JP2017054310A - 放流警報システム及び警報局 - Google Patents

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Abstract

【課題】各警報局の実際の音に関する状況を確認することができる放流警報システム及び警報局を提供する。
【解決手段】警報局と制御監視局とを備える放流警報システムは、集音マイク200Cと、集音信号送信部と、指示信号送信部と、出力部とを持つ。集音マイクは、周囲の音を集音する。集音信号送信部は、集音マイクで集音した音の信号である集音信号を制御監視局へ送信する。集音信号制御部は、制御監視局からの指示信号に応じて、集音信号送信部に対して集音信号を制御監視局へ送信させるか否かを制御する。指示信号送信部は、警報局へ指示信号を送信する。出力部は、警報局から受信した集音信号を音として出力する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、放流警報システム及び警報局に関する。
従来、ダムや堰などが貯水している水を放流設備から河川に放流する前に、釣り人等の河川の利用者及び河川周辺の住民に対して、放流による水位上昇等に備えるよう注意の喚起を行う放流警報システムがある。
放流警報システムは、国土交通省が制定した標準仕様書に基づいたシステムであって、例えば制御監視装置を備える制御監視局と、制御監視装置と無線通信可能な放流警報装置を備える複数の警報局とから構成されている。制御監視局は、通常、放流設備の近くに設置されている。複数の警報局は、河川に沿った複数の場所にそれぞれ設置されている。制御監視局は、放流警報に関する制御情報を、各警報局に対して送信する。各警報局の放流警報装置は、放流警報に関する制御情報に基づいて、警報放送や警報サイレン等を出力する。これにより、放流警報装置は、放流警報装置付近にいる人々に放流に対する注意の喚起を行う。
放流警報システムにおける警報制御は、人命に関わるものであり、より高度な確実性が求められている。従来では、制御監視局から各警報局に対して行った警報制御により、警報放送や警報サイレン等の警報が最適な音量で行われたか否かの確認は、警報制御の終了時に各警報局から制御監視局へ返送される符号形式の動作判定信号により行っていた。しかし、制御監視局の管理者は、各警報局が警報を発音中にその警報の音量を確認することができなかった。すなわち、従来の放流警報システムでは、各警報局の実際の音に関する状況を確認することができなかった。
特開平11−066480号公報
本発明が解決しようとする課題は、各警報局の実際の音に関する状況を確認することができる放流警報システム及び警報局を提供することである。
実施形態の警報局と制御監視局とを備える放流警報システムは、集音マイクと、集音信号送信部と、指示信号送信部と、出力部とを持つ。集音マイクは、周囲の音を集音する。集音信号送信部は、前記集音マイクで集音した音の信号である集音信号を前記制御監視局へ送信する。集音信号制御部は、前記制御監視局からの指示信号に応じて、前記集音信号送信部に対して前記集音信号を前記制御監視局へ送信させるか否かを制御する。指示信号送信部は、警報局へ前記指示信号を送信する。出力部は、前記警報局から受信した前記集音信号を音として出力する。
本実施形態の放流警報システムの構成例を示す図。 本実施形態の警報局20−1の内部構成例を示すブロック図。 警報装置200Aの基本制御部201の処理を示すフロー図。 全局順次集音監視制御の動作について説明する図。
以下、実施形態の放流警報システム及び警報局を、図面を参照して説明する。
(概略)
まず、本実施形態の放流警報システムの概略について説明する。
図1は、本実施形態の放流警報システムの構成例を示す図である。図1に示すように、放流警報システム1は、制御監視局10と、N台の警報局20−1、20−2、…、20−N(以下、警報局20−1〜Nと記載する。)とを備える。制御監視局10は、直接または中継局(図示せず)を介してN台(N局)の警報局20−1〜Nと無線通信を行う。ダムや堰などが貯水している水を放流設備から河川に放流する前に、放流警報システム1は、放流設備より下流の住民や河川利用者に対して、放流による河川水位上昇の危険性について注意の喚起を行う。
制御監視局10は、放流設備の近くに設置される。また、警報局20−1〜Nは、放流設備より下流の河川流域の異なる場所にそれぞれ設置されている。本実施形態において、N台の警報局20−1〜Nは、上流側から下流側に1〜Nの順で設置されている。すなわち、警報局20−Nは、N台の警報局20−1〜Nの中で最も下流の位置に設置されている。
制御監視局10は、制御監視装置101と、操作卓102と、プリンタ103と、電源装置104とを備える。制御監視装置101は、警報局20−1〜Nと無線通信を行う無線装置105を備え、放流警報に関する制御信号である警報制御信号を警報局20−1〜Nに対して送信する。
操作卓102は、「全局順次制御」、「個別制御」、「ブロック順次制御」、「一斉制御」等の警報制御の制御モードを選択する選択部と、制御対象の警報局を選択する局選択部と、選択した警報局に対する制御の種類を指定する制御項目部と、特定の警報局の詳細な状態を表示する詳細状態表示部と、警報局毎の状態を一覧で表示する局別状態表示部とを備える。
制御項目部において指定する制御としては、例えば、警報局20−1〜Nの周辺の音を送信するよう警報局20−1〜Nに対して指示する「集音監視」の他、「点検」、「監視制御」、「警報」等がある。
なお、操作卓102は、状態等を表示する表示部と選択等を行うスイッチとを備える構成、画面上にスイッチを表示してマウス操作により選択する構成である。プリンタ103は、警報制御操作の帳票印字を行う。電源装置104は、制御監視装置101内の各部に電源を供給する。また、制御監視装置101又は操作卓102は、スピーカを備えている(図1には示していない)。
警報局20−1〜Nは、サイレン、回転灯、表示板及びスピーカを備え、サイレンから警報サイレンを吹鳴させたり、回転灯を点灯させたり、表示板に警報情報を表示させたり、スピーカで警報放送を放送させたりすることができる。警報局20−1〜Nは、制御監視局10より受信した放流警報に関する制御信号である警報制御信号に基づいて、警報放送や警報サイレン等を出力する。
制御監視装置101は、警報局20−1〜Nに対して、呼出制御(警報制御信号による制御)を行うことにより、サイレン吹鳴、擬似音吹鳴及び音声放送等の警報動作を行わせる。呼出制御を受けた警報局20−1〜Nは、呼出制御に応じた警報動作を行うとともに、警報動作の状況に関する情報を制御監視局10へ返送する。制御監視局10はこの返送信号を受け、警報局の警報動作の状況をプリンタ103で印字したり、操作卓102の表示部に表示したりする。
制御監視局10が「全局順次制御」の制御モードに応じた警報制御を警報局20−1〜Nに対して行った場合は、警報局20−1〜Nは、河川の上流側に設置されたものから順に警報動作を行う。これにより、警報局20−1〜Nの付近にいる人々に対して、放流警報を発して放流に対する注意の喚起を行う。
(実施形態)
次に、実施形態として警報局20−1の詳細な構成について説明する。なお、警報局20−2〜Nは、警報局20−1と同様の構成を有するので、説明を省略する。
図2は、本実施形態の警報局20−1の内部構成例を示すブロック図である。図2に示すとおり、各警報局20−1は、警報装置200Aと、無線通信のアンテナである空中線200Bと、集音マイク200Cと、サイレン制御盤200Dと、サイレン200Eと、スピーカ200Fと、気象情報取得部200Gとを備える。
警報装置200Aは、制御監視装置101と無線通信を行い、制御監視装置101から受信した警報制御信号に応じて警報動作を行う。集音マイク200Cは、警報装置200Aの設置場所の周辺の音声を集音するマイクである。サイレン制御盤200Dは、サイレン200Eを吹鳴させる。スピーカ200Fは、警報放送等を放送する際に音声を出力する。
警報装置200Aは、基本制御部201と、無線装置202と、変復調部203と、伝送制御部204と、集音返送部205と、集音レベル判定部206と、騒音検出部207と、レベル設定処理部208と、警報制御部209と、集音監視部210aを含む拡張警報制御部210と、音声増幅器211と、チャイム音出力部212と、音声発生部213と、インピーダンス判定部214と、監視情報入力部215と、気象データ入力部216と、バス217とを備える。
基本制御部201は、バス217を介して警報装置200A内の各部と接続され、それら各部の制御を行う。基本制御部201は、受信した警報制御信号の指示に応じて、各部の起動・制御を行う。無線装置202は、空中線200Bと接続され制御監視装置101と無線通信を行う。変復調部203は、無線装置202に接続され、信号に対して周波数変調/パルス符号変換を行う。伝送制御部204は、変復調部203及びバス217に接続され、制御監視装置101とのデータ伝送の手順を管理する。
集音返送部205は、集音マイク200C及び無線装置202と接続され、集音マイク200Cで集音した可聴音の信号を無線装置202経由で制御監視装置101へ返送する。集音返送部205は、警報制御部209とも接続されており、集音返送部205が可聴音の信号を制御監視装置101へ返送するタイミングは、警報制御部209に含まれる集音監視部210aの制御に応じたタイミングである。
集音レベル判定部206は、集音マイク200C及びバス217に接続され、集音マイク200Cで集音した音のレベルを判定する。騒音検出部207は、集音マイク200C及びバス217と接続され、警報動作を行っていないタイミングで、集音マイク200Cで集音した音のレベルに基づいて、警報局20−1の周辺の騒音のレベルを判定する。レベル設定処理部208は、騒音検出部207及び音声増幅器211と接続され、騒音検出部207の判定結果等に基づいて、音声増幅器211の増幅率を制御する。レベル設定処理部208は、気象データ入力部216及びバス217とも接続されている。
警報制御部209は、サイレン制御盤200D及び音声増幅器211と接続されており、サイレン、疑似音及び放送による警報の制御を行う。警報制御部209は、集音返送部205及びバス217とも接続されている。拡張警報制御部210は、警報制御部209の機能を拡張するものであり、制御監視装置101からの制御項目が警報制御部209で対応できない制御項目である場合に、この制御項目に対応するための構成である。拡張警報制御部210は、集音監視の制御項目に対応するため集音監視部210aを備える。
集音監視部210aは、制御監視装置101からの「集音監視」の指示に応じて、集音返送部205に対して集音マイク200Cからの可聴音の信号を所定時間(例えば約5秒間)、制御監視装置101へ返送するよう指示する。制御監視装置101は、警報局20−1から受信した可聴音の信号をスピーカから出力する。これにより、制御監視局10の管理者は、警報局20−1の周囲おける実際の音声をリアルタイムで聞くことができる。「集音監視」の動作が警報局20−1において音を伴う警報制御中に行われると、制御監視局10の管理者は、警報局20−1における実際の警報音量を確認することができ、より確実に実際の警報動作状況を把握することができる。管理者は、この実際の警報音量に応じて、警報局20−1における警報音量が適切なレベルとなるよう設定を行うことができる。
音声増幅器211は、レベル設定処理部208、警報制御部209及びスピーカ200Fと接続され、警報制御部209から入力された音声信号に対してレベル設定処理部208から設定された増幅率で増幅処理を行いスピーカ200Fへ出力する。
チャイム音出力部212は、バス217及び警報制御部209に接続され、警報制御部209へチャイムの音信号を出力する。音声発生部213は、バス217に接続され、放送内容を記憶して、その放送内容に応じた音声をスピーカ200Fから出力するための処理を行う。インピーダンス判定部214は、スピーカ200Fと接続され、スピーカ200Fのインピーダンスを測定する。監視情報入力部215は、バス217に接続され、点検異常やスピーカ及びサイレンの異常等の監視情報を入力する。
気象データ入力部216は、気象情報取得部200G及びバス217と接続され、気象情報取得部200Gから入力される風向や風速等の気象情報を気象データ(例えば風向・風速値)としてバス217へ出力する。気象データ入力部216は、レベル設定処理部208と接続されており、気象データをレベル設定処理部208へ出力する。
基本制御部201は、騒音検出部207からの騒音レベル値と、気象データ入力部216からの気象データとを5段階判定テーブルに基づきそれぞれ5段階レベル値へ変換して環境情報として出力する機能を有する。基本制御部201は、環境情報及び監視情報を制御監視装置101へ送信する。なお、基本制御部201は、制御監視装置101から「集音監視」の指示を受けた場合に、「集音監視」の動作に続けて、5段階レベル値及び監視情報を制御監視装置101へ送信する処理を行う。
次に、本実施形態の放流警報システム1の動作について説明する。
まず、操作卓102の制御項目部において「集音監視」を指示した場合の動作について警報装置200Aの基本制御部201の処理に基づいて説明する。図3は、警報装置200Aの基本制御部201の処理を示すフロー図である。図3に示すように、基本制御部201は、制御監視装置101から受信する信号が「集音監視」を指示する信号なのか否かを判断する(ステップS31)。
ここで、警報、点検、監視制御等の集音監視以外の動作を行うよう指示する信号であると判断した場合(ステップS31のNO)は、基本制御部201は、その信号に応じた警報等の動作を行うよう警報装置200A内の各部に指示を出す(ステップS32)。また、「集音監視」を指示する信号であると判断した場合(ステップS31のYES)は、基本制御部201は、警報装置200Aが警報動作中か否かを判断する(ステップS33)。なお、警報動作とは、音を伴う警報動作のことである。
ここで、警報装置200Aが警報動作中であると判断した場合(ステップS33のYES)は、基本制御部201は、警報装置200A内の各部に第1の集音監視動作を行うよう指示する(ステップS34)。第1の集音監視動作とは、警報装置200Aが、集音マイク200Cからの可聴音の信号を5秒間、制御監視装置101へ返送して、その後に、環境情報及び監視情報を制御監視装置101へ送信する。なお、この環境情報は、警報動作中であるので、騒音検出部207からの騒音レベル値に応じた5段階レベル値を含まない。
また、警報装置200Aが警報動作中ではないと判断した場合(ステップS33のNO)は、基本制御部201は、警報装置200A内の各部に第2の集音監視を行うよう指示する(ステップS35)。第2の集音監視動作とは、警報装置200Aが、集音マイク200Cからの可聴音の信号を5秒間、制御監視装置101へ返送して、その後に、環境情報及び監視情報を制御監視装置101へ送信する。なお、この環境情報は、警報動作中ではないので、騒音検出部207からの騒音レベル値に応じた5段階レベル値を含む。
以上のように動作することで、制御監視装置101は、管理者が操作卓102の制御項目部において「集音監視」を指定した任意のタイミングで、警報装置200Aに集音監視動作を行わせることができる。これにより、管理者は、警報動作中であるか否かによらず、警報局20−1の動作状況を確実に把握することができる。また、管理者は、警報局20−1が警報動作中であれば、警報局20−1の実際の警報音量を確認することができる。
次に、操作卓102の選択部において「全局順次制御」を選択し、制御項目部において「集音監視」を指定した場合の全局順次集音監視制御の動作について説明する。なお、各警報局20−1〜Nは、音を伴う警報制御を行っていない状態であるとする。
図4は、全局順次集音監視制御の動作について説明する図である。図4に示すように、制御監視局10は、警報局20−1に対して集音監視制御を指示する信号を送信する(ステップS101)。これに応じて、警報局20−1は、集音マイク200Cからの可聴音の信号を5秒間、制御監視局10へ返送して(ステップS201)、その後に、環境情報及び監視情報を制御監視局10へ送信する(ステップS202)。
次に、制御監視局10は、警報局20−2に対して集音監視制御を指示する信号を送信する(ステップS102)。これに応じて、警報局20−2は、集音マイク200Cからの可聴音の信号を5秒間、制御監視局10へ返送して(ステップS301)、その後に、環境情報及び監視情報を制御監視局10へ送信する(ステップS302)。
次に、制御監視局10は、警報局20−3に対して集音監視制御を指示する信号を送信する(ステップS103)。これに応じて、警報局20−3は、集音マイク200Cからの可聴音の信号を5秒間、制御監視局10へ返送して(ステップS401)、その後に、環境情報及び監視情報を制御監視局10へ送信する(ステップS402)。
制御監視局10は、警報局20−4〜Nに対しても順に集音監視制御を指示する信号を送信する。これにより、警報局20−4〜Nは、それぞれ順に集音マイク200Cからの可聴音の信号を5秒間、制御監視局10へ返送して、その後に、環境情報及び監視情報を制御監視局10へ送信する。以上の動作によって、制御監視局10の管理者は、全ての警報局20−1〜Nにおける周囲の音声を確認することができる。制御監視局10の管理者は、警報局20−1〜Nの設置地点の実際の周辺騒音や環境情報を確認できる。制御監視局10の管理者は、警報局20−1〜Nにおける気象状況の変化を把握でき、警報局20−1〜Nの周囲に作業者や盗難者がいるか否かを把握できる。これにより、警報発令時のリスクの軽減することができ、管理者の警報発令前の状況判断を支援することができ、日常の保守・管理性を向上することができる。
上述した実施形態では、操作卓102の制御項目部において「集音監視」が管理者によって指定されたタイミングで、集音監視動作を行う構成としたが、この構成に限られるものではない。例えば、制御監視装置101が、定期的に集音監視動作を行うよう警報装置200Aへ指示する構成であってもよい。また、環境情報は、騒音レベル値及び気象データに関する情報を含む構成としたが、この構成に限られるものではない。環境情報は、例えば、騒音レベル値に関する情報又は気象データに関する情報を含む構成であってもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、警報局20−1〜Nが、集音マイク200Cと、集音監視部210aと、集音返送部205とを持つことにより、制御監視局10において各警報局20−1〜Nの実際の音に関する状況を確認することができる。
また、以上に説明した基本制御部201の機能をソフトウェアによって実現する場合は、それらの機能を実現するためのプログラムを、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD(Compact Disk)−ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリー(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピューターシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…放流警報システム, 10…制御監視局, 20−1〜N…警報局, 101…制御監視装置,102…操作卓, 105…無線装置, 200A…警報装置, 200C…集音マイク, 200F…スピーカ, 200G…気象情報取得部, 201…基本制御部, 202…無線装置, 205…集音返送部, 206…集音レベル判定部, 207…騒音検出部, 208…レベル設定処理部, 209…警報制御部, 210…拡張警報制御部, 210a…集音監視部, 216…気象データ入力部

Claims (6)

  1. 河川流域に設置されて放流に対応して警報を発する警報局と、前記警報局と無線通信により通信を行うことで前記警報局を制御する制御監視局とを備える放流警報システムであって、
    前記警報局は、
    周囲の音を集音する集音マイクと、
    前記集音マイクで集音した音の信号である集音信号を前記制御監視局へ送信する集音信号送信部と、
    前記制御監視局からの指示信号に応じて、前記集音信号送信部に対して前記集音信号を前記制御監視局へ送信させるか否かを制御する集音信号制御部と、
    を備え、
    前記制御監視局は、
    前記警報局へ前記指示信号を送信する指示信号送信部と、
    前記警報局から受信した前記集音信号を音として出力する出力部と、
    を備える
    放流警報システム。
  2. 前記警報局は、
    前記警報局の周囲の気象に関する情報である気象情報を取得する気象情報取得部と、
    前記気象情報取得部が取得した前記気象情報を前記制御監視局へ送信する気象情報送信部と、
    をさらに備える請求項1に記載の放流警報システム。
  3. 前記警報局は、
    前記警報局の周囲の騒音に関する情報である騒音情報を取得する騒音情報取得部と、
    前記騒音情報取得部が取得した前記騒音情報を前記制御監視局へ送信する騒音情報送信部と、
    をさらに備える請求項1又は請求項2に記載の放流警報システム。
  4. 河川流域に設置され、制御監視局からの制御信号に応じて放流に対応する警報を発する警報局であって、
    周囲の音を集音する集音マイクと、
    前記集音マイクで集音した音の信号である集音信号を前記制御監視局へ送信する集音信号送信部と、
    前記制御監視局からの制御信号に応じて、前記集音信号送信部に対して前記集音信号を前記制御監視局へ送信させるか否かを制御する集音信号制御部と、
    を備える警報局。
  5. 設置場所の周囲の気象に関する情報である気象情報を取得する気象情報取得部と、
    前記気象情報取得部が取得した前記気象情報を前記制御監視局へ送信する気象情報送信部と、
    をさらに備える請求項4に記載の警報局。
  6. 設置場所の周囲の騒音に関する情報である騒音情報を取得する騒音情報取得部と、
    前記騒音情報取得部が取得した前記騒音情報を前記制御監視局へ送信する騒音情報送信部と、
    をさらに備える請求項4又は請求項5に記載の警報局。
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