JP2000295599A - 監視装置 - Google Patents

監視装置

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JP2000295599A
JP2000295599A JP11101116A JP10111699A JP2000295599A JP 2000295599 A JP2000295599 A JP 2000295599A JP 11101116 A JP11101116 A JP 11101116A JP 10111699 A JP10111699 A JP 10111699A JP 2000295599 A JP2000295599 A JP 2000295599A
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Japan
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image
video
intruder
moving object
unit
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JP11101116A
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English (en)
Inventor
Kensuke Uehara
堅助 上原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台の表示装置に移動体の存在する位置と、
移動体の映像とを同時に表示することができ、監視員の
負担を軽減することが可能な監視装置を提供する。 【解決手段】 映像処理部66−1〜66−nにおいて
移動体を撮像し、撮像した映像から侵入者の輪郭を抽出
てオブジェクト映像を生成するとともに、映像処理部6
6−1〜66−nまたはセンサー67−1〜67−mに
より、建物内で移動体の存在する位置を検知してセンタ
ー側に伝送する。センター側では一つのモニタ220に
おいて、前記オブジェクト映像を前記位置に対応した画
面の位置に表示するとともに、建物の配置図も表示す
る。これにより、移動体の存在する位置と移動体の映像
とが視覚的に同時に観察できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の場所から送
られてくる撮像した映像を集結して、その映像を表示す
ることにより、広い区域の監視を行う監視装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に監視装置として、最も簡単なシス
テムは、複数地点に設置されたカメラにより撮像された
デジタル映像を(以下各地点をチャネルと表現する)そ
のまま多重化してセンターに伝送して、センターで各チ
ャネルの映像を分離し、分離された映像を再現して、各
チャネルに対応したモニタに表示するシステムがある。
しかし、前記のシステムでは、センターにチャネル数だ
けモニタを設置する必要があり、監視員は、各モニタを
常に観察する必要があり、チャネル数が多くなると観察
する負担も多くなり、侵入者があった場合でも、見逃す
おそれがある。そこで、図14のようなシステム(特開
平6−325180号)がある。このシステムは、複数
の撮像装置を用いて、移動体を追跡監視することを目的
としていて、目標となる移動体の追跡、撮像装置の切り
替えを自動化しているのが特徴である。動作として、ま
ず、複数の撮像装置101(101a,101b,10
1c,…,101m)の出力から、制御スイッチ109
を用いて画面切替え装置103により任意の出力を選択
し、モニタ104に表示する。対象特定装置106で、
画面上の物体の中から追跡対象の移動体102を指定す
る。自動追跡切替え装置105において、追跡装置10
7は、フレームメモリ108に取り込んだ撮像装置10
1のデータから移動体102を抽出し、移動体102の
動きを随時追跡する。自動追跡切替え装置105で、移
動体102の動きに応じて撮像装置101を選択し、移
動体102を常にモニタ104に表示し続ける。
【0003】上記のシステムにより、監視員が移動体1
02を検知できれば、その移動体102を制御スイッチ
109から設定することで自動的に撮像装置101を切
り替えて、移動体102を追跡し、随時モニタ104に
背景を含めた移動体102の映像を表示する。そして、
前記システムのように監視員は複数のモニタを観察する
必要が無く、必要な映像のみを一つのモニタ104に表
示して観察できるため、監視員の負担が軽くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図14のシス
テムでは、まず撮像装置101を随時切り替えて、モニ
タ104を見ながら移動体102が存在するか監視する
必要がある。従来の単純なシステムにおいて多くのモニ
タを同時に観察する方法に比較すると、一つのモニタ1
04を観察するようになったため、多少負担は軽くなる
が、随時切り替えられるモニタ104の映像を常に監視
しなければならず、監視の負担がかかることにかわりは
ない。また、移動体102を捕らえて、追跡している過
程で、モニタ104に表示される移動体102の映像
が、どの撮像装置からの映像かを示すため、表示装置に
撮像装置101の番号等を表示させる必要がある。しか
し、番号等では建物のどこの場所で移動体102が存在
しているか分からないので、これを分かるようにするた
め別な建物の配置図に移動体102の存在位置を表示さ
せる必要がある。すなわち、モニタ104に表示される
映像はあくまでも撮像装置101が撮影した映像のみ
で、移動体102の存在する2次元的座標は別な表示手
段で表示しなければならない。また、図14のシステム
は同時に複数の移動体102が発生しても追尾できる機
能を有している。しかし、モニタ104が1台のために
1つの移動体102を撮像した映像だけしか表示できな
い。そして、自動追跡切替え装置105の動作中に移動
体102の追跡に失敗すると、該当の移動体102を監
視員が再び撮像装置101の映像を切り替えて、モニタ
104を観察することで、前記移動体102を探す必要
があり手間がかかった。
【0005】以上のように、従来のシステムでは複数の
監視領域をカバーするために監視領域に対応した複数の
モニタを観察する手間がかかる。また、追跡システムで
は最初、監視員が移動体を検知して、その移動体をシス
テムに覚えさせる手間がかかる。そして、建物監視区域
の2次元的な撮影状態を把握する手段が面倒であるとい
う問題点があった。本発明は、従来のこのような点に鑑
み為されたもので、1台の表示装置に移動体の存在する
位置と、移動体の映像とを同時に表示することができ、
監視員の負担を軽減することが可能な監視装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る監視装置
は、少なくとも1つのカメラにより映像を撮影する手段
と、この手段により撮影された映像から移動体を領域抽
出して移動体のオブジェクト映像を生成する手段と、所
定の領域における移動体の存在する位置を検知する位置
検知手段と、オブジェクト映像を集結して、1つの表示
装置における移動体の存在する位置に対応した画面の位
置にオブジェクト映像を表示する表示手段とを具備する
ことを特徴とする。このような構成により、1台の表示
装置に移動体の存在する位置と、移動体の映像が同時に
視覚的に表示され、これを監視することで、監視員の負
担が軽くなる。即ち、従来の方法のように侵入者を追跡
する必要がない。また、従来の別の方法のように多数の
モニタに映像を表示させ、監視員が前記多数のモニタを
常に監視する必要もない。ここで、表示手段を、画面に
オブジェクト映像と所定の領域に対応した地図を一緒に
表示させるものとすることができる。このような構成に
より、所定の領域、例えば建物内のどの位置に移動体が
存在するかを、より分かりやすく表示することができ
る。また、表示手段を、画面にオブジェクト映像を表示
する際に、カメラの設置座標を中心にしてカメラが撮影
した映像内のオブジェクト映像位置に対応した画面の位
置にオブジェクト映像を表示するものとすることもでき
る。
【0007】このような構成により、移動体の位置をよ
り正確に表示することができる。更に、位置検知手段
を、移動体が通過したことにより検知するセンサーの検
知結果を使用するものとすることができる。このような
構成により、移動体の位置をより正確に検知することが
できる。更にまた、位置検知手段は、カメラをステレオ
測距法に併用できる構成にして、移動体の存在する位置
を検知するものとすることもできる。このような構成に
より、移動体の位置を更に正確に検知することができ
る。
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。なお、以下の図におい
て、同符号は同一部分または対応部分を示す。
【0008】(実施形態1)まず、本発明に係る監視装
置の実施形態1について説明する。図1は、本実施形態
の全体の構成を示す図である。同図において、映像処理
部66−1,66−2,…,66−nは、侵入者を撮像
してデジタル映像を生成する機能と、前記デジタル映像
から侵入者の輪郭を領域抽出し、領域抽出した輪郭を使
用して侵入者をオブジェクト映像として生成して符号化
する機能とを有する部分である。センサー67−1,6
7−2,…,67−mは建物の各所に設置され、侵入者
が該当するセンサー67の側を通った場合に反応して、
検知信号を出力する機能を有している。多重部210は
映像処理部66−1,66−2,…,66−nの出力す
なわちデジタル映像と符号化されたオブジェクト映像及
びセンサー67−1,67−2,…,67−mの検知信
号を多重化して、伝送路211を介して、センター側の
分離部212に送られる。ここで、図2は映像処理部6
6の詳細な構成を示す図である。カメラA200により
設置場所での映像を撮影し、デジタル映像204に変換
され、多重部210に印加される。一方、デジタル映像
204は領域抽出部A201に印加される。領域抽出部
A201ではデジタル映像204に侵入者が存在する場
合、例えば動きベクトルを検出する方法等を用いること
により、侵入者の輪郭を領域抽出する。領域抽出された
輪郭情報はオブジェクト符号化部203に印加される。
【0009】オブジェクト符号化部203にはデジタル
映像204が印加されていて、両者の入力により、オブ
ジェクト符号化される。オブジェクト符号化部203で
は、例えばMPEG4符号化方式によりオブジェクト符
号化が行なわれて、符号化データ205が出力され、多
重化部210に印加される。センター側の分離部212
で分離されたデジタル映像216−1,216−2,
…,216−nはそのまま映像合成部218に印加され
る。一方、符号化データ214−1,214−2,…,
214−nは、それぞれオブジェクト復号化部213−
1,213−2,…,213−nに印加される。そし
て、オブジェクト復号化部213−1,213−2,
…,213−nで元のオブジェクト映像215−1,2
15−2,…,215−nがそれぞれ再現され、オブジ
ェクト映像215−1,215−2,…,215−nは
映像合成部218に印加される。センサー67−1,6
7−2,…,67−mの検知信号は、分離部212で分
離され、センサー出力229−1,229−2,…,2
29−mとして制御部222に印加される。制御部22
2には、予め建物平面図データ221を読み込んでお
く。映像合成部218は、建物平面図データ221の上
にデジタル映像216−1,216−2,…,216−
nとオブジェクト映像215−1,215−2,…,2
15−nとを適当に配置して、合成映像データ219を
モニタ220に出力し、モニタ220で表示する。設定
キー223により、デジタル映像216−1,216−
2,…,216−n及びオブジェクト映像215−1,
215−2,…,215−nの大きさあるいは配置座標
等を外部から設定することができる。
【0010】図3は、映像合成部218の詳細な構成を
示す図である。同図に示すように、デジタル映像216
−1,216−2,…,216−nは映像拡大/縮小部
A224−1,224−2,…,224−nにそれぞれ
印加され、制御部222の制御により適切な大きさに拡
大あるいは縮小されて、デジタル映像226−1,22
6−2,…,226−nとして映像配置部228に印加
される。同様に、オブジェクト映像215−1,215
−2,…,215−nは映像拡大/縮小部B225−
1,225−2,…,225−nに印加され、制御部2
22の制御によりそれぞれ適切な大きさに拡大あるいは
縮小されて、オブジェクト映像227−1,227−
2,…,227−nとして映像配置部228に印加され
る。そして、映像配置部228では制御部222から供
給された建物平面図データ221の上にオブジェクト映
像227−1,227−2,…,227−nを、対応す
るカメラA200が設置されている近辺の位置に配置す
る。また、デジタル映像216−1,216−2,…,
216−nも必要ならばモニタ220の画面上に配置さ
れる。そして、映像配置部228で配置され合成された
映像は、合成映像データ219としてモニタ220に出
力される。
【0011】図4は、建物内に複数の画像処理部66−
1,66−2,…,66−12及び複数のセンサー67
−1,67−2,…,67−13が配置された例であ
る。そして、図5はモニタ220に前記建物内の配置
図、画像処理部66及びセンサー67を薄く表示して、
各画像処理部66が撮影した侵入者のオブジェクト映像
を対応する画像処理部66の近辺の位置に表示した例で
ある。表示画面305は画像処理部66−12が撮影し
て、オブジェクト映像304のみを画像処理部66−1
2の近辺の表示領域に表示した例である。同様に表示画
面307は画像処理部66−7が撮影して、オブジェク
ト映像306のみを画像処理部66−7の近辺の表示領
域に表示した例である。図5の例によると、現在この建
物内に2人の侵入者が存在していることが分かる。そし
て、前記の侵入者のいる位置が大まかに判別できる。そ
して、表示画面308には何も表示されないためこの領
域には侵入者がいないことも分かる。すなわち、本実施
形態によると、侵入者の素顔などが判別可能なオブジェ
クト映像が、その侵入者が存在する建物内の平面図の該
当位置に表示されることになり、侵入者の素顔あるいは
挙動と侵入者が現在いる場所についてモニタの一つの画
面を見ることにより観察可能になる。そして、侵入者が
複数でも表示可能で、従来の方式のように追跡する機能
も必要がない。
【0012】そして、画像処理部66−12が撮影した
デジタル映像309と画像処理部66−7が撮影したデ
ジタル映像310は画面の片隅にマルチウインドウ画面
として表示され、背景を含めた侵入者の様子を表示する
ことができ、VTR(図示せず)等に録画が可能であ
る。また、表示画面305,307及び308の表示枠
は特に画面に表示する必要も無いが、各画像処理部66
の撮影領域を明確にするために表示してもよい。また、
オブジェクト映像304及び306は表示の際に大きさ
を揃えるために、映像拡大/縮小部B225で拡大ある
いは縮小される。また、表示画面309及び310の大
きさも映像拡大/縮小部A224で大きさを変えること
ができる。尚、本実施形態ではモニタ220に建物内の
配置図を表示して、配置図の上に侵入者のオブジェクト
映像を表示していた。しかし、侵入者の挙動、素顔等を
観察する目的ならば前記建物の配置図を表示させない方
が分かりやすい。そこで、建物内の平面図を表示させる
かさせないかを、設定キー223を操作することにより
切り替えるようにしてもよい。
【0013】(実施形態2)次に、本発明に係る監視装
置の実施形態2について説明する。上述の実施形態1で
は画像処理部66で撮影した映像からオブジェクト映像
を生成して、そのオブジェクト映像をモニタ220の画
面上の該当する画像処理部66の近辺の位置に配置する
ことで、侵入者の大まかな位置を把握できるようにして
いた。本実施形態2は、図1及び図4に示すように、セ
ンサー67を建物内の随所に取り付け、これにより侵入
者の存在する正確な位置を認識するようにしたことを特
徴としている。センサー67は、赤外線センサーあるい
は超音波センサー等のセンサーが放射する赤外線あるい
は超音波等を侵入者が横切ったとき、これを検知する。
センサー67の検知信号は多重化部210、伝送路21
1、分離部212を介してセンサー出力229として制
御部222に印加される。センサー67が適切な場所に
配置されていれば各センサー67を侵入者が通過すれ
ば、その場所は侵入者の存在する正確な位置として認識
でき、実施形態1におけるオブジェクト映像304ある
いはオブジェクト映像306等を配置する際に前記セン
サー67の設置座標を併用することで、更に正確に侵入
者のオブジェクト映像を建物内の平面図に配置すること
が可能となる。
【0014】(実施形態3)次に、本発明に係る監視装
置の実施形態3について説明する。実施形態2は侵入者
のいる位置をセンサー67で検知しているため、座標が
離散的に検出され、連統的に正確に検出できるとは限ら
ない。しかし、大まかな侵入者のいる位置が把握でき、
十分実用に供することができる。本実施形態3は、侵入
者のいる位置を連続的に、また正確に検知することを目
的としている。本実施形態は図6のようにカメラA20
0とカメラB206の2つのカメラを使用して、ステレ
オ測距法により侵入者の位置を正確に求めることを目的
としている。カメラA200に関しては上記と同様にデ
ジタル映像204を得るためとオブジェクト符号化部2
03で符号化データ205を求めるために使用される。
カメラA200とカメラB206は平行して一定間隔離
して取り付けられている。そして、領域抽出部A201
で侵入者の輪郭が領域抽出され領域抽出情報は測距部2
08に印加される。同様にカメラB206で撮影された
デジタル映像について領域抽出部B207により侵入者
の輪郭が領域抽出され領域抽出情報は測距部208に印
加される。
【0015】測距部208で2つの領域抽出情報から侵
入者が存在する座標データ209を算出する。図7は、
ステレオ測距法の原理、すなわち三角測量の原理を説明
するための図である。同図において、記号D、f、B、
hL、hRは、それぞれ被写体距離、焦点距離、基線
長、左撮像系における侵入者の撮像位置(図8参照)、
そして右撮像系における侵入者の撮像位置(図9参照)
を示している。図7より以下の幾何学的関係が成立する
ことは明白である。 (hR−hL):f=B:(D−f)……(1) 式(1)を被写体距離Dに関して解けば、 D={(B・f)/(hR−hL)}+f……(2) となる。式(2)中、B、fは定数で既知であるから、
被写体距離Dを求めるためには、撮像面上の視差(hR
−hL)を検出する必要がある。hLとhRは図8と図
9で示したように領域抽出した侵入者の中心と、画面の
中心との間隔を求めればよい。また、カメラA200と
カメラB206の中間点bと侵入者の存在する座標dと
の距離DTを求めるために、次の幾何学的関係を利用す
る。 (DT−B/2):hL=(D−f):f……(3) 式(3)からDTを求めると、 DT={hL・(D−f)/f}+(B/2)……(4) 以上、撮像面から侵入者のいる位置までの距離Dは式
(2)で、また、カメラA200とカメラB206の中
間から、侵入者のいる位置に対するずれDTは式(4)
で求めることができ、被写体距離DとずれDTが分かれ
ば、カメラA200とカメラB206の中間から侵入者
のいる位置までの相対位置が計算できることになる。
【0016】図11はこのステレオ測距法を使用した実
施形態3のシステム全体の構成を示す図である。同図に
おいて、映像処理部66−1,66−2,…,66−n
からはそれぞれデジタル映像204、符号化データ20
5、及び侵入者の座標データ209が出力され、多重化
部210に印加される。多重化部210で多重化された
デジタル映像204、符号化データ205、及び座標デ
ータ209は、伝送路211によりセンター側に伝送さ
れ、センター側の分離部212でデジタル映像216−
1,216−2,…,216−n、符号化データ214
−1,214−2,…,214−n、座標データ217
−1,217−2,…,217−nに分離される。デジ
タル映像216−1,216−2,…,216−nは映
像合成部218に印加され、符号化データ214−1,
214−2,…,214−nはオブジェクト復号化部2
13−1,213−2…213−nにそれぞれ印加され
て、オブジェクト復号化部213−1,213−2,
…,213−nで元のオブジェクト映像215−121
5−2,…,215−nに再現され、映像合成部218
に印加される。一方、座標データ217−1,217−
2,…,217−nは制御部222に印加される。制御
部222では映像合成部218を制御して、オブジェク
ト映像215−1,215−2,…,215−nを前記
座標データ217−1,217−2,…,217−nに
相当するモニタ220の画面上の座標に配置する。
【0017】図12は、建物内の配置図に複数の映像処
理部66−1,66−2,…,66−12を適宜配置し
た例である。そして、図13は、本実施形態におけるモ
ニタ220に表示された建物の配置図に映像処理部66
と侵入者のオブジェクト映像300,301を表示した
例を示している。オブジェクト映像300は、映像処理
部66−12で撮影されてオブジェクト映像として生成
され、更に侵入者の座標が算出されて、対応する画面上
の座標に配置された例である。同様に、オブジェクト映
像301は、映像処理部66−7でオブジェクト化さ
れ、座標が算出されて該当した座標に配置された例を示
している。また、表示画面302は映像処理部66−1
2で撮影されたデジタル映像をマルチウインドウとして
そのまま表示した例である。同様に表示画面303は映
像処理部66−7で撮影されたデジタル映像をマルチウ
インドウとしてそのまま表示した例である。尚、オブジ
ェクト映像300及びオブジェクト映像301の大きさ
は、映像合成部218の映像拡大/縮小部Bで見易い大
きさに統一して拡大あるいは縮小してモニタ220に表
示することができる。また、設定キー223により外部
から前記オブジェクト映像300及びオブジェクト映像
301の大きさを変えることもできる。
【0018】なお、図10のように測距部208で算出
したオブジェクト映像400が座標誤差を伴い、通路4
01から離れたa点として算出されたら、a点を平行移
動して通路401上のb点に修正してもかまわない。以
上説明したように、本実施形態によるとステレオ測距法
により侵入者のいる位置が正確に計測でき、モニタ22
0上の該当する座標に侵入者のオブジェクト映像を配置
することができる。尚、実施形態1乃至実施形態3で
は、カメラA200で撮影したデジタル映像204をそ
のままセンター側に伝送しているが、映像処理部66内
で符号化してデータ量を減少させて、センター側に送
り、センター側で復号化して元のデジタル映像を再現し
てもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の監視装置
によれば、1台の表示装置に移動体の存在する位置と、
移動体の映像とを同時に表示することができ、監視員の
負担を軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1及び実施形態2の構成を示すブロ
ック図。
【図2】 実施形態1における映像処理部の詳細な構成
を示すブロック図。
【図3】 実施形態1における映像合成部の詳細な構成
を示すブロック図。
【図4】 実施形態1及び実施形態2における建物内の
映像処理部及びセンサーの配置を示す平面図。
【図5】 実施形態1におけるモニタの表示例を示す
図。
【図6】 実施形態3における映像処理部の詳細な構成
を示すブロック図。
【図7】 実施形態3の動作を説明するための図。
【図8】 実施形態3の動作を説明するための撮像例を
示す図。
【図9】 実施形態3の動作を説明するための他の撮像
例を示す図。
【図10】実施形態3における侵入者の座標に誤差が出
た場合の修正方法を説明するための図。
【図11】実施形態3の構成を示すブロック図。
【図12】実施形態3における建物内の映像処理部の配
置を示す平面図。
【図13】実施形態3におけるモニタの表示例を示す
図。
【図14】従来例の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
66,66−1,66−2,…,66−n…映像処理部 67,67−1,67−2,…,67−m…センサー 200…カメラA 201…領域抽出部A 203…オブジェクト符号化部 204,216,216−1,216−2,…,216
−n,226,226−1,226−2,…,226−
n…デジタル映像 205,214,214−1,214−2,…,214
−n…符号化データ 206…カメラB 207…領域抽出部B 208…測距部 209…座標データ 210…多重化部 211…伝送路 212…分離部 213,213−1,213−2,…,213−n…オ
ブジェクト復号化部 215,215−1,215−2,…,215−n,2
27,227−1,227−2,…,227−n…オブ
ジェクト映像 218…映像合成部 219…合成映像データ 220…モニタ 221…建物平面図データ 222…制御部 223…設定キー 224,224−1,224−2,…,224−n…映
像拡大/縮小部A 225,225−1,225−2,…,225−n…映
像拡大/縮小部B 228…映像配置部 229,229−1,229−2,…,229−m…セ
ンサー出力 300,301,304,306…オブジェクト映像 302,303,305,307,308,309,3
10…表示画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 CC03 FC12 FC13 FC14 FC15 FD01 FE13 FE14 HA18 5C082 AA01 AA12 AA21 AA27 BA12 BA41 CA32 CA54 CB01 DA87 MM02 MM09 5C084 AA02 AA07 AA15 BB01 BB40 DD12 EE01 FF03 FF08 GG78 5L096 BA02 CA04 DA01 EA03 FA06 FA62 FA69 HA03 HA05 9A001 BB04 EE02 EE05 HH15 HH20 HH24 HH27 HH28 HH30 KK16 KK31 KK37 LL09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つのカメラにより映像を撮影
    する手段と、この手段により撮影された映像から移動体
    を領域抽出して移動体のオブジェクト映像を生成する手
    段と、所定の領域における前記移動体の存在する位置を
    検知する位置検知手段と、前記オブジェクト映像を集結
    して、1つの表示装置における前記移動体の存在する位
    置に対応した画面の位置に前記オブジェクト映像を表示
    する表示手段とを具備することを特徴とする監視装置。
  2. 【請求項2】前記表示手段は、前記画面に前記オブジェ
    クト映像と前記所定の領域に対応した地図を一緒に表示
    させるものであることを特徴とする請求項1に記載の監
    視装置。
  3. 【請求項3】前記表示手段は、前記画面に前記オブジェ
    クト映像を表示する際に、前記カメラの設置座標を中心
    にしてカメラが撮影した映像内のオブジェクト映像位置
    に対応した画面の位置に前記オブジェクト映像を表示す
    るものであることを特徴とする請求項1に記載の監視装
    置。
  4. 【請求項4】前記位置検知手段は、前記移動体が通過し
    たことにより検知するセンサーの検知結果を使用するも
    のであることを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
  5. 【請求項5】前記位置検知手段は、前記カメラをステレ
    オ測距法に併用できる構成にして、前記移動体の存在す
    る位置を検知するものであることを特徴とする請求項1
    に記載の監視装置。
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