JP2017049339A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】見易い表示装置を提供する。【解決手段】実施形態によれば、表示部と、第一反射部と、第2反射部と、を含む表示装置が提供される。前記表示部は、画像情報を含む画像光であって前記画像光の中心の第1光を含む画像光を出射する。前記第1反射部は、前記画像光を反射する。前記第2反射部は、前記画像光の光路上において前記表示部と前記第1反射部との間に設けられ、第1反射面と、第2反射面と、を含む。前記第1反射面は、前記第1光の前記第1反射部への入射方向と、前記第1光の前記第1反射部における反射方向と、を含む平面に対して傾斜する。前記第2反射面は、前記平面に対して垂直な第1方向において前記第1反射面と並び、前記第1反射面に対して平行である。【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、表示装置に関する。
例えば、画像情報を含む画像光を出射する表示部と、画像光を反射する反射部と、を含む表示装置がある。反射部において画像光が使用者の眼へ向けて反射される。これにより、使用者に対して画像が表示される。このような表示装置において、見易い表示を得ることが望まれる。
本発明の実施形態は、見易い表示装置を提供する。
本発明の実施形態によれば、表示部と、第1反射部と、第2反射部と、を含む表示装置が提供される。前記表示部は、画像情報を含む画像光であって前記画像光の中心の第1光を含む画像光を出射する。前記第1反射部は、前記画像光を反射する。前記第2反射部は、前記画像光の光路上において前記表示部と前記第1反射部との間に設けられ、第1反射面と、第2反射面と、を含む。前記第1反射面は、前記第1光の前記第1反射部への入射方向と、前記第1光の前記第1反射部における反射方向と、を含む平面に対して傾斜する。前記第2反射面は、前記平面に対して垂直な第1方向において前記第1反射面と並び、前記第1反射面に対して平行である。
以下に、各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る表示装置の使用状況を例示する模式的平面図である。
図2(a)〜図2(c)は、実施形態に係る表示装置を例示する模式図である。
図1に示すように、本実施形態に係る表示装置100は、例えば使用者200の頭部に装着可能なHMD(ヘッドマウントディスプレイ)である。表示装置100から使用者200の瞳孔201(眼球)へ向けて、画像情報を含む画像光が投影される。この光によって、使用者200は、画像の虚像を見る。
図2(a)〜図2(c)は、実施形態に係る表示装置を例示する模式図である。
図1に示すように、本実施形態に係る表示装置100は、例えば使用者200の頭部に装着可能なHMD(ヘッドマウントディスプレイ)である。表示装置100から使用者200の瞳孔201(眼球)へ向けて、画像情報を含む画像光が投影される。この光によって、使用者200は、画像の虚像を見る。
この例では、表示装置は、単眼HMDである。すなわち、1つの表示装置100を用いて使用者の200の片方の眼球に対して画像を表示している。但し、実施形態は、2つの表示装置100を用いて両方の眼球に対して画像を表示する両眼HMDであってもよい。
図2(a)は、図1のうち表示装置100の部分を拡大して例示する模式的平面図である。
図2(b)は、図2(a)に示した表示装置100を、矢印AAの方向に沿って見た模式的平面図である。
図2(b)は、図2(a)に示した表示装置100を、矢印AAの方向に沿って見た模式的平面図である。
表示装置100は、表示部10と、第1反射部21と、第2反射部22と、光学部30(投影部)と、を含む。この例では、表示装置100は、さらに第3反射部23を含む。
表示部10は、画像を表示するディスプレイである。表示部10は、平面上に並べられた複数の画素10eを含む。表示部10に表示対象の画像が入力される。複数の画素10eは、入力された画像に応じて光を出射する。すなわち、表示部10(複数の画素10e)は、画像情報を含む画像光Leを出射する。なお、表示部10として用いられるディスプレイには、液晶、有機ELまたはLCOS(Liquid Crystal On Silicon)などの任意の方式を用いることができる。
光学部30(投影部)は、表示部10から出射された画像光の光路上において、表示部10と第2反射部22との間に設けられる。この例では、光学部30は、画像光の光路上において第3反射部23と表示部10との間に設けられている。光学部30は、表示部10の画素10eから出射された画像光の焦点距離や光路を変更して、画像光を投影する。
光学部30は、少なくとも1つ以上の光学素子を含む。光学素子は、例えば、レンズ、プリズムまたはミラー等である。図2(a)には、光学部30として1つのレンズ31が表されている。なお、光学部30が複数の光学素子を含む場合、複数の光学素子は、直線上に配置されていなくてもよい。
第3反射部23は、例えば、平面ミラーである。第3反射部23は、屈折力を有していてもよい。光学部30によって第3反射部23に投影された画像光は、第3反射部23によって反射され第2反射部22に入射する。
第3反射部23は、例えば、平面ミラーである。第3反射部23は、屈折力を有していてもよい。光学部30によって第3反射部23に投影された画像光は、第3反射部23によって反射され第2反射部22に入射する。
第2反射部22は、画像光の光路上において表示部10と第1反射部21との間に設けられる。第2反射部22は、複数の反射面を含む反射面群である。第2反射部22の具体例については後述する。第3反射部23によって反射された画像光の少なくとも一部は、第2反射部22を介して、第1反射部21に入射する。
第1反射部21は、入射した画像光の少なくとも一部を瞳孔201へ向けて反射する。以上により、画像光が瞳孔201へ投影され、使用者は、虚像を見ることができる。また、第1反射部21の反射面(ミラー)は、入射した光の一部を透過させる。これにより、使用者は、第1反射部21を介して外界を見ることができる。
この例では、第1反射部21は、平面ミラーである。但し、第1反射部21は、屈折力を有していてもよい。例えば、第1反射部21は、平面上に並べられた複数の反射面を含むフレネルミラーでもよい。各反射面は、当該平面に対して傾斜しており、互いに隣合う反射面同士の間には段差が設けられる。反射面と当該平面との間の角度によって、反射される光の進行方向を調整可能である。第1反射部21の形態は、上記に限らず、入射した画像光の少なくとも一部を瞳孔201へ投影することができる形態であればよい。例えば、第1反射部21の代わりに、回折格子などのホログラフィック光学素子を用いてもよい。
なお、各反射部の反射面(ミラー)には、ミラーコーティングやハーフミラーコーティングを施したガラスやアクリルなどの材料を用いることができる。例えば、アクリルに蒸着された金属(アルミニウム等)が用いられる。ミラーには、誘電体多層膜を用いてもよい。誘電体多層膜は、誘電体(例えばケイ素酸化物やチタン酸化物など)を含む薄膜が積層された膜である。ミラーの材料や積層構造によって、反射特性が適宜調整される。
図2(a)に表したように、表示部10から出射された光束(画像光Le)は、第1光L1を含む。第1光L1は、表示部10が出射する光束の中心の光線(主光線)である。例えば、第1光L1は、光学部30の光軸を通る。
第1光L1の少なくとも一部は、光学部30、第3反射部23及び第2反射部22を通過する。そして、第1光L1の少なくとも一部は、入射方向Dinに進行して第1反射部21へ入射し、第1反射部21によって反射され反射方向Drefに進行する。
図2(b)及び図2(c)を参照して第2反射部22の例について説明する。
図2(c)は、図2(b)のうち、第2反射部22の部分を拡大して例示している。
第2反射部22は、例えば、第1反射面群G1を含む。第1反射面群G1に含まれる各反射面は、入射した光の一部を反射し、一部を透過する。第1反射面群G1に含まれる反射面は、互いに平行である。
図2(c)は、図2(b)のうち、第2反射部22の部分を拡大して例示している。
第2反射部22は、例えば、第1反射面群G1を含む。第1反射面群G1に含まれる各反射面は、入射した光の一部を反射し、一部を透過する。第1反射面群G1に含まれる反射面は、互いに平行である。
この例では、第2反射部22は、第1反射面221と第2反射面222とを含む。第1反射面221は、図2(b)に示す平面P10に対して傾斜している。ここで、平面P10は、第1光L1が第1反射部21に入射する入射方向Dinと、第1反射部21が第1光L1を反射する反射方向Drefと、を含む平面である。
第2反射面222は、第1反射面221に対して平行であり、平面P10に対して傾斜している。第2反射面222は、第1方向D1において第1反射面221と並ぶ。第1方向D1は、例えば、第1反射面221の中心から第2反射面222の中心へ向かう方向である。第1方向D1は、平面P10に対して垂直である。例えば、第1方向D1は、使用者200から見た上方向(または下方向)に対応する。なお、以下の説明において、第1反射面221から第2反射面222へ向かう方向を、便宜上「上方向」という場合がある。また、第2反射面222から第1反射面221へ向かう方向を、便宜上「下方向」という場合がある。
第1反射面221と平面P10との間の角度θ1は、例えば、45度であることが望ましい。但し、角度は、製造上のばらつき等によって変化してもよい。角度θ1は、例えば、43度以上47度以下である。第2反射面222と平面P10との間の角度θ2は、例えば、43度以上47度以下であり、望ましくは45度である。
第1反射面221は、第1反射面221に入射した画像光のうちの一部を反射し、別の一部を透過させる。第2反射面222は、第2反射面222に入射した画像光のうちの少なくとも一部を反射する。
例えば、表示部10から出射された画像光Leは、図2(c)に示すように光Li0(光束)を含む。例えば、光Li0は、1つの画素10eから出射された光束であり、光Li0の太さは、第1反射面221の第1方向D1に沿った幅程度である。例えば、光Li0は、表示部10の上方向の端(上端EU)に位置する画素から出射される。
光Li0は、第1反射面221に入射する。第1反射面221は、光Li0のうちの第1部分Li1を透過させ、光Li0のうちの第2部分Li2を第2反射面222に向けて反射する。第1反射面221を透過した第1部分Li1は、第1反射部21に入射し、瞳孔201へ向けて反射される。
第1反射面221によって反射された第2部分Li2は、第2反射面222に入射する。第2反射面222は、第2部分Li2のうちの第3部分Li3を第1反射部21へ向けて反射する。また、この例では、第2反射面222は、第2部分Li2のうちの第4部分Li4を透過する。なお、第2反射面222は、画像光に対する透過性を有していなくてもよい。光Li0の進行方向、第1部分Li1の進行方向および第3部分Li3の進行方向は、例えば、互いに平行である。
以上説明したように、第2反射部22によって、画像光Leの一部(光Li0)は、第1方向D1(例えば上方向)に拡大される。例えば、光Li0(光束)の幅が、第1反射面221の第1方向D1に沿った幅と、第2反射面222の第1方向D1に沿った幅と、の合計程度にまで拡大される。これにより、例えば、上方向にアイレンジ(使用者が虚像を見ることができる瞳孔201の位置の範囲)を広げることができる。例えば、画角の大きい画像を表示することができる。したがって、見易い表示を提供することができる。
なお、第3部分Li3の光の量(光束)は、第1部分Li1の光の量(光束)と実質的に等しいことが望ましい。これにより、表示される虚像における輝度のむらを抑制することができる。例えば、第1反射面221の画像光に対する透過率は、第2反射面222の画像光に対する透過率と実質的に同じとされる。また、第1反射面221の画像光に対する反射率(Ref1)は、第2反射面222の画像光に対する反射率(Ref2)と実質的に同じとされる。Ref1=Ref2=aとし、光Li0の輝度を1とすると、第1部分Li1の輝度は、(1−a)となり、第3部分Li3の輝度は、a2となる。第3部分Li3の輝度(明るさ)が第1部分Li1の輝度(明るさ)と等しい場合、a2=(1−a)である。よって、aは、約0.618となる。aの値は、0.61以上0.63以下が望ましい。これにより、輝度のむらを抑制することができる。
第2反射面222は、画像光に対する透過性を有さなくてもよい。例えば、第1反射面221の画像光に対する透過率を0.5とし、第2反射面222の画像光に対する反射率を1としてもよい。
第2反射面222は、画像光に対する透過性を有さなくてもよい。例えば、第1反射面221の画像光に対する透過率を0.5とし、第2反射面222の画像光に対する反射率を1としてもよい。
表示装置におけるアイレンジの拡大及び画角の拡大について説明する。
図3(a)及び図3(b)は、参考例に係る表示装置を例示する模式図である。
図4は、表示装置を例示する模式図である。
図3(a)、図3(b)及び図4は、表示装置を使用する使用者の頭部を横から見た様子を表す。すなわち、これらの図は、図1に表した矢印BBに沿って表示装置を見た状態に対応する。これらの図においては、第3反射部23の図示は省略している。
図3(a)及び図3(b)は、参考例に係る表示装置を例示する模式図である。
図4は、表示装置を例示する模式図である。
図3(a)、図3(b)及び図4は、表示装置を使用する使用者の頭部を横から見た様子を表す。すなわち、これらの図は、図1に表した矢印BBに沿って表示装置を見た状態に対応する。これらの図においては、第3反射部23の図示は省略している。
図3(a)は、参考例に係る表示装置190及び191を例示している。表示装置190は、第2反射部22を含まない。これ以外については、表示装置190は、実施形態に係る表示装置100と同様である。
図3(a)は、表示装置190において表示される画像の画角を拡大する参考例の方法を表す。図3(a)に示すように、表示部10の上端EUから出射された光LU1は、光学部30によって屈折し、第1反射部21に入射する。第1反射部21に入射した光LU1は、第1反射部21によって瞳孔201の方向へ反射される。第1反射部21に反射された光LU1の進行方向は、下方向に向かう成分を含む。
一方、表示部10は、上端EUと第1方向D1において離間した下端ELを有する。下端ELに位置する画素10eは、光LL1を出射する。光LL1は、光学部30によって屈折し、第1反射部21に入射する。第1反射部21に入射した光LL1は、第1反射部21によって瞳孔201の方向へ反射される。第1反射部21に反射された光LL1の進行方向は、上方向に向かう成分を含む。
光LU1が投影される領域と光LL1が投影される領域とが互いに重なる領域Rsに瞳孔201が存在すると、使用者は、端が欠けていない画像(虚像)を見ることができる。領域Rsは、アイレンジに対応する。
ここで、参考例の表示装置191に表すように、光学部30よりも大きい径を有する光学部39aを用いる。これにより、上端EUから出射される光束を上方向に広げ、下端ELから出射される光束を下方向に広げることができる。そのため、前述した光LU1の下方向に向かう成分、及び、前述した光LL1の上方向に向かう成分を大きくすることができる。このように、第1反射部21の広い範囲から、画像光を瞳孔201に投影することで画角を拡大することができる。
図3(b)は、参考例に係る表示装置190及び192を例示している。図3(b)は、表示装置190におけるアイレンジを拡大する参考例の方法を例示している。参考例に係る表示装置192に表すように、光学部30よりも大きい径を有する光学部39bを用いる。これにより、上端EUから出射される光束を上方向に広げ、下端ELから出射される光束を下方向に広げることができる。この例では、参考例の表示装置191の場合に比べて、光LU1の第1反射部21に対する入射角は小さく、光LL1の第1反射部21に対する入射角は小さい。以上により、アイレンジ(領域Rs)が拡大する。
以上の参考例の方法によれば、アイレンジの拡大及び画角の拡大を行うことができる。しかしながら、光学部が大きくなってしまう。このため、表示装置が大型化してしまう。
これに対して、表示装置100においては、第2反射部22が設けられる。図2(c)における説明と同様にして、図4に表したように、光LU1を上方向に広げることができる。これにより、例えば、光学部を大型化することなく、アイレンジの拡大や画角の拡大を行うことができる。
なお、実施形態においては、第1方向D1は、平面P10に対して傾斜していてもよく、平面P10に対して平行でもよい。図4のように、第1方向D1が平面P10に対して垂直な場合には、使用者の上方向(または下方向)においてアイレンジが拡大される。一方、平行の場合には、アイレンジは、使用者の例えば横方向において拡大される。
図5(a)及び図5(b)は、実施形態に係る別の表示装置を例示する模式図である。 図5(a)は、実施形態に係る表示装置101を例示する模式的平面図である。図5(a)は、図2(a)に表した模式的平面図に相当する。図5(a)に表したように、表示装置101においても、表示装置100と同様に、表示部10、第1反射部21、第3反射部23及び光学部30が設けられる。
表示装置101は、第2反射部22a含む。第2反射部22aは、第2反射面群G2を含む。これ以外については、第2反射部22aは、図2(b)に関して説明した第2反射部22と同様である。
この例では、第2反射面群G2は、第3反射面223と、第4反射面224と、を含む。第3反射面223は、第1反射面221に対して傾斜している。第4反射面224は、第1方向D1において第3反射面223と並び、第3反射面223に対して平行である。
第3反射面223及び第4反射面224のそれぞれは、平面P10に対して傾斜している。第3反射面223と平面P10との間の角度θ3は、例えば、43度以上47度以下であり、望ましくは45度である。第1反射面221と第3反射面223との間の角度(θ1とθ3の和)は、例えば86度以上94度以下であり、望ましくは90度である。
第3反射面223は、第3反射面223に入射した画像光のうちの一部を反射し、別の一部を透過させる。第4反射面224は、第4反射面224に入射した画像光のうちの少なくとも一部を反射する。
例えば、表示部10から出射された画像光Leは、図5(b)に示すように光Lj0(光束)を含む。光Lj0は、例えば、表示部10の下方向の端(下端EL)に位置する画素から出射される。光Lj0は、第3反射面223に入射する。第3反射面223は、光Lj0のうちの第1部分Lj1を透過させ、光Lj0のうちの第2部分Lj2を第4反射面224に向けて反射する。第3反射面223を透過した第1部分Lj1は、第1反射部21に入射し、瞳孔201へ向けて反射される。
第3反射面223によって反射された第2部分Lj2は、第4反射面224に入射する。第4反射面224は、第2部分Lj2のうちの第3部分Lj3を第1反射部21へ向けて反射する。また、この例では、第4反射面224は、第2部分Lj2のうちの第4部分Lj4を透過する。なお、第4反射面224は、画像光に対する透過性を有していなくてもよい。光Lj0の進行方向、第1部分Lj1の進行方向および第3部分Lj3の進行方向は、例えば、互いに平行である。
以上説明したように、第2反射部22aによって、画像光Leの一部(光Lj0)は、下方向に拡大される。また、表示装置100の場合と同様に、画像光Leの一部(光Li0)は、上方向に拡大される。つまり、表示部10の上端の画素から出射された光束は上方向に拡大され、表示部の下側の画素から出射された光束は下方向に拡大する。このように複数の反射面群を配置して、複数の方向に光束を広げてもよい。これにより、例えば、上下方向にアイレンジを広げることができ、画角の大きい画像を表示することができる。
第2反射部22の各反射面群に含まれる反射面の数は、3以上であってもよい。
図6は、実施形態に係る別の表示装置の第2反射部を例示する模式図である。
図6は、実施形態に係る表示装置102に含まれる第2反射部22bを例示する。表示装置102は、前述の表示装置100の第2反射部22の代わりに、第2反射部22bを含む。これ以外については、表示装置102は、表示装置100と同様である。図6は、図2(c)に表した模式図に相当する。
図6は、実施形態に係る別の表示装置の第2反射部を例示する模式図である。
図6は、実施形態に係る表示装置102に含まれる第2反射部22bを例示する。表示装置102は、前述の表示装置100の第2反射部22の代わりに、第2反射部22bを含む。これ以外については、表示装置102は、表示装置100と同様である。図6は、図2(c)に表した模式図に相当する。
第2反射部22bは、図2(c)の例と同様に第1反射面221及び第2反射面222を含む。第2反射部22bは、さらに第3反射面223aを含む。第3反射面223aは、第1方向D1において第1反射面221と並び、第1反射面221に対して平行である。第3反射面223aと第1反射面221との間に第2反射面222が設けられる。
図2(c)に関する説明と同様に例えば、第1反射面221に光Li0が入射する。これにより、光Li0の第4部分Li4が第3反射面223aに入射する。第3反射面223aは、第4部分Li4のうちの第5部分Li5を第1反射部21へ向けて反射する。
同様にして、第2反射面222に入射した光Lk0の一部は、第2反射面222を透過して第1反射面221に向かう。光Lk0の別の一部は、第2反射面222及び第3反射面223aにおいて反射され、第1反射面221へ向かう。
このように、反射面の数を増やす。これにより、さらに光束を広げることができる。反射面が3枚以上の場合には、上述したように複数の光路が考えられる。このような場合、各反射面と平面P10との間の角度は、45度が望ましい。これにより、第2反射部22bにおいて反射された光を瞳孔201に向かわせることができる。
図7(a)及び図7(b)は、実施形態に係る表示装置を例示する模式図である。
図7(a)に示した表示装置100a及び図7(b)に示した表示装置100bには、表示装置100(又は表示装置101)と同様の説明を適用できる。表示装置100aと表示装置100bとは、第2反射部22の位置において、互いに異なる。表示装置100aの第2反射部22の大きさは、表示装置100bの第2反射部22の大きさと同じである。
図7(a)に示した表示装置100a及び図7(b)に示した表示装置100bには、表示装置100(又は表示装置101)と同様の説明を適用できる。表示装置100aと表示装置100bとは、第2反射部22の位置において、互いに異なる。表示装置100aの第2反射部22の大きさは、表示装置100bの第2反射部22の大きさと同じである。
図7(a)に示す光路長Ldaは、図7(b)に示す光路長Ldbよりも短い。Ldaは、表示装置100aにおける、光学部30と第2反射部22との間の第1光L1の光路長である。Ldbは、表示装置100bにおける、光学部30と第2反射部22との間の第1光L1の光路長である。
なお、表示部10から光学部30までの光路長は共通である。表示装置100aにおける光学部30の径は、表示装置100bにおける光学部30の径と同じである。表示装置100aにおける表示部10の径は、表示装置100bにおける表示部10の径と同じである。
図7(a)の場合、第2反射部22の反射面群に入射する光束(画像光)は、広い範囲に存在し、反射面群が存在する範囲の大半をカバーしている。例えば、光束は、反射面群が存在する範囲まで拡大される。このため、図7(a)の例では、反射面群による光束の拡大率は、比較的低い。
一方、画像光の径は、光学部30から第2反射部22までの間で小さくなる。このため、図7(b)の場合には、第2反射部22の反射面群に入射する光束の径は、反射面群の大きさに比べて小さい。このため、図7(b)の例では、反射面群による光束の拡大率が比較的高い。
以上により、第2反射部22(反射面群)の位置は、瞳孔201に近いことが望ましい。例えば、実施形態においては、表示部10と第2反射部22との間の第1光L1の光路長は、第2反射部22と第1反射部21との間の第1光L1の光路長よりも長くされる。これにより、例えば、光学部30の大きさが所定の大きさである場合、効率良く光束を拡大することができる。
図8(a)及び図8(b)は、実施形態に係る別の表示装置を例示する模式図である。 図8(a)は、表示装置103を使用している使用者の上方から、表示装置103を見た模式的平面図である。図8(a)は、図2(a)に表した模式的平面図に対応する。
図8(b)は、図8(a)に表した表示装置103を、矢印CCの方向に沿って見た模式的平面図である。図8(b)は、図2(b)に表した模式的平面図に対応する。
図8(b)は、図8(a)に表した表示装置103を、矢印CCの方向に沿って見た模式的平面図である。図8(b)は、図2(b)に表した模式的平面図に対応する。
表示装置103は、表示部10、光学部30、第2反射部22及び第3反射部23を含む。これらについては、表示装置100における説明と同様の説明を適用できる。表示装置103は、さらに、第1反射部21a及び第1基体51を含む。
第1反射部21aは、複数の光反射面210(ミラー)を含む。複数の光反射面210は、第1列方向Dr1に並ぶ。第1列方向Dr1は、例えば第1方向D1に対して垂直である。各光反射面210は、第1列方向Dr1に対して傾斜している。この例では、複数の光反射面210は、第1〜第4光反射面211〜214を含み、互いに略平行に配置されている。但し、光反射面210同士は、平行でなくてもよい。
各光反射面210は、入射した光の少なくとも一部を反射する。各光反射面210は、入射した光の一部を透過してもよい。上記以外は、第1反射部21aは、前述の第1反射部21と同様である。例えば、第1光L1は、入射方向Dinに進行して光反射面210へ入射し、光反射面210によって反射され反射方向Drefに進行する。第2反射部22の反射面が並ぶ第1方向D1は、入射方向Dinと反射方向Drefとを含む平面に対して垂直である。
第1基体51は、表示部10から出射される第1光L1の光路上において、光学部30と瞳孔201との間に設けられる。第1基体51には、光透過性を有する材料、例えば透明な樹脂等を用いることができる。なお、光透過性を有するとは、例えば、光(画像光)に対する透過率が、当該光に対する反射率よりも高く、当該光に対する吸収率よりも高いことをいう。
第1基体51は、第1反射部21a、第2反射部22及び第3反射部23の少なくとも一部を保持する。この例では、第1基体51の内部に、第1反射部21a、第2反射部22及び第3反射部23が配置される。すなわち、画像光の少なくとも一部は、第1基体51に入射した後、第3反射部23、第2反射部22及び第1反射部21aによって反射され、その後、第1基体51から出射される。画像光は、第1基体51に入射した後、第1基体51から出射されるまでに、第1基体51の内部で全反射されてもよい。つまり第1基体51は、画像光の光路を規定するライトガイドであってもよい。
表示装置103においても、表示装置100と同様に、広いアイレンジや広い画角を得ることができる。
表示装置103においても、表示装置100と同様に、広いアイレンジや広い画角を得ることができる。
図9(a)及び図9(b)は、実施形態に係る別の表示装置を例示する模式図である。 図9(a)は、表示装置104を使用している使用者の上方から、表示装置104を見た模式的平面図である。図9(a)は、図8(a)に表した模式的平面図に対応する。
図9(b)は、図9(a)に表した表示装置104を、矢印DDの方向に沿って見た模式的平面図である。図9(b)は、図8(b)に表した模式的平面図に対応する。
図9(b)は、図9(a)に表した表示装置104を、矢印DDの方向に沿って見た模式的平面図である。図9(b)は、図8(b)に表した模式的平面図に対応する。
表示装置104においても、表示装置103と同様に、表示部10、第1反射部21a、第2反射部22、第3反射部23、光学部30及び第1基体51が設けられる。
表示装置104では、第2反射部22は、第1光L1の光路上において、第3反射部23と光学部30との間に設けられる。第2反射部22は、第1基体51の外部に位置する。すなわち、画像光の少なくとも一部は、第2反射部22で反射された後に第1基体51に入射する。
表示装置104では、第2反射部22は、第1光L1の光路上において、第3反射部23と光学部30との間に設けられる。第2反射部22は、第1基体51の外部に位置する。すなわち、画像光の少なくとも一部は、第2反射部22で反射された後に第1基体51に入射する。
例えば、第2反射部22(第1、2反射面)は、第1基体51の表面(領域51r)に接する。画像光の少なくとも一部は、領域51rを通過する。このように、画像光の第1基体51への入口に第2反射部22を設ける。これにより、例えば、第1基体51を製造した後に、第2反射部22を追加することができ、製造性が向上する。
図10(a)及び図10(b)は、実施形態に係る別の表示装置を例示する模式図である。図10(a)は、表示装置105を使用している使用者の上方から、表示装置105を見た模式的平面図である。図10(a)は、図8(a)に表した模式的平面図に対応する。図10(b)は、図10(a)に表した表示装置105を、矢印EEの方向に沿って見た模式的平面図である。図10(b)は、図8(b)に表した模式的平面図に対応する。
表示装置105においても、表示装置103と同様に、表示部10、第1反射部21a、第2反射部22、第3反射部23及び光学部30が設けられる。
表示装置105は、さらに第1基体51a及び第2基体52を含む。第1基体51a及び第2基体52には、例えば透明な樹脂等を用いることができる。第1基体51の画像光に対する屈折率n1は、第2基体52の画像光に対する屈折率n2と略同じである。屈折率n2は、例えば屈折率n1の0.99倍以上1.01倍以下である。なお、屈折率は、可視光(例えば波長589.3nm)の光に対する屈折率である。
第1基体51aの内部に第1反射部21aが配置される。第2基体52の内部に第2反射部22及び第3反射部23が配置される。第1基体51aと第2基体52とは接しており、例えば互いに接着されている。画像光の少なくとも一部は、第2基体52に入射した後、第3反射部23及び第2反射部22において反射され、その後、第2基体52から出射される。第2基体52から出射された画像光の少なくとも一部は、第1基体51aに入射した後、第1反射部において反射され、その後、第1基体51aから出射される。なお、画像光は、第1基体51a及び第2基体52の内部で全反射されてもよい。
図11(a)及び図11(b)は、実施形態に係る別の表示装置を例示する模式図である。図11(a)は、表示装置106を使用している使用者の上方から、表示装置106を見た模式的平面図である。図11(a)は、図8(a)に表した模式的平面図に対応する。図11(b)は、図11(a)に表した表示装置106を、矢印FFの方向に沿って見た模式的平面図である。図11(b)は、図8(b)に表した模式的平面図に対応する。
表示装置106は、表示部10と、光学部30と、第2反射部22と、第1基体51bと、を含む。表示装置106は、表示装置100の第1反射部21の代わりに、第1反射部20を含む。表示装置106は、第3反射部23を含まない。表示部10、光学部30及び第2反射部22には、表示装置100に関する説明と同様の説明を適用できる。
第1基体51bは、第1反射部20及び第2反射部22を保持する。第1基体51bには、例えば、透明な樹脂等を用いることができ、第1反射部20及び第2反射部22は、例えば、第1基体51bの内部に配置される。
第1反射部20は、複数の光反射面20x(ミラー)を含む。複数の光反射面20xのそれぞれは、画像光の一部を瞳孔201の方向へ反射し、画像光の別の一部を透過させる。複数の光反射面20xは、第1〜第4光反射面20a〜20dを含む。第1光L1の少なくとも一部の光路上において、第4光反射面20dと光学部30の間に第3光反射面20cが設けられ、第3光反射面20cと光学部30との間に第2光反射面20bが設けられ、第2光反射面20bと光学部30との間に第1光反射面20aが設けられる。
複数の光反射面20xは、第1列方向Dr1に沿って並んで設けられる。第1列方向Dr1は、例えば、第1光反射面20aの中心と、第2光反射面20bの中心と、を結ぶ方向である。図11(a)の例では、第1列方向Dr1は、第1光L1の少なくとも一部が第1反射部20(光反射面20x)に入射する方向(入射方向Din)である。第1列方向Dr1は、例えばレンズ31の光軸31xに対して平行である。
各光反射面20xは、光軸31xに対して傾斜している。光反射面20xと第1列方向Dr1との間の角度θaは、30度以上45度以下であり、例えば45度である。光反射面20x同士は、例えば、互いに平行である。但し、複数の光反射面20xは、隣接する光反射面20x同士の間の角度が例えば2度以下の範囲内で、互いに傾斜していてもよい。上記以外については、第1反射部20は、前述した第1反射部21と同様である。
第1光反射面20aに入射した画像光の一部は、瞳孔201の方向へ反射される。第1光反射面20aによって反射されずに透過した画像光の一部は、第2光反射面20bに入射し、瞳孔201の方向へ反射される。さらに、第2光反射面20bによって反射されずに透過した画像光の一部は、第3光反射面20cに入射し、瞳孔201の方向へ反射される。このように、反射と透過が繰り返される。これにより、画像光は、複数の光反射面から瞳孔201に投影される。画像光は、第1基体51bの内部で全反射しなくてもよい。このため、光路の複雑化を抑制できる。
この例でも、第2反射部22の反射面が並ぶ第1方向D1は、入射方向Dinと反射方向Drefとを含む平面に対して垂直である。入射方向Dinは、第1光L1が光反射面20xに入射する方向であり、反射方向Drefは、光反射面20xが第1光L1を反射する方向である。表示装置106においても表示装置100と同様に、光束を拡大することができる。アイレンジや画角を広げることができ、見易い表示を提供することができる。
実施形態によれば、見易い表示装置が提供できる。
なお、本願明細書において、「垂直」及び「平行」は、厳密な垂直及び厳密な平行だけではなく、例えば製造工程におけるばらつきなどを含むものであり、実質的に垂直及び実質的に平行であれば良い。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明の実施形態は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、表示部、反射部、反射面、光学部、基体などの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述した表示装置を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての表示装置も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…表示部、 10e…画素、 20、21、21a…第1反射部、 20a〜20d…第1〜第4光反射面、 20x…光反射面、 22、22a、22b…第2反射部、 23…第3反射部、 30…光学部、 31…レンズ、 31x…光軸、 39a、39b…光学部、 51、51a、51b…第1基体、 51r…領域、 52…第2基体、 θ1、θ2、θ3、θa…角度、 100、100a、100b、101〜106、190〜192…表示装置、 200…使用者、 201…瞳孔、 210…光反射面、 211〜214…第1〜第4光反射面、 221〜224…第1〜第4反射面、 223a…第3反射面、 D1…第1方向、 Din…入射方向、 Dr1…第1列方向、 Dref…反射方向、 EL…下端、 EU…上端、 G1…第1反射面群、 G2…第2反射面群、 L1…第1光、 LL1、LU1…光、 Lda、Ldb…光路長、 Le…画像光、 Li0…光、 Li1〜Li5…第1〜第5部分、 Lj0…光、 Lj1…第1〜第4部分、 Lk0…光、 P10…平面、 Rs…領域
Claims (15)
- 画像情報を含む画像光であって前記画像光の中心の第1光を含む画像光を出射する表示部と、
前記画像光を反射する第1反射部と、
前記画像光の光路上において前記表示部と前記第1反射部との間に設けられ、第1反射面と、第2反射面と、を含む第2反射部と、
を備え、
前記第1反射面は、前記第1光の前記第1反射部への入射方向と、前記第1光の前記第1反射部における反射方向と、を含む平面に対して傾斜し、
前記第2反射面は、前記平面に対して垂直な第1方向において前記第1反射面と並び、前記第1反射面に対して平行である、表示装置。 - 前記第1反射面と前記平面との間の角度は、43度以上47度以下である請求項1記載の表示装置。
- 前記第2反射部は、
前記平面に対して傾斜し前記第1反射面に対して傾斜した第3反射面と、
前記第1方向において前記第3反射面と並び前記第3反射面に対して平行な第4反射面と、
をさらに含む請求項1または2に記載の表示装置。 - 前記第1反射面と前記第3反射面との間の角度は、87度以上93度以下である請求項3記載の表示装置。
- 前記第1反射面は、前記第1反射面に入射した前記画像光のうちの第1部分を透過させ、前記第1反射面に入射した前記画像光のうちの第2部分を前記第2反射面へ向けて反射する請求項1〜4のいずれか1つに記載の表示装置。
- 前記第2反射面は、前記第2部分のうちの第3部分を反射する請求項5記載の表示装置。
- 前記第1反射面の前記画像光に対する反射率は、前記第2反射面の前記画像光に対する反射率と同じであり、
前記第3部分の明るさは、前記第1部分の明るさと同じである請求項6記載の表示装置。 - 前記表示部と前記第2反射部との間の前記第1光の光路長は、前記第2反射部と前記第1反射部との間の前記第1光の光路長よりも長い請求項1〜7のいずれか1つに記載の表示装置。
- 前記第1反射部は、第1列方向に並べられた複数の光反射面を含む請求項1〜8のいずれか1つに記載の表示装置。
- 前記複数の光反射面は、第1光反射面と第2光反射面とを含み、
前記第1光反射面は、前記第1光反射面に入射した前記画像光の一部を反射し、前記第1光反射面に入射した前記画像光の別の一部を透過させ、
前記第2光反射面は、前記第1光反射面を透過した前記別の一部を反射する請求項9記載の表示装置。 - 前記画像光に対する光透過性を有する第1基体をさらに備え、
前記第1反射部は、前記第1基体の内部に設けられる請求項1〜10のいずれか1つに記載の表示装置。 - 前記第2反射部は、前記第1基体の内部に設けられる請求項11記載の表示装置。
- 前記画像光は、前記第2反射部を通過した後に、前記第1基体に入射する請求項11記載の表示装置。
- 前記画像光に対する光透過性を有する第2基体をさらに備え、
前記第2反射部は、前記第2基体の内部に設けられ、
前記第1基体の前記画像光に対する屈折率と、前記第2基体の前記画像光に対する屈折率とは、同じであり、
前記第2基体は、前記第1基体と接する請求項11記載の表示装置。 - 前記画像光の光路上において前記第2反射部と前記表示部との間に設けられ、前記画像光を投影する光学部をさらに備えた請求項1〜14のいずれか1つに記載の表示装置。
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