JP2017049947A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像間の相関に基づいて検出された動きベクトルの信頼度を精度よく判定できる画像処理装置および画像処理方法を提供する。
【解決手段】第1の画像と第2の画像との動きベクトルを、第1の画像および第2の画像の相関に基づいて検出する。検出された動きベクトルの信頼度を、相関に関する評価値に基づいて判定する際、第1の画像と第2の画像のボケ量の差によって信頼度が低く判定されることを抑制するように判定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置および画像処理方法に関し、特には動きベクトル検出技術に関する。
画像間における動きベクトルを検出するための方法として、テンプレートマッチング法が知られている。テンプレートマッチング法は、一方の画像の部分領域をテンプレート画像として、他方の画像内のテンプレート画像との相関が最も大きくなる部分領域を探索し、部分領域間の位置の差を動きベクトルとして検出する方法である(特許文献1)。探索範囲を限定したり、テンプレート画像を複数用いたりすることもある。
特開2003−224854
特許文献1では、画像領域間の相関を、絶対差分和(Sum of Absolute Difference: SAD)の大きさによって評価し、テンプレート画像とのSADが最小となる領域を探索している。また、検出した動きベクトルの信頼度を、SADと予め定められた複数の閾値との大小関係によって判定している。
しかしながら、SADのような画素値の差分に基づく相関評価値は、合焦距離もしくは画像内の合焦位置が異なる場合のように、画像間にぼけ具合の差がある場合、差が無い場合よりも全体的に大きくなる。そのため、相関評価値と固定の閾値との大小関係に基づいて動きベクトルの信頼度を評価すると、実際の信頼度よりも低く評価されるおそれがある。
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、画像間の相関に基づいて検出された動きベクトルの信頼度を精度よく判定できる画像処理装置および画像処理方法の提供を目的とする。
上述の目的は、第1の画像と第2の画像との動きベクトルを、第1の画像および第2の画像の相関に基づいて検出する検出手段と、動きベクトルの信頼度を、相関に関する評価値に基づいて判定する判定手段と、を有し、判定手段は、第1の画像と第2の画像のボケ量の差によって信頼度が低く判定されることを抑制するように判定を行うことを特徴とする画像処理装置によって達成される。
このような構成により、本発明によれば、画像間の相関に基づいて検出された動きベクトルの信頼度を精度よく判定できる画像処理装置および画像処理方法を提供することができる。
実施形態に係る画像処理装置の一例としてのデジタルカメラの機能構成例を示すブロック図 図1の動きベクトル検出部の機能構成例を示すブロック図 実施形態における動きベクトル検出部の動作に関するフローチャート 被写体距離と像距離との関係を示す模式図 実施形態におけるテンプレートマッチング処理に関する模式図 被写体距離とボケ量の関係例を示す模式図 実施形態におけるブロックの例を示す模式図 実施形態における動きベクトルの信頼度判定処理に関する模式図
以下、図面を参照しながら本発明の例示的な実施形態を詳細に説明する。なお、以下では本発明の実施形態に係る画像処理装置の一例としてのデジタルカメラに関して説明するが、本発明において撮像や撮像画像の記録に関する機能は必須でない。本発明は、動きベクトルを検出するための複数の画像と、被写体距離に関する情報とを取得可能な任意の電子機器において実施可能である。このような電子機器の例には、デジタルスチルまたはビデオカメラ、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、携帯電話機、携帯情報端末、カーナビゲーションシステム、ドライブレコーダ、ロボットなどが含まれるが、これらに限定されない。
(デジタルカメラの構成)
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理装置の一例としてのデジタルカメラ100の機能構成例を示すブロック図である。デジタルカメラ100は、撮像光学系101、撮像素子102、フォーカスレンズ制御部103、防振レンズ制御部104、システム制御部105、A/D変換器106、メモリ部107、画像処理部108、操作部113、表示部114、記録部115を有する。
撮像光学系101は、フォーカスレンズ、防振レンズを含む複数のレンズ、および絞りを有し、撮像素子102の撮像面に被写体の光学像を形成する。フォーカスレンズ制御部103は、システム制御部105の制御に従ってフォーカスレンズを駆動し、撮像光学系の合焦距離を変化させる。なお、フォーカスレンズの位置は、ピントリングの回転動作によって手動で変更されてもよい。防振レンズ制御部104はシステム制御部105の制御に従って防振レンズを駆動し、光学的手ブレ補正機能を実現する。
撮像素子102は、例えば原色ベイヤー配列のカラーフィルタを備えたCCDまたはCMOSイメージセンサである。撮像素子102には複数の画素が例えば行列状に2次元配列されている。各画素は1つまたは複数のフォトダイオードまたは光電変換領域を有し、受光量に応じた電圧を有するアナログ電気信号をA/D変換器106に出力する。A/D変換器106は、撮像素子102からのアナログ信号をデジタル信号に変換し、画像処理部108に出力する。
システム制御部105はCPUのようなプログラマブルプロセッサを有し、メモリ部107に格納されている制御プログラムを実行して、デジタルカメラ100の各構成要素の動作を制御し、デジタルカメラ100の機能を実現する。また、システム制御部105は、デジタルカメラ100の構成要素間のデータや信号の入出力制御も行う。
メモリ部107は、不揮発性領域と揮発性領域とを有する。不揮発性領域には、基本ソフト、システム制御部105と画像処理部108が後述する各種制御や信号処理を実行するためのプログラム、プログラムの実行に伴って使用される各種データが格納される。揮発性領域は、プログラムをロードしたり、一時的なデータを格納したりするためのワークエリアとして用いられる。本実施形態において揮発性領域に一時記憶されるデータには、例えば、距離マップ1071、現像処理後の画像データ1072、フォーカスレンズ位置1073などがあるが、これらに限定されない。また、フォーカスレンズ位置データは撮影時の合焦距離を表す情報の一例であり、具体的な距離を表す数値など、他の型式であってもよい。なお、不揮発性領域と揮発性領域とは、それぞれ別個のメモリ素子によって実現されてよい。
画像処理部108は、現像処理部109、追尾情報生成部110、距離マップ生成部111、動きベクトル検出部112を有する。画像処理部108が有する各部の少なくとも一部は、プログラマブルロジックアレイやASICのようなハードウェア回路により実現されてもよいし、システム制御部105がプログラムを実行することにより実現されてもよい。
画像処理部108は、システム制御部105の制御に従って、A/D変換器106から供給されるデジタル信号(画像データ)や、メモリ部107の揮発性領域に格納されている画像データに対して様々な画像処理を行う。現像処理部109では、ガンマ補正処理、ホワイトバランス調整処理、RGB形式とYUV形式との変換処理、色補間処理(デモザイク処理)などを行う。現像処理部109は、処理後の画像データを動きベクトル検出部112およびメモリ部107に出力する。なお、処理負荷の軽減や、用途に適した解像度とするために、現像処理部109は画像処理の適用前や出力直前に画像データの画素数を削減してもよい。また、現像処理部109は、メモリ部107に出力する画像データと、動きベクトル検出部112に出力する画像データとで解像度を異ならせてもよい。
追尾情報生成部110は、操作部113で指定された領域や、顔検出処理などの人体検出処理を行って検出した領域などの被写体領域の位置を、例えば動画像フレームのように時系列に沿った複数の画像内で探索し、検出された被写体領域の位置情報を生成する。システム制御部105は、被写体領域の位置情報に基づいて焦点検出領域を設定して自動焦点検出を行うことにより、特定の被写体に対する合焦状態を維持する被写体追尾機能を実現する。
動きベクトル検出部112は、動画像フレームのように撮影時刻の異なる画像間の動きベクトルを検出し、動きベクトル情報(例えば、始点と終点の画像座標)をシステム制御部105に出力する。システム制御部105は、動きベクトル情報に基づいて防振レンズ制御部104を制御することにより、防振レンズを駆動し、手ブレ補正機能を実現する。動きベクトル検出部112の構成および動作の詳細については後述する。
また、本実施形態において画像処理部108は、画像データに基づいて、被写体までの距離情報を表す距離マップを生成する距離マップ生成部111を有する。距離マップは、任意の公知技術に基づいて生成可能である。例えば、撮像素子102の画素が瞳分割機能を有し、1対の視差画像を得ることが可能な場合には、視差画像の相関が最大となる視差と画素ピッチなどの情報に基づいて画素ごとに被写体距離を求めることができる。
あるいは、フォーカスレンズの位置を変更しながら順次撮影した画像における合焦領域を例えばコントラスト評価値などに基づいて検出することによっても、画素ごとに被写体距離を求めることができる。さらに、被写体を照射する光源を用いて、TOF(Time of Flight)方式やパターン照射方式などによって距離マップを生成してもよい。なお、距離マップは撮像素子102で得られた画像データに基づかない方法で生成されてもよい。本実施形態では、画素位置の被写体距離を画素の輝度で表す距離画像の形式で距離マップを生成するものとするが、他の型式であってもよい。
画像処理部108はここで説明した以外にも、画像データの符号化処理や復号処理、視覚的な効果を加えるための画像処理、画像合成処理など、様々な画像処理を行うことができる。
操作部113は、ユーザが撮影パラメータの設定や撮影動作などの操作指示をデジタルカメラ100に入力するための、各種スイッチ、ダイヤル、ボタン、タッチパネルなどの入力デバイス群である。操作部113からの入力はシステム制御部105で検知される。
表示部114は、例えば液晶ディスプレイ(LCD)等であり、システム制御部105から転送される各種の画像やデジタルカメラ100の情報などを表示する。表示される画像には、ライブビュー画像、記録部115から読み出された画像、設定画面などGUIに関する画像などがある。
記録部115は、システム制御部105の制御に従い、例えばメモリカード等の着脱可能な記録媒体に対するデータの読み書きを行う。
(動きベクトルの検出)
図2は、動きベクトル検出部112の機能構成を模式的に示したブロック図である。動きベクトル検出部112はシステム制御部105のCPUがソフトウェアを実行することによって実現されてもよいし、ASICやプログラマブルロジックアレイのようなハードウェア回路によって実現されてもよい。動きベクトル検出部112は、入力部201、マッチング部208、距離算出部209、ボケ量算出部210、閾値制御部211、信頼度判定部212、動きベクトル算出部213、出力部214を有している。
以下の説明では、動きベクトルを検出する複数の画像が、例えばライブビュー画像のような動画を形成するフレーム画像のうち、第Nフレームと第(N+1)フレーム(Nは自然数)の連続する2フレームであるものとする。しかしながら、以下に説明する動きベクトル検出方法は、連続する動画フレームに限らず、任意の画像間に対して実施可能である。また、第(N+1)フレームが撮像素子102で撮影された最新のフレーム(現在のフレーム)であるものとし、第Nフレーム以前の過去のフレームに関する距離マップ、画像データ、フォーカスレンズ位置はメモリ部107に記憶されているものとする。
入力部201は、第Nフレームについての画像データ202、撮影時のフォーカスレンズ位置204、距離マップ206をメモリ部107から取得する。入力部201はまた、第(N−1)フレームについて、画像データ203を現像処理部109から、フォーカスレンズ位置205をシステム制御部105から、距離マップ207を距離マップ生成部111から取得する。
マッチング部208は第Nフレームの画像データ202からテンプレート画像を生成し、第(N+1)フレームの画像データ203の少なくとも一部を参照画像としたテンプレートマッチングを行う。そして、テンプレート画像と参照画像との相関が最も高くなる、テンプレート画像のずらし量(動きベクトル)を検出し、相関の評価値とともに信頼度判定部212に出力する。詳細については後述する。
距離算出部209は撮影時のフォーカスレンズ位置に基づいて、第Nフレームの画像データ202と第(N−1)フレームの画像データ203で合焦している被写体の距離(以下、被写体距離または合焦距離という)を算出し、ボケ量算出部210に出力する。
ボケ量算出部210は、距離算出部209で算出された被写体距離、第Nフレームの距離マップ206、および第(N−1)フレームの距離マップ207に基づいて、フレーム画像間のボケ量の差分を算出し、閾値制御部211に出力する。
閾値制御部211は、ボケ量算出部210で算出されたボケ量の差分に基づいて、信頼度判定のための閾値を算出し、信頼度判定部212に出力する。
信頼度判定部212は、マッチング部208が出力するフレーム画像間の相関評価値と、閾値制御部211が出力する閾値とに基づいてマッチング結果(動きベクトル)の信頼度を判定し、判定結果を動きベクトル算出部213に出力する。
動きベクトル算出部213は、信頼度判定部212で信頼度が高いと判定されたマッチング結果に基づく動きベクトルを出力部214に出力する。出力部214は、システム制御部105に動きベクトルのデータ(例えば水平方向成分と垂直方向成分)を出力する。
(動きベクトルの検出)
次に、本実施形態における動きベクトル検出部112の動作について、図2に加え、図3に示すフローチャートなどを用いて説明する。
S301において入力部201は、入力された第Nフレームの画像データ202、第(N+1)フレームの画像データ203を、任意のm個(mは1以上の整数)のブロックに分割し、処理をS302へ進める。
S302で距離算出部209は、第Nフレームの画像データ202および第(N+1)フレームの画像データ203のそれぞれについて、合焦している被写体距離を撮影時のフォーカスレンズ位置204,205に基づいて算出する。第(N+1)フレームのフォーカスレンズ位置205は入力部201がシステム制御部105から取得し、第Nフレームのフォーカスレンズ位置情報204は入力部201がメモリ部107から取得する。図4に示すように、ピントを合わせている被写体401とレンズ402との間の距離を被写体距離D、レンズ402と撮像素子403(像面)との間の距離を像距離Dとし、焦点距離をFとすると、式1の関係が成り立つ。
Figure 2017049947
なお、撮像光学系101のようにレンズが複数存在する場合は、被写体距離や像距離をレンズの主点からの距離とする。フォーカスレンズ位置が変わると像距離Dが変わるため、フォーカスレンズ位置に応じた像距離Dを式1に代入することで、被写体距離Dを算出することができる。なお、撮像光学系101の焦点距離Fはシステム制御部105を通じて取得してもよいし、メモリ部107に記憶されている値を取得してもよい。また、焦点距離Fが固定であれば距離算出部209が有していてもよい。
S303でマッチング部208は、S301で分割したブロックごとにテンプレートマッチング処理を行う。具体的には、マッチング部208は図5(a)に示すように、第Nフレームのブロックからテンプレート画像501を生成し、テンプレート画像501の位置に基づく第(N+1)フレームの部分領域である参照画像502内でテンプレートマッチングを行う。テンプレート画像501(第1の画像)は、ブロックよりも小さい、予め設定されたサイズの領域であり、例えば、ブロック内の任意の設定された位置、もしくは顔領域などの特徴領域の位置に基づいて設定することができる。一方、参照画像502(第2の画像)はテンプレート画像501と中心の座標を同じくする、テンプレート画像501よりも大きなサイズの画像領域である。マッチング部208は、テンプレート画像501と参照画像502のテンプレートマッチングの評価値として、相関評価値の一つである差分絶対値和(SAD)を用いたS_SADを算出する。評価値S_SADの計算式を式2に示す。
Figure 2017049947
式2において、f(i,j)はテンプレート画像501内の座標(i,j)における画素値を表しており、g(i,j)は参照画像502において相関値算出の対象となる、テンプレート画像と同じ大きさの領域内の各画素値を表す。式2に示すように、2つの画像内の同じ座標の画素値f(i,j)とg(i,j)との差の絶対値を順次計算し、その総和を評価値S_SADとする。従って、評価値S_SADの値が小さいほど2つの画像の相関が高いこと、つまり、評価値を算出した参照画像502内の領域と、テンプレート画像501とのテクスチャが類似していることを示す。
参照画像502の内部でテンプレート画像501を水平方向および垂直方向に1画素ずつずらしながら、式2による評価値S_SAD値の算出を繰り返していくと、評価値S_SADがずらし量に応じて例えば図5(b)の曲線503に示すように変化する。例えば水平方向におけるずらし量について図5(b)の結果が得られた場合、評価値S_SAD値の最小値504に対応するずらし量で相関が最も高いことが分かる。垂直方向のずらし量ごとに曲線503を求め、全ての曲線503のうちで評価値S_SADが最小となる垂直方向および水平方向のずらし量を検出することにより、相関が最大となる水平及び垂直方向におけるずらし量を検出できる。このずらし量は動きベクトルの水平方向成分および垂直方向成分であるため、相関が最大となる水平及び垂直方向におけるずらし量の検出は、実質的には動きベクトルの検出である。なお、マッチングの評価値は、SAD以外に、差分二乗和(SSD)や正規化相互相関(NCC)を用いたものなど、相関に応じた値が得られる他の演算を用いたものであってもよい。マッチング部208は、相関が最も高くなるずらし量と、そのときの評価値をマッチング結果として信頼度判定部212に出力する。
S304でボケ量算出部210は、第Nフレームおよび第(N+1)フレームについて、S302で距離算出部209が算出した被写体距離Dと入力部201が取得した距離マップとに基づき、テンプレート画像501および参照画像502のボケ量を算出する。被写体距離Dにピントを合わせて撮影した画像における、被写体距離Dの像のボケ量Bは、以下の式3で求めることができる。
Figure 2017049947
式3において、Iはレンズの有効直径(絞り)、Fは撮像光学系101の焦点距離、Pは画像の水平画素数、Wは撮像素子の水平幅である。式3において、レンズの有効直径I、焦点距離F、画像の水平画素数P、撮像素子の水平幅Wおよびピントを合わせた被写体距離Dは、撮像された画像全体に共通する値である。一方、ボケ量を算出する被写体距離Doは、画素ごとに変化しうる値である。
本実施形態においてボケ量算出部210は、テンプレート画像501に対応する被写体距離Dとして、第Nフレームの距離マップからテンプレート画像501の各画素に対応する被写体距離を取得し、その平均値を算出する。そして、ボケ量算出部210は平均被写体距離を式3の被写体距離Dに代入して、テンプレート画像501のボケ量を算出する。
同様にボケ量算出部210は、参照画像502に対応する被写体距離Dとして、第(N+1)フレームの距離マップから参照画像502の各画素に対応する被写体距離を取得し、その平均値を算出する。そして、ボケ量算出部210は平均被写体距離を式3の被写体距離Dに代入して、参照画像502のボケ量を算出する。
そしてS305でボケ量算出部210は、S304で算出した、テンプレート画像501に対応するボケ量と、参照画像502に対応するボケ量との差分を算出する。ボケ量の差分は、2つの画像間のテクスチャの異なり度合を表す。
図6は、第Nフレームの画像データ202と、第(N+1)フレームの画像データ203に関する、ボケ量と被写体距離の関係例である。実線601は、第Nフレームの画像データ202のボケ量を、破線602は、第(N+1)フレームの画像データ203のボケ量をそれぞれ示している。第Nフレームの画像データ202、第(N+1)フレームの画像データ203とも、撮影時にピントを合わせた被写体距離603,604でボケ量はゼロになり、被写体距離603,604から離れるほどボケ量は大きくなる。また、被写体距離603,604との差に応じたボケ量の変化は至近側の方が大きく、無限遠側では差がある一定の以上になるとボケ量はほとんど変化しなくなる。
図7は、第Nフレームの画像データ202、第(N+1)フレームの画像データ203におけるブロックとテンプレート画像、参照画像の位置関係の例を示した図である。例えば、図7に示すようなブロック701、702、703内から抽出したテンプレート画像501と参照画像502に対応する平均被写体距離が、それぞれ図6に示す被写体距離605、606、607であったとする。このとき、ブロック701のテンプレート画像501と参照画像502のボケ量の差分は、矢印608で示すように比較的大きく、ブロック702では差分なし、ブロック703では、矢印609で示すように比較的小さくなる。なお、ここでは3つのブロックについて代表的に説明したが、ボケ量およびその差分の算出は各ブロックに対して実行される。
次に、S306で閾値制御部211は、処理対象のブロックにおけるマッチング結果の信頼度判定用の閾値Tfを、S305で算出されたボケ量の差分を用いて以下の式4によって算出する。
Tf=Ts+Tc
Tc=α×Bd ・・・(式4)
ここで、Tsはボケ量に差が無い画像間でのマッチング結果に適用するために予め設定された閾値(基準閾値)であり、Tcは基準閾値を動的に制御(補正)するための閾値制御量である。また、BdはS305で算出したボケ量の差分、係数αはボケ量の差分Bdを閾値と同じスケールに変換するための調整パラメータである。閾値制御部211は算出した閾値Tfを信頼度判定部212に出力する。
S307で信頼度判定部212は、S306で閾値制御部211が算出した閾値に基づいて、S303でマッチング部208が出力したマッチング結果の信頼度、すなわち検出された動きベクトルの信頼度、を判定する。信頼度判定部212は、マッチング結果として取得した評価値と閾値との大小関係によりマッチング結果の信頼度を判定する。ここでは、値が小さいほど相関が高いことを示すS_SADを評価値として用いているため、図8(a)に示すように、信頼度判定部212は評価値801が基準閾値802より小さい場合にマッチング結果の信頼度が高いと判定する。なお、図8では図5(b)と同様の、ずらし量と評価値との関係を示す曲線を示しているが、これはマッチング部208が出力する評価値が最小値であることを示すための単なる表現である。
上述の通り、本実施形態ではマッチング結果(動きベクトル)の信頼度を、相関の評価値と閾値との大小関係に応じて判定する構成において、マッチングを行った画像のボケ量の差による評価値の変動を考慮した判定を行うことを特徴とする。そして、そのような判定を実現する具体例として、信頼度の判定に用いる閾値を画像のボケ量の差に応じて変更している。ボケ量の差は、画像撮影時における撮像光学系の合焦距離の差によって生じるため、撮像光学系の合焦距離の差に応じて閾値を変更しているともいえる。
図8(b)は、ボケ量に応じた閾値制御および判定結果の例を示す図である。例えば、図7のブロック701〜703におけるボケ量の差が図6の605〜607で示される場合を考える。この場合、ボケ量の差が大きいほど、評価値は全体的に大きくなるため、ブロック701〜703のマッチング結果として得られる評価値は例えば図8(b)の評価値803,805,804のような大小関係になる。
ボケ量の差606がないブロック702については、基準閾値802がそのまま用いられ、信頼度が高いと判定される。一方、評価値803および804は、基準閾値802より大きいため、従来であれば信頼度は低いと判定される。しかしながら、ボケ量の差に応じて基準閾値より大きな閾値806,807を用いるようにすることで、図8(b)の例では評価値803および804はいずれも信頼度が高いと判定される。このように、本実施形態によれば、参照画像とテンプレート画像のボケ量の差の影響によって、信頼度の高いマッチング結果を信頼度が低いと誤判定することを抑制することができる。信頼度判定部212は、判定結果を表すデータと、マッチング部208から評価値と共に供給されたずらし量とを動きベクトル算出部213に出力する。
次に、S308で動きベクトル算出部213は、S307で信頼度判定部212によって、対象のブロックにおけるマッチング結果の信頼度が高いと判定されたか否かを調べる。マッチング結果の信頼度が高いと判定されていれば、処理をS309に進めてブロックについての動きベクトルを算出する。
S309で動きベクトル算出部213は、マッチング処理において最も高い相関が得られたずらし量から、動きベクトルを算出する。動きベクトルの算出方法に制限は無く、例えばマッチング部208から得られる水平方向および垂直方向のずらし量をそのまま動きベクトルを表すデータとして利用する場合には、S309の処理は不要である。一方、動きベクトルを大きさと方向(角度)で表す場合には、動きベクトル算出部213で水平方向および垂直方向のずらし量から算出する。動きベクトル算出部213は、算出した動きベクトルを出力部214からシステム制御部105に出力する。あるいは、全ブロックについて処理が終了するまで、算出結果をメモリ部107に蓄積してもよい。
一方、マッチング結果の信頼度が高いと判定されていない(あるいは、信頼度が低いと判定されている)ことがS308で分かった場合、動きベクトル算出部123は動きベクトルを算出せず(あるいは出力せず)に処理をS310に進める。このように、信頼度が高くない動きベクトルは無効とする。
S310で動きベクトル算出部123は、S301で分割したブロックのうち、S303以降の処理を行っていない未処理ブロックがあるか否か判定する。そして、動きベクトル検出部112は、未処理ブロックがあると判定されれば未処理ブロックを対象としてS303からの処理を繰り返し、未処理ブロックがないと判定されれば動きベクトル検出処理を終了する。
動きベクトル検出部112による動きベクトル検出処理が終了すると、検出された動きベクトルはシステム制御部105へ出力される。システム制御部105は、検出された動きベクトルの例えばヒストグラムに基づいて、デジタルカメラ100の動きを示すグローバル動きベクトルを算出する。そして、システム制御部105は、算出したグローバル動きベクトルを防振レンズ制御部104に出力する。防振レンズ制御部104はグローバル動きベクトルから防振のためのレンズシフト量を決定し、防振レンズの駆動制御を行う。
以上説明したように、本実施形態によれば、パターンマッチングに用いたテンプレート画像のボケ量と参照画像のボケ量との差を考慮して、パターンマッチング結果の信頼度を判定するようにした。より具体的には、ボケ量の差がパターンマッチングの結果を表す評価値に与える影響を考慮してパターンマッチング結果の信頼度を判定するようにした。そのため、ボケ量の差に起因した信頼度の誤判定を抑制することができ、移動被写体にフォーカスを追尾させながら撮影された動画フレームのような、合焦位置が異なる画像間における動きベクトルの算出精度の低下を抑制することが可能になる。従って、動きベクトルを用いた各種機能、例えば防振機能や被写体追尾機能などの精度を向上させることが可能となる。
(他の実施形態)
なお、上述の実施形態では、信頼度判定に用いる閾値をボケ量の差に応じて調整する構成について説明した。しかし、閾値を調整する代わりに、閾値と比較する評価値S_SADの値をボケ量の差に応じて調整するように構成してもよい。具体的には、ボケ量の差が大きいほど、評価値の低減量を大きくするように補正すればよい。これによっても、ボケ量の差が大きい場合に信頼度が低く判定されやすくなることを抑制できる。
また、上述の実施形態では、S305で算出したボケ量の差分の大きさにかかわらず、信頼度の判定に関するS306〜S308の処理を行う例を説明した。しかし、テンプレートマッチングが失敗している可能性が高いと判定できる程度にボケ量の差分が大きい場合(ボケ量の差分が所定値以上の場合)は、S306〜S308の処理を省略するようにしてもよい。ボケ量およびその差分算出に関するS304〜S305の処理を、S303のテンプレートマッチング処理の前に行い、ボケ量の差分が所定値以上の場合はテンプレート処理を含む、以降の処理を省略して、次の未処理ブロックに処理の対象を変更してもよい。また、図3のフローチャートにおいて時系列的に示した工程の一部は、並列処理したり、違う順序で実行したりすることもできる。
さらに、上述の実施形態では、距離マップや被写体距離を生成もしくは算出する構成について説明したが、これらの情報は必ずしも生成もしくは算出しなくてもよい。例えば、動画データの記録時もしくは記録後にこれらの情報が既に生成されて利用可能な場合には、生成済みの情報を取得すればよい。また、距離マップの生成や被写体距離の算出を他の装置で行ってもよい。従って、本発明において距離マップの生成や被写体距離の算出に係る構成は必須では無い。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100…デジタルカメラ、101…撮像光学系、102…撮像素子、105…システム制御部、107…メモリ部、108…画像処理部、111…距離マップ生成部、112…動きベクトル検出部、113…操作部、114…表示部

Claims (10)

  1. 第1の画像と第2の画像との動きベクトルを、前記第1の画像および前記第2の画像の相関に基づいて検出する検出手段と、
    前記動きベクトルの信頼度を、前記相関に関する評価値に基づいて判定する判定手段と、を有し、
    前記判定手段は、前記第1の画像と前記第2の画像のボケ量の差によって前記信頼度が低く判定されることを抑制するように前記判定を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記判定手段は、
    前記評価値と閾値との大小関係に基づいて前記判定を行い、
    前記ボケ量の差に応じて、前記閾値または前記評価値を補正して前記判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記評価値が、前記相関が高いほど小さい値を有し、
    前記判定手段は、前記ボケ量の差がある場合には、前記ボケ量の差がない場合よりも前記閾値を大きい値に補正することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記判定手段は、前記ボケ量の差が予め定められた閾値よりも大きい場合には、前記信頼度の判定を行わないことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記判定手段は、前記ボケ量の差が予め定められた閾値よりも大きい場合には、前記動きベクトルを無効とすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 第1の画像と第2の画像との動きベクトルを、前記第1の画像および前記第2の画像の相関に基づいて検出する検出手段と、
    前記動きベクトルの信頼度を、前記相関に関する評価値に基づいて判定する判定手段と、を有し、
    前記判定手段は、前記第1の画像と前記第2の画像を撮影した際の撮像光学系の合焦距離の差によって前記信頼度が低く判定されることを抑制するように前記判定を行うことを特徴とする画像処理装置。
  7. 前記第1の画像および前記第2の画像を撮影する撮像手段と、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  8. 検出手段が、第1の画像と第2の画像との動きベクトルを、前記第1の画像および前記第2の画像の相関に基づいて検出する検出工程と、
    判定手段が、前記動きベクトルの信頼度を、前記相関に関する評価値に基づいて判定する判定工程と、を有し、
    前記判定工程において前記判定手段は、前記第1の画像と前記第2の画像のボケ量の差によって前記信頼度が低く判定されることを抑制するように前記判定を行うことを特徴とする画像処理方法。
  9. 検出手段が、第1の画像と第2の画像との動きベクトルを、前記第1の画像および前記第2の画像の相関に基づいて検出する検出工程と、
    判定手段が、前記動きベクトルの信頼度を、前記相関に関する評価値に基づいて判定する判定工程と、を有し、
    前記判定工程において前記判定手段は、前記第1の画像と前記第2の画像を撮影した際の撮像光学系の合焦距離の差によって前記信頼度が低く判定されることを抑制するように前記判定を行うことを特徴とする画像処理方法。
  10. コンピュータを、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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