JP2017055578A - Dc−dcコンバータ - Google Patents

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Abstract


【課題】動作を安定化しつつ、出力電圧の精度を向上することが可能なDC−DCコンバータを提供する。
【解決手段】DC−DCコンバータは、出力電圧端子と固定電位との間に接続されたコンデンサを備える。DC−DCコンバータは、一端が前記出力電圧端子に接続されたインダクタを備える。DC−DCコンバータは、前記出力電圧端子の出力電圧に基づいたフィードバック信号が第1の基準電圧と等しくなるように第2の基準電圧を調整する調整回路を備える。DC−DCコンバータは、前記第2の基準電圧に対して変調を掛けた変調信号を出力する変調器を備える。DC−DCコンバータは、前記変調信号に基づいた基準信号と、前記フィードバック信号とを比較し、この比較結果に基づいた信号を出力するコンパレータを備える。DC−DCコンバータは、前記コンパレータが出力する信号に基づいたPWM信号を波形整形し、この波形整形したドライブ信号を前記インダクタの他端に出力するドライバを備える。
【選択図】図1

Description

DC−DCコンバータに関する。
近年、携帯情報端末などが急速に進歩してきている。これにより、微細化された高集積CPUなどを駆動するために、直流直流変換装置(以下、DC−DCコンバータという。)には、大電流、高効率、高速クロック動作、高速負荷変動応答が求められている。
しかし、従来のDC−DCコンバータの回路技術では、ピーク電流制御など非常に複雑な回路構成を用いても、クロック周波数が3〜4MHzが限界であり、高速負荷変動応答も市場の要求に答えられていない。
このため、リップル注入型のDCDCコンバータなどが提案されている。
このリップル注入型のDCDCコンバータは、基準電圧に重畳させる重畳リップルによって制御しているため、出力電圧のフィードバック信号のリップルは重畳リップルよりも十分に小さくなければならない。フィードバック信号のリップルが基準電圧に重畳させるリップルに対して無視できない大きさの場合には、動作が不安定になりやすい。また、重畳リップルを小さくすると、ノイズ耐性が劣化する。しかし、重畳リップルを大きくした場合には、出力電圧の変動が大きくなり、出力電圧の精度が低下してしまう。
このように、上記従来のリップル注入型のDCDCコンバータは、動作の安定性と出力電圧の精度がトレードオフの関係にある。
特開2012−010579号公報 特開2012−115047号公報 特開2014−117042号公報
動作を安定化しつつ、出力電圧の精度を向上することが可能なDC−DCコンバータを提供する。
実施形態に従ったDC−DCコンバータは、出力電圧端子と固定電位との間に接続されたコンデンサを備える。DC−DCコンバータは、一端が前記出力電圧端子に接続されたインダクタを備える。DC−DCコンバータは、前記出力電圧端子の出力電圧に基づいたフィードバック信号が第1の基準電圧と等しくなるように第2の基準電圧を調整する調整回路を備える。DC−DCコンバータは、前記第2の基準電圧に対して変調を掛けた変調信号を出力する変調器を備える。DC−DCコンバータは、前記変調信号に基づいた基準信号と、前記フィードバック信号とを比較し、この比較結果に基づいた信号を出力するコンパレータを備える。DC−DCコンバータは、前記コンパレータが出力する信号に基づいたPWM信号を波形整形し、この波形整形したドライブ信号を前記インダクタの他端に出力するドライバを備える。
図1は、第1の実施形態に係るDC−DCコンバータ100の構成の一例を示す回路図である。 図2は、図1に示すDC−DCコンバータ100の調整回路ACの回路構成の一例を示す回路図である。 図3は、図1に示すDC−DCコンバータ100における各信号の波形の一例を示す図である。 図4は、第2の実施形態に係るDC−DCコンバータ200の構成の一例を示す回路図である。 図5は、図4に示すDC−DCコンバータ200における各信号の波形の一例を示す図である。 図6は、第3の実施形態に係るDC−DCコンバータ300の構成の一例を示す回路図である。
以下、実施形態について図面に基づいて説明する。
第1の実施形態
図1は、第1の実施形態に係るDC−DCコンバータ100の構成の一例を示す回路図である。また、図2は、図1に示すDC−DCコンバータ100の調整回路ACの回路構成の一例を示す回路図である。
図1に示すように、DC−DCコンバータ100は、出力電圧端子TOUTと、平滑化用のコンデンサCと、平滑化用のインダクタLと、基準電圧生成回路VCと、調整回路ACと、コンパレータCOMPと、変調器Mと、ドライバDRと、を備える。
ここで、図1に示すように、出力電圧端子TOUTは、固定電位(以下では、例えば、接地)との間に外部負荷LOが接続されている。この出力電圧端子TOUTは、出力電圧VOUTを外部負荷LOに出力する。
なお、図1に示す例においては、フィードバック信号V1は、出力電圧端子TOUTから出力される出力電圧VOUTである。このフィードバック信号V1は、出力電圧VOUTを分圧回路等に分圧した分圧電圧であってもよい。
また、コンデンサCは、出力電圧端子TOUTと接地(固定電位)との間に接続されている。
インダクタLは、一端が出力電圧端子TOUTに接続され、他端がドライバDRの出力に接続されている。
基準電圧生成回路VCは、第1の基準電圧Vrefを生成する。
変調器Mは、第2の基準電圧Vref2に対して変調を掛けた変調信号を出力する。
なお、図1に示す例では、変調信号は、基準信号VMである。すなわち、変調器Mは、第2の基準電圧Vref2に対して変調用クロック信号に同期した変調を掛けることにより得られた基準信号VMを出力する。
なお、基準信号VMは、第2の基準電圧Vref2を中心とする微少振幅の変調波(例えば、三角波、または、正弦波)である。
また、調整回路ACは、フィードバック信号V1(出力電圧VOUT)が第1の基準電圧Vrefに等しくなるように、第2の基準電圧Vref2を調整する。
この調整回路ACは、例えば、図2に示すように、アンプ回路AMと、スイッチSWと、容量CXと、を備える。
アンプ回路AMは、出力電圧VOUTと第1の基準電圧Vrefとの差を増幅した誤差信号を出力する。
容量CXはアンプ回路と第1の基準電圧Vrefとの間に接続されており、アンプ回路AMから出力された誤差信号を積分する。容量に積分した誤差を第1の基準電圧Vrefに加算することにより、第2の基準電圧Vref2が調整される。
スイッチSWは容量CXの初期値を決める目的で第1の基準電圧Vrefと第2の基準電圧Vref2との間に接続されている。
また、コンパレータCOMPは、変調信号に基づいた基準信号VMと、出力電圧端子TOUTの出力電圧VOUTに基づいたフィードバック信号V1とを比較し、この比較結果に基づいた信号を出力する。
なお、この図1に示す例においては、コンパレータCOMPが出力する信号は、PWM信号SPWMである。
このコンパレータCOMPは、例えば、図1に示すように、非反転入力端子に基準信号VMが入力され、反転入力端子にフィードバック信号V1が入力され、PWM信号SPWMを出力する。
また、ドライバDRは、コンパレータCOMPが出力する信号に基づいたPWM(Pulse Width Modulation)信号SPWMを波形整形し、この波形整形したドライブ信号SDをインダクタLの他端に出力する。
このドライバDRは、例えば、インバータである。この場合、ドライバDRは、PWM信号SPWMが“High”レベルの場合、電源電圧(“High”レベル)のドライブ信号を出力する。一方、ドライバDRは、PWM信号SPWMが“Low”レベルの場合、接地電圧(“Low”レベル)をドライブ信号として出力する。
このように、DC−DCコンバータ100は、第1の基準電圧Vrefを正弦波等で変調し、フィードバック信号V1と比較することで、出力電圧VOUTに応じたパルス幅を持つPWM信号SPWMを得るものである。
次に、以上のような構成を有する本実施形態に係るDC−DCコンバータ100の動作特性について説明する。ここでは、出力電圧VOUT(フィードバック信号V1)が目標値(第1の基準電圧Vref)よりも高い初期状態(収束前)から、出力電圧VOUT(フィードバック信号V1)が目標値に収束する例について説明する。なお、出力電圧VOUT(フィードバック信号V1)が目標値よりも低い初期状態(収束前)から、出力電圧VOUT(フィードバック信号V1)が目標値に収束する例も同様に説明される。
図3は、図1に示すDC−DCコンバータ100における各信号の波形の一例を示す図である。なお、この図3では、出力電圧VOUT(フィードバック信号V1)が目標値よりも高い初期状態(収束前)から、出力電圧VOUT(フィードバック信号V1)が目標値に収束する例を示している。
図3に示すように、基準電圧生成回路VCにより生成された第1の基準電圧Vrefは、初期状態(収束前)及び収束後において一定の値になっている。
例えば、図3(初期状態)に示すように、初期状態では、調整回路ACは、第1の基準電圧Vrefと等しい第2の基準電圧Vref2を出力する。
また、基準信号VMは、変調器Mにより、第2の基準電圧Vref2に対して変調用クロック信号に同期した変調を掛けられている(基準信号VMの周期は一定でその振幅(重畳リップル)も一定である)。そして、基準信号VMは、第2の基準電圧Vref2を中心とする微少振幅の変調波になっている。なお、この図3では、基準信号VMが三角波である例を示している。
そして、既述のように、コンパレータCOMPは、基準信号VMと、出力電圧VOUTに基づいたフィードバック信号V1とを比較し、この比較結果に基づいた信号(PWM信号SPWM)を出力する。
そして、図3(初期状態)に示すように、コンパレータCOMPは、フィードバック信号V1が基準信号VM未満である場合には、PWM信号SPWMを“High”レベルにする。一方、コンパレータCOMPは、フィードバック信号V1が基準信号VM以上である場合には、PWM信号SPWMを“Low”レベルにする。
そして、ドライバDRは、上述のようにしてコンパレータCOMPが出力したPWM信号SPWMを波形整形し、この波形整形したドライブ信号SDを出力する。このドライブ信号SDがインダクタLとコンデンサCにより平滑化されて、出力電圧VOUTとして出力端子TOUTに出力される。
その後、図3(収束後)に示すように、調整回路ACは、フィードバック信号V1が第1の基準電圧Vrefに等しくなるように、第2の基準電圧Vref2を調整している。
これにより、初期状態と比較して、フィードバック信号V1(出力電圧VOUT)の電圧が低下して第1の基準電圧Vref(目標値)の電圧と等しくなる。
このとき、初期状態と比較して、第2の基準電圧Vref2の電圧が低下するように調整回路ACにより調整される。この第2の基準電圧Vref2の電圧の低下に合わせて、変調器Mが出力する変調信号(基準信号VM)の電圧も低下する。
そして、図3(収束後)に示すように、コンパレータCOMPは、フィードバック信号V1が基準信号VM未満である場合には、PWM信号SPWMを“High”レベルにする。一方、コンパレータCOMPは、フィードバック信号V1が基準信号VM以上である場合には、PWM信号SPWMを“Low”レベルにする。
そして、ドライバDRは、上述のようにしてコンパレータCOMPが出力したPWM信号SPWMを波形整形し、この波形整形したドライブ信号SDを出力する。このドライブ信号SDがインダクタLとコンデンサCにより平滑化されて、出力電圧VOUTとして出力端子TOUTに出力される。
このように、DC−DCコンバータ100の動作により、フィードバック信号V1である出力電圧VOUTが目標値(ここでは、第1の基準電圧Vref)に収束することとなる。
実施形態の調整回路ACのない従来方式ではデューティが50%から離れるほど収束する電圧値と目標値とがずれる問題を本質的にはらんでいる。特にリップルが大きい場合にこの問題は顕著である。しかし、目標値とのずれを小さくするためにリップルを小さくすると今度はループ安定性、ノイズ耐性、ジッタ特性等が悪化する。本実施形態を用いればリップルを大きくしても調整回路により目標値とのずれを小さくできるため、ループ安定性等の各種特性を確保しつつ出力電圧精度の向上がはかれる。
また、本実施形態に係るDC−DCコンバータ100は、第1の基準電圧Vrefを生成する基準電圧生成回路VCが1つ有ればよく、この第1の基準電圧Vrefを変更する必要が無い。第1の基準電圧VrefはDC−DC以外の様々な回路の基準としても使用されるため変更しない方が好ましい。
以上のように、本実施形態に係るDC−DCコンバータによれば、ループ安定性等の各種特性を確保しつつ出力電圧精度の向上がはかれる。
第2の実施形態
図4は、第2の実施形態に係るDC−DCコンバータ200の構成の一例を示す回路図である。なお、この図4において、図1と同じ符号は、第1の実施形態と同様の構成を示し、説明を省略する。
図4に示すように、DC−DCコンバータ200は、出力電圧端子TOUTと、平滑化用のコンデンサCと、平滑化用のインダクタLと、基準電圧生成回路VCと、調整回路ACと、コンパレータCOMPと、変調器Mと、ドライバDRと、を備える。
この第2の実施形態においては、変調器Mは、第1の基準電圧Vrefに対して変調を掛けた変調信号を出力する。
なお、図4に示す例では、変調信号は、基準信号VMである。すなわち、変調器Mは、第1の基準電圧Vrefに対して変調用クロック信号に同期した変調を掛けることにより得られた基準信号VMを出力する。
そして、コンパレータCOMPは、基準信号VMと、出力電圧端子TOUTの出力電圧VOUTに基づいたフィードバック信号V1とを比較し、この比較結果に基づいた信号(PWM信号SPWM)を出力する。
さらに、第2の実施形態においては、調整回路ACは、フィードバック信号V1が第1の基準電圧Vrefに等しくなるように、コンパレータCOMPのオフセット電圧を調整する。
このように、第2の実施形態に係るDC−DCコンバータ200は、第1の実施形態に係るDC−DCコンバータ100と比較して、変調器Mは、第2の基準電圧Vref2に代えて第1の基準電圧Vrefに対して変調を掛けた変調信号を出力する点、及び、調整回路ACによる調整の対象が第2の基準電圧Vref2に代えてコンパレータCOMPのオフセット電圧である点が、異なる。
なお、この第2の実施形態に係るDC−DCコンバータ200のその他の構成および機能は、第1の実施形態と同様である。
次に、以上のような構成を有する本実施形態に係るDC−DCコンバータ200の動作特性について説明する。ここでは、出力電圧VOUT(フィードバック信号V1)が目標値(第1の基準電圧Vref)よりも高い初期状態(収束前)から、出力電圧VOUT(フィードバック信号V1)が目標値に収束する例について説明する。なお、出力電圧VOUT(フィードバック信号V1)が目標値よりも低い初期状態(収束前)から、出力電圧VOUT(フィードバック信号V1)が目標値に収束する例も同様に説明される。
図5は、図4に示すDC−DCコンバータ200における各信号の波形の一例を示す図である。なお、この図5では、出力電圧VOUT(フィードバック信号V1)が目標値よりも高い初期状態(収束前)から、出力電圧VOUT(フィードバック信号V1)が目標値に収束する例を示している。
例えば、図5(初期状態)に示すように、初期状態では、調整回路ACは、コンパレータCOMPのオフセット電圧は、ゼロである。
また、基準信号VMは、変調器Mにより、第1の基準電圧Vrefに対して変調用クロック信号に同期した変調を掛けられている(基準信号VMの周期は一定でその振幅(重畳リップル)も一定である)。そして、基準信号VMは、第1の基準電圧Vrefを中心とする微少振幅の変調波になっている。なお、この図5では、基準信号VMが三角波である例を示している。
そして、既述のように、コンパレータCOMPは、基準信号VMと、出力電圧VOUTに基づいたフィードバック信号V1とを比較し、この比較結果に基づいた信号(PWM信号SPWM)を出力する。
そして、図5(初期状態)に示すように、コンパレータCOMPは、フィードバック信号V1が基準信号VM未満である場合には、PWM信号SPWMを“High”レベルにする。一方、コンパレータCOMPは、フィードバック信号V1が基準信号VM以上である場合には、PWM信号SPWMを“Low”レベルにする。
そして、ドライバDRは、上述のようにしてコンパレータCOMPが出力したPWM信号SPWMを波形整形し、この波形整形したドライブ信号SDを出力する。このドライブ信号SDがインダクタLとコンデンサCにより平滑化されて、出力電圧VOUTとして出力端子TOUTに出力される。
さらに、第2の実施形態においては、調整回路ACは、出力電圧VOUTが第1の基準電圧Vrefに等しくなるように、コンパレータCOMPのオフセット電圧Xを調整している。
これにより、初期状態と比較して、フィードバック信号V1(出力電圧VOUT)の電圧が低下して第1の基準電圧Vref(目標値)の電圧と等しくなる。
このとき、初期状態と比較して、第2の基準電圧Vref2の電圧が低下するように調整回路ACにより調整される。この第2の基準電圧Vref2の電圧の低下に合わせて、変調器Mが出力する変調信号(基準信号VM)の電圧も低下する。
そして、図5(収束後)に示すように、コンパレータCOMPは、フィードバック信号V1+オフセット電圧Xが基準信号VM未満である場合には、PWM信号SPWMを“High”レベルにする。一方、コンパレータCOMPは、フィードバック信号V1+オフセット電圧Xが基準信号VM以上である場合には、PWM信号SPWMを“Low”レベルにする。
そして、ドライバDRは、上述のようにしてコンパレータCOMPが出力したPWM信号SPWMを波形整形し、この波形整形したドライブ信号SDを出力する。このドライブ信号SDがインダクタLとコンデンサCにより平滑化されて、出力電圧VOUTとして出力端子TOUTに出力される。
このように、DC−DCコンバータ200の動作により、フィードバック信号V1である出力電圧VOUTが目標値(ここでは、第1の基準電圧Vref)に収束することとなる。
第2の実施形態においても調整回路が目標値と電圧値との差を補正するためリップルを大きくできる。このため、DC−DCコンバータ200のループ安定性等の各種特性を確保しつつ出力電圧精度の向上がはかれる。
すなわち、本実施形態に係るDC−DCコンバータによれば、第1の実施形態と同様に、動作を安定化しつつ、出力電圧の精度を向上することができる。
第3の実施形態
図6は、第3の実施形態に係るDC−DCコンバータ300の構成の一例を示す回路図である。なお、この図6において、図1と同じ符号は、第1の実施形態と同様の構成を示し、説明を省略する。
図6に示すように、DC−DCコンバータ300は、出力電圧端子TOUTと、平滑化用のコンデンサCと、平滑化用のインダクタLと、基準電圧生成回路VCと、調整回路ACと、コンパレータCOMPと、変調器Mと、ドライバDRと、を備える。
第3の実施形態においては、変調器Mは、第1の基準電圧Vrefに対して変調を掛けた変調信号を出力する。なお、図6に示す例では、変調器Mは、第1の基準電圧Vrefに対して変調用クロック信号に同期した変調を掛ける。さらに、第3の実施形態においては、調整回路ACは、変調器Mが出力した変調信号が入力され、フィードバック信号V1が第1の基準電圧Vrefに等しくなるように、変調信号を調整した基準信号VMを出力する。
この調整回路ACは、例えば、図6に示すように、調整抵抗RIと、アンプ回路AMと、を備える。
調整抵抗RIは、一端に変調器Mが出力した変調信号が入力される。
アンプ回路AMは、反転入力端子にフィードバック信号V1が入力され、非反転入力端子に第1の基準電圧Vrefが入力され、出力が調整抵抗RIの他端に接続されている。
この調整回路ACは、調整抵抗RIの他端から基準信号VMを出力する。なお、この基準信号VMの波形は、第1の実施形態に係るDC−DCコンバータ100の基準信号VMの波形と同様になる。
また、コンパレータCOMPは、基準信号VMと、出力電圧端子TOUTの出力電圧VOUTに基づいたフィードバック信号V1とを比較し、この比較結果に基づいた信号(PWM信号SPWM)を出力する。
このコンパレータCOMPは、例えば、図6に示すように、非反転入力端子に基準信号VMが入力され、反転入力端子にフィードバック信号V1が入力され、PWM信号SPWMを出力する。
このように、第3の実施形態に係るDC−DCコンバータ300は、第1の実施形態に係るDC−DCコンバータ100と比較して、変調器Mは、第2の基準電圧Vref2に代えて第1の基準電圧Vrefに対して変調を掛けた変調信号を出力する点、及び、調整回路ACによる調整の対象が第2の基準電圧Vref2に代えて変調信号である点が、異なる。
なお、この第3の実施形態に係るDC−DCコンバータ300のその他の構成および機能は、第1の実施形態と同様である。また、このDC−DCコンバータ300の動作特性について説明する。
すなわち、本実施形態に係るDC−DCコンバータによれば、第1の実施形態と同様に、ループ安定性等の各種特性を確保しつつ出力電圧精度の向上がはかれる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100、200、300 DC−DCコンバータ
TOUT 出力電圧端子
C コンデンサ
L インダクタ
VC 基準電圧生成回路
AC 調整回路
COMP コンパレータ
M 変調器
DR ドライバ

Claims (5)

  1. 出力電圧端子と固定電位との間に接続された第1のコンデンサと、
    一端が前記出力電圧端子に接続されたインダクタと、
    前記出力電圧端子の出力電圧に基づいたフィードバック信号が第1の基準電圧と等しくなるように第2の基準電圧を調整する調整回路と、
    前記第2の基準電圧に対して変調を掛けた変調信号を出力する変調器と、
    前記変調信号に基づいた基準信号と、前記フィードバック信号とを比較し、この比較結果に基づいた信号を出力するコンパレータと、
    前記コンパレータが出力する信号に基づいたPWM信号を波形整形し、この波形整形したドライブ信号を前記インダクタの他端に出力するドライバと、を備える
    ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  2. 前記調整回路は、
    非反転端子に前記フィードバック信号が入力され、反転端子に前記第1の基準電圧が入力され、出力端子から前記第2の基準電圧を出力する第1のアンプ回路と、
    前記第1のアンプ回路の非反転端子と出力端子間に接続された第2のコンデンサと、
    前記第1のアンプ回路の非反転端子と出力端子間に、前記第2のコンデンサと並列に接続されたスイッチと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のDC−DCコンバータ。
  3. 出力電圧端子と固定電位との間に接続されたコンデンサと、
    一端が前記出力電圧端子に接続されたインダクタと、
    第1の基準電圧に対して変調を掛けた変調信号を出力する変調器と、
    前記変調信号に基づいた基準信号と、前記出力電圧端子の出力電圧に基づいたフィードバック信号とを比較し、この比較結果に基づいた信号を出力するコンパレータと、
    前記フィードバック信号が前記第1の基準電圧に等しくなるように、前記コンパレータのオフセット電圧を調整する調整回路と、
    前記コンパレータが出力する信号に基づいたPWM信号を波形整形し、この波形整形したドライブ信号を前記インダクタの他端に出力するドライバと、を備える
    ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  4. 出力電圧端子と固定電位との間に接続されたコンデンサと、
    一端が前記出力電圧端子に接続されたインダクタと、
    第1の基準電圧に対して変調を掛けた変調信号を出力する変調器と、
    前記変調信号が入力され、前記出力電圧端子の出力電圧に基づいたフィードバック信号が前記第1の基準電圧に等しくなるように、前記変調信号を調整した基準信号を出力する調整回路と、
    前記基準信号と、前記フィードバック信号とを比較し、この比較結果に基づいた信号を出力するコンパレータと、
    前記コンパレータが出力する信号に基づいたPWM信号を波形整形し、この波形整形したドライブ信号を前記インダクタの他端に出力するドライバと、を備える
    ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  5. 前記調整回路は、
    一端に前記変調器と接続された調整抵抗と、
    反転入力端子に前記フィードバック電圧が入力され、非反転入力端子に前記第1の基準電圧が入力され、出力が前記調整抵抗の他端に接続されたアンプ回路と、を備え、
    前記調整抵抗の他端から前記基準信号を出力する
    ことを特徴とする請求項4に記載のDC−DCコンバータ。
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