JP2017055198A - シート処理装置及び画像読取装置 - Google Patents

シート処理装置及び画像読取装置 Download PDF

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Abstract

【課題】装置本体の設置場所によってユーザーが処理設定を行う手間を省くことができる技術を提供する。
【解決手段】原稿Dの画像を読み取るラインイメージセンサ61、62と、原稿Dを取り込むピックアップローラ2と、取り込まれた原稿を画像読み取り位置へ搬送し排出する搬送手段、給送ローラ3、分離ローラ4、レジストローラ5、搬送ローラ7と、前部フレーム83の角度を検出する接触センサと、を有する画像読取装置1において、画像読取処理開始命令を受けたときに行う第1の原稿搬送形態と、これとは異なる第2の原稿搬送形態とを、接触センサの検知結果に基づいて選択し、原稿Dの読み取りを開始する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シートに対して所定の処理を施すシート処理装置、及びシートの一例としての原稿の画像を読み取る画像読取装置に関する。
従来、この種の装置において、原稿読取部が内蔵された装置本体を形成する筐体の後面部側に、給紙トレイを配置し、この給紙トレイ上に原稿をセットして、筐体の後面部側から原稿を一枚ずつ送り込んで前面部側に向け排紙する構成の画像読取装置がある。
また、給紙トレイをなくし、装置の前面開口部に原稿の入口(給紙口)と出口(排紙口)を設け、入口側から原稿給紙手段により原稿を給紙し、Uターンさせて原稿読取手段に導くとともに、原稿排紙手段により原稿を装置前面開口部の出口側に向け排紙する構成が知られている(特許文献1参照)。
この特許文献1の構成により、原稿の入口と出口が同じ筐体の前面開口部側となり、コンパクトになり、給紙トレイをなくした分、装置が小さくなる。しかしながら、このUターン構成の装置でも、原稿を給紙口にセットする広さが必要になる。例えば、図11(a)のように、原稿を給紙口に平置きして使用する場合、机40が給紙口の原稿を支持する役割を担っている。一方、図11(b)のように原稿を給紙口にセットする広さがない場合、給紙口の原稿を支持するものがないため、ユーザーは原稿を手で支えながら読取を行う必要がある。
特開平5−14593号公報
ここで、図11(b)のような場合、画像読取装置が給紙口を監視し原稿が挿入されるとスキャンを開始する機能(オートスキャンスタート機能)を設けると、ユーザーは原稿を手で支えながら、画像読取装置にスキャン命令を出すという2つのことを同時に行わずに給紙口に原稿を挿入するだけで読取が行える。
一方、図11(a)のように原稿を置くスペースがあり、原稿を給紙口に挿入した後、原稿を手で揃える等、ユーザーのタイミングで原稿の読取を開始する場合もある。
このように、画像読取装置の設置場所によって、ユーザーの対応が異なるため、ユーザーにとって手間となる場合がある。
本発明は、シートの処理に対してユーザーの手間を省くことができる技術を提供する。
本発明のシート処理装置は、シートを装置本体内に取り込む取込手段と、前記装置本体内でシートに対する第1処理又は第2処理を行う処理手段と、前記装置本体の設置状況を検出する検出手段と、を備え、前記処理手段は、前記検知手段の検出結果に基づいて、前記第1処理又は前記第2処理を選択してシートに対する処理を実行することを特徴とする。
また、本発明の画像読取装置は、原稿画像を読取る原稿読取手段と、原稿を給紙する原稿給紙手段と、給紙された原稿を画像読取手段に向け送り込む原稿送り手段と、を有する画像読取装置において、前記装置の設置位置を検知する設置位置検出手段と、前記装置が画像読取処理開始命令を受けたときに行う第1の原稿読取形態と、装置が画像読取処理開始命令を受けたときに行う、前記第1の原稿読取形態とは異なる第2の原稿読取形態と、を備え、前記設置位置検出手段の検知結果に基づいて、前記形態のどちらかを選択し、原稿の読取りを開始することを特徴とする。
本発明によれば、シートの処理に対してユーザーの手間を省くことができるシート処理装置又は画像読取装置を実現できる。また、例えば、給紙トレイ等をなくした構成の装置構成において、装置の設置場所によって、ユーザーが読取設定を選択する手間を解消することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略図。 電気回路の概略図。 システム構成の概略図。 ソフトウェア構成の概略図、 ユーザーインターフェースの概略図。 オートスキャンスタート処理機能ONとOFFのシーケンス図。 画像読取装置の設置例。 画像読取装置の設置例。 設置位置検知部の概略図。 設定切り替え処理のシーケンス図。 画像読取装置の設置例。 斜行補正処理の説明図。 画像読取装置の設置例。 搬送速度制御のシーケンス。 画像読取装置の設置例。 画像読取装置正面図。
以下に図を参照して、この発明を実施するための実施の形態を説明する。ただし、この説明で記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施形態に限定する趣旨のものではない。
図1は実施形態に係る画像読取装置1の一例を示す図である。
図1において、画像読取装置1は、回転軸83aを中心に回動可能な前部フレーム83と、原稿Dをピックアップするピックアップローラ(装置内への取込手段の一例)2と、ピックアップされた原稿Dを1枚ずつ分離する分離ローラ4と、分離された原稿Dを装置内に給送する給送ローラ3と、原稿Dを搬送するレジストローラ5とを備える。
また、本実施形態の画像読取装置1は、原稿Dの上面(表面)の画像情報を読み取るイメージセンサー61と、原稿Dの下面(裏面)の画像情報を読み取るイメージセンサー62と、原稿Dを搬送する搬送ローラ7と、回転軸81aを中心に回動可能な上部フレーム81と、回転軸81aを軸支する下部フレーム82と、を備える。
さらに、上部フレーム81は、ピックアップローラ2、給送ローラ3、レジストローラ5(上側)、イメージセンサー61、及び搬送ローラ7(上側)を収容し、下部フレーム82は、分離ローラ4、レジストローラ5(下側)、イメージセンサー62、及び搬送ローラ7(下側)を収容する。
回転軸81aを軸支する部分(不図示)は、下部フレーム82と一体に構成され、上部フレーム81を挟み込むように両側面(図の手前と奥)に延びている。
次に、画像読取時の動作について説明する。スキャンが開始されると、画像読取装置1は、原稿検知センサ9を用いて原稿Dが存在するか否かを判定する。
原稿Dが存在していれば、原稿を給紙する前に、イメージセンサー61,62でそれぞれ白色部材8を読み取る。得られた読取信号からシェーディング補正用のデータを生成して画素毎に記憶する。
その後、原稿Dをピックアップローラ2と給送ローラ3によって装置内に取り込み、分離ローラ4によって1枚ずつに分離する。
原稿Dがレジストセンサ10を通過すると、イメージセンサー61、62で、原稿Dの上面および下面を主走査方向に沿って読み取る。そして、画像データに対し、補正用データを用いシェーディング補正を実行する。
原稿Dの後端がレジストセンサ8を通過し一定時間経過後、画像読取を終了し、原稿Dを搬送ローラ7によって装置外へ排出する。矢印は原稿が搬送される方向を示している。なお、上記シェーディング補正データの生成と記憶は、積載された原稿の全てに対して最初に1回行うだけでもよく、数枚ごとに再度行ってもよい。
ここで、例えば、紙詰まり等が発生した場合、ユーザーは上部フレーム81を手動で開き、装置内に滞留した原稿Dを取り除くことができる。
図2は、画像読取装置1の電気回路の概略構成を示すブロック図である。
A/D変換部21、22は、ラインイメージセンサ61、62の出力信号を、増幅や黒レベルクランプなどのアナログ処理を施した後、デジタル変換し、画像データを生成する。
画像処理部23は、ラインイメージセンサ61と62およびA/D変換部21と22の制御と、画像データにシェーディング補正などの画像処理を行う。画像メモリ24は画像データ、補正用データを記憶する。
インターフェース部25は、PCなどの外部ホスト装置と通信するためのインターフェースであり、画像読取装置1はインターフェース部25を介して外部ホスト装置と通信を行う。
なお、インターフェース部25は、有線USB、有線LAN、無線LAN、ワイヤレスUSB、ブルートゥースなどである。
また、バス26は、画像処理部23とCPU27を接続するバスである。CPU27は、画像処理部23、駆動部29とモータドライバ28の制御を行う。なお、画像処理部23を介して画像メモリ23にアクセスも行う。
駆動部29は、ピックアップローラ2、給送ローラ3、分離ローラ4、レジストローラ対5、搬送ローラ7を駆動するためのモータである。モータドライバ28は、CPU27からの指示に基づいて駆動部29を制御する。
図3は、画像読取装置1とPC30(外部ホスト装置)の接続構成の説明図である。画像読取装置1とPC30は机40上に設置されている。
画像読取装置1は、インターフェース部25、USBケーブル31を介してPC30と接続される。表示装置32は、操作者に対して各種情報を表示するための表示ユニットである。操作部33は、キーボードなどの入力デバイスである。
図4は、アプリケーション50とスキャナドライバ51の構成を示す図である。アプリケーション50は、スキャナドライバ51を介して画像読取装置1を制御する。
画像データが画像読取装置1からアプリケーション50に渡るまでの処理について説明すると、画像読取装置1で読取られた画像は、スキャナドライバ51を介しアプリケーション50に渡る。
アプリケーション50とスキャナドライバ51との間はTwain規格で決められたプロトコルで通信を行っている。スキャナドライバ51と画像読取装置1との間では、USB規格で決められたプロトコルで通信を行っている。なお、ユーザーはアプリケーション50とスキャナドライバ51をPC30インストールして使用する。
図5は、ユーザーインターフェース60の一例を示した図である。ユーザーインターフェース60は、PC30の表示装置32に表示される。ユーザーインターフェース60では、カラーモード、読取サイズ、解像度、オートスキャンスタート機能(後述)と設置位置検出(後述)を設定できる。
ユーザーが、スキャンボタンの押下すると、アプリケーション50はスキャナドライバ51を介して、画像読取装置1にスキャン開始命令を送る。スキャン開始命令を受けると、画像読取装置1はスキャンを開始する。Closeボタン押下するとユーザーインターフェース60は終了する。
次にオートスキャンスタート機能について説明する。図6(a)は、オートスキャンスタート機能ONのスキャンシーケンスを示し、図6(b)はオートスキャンスタート機能OFFのスキャンシーケンスを示す。
まず、オートスキャンスタート機能ONのときのスキャンシーケンスを説明する。ユーザーがユーザーインターフェース60のスキャンボタンを押す(ステップS1000)と、画像読取装置1は、原稿検知センサ9で、前部フレーム83に原稿があるかどうかを調べる(1001)。
原稿がない場合、原稿が置かれるまで待機する。原稿が置かれると、スキャンを開始し(1002)、原稿が無くなるまでスキャンを行い終了する(ステップS1003)。次にオートスキャンスタート機能OFFのスキャンシーケンスを説明する。
ユーザーがユーザーインターフェース60のスキャンボタンを押す(ステップS1004)と、画像読取装置1は、原稿検知センサ9で、原稿があるかどうかを調べる(1005)。
原稿がない場合、「原稿がありません」エラーを表示装置32に表示し(ステップS1006)、スキャン処理を終了する(ステップS1008)。原稿がある場合は、スキャンを開始し(ステップS1007)、原稿がなくなるまでスキャンを行い終了する(ステップS1008)。
次に画像読取装置1の設置位置検出手段について説明する。図7と8は、画像読取装置1の設置位置の図である。図7は、給紙口に原稿をセットする広さがある位置に画像読取装置1を設置した例である。
この場合、画像読取装置1の給紙口付近に原稿を置くスペース41がある。図8は、机の端に画像読取装置1を設置した例である。この場合、給紙口付近に原稿を置くスペース41がない。
この2つの設置状況の違いは、前部フレーム83の開く角度である。図7の場合、机が前部フレーム83を支えており、前部フレーム83は、机と平行になる。
図8の場合、前部フレーム83を支える机が無いため、前部フレーム83は、机からの水平線84よりも下側に傾く。この前部フレーム83の2状態を利用して、画像読取装置1の設置位置を検出する。
図9は前部フレーム83が開く角度を検知する検知部の説明図である。前部フレーム83は接触センサ70を備えており、図7の設置状況の場合、接触センサ70は接触状態である。
図8の設置状況の場合、前部フレーム83は机よりも下側に傾き、接触センサ70の接触部分の一部が上方向に上がるため、接触部センサ70は切断される。この接触センサ70が接触しているか否かの確認は、画像読取装置1からPC30に対して所定の信号が送信され、あるいはPC30から画像読取装置1に対する問い合わせに基づく回答により、PC30側で行うことが可能となる。
つまり、接触状態のときは、画像読取装置1が図7の設置状況にあることを示し、切断状態のときは、画像読取装置1が図8の設置状況にあることを示している。
次に、画像読取装置1の設置状況によって設定を切り替える切り替え処理について説明する。この処理は、ユーザーインターフェース60上の設置位置検出設定で、ONとOFFを切り替えられる。
図10は、設置位置検出手段の検出結果によって、設定を切り替えるシーケンス図である。アプリケーション50がスキャナドライバ51をロードすると(ステップS2000)、スキャナドライバ51は、設置位置検知設定がONかどうかを確認する(ステップS2001)。ステップS2001では、スキャナドライバ51が設置位置検知設定ONかどうかを確認する場合について説明したが、アプリケーション50が確認してもよい。
ステップS2001においてONの場合、CPU27(アプリケーション50、あるいはスキャナドライバ51でも良い)は、画像読取装置1の接触センサ70が接触状態にあるかを判定する(ステップS2002)。
非接触状態であれば、オートスキャンスタート機能をONに変更し(ステップS2003)、処理を終了する(ステップS2005)。接触状態であれば、オートスキャンスタート機能をOFFに変更する(ステップS2004)。また、ステップS2001において、設置位置検知設定がOFFの場合、設定を変更せずに終了する(ステップS2005)。
ここで、例えば、図8のように、手で原稿を支えながら原稿を給紙口に挿入すると、原稿は固定されていないため、原稿が斜めに給紙されやすい。このような場合、図10のシーケンスにおいて、CPU27(アプリケーション50、あるいはスキャナドライバ51でも良い)は、オートスキャンスタート機能をONにする(ステップS2003)と同時に斜行補正処理(後述)もONにすると、原稿が斜めに搬送されても、斜行補正処理によって、画像内の原稿部分を真っ直ぐに補正できる。
次に斜行補正について説明する。斜行補正は、画像内の原稿部分を搬送方向に対して平行にする画像処理である。
図12は、画像読取装置1が読取った画像の例である。91は原稿画像、90は背景画像である。斜行補正処理は、画像を副走査方向と主走査方向に走査し(図矢印部分参照)、原稿と背景の濃度差が一定値を超えた座標位置を検知し、原稿画像の4辺(図では、辺92〜95となる。)を検出する。検出した4辺のうち一番長い辺を原稿の傾きとする。この傾き角度で原稿画像を回転処理し、原稿部分が搬送方向に対して平行になるように補正する。
斜行補正のONとOFFは、ユーザーインターフェース60にラジオボタンを設け(不図示)、変更可能である。
また、上述した説明では、装置の設置位置により、ユーザーインターフェース60の設定内容を自動で変更したが、変更する内容を画像読取装置1の制御方法にしてもよい。
例えば、図8の設置状況の場合、ユーザーが原稿を手で支えているので、画像読取装置1が勢いよく原稿を給紙すると、ユーザーの手も巻き込む危険性がある。この対策として、図8の設置状況を画像読取装置1が検知した場合、給紙が安定するまで、ゆっくり給紙を開始し、原稿がある程度装置内に引き込まれたら、給紙速度を上げる制御を行う。
また、図7の設置状況を画像読取装置1が検知した場合、画像読取装置1は給紙開始時から排紙終了時まで一定速度で、原稿搬送を行う。
ここで、図14は、給紙制御のフローチャートを示す。まず画像読取装置1がスキャンを開始し(ステップS3000)、低速で給紙を開始する(ステップS3001)。一定時間低速で給紙し(ステップS3002)、一定時間経過後、標準の速度で給紙を行い(ステップS3003)、原稿を排紙する。
また、例えば、図15の設置状況では、前部フレーム83に備えられた接触センサ70は接続状態であるが、原稿を支えるスペース41がないので、ユーザーは原稿を手で支えている。
このような設置状況を画像読取装置1が検知するために、図15の距離センサ101を用いる。この距離センサ101は、原稿を手で支えているユーザーの手を検知するために用いられる。
図10のシーケンスにおいて、ステップS2002の分岐で、接触センサ70の代わりに、画像読取装置1は、距離センサ101を用いる。
画像読取装置1は、距離センサ101がユーザーの手を検知すると、オートスキャンスタートをONにする(ステップS2003)。
ユーザーの手を検知しない場合は、オートスキャンスタートをOFFにする(ステップS2004)。また、上述したように距離センサ101がユーザーの手を検知した場合は、画像読取装置1は、原稿を支えているユーザーの手を巻き込まないように、低速で給紙を開始し(ステップS3001)、一定時間経過後、標準の速度で給紙を行い(ステップS3003)、原稿搬送を行う。
距離センサ101がユーザーの手を検知しない場合は、画像読取装置1は、標準速度で給紙・搬送を行う。
以上、本発明により、給紙トレイ(シート載置台)を持たない画像読取装置において、装置の設置場所によって、ユーザーが読取設定を選択する手間を解消できる。
なお、上述した実施形態の説明では、図8の設置状況において、給紙速度を制御したが、ユーザーが原稿を給紙口に挿入したことを、画像読取装置1が原稿検知センサで検出したら、ピックアップローラを下げ、原稿を支える制御を行ってもよい。
また、設置位置検出機能として、画像読取装置1に傾きセンサ100を備え、図13のように、ユーザーが画像読取装置1を給紙口が下になるように、縦向きで、壁にかけたことを検出できるようにし、壁にかけた状況では、水平に設置されたときよりも、画像読取装置1は、ピックアップローラのトルクを上げて給紙する制御を行ってもよい。
また、設置位置検出手段として、ユーザーが画像読取装置1に通知するようにしてもよい。例えば、画像読取装置1にスイッチ(不図示)を設ける。
図10のシーケンス2002において、接触センサ70の代わりにスイッチを用いる。画像読取装置1は、スイッチがONのときは2002の分岐でYesとして処理を行い、OFFのときはNOとして処理を行う。
また、上述した実施形態では、距離センサ101を用いて図15の設置状況を検知したが、距離センサ101の代わりにカメラを用い、スペース41があるかどうかを画像処理で検知してもよい。
また、接触センサ70、距離センサ101またはカメラの代わりに、原稿検知センサ9を3つ用いてもよい。
例えば、図8や図15の設置状況において、ユーザーが原稿を手で支えるとき、原稿にコシをつけるため、原稿をU字型にそらせることがある(図16参照)。
図16は、ユーザーが原稿Dをそらせて挿入したときの図である。原稿Dがそっている場合、原稿検知センサ9−1のみ原稿Dを検知し、原稿検知センサ9−2と9−3は原稿Dを検知しない。
図10のシーケンスにおいて、接触センサ70の代わりに、原稿検知センサ9を用いる。画像読取装置1は、原稿検知センサ9−1のみが原稿Dを検知すれば、2002の分岐でYesとして処理を行い、原稿検知センサ3つのうちのどれか2つが原稿を検知した場合、NOとして処理を行う。
以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細に説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明は、次のような態様を含む。
本発明の一態様としては、シートを装置本体内に取り込む取込手段と、前記装置本体内でシートに対する第1処理又は第2処理を行う処理手段と、前記装置本体の設置状況を検出する検出手段と、を備え、前記処理手段は、前記検知手段の検出結果に基づいて、前記第1処理又は前記第2処理を選択してシートに対する処理を実行することを特徴とするシート処理装置にある。
かかる本発明に態様によれば、シートを装置内に取り込んで所定の処理を施すにあたり、装置本体の設置状況に基づいてその処理内容を変更することにより、シートの処理に対してユーザーの手間を省くことができる。特に、処理手段は、装置本体の設置状況に適した処理となるように自動的に変更することにより、ユーザーが手間をかけずに設置状況に応じた処理を実施できる。ここでいう処理とは、例えば、シートに対する印刷処理、折り曲げ等の変形処理、打ち抜き処理、あるいはシート(シートに印刷された文字等の情報を有する原稿)の画像読取、あるいはシートが有する磁気情報を読み取る、等の各種処理を含む。第1処理又は第2処理を選択するとは、例えば、装置本体の設置状況(例えば、設置に伴う装置本体の姿勢等)に応じて第1処理とするか、第2処理とするかを内部処理として切り替えること等を含むものである。
また、上記本発明では、前記処理手段は、シートの画像を読み取る画像読取手段であり、前記第1処理と前記第2処理とは、異なる読取設定に基づく読取処理であることを特徴としてもよい。
かかる本発明の態様によれば、装置の設置状況に合わせた設定条件(例えば、斜行が生じやすい姿勢でのシート取込の場合、斜行補正を後処理条件に加える、あるいは、取込条件を変更する等)を含む読取処理を好適に行うことができる。
また、上記本発明では、前記処理手段は、画像読取手段が読み取った画像データの画像処理を行う画像処理手段であり、前記第1処理と前記第2処理とは、異なる画像処理の条件に基づく画像処理であることを特徴としてもよい。
かかる本発明の態様によれば、取得した画像データに対し、装置の設置状況に合わせた画像処理を行うことができる。
また、上記本発明では、前記取込手段によりシートを取り込む取込口にてシートの有無を検知するシート検知手段を更に備え、前記第1処理は、処理開始命令を受けたときに、前記シート検知手段がシートを検知するか否かに関わらず処理を開始する形態であり、前記第2処理は、処理開始命令を受けた後に、前記シート検知手段がシートを検知してから処理を開始する形態であることを特徴としてもよい。
かかる本発明の態様によれば、装置の設置状況に合わせた取込を行うことにより、ユーザーの手間を軽減することができる。
また、本発明の他の態様としては、原稿画像を読取る原稿読取手段と、原稿を給紙する原稿給紙手段と、給紙された原稿を画像読取手段に向け送り込む原稿送り手段と、を有する画像読取装置において、前記装置の設置位置を検知する設置位置検出手段と、前記装置が画像読取処理開始命令を受けたときに行う第1の原稿読取形態と、装置が画像読取処理開始命令を受けたときに行う、前記第1の原稿読取形態とは異なる第2の原稿読取形態と、を備え、前記設置位置検出手段の検知結果に基づいて、前記形態のどちらかを選択し、原稿の読取りを開始することを特徴とした画像読取装置にある。
かかる本発明の態様によれば、装置の設置状況に合わせてユーザーが望む原稿読取形態に切り替わるため、ユーザーの手間を軽減できる。
上記本発明では、給紙口にて原稿の有無を検知する原稿検知手段と、前記原稿検知手段にて原稿を検知するまで原稿読取の開始を待つ原稿読取開始待機手段をさらに備え、前記第1の原稿読取形態は、装置が画像読取処理開始命令を受けた後に即座に、画像読取を開始し、前記第2の原稿読取形態は、装置が画像読取処理開始命令を受けた後に前記原稿読取開始待機手段にて、待機し、原稿検知後に画像読取を開始することを特徴としてもよい。
かかる本発明の態様によれば、装置の設置状況とそのときの原稿の取り込み状況とを加味して、ユーザーが望む原稿読取形態(直ぐに取り込んでほしい場合、原稿検知後に取り込んでほしい場合など)にユーザーの手間をかけずに切り替えることができる。
また、上記本発明では、原稿画像内の原稿部分の傾きを補正する原稿画像傾き補正手段をさらに備え、前記第1の原稿読取形態は、原稿傾き補正手段で、読取った画像を傾き補正し、前記第2の原稿読取形態は、傾き補正処理を行わずに原稿を読取ることを特徴としてもよい。
かかる本発明の態様によれば、装置の設置状況が斜行し易い状況である場合には、傾き補正を行う形態に切り替え、装置の設置状況が斜行し難い状況である場合には、傾き補正を行わない形態に切り替えられるため、ユーザーの手間を軽減できる。
また、上記本発明では、前記装置の傾きを検出する装置角度検知手段と、搬送速度を制御する搬送速度制御手段と、を更に備え、前記第1の原稿読取形態は、前記搬送速度制御手段により搬送速度を低速から高速に上げる搬送制御を行い、原稿を読取り、前記第2の原稿読取形態は、前記搬送速度制御手段により一定速度で搬送制御を行い、原稿を読取り、前記装置角度検知手段の検知結果に基づいて、前記形態のどちらかを選択し、原稿の読取りを開始することを特徴としてもよい。
かかる本発明の態様によれば、装置の傾きに応じた原稿の読み取りを開始できるため、ユーザーの手間を軽減できる。
1…画像読取装置
2…ピックアップローラ
3…給送ローラ
4…分離ローラ
5…レジストローラ
7…搬送ローラ
8…白色部材
9…原稿検知センサ
10…レジストセンサ
20…電気回路
21…ADC
22…ADC
23…画像処理部
24…メモリ
25…インターフェース部
26…バス
27…CPU
28…モータドライバ
29…駆動部
30…PC
31…USBケーブル
32…表示部
33…キーボード
40…机
41…原稿を置くスペース
42…壁
50…アプリケーション
51…スキャナドライバ
60…ユーザーインターフェース
61、62…インイメージセンサ
70…接触センサ
80…手
81…上部ユニット
81a…回転軸
82…下部ユニット
83…前部フレーム
83a…回転軸
84…水平線
90…背景画像
91…原稿画像
92−95…原稿画像の4辺
100…傾きセンサ
101…距離センサ

Claims (8)

  1. シートを装置本体内に取り込む取込手段と、
    前記装置本体内でシートに対する第1処理又は第2処理を行う処理手段と、
    前記装置本体の設置状況を検出する検出手段と、を備え、
    前記処理手段は、前記検知手段の検出結果に基づいて、前記第1処理又は前記第2処理を選択してシートに対する処理を実行することを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記処理手段は、シートの画像を読み取る画像読取手段であり、
    前記第1処理と前記第2処理とは、異なる読取設定に基づく読取処理であることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 前記処理手段は、画像読取手段が読み取った画像データの画像処理を行う画像処理手段であり、
    前記第1処理と前記第2処理とは、異なる画像処理の条件に基づく画像処理であることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  4. 前記取込手段によりシートを取り込む取込口にてシートの有無を検知するシート検知手段を更に備え、
    前記第1処理は、処理開始命令を受けたときに、前記シート検知手段がシートを検知するか否かに関わらず処理を開始する形態であり、
    前記第2処理は、処理開始命令を受けた後に、前記シート検知手段がシートを検知してから処理を開始する形態であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  5. 原稿画像を読取る原稿読取手段と、
    原稿を給紙する原稿給紙手段と、
    給紙された原稿を画像読取手段に向け送り込む原稿送り手段と、を有する画像読取装置において、
    前記装置の設置位置を検知する設置位置検出手段と、
    前記装置が画像読取処理開始命令を受けたときに行う第1の原稿読取形態と、
    装置が画像読取処理開始命令を受けたときに行う、前記第1の原稿読取形態とは異なる第2の原稿読取形態と、を備え、
    前記設置位置検出手段の検知結果に基づいて、前記形態のどちらかを選択し、原稿の読取りを開始することを特徴とした画像読取装置。
  6. 給紙口にて原稿の有無を検知する原稿検知手段と、
    前記原稿検知手段にて原稿を検知するまで原稿読取の開始を待つ原稿読取開始待機手段をさらに備え、
    前記第1の原稿読取形態は、装置が画像読取処理開始命令を受けた後に即座に、画像読取を開始し、
    前記第2の原稿読取形態は、装置が画像読取処理開始命令を受けた後に前記原稿読取開始待機手段にて、待機し、原稿検知後に画像読取を開始することを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置。
  7. 原稿画像内の原稿部分の傾きを補正する原稿画像傾き補正手段をさらに備え、
    前記第1の原稿読取形態は、原稿傾き補正手段で、読取った画像を傾き補正し、
    前記第2の原稿読取形態は、傾き補正処理を行わずに原稿を読取ることを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置。
  8. 前記装置の傾きを検出する装置角度検知手段と、搬送速度を制御する搬送速度制御手段と、を更に備え、
    前記第1の原稿読取形態は、前記搬送速度制御手段により搬送速度を低速から高速に上げる搬送制御を行い、原稿を読取り、
    前記第2の原稿読取形態は、前記搬送速度制御手段により一定速度で搬送制御を行い、原稿を読取り、
    前記装置角度検知手段の検知結果に基づいて、前記形態のどちらかを選択し、原稿の読取りを開始することを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置。
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