JP2017051888A - 粉砕機 - Google Patents

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【課題】粉砕室を形成するケーシングを改良することによって、多様な被粉砕物に対して、粉砕量の処理量や処理条件等の調整が行ない易い粉砕機を提供する。【解決手段】粉砕室を形成する第一のケーシングと第二のケーシング12と、粉砕室内において配置される回転軸と、回転軸に取り付けられる回転翼を備え、第二のケーシングは、その内径を形成する円筒部19が形成され、その円筒部の径の大きさや形状が異なる複数の第二のケーシング12(a),12(b),12(c)を有して、第一のケーシングに対して交換して使用する。【選択図】図4

Description

本発明は、農産物、食品、鉱物、医薬品などの被粉砕物を粉砕するための粉砕機に関する。
従来、被粉砕物を細かく粉砕(微粒子化)する粉砕機としては、湿式粉砕機と乾式粉砕機とがある。湿式粉砕機としては、スラリー状の被粉砕物同士を衝突させることで、被粉砕物を乳化や微粒子化するものがある。
乾式粉砕機として、粉砕室内に二つの回転翼を対向して配置し、両回転翼を回転させることで粉砕室内に気流を発生させ、被粉砕物同士、被粉砕物と回転翼、被粉砕物と粉砕室の内壁といった各種衝突を繰り返すことで被粉砕物を粉砕する粉砕機を、本願出願人が考案している(特許文献1)。特許文献1の粉砕機1は、複数のケーシング分割体21、22のうちの一つのケーシング分割体21をスライド移動させるスライド機構6と、駆動部5を旋回可能に軸支する駆動部旋回軸51とを備えている(本願の図13を参照)。
また、軸受から片持ち状態で突出させた一の回転軸線上に、第一および第二の吐出型回転翼を近接離開可能に移動できるように設け、両回転翼の広狭を調整するものがある(特許文献2)。
特開2012−110808号公報 特許第3725330号公報
従来の粉砕機では、粉砕量を変えるためには、粉砕量に応じた粉砕機を採用する、または、回転翼や制御系を改良し、回転翼の回転数を変更させるなどの工夫を施す必要があり、変更に対する多大な手間を要するという問題を有していた。また、改良を施したとしても、駆動源の駆動力や回転翼の回転数を制御するための条件を、毎回設定する必要があり、様々な被粉砕物に対して、迅速に対応することは困難であった。
また、特許文献2のように、軸受から片持ち状態で突出させた一の回転軸線上に、第一および第二の吐出型回転翼を近接と離開が可能にして移動できるように設け、両回転翼の広狭を調整するものがあるが、回転軸に対して第一および第二の回転翼の位置が固定のものが汎用的に使用されている。しかし、回転翼の交換のためには、装置構成を大幅に変更しなければならないという問題を有していた。
そこで、本発明の目的は、多様な被粉砕物に対して、被粉砕物の処理量、処理条件、処理時間、気流の処理量、気流の方向性などの調整が行ない易く、しかも分解・洗浄のし易い粉砕機を提供することにある。
本発明の粉砕機は、粉砕室を形成する第一のケーシングと第二のケーシングと、粉砕室内において配置される回転軸と、回転軸に取り付けられる回転翼を備え、第二のケーシングは、その内径を形成する円筒部が形成され、その円筒部の径の大きさや形状が異なる複数の第二のケーシングを設けて、第一のケーシングに対して交換して使用することを特徴とする。
本発明によれば、第二のケーシングを第一のケーシングに対して着脱可能とし、径も変更できるようにしたことによって、気流の排出量、被粉砕物の処理量、処理条件、処理時間などを容易に変更することができる。
また、本発明の粉砕機は、粉砕室を形成する第一のケーシングと第二のケーシングと、粉砕室内において配置される回転軸と、回転軸に取り付けられる回転翼を備え、第二のケーシングは、その中心穴を有する中心方向に向かって傾斜する傾斜面部またはその中心穴を有する中心方向に向かって曲面形成する円錐台部が形成され、その傾斜面部の傾斜角度の大きさまたはその円錐台部の曲面の大きさが異なる複数の第二のケーシングを設けて、第一のケーシングに対して交換して使用することを特徴とする。
本発明によれば、中心穴を有する第二のケーシングの中心方向に向かって傾斜する円錐台部が形成され、その円錐台部の傾斜角度が異なる複数種類の第二のケーシングを設けて、第二のケーシングを着脱可能とし、径も変更できるようにしたことによって、気流の排出量、被粉砕物の処理量、処理時間などを容易に変更することができる。
本発明としては、回転翼は回転軸に着脱自在であり、その羽根の大きさや形状が異なる複数の回転翼であって円錐台部或いは傾斜面部または円筒部と対峙して接粉する接粉部を有し、交換して使用することを特徴とする。
本発明によれば、羽根の大きさや形状が異なる複数の回転翼を有し、交換可能であることから、第二のケーシングの内径や傾斜面部或いは円錐台部または円筒部と組み合わせて、被粉砕物を接粉する接粉部の形状や大きさを異ならせる複数の回転翼を交換し易いようにすることにより、気流の排出量や被粉砕物の処理量を、容易に変更することができる。
本発明としては、第二のケーシングは、第一のケーシングの端面と接触する接触面と、第一のケーシングに対して第二のケーシングを連結固定するための連結固定部とを備えることを特徴とする。また、本発明としては、第二のケーシングは第一のケーシングの端面と接触する接触面と、接触面の上部に配置する内側周面とを有し、内側周面は、接触面側から連続して上方に向かって円錐台部或いは傾斜面部または円筒部を有することを特徴とする。
本発明によれば、交換可能な第二のケーシングを第一のケーシングの端面と接触する接触面で接触させて、連結固定部で連結固定させることで、容易に交換作業を行なうことができる。
本発明としては、第一のケーシングおよび/または第二のケーシングと着脱自在に取り付けられる中間ケーシングを備えることを特徴とする。
本発明によれば、第一のケーシングに中間ケーシングを着脱させて、第一のケーシングの長さを調節したり、内周形状の異なるものを交換したり、第二のケーシングに中間ケーシングを着脱させて、第二のケーシングの長さを調節したりすることができる。
また、本発明としては、装置本体に取り付けられた回転軸と、装置本体に取り付けられる基台部とを備え、第一のケーシングが基台部に着脱自在に取り付けられることを特徴とする。
本発明によれば、装置本体の基台部に第一のケーシングを取り付けてから、第一のケーシングに対して第二のケーシングを着脱することで、これらのケーシングによる粉砕室の分解・洗浄が容易で、また、粉砕室の組み立てを容易に行なうことができる。
本発明としては、第二のケーシングは第一のケーシングの上に配されるものであり、第二のケーシングに排出口が設けられ、排出口は、円筒部の中心軸に対して垂直方向に貫通し、回転翼によって発生された気流が排出し易いように回転翼の回転方向に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、下方側の第一のケーシングの側の投入口から入れられた被粉砕物を周方向に回転させるように上昇させて、回転翼によって発生された気流が排出し易いように回転翼の回転方向に沿って排出させることができる。この構造によれば、できるだけ多くの被粉砕物の排出を実現することができる。
なお、本発明としては、第一のケーシングと第二のケーシングとで構成される砕室内において、同一の回転軸上に配置される第一および第二の回転翼と、回転軸を回転させる駆動部とを備えるものに適用可能であるが、第一および第二の回転翼とを各々の回転軸で回転駆動させるものにも適用可能である。
本発明の粉砕機によれば、内径を形成する円筒部や中心穴を有する中心方向に向かって傾斜する傾斜面部又円錐台部が形成された第二のケーシングを交換可能、すなわち、第一のケーシングに対して第二のケーシングを着脱可能とし、径の大きさや形状も変更できるようにしたことによって、気流の排出量、さらには被粉砕物の処理量を、容易に変更することができる。また、回転翼は前記回転軸に着脱自在であり、その羽根の大きさや形状が異なる複数の回転翼を交換して使用することで、気流の排出量、さらには被粉砕物の処理量を、容易に変更することができる。さらに、第二のケーシングの排出口を気流の回転方向に配置したことによって、できるだけ多くの被粉砕物の排出を実現することができる。
そして、本発明によれば、粉砕室の分解・洗浄が容易であるほか、被粉砕物を接粉する接粉部の分解・洗浄が容易になる。
本発明の第1の実施の形態の粉砕機を示した外観図である。 上記第1の実施形態の粉砕機の粉砕室を示した斜視断面図である。 記第1の実施形態の粉砕機の粉砕室の内部構造を示した断面図である。 上記第1の実施形態の第二のケーシングの構造と種類を示した外観図である。 ケーシング内径と粒子径の関係を示したテスト結果である。 ケーシング内径と処理時間の関係を示したテスト結果である。 本発明の第2の実施の形態の粉砕機を示した側断面図である。 上記第2の実施形態の他の実施形態の粉砕機を示した側断面図である。 上記第2の実施形態の実施形態の回転翼を示す斜視図である。 上記第2の実施形態の発生する気流の状態を説明する斜視図である。 上記各実施形態のケーシング同士の連結状態を説明する断面図である。 上記各実施形態の分解状態を説明する斜視図である。 従来の粉砕機の例を示す一部断面を有する概略正面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
本実施形態の粉砕機1は、図1に示すように、粉砕室2と、粉砕室2に被粉砕物を投入するための投入部3と、粉砕室2から被粉砕物を排出させるための排出部4とを備えている乾式粉砕機である。粉砕室2内には、回転軸5上に、第一および第二の回転翼6、7が配置されており、本体装置の駆動部8の駆動によって回転し、粉砕処理を行なう。その際、制御部9によって、駆動軸5、さらには、回転軸5の回転数を調整することができる。装置本体には、上方に突出するように取り付けられる回転軸と、回転軸を駆動する駆動部8が内蔵されている。
本実施形態の粉砕機1は、図2に示すように、第一および第二の回転翼6、7を回転させることで、粉砕室2内に気流を発生させ、粉砕室2内で被粉砕物同士、被粉砕物と第一および第二の回転翼6、7、被粉砕物と粉砕室2の内壁といった各種衝突を繰り返して、被粉砕物を粉砕するように構成された乾式粉砕機1である。被粉砕物としては、例えば、米、麦、茶葉などの農産物、かに甲羅、くま笹などの食品、医薬品、電池の原料などの工業用材料、鉱物である。つまり、被粉砕物は投入部3に投入可能な大きさで、粉砕室2内で粉砕可能であれば限定されるものではない。
粉砕室2は、第一および第二のケーシング11、12で形成された密閉式(箱状の部材)であり、第一のケーシング11の上方に第二のケーシング12が着脱自在に取り付け可能になっている、いわゆる縦型構造である。そして、例えば、中心穴の中心方向に向かって傾斜する円錐台部18の傾斜角度が異なる複数種類の第二のケーシング12(a)、12(b)、12(c)というようにいくつかの種類を用意する(図4(b))。
また、粉砕室2は、第一および第二のケーシング11、12の両側部(左右両側)から中央部に向かうに従って拡径された空間となっている。第一のケーシング11の端面11aと第二のケーシング12の端面12aと接触面16とを接触させ、両端面の外周方向に、連結用バー21に掛止する連結固定部15を配置することによって、第一および第二のケーシング11、12を自由に脱着することができる。
第一のケーシング11には、投入部3を接続するための投入口13が内側周面17を貫通した状態で配置されている。また、第二のケーシング12には、排出部4を接続するための排出口14がそれぞれの内側周面17を貫通した状態で配置されている。したがって、下方側の周方向から投入された被粉砕物は第一のケーシング11の内周を回転しながら上昇し、次に第二のケーシング12を旋回するように回転しながら上昇し、第二のケーシング12の円筒部19の中心軸に対して垂直方向に貫通した排出口14から排出される。
排出口14は、円筒部19の中心軸に対して垂直方向に貫通し、第一および第二の回転翼6、7によって発生された気流が排出し易い位置に配置されているため(図3)、被粉砕物が排出されるタイミングは、比較的容易に取り扱うことができるが、制御部9による各種条件の変動に応じた制御を施すことによって、より効果的に粉砕量や粉砕部の最終的な粒径などを調整することもでき、周方向の気流によって排出口14から排出し易い構造である。
ここで、図12に示すように、第一および第二のケーシング11、12は、中間ケーシングTと着脱自在に構成することが可能である。中間ケーシングTは、第一のケーシング11や第二のケーシング12と着脱自在に構成され、中間ケーシングTが第一のケーシング11と連結されると、それが第一のケーシング11となり、また、中間ケーシング13が第二のケーシング12と連結されると、それが第二のケーシング12となる。中間ケーシングTの外周にはL字状の突起部が設けられて、この突起部を介して第一のケーシング11や第二のケーシング12が固定される。中間ケーシングTは、その長さが異なるものや、内周形状が異なるものを複数用意して交換可能である。なお、中間ケーシングTには、冷却水を循環させる冷却機構が内蔵されている。
第一のケーシング11の連結固定部15から第二のケーシング12に掛け渡すように配される連結用バー21で連結固定させる。すなわち、第1の実施の形態では、装置本体Sに、連結用バー21が立設されており、この連結用バー21に沿うようにして組み立てることが出来る。円盤状の基台部25に第一のケーシング12の底部が嵌合されるとともに、基台部20の外周の連結固定部20aに連結用バー21が立設されている。このように、第一および第二のケーシング11、12や中間ケーシングTからなる外周に連結用バー21が配される溝や突出部を設けることが好ましい。
また、第一のケーシング11は、装置本体Sの基台部20に嵌合するように取り付けられている。第一のケーシング11は、頭部を有する第二のケーシング12のような蓋部(頭部)を有さない筒状のケーシングであり、その外周に投入口13が設けられている。そして、これらのケーシング11、12が連結される密閉構造の粉砕室2が形成され、投入口13から排出口14に向かって周方向において被粉砕物が粉砕されながら搬送される。
連結固定部15は、第一および第二のケーシング11、12の外周全面に亘って固定するものであり、第一および第二のケーシング11、12の内側周面17に突起を設け、係合を促すことで、着脱する。本実施の形態では、交換可能な第二のケーシング12を第一のケーシング11の端面と接触する接触面16で接触させて、第一のケーシング11と第二のケーシング12の密着させた状態にして、図11に示すように、第一のケーシング11の連結固定部15から第二のケーシング12に掛け渡すように配される連結用バー21で連結固定させる。なお、第一と第二のケーシング11、12と連結固定に際しては、市販品による係止手段を採用しても良い。
第二のケーシング12は、その内側周面17の径の大きさや形状が異なる第二のケーシング12を複数用意しておくことによって(図4(b))、粉砕物の用途、粉砕量、材質などに応じて、適正なケーシング形状を選択することができる。第一および第二のケーシング11、12の材質としては、特に限定されるものではないが、腐食性や耐摩耗性を考慮して、セラミックス、超硬合金、析出硬化系ステンレス材などを用いることができる。さらに、材料に応じて、各種コーティングを施すことによって、表面を保護または硬化させ、ケーシング自体の摩耗をより抑えることも想定できる。また、第二のケーシング12の内側には、冷却用の冷却ケーシング21が配置されているが(図3)、これに限定されるものではない。
内側周面17は、接触面16側から上方に向かって湾曲する円錐台部18と、円筒部19を備える。円錐台部18は、第二の回転翼7の傾斜7aを取り囲む傾斜部18aが形成されて(図4)、第二のケーシング12の内周径が上方に向かって縮径する。さらに、円筒部19は、円錐台部18の上方に形成し、気流が内部で旋回、乱流した状態とさせることができる。円錐台部18と、円筒部19の表面は、凹凸形状や波形形状に形成しても良い。これに対応して、第一および第二の回転翼6、7の表面を凹凸形状や波形形状に形成しても良い。なお、内側周面17は、接触面16側から上方に向かって傾斜する傾斜面部とするものでも良い。
回転軸5は、円形断面の軸部材であり、第一および第二のケーシング11、12の挿通穴20、21に内嵌され、回転可能に支持されている。回転軸5の一端は駆動部8に連結し、他端は第二の回転翼7の挿通孔20に内嵌され、かつ第二の回転翼7が落下しないように固定された状態で支持されている。回転翼6、7は前記回転軸5に着脱自在であり、その羽根の大きさや形状が異なる複数の回転翼6、7を有し、交換して使用できる。なお、回転軸5に対して第一および第二の回転翼6、7の位置が固定のものにも使用することができる。
第一および第二の回転翼6、7は、それぞれ図2の下側と上側に配置されており、回転軸5上に取り付けられている。本実施の形態の回転翼6、7には、その外周に傾斜部7aが設けられている(図3)。傾斜部7aは、第二のケーシング12の円錐台部18の傾斜部18aと対峙することで、原料を接粉する接粉部として機能するが、円錐台部18の傾斜の異なるものや回転翼7の傾斜の異なる回転翼7を交換して使用することができる。すなわち、接粉部は、その傾斜角度が異なるものを用いることで、粉砕条件を変更できる。
第一および第二の回転翼6、7は、回転軸5に対して、同じ形状の対称的な配置であり(ツインプロペラ式であり)、第一回転翼6と第二の回転翼7との間に所定間隔の隙間23が形成されている。隙間23は、第一回転翼6と第二の回転翼7により気流を衝突させるときの隙間として機能し、第一回転翼6の回転で上昇させるものと、第二の回転翼7により下降させる気流を生じさせて(対向気流を生じさせて)、この衝突させるときの隙間23が設けられることで、粉砕量や粉砕粒子の調整が高精度に行なわれる。この隙間23は、非接触可能な限り離間調製が可能である。
第一および第二の回転翼6、7の形状は限定されるものではなく、単層、積層形状など、各種回転翼を採用することができる(第2の実施の形態を参照)。材質も、特に限定されるものではないが、腐食性や耐摩耗性を考慮して、セラミックス、超硬合金、析出硬化系ステンレス材を用いることが好ましい。さらに、材料に応じて、各種コーティングを施すことによって、表面を保護または硬化させ、ケーシング自体の摩耗をより抑えることも想定できる。
駆動部8は、回転軸5を軸回りに回転させるもので装置本体Sに配されている。駆動部8の構成は限定されるものではなく、市販のモータを採用することができる。
制御部9は、装置本体Sに配され、駆動部8の回転数を制御することによって、回転軸5、さらには第一および第二の回転翼6、7の回転数、時間、速度などを制御することができる。
上記構成の本実施形態の粉砕機1では、図1と図2に示すように、投入部3を通じて粉砕室2内に被粉砕物を投入し、駆動部8を駆動させて第一および第二の回転翼6、7を回転させると、粉砕室2内に気流が発生して、被粉砕物と粉砕室2の内壁や隙間23や接粉部の形状や大きさを変更可能な構成の回転翼7の傾斜部17aと円錐台部18aを調整することで、異なる各種衝突を繰り返すことででき、被粉砕物が調整して粉砕される。ここで、第一および第二の回転翼6、7の回転数としては、例えば、3000〜10000min-1であるが、粉砕室2内に発生した気流によって被粉砕物が浮遊し、被粉砕物同士、被粉砕物と第一および第二の回転翼6、7や、被粉砕物と粉砕室2の内壁といった各種衝突を繰り返すことで、被粉砕物が粉砕される条件が変更可能になる。また、図2に示すように、第一の回転翼6の回転により、周方向に押し上げるように周回させ、第の回転翼7の回転により周方向に押し下げるように周回させる。
そして、図4(b)に示すように、例えば、中心方向に向かって傾斜する円錐台部18の傾斜角度が異なる複数種類の第二のケーシング(12(a)〜12(c))を有して、第二のケーシング12を交換して使用することで、第二のケーシング12の内径の大きさも変更できるが、第一のケーシング11の内径と異なるものにも変更でき、また、前記円錐台部18や傾斜面部の曲面や傾斜角度を変更したりすることによって、気流の排出量、さらには被粉砕物の処理量を変更することが容易である。
(実験例)
複数の第二のケーシング12の径の違いにより、原料の処理時間等に与える効果を、ラクトースを用いて検証した。今回、ラクトースを選択した理由としては、市販品として入手しやすく、原料固有の特性が判断しやすいためである。それぞれの原料によって、特性(例えば、硬度、粘度、乾燥度、粒径など)は異なるため、本テストはモデルケースとしての位置付けとして検証を行なった。具体的には、1.回転数15000min-1、2.回転数20000min-1の2系統で、それぞれ、OUT側ケーシングの内径がφ70〜92の場合に、ラクトース30gがどの程度の処理時間および回収できるのかを確認した。
図5は、ケーシングの内径と粒子径の関係を示したテスト結果であり、ケーシングの内径が大きいほど粒子径(メジアン)も大きくなる傾向がある。つまり、第二のケーシング12の内径が変化することによって、第二のケーシング12内の内部空間で発生する気流の総量(排出量)が変わり、被粉砕物の粒子径を調整することができる。このように粉砕後の粒子径などを調整することによって(破壊力を調整することによって)、原料を粗粉砕したい場合、微粉砕したい場合など、目的に応じて粉砕機1の使用条件を使い分けることが容易になる。
図6は、ケーシングの内径と処理時間の関係を示したテスト結果であり、ケーシングの内径が大きいほど処理時間は短くなる傾向がある。つまり、第二のケーシング12の内径が変化することによって、被粉砕物の処理時間を調整することができる。原料によっては、熱の影響を受けやすいものなどもあり、短時間で処理するために用いることができるため、原料の特性に応じて粉砕機1の使用条件を使い分けることが容易になる。
ここで、図5、図6において、数値のばらつきは、ラクトースの投入を手動で行なっていることに起因すると想定できる。今後、投入方法の自働化などを行なうことによって、より均一なデータを実現できることが想定される。
また、今回は、第二のケーシング12の内径の違いのみに着目してテストを行なったが、粉砕条件を調整するための要因は、第一および第二の回転翼6、7の厚み、円錐台部18の傾斜などの調整、駆動部8の回転数の調整など、多岐に亘り、複合的に設定することができる。
(第2の実施の形態)
本実施形態の粉砕機1は、図7ないし図9に示すように、いわゆる横型配置の粉砕室2に本発明を適用したものであり、粉砕室2が形成されたケーシング3と、粉砕室2に被粉砕物を投入するための投入通路4と、粉砕室2から被粉砕物を吐出させるための吐出通路5と、粉砕室2内に設けられた二本の回転軸6、6´と、両回転軸6、6´を回転させるための二つの駆動装置7、7´と、両回転軸6、6´にそれぞれ取り付けられた第一回転翼10Aおよび第二回転翼10Bとを備えている。
本実施形態の粉砕機1は、二つの回転翼10A、10Bを対向するように回転させることで、粉砕室2内に気流を発生させ、粉砕室2内で被粉砕物同士、被粉砕物と回転翼10A、10B、被粉砕物と粉砕室2の内壁といった各種衝突を繰り返して(対向気流を生じさせて)、被粉砕物を粉砕するように構成された粉砕機である。なお、被粉砕物は投入通路4に投入可能な大きさで、粉砕室2内で粉砕可能であれば限定されるものではない。
ケーシング3は、内部に粉砕室2が形成された箱状の部材である。ケーシング3の上壁部には、粉砕室2に連通した投入通路4および吐出通路5が貫通している。 投入通路4および吐出通路5は、ケーシング3の上面に突設された投入側筒部4aおよび吐出側筒部5aの内部に連通している。また、吐出側筒部5aには、粉砕室2内の被粉砕物を吸引するための集塵装置5bが接続されている。
第二のケーシング3Aは第一のケーシング3Bの左右の片側に配されるものであり、第二のケーシング3Bは、第一のケーシング3Aの端面と接触する接触面と、第一のケーシングに対して第二のケーシングを連結固定するための連結固定部とを備える(第1の実施の形態と図11を参照)。
粉砕室2は、ケーシング3の両側部(図7の左右両側)から中央部に向かうに従って拡径された空間となっている。また、ケーシング3の側壁部には、粉砕室2に連通している挿通穴3a、3aが貫通している。
一方の回転軸6は、円形断面の軸部材であり、ケーシング3の挿通穴3aに内嵌された筒状の軸受部材8に挿通され、軸受部材8に回転可能に支持されている。
一方の回転軸6の内端部6aは、粉砕室2の中央部に配置され、基部6bは、ケーシング3の外方に突出して後記する一方の駆動装置7に連結されている。
なお、他方の回転軸6´は、前記した一方の回転軸6と同じ部材であり、粉砕室2の中央部を挟んで同軸上に対称に配置されており、両回転軸6、6´の内端面が粉砕室2の中央部で対向している。また、他方の回転軸6´の基部6bは後記する他方の駆動装置7´に連結されている。
両駆動装置7、7´は、両回転軸6、6´を軸回りに回転させるものである。本実施形態の粉砕機1では、両回転軸6、6´にそれぞれ対応させた二つの駆動装置7、7´がケーシング3の側方に配置されている。本実施形態では、回転軸6、6´の基部6bが駆動装置7、7のモータに連結されているが、駆動装置7、7´の構成は限定されるものではない。
第一回転翼10Aは、図7の右側に配置された一方の回転軸6の内端部6aに取り付けられている。第一回転翼10Aは、一方の回転軸6に着脱自在に外嵌される円筒状のボス20に外嵌される。
ボス20は、円筒状の部材であり、外端部の外周面にはフランジ部21が突設されている。ボス20は、キーなどの部材によって一方の回転軸6に対して回転不可に外嵌されている。また、フランジ部21には、ボス20の軸方向に貫通した六つのねじ穴21aが周方向に等間隔に形成されている。
また、一方の回転軸6には、ボス20よりも外側にスペーサ6eが外嵌され、内端面にはキャップ6fが被せられている。ボス20は、スペーサ6eおよびキャップ6fに挟まれることで、一方の回転軸6の軸方向に位置決めされている。
第一翼部材30Aは、図9に示すように、中心部に円形の嵌合穴31が形成された円板状の部材である。第一翼部材30Aの外周部には、周方向に等間隔に配置された複数の羽根32が突設されている。
第一翼部材30Aを形成する材料は、特に限定されるものではないが、腐食性や耐摩耗性を考慮して、セラミックス、超硬合金、析出硬化系ステンレス材を用いることが好ましい。
第一翼部材30Aには、嵌合穴31の周縁部に沿って等間隔に六つの取付穴33が形成されている。各取付穴33は、第一翼部材30Aをボス20に外嵌したときに、ボス20の各ねじ穴21aに連通可能な位置に形成されている。取付穴33は、円形の貫通穴である。
羽根32は、第一翼部材30Aの半径方向に直線状に形成されており、本実施形態では十二枚の羽根32が周方向に等間隔に形成されている。
第二回転翼10Bは、図9の左側に配置された他方の回転軸6´の内端部6aに取り付けられており、粉砕室2内で第一回転翼10Aに対向している。第二回転翼10Bは、前記した第一回転翼10Aを左右対称に配置した構成である。
本実施形態の粉砕機1では、投入通路4を通じて粉砕室2内に被粉砕物を投入し、両駆動装置7、7´を駆動させて両回転翼10A、10Bを回転させると、粉砕室2内に対向する気流が発生する(図10)。なお、両回転翼10A、10Bの回転数としては、例えば、3000〜10000min-1である。
粉砕室2内に発生した気流によって被粉砕物が浮遊し、被粉砕物同士、被粉砕物と各回転翼10A、10B、被粉砕物と粉砕室2の内壁といった各種衝突を繰り返すことで、被粉砕物が粉砕される。
また、粉砕機1の第一回転翼10Aおよび第二回転翼10Bは、粉砕された被粉砕物が、所望の粒子径に調整されるように角部の数が設定されている。したがって、被粉砕物は粉砕室2内で所望の粒子径に調整された後に、吐出通路5を通じて集塵装置5bに吸引されて回収される。
本発明における実施の形態は、あくまで例示であり、権利を限定するものではない。各種バリエーションに応じて仕様変更や、条件の調整を行なうことができることは言うまでもない。例えば、特許文献1で挙げた粉砕機にも適用可能である(図14の第3の実施の形態を参照)。すなわち、軸受から片持ち状態で突出させた一の回転軸線上に、第一および第二の吐出型回転翼を近接離開可能に移動できるように設け、両回転翼の広狭を調整するものや、特許文献1で挙げた複数のケーシング分割体21、22のうちの一つのケーシング分割体21をスライド移動させるスライド機構6と、駆動部5を旋回可能に軸支する駆動部旋回軸51とを備えている粉砕機にも適用可能である。
1 粉砕機、
2 粉砕室、
3 投入部、
4 排出部、
5 回転軸、
6 第一の回転翼、
7 第二の回転翼、
7a、18a 傾斜部(円錐台部、接粉部)、
8 駆動部、
9 制御部、
11 第一のケーシング、
12(12a〜12c) 第二のケーシング、
13 投入口、
14 排出口、
15 連結固定部、
16 接触面、
17 内側周面、
18 円錐台部(或いは、傾斜面部)、
20 基台部、
20a 連結用バー、
23 隙間、
S 装置本体、
T 中間ケーシング。





Claims (8)

  1. 粉砕室を形成する第一のケーシングと第二のケーシングと、粉砕室内において配置される回転軸と、回転軸に取り付けられる回転翼を備え、
    第二のケーシングは、その内径を形成する円筒部が形成され、その円筒部の径の大きさや形状が異なる複数の第二のケーシングを設けて、第一のケーシングに対して交換して使用することを特徴とする粉砕機。
  2. 粉砕室を形成する第一のケーシングと第二のケーシングと、粉砕室内において配置される回転軸と、回転軸に取り付けられる回転翼を備え、
    第二のケーシングは、その中心穴を有する中心方向に向かって傾斜する傾斜面部またはその中心穴を有する中心方向に向かって曲面形成する円錐台部が形成され、その傾斜面部の傾斜角度の大きさまたはその円錐台部の曲面の大きさが異なる複数の第二のケーシングを設けて、第一のケーシングに対して交換して使用することを特徴とする粉砕機。
  3. 前記回転翼は前記回転軸に着脱自在であり、その羽根の大きさや形状が異なる複数の回転翼であって前記円錐台部或いは傾斜面部または前記円筒部と対峙して接粉する接粉部を有し、交換して使用することを特徴とする請求項1または2記載の粉砕機。
  4. 第二のケーシングは、第一のケーシングの端面と接触する接触面と、第一のケーシングに対して第二のケーシングを連結固定するための連結固定部とを備えることを特徴とする請求項1または2記載の粉砕機。
  5. 第二のケーシングは第一のケーシングの端面と接触する接触面と、接触面の上部に配置する内側周面とを有し、前記内側周面は、接触面側から連続して上方に向かって前記円錐台部或いは傾斜面部または前記円筒部を有することを特徴とする請求項1または2記載の粉砕機。
  6. 第二のケーシングは第一のケーシングの上に配されるものであり、前記第二のケーシングに排出口が設けられ、前記排出口は、前記円筒部の中心軸または前記中心穴に対して垂直方向に貫通し、前記回転翼によって発生された気流や粉砕物が排出し易いように前記回転翼の回転方向に配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の粉砕機。
  7. 第一のケーシングおよび/または第二のケーシングと着脱自在に取り付けられる中間ケーシングを備えることを特徴とする請求項1または2記載の粉砕機。
  8. 装置本体に取り付けられた回転軸と、装置本体に取り付けられる基台部とを備え、前記第一のケーシングが前記基台部に着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の粉砕機。




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