JP2017055670A - カルスの誘導方法、カルスの培養方法、不定胚の誘導方法、植物の再生方法及び植物の増殖方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、カルスを安定的に植物に再生できる植物の再生方法、安定的に植物を増殖できる植物の増殖方法等に関する。
【選択図】図1
Description
イソプレノイド産生植物の組織片を植物生長ホルモン及び炭素源を含む誘導培地中で培養することによりカルスを誘導するカルスの誘導方法において、
(1−1)誘導培地が、金属イオン含有化合物を含む場合、
(1−2)誘導培地が、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸及びベンジルアデニンを含み、誘導培地中のオーキシン系植物ホルモンの濃度が1.2mg/l以上である場合、
(1−3)誘導培地が、植物抽出物を含み、誘導培地中のオーキシン系植物ホルモンの濃度が1.2mg/l以上である場合、又は
(1−4)組織片が幼葉の場合、誘導培地が、ポリビニルピロリドンを含む場合に、誘導したカルスから効率的に不定胚が誘導されることを見出した。すなわち、上記(1−1)〜(1−4)のいずれかの場合、誘導したカルスから効率的に不定胚が誘導され、その結果、カルスを安定的に植物に再生できること、更には、安定的に植物の増殖が可能であることを見出した。
イソプレノイド産生植物のカルスを、植物生長ホルモン及び炭素源を含む生育培地中で培養することによりカルスを生育させるカルスの培養方法において、
(2−1)生育培地が、金属イオン含有化合物を含む場合、
(2−2)生育培地が、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸及びベンジルアデニンを含み、生育培地中のオーキシン系植物ホルモンの濃度が1.2mg/l以上である場合、又は
(2−3)生育培地が、ジベレリン系植物ホルモンを含む場合に、生育させたカルスから効率的に不定胚が誘導されることを見出した。すなわち、上記(2−1)〜(2−3)のいずれかの場合、生育させたカルスから効率的に不定胚が誘導され、その結果、カルスを安定的に植物に再生できること、更には、安定的に植物の増殖が可能であることを見出した。
また、本発明のカルスの培養方法(第2−1〜第2−3の本発明)によれば、カルスを効率的に生育させることができると共に、生育させたカルスから効率的に不定胚を誘導でき、その結果、カルスを安定的に植物に再生でき、更には、安定的に植物の増殖が可能である。
また、本発明の不定胚の誘導方法(第3の本発明)によれば、カルスから効率的に不定胚を誘導でき、その結果、カルスを安定的に植物に再生でき、更には、安定的に植物の増殖が可能である。
また、本発明の植物の再生方法(第4−1、第4−2の本発明)によれば、カルスを安定的に植物に再生できる。
また、本発明の植物の増殖方法(第5の発明)によれば、制御された環境下で組織培養を行うことにより、天候や季節等に影響されずに安定的に植物を増殖できる。
また、本発明の成熟胚の発根誘導方法(第6の発明)によれば、イソプレノイド産生植物の成熟胚を特定の発根培地中で培養することにより発根させることができる。
すなわち、第1−1〜第1−4の本発明により誘導されたカルスを使用する結果、又は第1−1〜第1−4の本発明により誘導されたカルスを使用すると共に、第3の本発明により、カルスから効率的に不定胚が誘導される結果、カルスを安定的に植物に再生でき、更には、安定的に植物の増殖が可能となる。具体的には、植物の葉や茎など大量に入手可能な植物の組織片からカルスを誘導し、カルスから不定胚を経て植物に再生することにより、安定的かつ大量に植物を増殖させることが可能である。更に、不定胚を増殖させることにより、より大量に植物を増殖させることが可能である。
より好適には、本発明のカルスの誘導方法(第1−1〜第1−4の本発明)により誘導されたカルスを用いて、本発明の不定胚の誘導方法(第3の本発明)により不定胚を誘導した後に、発芽及び発根させる(本発明の植物の再生方法(第4−1の発明、第4−2の発明))ことにより、植物を増殖させる植物の増殖方法である。
更に好適には、本発明の植物の増殖方法(第5の発明)は、本発明のカルスの誘導方法(第1−1〜第1−4の本発明)により誘導されたカルスを、本発明のカルスの培養方法(第2−1〜第2−3の本発明)により生育させ、生育させたカルスを用いて、本発明の不定胚の誘導方法(第3の本発明)により不定胚を誘導した後に、発芽及び発根させる(本発明の植物の再生方法(第4−1の発明、第4−2の発明))ことにより植物を増殖させる植物の増殖方法である。
更に好適には、上記方法において誘導された不定胚を培養することにより得られる成熟胚を特定の発根培地中で培養することが好ましい。
誘導工程では、イソプレノイド産生植物の組織片を植物生長ホルモン及び炭素源を含む誘導培地中で培養することによりカルスを誘導する。カルスを誘導させる条件としては、特に限定されないが、イソプレノイド産生植物の組織片を上記(1−1)〜(1−4)の特定の培養条件で培養することにより、イソプレノイド産生植物の組織片から効率的にカルスを誘導できると共に、得られたカルスから効率的に不定胚を誘導でき、その結果、カルスを安定的に植物に再生でき、更には、安定的に植物の増殖が可能である。
ここで、本明細書において、幼葉とは、成木及び苗木の新芽から芽吹いた若い葉を意味する。
また、本明細書において、葉とは、幼葉以外の葉を意味する。
また、第1−2の本発明においては、オーキシン系植物ホルモンとして、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸、サイトカイニン系植物ホルモンとして、ベンジルアデニンを使用する。
また、第1−3の本発明においては、オーキシン系植物ホルモンとして、ナフタレン酢酸、及び/又は2,4−ジクロロフェノキシ酢酸、サイトカイニン系植物ホルモンとして、カイネチンを使用することが好ましく、オーキシン系植物ホルモンとして、ナフタレン酢酸及び2,4−ジクロロフェノキシ酢酸、サイトカイニン系植物ホルモンとして、カイネチンを使用することがより好ましい。
また、第1−4の本発明においては、サイトカイニン系植物ホルモンとして、ベンジルアデニン、及び/又はチジアズロンを使用することが好ましく、ベンジルアデニン及びチジアズロンを使用することがより好ましい。なお、第1−4の本発明においては、オーキシン系植物ホルモンを使用しないことが好ましい。
なお、第1−2〜第1−4の本発明(特に、第1−2の本発明)においても、誘導培地が金属イオン含有化合物を含むことが好ましい。これにより、不定胚を誘導しやすいカルスをより好適に得られる。
銀イオン含有化合物としては、例えば、硝酸銀、硫酸銀、リン酸銀、酢酸銀、炭酸銀、塩素酸銀、ヨウ素酸銀、過塩素酸銀、クロム酸銀、臭素酸銀、塩化銀、硫化銀、アジ化銀、フッ化銀、酸化銀、ヨウ化銀、シアン化銀、臭化銀、水酸化銀等が挙げられる。なかでも、本発明の効果が好適に得られるという理由から、硝酸銀が好ましい。
なお、第1−1〜第1−2、第1−4の本発明においても、誘導培地が植物抽出物を含むことが好ましい。これにより、不定胚を誘導しやすいカルスをより好適に得られる。
一方、第1−3の本発明においては、誘導培地中の炭素源の濃度は、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは1質量%以上、更に好ましくは2質量%以上、特に好ましくは3質量%以上、最も好ましくは5質量%以上である。該炭素源の濃度は、好ましくは10質量%以下、より好ましくは8質量%以下である。
なお、本明細書において、炭素源の濃度とは、糖類の濃度を意味する。
第1−1〜第1−3の本発明において、誘導培地中のオーキシン系植物ホルモンの濃度は、より好ましくは1.4mg/l以上、更に好ましくは1.6mg/l以上、特に好ましくは1.8mg/l以上である。該オーキシン系植物ホルモンの濃度は、好ましくは20mg/l以下、より好ましくは10mg/l以下、更に好ましくは4mg/l以下、特に好ましくは2.5mg/l以下である。
なお、本明細書において、固体培地のpHは、固形化剤を除く全成分を添加した培地のpHを意味する。また、本明細書において、暗所とは、照度が0〜0.1lxであることを意味し、明所とは、照度が0.1lxを超えていることを意味する。
増殖工程では、例えば、誘導工程により誘導されたカルス(上述の方法等により遺伝子が組み替えられていてもよい)を植物生長ホルモン及び炭素源を含む生育培地中で培養して増殖(生育)させる。カルスを生育させる条件としては、特に限定されないが、イソプレノイド産生植物のカルスを上記(2−1)〜(2−3)の特定の培養条件で培養することにより、カルスを効率的に生育させることができると共に、生育させたカルスから効率的に不定胚を誘導でき、その結果、カルスを安定的に植物に再生でき、更には、安定的に植物の増殖が可能である。
なお、生育培地は、液体であっても固体であってもよい。また、生育培地が液体培地である場合には、静置培養を行ってもよく、振とう培養を行ってもよい。
また、第2−2の本発明においては、オーキシン系植物ホルモンとして、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸、サイトカイニン系植物ホルモンとして、ベンジルアデニンを使用する。
また、第2−3の本発明においては、ジベレリン系植物ホルモンを使用するが、ジベレリン系植物ホルモンに加えて、オーキシン系植物ホルモンを使用することが好ましく、オーキシン系植物ホルモンとして、ナフタレン酢酸を使用することがより好ましい。また、第2−3の本発明においては、ジベレリン系植物ホルモンに加えて、サイトカイニン系植物ホルモンを使用してもよく、サイトカイニン系植物ホルモンとして、ベンジルアデニン、カイネチンを使用することが好ましい。
なお、第2−2、第2−3の本発明(特に、第2−2の本発明)においても、生育培地が金属イオン含有化合物を含むことが好ましい。これにより、不定胚を誘導しやすいカルスをより好適に生育できる。
第2−1、第2−2の本発明において、生育培地中のオーキシン系植物ホルモンの濃度は、より好ましくは1.4mg/l以上、更に好ましくは1.6mg/l以上、特に好ましくは1.8mg/l以上である。該オーキシン系植物ホルモンの濃度は、好ましくは20mg/l以下、より好ましくは10mg/l以下、更に好ましくは4mg/l以下、特に好ましくは2.5mg/l以下である。
不定胚誘導工程では、植物生長ホルモン及び炭素源を含む不定胚誘導培地中でカルスを培養することにより不定胚を形成させる。カルスから不定胚を誘導(形成)し、不定胚を培養することにより、該不定胚は成熟した不定胚(成熟胚)となり、安定的に植物に再生することができるため、不定胚誘導工程の培養条件は、カルスから不定胚を誘導できる条件であれば、特に限定されないが、「オーキシン系植物ホルモンの濃度/ジベレリン系植物ホルモンの濃度」を特定値以上とすることにより、カルスから効率的に不定胚を誘導でき、その結果、カルスを安定的に植物に再生でき、更には、安定的に植物の増殖が可能である。
不定胚成熟工程では、形成された不定胚を成熟培地で培養することにより不定胚を成熟させる。
発根工程では、炭素源を含む発根培地で成熟胚を培養することにより発根させる。ここで、成熟胚としては、不定胚成熟工程により得られた成熟胚を使用してもよく、不定胚誘導工程により成熟された成熟胚を直接使用してもよい。
培養は、暗所で行っても明所で行ってもよいが、24時間中14〜16時間明所で培養を行うことが好ましく、明所の照度は、2000〜25000lxが好ましい。培養時間は、特に限定されないが、4〜10週間培養することが好ましい。
NAA:ナフタレン酢酸
2,4−D:2,4−ジクロロフェノキシ酢酸
BA:ベンジルアデニン
KI:カイネチン
IAA:インドール酢酸
IBA:インドール酪酸
GA3:ジベレリンA3
TDZ:チジアズロン
PVP:ポリビニルピロリドン
ゲル化剤:アガー
パラゴムノキ:Prince of Songkla Universityに自生しているパラゴムノキ
パラゴムノキから表1に記載の各組織片を採取した。次に、採取した各組織片の表面を流水で洗浄し、さらに70%エタノールで洗浄した後、約5〜10%に希釈した次亜塩素酸ナトリウム溶液で滅菌し、再度流水で洗浄した。
○:50%以上の組織片でカルスの形成が確認できた
×:カルスの形成なし又は死滅
培養は、暗所(0〜0.1lx)又は明所(10000lx、日長時間は表2に記載)で培養し、カルスの生育を促した。
○:50%超のカルスで増殖が確認できた
△:50%以下のカルスで増殖が確認できた
×:カルスの増殖なし又は死滅
次に、誘導されたカルス(表3に示す由来組織が葯、種子外皮と記載のものは、それぞれ実施例1、7の条件により誘導されたカルスを使用)を用いて、カルスから不定胚を形成させるための培地(不定胚誘導培地)条件の検討を基本培地であるMS培地を用いて行った(表3参照)。また、pHは、5.7〜5.8に調整した。なお、固形化剤であるゲル化剤(ファイタゲル)は0.75質量%となるように培地に添加した。そして、調製した各固体培地(滅菌済み)を用いて、誘導工程により誘導されたカルスを培養温度28℃、24時間中16時間の照明下(10000lx)で1〜3ヶ月培養した。なお、1ヶ月培養する毎に培地を交換した。
○:10%のカルスで不定胚の形成が確認できた
×:不定胚の形成なし又は死滅
次に、不定胚を成熟させるために、形成された不定胚を、不定胚誘導培地と同様の組成の培地で継代培養した。培養温度25℃、24時間中12時間の照明下(10000lx)で8週間培養した。良好に不定胚が成熟して成熟胚となり、発芽も観察された。
発根培地の組成を表4に示す。発根培地は、1/2MS培地(植物細胞工学入門(学会出版センター)p20〜p36に記載)に、表4に記載の各成分を添加し、培地のpHを5.7〜5.8に調整した後、ゲル化剤を0.75質量%となるように添加し、オートクレーブ(121℃、20分)で滅菌し、クリーンベンチ内で冷却することにより調製した。
Claims (31)
- イソプレノイド産生植物の組織片を植物生長ホルモン及び炭素源を含む誘導培地中で培養することによりカルスを誘導するカルスの誘導方法において、
前記誘導培地が、金属イオン含有化合物を含むカルスの誘導方法。 - イソプレノイド産生植物の組織片を植物生長ホルモン及び炭素源を含む誘導培地中で培養することによりカルスを誘導するカルスの誘導方法において、
前記誘導培地が、前記植物生長ホルモンとして、オーキシン系植物ホルモン及びサイトカイニン系植物ホルモンを含み、
前記オーキシン系植物ホルモンが、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸、前記サイトカイニン系植物ホルモンが、ベンジルアデニンであり、
前記誘導培地中の前記オーキシン系植物ホルモンの濃度が1.2mg/l以上であるカルスの誘導方法。 - イソプレノイド産生植物の組織片を植物生長ホルモン及び炭素源を含む誘導培地中で培養することによりカルスを誘導するカルスの誘導方法において、
前記誘導培地が、植物抽出物を含み、
前記誘導培地が、前記植物生長ホルモンとして、オーキシン系植物ホルモンを含み、
前記誘導培地中の前記オーキシン系植物ホルモンの濃度が1.2mg/l以上であるカルスの誘導方法。 - イソプレノイド産生植物の組織片を植物生長ホルモン及び炭素源を含む誘導培地中で培養することによりカルスを誘導するカルスの誘導方法において、
前記組織片が幼葉であり、
前記誘導培地が、ポリビニルピロリドンを含むカルスの誘導方法。 - 前記誘導培地が、金属イオン含有化合物を含む請求項2記載のカルスの誘導方法。
- 前記イソプレノイド産生植物がトウダイグサ科に属する植物である請求項1〜5のいずれかに記載のカルスの誘導方法。
- 前記イソプレノイド産生植物がHevea属に属する植物である請求項1〜5のいずれかに記載のカルスの誘導方法。
- 前記イソプレノイド産生植物がパラゴムノキである請求項1〜5のいずれかに記載のカルスの誘導方法。
- イソプレノイド産生植物のカルスを、植物生長ホルモン及び炭素源を含む生育培地中で培養することによりカルスを生育させるカルスの培養方法において、
前記生育培地が、金属イオン含有化合物を含むカルスの培養方法。 - イソプレノイド産生植物のカルスを、植物生長ホルモン及び炭素源を含む生育培地中で培養することによりカルスを生育させるカルスの培養方法において、
前記生育培地が、前記植物生長ホルモンとして、オーキシン系植物ホルモン及びサイトカイニン系植物ホルモンを含み、
前記オーキシン系植物ホルモンが、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸、前記サイトカイニン系植物ホルモンが、ベンジルアデニンであり、
前記生育培地中の前記オーキシン系植物ホルモンの濃度が1.2mg/l以上であるカルスの培養方法。 - イソプレノイド産生植物のカルスを、植物生長ホルモン及び炭素源を含む生育培地中で培養することによりカルスを生育させるカルスの培養方法において、
前記生育培地が、前記植物生長ホルモンとして、ジベレリン系植物ホルモンを含むカルスの培養方法。 - 前記生育培地が、金属イオン含有化合物を含む請求項10記載のカルスの培養方法。
- 前記イソプレノイド産生植物がトウダイグサ科に属する植物である請求項9〜12のいずれかに記載のカルスの培養方法。
- 前記イソプレノイド産生植物がHevea属に属する植物である請求項9〜12のいずれかに記載のカルスの培養方法。
- 前記イソプレノイド産生植物がパラゴムノキである請求項9〜12のいずれかに記載のカルスの培養方法。
- イソプレノイド産生植物のカルスを、植物生長ホルモン及び炭素源を含む不定胚誘導培地中で培養することにより不定胚を形成させる不定胚の誘導方法において、
前記不定胚誘導培地が、前記植物生長ホルモンとして、オーキシン系植物ホルモン及びジベレリン系植物ホルモンを含み、
オーキシン系植物ホルモンの濃度/ジベレリン系植物ホルモンの濃度が0.7以上である不定胚の誘導方法。 - 前記イソプレノイド産生植物のカルスが、イソプレノイド産生植物の種子の外皮又は葯から誘導されたものである請求項16記載の不定胚の誘導方法。
- 前記イソプレノイド産生植物がトウダイグサ科に属する植物である請求項16又は17記載の不定胚の誘導方法。
- 前記イソプレノイド産生植物がHevea属に属する植物である請求項16又は17記載の不定胚の誘導方法。
- 前記イソプレノイド産生植物がパラゴムノキである請求項16又は17記載の不定胚の誘導方法。
- 請求項16〜20のいずれかに記載の不定胚の誘導方法により不定胚を誘導した後に、発芽及び発根させることによりカルスを植物に再生する植物の再生方法。
- 請求項1〜8のいずれかに記載のカルスの誘導方法により誘導されたカルス、又は請求項9〜15のいずれかに記載のカルスの培養方法により生育させたカルスを用いて、不定胚を誘導した後に、発芽及び発根させることによりカルスを植物に再生する植物の再生方法。
- 請求項1〜8のいずれかに記載のカルスの誘導方法により誘導されたカルスを用いて、不定胚を誘導した後に、発芽及び発根させることにより植物を増殖させる植物の増殖方法。
- 請求項1〜8のいずれかに記載のカルスの誘導方法により誘導されたカルスを用いて、請求項16〜20のいずれかに記載の不定胚の誘導方法により不定胚を誘導した後に、発芽及び発根させることにより植物を増殖させる植物の増殖方法。
- 請求項1〜8のいずれかに記載のカルスの誘導方法により誘導されたカルスを、請求項9〜15のいずれかに記載のカルスの培養方法により生育させ、生育させたカルスを用いて、請求項16〜20のいずれかに記載の不定胚の誘導方法により不定胚を誘導した後に、発芽及び発根させることにより植物を増殖させる植物の増殖方法。
- イソプレノイド産生植物の成熟胚を炭素源を含む発根培地中で培養することにより発根させる成熟胚の発根誘導方法。
- 前記発根培地が、金属イオン含有化合物を含む請求項26記載の成熟胚の発根誘導方法。
- 前記発根培地が、活性炭を含む請求項26又は27記載の成熟胚の発根誘導方法。
- 前記イソプレノイド産生植物がトウダイグサ科に属する植物である請求項26〜28のいずれかに記載の成熟胚の発根誘導方法。
- 前記イソプレノイド産生植物がHevea属に属する植物である請求項26〜28のいずれかに記載の成熟胚の発根誘導方法。
- 前記イソプレノイド産生植物がパラゴムノキである請求項26〜28のいずれかに記載の成熟胚の発根誘導方法。
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