JP2017054100A - 表示制御装置および表示制御システム - Google Patents

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智行 柴田
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雄土 山地
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友樹 渡辺
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ヴェトクォク ファン
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Tomokazu Kawahara
智一 河原
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Masayuki Maruyama
昌之 丸山
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Abstract

【課題】監視装置により検出したイベントに応じて、表示制御装置における表示内容を制御することができる表示制御装置および表示制御システムを提供する。【解決手段】実施形態の表示制御装置は、受信部と、算出部と、判断部と、表示制御部と、を備える。受信部は、イベントを示すイベント情報、およびイベントの発生位置を示すイベント位置情報を受信する。算出部は、受信部により受信されたイベント位置情報およびイベント情報のうち少なくともいずれかに基づいて、イベント情報の表示についての優先度を算出する。判断部は、優先度に基づいて、イベント情報の表示方式を判断する。表示制御部は、判断部により判断された表示方式に従って、イベント情報を表示部に表示させる。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、表示制御装置および表示制御システムに関する。
従来から、監視カメラ等によって周辺監視する監視装置を利用して、監視した情報(コンテンツ)を周囲の表示装置へ配信する情報提示装置が知られている。このような、情報提示装置は、例えば、表示装置間で内容を変更しないか、または、複数の表示装置で異なる表示を制御したとしても、表示装置間で関連する動画像をそれぞれ表示することにより人流の動線を制御することを目的とするものである。
したがって、このような情報提示装置は、監視カメラにより検出した予め想定した人の行動、現象および状況等のイベントに基づいて、表示内容を制御することはできない。また、複数の表示装置が存在する情報提示のシステムにおいては、表示内容の制御トリガとなる監視装置によるイベントの検出が、複数同時に発生した場合、イベントの情報をどの表示装置で表示するべきかを制御することもできないという問題点もある。このように、従来の情報提示装置(表示制御装置)は、周辺情報を監視装置により監視し、検出したイベントに応じて表示装置における表示内容を自動制御することができないという問題点があった。
特開2010−210781号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、監視装置により検出したイベントに応じて、表示制御装置における表示内容を制御することができる表示制御装置および表示制御システムを提供することを目的とする。
実施形態の表示制御装置は、受信部と、算出部と、判断部と、表示制御部と、を備える。受信部は、イベントを示すイベント情報、およびイベントの発生位置を示すイベント位置情報を受信する。算出部は、受信部により受信されたイベント位置情報およびイベント情報のうち少なくともいずれかに基づいて、イベント情報の表示についての優先度を算出する。判断部は、優先度に基づいて、イベント情報の表示方式を判断する。表示制御部は、判断部により判断された表示方式に従って、イベント情報を表示部に表示させる。
図1は、表示制御システムの全体構成の一例を示す図である。 図2は、画像処理部のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、演算処理部のハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態の表示制御システムの機能ブロック構成の一例を示す図である。 図5は、画像から3次元位置を求める動作を説明する図である。 図6は、イベント情報の表示例を示す図である。 図7は、第1の実施の形態の表示制御システムの表示制御動作の一例を示すフローチャートである。 図8は、第2の実施形態の表示制御システムの全体構成の一例を示す図である。 図9は、イベント情報を表示する表示制御装置の一例を説明する図である。 図10は、第3の実施形態の表示制御システムの機能ブロック構成の一例を示す図である。 図11は、第4の実施形態の表示制御システムの機能ブロック構成の一例を示す図である。 図12は、第5の実施形態の表示制御システムの機能ブロック構成の一例を示す図である。 図13は、第6の実施形態の表示制御システムの機能ブロック構成の一例を示す図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る表示制御装置および表示制御システムを詳細に説明する。ただし、図面は模式的なものであるため、具体的な構成は以下の説明を参酌して判断すべきものである。
(第1の実施形態)
図1は、表示制御システムの全体構成の一例を示す図である。図1を参照しながら、表示制御システム1の全体構成について説明する。
図1に示すように、第1の実施形態に係る表示制御システム1は、監視装置2(撮像装置)と、表示制御装置3と、を含む。監視装置2および表示制御装置3は、互いにネットワーク4を介して、通信可能に接続されている。表示制御システム1は、例えば、商業施設内の人流に応じた広告システム、または、監視装置2により検出した特定人物を報知する防犯システム等として用いられる。
監視装置2は、周辺環境を撮像し、撮像した画像(フレーム)から、予め想定した人の行動、現象および状況等のイベントを検出する装置である。監視装置2は、撮像部5と、画像処理部6と、を備えている。
撮像部5は、周辺環境の動画または静止画を撮像するカメラ装置である。撮像部5は、撮像した動画または静止画を画像処理部6に送信する。
画像処理部6は、撮像部5から受信した動画または静止画のフレームからイベントを検出し、イベントが発生した位置を推定する画像処理を実行する装置である。画像処理部6は、画像処理の結果であるイベントについての情報(以下、イベント情報という)、およびイベントが発生した位置の情報(以下、イベント位置情報という)を、ネットワーク4を介して表示制御装置3に送信する。ここで、イベントとは、予め決められた出来事を示す。例えば、登録した人や車の検出自体をイベントとしてもよいし、単にフレーム前後の差分をとって、所定の閾値以上の場合をイベントと定義してもよい。また、対象とする人の行動を複数フレームにわたり追跡することによって、特定の行動を特定してもよい。例えば、立ち上がったり、手を振ったりする動きをイベントと定義してもよい。また、イベント情報とは、例えば、発生したイベントの名前、イベントに関するメッセージ、イベントとして検出した人もしくは物を指し示す情報、イベントが検出されたフレーム(画像)、またはイベントが発生した時刻等の情報を示す。
表示制御装置3は、監視装置2から受信したイベント情報が示すイベントの内容、および、イベントが発生した位置と自身の位置との距離に基づいて、イベント情報の表示制御を行う装置である。表示制御装置3は、演算処理部7と、表示部8と、を備えている。
演算処理部7は、監視装置2から受信したイベント情報が示すイベントの内容、およびイベントが発生した位置と自身の位置との距離に基づいて、イベント情報の表示に関する優先度を算出し、優先度に基づいてイベント情報等の表示内容(表示方式)を判断する装置である。
表示部8は、演算処理部7によるイベント情報等の表示内容の判断結果に従ってイベント情報を表示する液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、または有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等の表示装置である。
ネットワーク4は、監視装置2と表示制御装置3との間でデータ通信を可能にするネットワークであり、有線または無線のいずれであってもよく、例えば、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)の通信プロトコルに従ったLAN(Local Area Network)等のネットワークである。なお、ネットワーク4は、無線ネットワークである場合、例えば、Wi−Fi(登録商標)(Wireless Fidelity)等の通信規格に従ったネットワークとしてもよい。
図2は、画像処理部のハードウェア構成の一例を示す図である。図2を参照しながら、監視装置2の画像処理部6のハードウェア構成について説明する。
図2に示すように、画像処理部6は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、撮像I/F104と、補助記憶装置105と、FPGA(Field−Programmable Gate Array)106と、通信I/F107と、操作装置109と、を備えている。画像処理部6は、例えば、通常のPC(Personal Computer)、ワークステーションまたはサーバ装置等の汎用コンピュータによって実現される。
CPU101は、画像処理部6全体の動作を制御する演算装置である。ROM102は、CPU101が各機能を制御するために実行するプログラムを記憶する不揮発性記憶装置である。RAM103は、CPU101のワークメモリ等として機能する揮発性記憶装置である。
撮像I/F104は、カメラ装置である撮像部5とデータ通信を行うためのインターフェースである。撮像I/F104は、例えば、USB(Universal Serial Bus)の伝送規格に対応したインターフェースであってもよく、TCP/IPのプロトコルに対応したインターフェースであってもよい。
補助記憶装置105は、CPU101で実行される各種プログラム、および撮像部5により撮像された動画または静止画のデータを記憶する不揮発性記憶装置である。補助記憶装置105は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリまたは光ディスク等の電気的、磁気的または光学的に記憶可能な記憶装置である。
FPGA106は、撮像部5から受信した動画または静止画のフレーム(以下、単にフレームという場合がある)に対して、後述するイベント検出処理等の画像処理を実行する集積回路である。なお、FPGA106は、FPGAに限定されるものではなく、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の集積回路であってもよい。
通信I/F107は、演算処理部7とデータ通信を行うためにネットワーク4に接続するネットワークインターフェースである。通信I/F107は、例えば、Ethernet(登録商標)に対応したNIC(Network Interface Card)によって実現される。
操作装置109は、ユーザによってCPU101に対して所定の処理を実行させるための操作入力を行う装置である。操作入力とは、例えば、文字および数字等の入力、各種指示の選択操作の入力、およびカーソルの移動操作の入力等である。操作装置109は、例えば、マウス、キーボード、テンキー、タッチパッド、またはタッチパネル等の入力装置である。なお、操作装置109は、必ずしも備えられていなければならないわけではない。
上述のCPU101、ROM102、RAM103、撮像I/F104、補助記憶装置105、FPGA106、通信I/F107、および操作装置109は、アドレスバスおよびデータバス等のバス108によって互いに通信可能に接続されている。
なお、画像処理部6は、PC等の汎用コンピュータによって実現されるものとしたが、これに限定されるものではなく、画像処理部6が有する特定の機能を実現する組み込みシステム(専用装置)であってもよい。
図3は、演算処理部のハードウェア構成の一例を示す図である。図3を参照しながら、表示制御装置3の演算処理部7のハードウェア構成について説明する。
図3に示すように、演算処理部7は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、表示I/F204と、補助記憶装置205と、通信I/F206と、操作装置208と、を備えている。演算処理部7は、例えば、通常のPC(Personal Computer)、ワークステーションまたはサーバ装置等の汎用コンピュータによって実現される。
CPU201は、演算処理部7全体の動作を制御する演算装置である。ROM202は、CPU201が各機能を制御するために実行するプログラムを記憶する不揮発性記憶装置である。RAM203は、CPU201のワークメモリ等として機能する揮発性記憶装置である。
表示I/F204は、表示装置である表示部8に表示データの通信を行うためのVGA(Video Graphic Array)、DVI(Digital Visual Interface)、またはHDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)等に対応したインターフェースである。
補助記憶装置205は、CPU201で実行される各種プログラム、および表示制御装置3の位置情報(以下、表示位置情報という)等を記憶する不揮発性記憶装置である。補助記憶装置205は、HDD、SSD、フラッシュメモリまたは光ディスク等の電気的、磁気的または光学的に記憶可能な記憶装置である。
通信I/F206は、画像処理部6とデータ通信を行うためにネットワーク4に接続するネットワークインターフェースである。通信I/F206は、例えば、Ethernet(登録商標)に対応したNICによって実現される。
操作装置208は、ユーザによってCPU201に対して所定の処理を実行させるための操作入力を行う装置である。操作装置208は、例えば、マウス、キーボード、テンキー、タッチパッド、またはタッチパネル等の入力装置である。なお、操作装置208は、必ずしも備えられていなければならないわけではない。
上述のCPU201、ROM202、RAM203、表示I/F204、補助記憶装置205、通信I/F206、および操作装置208は、アドレスバスおよびデータバス等のバス207によって互いに通信可能に接続されている。
なお、演算処理部7は、PC等の汎用コンピュータによって実現されるものとしたが、これに限定されるものではなく、演算処理部7が有する特定の機能を実現する組み込みシステム(専用装置)であってもよく、または、演算処理部7と表示部8とが一体型となった移動体端末であってもよい。
図4は、第1の実施形態の表示制御システムの機能ブロック構成の一例を示す図である。図5は、画像から3次元位置を求める動作を説明する図である。図6は、イベント情報の表示例を示す図である。図4〜6を参照しながら、表示制御システム1の機能ブロックの構成および動作について説明する。
図4に示すように、表示制御システム1の監視装置2は、撮像部21と、第1記憶部22と、検出部23と、推定部24と、第1通信部25(送信部)と、を有する。
撮像部21は、周辺環境の動画または静止画を撮像する機能部である。撮像部21は、撮像した動画または静止画のデータを第1記憶部22に記憶させる。撮像部21は、図2に示す撮像部5によって実現される。
第1記憶部22は、撮像部21により撮像された動画または静止画のデータ、および、後述する検出部23により検出されたイベントに関連付けられたイベント情報等を記憶する機能部である。第1記憶部22は、図2に示すRAM103または補助記憶装置105の少なくともいずれかによって実現される。
検出部23は、第1記憶部22に記憶された動画または静止画であるフレームから、予め想定した人の行動、現象および状況等のイベントが発生したことを検出する機能部である。ここで、検出部23が検出するイベントを例示する。
検出部23は、例えば、予め登録された特定人物がいるというイベントを検出するものとしてもよい。この場合、検出部23は、第1記憶部22に記憶された動画の各フレームから人物の顔を検出し、その顔領域から特徴量を算出し、予め登録された人物の特徴量と照合し、算出した特徴量と、登録された人物の特徴量との差が、所定の閾値以下である場合、本人であると判定する。ここで、検出部23は、動画の全フレームに対して処理を行わなくても、数フレームに一回処理をするなど、間引き処理をしてもよいし、人物の顔の検出処理を行い、次フレームからは追跡処理を行ってもよい。
また、検出部23は、例えば、特定の属性を有する人物が存在するというイベントを検出するものとしてもよい。ここで、特定の属性とは、例えば、年代または人種等の外見から想定できる属性、メガネ、マスクもしくは髭等を有する属性、または、笑顔もしくは困惑といった表情に関する属性等である。検出部23は、第1記憶部22に記憶された動画の各フレームから人物の顔を検出し、その顔領域から特徴量を算出し、予め登録された属性らしさを判定する辞書と照合を行い、特定の属性を保有するか否かを判定する。ここで、検出部23は、設定した少なくとも1以上の特性の属性を保有する人物が少なくとも1人以上存在した場合にイベントを検出したと判定するものとしてもよい。
また、検出部23は、例えば、所定の進入禁止領域に歩行者が進入したというイベントを検出するものとしてもよい。歩行者を検出する方法としては、例えば、特開2005−33518号公報に記載された公知の方法がある。この場合、検出部23は、さらに、歩行者の行動および見え方の特徴に基づいて、歩行者の属性(行動の種類等)を検出し、その属性の情報をイベント情報に含めるものとしてもよい。歩行者の属性を検出する方法としては、例えば、特開2008−276455号公報に記載された公知の方法がある。また、検出部23は、上述のように歩行者の属性を検出する場合、設定した少なくとも1以上の特定の属性を保有する人物が少なくとも1人以上存在した場合にイベントを検出したと判定するものとしてもよい。
また、検出部23は、例えば、第1記憶部22に記憶された動画または静止画であるフレームと、予め設定した背景情報との差分から、所定時間停滞した領域で人物検出を行い、人であるか、人以外であるかを判定するものとしてもよい。この場合、検出部23は、人物検出の結果、人である場合、その人が所定時間停滞したというイベントの検出になり、人物以外である場合、物体が置き忘れられたというイベントの検出になる。さらに、検出部23は、人以外と判定した場合、物体認識処理により、停滞した物が何であるかを判定し、イベント情報に含めるものとしてもよい。
検出部23は、イベントを検出した場合、そのイベントに関連付けられたイベント情報を第1記憶部22から取得し、第1通信部25に送る。検出部23は、図2に示すFPGA106によって実現される。なお、検出部23は、第1通信部25に送るイベント情報として、第1記憶部22に記憶された情報に限定されるものではなく、検出したイベントに基づいて生成した情報(例えば、イベントが検出されたフレーム(画像)、またはイベントが発生した時刻の情報等)をイベント情報として第1通信部25に送るものとしてもよい。
推定部24は、検出部23によりイベントが検出された場合、イベントが検出されたフレームに基づいて、そのイベントの発生位置を推定する機能部である。ここで、イベントの発生位置とは、イベントとして検出した対象である人または物等の世界座標系での位置を示すものとする。具体的には、推定部24は、図5(a)に示すように、イベントが検出されたフレームFL(画像)に含まれる床面を、x−z平面に投影するホモグラフィ変換行列により、x−z平面(図5(b)参照)に変換し、世界座標系へのバイアス項を加えることによって、世界座標系において、イベントとして検出した対象である人または物等の位置を推定する。たとえば、図5(a)における人物頭部(図中点線囲み線)を検出し、図5(b)における丸印に対応させる。なお、人物の検出は顔検出によるものであってもよいし、人物全体を検出するものであってもよい。そして、推定部24は、推定したイベントの発生位置の情報(イベント位置情報)を、第1通信部25に送る。推定部24は、図2に示すFPGA106によって実現される。なお、撮像部21を3次元カメラであるものとし、イベントの発生位置を直接求めるものとしてもよい。
第1通信部25は、検出部23から受け取ったイベント情報、および推定部24から受け取ったイベント位置情報を、ネットワーク4を介して、表示制御装置3に送信する機能部である。第1通信部25は、図2に示す通信I/F107によって実現される。
なお、図4に示す監視装置2の撮像部21、第1記憶部22、検出部23、推定部24、および第1通信部25は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図4に示す監視装置2の中で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図4に示す監視装置2の中の1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
また、上述の検出部23および推定部24の一部または全部は、FPGA106によって実現されるものではなく、図2に示すROM102または補助記憶装置105に記憶されたプログラムがCPU101によって実行されることによって実現されるものとしてもよい。
図4に示すように、表示制御システム1の表示制御装置3は、第2通信部31(受信部)と、算出部32と、第2記憶部33(記憶部)と、判断部34と、表示制御部35と、表示部36と、を有する。
第2通信部31は、ネットワーク4を介して、監視装置2からイベント情報およびイベント位置情報を受信する機能部である。第2通信部31は、受信したイベント情報およびイベント位置情報を、算出部32に送る。第2通信部31は、図3に示す通信I/F206によって実現される。
算出部32は、第2通信部31から受け取ったイベント情報およびイベント位置情報のうち少なくともいずれかに基づいて、表示部36にイベント情報を表示することについての優先度を算出する機能部である。具体的には、算出部32は、第2通信部31から受け取ったイベント位置情報が示すイベントの発生位置と、後述するように、第2記憶部33に記憶された表示部8の世界座標系での設置位置の情報(以下、表示位置情報という)が示す位置から、イベントの発生位置と表示部8が設置された位置との距離を求める。なお、表示部8の表示位置情報は、第2記憶部33に記憶されているものとしたが、これに限定されるものではなく、表示制御装置3が、演算処理部7と表示部8とが一体型となった移動体端末である場合、算出部32は、GPS(Global Positioning System)情報またはA−GPS(Assisted Global Positioning System)情報等から表示部8の現在位置を求めて表示位置情報とするものとしてもよい。
そして、算出部32は、求めた距離に基づいて優先度を算出する。例えば、算出部32は、求めた距離が小さいほど優先度を大きくするものとしてもよい。また、算出部32は、イベント情報が示すイベントに対応する重みを距離に掛け合わせることによって優先度を算出するものとしてもよい。この場合、第2記憶部33が、各イベントに関連付けられた重みの情報を記憶しており、算出部32は、イベントに対応する重みを第2記憶部33から読み出すものとすればよい。また、算出部32は、求めた距離に、イベントの発生位置と表示部8の設置位置との位置関係での平面方向についての重みと、高さ(階層)方向の重みとを掛け合わせることによって優先度を算出するものとしてもよい。
そして、算出部32は、算出した優先度、およびイベント情報を判断部34に送る。また、算出部32は、求めた距離から表示部36にイベント情報を表示させないものとする場合、例えば、優先度を算出せず、イベント情報を判断部34に送らないものとすればよい。または、算出部32は、求めた距離から表示部36にイベント情報を表示させないものとする場合、イベント情報を表示させないことを示すフラグまたは数値等を優先度として設定し、判断部34に送るものとすればよい。
第2記憶部33は、表示部8の世界座標系での設置位置の情報(表示位置情報)等を記憶する機能部である。なお、第2記憶部33は、算出部32がイベントに対応する重みを距離に掛け合わせて優先度を算出する場合、各イベントに関連付けられた重みの情報を記憶しているものとしてもよい。また、表示制御装置3が、演算処理部7と表示部8とが一体型となった移動体端末であって、算出部32が、GPS情報またはA−GPS情報等から表示部8の現在位置を示す表示位置情報を求める場合、求めた表示位置情報を記憶するものとしてもよい。また、第2記憶部33は、第2通信部31が受信したイベント情報およびイベント位置情報を、一時記憶するものとしてもよい。第2記憶部33は、図3に示すRAM203または補助記憶装置205の少なくともいずれかによって実現される。
判断部34は、算出部32から受け取った優先度に基づいて、イベント情報の表示内容を判断する機能部である。具体的には、判断部34は、例えば、受け取った優先度に応じた時間だけイベント情報を表示部36に表示させるものと判断する。また、判断部34は、表示部36が特定のイベント情報を表示している状態で、別のイベント情報および優先度を受け取った場合、表示部36の画面領域を分割して表示させるものと判断してもよく、優先度が小さい方のイベント情報は表示部36に表示させないものと判断してもよい。また、この場合、判断部34は、分割して表示させる場合、表示部36において優先度が高いイベントのイベント情報の表示面積を大きくするものと判断してもよい。また、判断部34は、表示部36が特定のイベント情報を表示している状態で、別のイベント情報および優先度を受け取った場合、表示部36の画面領域を分割せず、優先度に応じた時間(例えば、優先度が大きいイベント情報の時間を長くする等)だけ順に表示するものと判断してもよい。この場合、判断部34は、表示するイベント情報の順序を優先度に応じて決めてもよく、単純にイベント情報を受け取った順序で決めてもよい。判断部34は、イベント情報、およびイベント情報の表示内容についての判断結果を、表示制御部35に送る。
なお、判断部34は、イベント情報のみの表示内容を判断することに限定されるものではなく、例えば、算出部32からイベント位置情報または距離の情報を受け取り、これらのうち少なくともいずれかの表示内容を判断するものとしてもよい。
表示制御部35は、表示部36の表示動作を制御する機能部である。具体的には、表示制御部35は、判断部34から受け取った判断結果が示す表示内容に従って、イベント情報を表示部36に表示させる。
表示部36は、表示制御部35の制御に従って、イベント情報を表示する機能部である。例えば、表示部36は、図6に示すような表示内容でイベント情報を表示する。図6に示す表示内容の例では、検出部23によって特定の人物がいることをイベントとして検出された場合、表示部8は、表示パネル8aにイベント情報として、イベントが検出されたフレーム(画像)を表示させ、さらに、イベントに関するメッセージ81、イベントとして検出した特定の人を指し示す枠82、およびイベントが発生した時刻情報83を表示している。表示部36は、図3に示す表示部8によって実現される。
なお、図4に示す表示制御装置3の第2通信部31、算出部32、第2記憶部33、判断部34、表示制御部35、および表示部36は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図4に示す表示制御装置3の中で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図4に示す表示制御装置3の中の1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
また、上述の算出部32、判断部34および表示制御部35は、それぞれ、ASICまたはFPGA等のハードウェア回路によって実現されてもよく、図3に示すROM202または補助記憶装置205に記憶されたプログラムがCPU201によって実行されることによって実現されるものとしてもよい。
図7は、第1の実施の形態の表示制御システムの表示制御動作の一例を示すフローチャートである。図7を参照しながら、表示制御システム1の一連の表示制御動作についての流れを説明する。
<ステップS101>
監視装置2の撮像部21は、周辺環境の動画または静止画を撮像し、撮像した動画または静止画のデータを監視装置2の第1記憶部22に記憶させる。そして、ステップS102へ移行する。
<ステップS102>
監視装置2の検出部23は、第1記憶部22に記憶された動画または静止画であるフレームから、予め想定した人の行動、現象および状況等のイベントが発生したことを検出する。ここで、イベントが検出された場合(ステップS102:Yes)、検出部23は、そのイベントに関連付けられたイベント情報を第1記憶部22から取得し、第1通信部25に送り、ステップS103へ移行する。一方、イベントが検出されなかった場合(ステップS102:No)、ステップS101へ戻る。
<ステップS103>
監視装置2の推定部24は、検出部23によりイベントが検出されたフレームに基づいて、そのイベントの発生位置を推定する。そして、推定部24は、推定したイベントの発生位置の情報であるイベント位置情報を、監視装置2の第1通信部25に送る。そして、ステップS104へ移行する。
<ステップS104>
第1通信部25は、検出部23から受け取ったイベント情報、および推定部24から受け取ったイベント位置情報を、ネットワーク4を介して、表示制御装置3に送信する。そして、ステップS105へ移行する。
<ステップS105>
表示制御装置3の第2通信部31は、ネットワーク4を介して、監視装置2(第1通信部25)からイベント情報およびイベント位置情報を受信し、表示制御装置3の算出部32に送る。算出部32は、第2通信部31から受け取ったイベント情報およびイベント位置情報に基づいて、表示部36にイベント情報を表示することについての優先度を算出する。そして、算出部32は、算出した優先度、およびイベント情報を判断部34に送る。そして、ステップS106へ移行する。
<ステップS106>
表示制御装置3の判断部34は、算出部32から受け取った優先度に基づいて、イベント情報の表示内容を判断する。そして、判断部34は、イベント情報、およびイベント情報の表示内容についての判断結果を、表示制御装置3の表示制御部35に送る。そして、ステップS107へ移行する。
<ステップS107>
表示制御部35は、判断部34から受け取った判断結果が示す表示内容に従って、イベント情報を表示部36に表示させる。表示部36は、表示制御部35の制御に従って、イベント情報を表示する。
以上のステップS101〜S107が繰り返されることにより表示制御動作が実行される。
以上のように、本実施形態に係る表示制御システム1は、撮像部21で撮像されたフレームからイベントを検出して発生位置を推定し、イベントの発生位置と、表示部8との距離を求め、その距離に基づいて、イベント情報の表示についての優先度を算出し、優先度に基づいてイベント情報の表示内容を制御している。これによって、監視装置2により検出したイベント、およびイベントの発生位置と表示部8との距離に応じて、表示制御装置3における表示内容を制御することができる。また、監視装置2により複数のイベントが検出されても、そのイベントに対して算出された優先度の高いイベント情報を優先して表示することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る表示制御システム1aについて、第1の実施形態に係る表示制御システム1と相違する点を中心に説明する。第1の実施形態では、監視装置2および表示制御装置3をそれぞれ1ずつ有する表示制御システム1のイベント情報の表示制御動作について説明した。本実施形態では、複数の監視装置2および表示制御装置3を有する表示制御システム1aのイベント情報の表示制御動作について説明する。なお、本実施形態に係る監視装置2および表示制御装置3のハードウェア構成および機能ブロック構成は、第1の実施形態で説明した構成と同様である。
図8は、第2の実施形態の表示制御システムの全体構成の一例を示す図である。図8を参照しながら、表示制御システム1aの全体構成について説明する。
図8に示すように、第2の実施形態に係る表示制御システム1aは、監視装置2a、2bと、表示制御装置3a、3bと、を含む。監視装置2a、2b、および表示制御装置3a、3bは、互いにネットワーク4を介して、通信可能に接続されている。なお、監視装置2a、2bについて、任意の監視装置を示す場合、または総称する場合、単に「監視装置2」と称する場合がある。また、表示制御装置3a、3bについて、任意の表示制御装置を示す場合、または総称する場合、単に「表示制御装置3」と称する場合がある。
監視装置2a、2bは、撮像した動画または静止画のフレームからイベントを検出し、検出したイベントのイベント情報およびイベント位置情報を、ネットワーク4を介して、すべての表示制御装置3(図8では表示制御装置3a、3b)に送信(ブロードキャスト)する。
表示制御装置3a、3bは、監視装置2によるブロードキャストで受信したイベント情報を、算出した優先度に基づいて、表示内容、および表示させるか否かを判断する。
なお、図8に示す例では、監視装置2および表示制御装置3がそれぞれ2台としているが、これに限定されるものではなく、少なくともいずれが3台以上であってもよい。また、図8に示す表示制御システム1aは、複数の監視装置2(図8では2台)、および複数の表示制御装置3(図8では2台)を有するものとしているが、これに限定されるものではなく、1台の監視装置2、および複数の表示制御装置3を有するものとしてもよく、複数の監視装置2、および1台の表示制御装置3を有するものとしてもよい。
また、図8に示す監視装置2a、2b、表示制御装置3a、3b、およびネットワーク4の機能は、図1で説明した機能と同様である。
図9は、イベント情報を表示する表示制御装置の一例を説明する図である。図9を参照しながら、表示制御システム1aの機能ブロックの動作について、第1の実施形態と相違する点を中心に説明する。
表示制御装置3の算出部32は、第2通信部31から受け取ったイベント情報およびイベント位置情報に基づいて、表示部36にイベント情報を表示することについての優先度を算出する。具体的には、算出部32は、第2通信部31から受け取ったイベント位置情報が示すイベントの発生位置と、第2記憶部33に記憶された表示位置情報が示す位置(表示部8が存在する位置)から、イベントの発生位置と表示部8が存在する位置との距離を求める。次に、算出部32は、図9に示すように、求めた距離が第1閾値以上第2閾値(>第1閾値)以下であるか否かを判定する。そして、算出部32は、その判定結果に基づいて、優先度を算出する。例えば、算出部32は、求めた距離が第1閾値以上第2閾値以下である場合、表示部36でイベント情報を表示することを示す値またはフラグ等を優先度として求める。
判断部34は、算出部32から受け取った優先度に基づいて、イベント情報の表示内容を判断する。例えば、判断部34は、受け取った優先度が表示部36でイベント情報を表示することを示す値またはフラグ等である場合、少なくともそのイベント情報を表示部36に表示させるものと判断する。
表示制御部35は、判断部34から受け取った判断結果が示す表示内容に従って、イベント情報を表示部36に表示させる。表示部36は、表示制御部35の制御に従って、イベント情報を表示する。
以上のように、監視装置2は、撮像した動画または静止画のフレームからイベントを検出し、検出したイベントのイベント情報およびイベント位置情報を、ネットワーク4を介して、すべての表示制御装置3に送信(ブロードキャスト)する。そして、表示制御装置3は、イベントの発生位置と、表示制御装置3の表示部8が設置された位置との距離が、第1閾値以上第2閾値以下であるか否かを判定し、第1閾値以上第2閾値以下である場合、表示部8でイベント情報を表示するものとしている。これによって、イベント発生位置を基準として定まる特定のエリアに存在する表示制御装置3のみにイベント情報を表示させることができる。例えば、表示制御システム1aが特定人物を報知する防犯システムである場合、危険と思われる特定人物が検出されるというイベントが発生した場合、イベントの発生位置、すなわち特定人物がいる位置の近傍に存在する表示制御装置3にはイベント情報を表示させないようにすることができる。これによって、特定人物が、表示制御装置3に自身がイベント情報として表示されていることを認識する事態の発生を抑制することができる。また、イベントの発生位置から遠く離れた場所に設置された、特定人物がいることを報知する必要がない表示制御装置3に対して表示させないようにすることができる。
また、表示制御システム1aが有する複数の監視装置2が、同一視野を持つものとした場合、イベントの発生位置の推定動作の精度を向上させることができる。また、複数の監視装置2が、それぞれ独立な視野を持つものとした場合、より広い範囲を監視することができる。
なお、算出部32は、求めた距離が第1閾値以上第2閾値以下であるか否かを判定するものとしたが、この判定方法は例示であり、例えば、距離が所定の閾値以上であるか否かを判定する等であってもよい。また、算出部32による優先度の算出方法は、上述した方法に限定されるものではなく、例えば、第1の実施形態で説明した算出方法であってもよい。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係る表示制御システム1bについて、第2の実施形態に係る表示制御システム1aと相違する点を中心に説明する。第2の実施形態では、監視装置2がイベント情報およびイベント位置情報を、ネットワークを介してブロードキャストする動作について説明した。本実施形態では、監視装置2と表示制御装置3との間に管理装置を介在させ、条件を満たす表示制御装置3のみに管理装置からイベント情報を送信させる構成および動作について説明する。なお、本実施形態に係る監視装置2および表示制御装置3のハードウェア構成および機能ブロック構成は、第1の実施形態で説明した構成と同様である。
図10は、第3の実施形態の表示制御システムの機能ブロック構成の一例を示す図である。図10を参照しながら、表示制御システム1bの全体構成、ならびに管理装置9の機能ブロックの構成および動作について説明する。
図10に示すように、第3の実施形態に係る表示制御システム1bは、監視装置2a、2bと、表示制御装置3a、3bと、管理装置9と、を含む。図10に示すように、監視装置2a、2bと、表示制御装置3a、3bとの間に、管理装置9が介在している。なお、図10では、監視装置2および表示制御装置3が、それぞれ管理装置9に直接接続されているように図示しているが、ネットワークが介在してもよい。
監視装置2a、2bは、撮像した動画または静止画のフレームからイベントを検出し、検出したイベントのイベント情報およびイベント位置情報を、管理装置9に送信する。
管理装置9は、すべての監視装置2からイベント情報およびイベント位置情報を受信し、所定の条件を満たす表示制御装置3にのみ、イベント情報を送信するサーバ装置である。管理装置9は、図3に示す演算処理部7と同様のハードウェア構成を有する。管理装置9は、監視装置2から受信したイベント情報およびイベント位置情報を、図3に示す補助記憶装置205に記憶させる。これによって、監視装置2から受信したイベント情報およびイベント位置情報を一元管理することができる。
表示制御装置3a、3bは、管理装置9から、監視装置2で検出したイベントのイベント位置情報を受信し、イベントの発生位置と表示部8が存在する位置との距離が、所定の条件を満たす場合、管理装置9にイベント情報要求を送信し、管理装置9からイベント情報を受信する。
図10に示すように、管理装置9は、第3通信部91(管理受信部)と、第3記憶部92と、第1送信部93(第1管理送信部)と、第2送信部94(第2管理送信部)と、を有する。
第3通信部91は、監視装置2からイベント情報およびイベント位置情報を受信し、所定の条件を満たす表示制御装置3にイベント情報を送信する機能部である。第3通信部91は、図3に示す通信I/F206によって実現される。
第3記憶部92は、第3通信部91により受信されたイベント情報およびイベント位置情報を記憶する機能部である。第3記憶部92は、図3に示す補助記憶装置205によって実現される。
第1送信部93は、第3記憶部92に記憶されたイベント位置情報、および管理装置9のアドレス(例えば、IPアドレス)を、第3通信部91を介して、すべての表示制御装置3に送信する機能部である。
第2送信部94は、第3通信部91を介して、表示制御装置3からイベント情報要求を受信した場合、イベント情報要求が示すイベント情報を、第3通信部91を介して、その表示制御装置3に送信する機能部である。
なお、図10に示す管理装置9の第3通信部91、第3記憶部92、第1送信部93、および第2送信部94は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図10に示す管理装置9の中で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図10に示す管理装置9の中の1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
また、上述の第1送信部93および第2送信部94は、それぞれ、ASICまたはFPGA等のハードウェア回路によって実現されてもよく、図3に示すROM202または補助記憶装置205に記憶されたプログラムがCPU201によって実行されることによって実現されるものとしてもよい。
表示制御装置3の算出部32は、第2通信部31により管理装置9から受信されたイベント位置情報および管理装置9のアドレスを受け取る。算出部32は、第2通信部31から受け取ったイベント位置情報が示すイベントの発生位置と、第2記憶部33に記憶された表示位置情報が示す位置(表示部8が存在する位置)から、イベントの発生位置と表示部8が存在する位置との距離を求める。次に、算出部32は、求めた距離が所定の条件を満たすか否か(例えば、図9に示すように、第1閾値以上第2閾値以下であるか否か)を判定する。そして、算出部32は、求めた距離が所定の条件を満たす場合、受け取ったイベント情報を要求するためのイベント情報要求を、第2通信部31を介して、受け取ったアドレスで示される管理装置9に送信する。一方、算出部32は、求めた距離が所定の条件を満たさない場合、何もしない。
そして、算出部32は、第2通信部31を介して、イベント情報要求に応じて管理装置9からイベント情報を受信し、表示部36でイベント情報を表示することを示す値またはフラグ等を優先度として算出する。
判断部34は、算出部32から受け取った優先度に基づいて、イベント情報の表示内容を判断する。例えば、判断部34は、受け取った優先度が表示部36でイベント情報を表示することを示す値またはフラグ等である場合、少なくともそのイベント情報を表示部36に表示させるものと判断する。
表示制御部35は、判断部34から受け取った判断結果が示す表示内容に従って、イベント情報を表示部36に表示させる。表示部36は、表示制御部35の制御に従って、イベント情報を表示する。
以上のように、監視装置2と表示制御装置3との間に管理装置9を介在させ、管理装置9は、監視装置2から受信したイベント情報を一元管理し、イベントの発生位置と、表示部8の存在位置との距離が所定の条件を満たす表示制御装置3のみにイベント情報を送信するものとしている。これによって、すべての表示制御装置3にイベント情報を送信する必要がなく、ネットワークのトラフィックを低減することができ、表示制御装置3における情報処理の負荷も低減することができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態に係る表示制御システム1cについて、第1の実施形態に係る表示制御システム1と相違する点を中心に説明する。第1の実施形態では、イベント位置情報に基づいて、イベントの発生位置と表示部8が存在する位置との距離を求め、その距離に基づいてイベント情報の表示に関する優先度を求める動作について説明した。本実施形態では、表示制御装置3にユーザインターフェイス(UI)を加え、表示させるイベント情報の優先度をユーザが調整できる機能を有する構成および動作について説明する。なお、本実施形態に係る監視装置2cおよび表示制御装置3cのハードウェア構成は、第1の実施形態で説明した構成と同様である。
図11は、第4の実施形態の表示制御システムの機能ブロック構成の一例を示す図である。図11を参照しながら、表示制御システム1cの機能ブロックの構成および動作について説明する。なお、本実施形態に係る監視装置2cの機能ブロック構成は、第1の実施形態に係る監視装置2の機能ブロック構成と同様である。
図11に示すように、表示制御システム1cの表示制御装置3cは、第2通信部31と、算出部32と、第2記憶部33と、判断部34と、表示制御部35と、表示部36と、入力部37(第1ユーザインタフェース部)と、を有する。なお、第2通信部31、算出部32、第2記憶部33、判断部34、表示制御部35及び表示部36の基本動作は、第1の実施形態で説明した動作と同様である。
表示制御装置3cの算出部32は、第2通信部31を介して、監視装置2cからイベント情報およびイベント位置情報を受け取る。算出部32は、第2通信部31から受け取ったイベント位置情報が示すイベントの発生位置と、第2記憶部33に記憶された表示位置情報が示す位置(表示部8が存在する位置)から、イベントの発生位置と表示部8が存在する位置との距離を求める。次に、算出部32は、求めた距離が所定の条件を満たすか否か(例えば、図9に示すように、第1閾値以上第2閾値以下であるか否か)を判定し、イベント情報を表示することを示す値またはフラグ等を優先度として算出する。
判断部34は、算出部32から受け取った優先度に基づいて、イベント情報の表示内容を判断する。例えば、判断部34は、受け取った優先度が表示部36でイベント情報を表示することを示す値またはフラグ等である場合、少なくともそのイベント情報を表示部36に表示させるものと判断する。
入力部37は、表示制御装置3cの外から使用するユーザが、イベント情報を表示することを示す値またはフラグ等の優先度を操作し、調整するユーザインタフェースとして機能する機能部である。入力部37は、図3に示す操作装置208によって実現される。
また、入力部37は、算出部32によりイベントの発生位置との距離に応じて表示するかどうかを判定する際に用いる、第1閾値および第2閾値を調整するのに用いられる。調整した優先度および閾値は、第2記憶部33に格納され、それ以後、算出部32は、調整された値を用いて優先度を算出し、判断部34で表示するかどうかを判定する。例えば、予め既定したイベント名をリスト表示し、各イベント情報について、表示するかどうかのオン/オフを指定し、オフを指定されたイベント情報は、表示しない。または、内部で保有しているイベント情報の優先度を連続値として表示し、各イベント情報の優先度を調整できるようにしてもよい。調整方法は、数字を直接指定する方法でもよいし、スライドバーで調整する方法でもよい。同様に距離についても、数字として直接指定する方法でもよいし、スライドバーで調整する方法でもよい。または、異なる階層のイベントは通知しない等の、ビルの階層ごとに指定できるようにしてもよい。
なお、表示制御装置3cは、スマートフォンのような固定位置ではなく、位置が可変のデバイスでもよい。また、本実施形態に係る表示制御システム1cは、表示を受け取るユーザが限定的であり、表示制御装置3cとして、スマートフォンのような個人で管理するデバイスである方が有効である。
また、表示するイベント情報を受け取るユーザが1人の場合、表示部36は、画像情報および映像情報の提示ではなく、予めイベント情報に関連付けたパターンの振動でもよいし、同じく予めイベント情報に関連付けたパターンの音を鳴らしてもよいし、振動、音、および画像の全ての組み合わせのいずれかでもよい。
このような本実施形態の構成のように、優先度、および各種閾値等を、ユーザインタフェース(入力部37)を介して調整することができるので、より適切なイベント情報の表示制御を実施することができる。
なお、本実施形態の表示制御装置3cのように、ユーザインタフェースとなる入力部37を有する構成は、第2の実施形態に係る表示制御システム1b、および第3の実施形態に係る表示制御システム1cにも適用可能である。
(第5の実施形態)
第5の実施形態に係る表示制御システム1dについて、第1の実施形態に係る表示制御システム1と相違する点を中心に説明する。第1の実施形態では、監視装置2がイベント情報およびイベント位置情報を、撮像部21により撮像した画像および映像情報を解析することにより取得し、ネットワークを介して、表示制御装置3に送信する動作について説明した。本実施形態では、監視装置にユーザインタフェースを加え、開始時刻を含むイベント情報と、その位置情報(イベント位置情報)をユーザにより登録できる機能を有する構成および動作について説明する。なお、本実施形態に係る監視装置2dおよび表示制御装置3dのハードウェア構成は、第1の実施形態で説明した構成と同様である。
図12は、第5の実施形態の表示制御システムの機能ブロック構成の一例を示す図である。図12を参照しながら、表示制御システム1dの機能ブロックの構成および動作について説明する。なお、本実施形態に係る表示制御装置3dの機能ブロック構成は、第4の実施形態に係る表示制御装置3cの機能ブロック構成と同様である。
図12に示すように、表示制御システム1dの監視装置2dは、第1記憶部22と、第1通信部25と、入力部26(第2ユーザインタフェース部)と、監視部27と、を有する。
監視装置2dは、予め分かっているイベント情報を、ユーザが入力部26により入力することができる。例えば、ユーザは、入力部26を用いて、明日の16:00からA催事場でバーゲンを開催するという情報を、バーゲンというイベントと、16:00からという開始時刻とを含むイベント情報、およびA催事場というイベント位置情報を登録し、監視装置2d内の第1記憶部22に記憶させる。入力部26は、図2に示す操作装置109によって実現される。
監視部27は、入力部26を介して登録されたイベント情報に含まれる開始時刻に、現在時刻が達したか否かを監視する機能部である。監視部27は、現在時刻が開始時刻になった場合、イベント情報およびイベント位置情報を、第1通信部25を介して、表示制御装置3dに送信する。
このような本実施形態の構成では、イベント情報およびイベント位置情報自体をユーザインタフェースにより登録することができるので、利便性を向上させることができる。
なお、本実施形態のユーザインタフェースとなる入力部26等を含む監視装置2dのような構成は、第2の実施形態に係る表示制御システム1b、および第3の実施形態に係る表示制御システム1cにも適用可能である。
(第6の実施形態)
第6の実施形態に係る表示制御システム1eについて、第4の実施形態に係る表示制御システム1cと相違する点を中心に説明する。第4の実施形態では、撮像部21による撮像画像からイベント情報およびイベント位置情報を求める動作について説明した。本実施形態では、監視装置2eに検出部23aにより、イベント情報とイベント位置情報とを検出できる機能を有する構成および動作について説明する。なお、本実施形態に係る監視装置2eおよび表示制御装置3eのハードウェア構成は、第1の実施形態で説明した構成と同様である。
図13は、第6の実施形態の表示制御システムの機能ブロック構成の一例を示す図である。図13を参照しながら、表示制御システム1eの機能ブロックの構成および動作について説明する。なお、本実施形態に係る表示制御装置3eの機能ブロック構成は、第4の実施形態に係る表示制御装置3cの機能ブロック構成と同様である。
図13に示すように、表示制御システム1eの監視装置2eは、撮像部21と、第1記憶部22と、検出部23aと、第1通信部25と、取得部28と、を有する。
取得部28は、センシング情報を取得する機能部である。
検出部23aは、取得部28により取得されたセンシング情報からイベントを検出する機能部である。例えば、検出部23aは、エレベータの搭載荷重と、エレベータの開閉情報とから、所望の階にて降りた人物の量を推定し、その人物量に応じて、表示制御装置3eに表示を行わせる。各階層の人物総量を推定することが可能となるので、一定以上の混雑状況となった階層の表示部(表示制御装置3e)に、他の階層の情報を提示し、群集の総量を均一化できる。また、その混雑状況を別の階層の表示部(表示制御装置3e)に表示することで、人気となっていることを知らせ、さらに人を集めることができる。すなわち、検出部23aは、取得部28から取得したセンシング情報に対して判定を行い、判定結果に応じてイベント情報を、第1通信部25を介して表示制御装置3eに送信する。ここで、センシング情報とは、センサ等から得られるスカラ値の時系列情報であり、検出部28は、時系列情報に対してアダプティブメディアンフィルタ等のノイズ除去を行い、予め決めた閾値処理により閾値以上となった場合、イベントが発生したとする。各センサとイベント情報とは、1対1で対応するものとし、イベントの共起により定義されるイベントも存在する。例えば、検出部23aは、上述したエレベータの開閉イベント、またはエレベータ内の荷重変動イベントの同時発生により生じるイベント等を検出する。また、上述に加え、検出部23aは、撮像部21から取得した映像を解析して、イベント情報およびイベント位置を検出し、センシング情報から得た情報との共起により、異なるイベントを検知してもよい。
以上のように、撮像部21からの撮像画像に基づくのみではなく、センシング情報に基づいてイベントを検出することにより、表示制御システムとしての利便性を向上させることができる。
なお、本実施形態に係る監視装置2eのような構成は、第2の実施形態に係る表示制御システム1b、および第3の実施形態に係る表示制御システム1cにも適用可能である。
なお、上述の各実施形態の監視装置2、表示制御装置3、および管理装置9で実行されるプログラムは、例えば、ROM等に予め組み込まれて提供されるものとしてもよい。
また、上述の各実施形態の監視装置2、表示制御装置3、および管理装置9で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(Compact Disk Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータプログラムプロダクトとして提供されるように構成してもよい。
また、上述の各実施形態の監視装置2、2a〜2e、表示制御装置3、3a〜3e、および管理装置9で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上述の各実施形態の監視装置2、2a〜2e、表示制御装置3、3a〜3e、および管理装置9で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、上述の各実施形態の監視装置2、2a〜2e、表示制御装置3、3a〜3e、および管理装置9で実行されるプログラムは、コンピュータを上述したノードの各機能部として機能させ得る。このコンピュータは、CPUがコンピュータ読取可能な記憶媒体からプログラムを主記憶装置上に読み出して実行することができる。
本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、および変更を行うことができる。これらの実施形態は、発明の範囲および要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、1a〜1e 表示制御システム
2、2a〜2e 監視装置
3、3a〜3e 表示制御装置
4 ネットワーク
5 撮像部
6 画像処理部
7 演算処理部
8 表示部
8a 表示パネル
9 管理装置
21 撮像部
22 第1記憶部
23、23a 検出部
24 推定部
25 第1通信部
26 入力部
27 監視部
28 取得部
31 第2通信部
32 算出部
33 第2記憶部
34 判断部
35 表示制御部
36 表示部
37 入力部
81 メッセージ
82 枠
83 時刻情報
91 第3通信部
92 第3記憶部
93 第1送信部
94 第2送信部
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 撮像I/F
105 補助記憶装置
106 FPGA
107 通信I/F
108 バス
109 操作装置
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 表示I/F
205 補助記憶装置
206 通信I/F
207 バス
208 操作装置
FL フレーム

Claims (14)

  1. イベントを示すイベント情報、および前記イベントの発生位置を示すイベント位置情報を受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記イベント位置情報および前記イベント情報のうち少なくともいずれかに基づいて、前記イベント情報の表示についての優先度を算出する算出部と、
    前記優先度に基づいて、前記イベント情報の表示方式を判断する判断部と、
    前記判断部により判断された前記表示方式に従って、前記イベント情報を表示部に表示させる表示制御部と、
    を備えた表示制御装置。
  2. 前記算出部は、前記イベント位置情報が示す前記イベントの発生位置と、前記表示部の存在位置との距離に基づいて、前記優先度を算出する請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示部の存在位置を示す表示位置情報を記憶した記憶部を、さらに備え、
    前記算出部は、前記記憶部から前記表示位置情報を読み出し、該表示位置情報が示す前記表示部の存在位置と、前記イベント位置情報が示す前記イベントの発生位置との前記距離を求める請求項2に記載の表示制御装置。
  4. 前記優先度を調整するための第1ユーザインタフェース部を、さらに備えた請求項1に記載の表示制御装置。
  5. 前記算出部は、前記距離が第1閾値以上、かつ、前記第1閾値より大きい第2閾値以下であるか否かを判定し、前記距離が前記第1閾値以上、かつ、前記第2閾値以下であると判定した場合、前記表示部に前記イベント情報を表示することを示す前記優先度を算出する請求項2に記載の表示制御装置。
  6. 前記判断部は、前記受信部が複数の前記イベント情報を受信した場合、前記各イベント情報に対する前記優先度に応じて、前記各イベント情報を前記表示部の画像領域に分割して表示させることを前記表示方式として判断する請求項1に記載の表示制御装置。
  7. 前記判断部は、前記受信部が複数の前記イベント情報を受信した場合、前記各イベント情報に対する前記優先度に従って、前記各イベント情報を前記表示部に順番に表示させることを前記表示方式として判断する請求項1に記載の表示制御装置。
  8. 前記イベントは、撮像装置によって撮像された撮像画像から検出され、
    前記イベント位置情報は、前記撮像装置によって求められる請求項1に記載の表示制御装置。
  9. 撮像した撮像装置からイベントを検出し、前記イベントの発生位置を示すイベント位置情報を求める1以上の前記撮像装置と、
    1以上の請求項1〜7のいずれか一項に記載の表示制御装置と、
    を備えた表示制御システム。
  10. 前記撮像装置は、
    前記撮像画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像画像から前記イベントを検出する検出部と、
    前記撮像画像から前記イベントの発生位置を推定する推定部と、
    前記イベントを示す前記イベント情報、および前記イベントの発生位置を示す前記イベント位置情報を送信する送信部と、
    を備えた請求項9に記載の表示制御システム。
  11. 前記イベントの開始時刻を含む前記イベント情報、および前記イベント位置情報を登録するための第2ユーザインタフェース部と、現在時刻が前記開始時刻に達したか否かを監視する監視部と、を有する監視装置と、
    1以上の請求項1〜7のいずれか一項に記載の表示制御装置と、
    を備えた表示制御システム。
  12. センシング情報を取得する取得部と、前記センシング情報から前記イベントを検出する検出部と、有する監視装置と、
    1以上の請求項1〜7のいずれか一項に記載の表示制御装置と、
    を備えた表示制御システム。
  13. 前記撮像装置から前記イベント情報および前記イベント位置情報を受信し、前記イベントの発生位置と、前記表示部の存在位置との距離が所定の条件を満たす前記表示制御装置に対して前記イベント情報を送信する管理装置を、さらに備えた請求項9または10に記載の表示制御システム。
  14. 前記管理装置は、
    前記撮像装置から前記イベント情報および前記イベント位置情報を受信する管理受信部と、
    前記イベント位置情報、および前記管理装置のアドレスを前記表示制御装置に送信する第1管理送信部と、
    を備え、
    前記表示制御装置の受信部は、前記第1管理送信部により送信された前記イベント位置情報および前記アドレスを受信し、
    前記表示制御装置の算出部は、算出した前記距離が所定の条件を満たすか否かを判定し、前記所定の条件を満たす場合、前記イベント情報を要求するイベント情報要求を前記管理装置に送信し、
    前記管理装置は、前記管理受信部によって前記イベント情報要求が受信された場合、該イベント情報要求を送信した前記表示制御装置に対して、該イベント情報要求が要求する前記イベント情報を送信する第2管理送信部を、さらに備えた請求項13に記載の表示制御システム。
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