JP2017050844A - スピーカ装置、車両およびav機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のスピーカユニットを備え、再生音質の低下を抑制できるスピーカ装置車両及びAV機器を提供する。【解決手段】スピーカ装置1は、第1振動板31および第1振動板31を駆動させる第1磁気回路33を有し、所定の周波数帯域を含む音信号を再生する第1スピーカユニットと、第2振動板41および第2振動板41を駆動させる第2磁気回路43を有し、上記所定の周波数帯域と略同一の周波数帯域を含む音信号を再生する第2スピーカユニットとから構成される。音の放射方向が互いに対向するように、第1スピーカユニットおよび第2スピーカユニットが取り付けられた1つ以上のキャビネットを備え、第1スピーカユニットと第2スピーカユニットとに挟まれる空間51の少なくとも一部は、キャビネットの外部に通じており、スピーカ装置1の音信号再生時には、第1振動板31と第2振動板41とは互いに反対方向に振動する。【選択図】図3A

Description

本発明は、スピーカ装置およびそれを備えた車両およびAV機器に関する。
スピーカ装置は、車両やAV機器、移動体、モバイル機器、建物等に搭載される。近年では、スピーカ装置の小型化および省スペース化などが要求されており、小型でも高出力で広帯域の再生ができ、かつ、低歪な再生音で再生することが要求されている。
スピーカ装置を小型化する場合、サイズ上の制約により、エッジやダンパーといった、振動系を支持する部材のサイズが十分確保できず、振動板の支持力が振動板の変位ゼロの位置に対し非対称となってしまうことが多い。ここで、変位ゼロの位置とは、スピーカ装置に入力される駆動信号がないときの振動板の位置である。また、厚み上の制約により、振動板の駆動力も振動板の変位ゼロの位置に対し非対称となることもある。これらの振動板支持力および駆動力の非対称性は再生音の歪の要因となるため、スピーカ装置を小型化かつ高出力化する際の阻害要因となる。
それに対して、スピーカの振動板の支持力の非対称性および駆動力の非対称性に起因する再生音の歪みを低減し、同時にキャビネットの振動を低減するスピーカ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図10は、従来(特許文献1)のスピーカ装置の構成を示す図である。図10に示すスピーカ装置80は、第1のスピーカユニット83と第2のスピーカユニット84はそれぞれ第1の開口部85aと第2の開口部85bに固着され、第1のスピーカフレーム87と第2のスピーカフレーム88を連結する連結部材86とを具備する。この結果、第1のスピーカユニット83と第2のスピーカユニット84がそれぞれ有する振動板の振動によって生じる振動は、互いに打ち消しあい、スピーカユニット83、84およびキャビネット82の振動を防止することができる。また、それぞれのスピーカの振動板の駆動力の和は、無入力時の振動板の静止位置を中心に対称となり、スピーカの2次歪を大幅に低減できる。
特開平11−178085号公報
しかしながら、図10に示すような従来のスピーカ装置の構成では、第1の開口部85aと第2の開口部85bとの距離が離れている。そのため、第1のスピーカユニット83と第2のスピーカユニット84で再生される音の経路差が大きく、位相干渉を起こしてしまい、再生音質が低下してしまうという課題がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものあって、複数のスピーカユニットを備えつつ、再生音質の低下を抑制できるスピーカ装置等を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の一形態に係るスピーカ装置は、音信号を再生するスピーカ装置であって、第1振動板および前記第1振動板を駆動させる第1磁気回路を有し、所定の周波数帯域を含む音信号を再生する第1スピーカユニットと、第2振動板および前記第2振動板を駆動させる第2磁気回路を有し、前記所定の周波数帯域と略同一の周波数帯域を含む音信号を再生する第2スピーカユニットと、音の放射方向が互いに対向するように、前記第1スピーカユニットおよび前記第2スピーカユニットが取り付けられた1つ以上のキャビネットとを備え、前記第1スピーカユニットと前記第2スピーカユニットとに挟まれる空間の少なくとも一部は、前記キャビネットの外部に通じており、前記スピーカ装置の音信号再生時には、前記第1振動板と前記第2振動板とは互いに反対方向に振動する。
本発明によれば、複数のスピーカユニットを備えつつも、再生音質の低下を抑制できるスピーカ装置等を実現できる。
図1は、実施の形態1におけるスピーカ装置の外観の一例を示す図である。 図2は、図1のX1−X2断面図である。 図3Aは、実施の形態1におけるスピーカ装置の断面構造図の一例である。 図3Bは、図3Aに示す第1スピーカユニットの詳細断面構造図である。 図4は、変形例1におけるスピーカ装置の構造断面図の一例である。 図5は、変形例2におけるスピーカ装置の構造断面図の一例である。 図6は、変形例3におけるスピーカ装置の構造断面図の一例である。 図7は、変形例4におけるスピーカ装置の構造断面図の一例である。 図8Aは、実施の形態2におけるスピーカ装置の構造断面図の一例である。 図8Bは、図8Aに示すスピーカ装置の上面概略図である。 図9Aは、実施の形態2の変形例におけるスピーカ装置の構造断面図の一例である。 図9Bは、図9Aに示すスピーカ装置の上面概略図である。 図10は、従来のスピーカ装置の構成を示す図である。
本発明の一態様に係るスピーカ装置は、音信号を再生するスピーカ装置であって、第1振動板および前記第1振動板を駆動させる第1磁気回路を有し、所定の周波数帯域を含む音信号を再生する第1スピーカユニットと、第2振動板および前記第2振動板を駆動させる第2磁気回路を有し、前記所定の周波数帯域と略同一の周波数帯域を含む音信号を再生する第2スピーカユニットと、音の放射方向が互いに対向するように、前記第1スピーカユニットおよび前記第2スピーカユニットが取り付けられた1つ以上のキャビネットとを備え、前記第1スピーカユニットと前記第2スピーカユニットとに挟まれる空間の少なくとも一部は、前記キャビネットの外部に通じており、前記スピーカ装置の音信号再生時には、前記第1振動板と前記第2振動板とは互いに反対方向に振動する。
この構成により、複数のスピーカユニットを備えつつも、再生音質の低下を抑制できる。
より具体的には、第1スピーカユニットと第2スピーカユニットとで再生される音の経路差を小さくし、位相干渉を防止できるので、再生音質の低下を抑制できる。
また、第1スピーカユニットと第2スピーカユニットとでそれぞれ生じていた、エッジによる空気排除量の非対称性および振動板の駆動力によって生じていた再生音の歪み、およびそれぞれのスピーカユニットの振動によって生じていたキャビネットの振動をすべて同時に低減することが可能である。
ここで、例えば、前記第2振動板は、前記スピーカ装置の音信号再生時において、前記第1振動板が前記第1磁気回路に近づく方向に動作するとき、前記第2磁気回路から遠ざかる方向に動作し、前記第1振動板が前記第1磁気回路から遠ざかる方向に動作するとき、前記第2磁気回路に近づく方向に動作する。
また、例えば、前記第1スピーカユニットは、前記第1振動板を振動可能に支持する第1エッジを有し、前記第2スピーカユニットは、前記第2振動板を振動可能に支持する第2エッジを有し、前記第1エッジの断面形状は、前記空間から前記第1スピーカユニットに凸であり、前記第2エッジの断面形状は前記第2スピーカユニットから前記空間に凸であるとしてもよい。
また、例えば、前記空間内には、前記第1振動板および前記第2振動板の少なくとも一方に対向する位置には、前記スピーカ装置の再生音を拡散させる拡散板を備えるとしてもよい。
また、例えば、前記キャビネットは複数のキャビネットで構成され、複数のキャビネットは機械的に接合されているとしてもよい。
また、例えば、前記複数のキャビネットを音響的に接合する連通管を有するとしてもよい。
また、例えば、前記第1スピーカユニットおよび前記第2スピーカユニットのいずれか一方の正極および負極にはそれぞれ、音信号電圧の負極および正極が接続され、他方の正極および負極にはそれぞれ、前記音信号電圧の正極および負極が接続されることにより、前記第1振動板と前記第2振動板とは、前記スピーカ装置の音信号再生時に互いに反対方向に振動するとしてもよい。
また、例えば、前記第1スピーカユニットは、前記第1振動板に振動を伝えるための少なくとも1つの第1ボイスコイルボビンと、前記第1ボイスコイルボビンの高さ方向の略中央部の外周上に巻き線されている第1ボイスコイルを有し、前記第2スピーカユニットは、前記第2振動板に振動を伝えるための少なくとも1つの第2ボイスコイルボビンと、前記第2ボイスコイルボビンの高さ方向の略中央部の外周上に巻き線されている第2ボイスコイルを有し、前記第1ボイスコイルと前記第2ボイスコイルとの巻回方向は、反対であるとしてもよい。
また、例えば、前記第1磁気回路は、第1マグネットを有し、前記第2磁気回路は、第2マグネットを有し、前記第1マグネットと前記第2マグネットとの着磁方向は反対であるとしてもよい。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、構成要素、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また全ての実施の形態において、各々の内容を組み合わせることもできる。
以下、本発明の一態様に係るスピーカ装置について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
[スピーカ装置1の構成]
図1は、本実施の形態におけるスピーカ装置1の外観の一例を示す図である。図2は、図1のX1−X2断面図である。図3Aは、本実施の形態におけるスピーカ装置1の断面構造図の一例である。図3Bは、図3Aに示す第1スピーカユニット3の詳細断面構造図である。
図1、図2および図3Aに示すように、実施の形態1におけるスピーカ装置1は、第1キャビネット2aおよび第2キャビネット2bからなるキャビネット2と、第1スピーカユニット3と、第2スピーカユニット4と、接合部材5を備え、音信号を再生する。
(キャビネット2)
キャビネット2は、1以上のキャビネットで構成され、音の放射方向が互いに対向するように、第1スピーカユニット3および第2スピーカユニット4が取り付けられる。
本実施の形態では、キャビネット2は、第1キャビネット2aおよび第2キャビネット2bの複数のキャビネットで構成される。また、第1キャビネット2aには第1スピーカユニット、第2キャビネット2bには第2スピーカユニット4が取り付けられている。そして、第1キャビネット2aおよび第2キャビネット2bの間の空間51(第1スピーカユニット3と第2スピーカユニット4とに挟まれる空間51)の少なくとも一部は、キャビネット2の外部と通じている。
なお、第1キャビネット2aと第2キャビネット2bは同容積であるとよい。
(接合部材5)
接合部材5は、複数のキャビネットを機械的に接合する。本実施の形態では、接合部材5は、第1キャビネット2aおよび第2キャビネット2bを機械的に接合する。
また、接合部材5は、第1キャビネット2aおよび第2キャビネット2bの外周の一部を接合する。そのため、第1キャビネット2aおよび第2キャビネット2bの間の空間であって接合部材5のない部分の空間51は、キャビネット2の外部と通じている。
(第1スピーカユニット3)
第1スピーカユニット3は、上述したように、キャビネット2内の上側すなわち第1キャビネット2a側に取り付けられる。本実施の形態では、第1スピーカユニット3は、例えば図3Bに示すように、第1振動板31と、第1エッジ32と、第1磁気回路33と、第1ボイスコイルボビン34と、第1ボイスコイル35とを備え、所定の周波数帯域を含む信号を再生する。
第1振動板31は、第1磁気回路33よりキャビネット2内において上側に配置され、第1エッジ32により、振動可能に支持される。また、第1振動板31は、下側で第1ボイスコイルボビン34が固着されている。
第1エッジ32は、第1振動板31を振動可能に支持する。また、第1エッジ32は、キャビネット2内において上側に凸になるように配置されている。すなわち、上側に配置されている第1エッジ32は、上側に凸である。言い換えると、第1エッジ32は、キャビネット2内の空間51に対して空間51の外部に露出する方向に凸である。つまり、第1エッジ32の断面形状は、空間51から第1スピーカユニット3に凸である。
第1磁気回路33は、第1マグネット33a等を有し、第1振動板31を駆動させる。より具体的には、第1磁気回路33は、第1ボイスコイル35を駆動させるための駆動力を発生する回路である。ここで、外磁型磁気回路とはボイスコイルよりも外側にマグネット(磁石)が配置される磁気回路であり、内磁型磁気回路とはボイスコイルよりも内側にマグネット(磁石)が配置される磁気回路である。本実施の形態では、図3Bに示すように、第1磁気回路33は、第1マグネット33aが第1ボイスコイル35よりも内側に配置されており、内磁型磁気回路である。
第1ボイスコイルボビン34は、少なくとも1つあり、第1振動板31に振動を伝える。より具体的には、第1ボイスコイルボビン34は、第1振動板31を支持し、かつ、第1振動板31に振動を伝える。
第1ボイスコイル35は、第1ボイスコイルボビン34の高さ方向の略中央部の外周上に巻き線され、音声電流を振動に変える機能を有する。
(第2スピーカユニット4)
第2スピーカユニット4は、上述したように、キャビネット2内の下側すなわち第2キャビネット2b側に取り付けられる。本実施の形態では、第2スピーカユニット4は、第1スピーカユニット3と同様に、第2振動板41と、第2エッジ42と、第2磁気回路43と、第2ボイスコイルボビン44と、第2ボイスコイル45とを備え、第1スピーカユニットが再生する所定の周波数帯域と略同一の周波数帯域を含む信号を再生する。
第2振動板41は、第2磁気回路43よりキャビネット2内において上側に配置され、第2エッジ42により、振動可能に支持される。また、第2振動板41は、下側で第2ボイスコイルボビン44が固着されている。
本実施の形態では、第2振動板41は第1振動板31と逆方向に駆動される。すなわち、スピーカ装置1の音信号再生時には、第2振動板41と第1振動板31とは、互いに反対方向に振動する。言い換えれば、スピーカ装置1の音信号再生時に、第1振動板31が第1磁気回路33に近づく方向に動作するとき、第2振動板41は第2磁気回路43から遠ざかる方向に動作し、第1振動板31が第1磁気回路33から遠ざかる方向に動作するとき、第2振動板41は第2磁気回路43に近づく方向に動作する。例えば、第1スピーカユニット3および第2スピーカユニット4のいずれか一方の正極および負極にはそれぞれ、音信号電圧の負極および正極が接続され、他方の正極および負極にはそれぞれ、当該音信号電圧の正極および負極が接続される。これにより、第1振動板31と第2振動板41とを、スピーカ装置1の音信号再生時に互いに反対方向に振動させることができる。
第2エッジ42は、第2振動板41を振動可能に支持する。また、第2エッジ42は、キャビネット2内において上側に凸になるように配置されている。すなわち、下側に配置されている第2エッジ42は、上側に凸である。言い換えると、第2エッジ42は、キャビネット2内の空間51に対して空間51の外部に入り込む方向に凸である。つまり、第1エッジ32の断面形状は、第2スピーカユニット4から空間51に凸である。
第2磁気回路43は、第2マグネット43a等を有し、第2振動板41を駆動させる。より具体的には、第2磁気回路43は、第2ボイスコイル45を駆動させるための駆動力を発生する回路である。本実施の形態では、第2マグネット43aの着磁方向と第1マグネット33aの着磁方向とは反対である。また、第2磁気回路43は、第2マグネット43aが第2ボイスコイル45よりも内側に配置されており、第1磁気回路33と同様に、内磁型磁気回路である。
第2ボイスコイルボビン44は、少なくとも1つあり、第2振動板41に振動を伝える。より具体的には、第2ボイスコイルボビン44は、第2振動板41を支持し、かつ、第2振動板41に振動を伝える。
第2ボイスコイル45は、第2ボイスコイルボビン44の高さ方向の略中央部の外周上に巻き線され、音声電流を振動に変える機能を有する。本実施の形態では、第2ボイスコイル45の巻回方向と第1ボイスコイル35の巻回方向とは、反対である。
[効果等]
以上、本実施の形態によれば、複数のスピーカユニットを備えつつも、再生音質の低下を抑制できるスピーカ装置1を実現することができる。
例えば、本実施の形態のスピーカ装置1によれば、第1スピーカユニット3と第2スピーカユニット4とを対向して配置することにより、音の出口をまとめられるため、点音源に近い音響放射(再生)ができる。その結果、ステレオ再生や多チャンネル再生時に音像定位がよいスピーカ装置1を実現できる。
より具体的には、スピーカ装置1に再生させる音信号を印加する場合、第1スピーカユニット3と第2スピーカユニット4からそれぞれ音信号が再生される。このとき、スピーカ装置1では、第1振動板31が上側(図3Aで上側)に変位するときは第2振動板41は下側(図3Aで下側)に駆動される。同様に、第1振動板31が下側に変位するときは第2振動板41は上側に変位するように駆動される。そして、空間51でこれらの音が経路差なくキャビネット2の外側の空間に出力され、当該外側の空間でこれらの音が足しあわされて再生される。つまり、本実施の形態のスピーカ装置1によれば、第1スピーカユニット3と第2スピーカユニット4とで再生される音の経路差を小さくし、位相干渉を防止できるので、再生音質の低下を抑制できる。
また、例えば、本実施の形態のスピーカ装置1によれば、第1スピーカユニット3と第2スピーカユニット4とでそれぞれ生じていた、エッジによる空気排除量の非対称性および振動板の駆動力によって生じていた再生音の歪み、およびそれぞれのスピーカユニットの振動によって生じていたキャビネット2の振動をすべて同時に低減することが可能である。
より具体的には、本実施の形態のスピーカ装置1によれば、スピーカ装置1の音信号再生時に、第1振動板31と第2振動板41とは逆方向に駆動されるので、第1振動板31と第2振動板41それぞれの振動によって生じるキャビネット2の振動が打ち消される。これにより、スピーカ装置1の音信号再生時に発生するキャビネット2の振動を大幅に低減することができる。
また、例えば、本実施の形態のスピーカ装置1によれば、スピーカ装置1の音信号再生時に、第1振動板31が第1磁気回路33に近づくとき、第2振動板41は第2磁気回路43から遠ざかるように駆動される。また、第1振動板31が第1磁気回路33から遠ざかるときは、第2振動板41は第2磁気回路43に近づくように駆動される。この結果、第1スピーカユニット3と第2スピーカユニット4のそれぞれの振動板駆動力の和が、スピーカ装置1に音信号が印加されていない場合を中立点として対称となり、第1スピーカユニット3と第2スピーカユニット4とのそれぞれで発生する駆動力の非対称性を相殺することができる。これにより、駆動力の非対称性によって生じる再生音の歪みを著しく低減することができる。
また、例えば、本実施の形態のスピーカ装置1によれば、第1振動板31と第2振動板41とが逆方向に駆動されるので、第1エッジ32と第2エッジ42とで排除される空気量の和は、音信号が入力されず第1振動板31と第2振動板41それぞれの変位がゼロのときを境として、対称とすることができる。これにより、第1エッジ32と第2エッジ42のそれぞれの空気排除量の非対称性によって生じる再生音の歪みを著しく低減することができる。
なお、第1スピーカユニット3と第2スピーカユニット4は、図3Aに示すような内磁型磁気回路を有するとして説明したが、これに限らず外磁型磁気回路を有するとしてもよい。
(変形例1)
図4は、変形例1におけるスピーカ装置1Aの構造断面図の一例である。図3Aと同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図4に示すスピーカ装置1Aは、図3Aに示すスピーカ装置1に対して、第1スピーカユニット3の第1磁気回路33A、第2スピーカユニット4の第2磁気回路43Aの構成が異なり、反射板6が追加されている。以下、実施の形態1と異なるところを中心に説明する。
第1磁気回路33Aは、図3Aに示す第1磁気回路33が内磁型磁気回路であるのに対して、第1マグネット331が第1ボイスコイル35よりも外側に配置されており、外磁型磁気回路である。同様に、第2磁気回路43Aは、図3Aに示す第2磁気回路43が内磁型磁気回路であるのに対して、第2マグネット431が第2ボイスコイル45よりも外側に配置されており、外磁型磁気回路である。その他の構成は、実施の形態1と同様であり説明を省略する。
反射板6は、第1振動板31および第2振動板41の少なくとも一方に対向する位置に配置され、スピーカ装置1Aの再生音を拡散させる。本実施の形態では、反射板6は、反射板6aおよび反射板6bで構成されている。反射板6aは、第1スピーカユニット3で再生した音を水平方向に反射させる。反射板6bは、第2スピーカユニット4で再生した再生音を水平方向に反射させる。
スピーカ装置1Aは、反射板6aおよび反射板6bを備えることにより、水平方向に効率よく音を出力させるができる。また、キャビネット2は、図1に示すように円筒状であるので、スピーカ装置1Aは、水平方向の指向性のない、無指向音源を形成することが可能である。
また、スピーカ装置1Aは、反射板6aおよび反射板6bを備えることにより、空間51の容積を、反射板6aと第1スピーカユニット3とで囲まれる空間51aおよび反射板6bと第2スピーカユニット4とで囲まれる空間51bの容積に減らすことができる。これにより、空間51aと空間51bとそれぞれの共振周波数に寄与するコンデンサ成分を減らせることができるので、高域の再生品質をより向上させることができる。
なお、図4に示す例では反射板6aおよび反射板6bの両方を備える構成が示されているが、片方のみでも構わない。また、反射板6aおよび反射板6bはスピーカ装置1Aの再生効率を向上する音響ホーンであってもよい。
(変形例2)
図5は、変形例2におけるスピーカ装置1Bの構造断面図の一例である。図3Aおよび図4と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図5に示すスピーカ装置1Bは、図4に示すスピーカ装置1Aに対して、反射板7がさらに追加されている点で構成が異なる。以下、変形例1と異なるところを中心に説明する。
反射板7は、反射板6aと第1スピーカユニット3とで囲まれる空間51aの容積をさらに減じる機能を有する。また、反射板7は、第1スピーカユニット3で再生した音を垂直方向に反射させる。
これにより、空間51aと空間51bとそれぞれの共振周波数に寄与するコンデンサ成分を減らせることができるので、高域の再生品質をより向上させることができる。
(変形例3)
図6は、変形例3におけるスピーカ装置1Cの構造断面図の一例である。図3Aおよび図4と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図6に示すスピーカ装置1Cは、図4に示すスピーカ装置1Aに対して、第1スピーカユニット3の取り付け方法すなわち第1スピーカユニット3の配置が異なる。以下、変形例2と異なるところを中心に説明する。
すなわち、図6に示すように第1スピーカユニット3を、図4に示す場合と比較して、上下方向を反対に取り付ける、すなわち、第1振動板31と反射板6aと対向させるように第1スピーカユニット3を配置するとしてもよい。
この構成により、第1振動板31と第2振動板41との駆動力の非対称性は改善されないものの、第1エッジ32と第2エッジ42とで排除される空気量の和の対称性による再生歪みの低減と第1キャビネット2aの振動の低減の効果を得ることができる。
また、この構成により、第1磁気回路33Aと第2磁気回路43Aがキャビネット2の外部に露出しないため、第1磁気回路33Aと第2磁気回路43Aへの異物の侵入を防止することができる。
(変形例4)
図7は、変形例4におけるスピーカ装置1Dの構造断面図の一例である。図3A、図4および図6と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図7に示すスピーカ装置1Dは、図6に示すスピーカ装置1Cに対して、第1スピーカユニット3と第2スピーカユニット4の構成が異なる。以下、変形例3と異なるところを中心に説明する。
図7に示す第1スピーカユニット3は、図6に示す第1スピーカユニット3に対して、第1振動板31Dと、第1エッジ32Dと、第1磁気回路33と、第1ボイスコイルボビン34Dの構成が異なる。すなわち、図7に示す第1磁気回路33は内磁型磁気回路であり、第1振動板31D、第1エッジ32Dおよび第1ボイスコイルボビン34Dの位置が第1磁気回路33に対して反対に構成されている。
また、図7に示す第2スピーカユニット4は、図6に示す第2スピーカユニット4に対して、第2磁気回路43の構成が内磁型磁気回路となっている点で異なる。
この構成により、反射板6aと第1スピーカユニット3とで囲まれる空間の容積(反射板6aの前面容積)を小さくすることができ、スピーカ装置1Dは、水平方向により均等に音を放射することが可能となる。
(実施の形態2)
図8Aは、実施の形態2におけるスピーカ装置1Eの構造断面図の一例である。図8Bは、図8Aに示すスピーカ装置1Eの上面概略図である。図8Aは、図8Bに示すA−O−Bでの断面図に該当する。なお、図7と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図8Aおよび図8Bに示すスピーカ装置1Eは、図7に示すスピーカ装置1Dに対して、第1キャビネット部分21aと、第2キャビネット部分21bと、キャビネットボックス2eと、スピーカユニット8と、連通管9とが追加されている点で構成が異なる。以下、変形例4等と異なるところを中心に説明する。
キャビネットボックス2eは、スピーカ装置1Eの上部に設けられており、スピーカユニット8が取り付けられている。キャビネットボックス2eの径は、キャビネット2の径すなわち第1キャビネット2aおよび第2キャビネット2bの径と同一である。
スピーカユニット8は、例えばツィータなど高音部を受け持つスピーカユニットであり、その振動板がキャビネットボックス2eの外部と通じるように取り付けらている。
連通管9は、複数のキャビネットを音響的に接合する中空の柱状体である。本実施の形態では、連通管9は、第1キャビネット2aの一部が開口された第1キャビネット部分21aと、第2キャビネット2bの一部が開口された第2キャビネット部分21bと、第3キャビネット部分22とで構成される。連通管9は、第1キャビネット2aと第2キャビネット2bとを音響的に接続する。
この構成により、第1キャビネット2aの容積と第2キャビネット2bの容積とを合わせなくても、第1キャビネット2aの容積と第2キャビネット2bの容積とを共用できるので、共振周波数に寄与するコンデンサ成分が同一となり第1スピーカユニット3と第2スピーカユニット4との歪音を効果的に低減することができる。
(変形例)
図9Aは、実施の形態2の変形例におけるスピーカ装置1Fの構造断面図の一例である。図9Bは、図9Aに示すスピーカ装置1Fの上面概略図である。図9Aは、図9Bに示すA−O−Bでの断面図に該当する。なお、図7、図9Aおよび図9Bと同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図9Aおよび図9Bに示すスピーカ装置1Fは、図8Aおよび図8Bに示すスピーカ装置1Eに対して、キャビネットボックス2fの構成が異なる。以下、実施の形態2と異なるところを中心に説明する。
キャビネットボックス2fは、スピーカ装置1Fの空間51a、51bの近傍に設けられており、空間51a、51bを塞がないように設けられている。また、キャビネットボックス2fは、スピーカユニット8が取り付けられている。
スピーカユニット8は、キャビネットボックス2fに取り付けられており、その振動板がキャビネットボックス2fの外部と通じるように取り付けらている。
この構成により、高音部を受け持つスピーカユニット8と、第1スピーカユニット3と第2スピーカユニット4との位置が近いので、空間51a、51bの外側の空間でこれらの音が足しあわされて再生される。このように、本変形例によれば、第1スピーカユニット3と第2スピーカユニット4とスピーカユニット8とで再生される音の経路差を小さくできる。
以上のように、本変形例のスピーカ装置1Fによれば、第1スピーカユニット3および第2スピーカユニット4とスピーカユニット8とが離れており再生された音に経路差が生じる場合に比べると、より再生音質を向上できる。
以上、本発明のスピーカ装置について、実施の形態等に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
例えば、上記実施の形態等では、キャビネット2を構成する第1キャビネット2aと第2キャビネット2bとが接合部材5により機械的に接合されることで、第1キャビネット2aと第2キャビネット2bとに挟まれた空間51がキャビネット2の外部に通じているとしたがこれに限らない。第1キャビネット2aと第2キャビネット2bとが連結されており、当該空間51に対応する位置に少なくとも1つの開口部を有するとしてもよい。
また、キャビネット2を構成する第1キャビネット2aと第2キャビネット2bとのそれぞれに、音響ポートを取付けたいわゆるバスレフ方式とし、低音再生性能を向上させてもよい。実施の形態2で説明したようにスピーカ装置が連通管を備える場合には、第1キャビネット2aと第2キャビネット2bのいずれかに音響ポートを備えるとしてもよい。連通管を備えることにより、第1キャビネット2aと第2キャビネット2bとのそれぞれに、音響ポートを取付けた場合と同様の効果を得ることができる。
また、本発明のスピーカ装置は、バスレフ方式だけでなく、バックロードホーンなどあらゆるスピーカキャビネット方式にしてもよい。
また、本発明に係るスピーカ装置は、再生音の歪みが少ない高音質スピーカとして、オーディオ機器やテレビをはじめとするAV機器、ノートパソコンなどのモバイル機器、車等の車両に搭載されるスピーカ、ANC(アクティブノイズキャンセラー)用のスピーカ等に備えられるとしてもよい。キャビネットと複数のスピーカユニットを有し、再生音の歪みが少ない高音質スピーカとして実現できる。
本発明は、オーディオ機器やテレビをはじめとするAV機器、ノートパソコンなどのモバイル機器、車等の車両に搭載されるスピーカ、ANC用のスピーカ用途に用いられるスピーカ装置に利用することができる。
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F スピーカ装置
2 キャビネット
2a 第1キャビネット
2b 第2キャビネット
2e、2f キャビネットボックス
3 第1スピーカユニット
4 第2スピーカユニット
21a 第1キャビネット部分
21b 第2キャビネット部分
31、31D 第1振動板
32、32D 第1エッジ
33、33A 第1磁気回路
33a、331 第1マグネット
34、34D 第1ボイスコイルボビン
35 第1ボイスコイル
41 第2振動板
42 第2エッジ
43、43A 第2磁気回路
43a、431 第2マグネット
51、51a、51b 空間

Claims (11)

  1. 音信号を再生するスピーカ装置であって、
    第1振動板および前記第1振動板を駆動させる第1磁気回路を有し、所定の周波数帯域を含む音信号を再生する第1スピーカユニットと、
    第2振動板および前記第2振動板を駆動させる第2磁気回路を有し、前記所定の周波数帯域と略同一の周波数帯域を含む音信号を再生する第2スピーカユニットと、
    音の放射方向が互いに対向するように、前記第1スピーカユニットおよび前記第2スピーカユニットが取り付けられた1つ以上のキャビネットとを備え、
    前記第1スピーカユニットと前記第2スピーカユニットとに挟まれる空間の少なくとも一部は、前記キャビネットの外部に通じており、
    前記スピーカ装置の音信号再生時には、前記第1振動板と前記第2振動板とは互いに反対方向に振動する、
    スピーカ装置。
  2. 前記第2振動板は、前記スピーカ装置の音信号再生時において、
    前記第1振動板が前記第1磁気回路に近づく方向に動作するとき、前記第2磁気回路から遠ざかる方向に動作し、
    前記第1振動板が前記第1磁気回路から遠ざかる方向に動作するとき、前記第2磁気回路に近づく方向に動作する、
    請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 前記第1スピーカユニットは、前記第1振動板を振動可能に支持する第1エッジを有し、
    前記第2スピーカユニットは、前記第2振動板を振動可能に支持する第2エッジを有し、
    前記第1エッジの断面形状は、前記空間から前記第1スピーカユニットに凸であり、
    前記第2エッジの断面形状は前記第2スピーカユニットから前記空間に凸である、
    請求項1または2に記載のスピーカ装置。
  4. さらに、
    前記空間内には、前記第1振動板および前記第2振動板の少なくとも一方に対向する位置には、前記スピーカ装置の再生音を拡散させる拡散板を備える、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のスピーカ装置。
  5. 前記キャビネットは複数のキャビネットで構成され、
    複数のキャビネットは機械的に接合されている、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のスピーカ装置。
  6. さらに、
    前記複数のキャビネットを音響的に接合する連通管を有する、
    請求項5に記載のスピーカ装置。
  7. 前記第1スピーカユニットおよび前記第2スピーカユニットのいずれか一方の正極および負極にはそれぞれ、音信号電圧の負極および正極が接続され、他方の正極および負極にはそれぞれ、前記音信号電圧の正極および負極が接続されることにより、前記第1振動板と前記第2振動板とは、前記スピーカ装置の音信号再生時に互いに反対方向に振動する、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のスピーカ装置。
  8. 前記第1スピーカユニットは、前記第1振動板に振動を伝えるための少なくとも1つの第1ボイスコイルボビンと、前記第1ボイスコイルボビンの高さ方向の略中央部の外周上に巻き線されている第1ボイスコイルを有し、
    前記第2スピーカユニットは、前記第2振動板に振動を伝えるための少なくとも1つの第2ボイスコイルボビンと、前記第2ボイスコイルボビンの高さ方向の略中央部の外周上に巻き線されている第2ボイスコイルを有し、
    前記第1ボイスコイルと前記第2ボイスコイルとの巻回方向は、反対である、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載のスピーカ装置。
  9. 前記第1磁気回路は、第1マグネットを有し、
    前記第2磁気回路は、第2マグネットを有し、
    前記第1マグネットと前記第2マグネットとの着磁方向は反対である、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載のスピーカ装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のスピーカ装置を搭載した車両。
  11. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のスピーカ装置を搭載したAV機器。
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