JP2017048591A - ピンネット工法用建材とピンネット工法 - Google Patents

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Akio Sugiura
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Abstract

【課題】躯体表面から既存仕上層が落下することを防止するピンネット工法は、多くの工程を要する。【解決手段】隣接する位置に後で貼る建材によって被覆される被覆範囲と被覆されない露出範囲を備えており、ネットと、ネットに固着されている目地層と、目地層の表面に固着されていると表面板群を備えている建材を用いる。ネットは、被覆範囲と露出範囲に亘ってネットが延びており、被覆範囲には表面板群が配置されていない。露出範囲の少なくとも一か所には表面板が配置されていない空所を形成しておく。後に貼った建材の空所では先に貼った建材と後に貼ったネットが重複する。重複したネット越しに躯体に穿孔してアンカーピンを固定すると、ピンネット工法が完成する。【選択図】図6

Description

本明細書は、ピンネット工法用に開発された建材と、その建材を用いるピンネット工法を開示する。
躯体表面に、モルタル層を介してタイルや仕上材が貼り付けられていたり、モルタル層の表面に塗装が施されていたりすることがある。経年変化によって、躯体表面からタイルや仕上材あるいはモルタル層が剥離して落下する場合がある。本明細書では、剥離して落下する可能性があるものを既存仕上層という。
既存仕上層の落下事故を防止するために、ピンネット工法が開発されている。ピンネット工法では、(1)既存仕上層の表面にプライマーを塗布し、(2)樹脂またはセメントまたはそれら混合物を塗布し(以下では下地層という)、(3)下地層が硬化しないうちに下地層の表面にネットを張り、(4)ネット越しに躯体に穿孔し(例えば、1辺が50cmの正方形格子の各頂点の位置に穿孔する)、(5)その孔にアンカーピンを固定してアンカーピンの頭部でネットを躯体に固定し、(6)ネット上から樹脂またはセメントまたはそれら混合物を再度塗布し(以下では中間層という)、(7)中間層の表面にタイルやモルタル等の仕上層(以下では表面層という)を固定する。
特開2000−27445号公報
ピンネット工法によると、下地層と中間層がネットの網目を通して結合することで一体化し、その一体化層の中間にネットが埋め込まれた状態が得られる。そのネットがアンカーピンによって躯体に固定されることから、一体化層が躯体から離脱することが防止される。既存仕上層は、ネットが埋め込まれた一体化層と躯体の間に収容され、躯体から落下することが防止される。
ピンネット工法は、既存仕上層の落下事故を防止する有効な工法であるが、施工しづらいという問題を抱えている。
(1)従来のピンネット工法では、下地層が硬化しない間にネットを貼り付けなければならない。補修面が広大であると、その条件を満たすことが容易でない。
(2)従来のピンネット工法では、ネットを張った後に中間層を形成する工程を必要とする。
(3)従来のピンネット工法では、中間層の表面に表面層を形成する工程を必要とする。
(4)従来のピンネット工法では、中間層と表面層が別々であり、その間の接着にネットが関与しない。経年変化によって、中間層から表面層が剥離する可能性が残っている。
本明細書では、従来のピンネット工法の上記問題を解決することができる建材を開示する。本明細書で開示する建材は、躯体表面に順に貼り付けていくことでピンネット工法の施工を容易化するように開発された。
本明細書で開示する建材は、建材同志の一部を重複させながら、先に貼った建材に隣接する位置に新たな建材を貼っていく。先に貼った建材は、隣接する位置に後で貼る建材によって被覆される被覆範囲と、隣接する位置に後で貼る建材によって被覆されない露出範囲を備えている。重複することによって隠れる範囲が被覆範囲に等しく、重複しない範囲が露出範囲に等しい。
この建材は、ネットと、ネットに固着されている目地層と、目地層の表面に固着されている表面板群を備えている。表面板は、相互に重ならない位置関係で配置されている。
ネットは、被覆範囲と露出範囲に亘って延びているのに対し、表面板群は、露出範囲内に留まっており被覆範囲には配置されていない。さらに、露出範囲の少なくとも一か所に表面板が配置されていない空所が形成されている。目地層は、被覆範囲と露出範囲に亘って延びていてもよいし、露出範囲内に留まっていてもよい。
上記の建材を、隣接する位置に後で貼る建材によって先に貼った建材の被覆範囲は被覆され、隣接する位置に後で貼る建材によって先に貼った建材の露出範囲は被覆されない位置関係に従って、躯体表面に順に貼っていくと、後に貼った建材の空所では、先に貼った建材のネットと後に貼った建材のネットが重複する関係が得られる。そこで、その空所において、後に貼った建材と先に貼った建材ごしに躯体に穿孔する工程と、躯体に穿孔された穴にネットの網目より大きな頭部を持つアンカーピンを固定する工程を実施すれば、ピンネット工法による場合と同じ仕上がり結果が得られる。アンカーピンが固定された空所に、他の表面板と同じ仕様の表面板を固着すると、空所にも表面板が配置された完成面が得られる。
露出範囲内に同寸の表面板が規則的に配置されており、そのうちの一個分が前記空所となっていることが好ましい。表面板群が規則的に配置された完成面が得られる。
目地層が、ネットの網目を貫通してネットの表裏両面に亘っていることが好ましい。例えば、剥離シートの上にネットを置き、そのネットの表面上に硬化前の樹脂を垂らすと、硬化前の樹脂はネットの網目を貫通してネットの裏面に至り、ネットの表面と裏面を覆う状態で硬化する。硬化後の樹脂は、ネットの網目を貫通してネットの表裏両面に亘っており、強くネットに拘束される。必要であれば、ネットの表面上においた硬化前の樹脂を網目に押し込む処理を加えてもよい。ネットは、硬化前の樹脂が網目を貫通して表裏両面を被覆するものであれば足り、網目のサイズには限定されず、不織布と称されるものであってよい。ネットの表裏両面から処理して目地層としてもよい。例えば、硬化前の樹脂層の表面上にネットを置き、その上に硬化前の樹脂層を形成してから硬化させてもよい。樹脂層が網目を貫通してネットの裏面に至っていると、樹脂層とネットが強く固着され、分離不能となる。
樹脂を含む目地層が網目を貫通してネットの裏面に至っている場合、その目地層を溶解する成分を含む接着剤によって、目地層を躯体に貼ることが好ましい。
この場合、接着剤によって目地層が溶解し、それが接着剤と一緒に硬化することから、接着剤と目地層が一体化される。接着剤と目地層が融合接着され、目地層が躯体に強く接着される。
目地層と表面板が、同一種類の樹脂を含んでいることも好ましい。目地層と表面板が融合接着し、目地層と表面板に強固に接着される。
目地層が柔軟であり、表面板と表面板の間隔に存在する目地層が屈曲することが好ましい。すると、展開面積が大きな建材を巻いたり折りたたむことが可能となり、コンパクトな荷姿にして輸送することができる。
典型的な実施例では、露出範囲を矩形とする。そしてその矩形の隣接する2辺の外側に被覆範囲を延ばす。これによって、建材を左右方向に隣接する位置に貼ることと、上下方向に隣接する位置に貼ることが可能となり、躯体表面の大きさに限定されないようにできる。
上記の建材を用いると、ピンネット工法に必要な工程数が削減される。ピンネット工法のための作業が簡単化され、施工期間が短縮化され、施工コストが低減される。さらに、ピンネット工法施工後の耐久性も向上する。
実施例1の建材の平面図を示す。 実施例1の建材の断面図を示す。製造工程を合わせて示す。 1枚目の建材の左隣に2枚目の建材を貼り付ける過程を示す。 1枚目の建材の左隣に2枚目の建材を貼り付けた後を示す。 1枚目の建材の下隣に3枚目の建材を貼り付ける過程を示す。 4枚目の建材を貼り付ける過程を示す。 建材の空所にピンを埋設した後を示す。 建材の空所に、追加の表面板を張り付ける過程を示す。 躯体に建材を貼り付けた後の断面を示す。 実施例2の建材の平面図を示す。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。
(特徴1)表面板に陶石粒子が混入しており、天然石パネルに類似する外観を提供する。
(特徴2)表面板はタイルの外観を提供する。
(特徴3)表面板はレンガの外観を提供する。
(特徴4)表面板は金属板である。
(特徴5)表面板の表面にコーティング剤が塗布されている。
(特徴6)表面板自体が、仕上面を提供する。
(特徴7)目地層はアクリルエマルジュンから形成されており、柔軟である。
(特徴8)目地層が被覆範囲にまで延びている。
(特徴9)目地層は露出範囲に留まり、被覆範囲ではネットのみが延びている。
(実施例1)
図1は、実施例1の建材2の平面図を示している。建材2は、矩形状であり、露出範囲4と被覆範囲6を備えている。露出範囲4は矩形であり、隣接する2辺4a,4bの外側に被覆範囲6が延びている。辺4aの左側に延びる被覆範囲を6aとし、辺4bの下側に延びる被覆範囲を6bとしている。
図2は、図1のII−II線における建材2の断面を示し、製造工程を合わせて表示している。建材2はネット14と目地層12と複数枚の表面板10を備えている。ネット14と目地層12は、露出範囲4と被覆範囲6に亘って延びている。複数枚の表面板10の配置範囲は露出範囲4内に留まっており、被覆範囲6には表面板10が配置されていない。図1に示すように、露出範囲4では、複数枚の表面板10が、相互に重ならない位置関係で規則的に配置されている。その規則的配置のうち、1か所では表面板10が配置されておらず、空所8となっている。空所8では、目地層12の表面が露出している。なお、図2では、目地層12に対するハッチングの図示を省略している。
図2は、建材2の製造工程を合わせて表示している。参照番号18は作業台であり、その上に剥離シート16が展開されている。建材2の製造時には、剥離シート16の上にネット14を展開する。そして展開したネット14の上に未硬化のアクリルエマルジュン樹脂を流し込む。アクリルエマルジュン樹脂はネット14の網目を通してネット14の下面に侵入する。その状態でアクリルエマルジュン樹脂を硬化させる。硬化したアクリルエマルジュン樹脂によって目地層12が得られる。目地層12の中間深さにネット14が埋め込まれた状態、換言すると、ネット14の表裏両面を目地層12が被覆している状態が得られる。
目地層12の表面に、複数枚の表面板10を形成する。表面板10は、躯体壁面に要求される耐久性を有するものであれば特に制約されないが、目地層12と同じ樹脂を含む樹脂で形成することが好ましい。この場合、表面板10と目地層12が強く一体化する。表面板10は、天然石パネル、タイルあるいはレンガに類似する外観を提供するものとすることができる。樹脂に陶石粒子を混入させると様々な外観に調整することができる。表面板10は、ステンレス等の金属板であってもよい。目地層12と金属板を強固に接着する接着剤が存在することから、金属板を採用することができる。表面板10の材質は特に制限されず、樹脂、金属、陶器、セメント、木質など、多様であり得る。樹脂等で表面板群を形成する場合、型紙を使用することができる。規則的に配置された貫通孔を持つアクリル板等を目地層12上におき、その貫通孔に樹脂等を充填してからアクリル板等を取り外すことによって、厚みを持つ表面板10が規則的に配置された表面板群を容易に造形することができる。
剥離シート16と目地層12の材料を選択すると、硬化した目地層12を剥離シート16から簡単に剥がすことができる。例えば、剥離シートにポリエチレンシートを使用し、目地層12にアクリル樹脂を用いると、硬化した目地層12を剥離シート16から簡単に剥がすことができる。
図3は、躯体に1枚目の建材2−1を貼り、その左隣に2枚目の建材2−2を貼る過程を図示している。このときには、1枚目の建材2−1の左側の被覆範囲6aが、2枚目の建材2−2の露出範囲4で被覆される位置関係で貼る。図4は貼り終えた状態を示し、1枚目の建材2−1の露出範囲4と2枚目の建材2−2の露出範囲4が左右方向で連続し、複数枚の建材2に亘って複数枚の表面板10が規則的に配置されている状態が得られる。ただし、空所8は空所として残っている。
図5は、1枚目の建材2−1の下隣に3枚目の建材2−3を貼る過程を図示している。このときには、1枚目の建材2−1の下側の被覆範囲6bが、3枚目の建材2−3の露出範囲4で被覆される位置関係で貼る。図6は貼り終えた状態を示し、1枚目の建材2−1の露出範囲4と3枚目の建材2−3の露出範囲4が上下方向で連続し、複数枚の建材2に亘って複数枚の表面板10が規則的に配置されている状態が得られる。ただし、空所8は空所として残っている。
図6は、2枚目の建材2−2の下隣であって3枚目の建材2−3の左隣の位置に4枚目の建材2−4を貼る過程を図示している。このときには、2枚目の建材2−2の下側の被覆範囲6bと3枚目の建材2−3の左側の被覆範囲6aが、4枚目の建材2−4の露出範囲4で被覆される位置関係で貼る。
躯体の表面積が広い場合は、躯体表面の右上の頂点から建材を貼り始め、順に左隣の位置に建材を貼っていく。一段分を貼り終えたら、その下段に対して同じ手順を繰り返す。以上によって、複数枚の建材2の露出範囲4が上下左右方向で連続し、複数枚の建材2に亘って複数枚の表面板10が規則的に配置されている状態が得られる。ただし、空所8は空所として残っている。
図7は、複数枚の建材を貼り終えた後の様子を示す。貼り終えたら、各空所8の位置で建材ごしに躯体に穿孔し、ネット14の網目よりも大きな頭部をもつアンカーピン20を躯体に固定する。空所8は、空所8同士の間隔が50cm以下となる関係に調整されている。建材2(すなわちネット14)は、50cm以下の間隔で、躯体に対してピン20で固定される。ピンネット工法によるのと同じ壁面構造が得られる。
図8は、空所8に、追加の表面板10aを貼り付ける過程を示す。追加して貼り付ける表面板10aは、目地層12に固着している他の表面板10と同一仕様であり、追加して貼り付けることで、表面板10,10aが規則的に配置された綺麗な外観が完成する。
図9は、図8の状態における断面図であり、参照番号22は躯体表面を示す。参照番号26は、目地層12の裏面を躯体表面22に貼り付ける接着剤層である。その接着剤は、目地層12を溶解する成分を含んでいる。このために、接着剤26によって目地層12の一部が溶解し、それが接着剤26と一緒に硬化することから、接着剤26と目地層12が一体化される。接着剤26と目地層12が融合接着され、目地層12が躯体表面22に強く接着される。
追加して貼り付ける表面板10aの裏面には、アンカーピン20の頭部を受け入れる凹所10bが形成されており、接着剤24によって貼り付けられる。必要であれば、表面板10aの裏面に、アンカーピン20の頭部と係合して表面板10aの剥離を防止する係合形状を形成してもよい。実際には、接着剤24による表面板10aの接着信頼性は高く、特別の係合形状を形成する必要はない。
(実施例2)
図10は実施例2の建材を示し、図1と対比すると明らかに、1枚の建材2が上下方向に長尺化されている。この場合、空所8と空所8の間隔が50cm以下となる位置関係で複数個の空所8が設けられている。なお、図示しないが、図1の建材を左右方向に長尺化してもよい。
アクリル樹脂で形成した目地層12は柔軟であり、隣接する2枚の表面板10の間で曲げることができる。長尺の建材2を巻いたり折りたたむことが可能となり、コンパクトな荷姿にして輸送することができる。
目地層と表面板の材質は樹脂に限られず、セメントまたは樹脂とセメントの混合物等で製造することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:建材
4:露出範囲
6:被覆範囲
8:空所
10:表面板
10a:追加の表面板
12:目地層
14:ネット
16:剥離シート
18:作業台
20:アンカーピン
22:躯体表面
24,26:接着剤

Claims (8)

  1. 躯体表面に順に貼っていく建材であり、隣接する位置に後で貼る建材によって被覆される被覆範囲と被覆されない露出範囲を備えており、
    ネットと、前記ネットに固着されている目地層と、前記目地層の表面に相互に重ならない位置関係で固着されていると表面板群を備えており、
    前記被覆範囲と前記露出範囲に亘ってネットが延びており、
    前記被覆範囲には前記表面板群が配置されておらず、
    前記露出範囲の少なくとも一か所に前記表面板が配置されていない空所が形成されていることを特徴とする建材。
  2. 前記露出範囲内に同寸の前記表面板が規則的に配置されており、そのうちの一個分が前記空所となっていることを特徴とする請求項1の建材。
  3. 前記目地層が、前記ネットの網目を貫通して前記ネットの表裏両面に亘っていることを特徴とする請求項1または2の建材。
  4. 前記目地層と前記表面板が、同一種類の樹脂を含んでいることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの1項に記載の建材。
  5. 前記目地層が柔軟であり、表面板と表面板の間隔に存在する目地層が屈曲することを特徴とする請求項1〜4のいずれかの1項に記載の建材。
  6. 前記露出範囲が矩形であり、前記矩形の隣接する2辺の外側に前記被覆範囲が延びていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの1項に記載の建材。
  7. 請求項1〜6のいずれかの1項に記載の建材を利用するピンネット工法であり、
    隣接する位置に後で貼る建材によって先に貼った建材の露出範囲は被覆せず、隣接する位置に後で貼る建材によって先に貼った建材の被覆範囲が被覆される位置関係で、躯体表面に建材を順に貼っていく工程と、
    前記空所において、後に貼った建材と先に貼った建材ごしに躯体に穿孔する工程と、
    躯体に穿孔された穴に、前記ネットの網目より大きな頭部を持つアンカーピンを固定する工程と、
    前記アンカーピンが固定された前記空所に、追加の表面板を固着する工程を備えているピンネット工法。
  8. 請求項3に記載の建材の前記目地層を溶解する成分を含む接着剤によって、請求項3に記載の建材を躯体に貼ることを特徴とする請求項7に記載のピンネット工法。
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