JP2017050625A - 無線通信装置、通信制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザによる面倒な操作を要することなく、近距離無線通信の接続状態を改善することを目的とする。【解決手段】無線通信手段を有する無線通信装置であって、無線通信装置の傾き角度を特定する特定手段と、傾き角度が所定の条件を満たす場合に、ユーザに傾き角度の変更を促す通知情報を出力する出力手段とを有し、出力手段は、所定の角度への傾き角度の変更を促す通知情報を出力する。【選択図】図4
Description
本発明は、無線通信装置、通信制御方法及びプログラムに関する。
従来、携帯端末にBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)等の近距離無線通信手段が搭載された携帯端末が知られている。BLEではモバイル端末等の間で距離測定が可能であり、この技術を用いると、近傍にある機器を探索することができる。例えば印刷制御にこの技術を応用すれば、近傍にあるプリンタを探索し、印刷データを他の通信手段で送信し、所望のプリントを手に入れることができる。ところが近距離無線通信では送信電力が低いため、受信状態が短時間で変化してしまい、一度は受信できた端末でも安定して通信できない場合がある。これに対して、電波強度を検出し、無線通信可能な状態になったと判断した場合に、無線通信可能な状態を維持するためにユーザがとるべき姿勢について、通知する通知する技術がある(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の技術では、ユーザはまず回転運動を行い、その後指示された姿勢を取る必要があり、ユーザにとって手間であるという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、ユーザによる面倒な操作を要することなく、近距離無線通信の接続状態を改善することを目的とする。
そこで、本発明は、無線通信手段を有する無線通信装置であって、前記無線通信装置の傾き角度を特定する特定手段と、前記傾き角度が所定の条件を満たす場合に、ユーザに前記傾き角度の変更を促す通知情報を出力する出力手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザによる面倒な操作を要することなく、近距離無線通信の接続状態を改善することができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態においては、無線通信装置としての携帯端末装置が、無線通信可能なMFP(Multi Function Printer)との間で近距離無線通信を行う際に、携帯端末装置における接続状態を改善する場合を例に説明する。図1は、MFP101を示す図である。MFP101は、外部I/Fを通じて、外部の情報機器から入力される印刷データを受信する。MFP101は、印刷データを受信した後、画像形成を行なって、プリントエンジン105に画像データを出力し、シート状の印刷用紙に画像を形成する。また、MFP101は、リーダ部104にセットされた原稿をスキャンして画像データに変換して、外部インターフェースに出力する。
(第1の実施形態)
本実施形態においては、無線通信装置としての携帯端末装置が、無線通信可能なMFP(Multi Function Printer)との間で近距離無線通信を行う際に、携帯端末装置における接続状態を改善する場合を例に説明する。図1は、MFP101を示す図である。MFP101は、外部I/Fを通じて、外部の情報機器から入力される印刷データを受信する。MFP101は、印刷データを受信した後、画像形成を行なって、プリントエンジン105に画像データを出力し、シート状の印刷用紙に画像を形成する。また、MFP101は、リーダ部104にセットされた原稿をスキャンして画像データに変換して、外部インターフェースに出力する。
102は、MFP101全体の制御を行うMFP制御部である。MFP制御部102は、プリント基板上に各種LSI・IC等の電気部品を搭載することで実現することができる。MFP制御部102は、例えば、外部の機器から各種I/Fを経由して受け取る印刷データに基づいて、印刷動作を行う。MFP制御部102はまた、画像読み取りを行い各種I/Fを経由してデータ送信を行う。MFP制御部102はまた、コピー動作を行う。
103は、操作部である。操作部103は、使用者からの入力及び使用者への各種表示を行うことができる。104は、画像の入力を行うリーダ部である。105は、用紙に対して画像を形成するプリントエンジンである。MFP制御部102は、操作部103、リーダ部104及びプリントエンジン105を低消費電力状態にすることができる。また、MFP制御部102は、操作部103、リーダ部104及びプリントエンジン105の低消費電力状態を解除することができる。
106は、BLUETOOTHの制御を行うBLUETOOTHユニットである。BLUETOOTHユニット106は、BLUETOOTHデバイスへとのデータ送受信を行う。本実施形態においては、MFP101は、近距離無線通信としてBLUETOOTHを利用することとしたが、近距離無線通信であればその他の方式であってもよい。107は、WLANの制御を行うWLANユニットである。WLANユニット107は、WLANデバイスとのデータ送受信を行う。本実施形態においては、MFP101は、WLANとしてIEEE802.11規格に従った無線通信方式を使用するものとするが、その他の無線通信方式でもよい。MFP制御部102は、BLUETOOTHユニット106及びWLANユニット107を低消費電力状態にすることができる。また、MFP制御部102は、BLUETOOTHユニット106及びWLANユニット107の低消費電力状態を解除することができる。
108は、BLUETOOTHユニット106及びWLANユニット107の制御を行う通信I/Fである。109は、各ユニットが相互にデータ送受信を行う際の経路となるシステムバスである。110は、MFP101を統括的に制御するCPUである。CPU110にかえて、CPUと、機能ブロック単位でまとめられたハードウェア回路と、を同一パッケージで構成したLSIとしてもよい。尚この部分はROM112に格納されたプログラムをCPU110が実行することで低消費電力状態にすることができる。また、この部分は、ROM112に格納されたプログラムをCPU110が実行する事で低消費電力状態を解除することができる。
111は、ROM112に対するデータの読み出し、及び書き込みを制御するためのROMコントローラである。112は、MFP制御部102のOSを起動するためのブートプログラムや、MFP101全体を統括的に制御するためのプログラムが記憶されている不揮発性のROMである。ROM112に記憶されているプログラムとしては、後述の処理で必要なWLANのプロトコルの制御、BLUETOOTHのプロトコル制御、WLANの接続動作に必要な情報を取得する為の制御等のプログラムが挙げられる。また、ROM112には、MFP101の電力制御を行うためのプログラムや制御データも記憶されている。
113は、RAM114に対するデータの読み出し、及び書き込みを制御するためのRAMコントローラである。114は、MFP制御部102の主メモリとして機能し、且つ画像形成処理に係るワーク領域や画像入出力処理の展開領域にも使用される高速で読み書き可能な揮発性RAMである。RAM114には、WLANの送受信データや、BLUETOOTHの送受信データも一時的に格納される。尚この部分はROM112に格納されたプログラムをCPU110が実行することで低消費電力状態にすることができる。また、この部分は、ROM112に格納されたプログラムをCPU110が実行することで低消費電力状態を解除することができる。
115は、画像処理部である。画像処理部115は、リーダI/F116から出力されるRGBデジタル画像データにリーダ系の画像処理を行う。画像処理部115はまた、MFP101内部で生成されたYMCKの各色成分信号にプリント系の画像処理を施す。116は、リーダ部104と画像処理部115の間でRGBデジタル画像データをハンドリングするリーダI/Fである。117は、プリントエンジン105と画像処理部115の間でYMCK出力ビデオデータをハンドリングするプリンタI/Fである。
118は、LANI/F119、USB−D I/F120、USB−H I/F121の外部I/FとRAM114の間で、印刷データや画像データの受け渡しを行なうI/F制御部である。119は、ネットワークを介して外部の情報機器との間の通信制御を行ない、印刷データの受信を行なうLAN I/Fである。120は、USBを介して外部の情報機器との間の通信制御を行ない、印刷データの受信を行なうUSB−D I/Fである。121は、USBストレージユニット等の挿抜可能な記憶装置や、課金制御や部門指定制御を可能とするカードリーダや、撮像装置等を制御するためのUSB−H I/Fである。
122は、操作部との信号のやり取りをする操作部I/Fである。123は、使用者が操作可能なスイッチで、押下する信号が発生し、これを読み取ることでCPU110が押下を認識することができる。124は、LEDであり、点灯状態・消灯状態を切り替えることで、ユーザに対して特定の情報を呈示するものである。125は、文字・図形を表示する為のドットマトリクス構造を持つLCDである。126は、操作部103にあるスイッチ123の内容の読み取りや、LED124を点灯・消灯制御や、LCD125の表示内容の制御を行う操作部制御回路である。
図2は、携帯端末装置201を示す図である。202は、端末制御部である。端末制御部202は、プリント基板上に各種LSI・IC等の電気部品を搭載することで実現することができる。端末制御部202は、携帯電話通信網に接続して、各種データの送受信を行う。端末制御部202はまた、カメラからの画像の読み取り、マイクからの音声信号の入力、スピーカからの音声の出力等を行う。203は、操作部である。ユーザからの各種入力及び使用者への各種表示を行う。204は、各ユニット・ブロックが相互にデータ送受信を行う際の経路となるシステムバスである。
205は、無線I/Fであり、電話用無線部206を制御して、携帯電話回線網に接続してデータの送受信を行う。206は、携帯電話回線網に接続する電話用無線部である。無線通信を行う高周波回路が搭載される物理層を含む。207は、データ通信I/F208、USB−D I/F220、及びUSB−H I/F221とRAM214の間で、画像等の各種データの受け渡しを行なうI/F制御部である。208は、WLAN、NFC(Near Field Communication)、BLUETOOTHの制御を行うデータ通信I/Fである。209は、携帯電話網に対して接続を行う為のアンテナである。
210は、携帯端末装置201を統括的に制御する高CPUである。CPU210に替えて、CPUと、機能ブロック単位でまとめられたハードウェア回路を同一パッケージで構成したLSIとしてもよい。211は、ROM212に対するデータの読み出し、及び書き込みを制御するためのROMコントローラである。212は、携帯端末装置201のOSを起動するためのブートプログラムや、携帯端末装置201全体を統括的に制御するためのプログラムが記憶されている不揮発性のROMである。ROM212には、また、WLANのプロトコルの制御、NFCのプロトコル制御、印刷データ送信、ユーザの表示操作動作を行う為の制御プログラムが記憶されている。
213は、RAM214に対するデータの読み出し、及び書き込みを制御するためのRAMコントローラである。214は、携帯端末装置201の主メモリとして機能し、且つ画像形成処理に係るワーク領域、画像入出力処理の展開領域にも使用される、RAM214は、高速で読み書き可能な揮発性RAMである。RAM214には、WLANの送受信データや、NFCの送受信データも格納される。
215は、音声処理部である。217は、カメラ227から入力された画像信号の処理を行う画像処理部である。216は、音声信号の符号化及び符号化された音声データの復号を行う音声コーデックである。218は、カメラ227から画像信号を入力して画像データに変換するカメラI/Fである。
219は、WLAN、NFC、BLUETOOTH等無線通信の制御を行うデータ通信ユニットである。データ通信部219は、WLANデバイスやNFCデバイス、BLUETOOTHデバイスとのデータ送受信を行う。本実施形態においては、WLANとしてIEEE802.11規格に従った無線通信方式を使用するものとするが、その他の無線通信方式でもよい。同様に、本実施形態においては、NFCを利用しているが、近距離通信であればその他の方式であってもよい。
220は、USBを介して外部の情報機器との間の通信制御を行なうUSB−D I/Fである。221は、USBストレージユニット等の挿抜可能な記憶装置を接続するためのUSB−H I/Fである。222は、操作部203との信号のやり取りをする操作部I/Fである。223は、使用者が操作可能なスイッチであり、押下に応じて信号を発生する。CPU210は、この信号に基づきスイッチ223の押下を認識する。
224は、文字・図形を表示する為のドットマトリクス構造を持つLCDである。225は、操作者の指の位置や圧力等を検出するタッチパネルである。226は、スイッチ223の押下に応じた内容の読み取りや、LCD224の表示内容の制御を行う操作部制御回路である。227は、画像の入力を行うカメラである。228は、通話等で音声信号を入力するマイクである。229は、通話等で音声信号を空中に放射するスピーカである。230は、センサI/Fである。CPU210は、センサI/F230、バス204を経由して角度センサ231の情報を読み取ることができる。231は、角度センサである。携帯端末装置201の重力方向に対する傾き角度をX、Y、Zの各軸について検出する。
図3は、携帯端末装置201からMFP101に近距離無線通信を介してデータを送信する場合の、携帯端末装置201及びMFP101の利用形態の説明図である。301はBLUETOOTHユニット106の実装エリアである。実装エリア301の下部にモールドのカバーを挟んで、BLUETOOTHユニット106が内蔵されている。さらに、その先にWLANユニット107が接続されている。携帯端末装置201をこの部分に接近させ通信可能エリアに入ると、BLUETOOTHの通信が自動的に開始される。携帯端末装置201とMFP101は、距離情報をやり取りすることで、所定の距離以内に入ると省エネ情報の送受信も行う。
以下、図4〜図7を参照しつつ、携帯端末装置201が画像印刷のアプリケーションを実行し、MFP101にデータを送信する目的でMFP101との間の近距離無線通信を行う場合について説明する。なお、以下に説明する携帯端末装置201の動作は、ROM212内部に格納されているプログラムに従って、CPU210が動作することにより達成される。また、BLUETOOTHユニット106の動作は、BLUETOOTHユニット106が備えるROMに格納されたプログラムに従って、BLUETOOTHユニット106が備えるCPUが動作することで達成される。
図4は、MFP101と携帯端末装置201の通信制御処理を示すシーケンス図である。まず、S401において、MFP101のMFP制御部102は、BLUETOOTHユニット106に対してAdvertising動作の開始を指示する。Advertising動作とは、BLUETOOTHユニット106が定期的に「Advertising Packet」を送信する操作であり、MFP101は、BLUETOOTH搭載機器からの接続要求待ちとなる。このAdvertising Packet内には送信電力データ、送信元のMFP101の個体を識別可能なシリアル番号及びアドレスデータが含まれている。次に、S402において、BLUETOOTHユニット106は、Advertising動作の開始の指示に応じて、Advertising動作を開始する。具体的には、BLUETOOTHユニット106は、定期的に、Advertising Packet」を送信する。
一方、S411において、携帯端末装置201のCPU210は、ユーザからの指示に応じて、アプリケーションプログラムを起動する。この時、CPU210は、BLUETOOTHの動作制御を行うBLUETOOTH制御プログラムも起動する。なお、S411において起動されるアプリケーションプログラムは、携帯端末装置201のROM212又はRAM214に格納されている画像データをMFP101に対して送信し印刷を実行させるものである。図5は、アプリケーションプログラムにより表示される表示画面501を示す図である。502は印刷の開始を指示するためのボタン表示である。
次に、S412において、CPU210は、Advertising Packetを受信したか否かを確認する。CPU210は、Advertising Packetを受信した場合には(S412でYES)、処理をS413へ進める。CPU210は、Advertising Packetを受信しなかった場合には(S412でNO)、処理をS415へ進める。S413において、CPU210は、Advertising Packetに示されるMFP101のシリアル番号をプリンタリストに追加する。なお、プリンタリストは、携帯端末装置201が利用可能なプリンタのプリンタ名やプリンタの情報を記憶する領域である。プリンタリストは、図6を参照しつつ後述するメモリマップ上に確保されている。次に、S414において、CPU210は、ユーザにより印刷ボタンが押下されたか否かを確認する。CPU210は、印刷ボタンが押下された場合には(S414でYES)、デバイス検査が指示されたと判断し、処理をS415へ進める。CPU210は、印刷ボタンが押下されなかった場合には(S414でNO)、処理をS412へ進める。
S415において、CPU210は、ユーザに対する角度指示動作を行うか否かを判定する。ここで、角度指示動作とは、ユーザに対し、携帯端末装置201とMFP101の近距離無線通信の接続状態を改善するために、携帯端末装置201の傾き角度を変更する旨を通知する処理である。図6は、S415の処理において参照されるメモリマップを示す図である。メモリマップには、ワーク領域601、角度指示表示可否フラグ602、プリンタリスト603、画像データ604及び空き領域605が設けられている。CPU210は、角度指示表示可否フラグ602がオンに設定されている場合に、角度指示動作を行うと判定する。CPU210は、角度指示動作を行うと判定した場合には(S415でYES)、処理をS416へ進める。CPU210は、角度指示動作を行わないと判定した場合には(S415でNO)、処理をS422へ進める。
S416において、CPU210は、携帯端末装置201の傾き角度を特定する(特定処理)。具体的には、CPU210は、角度センサ231による検知結果を取得する。そして、CPU210は、傾き角度が所定の条件を満たすか否かを判断する(判断処理)。なお、所定の条件とは、近距離無線通信の接続状態が悪く改善が必要な傾き角度の範囲である。図3に示すように、MFP101が設置された状態において、BLUETOOTHユニット106の位置の実装エリア301の傾きは固定される。したがって、実装エリア301の傾きに応じて、接続状態が悪く改善が必要な傾き角度の範囲を予め特定することができる。そこで、本実施形態においては、設計者等が、接続状態が悪く改善が必要な傾き角度の範囲を定め、これを所定の条件として、携帯端末装置201のROM212等に予め設定しておくものとする。
近距離無線通信のための内蔵アンテナは、指向性を持ち、受信感度は、特に水平方向に対する傾き角度に依存する。すなわち、内蔵アンテナに到達した電波強度が同じであっても、傾き角度が異なる場合には、内蔵アンテナの受信強度が低くなることがある。そこで、このように、所定の条件として、接続状態が悪く改善が必要な傾き角度の範囲を設定しておくこととする。本実施形態においては、傾き角度が45度未満であることが所定の条件として予め設定されているものとする。携帯端末装置201は、傾き角度が所定の条件を満たす場合には(S416でYES)、処理をS417へ進める。携帯端末装置201は、傾き角度が所定の条件を満たさない場合には(S416でNO)、処理をS422へ進める。
S417において、CPU210は、ユーザに携帯端末装置201をMFP101における垂直方向(鉛直方向)に向ける指示を示す通知情報をLCD224に表示するよう制御する。なお、本実施形態に係る通知情報は、垂直方向というように、接続状態が改善するような変更後の傾き角度を示すものとする。だだし、通知情報は、単に傾き角度を変更する旨の情報を含めばよく、変更後の傾き角度は必ずしも含まなくともよい。また、S417の処理は、通知情報を出力する出力処理の一例である。なお、他の例としては、CPU210は、通知情報としての音声をスピーカ229から出力してもよい。図7は、通知情報を含む表示画面701を示す図である。702はOKボタンであり、OKボタン702が選択されると、CPU210は、次の動作を開始する。703は、次回以降、角度指示動作を行うか否かを指定するチェックボックスである。
次に、S418において、CPU210は、表示画面701のOKボタン702が押下されるまで待機し、OKボタン702が押下されると(S418でYES)、処理をS419へ進める。S419において、CPU210は、チェックボックス703を確認し、次回以降の角度指示動作が必要か否かを確認する。CPU210は、チェックボックス703にチェックが入力された場合には、次回以降、角度指示動作は不要と判断する。一方、チェックボックス703にチェックが入力されなかった場合には、CPU210は、次回以降も、角度指示動作が必要と判断する。CPU210は、次回以降の角度指示動作が必要と判断した場合には(S419でYES)、処理をS420へ進める。CPU210は、次回以降の角度指示動作は不要と判断した場合には(S419でNO)、処理をS421へ進める。
S420において、CPU210は、「角度指示表示可否フラグ」にオンを設定し、その後処理をS422へ進める。一方、S421において、CPU210は、「角度指示表示可否フラグ」にオフを設定し、その後処理をS422へ進める。S422において、CPU210は、プリンタ一覧をLCD224に表示する。図8は、プリンタの一覧を表示する表示画面801の一例を示す図である。802、803は、利用可能なプリンタを示すボタンである。ユーザは、ボタンを押下することで、使用するプリンタを選択することができる。
以上のように、本実施形態に係る携帯端末装置201は、傾き角度を変更する旨の通知情報を表示することができる。したがって、ユーザがこの通知情報に従い、携帯端末装置201を傾けるといった簡単な操作を行うだけで、携帯端末装置201は、MFP101との間の近距離無線通信の接続状態を改善することができる。すなわち、携帯端末装置201は、ユーザによる面倒な操作を要することなく、近距離無線通信の接続状態を改善することができる。
なお、本実施形態においては、携帯端末装置201は、Advertising Packetを受信したことを契機に、角度指示動作を行い、傾き角度が所定の条件を満たすか否かの判断を行った。これに対し、変更例としては、携帯端末装置201は、アプリケーションプログラムが起動したことを契機に角度指示動作を行ってもよい。また、他の例としては、携帯端末装置201は、携帯端末装置201の起動時に、角度指示動作を行ってもよい。図9は、アプリケーションプログラムの起動時に角度指示動作を行う場合の、携帯端末装置201の処理を示すフローチャートである。携帯端末装置201のCPU210は、S901において、アプリケーションを起動した後、処理をS902へ進める。S902〜S908の処理は、S415〜S421の処理と同様である。そして、携帯端末装置201は、S907の処理の後及びS908の処理の後は、処理をS909へ進める。S909において、CPU210は、印刷ボタンが押下されるまで待機し、印刷ボタンが押下されると(S909でYES)、処理をS910へ進める。
S910において、CPU210は、Advertising Packetを受信したか否かを確認する。CPU210は、Advertising Packetを受信した場合には(S910でYES)、処理をS911へ進める。CPU210は、Advertising Packetを受信しなかった場合には(S910でNO)、処理をS912へ進める。S911において、CPU210は、Advertising Packetに示されるMFP101のシリアル番号をプリンタリストに追加し、その後処理をS910へ進める。また、S912においては、CPU210は、プリンタ一覧を表示する。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 MFP
201 携帯端末装置
201 携帯端末装置
Claims (6)
- 無線通信手段を有する無線通信装置であって、
前記無線通信装置の傾き角度を特定する特定手段と、
前記傾き角度が所定の条件を満たす場合に、ユーザに前記傾き角度の変更を促す通知情報を出力する出力手段と
を有することを特徴とする無線通信装置。 - 前記出力手段は、前記所定の角度への前記傾き角度の変更を促す前記通知情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
- 前記無線通信装置の起動時に、前記傾き角度が前記所定の条件を満たすか否かを判断する判断手段をさらに有し、
前記出力手段は、前記判断手段が前記所定の条件を満たすと判断した場合に、前記通知情報を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信装置。 - 前記無線通信手段が情報を受信した場合に、前記傾き角度が所定の条件を満たすか否かを判断する判断手段をさらに有し、
前記出力手段は、前記判断手段が前記所定の条件を満たすと判断した場合に、前記通知情報を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信装置。 - 無線通信手段を有する無線通信装置が実行する通信制御方法であって、
前記無線通信装置の傾き角度を特定する特定ステップと、
前記傾き角度が所定の条件を満たす場合に、ユーザに前記傾き角度の変更を促す通知情報を出力する出力ステップと
を含むことを特徴とする通信制御方法。 - 無線通信手段を有する無線通信装置のコンピュータを、
前記無線通信装置の傾き角度を特定する特定手段と、
前記傾き角度が所定の条件を満たす場合に、ユーザに前記傾き角度の変更を促す通知情報の出力する出力手段と
して機能させるためのプログラム。
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---|---|---|---|
JP2015170788A JP2017050625A (ja) | 2015-08-31 | 2015-08-31 | 無線通信装置、通信制御方法及びプログラム |
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