JP2017055671A - 茶生葉洗浄装置 - Google Patents

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利治 青山
Toshiharu Aoyama
利治 青山
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【課題】 本発明は、少量の火山灰や異物、切れ葉などを茶生葉から除去するための茶生葉洗浄装置を提供することを課題としている。
【解決手段】 本発明の第1手段は、茶生葉を一端から投入し、他端から取り出し、通気性を有する回転胴と、該回転胴を覆う周壁と、前記回転胴に向けて送風する送風手段と、前記回転胴を挟んで前記送風手段と対向する位置に備えた吸引手段とより構成することを特徴とする茶生葉洗浄装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、茶生葉を洗浄する装置に関するものである。
近年の日本国内の火山活動の活発化により、地域によっては、茶畑の茶生葉に火山灰が降灰することがあり、茶生葉に付着した異物として、火山灰が問題となっている。火山灰は、製茶加工をする前に取り除く必要がある。火山灰を取り除くためには、特許文献1のような茶生葉洗浄装置によって、洗浄用水槽内の水に茶生葉を浸漬させて、水の中に火山灰を落とし、回転金網籠内で茶生葉に散水をしながら火山灰と水を振り払い、最後に特許文献2のような脱水機によって、茶生葉を洗浄するときに付着した水を除去している。特許文献1、2のような装置を使用した茶生葉の洗浄には、多量の水を使用する。これは、多量に降灰する火山灰は、性質上、茶生葉に突き刺さり、水槽の水の中で洗浄しなければ、除去することが難しいためである。
火山灰ではない異物や切れ葉を除去する装置としては、特許文献3、4がある。火山灰ではない異物や切れ葉は、上記の火山灰と比較して極微量である。特許文献3は茶生葉を回転胴内で回転させて異物や切れ葉を払い落とすものであり、特許文献4は回転胴内を通過する茶生葉に向けて、送風をして、異物や切れ葉の払い落とし効果を増加させるものである。
特開2000−50796号公報 特開2013−55904号公報 特開平8−322466号公報 特開平8−308494号公報
特許文献1の装置では、火山灰を十分に除去することはできるが、洗浄するために多量の水を使用するため、装置周りが水浸しとなり、衛生上問題があった。また、水の使用量が多く、料金が多額となった。また、茶生葉に水が付着すると、殺青するまでに茶生葉が傷み、更に殺青時に茶生葉の表面に水が付着していることで殺青ムラを引き起こすという問題があった。これらのことより、できることならば、多量の水を使用することなく、茶生葉の洗浄をおこなう装置が望まれていた。
降灰が少なく、火山の火口から遠い地域では、火山灰の粒子が小さく、茶生葉に火山灰が突き刺さるようなことはなく、目に見えない程度の少量の火山灰がのっている程度である。この場合、特許文献1、2のような装置を使わなくても火山灰を除去することができる。
しかし、特許文献3、4の装置は、極微量の異物や切れ葉を対象としており、火山灰を除去することは難しく、少量であっても火山灰を除去するためには、特許文献3、4よりも強力な洗浄装置が求められていた。
本発明は、少量の火山灰や異物、切れ葉などを茶生葉から除去するための茶生葉洗浄装置を提供することを課題としている。
本発明の第1手段は、
茶生葉を一端から投入し、他端から取り出し、通気性を有する回転胴と、
該回転胴を覆う周壁と、
前記回転胴に向けて送風する送風手段と、
前記回転胴を挟んで前記送風手段と対向する位置に備えた吸引手段と
より構成することを特徴とする茶生葉洗浄装置。
本発明の第2手段は、前記第1手段の送風手段は、送風ファンと、送風ダクトと、送風ノズルとからなり、前記回転胴の側方から前記送風ノズルにて送風する。
本発明の第3手段は、前記第1または2手段の送風手段の送風ファンは、高風速ファンとする。
本発明の第4手段は、前記第1、2または3手段の送風手段には、微細霧噴霧手段を設ける。
本発明の第5手段は、前記第1、2、3または4手段の吸引手段は、吸引ファンと、吸引ダクトと、サイクロンとからなる。
本発明の第6手段は、前記第1、2、3、4または5手段において、回転胴の傾斜角度変更手段を設ける。
本発明の装置により、茶生葉に付着した異物を除去することができ、ある程度の量の火山灰も除去することができる。送風ノズルや高風速ファンを用いることにより、高風速の送風となり、風量を抑えることができ、効率よく異物の除去ができ、装置が大きくなることを防ぐことができる。微細霧発生手段を設けることにより、微細な水粒子が異物に付着し、異物重量を増加させて、分離効率を上げることができる。また、水粒子の運動エネルギーにより、異物衝突時の剥離効果がある。さらに、回転時に発生する静電気を微細霧が除去することができ、一度離れた異物が回転胴の中で再び付着するのを防止することができる。
図1は茶生葉洗浄装置の実施方法を示した斜視図である。 図2は茶生葉洗浄装置の実施方法を示した斜視図である。 図3は茶生葉洗浄装置の実施方法を示した側面図である。 図4は回転胴の実施方法を示した斜視図である。 図5は茶生葉洗浄装置の実施方法を示した断面図である。 図6は茶生葉洗浄装置の実施方法を示した断面図である。 図7は茶生葉洗浄装置の実施方法を示した断面図である。 図8は微細霧噴霧手段の実施方法を示した断面図である。 図9は微細霧噴霧手段の実施方法を示した断面図である。
本発明の茶生葉洗浄装置は、図1、2、3に示す。回転胴1は周壁6に覆われており、回転胴1の投入口2に向けて投入シュート7を設け、回転胴1の取出口3側に取出シュート8を設ける。回転胴1は回転するための駆動手段(図示しない)を備えている。コンベヤ14によって投入シュート7へ茶生葉Tを投入し、取出シュート8から出てきた茶生葉Tをコンベヤ15によって、次の製茶機械へ搬送する。コンベヤ14、15の代わりに、作業者が茶生葉Tの搬送をおこなっても構わない。回転胴1は図4に示すように、周囲を通気性部材で構成しており、本実施例では金網を用いており、金網の目は茶生葉Tに付着した異物が落下し、かつ、茶生葉が突き刺さったり、茶生葉が落下したりしないような大きさとする。回転胴1の一端の投入口2側は固定板4となっており、回転胴1が回転しても固定板4は回転せず、回転胴1と固定板4とは摺動する。回転胴1の他端の取出口3側は開放となっている。回転胴1の内部には、茶生葉Tを持ち上げるための桟5を設けてあり、本実施例では高さが高めの桟5を3本設けてあるが、茶生葉Tの持ち上がり具合により、桟5の高さや本数は任意である。
回転胴1の傾斜角度変更手段について説明する。周壁6には内フレーム10が設けられており、外フレーム9とフレーム軸11で接続されており、モータ12により内フレーム10を上下して、回転胴1の傾斜角度を変更する。
送風手段は、送風ファン21、送風ダクト22、送風ノズル23からなり、送風ノズル23の先端を周壁6の内側に備える。送風ノズル23は略水平に多数並んでおり、送風ノズル23の先端は、回転胴1の側方の高さ中央部、外側数センチメートル(本実施例では3センチメートル)になるよう、設置する。送風ノズル23の出口風速は高風速がよく、60メートル/秒以上が望ましい。高風速にすることで、風量を抑えても、除去能力を維持することができる。
吸引手段は、吸引ファン31、吸引ダクト32、サイクロン33からなり、吸引ダクト32は周壁6に接続されており、回転胴1を挟んで、送風ノズル23と対向する位置に設ける。吸引ファン31は送風ファン21で送風したものを十分吸引できる大きさのものを備える。投入シュート7や取出シュート8からの茶生葉Tの吹出を防ぐためには、周壁6内が若干負圧になるくらいがよい。サイクロン33を設けず、屋外へ放出してもよい。サイクロン33を設ける場合、風量が多くなるとサイクロン33を大型化しなければならないが、高風速、低風量にすることにより、サイクロン33を大型化する必要がない。それによって、装置の製造コストを抑えることができる。
微細霧噴霧手段について、説明する。微細霧噴霧手段の実施例1は図1に示す。噴霧ノズル26を送風ダクト22Aに設け、噴霧ノズル26に給水手段24やバルブ25を接続する。このようにすると、噴霧ノズル26より噴霧された微細霧が送風ノズル23からの送風と一緒に噴霧される。噴霧ノズル26は1流体または2流体であり、微細霧は10〜50ミクロンの微細な水粒子である。
微細霧噴霧手段の実施例2について、図8に示す。本実施例では、送風ノズル23を設けた周壁6付近に噴霧ノズル26を設ける。
微細霧噴霧手段の実施例3について、図9に示す。本実施例では、送風ダクト22Bに噴霧ノズル26を設ける。実施例1、2、3のいずれにしても、送風と一緒に微細霧が茶生葉へ送風されるようにする。
送風ファン21や吸引ファン31、回転胴1の回転の起動、回転胴の傾斜角度の変更等を制御装置13でおこなう。
茶生葉洗浄装置の動きについて、図5、6、7を参照して、説明する。あらかじめ、制御装置13で茶生葉洗浄装置を起動する。茶生葉洗浄装置の投入シュート7へ一定量の茶生葉を投入する。回転胴1の下部にある茶生葉Tは桟5によって回転胴1に沿って持ち上げられる(図5)。真下から90度持ち上げられた時点で、茶生葉Tは送風ノズル23からの高速風により回転胴1内を瞬時に移動する。この時、茶生葉Tがバラバラになって回転胴1内を移動する間に、比重の重い異物Dは回転胴1の下方へ落下し、回転胴1から外へ落ち、周壁6下部の回収部15へ落下する。比重の軽い異物Dは、吸引ファン31により吸引され、吸引ダクト32Aへ吸い込まれ、サイクロン33の回収部34に回収される。茶生葉Tが高速風により飛ばされて、回転胴1の反対壁へ衝突するときにも異物Dは茶生葉Tから離れ、吸引ダクト32Aに吸引される、または周壁6の下部の回収部15へ回収される。これらの動作を連続的におこない、茶生葉Tが投入口2から投入されてから取出口3へ取り出されるまで、繰り返される。茶生葉Tは回転胴1の傾斜角度により、下り勾配で取出口3へ向かう。
噴霧ノズル26から噴霧された微細霧は、送風ノズル23による送風により、回転胴1内へ送風される。微細霧の10〜50ミクロン程度の水粒子は、火山灰をはじめとした異物に付着する。微細な水粒子が異物に付着することで異物重量が増加し、分離効率が上がり、吸引したあとのサイクロン33での分離効率も上がる(異物が軽い場合は、空気と一緒に大気へ放出され、異物を回収することが困難である)。また、水粒子の運動エネルギーにより、水粒子が茶生葉Tへ衝突するときの剥離効果もある。また、回転によって発生する静電気を除去することもできる。微細霧のため、噴霧しても装置や茶生葉Tはほとんど濡れることはなく、衛生上清潔であり、濡れることによる茶生葉の葉傷みなどもおこらない。
1 回転胴
2 投入口
3 取出口
4 固定板
5 桟
6 周壁
7 投入シュート
8 取出シュート
9 外フレーム
10 内フレーム
11 フレーム軸
12 モータ
13 キャスタ
14 制御装置
15 回収部
16 コンベヤ
17 コンベヤ
21 送風ファン
22A 送風ダクト
22B 送風ダクト
23 送風ノズル
24 給水手段
25 バルブ
26 噴霧ノズル
31 吸引ファン
32A 吸引ダクト
32B 吸引ダクト
33 サイクロン
34 回収部
T 茶生葉
D 異物

Claims (6)

  1. 茶生葉を一端から投入し、他端から取り出し、通気性を有する回転胴と、
    該回転胴を覆う周壁と、
    前記回転胴に向けて送風する送風手段と、
    前記回転胴を挟んで前記送風手段と対向する位置に備えた吸引手段と
    より構成することを特徴とする茶生葉洗浄装置。
  2. 前記送風手段は、送風ファンと、送風ダクトと、送風ノズルとからなり、前記回転胴の側方から前記送風ノズルにて送風することを特徴とする請求項1記載の茶生葉洗浄装置。
  3. 前記送風手段の送風ファンは、高風速ファンとすることを特徴とする請求項1または2記載の茶生葉洗浄装置。
  4. 前記送風手段には、微細霧噴霧手段を設けることを特徴とする請求項1、2または3記載の茶生葉洗浄装置。
  5. 前記吸引手段は、吸引ファンと、吸引ダクトと、サイクロンとからなることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の茶生葉洗浄装置。
  6. 前記回転胴の傾斜角度変更手段を設けることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の茶生葉洗浄装置。
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CN111215223A (zh) * 2019-11-29 2020-06-02 青岛大丰食品有限公司 在线自动监控功能的辣椒碎粉筛选烘干蒸汽杀菌生产线

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