置の電源コードのコネクタ
1820 側面板
1821 スペーサ
1822 縦スリット
1823 ベアリング受部材
1824 面板
1825 小物中間受部材
1826 スリット
1827 底板
1828 ベアリング押え片
1829 ボルト
1830 筒ナット
19 箱体装置
20 駆動平ギア
21 平ギアスタンド
22 モータ
23 ベルト車
24 伝動ベルト
25 接続コネクタ
26 電源装置
Claims (9)
- メダル・コイン又は厚みが薄い偏平な物品である小物を搬送する搬送路の途中に、一対の回転ブラシを対向して1組又は複数組配置し、対向した一対の回転ブラシのブラシ毛間に前記小物が通過するようにして、回転ブラシのブラシ毛が通過する小物の表面及び裏面に接触してブラシ毛の毛先で小物の表面に付着したゴミ・汚れ及びその他の付着物を剥離して小物を清掃する回転ブラシ清掃装置に於いて、回転ブラシにより小物表面から剥離された剥離物を空気とともに吸引して捕捉して除去する空気吸引式剥離物回収装置を設けるとともに、回転ブラシのブラシ毛の先端を定期的又は非定期的にブラシ研磨体に接触させてブラシ毛の先端を研磨してエッジを回復させるブラシ研磨装置を設け、ブラシ毛の先端をブラシ研磨体によって研磨することでブラシ先端のエッジを回復して付着物の剥離力を高く且つ長く維持できる、回転ブラシ清掃装置。
- 対向した一対の回転ブラシが小物の搬送路に複数組搬送方向に沿って配置され、ブラシ研磨装置は複数の対向する同じ側にある回転ブラシに対してそれぞれに設けた共通のブラシ研磨体が同時に同じ側の複数の回転ブラシに対し接触できるように接離方向に動く構造として、共通のブラシ研磨体で同じ側の複数の回転ブラシのブラシ毛を同時に研磨できるようにした、請求項1記載の回転ブラシ清掃装置。
- ブラシ毛研磨装置が、ブラシ研磨体を回転ブラシに対し離反又は近接させるように付勢するスプリングと、ブラシ研磨体を回転ブラシに対しスプリングの付勢方向と逆方向に動かす電磁ソレノイドとを備え、電磁ソレノイドの通電のON・OFF制御でブラシ研磨体を回転ブラシと接離できるようにした、請求項1又は2記載の回転ブラシ清掃装置。
- 前記回転ブラシが、ブラシ毛を植生する回転ローラの外周面にブラシ毛を所定巾をもって植生し且つその巾がローラ軸方向に螺旋状となるように形成されたものである、請求項1〜3いずれか記載の回転ブラシ清掃装置。
- 請求項1〜4の回転ブラシ清掃装置において、小物の搬送路となる途中位置の装置ケーシングに立体形状の空所を設け、同空所の立体形状と略同じ外形状の箱体を別体で設けるとともに、同箱体が装置ケーシングの前記空所に外から脱着可能に嵌合係止できるように箱体受部材を装置ケーシング側に設け、同箱体は装置ケーシング内の搬送路に絡がる小物の導入口と小物の送出口とを箱体側面に有し、同導入口と同送出口を結ぶ小物の箱体内搬送路が箱体内に形成され、しかも同箱体内搬送路に沿って1組又は複数組の上下対の回転ブラシを箱体壁に軸支するとともに、各回転ブラシの外側で箱体内に回転ブラシ用ブラシ毛研磨装置を上下それぞれ配置し、上下対となる回転ブラシの各回転軸の箱体壁面から突出した位置に平ギアを軸着し且つ上下対となる回転ブラシの回転軸の前記平ギアとは互に噛合して反対方向に回転させる構造とした箱体装置を別体に備え、又装置ケーシングの空所に嵌合係止した状態の箱体装置の前記回転軸に軸着した平ギアと噛合する駆動平ギアを装置ケーシング側に固設し、同駆動平ギアを装置ケーシングに固定のモータで駆動できるようにし、又箱体装置内のブラシ研磨装置に用いる電源コードのコネクタを装置ケーシング側の供給電源コードのコネクタと接続可能とした、請求項1〜4記載の回転ブラシ清掃装置。
- 回転ブラシの各回転軸に軸着した平ギアの中央側寄りとなる回転軸位置にベアリングを装着し、箱体の対向する左右側壁それぞれに各回転ブラシの前記ベアリング部分を上から挿入して搬送方向及び左右方向に拘束できる縦溝を1本又は複数本設けるとともに、箱体の左右壁の縦溝に2個の回転ブラシを挿入して下方の回転ブラシのベアリングは縦溝の溝底で受け、上方の回転ブラシのベアリングは下方のベアリングの上に載せ、上下対向の回転ブラシの毛先部分に箱体搬送路が位置するように溝底の高さを調整し、箱体の内部の下部に下側となる回転ブラシを研磨する前記ブラシ研磨装置を取付け、箱体の天井面となる蓋体を箱体に取り外し自在に設け、同蓋体は前記縦溝に挿入された上下2個のベアリングを上方から押えるベアリング押え片を有し、しかも挿入される上側の回転ブラシのブラシ毛を研磨する上方の前記ブラシ研磨装置を蓋体側に取付けた、請求項5記載の回転ブラシ清掃装置。
- 請求項1〜6いずれか記載の回転ブラシ清掃装置の小物の前記搬送路の上流側に、回転盤上面の外周領域にブラシ毛を上方向に植毛し、その上方に固定したブラシ毛を下方向に植毛し、回転盤の上面の中央領域上方に使用済み小物の投入口を設け、回転盤の上面の中央領域を前記投入口から投入される小物の受面とし、同受面に落下した小物を回転盤の中央領域で受けて前記回転盤の下側ブラシ毛と固定の上側ブラシ毛との間の方向に前記回転盤の回転の遠心力でもって移動させて小物を上下のブラシ毛間を通過させて1次的に清掃して搬送路へ送り出す回転盤式1次小物清掃装置を配置し、同回転盤式1次小物清掃装置で小物を1次的に清掃したものを前記回転ブラシ清掃装置の搬送路へ送り込んで前記回転ブラシと空気吸引式剥離物回収装置とブラシ研磨装置を用いて2次清掃する、請求項1〜6いずれか記載の小物清掃装置。
- 小物が遊技店の遊技機で使用されるメダルである、請求項1〜6いずれか記載の回転ブラシ清掃装置。
- 小物が遊技店の遊技機で使用されるメダルである、請求項7記載の小物清掃装置。
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