JP2017048496A - 下衣 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒップアップ作用を十分に発揮できる下衣を提供する。【解決手段】左股布21及び左後布23が一体の左身頃2と、右股布31及び右後布33が一体の右身頃3と、前記左身頃2及び右身頃3に別体の腹当て布5とから構成され、左裾口12は、着用者7の左鼠径部731に位置させる左縫合線14の下端を最も高い部位として、前記左縫合線14の下端から左側方に傾斜して着用者7の左臀部71の下縁に倣う円弧状である左後布23の下縁231と、左股布21の左側縁213とから裾窄まりに形成され、右裾口13は、着用者7の右鼠径部741に位置させる右縫合線15の下端を最も高い部位として、前記右縫合線15の下端から右側方に傾斜して着用者7の右臀部72の下縁に倣う円弧状である右後布33の下縁331と、右股布31の右側縁313とから裾窄まりに形成される下衣1である。【選択図】図1

Description

本発明は、女性用のショーツや男性用のパンツ等の下衣に関する。
従来より、男性用のパンツや女性用のショーツ等の下衣において、ヒップアップ作用を有する下衣が種々提案されている(例えば特許文献1。特許文献1が開示する下衣は、下腹部を覆う伸縮性を備えた腹当て布(前面覆い部分)と、臀部を覆う伸縮性を備えた左後布及び右後布(背面覆い部分)とからなる身頃と、股間部を覆う股布(まち部)とから構成され、腹当て布の左右両側に左後布及び右後布の左側縁及び右側縁を背面側の中央縫合線で縫合して筒状に形成される。特徴は、展開した身頃における左後布及び右後布の左側縁及び右側縁が、下方窄まり状態に設定されている点にある(特許文献1・[請求項1])。
これにより、特許文献1が開示する下衣は、臀部(ヒップ下部体形)に適合するように絞り込むことで、臀部の下半分を深く立体的に包み込むことができ、左裾口及び右裾口それぞれの背面側(ヒップ裾ライン)のずり上がりを確実に防止したり、着用者の直立姿勢時に臀部又は臀溝部に弛み皺やだぶつきを発生させなくしたりして、審美性に優れたヒップ裾ライン(足口内周のほぼ後ろ半分)を出せる効果があるとする。このほか、身頃を筒状に形成する際、縫合箇所の数、縫合位置、縫合線の形状等に制約がなくなり、身頃デザインの自由度を向上させる効果があるとする(特許文献1・[0013])。
特開2013-007123号公報
特許文献1が開示する下衣の左裾口及び右裾口は、前面側では着用者の鼠径部に沿って上り勾配で、側面側から背面側に掛けて下り勾配になっている。このため、左後布及び右後布によるヒップアップ作用を期待するには、左裾口及び右裾口の背面側を持ち上げる力が必要になり、伸縮性帯状材(ストレッチレース又は生地やゴム)を縫い付けなければならなかった(特許文献1・[0020])。これは、左裾口及び右裾口に窄まる際の縮み皺を発生させることを意味し、審美性を高める観点から、改善の余地がある。
また、特許文献1が開示する下衣は、身頃が腹当て布と左後布及び右後布とを前面側で連続させた一体の生地とし、左後布及び右後布を背面側の中央縫合線で縫合させている。このため、身頃を伸縮性生地で構成した場合、前記中央縫合線から遠くなるほど伸縮作用が発揮されることから、最も伸縮作用が高く発揮される部分が腹当て布になり、左後布及び右後布の伸縮が前記腹当て布に劣る可能性がある。これでは、左後布及び右後布によるヒップアップ作用が期待できない。
このように、特許文献1が開示する下衣は、ヒップアップ作用の発揮に関して、身頃形状の特定や前記身頃による左裾口及び右裾口の形状の検討が必要であると考えられる。そこで、ヒップアップ作用を十分に発揮できることを主眼としながら、身頃から下衣を形成するために必要な縫合線が前記下衣の着用者に不快感を与えないように、身頃や左裾口及び右裾口の形状を特定するため、検討した。
検討の結果開発したものが、左股布21及び左後布23が一体の左身頃2と、右股布31及び右後布33が一体の右身頃3と、前記左身頃2及び右身頃3に別体の腹当て布5とから構成され、左身頃2は、左股布21から背面に広がり、下縁231が着用者の左臀部71のヒップラインより下方に設定され前記左臀部71を包み込む伸縮性の左後布23の左後側縁233と腹当て布5の左前側縁53とが左縫合線14により接合され右身頃3は、右股布31から背面に広がり、下縁331が着用者の右臀部72のヒップラインより下方に設定され前記右臀部72を包み込む伸縮性の右後布33の右後側縁333と腹当て布5の右前側縁54とが右縫合線15により接合され左身頃2及び右身頃3は、左股布21及び左後布23に連続する左股ぐり側縁234と、右股布31及び右後布33に連続する右股ぐり側縁334とを中央縫合線16により接合され、左股布21の前縁211と右股布31の前縁311とがそれぞれ腹当て布5の下縁51に前縫合線17により接合され、腹当て布5の左前側縁53と左後布23の左後側縁233とが左縫合線14により、前記腹当て布5の右前側縁54と右後布33の右後側縁333とが右縫合線15によりそれぞれ接合されてなり、左裾口12、着用者7の左鼠径部731に位置させる左縫合線14の下端を最も高い部位として、前記左縫合線14の下端から左側方に傾斜して着用者の左臀部71の下縁に倣う円弧状である左後布23の下縁231と、股布21の左側縁213とから裾窄まりに形成され、右裾口13、着用者7の右鼠径部741に位置させる右縫合線15の下端を最も高い部位として、前記右縫合線15の下端から右側方に傾斜して着用者の右臀部72の下縁に倣う円弧状である右後布33の下縁331と、股布31の右側縁313とから裾窄まりに形成され、穿き口11は、連続する腹当て布の上縁52、左後布23の上縁232及び右後布33の上縁332から形成される下衣1である。
本発明の下衣1は、背面側から前面側に掛け回した左後布23及び右後布33を、腹当て布5に対して前面側で左縫合線14及び右縫合線15で接合することにより、前記左縫合線14及び右縫合線15を基準に左臀部71及び右臀部72をそれぞれ包み込む左後布23及び右後布33が伸縮作用を発揮する。そして、本発明の下衣1は、前記左後布及び右後布が形成する左裾口及び右裾口を、前記左縫合線又は右縫合線の下端から前面側で下り勾配、背面側で着用者の左臀部71及び右臀部72の下縁に倣う円弧状とすることにより、左後布及び右後布の伸縮だけで左臀部71及び右臀部72のヒップアップ作用が発揮できる。
左裾口12及び右裾口13は、それぞれの大半を形成する下縁231,331を有する左後布23及び右後布33が左臀部71及び右臀部72を包み込む関係から裾窄まりになっており、前記左後布23及び右後布33が伸縮性生地を用いている限り、ほつれ防止を施すだけでもよい。もちろん、73及び右脚74に密着させるためにゴムや伸縮性生地等の伸縮要素を付加してもよいし、審美性を高めるレース等の装飾要素を付加してもよい。これに対し、左後布23及び右後布33の上縁232,332と腹当て布の上縁52とが形成する穿き口11は、伸縮性を備えたレースゴム又は平ゴム等を縫着したり、周方向に形成した筒部に平ゴム等を挿入したりして、着用者の腰75に密着させる。
本発明において、左臀部71又は右臀部72を包み込むとは、左裾口12又は右裾口13の背面側を形成する左後布23又は右後布33の下縁231,331が左臀部71又は右臀部72のヒップライン(最も張り出したライン)より下方に設定され、左後布23又は右後布33がおよそ左臀部71又は右臀部72の全部又はほとんどに宛てがわれる状態を意味する。本発明の下衣は、左後布23又は右後布33の下縁231,331が左縫合線14又は右縫合線15の下端から下り勾配で延びているため、前記左後布23又は右後布33の下縁231,331が左臀部71又は右臀部72のヒップラインに交差する虞がなく、確実に左後布23又は右後布33が左臀部71又は右臀部72を包み込むことができる。
左身頃及び右身頃から構成される本発明の下衣は、左後布23及び右後布33が背面側の中央縫合線16により分断されながら、左裾口12を形成する左後布23の下縁231股布21の左側縁213とが連続し、また右裾口13を形成する右後布33の下縁331股布31の右側縁313とが連続することから、左縫合線14を基準に発揮される左裾口12周りの伸縮は左臀部71の持ち上げのみに寄与し、また右縫合線15を基準に発揮される右裾口13周りの伸縮は右臀部72の持ち上げのみに寄与することになり、左臀部71及び右臀部72それぞれに独立したヒップアップ作用が働く。
布は、左股布21及び右股布31に分かれ、腹当て布は、前記左股布21及び右股布31から分離した別体で、左股布21及び左後布23が一体の左身頃2を、右股布31及び右後布33が一体の右身頃をそれぞれ構成し、左身頃及び右身頃は、左股布21及び左後布23に連続する左股ぐり側縁234と、右股布31及び右後布33に連続する右股ぐり側縁334とを中央縫合線16により接合し、左股布21211と右股布31縁とをそれぞれ腹当て布の下縁51に前縫合線17により接合し、腹当て布の左前側縁53と左後布23の左後側縁233とを左縫合線14により、前記腹当て布の右前側縁54と右後布33の右後側縁333とを右縫合線15によりそれぞれ接合することにより、下腹部に中央縫合線16が当たることを避けることができる
これにより、左後布23及び右後布33が中央縫合線16により分断されて左右それぞれに発揮されるヒップアップ作用を確保しながら、下衣の前面側には左縫合線14及び右縫合線15以外なくなり、特に最も前面側に突出する下腹部中心に中央縫合線16がなくなることから、前記中央縫合線16が下腹部に擦れ合うことによる不快感がなくなる。ここで、左縫合線14及び右縫合線15が、下腹部を挟んでそれぞれが上下方向に延び、かつそれぞれの下端が鼠径部731及び右鼠径部741に位置すれば、前記左縫合線14及び右縫合線15の着用者に対する接触が最小限に抑えられ、着用者の不快感を軽減できる。
また、下腹部及び股間に中央縫合線16が当たることを避ける場合、左後布23からなる左身頃2と、右後布33からなる右身頃3と、前記左身頃2及び右身頃3に別体の股布4及び腹当て布5とから構成され、左身頃2は、下縁231が着用者7の左臀部71のヒップラインより下方に設定されて前記左臀部71を包み込む伸縮性の左後布23の左後側縁233と腹当て布5の左前側縁53とが左縫合線14により接合され、右身頃3は、下縁331が着用者7の右臀部72のヒップラインより下方に設定されて前記右臀部72を包み込む伸縮性の右後布33の右後側縁333と腹当て布5の右前側縁54とが右縫合線15により接合され、左身頃及び右身頃は、左後布23の左股ぐり側縁234と、右後布33の右股ぐり側縁334とを中央縫合線16により接合され、左後布23の左股ぐり側縁234及び下縁231に挟まれた前縁235と右後布33の右股ぐり側縁334及び下縁331に挟まれた前縁335それぞれ股布4の後縁42に後縫合線18により接合され、股布の前縁41を腹当て布5の下縁51に前縫合線17により接合され、腹当て布の左前側縁53と左後布23の左後側縁233左縫合線14により、前記腹当て布の右前側縁34と右後布33の右後側縁333右縫合線15によりそれぞれ接合されてなり、左裾口12は、着用者7の左鼠径部731に位置させる左縫合線14の下端を最も高い部位として、前記左縫合線14の下端から左側方に傾斜して着用者7の左臀部71の下縁に倣う円弧状である左後布23の下縁231と、股布4の左側縁43とから裾窄まりに形成され、右裾口13は、着用者7の右鼠径部741に位置させる右縫合線15の下端を最も高い部位として、前記右縫合線15の下端から右側方に傾斜して着用者7の右臀部72の下縁に倣う円弧状である右後布33の下縁331と、股布4の右側縁44とから裾窄まりに形成され、穿き口11は、連続する腹当て布5の上縁52、左後布23の上縁232及び右後布33の上縁332から形成される下衣1とする。
これにより、左後布23及び右後布33が中央縫合線16により分断されて左右それぞれに発揮されるヒップアップ作用を確保しながら、下腹部及び股間76に対する中央縫合線16がなくなり、前記中央縫合線16が下腹部及び股間76に擦れ合うことによる不快感がなくなる。また、上述と同様、左縫合線14及び右縫合線15が、下腹部を挟んでそれぞれが上下方向に延び、かつそれぞれの下端が鼠径部731及び右鼠径部741に位置すれば、前記左縫合線14及び右縫合線15の着用者に対する接触が最小限に抑えられ、着用者の不快感を軽減できる。
更に、左後布23からなる左身頃2と、右後布33からなる右身頃3と、前記左身頃2及び右身頃3に別体の腹当て股布6とから構成され、左身頃2は、下縁が着用者7の左臀部71のヒップラインより下方に設定されて前記左臀部71を包み込む伸縮性の左後布23の左後側縁233と腹当て股布6の左前側縁63とが左縫合線14により接合され、右身頃3は、下縁が着用者7の右臀部72のヒップラインより下方に設定されて前記右臀部72を包み込む伸縮性の右後布33の右後側縁333と腹当て股布6の右前側縁64とが右縫合線15により接合され、左身頃2及び右身頃3は、左後布23の左股ぐり側縁234と、右後布33の右股ぐり側縁334とを中央縫合線16により接合され、左後布23の左股ぐり側縁234及び下縁231に挟まれた前縁235と右後布33の右股ぐり側縁334及び下縁331に挟まれた前縁335それぞれ腹当て股布の後縁61に後縫合線18により接合され、腹当て股布の左前側縁63と左後布23の左後側縁233左縫合線14により、前記腹当て股布の右前側縁64と右後布33の右後側縁333右縫合線15によりそれぞれ接合されてなり、左裾口12は、着用者7の左鼠径部731に位置させる左縫合線14の下端を最も高い部位として、前記左縫合線14の下端から左側方に傾斜して着用者7の左臀部71の下縁に倣う円弧状である左後布23の下縁と、腹当て股布6の左側縁65とから裾窄まりに形成され、右裾口13は、着用者7の右鼠径部741に位置させる右縫合線15の下端を最も高い部位として、前記右縫合線15の下端から右側方に傾斜して着用者7の右臀部72の下縁に倣う円弧状である右後布33の下縁と、腹当て股布6の右側縁66とから裾窄まりに形成され、穿き口11は、連続する腹当て股布6の上縁62、左後布23の上縁232及び右後布33の上縁332から形成される下衣1とする。
これにより、左後布23及び右後布33が中央縫合線16により分断されて左右それぞれに発揮されるヒップアップ作用を確保し、また中央縫合線16が下腹部及び股間76に擦れ合うことによる不快感をなくしながら、更に腹当て布5及び股布4を接合する前縫合線17をなくして、前記前縫合線17が下腹部又は股間76に擦れ合うことによる不快感をなくすことができる。更に、上述と同様、左縫合線14及び右縫合線15が、下腹部を挟んでそれぞれが上下方向に延び、かつそれぞれの下端が鼠径部731及び右鼠径部741に位置すれば、前記左縫合線14及び右縫合線15の着用者に対する接触が最小限に抑えられ、着用者の不快感を軽減できる。
左股布21及び右股布31、股布4又は腹当て股布6は、内側に補助股布を重ねた積層構造とすると、中央縫合線16があれば前記中央縫合線16が股間76に擦れ合う虞をなくし、左股布21及び右股布31の股間76に対する食い込みをなくすことができる。この場合、補助股布は、前縁及び後縁のみ縫着固定し、左側縁及び右側縁を自由状態にする。補助股布の前縁は、左股布21及び右股布31、股布4、腹当て股布6又は腹当て布に縫着し、補助股布の後縁は、左股布21及び右股布31、股布4、腹当て股布6又は左後布23及び右後布33に縫着する。これにより、補助股布は、前後方向に緊張が与えられながら左右方向に揺動しやすく、着用者が動いても股間76に対する密着を維持させやすくなる。そして、緊張する補助股布に対して左股布21及び右股布31、股布4又は腹当て股布6は余裕が与えられるので、左股布21及び右股布31、股布4又は腹当て股布6の股間76に対する食い込みをなくしやすくなる。補助股布は、例えば抗菌、脱臭、通気、吸水、蒸散、保湿、保温、保冷、撥水等を有する機能性生地を用いることができる。
また、腹当て布5又は腹当て股布6は、内側に補助腹当て布を重ねた積層構造とすると、着用者の下腹部の保温性を高めることができる。更に、腹当て布5、腹当て股布6、左股布21及び右股布31、股布4又は腹当て股布6、内側に補助腹当て股布を重ねた積層構造とすると、中央縫合線16があれば前記中央縫合線16が股76に擦れ合う虞をなくし、着用者の下腹部の保温性を高め、左股布21及び右股布31、股布4又は腹当て股布6の股間76に対する食い込みをなくすことができる。補助腹当て股布は、腹当て布をなくし、左股布21及び右股布31又は股布に対してのみ積層構造として腹当て布部分を単層構造としたり、逆に左股布21及び右股布31又は股布をなくし、腹当て布に対してのみ積層構造として左股布21及び右股布31又は股布部分を単層構造としたりしてもよい。補助腹当て布又は補助腹当て股布は、例えば抗菌、脱臭、通気、吸水、蒸散、保湿、保温、保冷、撥水等を有する機能性生地を用いることができる。
本発明により、左臀部71及び右臀部72をそれぞれにヒップアップ作用を働かせる下衣1の提供が可能となる。これは、左臀部71及び右臀部72をそれぞれ包み込む左後布23及び右後布33と腹当て布5との左縫合線14及び右縫合線15を前面側に配し、前記左縫合線14及び右縫合線15を基準とした左後布23及び右後布33の伸縮が左臀部71及び右臀部72に対して最も強く働くようにしたことによる効果である。本発明のヒップアップ作用は、女性用のショーツ等に有効であるが、男性用のパンツに適用しても構わないので、本発明の下衣1に前記男性用のパンツを含む。
左身頃及び右身頃から腹当て布を別体にすると、下腹部に左身頃2及び右身頃の中央縫合線16が擦れることをなくせる。同様に、左身頃2及び右身頃3から股布4を別体にすると、股間76や下腹部に左身頃及び右身頃の中央縫合線16が擦れることをなくせる。更に、左身頃及び右身頃と別体の腹当て布及び股布を一体の腹当て股布にすると、股間76に前縫合線17が擦れることをなくせる。このほか、左縫合線14及び右縫合線15が、下腹部を挟んでそれぞれが上下方向に延び、かつそれぞれの下端が鼠径部731及び右鼠径部741に位置すれば、前記左縫合線14及び右縫合線15の着用者に対する接触が抑えられる。このようにして、本発明の下衣は、各縫合線による着用者の不快感を軽減又はなくし、ヒップアップ作用と相まって、穿き心地を改善する。
本発明を適用したショーツの本例1の装着状態を表す正面図である。 本発明を適用したショーツの本例1の装着状態を表す背面図である。 本例1のショーツを構成する左身頃、右身頃及び腹当て布の正面図である。 本例1のショーツの分解斜視図である。 本発明を適用したショーツの本例2の装着状態を表す正面図である。 本発明を適用したショーツの本例2の装着状態を表す背面図である。 本例2のショーツを構成する左身頃、右身頃、腹当て布及び股布の正面図である。 本例2のショーツの分解斜視図である。 本発明を適用したショーツの本例3の装着状態を表す正面図である。 本発明を適用したショーツの本例3の装着状態を表す背面図である。 本例3のショーツを構成する左身頃、右身頃及び腹当て股布の正面図である。 本例3のショーツの分解斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について図を参照しながら説明する。着用者7の下腹部に中央縫合線16が当たることを避ける場合、図1及び図2に見られるように、左身頃2及び右身頃3から腹当て布5を別体とする本例1のショーツ1を構成する。左身頃2は、図3に見られるように、左股布21及び左後布23が一枚の伸縮性生地から構成され、前記左身頃2に対称な右身頃3も、右股布31及び右後布33が一枚の伸縮性生地から構成される。図3に示された左身頃2及び右身頃3は、着用者7の肌に触れない外側(生地表側)から見ており、便宜上、左股布21及び左後布23や右股布31及び右後布33相互の境界に破線を付している。本例1の腹当て布5は、左身頃2及び右身頃3と同様の伸縮性生地(伸縮率を異ならせてもよい)から構成される。
本例1の左股布21(右股布31)は、左側縁213(右側縁313)の両端に前縁211(前縁311)及び後縁212(後縁312)を有し、前記前縁211(前縁311)及び後縁212(後縁312)に挟まれて略V字状に開いた左股ぐり側縁(直線部分215を含む)214(右股ぐり側縁(直線部分315を含む)314)を有する変形台形状の生地部分である。後縁212(後縁312)は、左後布23(右後布33)の前縁235(前縁335)を兼ねる境界である。左股ぐり側縁214及び右股ぐり側縁314の直線部分215,315は、着用者7の股間76に沿う平坦面を形成する(図5参照)。
本例1の左後布23(右後布33)は、下縁231(下縁331)の両端に前縁235(前縁335)及び左後側縁233(右後側縁333)を有し、前記前縁235(前縁335)及び左後側縁233(右後側縁333)それぞれから上縁232(上縁332)及び左股ぐり側縁234(右股ぐり側縁334)を延ばして突き合わせた変形五角形状の生地部分である。前縁235(前縁335)は、左股布21(右股布31)の後縁212(後縁312)を兼ねる境界である。また、上縁232(上縁332)は、腹当て布の上縁52に連続して穿き口11を形成する。左股布21(右股布31)及び左後布23(右後布33)の大きさや形状は、本例1に限定されず、自由である。
本例1の腹当て布5は、左股布21及び右股布31の前縁211,311に接合される下縁51の両端から、左後布23の左後側縁233と左縫合線14により接合する左前側縁53と、右後布33の右後側縁333と右縫合線15により接合する右前側縁54とを延ばし、前記左前側縁53及び右前側縁54を上縁52で結んだ略台形状の伸縮性生地である。上縁52は、左後布23及び右後布33の上縁232,332に連続して穿き口11を形成する。図示された腹当て布5大きさや形状は各部の伸び代等を考慮して決定される。例えば、腹当て布5に機能性生地を用いた場合、下腹部を含む広い範囲に効用があるように、左縫合線14a及び右縫合線15bが上方に向かって開くようになる逆台形状の腹当て布5を用いることもできる。この場合、左身頃2及び右身頃3は、前記腹当て布5の左前側縁53及び右前側縁54に対応して、左前側縁233及び右前側縁333の傾きを調整する(図1中仮想線参照)。
左身頃2、右身頃3及び腹当て布5は、図1及び図4から明らかなように、左股布21及び左後布23に連続する左股ぐり側縁214,234と、右股布31及び右後布33に連続する右股ぐり側縁314,334とを中央縫合線16により接合し、腹当て布5の下縁51を左股布21及び右股布31の前縁211,311と前縫合線17により、また腹当て布5の左前側縁53と左後布23の左後側縁233とを左縫合線14により、そして腹当て布5の右前側縁54と右後布33の右後側縁333とを右縫合線15によりそれぞれ接合することにより、ショーツ1の全体形状を構成する。
左裾口12は、左後布23の下縁231と左股布21の左側縁213とから、また右裾口13は、右後布33の下縁331と右股布31の右側縁313とから、それぞれ左ヒップライン711及び右ヒップライン721より下方に形成される。本例1のショーツ1は、平ゴム121,131を縫着又は別途設けた筒部に内挿した左裾口12及び右裾口13を、着用者7の左脚73及び右脚74の付け根にフィットさせている。穿き口11は、連続する腹当て布5の上縁52、左後布23の上縁232及び右後布33の上縁332から形成される。本例1のショーツ1は、前記穿き口11にレースゴム111を縫着し、着用者7の腰75に面接触させて、締付けによる圧迫感を軽減している。レースゴム111に代えて、上記左裾口12及び右裾口13のように、平ゴムを縫着又は穿き口11に設けた筒部に内挿してもよい。
本例1のショーツ1は、左後布2及び右後布3が中央縫合線16により分断されて左臀部71及び右臀部72それぞれにヒップアップ作用が発揮されながら、前面側に前記中央縫合線16がなくなり、前記中央縫合線16が着用者7の下腹部に擦れ合うことによる不快感をなくしている。ここで、左縫合線14及び右縫合線15が、下腹部を挟んでそれぞれが上下方向に延び、かつそれぞれの下端が左鼠径部731及び右鼠径部741に位置すれば(図1参照)、前記左縫合線14及び右縫合線15の着用者7に対する接触が最小限に抑えられ、着用者7の不快感を軽減できる。
また、着用者7の下腹部及び股間76に中央縫合線16が当たることを避ける場合、図5及び図6に見られるように、左身頃2及び右身頃3から腹当て布5及び股布4を別体とする本例2のショーツ1を構成する。左身頃2は、図7に見られるように、一枚の伸縮性生地である左後布23から構成され、前記左身頃2に対称な右身頃3も、一枚の伸縮性生地である右後布33から構成される。図7に示された左身頃2及び右身頃3は、着用者7の肌に触れない外側(生地表側)から見ている。別例2の腹当て布5及び股布4は、左身頃2及び右身頃3と同様の伸縮性生地(伸縮率を異ならせてもよい)から構成される。
本例2の左後布23(右後布33)は、下縁231(下縁331)の両端に前縁235(前縁335)及び左後側縁233(右後側縁333)を有し、前記前縁235(前縁335)及び左後側縁233(右後側縁333)それぞれから上縁232(上縁332)及び左股ぐり側縁234(右股ぐり側縁334)を延ばして突き合わせた変形五角形状の伸縮性生地である。前縁235(前縁335)は、股布4の後縁42を接合する。また、上縁232(上縁332)は、腹当て布5の上縁52に連続して穿き口11を形成する。左後布23(右後布33)の大きさや形状は、本例2に限定されず、自由である。
本例2の腹当て布5は、股布4の前縁41に接合される下縁51の両端から、左後布23の左後側縁233と左縫合線14により接合する左前側縁53と、右後布33の右後側縁333と右縫合線15により接合する右前側縁54とを延ばし、前記左前側縁53及び右前側縁54を上縁52で結んだ略台形状の伸縮性生地である。上縁52は、左後布23及び右後布33の上縁232,332に連続して穿き口11を形成する。図示された腹当て布5大きさや形状は各部の伸び代等を考慮して決定される。
本例2の股布4は、V字状の後縁42の両端から、左後布23の下縁231に連続して左裾口12を形成するために緩やかに湾曲した左側縁43と、前記右後布33の下縁331に連続して右裾口13を形成するために緩やかに屈曲した右側縁44とを延ばし、前記左側縁43及び右側縁44端を湾曲した前縁41で結んだ瓢箪形状の伸縮性生地である。後縁42は、左後布23及び右後布33の前縁235,335それぞれに後縫合線18により接合される。前縁41は、腹当て布5の下縁51に前縫合線17により接合される。図示された股布4大きさや形状は各部の延び代等を考慮して決定される。
左身頃2、右身頃3、腹当て布5及び股布4は、図5図6及び図8から明らかなように、左後布23の左股ぐり側縁234と右後布33の右股ぐり側縁334とを背面側で中央縫合線16により接合し、股布4の後縁41を前記左後布23及び右後布33の前縁235,335に後縫合線18により、そして腹当て布5の下縁51を股布4の前縁41と前縫合線17によりそれぞれ接合すると共に、腹当て布5の左前側縁53と左後布23の左後側縁233とを左縫合線14により、そして腹当て布5の右前側縁54と右後布33の右後側縁333とを右縫合線15によりそれぞれ接合して、ショーツ1の全体形状を構成する。
左裾口12は、左後布23の下縁231と股布4の左側縁43とから、また右裾口13は、右後布33の下縁331と前記股布4の右側縁44とから、それぞれ左ヒップライン711及び右ヒップライン721より下方に形成される。本例2のショーツ1は、平ゴム121,131を縫着又は別途設けた筒部に内挿した左裾口12及び右裾口13を、着用者7の左脚73及び右脚74の付け根にフィットさせている。穿き口11は、連続する腹当て布5の上縁52、左後布23の上縁232及び右後布33の上縁332から形成される。本例2のショーツ1は、前記穿き口11にレースゴム111を縫着し、着用者7の腰75に面接触させて、締付けによる圧迫感を軽減している。レースゴム111に代えて、上記左裾口12及び右裾口13のように、平ゴムを縫着又は穿き口11に設けた筒部に内挿してもよい。
本例2のショーツ1は、左後布2及び右後布3が中央縫合線16により分断されて左臀部71及び右臀部72それぞれにヒップアップ作用が発揮されながら、前面側及び股間側に前記中央縫合線16がなくなり、前記中央縫合線16が着用者7の下腹部に擦れ合うことによる不快感をなくしている。ここで、左縫合線14及び右縫合線15が、下腹部を挟んでそれぞれが上下方向に延び、かつそれぞれの下端が左鼠径部731及び右鼠径部741に位置すれば(図1参照)、前記左縫合線14及び右縫合線15の着用者7に対する接触が最小限に抑えられ、着用者7の不快感を軽減できる。
更に、着用者の下腹部に前縫合線17が当たることを避ける場合、図9及び図10に見られるように、左身頃2及び右身頃3から腹当て股布6を別体とする本例3のショーツ1を構成する。左身頃2は、図11に見られるように、一枚の伸縮性生地である左後布23から構成され、前記左身頃2に対称な右身頃3も、一枚の伸縮性生地である右後布33から構成される。図11に示された左身頃2及び右身頃3は、着用者7の肌に触れない外側(生地表側)から見ている。本例3の腹当て布股布6は、左身頃2及び右身頃3と同様の伸縮性生地(伸縮率を異ならせてもよい)から構成される。
本例3の左後布23(右後布33)は、本例2と同形で、下縁231(下縁331)の両端に前縁235(前縁335)及び左後側縁233(右後側縁333)を有し、前記前縁235(前縁335)及び左後側縁233(右後側縁333)それぞれから上縁232(上縁332)及び左股ぐり側縁234(右股ぐり側縁334)を延ばして突き合わせた変形五角形状の伸縮性生地である。前縁235(前縁335)は、腹当て股布6の後縁61を接合する。また、上縁232(上縁332)は、腹当て股布6の上縁62に連続して穿き口11を形成する。左後布23(右後布33)の大きさや形状は、本例3に限定されず、自由である。
本例3の腹当て股布6は、V字状の後縁61の両端から、左後布23の下縁231に連続して左裾口12を形成するために緩やかに湾曲した左側縁65と、前記右後布33の下縁331に連続して右裾口13を形成するために緩やかに屈曲した右側縁66とを延ばし、前記左側縁65端から左後布23の左後側縁233と左縫合線14により接合する左前側縁63を延ばし、また前記右側縁66端から右後布33の右後側縁333と右縫合線15により接合する右前側縁64を延ばして、前記左前側縁63及び右前側縁64端を上縁62で結んだ変形瓢箪形状の伸縮性生地である。上縁62は、左後布23及び右後布33の上縁232,332に連続して穿き口11を形成する。腹当て股布6大きさや形状は各部の伸び代等を考慮して決定される。
左身頃2、右身頃3、腹当て股布6は、図9図10及び図12から明らかなように、左後布23の左股ぐり側縁234と右後布33の右股ぐり側縁334とを背面側で中央縫合線16により接合し、腹当て股布6の後縁61を前記左後布23及び右後布33の前縁235,335に後縫合線18により接合すると共に、前記腹当て股布6の左前側縁63と左後布23の左後側縁233とを左縫合線14により、そして腹当て股布6の右前側縁64と右後布33の右後側縁333とを右縫合線15によりそれぞれ接合して、ショーツ1の全体形状を構成する。
左裾口12は、左後布23の下縁231と腹当て股布6の左側縁65とから、また右裾口13は、右後布33の下縁331と前記腹当て股布6の右側縁66とから、それぞれ左ヒップライン711及び右ヒップライン721より下方に形成される。本例3のショーツ1は、平ゴム121,131を縫着又は別途設けた筒部に内挿した左裾口12及び右裾口13を、着用者7の左脚73及び右脚74の付け根にフィットさせている。穿き口11は、連続する腹当て股布6の上縁62、左後布23の上縁232及び右後布33の上縁332から形成される。本例3のショーツ1は、前記穿き口11にレースゴム111を縫着し、着用者7の腰75に面接触させて、締付けによる圧迫感を軽減している。レースゴム111に代えて、上記左裾口12及び右裾口13のように、平ゴムを縫着又は穿き口11に設けた筒部に内挿してもよい。
本例3のショーツ1は、左後布2及び右後布3が中央縫合線16により分断されて左臀部71及び右臀部72それぞれにヒップアップ作用が発揮されながら、前面側及び股間側に前記中央縫合線16がなく、更に前縫合線17もなくなっており(図5及び図9比較対照)、前記中央縫合線16や前縫合線17が着用者7の下腹部に擦れ合うことによる不快感をなくしている。ここで、左縫合線14及び右縫合線15が、下腹部を挟んでそれぞれが上下方向に延び、かつそれぞれの下端が左鼠径部731及び右鼠径部741に位置すれば(図1参照)、前記左縫合線14及び右縫合線15の着用者7に対する接触が最小限に抑えられ、着用者7の不快感を軽減できる。
上述までの本例1本例3は、いずれも女性用下衣であるショーツ1についてのものであったが、本発明は男性用下衣であるパンツにも適用できる。この場合、男性器に応じた空間を股布に形成するために、男性器を収納するポケットスペースを構成する余剰を前記股布に設けたり、前記ポケットスペースを別体として前記股布に取り付けたりする。ポケットスペースを構成する余剰や別体のポケットスペースは、従来公知の同種男性用の下衣にも見られる構成であり、ポケットスペースの有無を除けば、男性用下衣であるパンツについて、上述までの本例1本例3の構成を利用することができる。このため、男性用の下衣については、図示及び説明を省略する。
このほか、本発明を応用すれば、例えば本例1の左身頃2及び右身頃3の左後布23及び右後布33の下縁231,331から伸縮性生地を延ばし、着用者7の脚を包む脚部を構成したスパッツ、レギンス又はトレンカ等を構成することもできる。この場合、前記左身頃2及び右身頃3の左後布23及び右後布33の下縁231,331が着用者7の左臀部71及び右臀部72の下縁に倣う円弧状で、いずれも左ヒップライン711及び右ヒップライン721より下方に位置していれば、前記下縁231,331から延長させた伸縮性生地と関係なく、本発明のヒップアップ作用を得ることができる。これにより、従来より審美性に優れたヒップの外観を作り出すスパッツ、レギンス又はトレンカ等を実現できる。
1 ショーツ
11 穿き口
12 左裾口
13 右裾口
14 左縫合線
15 右縫合線
16 中央縫合線
17 前縫合線
18 後縫合線
2 左身頃
21 左股布
23 左後布
3 右身頃
31 右股布
33 右後布
4 股布
41 前縁
42 後縁
43 左側縁
44 右側縁
5 腹当て布
51 下縁
52 上縁
53 左前側縁
54 右前側縁
6 腹当て股布
61 後縁
62 上縁
63 左前側縁
64 右前側縁
65 左側縁
66 右側縁
7 着用者
71 左臀部
72 右臀部
73 左脚
74 右脚
75 腰
76 股間

Claims (3)

  1. 左股布21及び左後布23が一体の左身頃2と、右股布31及び右後布33が一体の右身頃3と、前記左身頃2及び右身頃3に別体の腹当て布5とから構成され、
    左身頃2は、左股布21から背面に広がり、下縁231が着用者の左臀部71のヒップラインより下方に設定され前記左臀部71を包み込む伸縮性の左後布23の左後側縁233と腹当て布5の左前側縁53とが左縫合線14により接合され
    右身頃3は、右股布31から背面に広がり、下縁331が着用者の右臀部72のヒップラインより下方に設定され前記右臀部72を包み込む伸縮性の右後布33の右後側縁333と腹当て布5の右前側縁54とが右縫合線15により接合され
    左身頃2及び右身頃3は、左股布21及び左後布23に連続する左股ぐり側縁234と、右股布31及び右後布33に連続する右股ぐり側縁334とを中央縫合線16により接合され、
    左股布21の前縁211と右股布31の前縁311とがそれぞれ腹当て布5の下縁51に前縫合線17により接合され、
    腹当て布5の左前側縁53と左後布23の左後側縁233とが左縫合線14により、前記腹当て布5の右前側縁54と右後布33の右後側縁333とが右縫合線15によりそれぞれ接合されてなり、
    左裾口12、着用者7の左鼠径部731に位置させる左縫合線14の下端を最も高い部位として、前記左縫合線14の下端から左側方に傾斜して着用者の左臀部71の下縁に倣う円弧状である左後布23の下縁231と、股布21の左側縁213とから裾窄まりに形成され、
    右裾口13、着用者7の右鼠径部741に位置させる右縫合線15の下端を最も高い部位として、前記右縫合線15の下端から右側方に傾斜して着用者の右臀部72の下縁に倣う円弧状である右後布33の下縁331と、股布31の右側縁313とから裾窄まりに形成され、
    穿き口11は、連続する腹当て布の上縁52、左後布23の上縁232及び右後布33の上縁332から形成される下衣1
  2. 左後布23からなる左身頃2と、右後布33からなる右身頃3と、前記左身頃2及び右身頃3に別体の股布4及び腹当て布5とから構成され、
    左身頃2は、下縁231が着用者7の左臀部71のヒップラインより下方に設定されて前記左臀部71を包み込む伸縮性の左後布23の左後側縁233と腹当て布5の左前側縁53とが左縫合線14により接合され、
    右身頃3は、下縁331が着用者7の右臀部72のヒップラインより下方に設定されて前記右臀部72を包み込む伸縮性の右後布33の右後側縁333と腹当て布5の右前側縁54とが右縫合線15により接合され、
    左身頃及び右身頃は、左後布23の左股ぐり側縁234と、右後布33の右股ぐり側縁334とを中央縫合線16により接合され
    左後布23の左股ぐり側縁234及び下縁231に挟まれた前縁235と右後布33の右股ぐり側縁334及び下縁331に挟まれた前縁335それぞれ股布4の後縁42に後縫合線18により接合され
    股布の前縁41を腹当て布5の下縁51に前縫合線17により接合され
    腹当て布の左前側縁53と左後布23の左後側縁233左縫合線14により、前記腹当て布の右前側縁34と右後布33の右後側縁333右縫合線15によりそれぞれ接合されてなり、
    左裾口12は、着用者7の左鼠径部731に位置させる左縫合線14の下端を最も高い部位として、前記左縫合線14の下端から左側方に傾斜して着用者7の左臀部71の下縁に倣う円弧状である左後布23の下縁231と、股布4の左側縁43とから裾窄まりに形成され、
    右裾口13は、着用者7の右鼠径部741に位置させる右縫合線15の下端を最も高い部位として、前記右縫合線15の下端から右側方に傾斜して着用者7の右臀部72の下縁に倣う円弧状である右後布33の下縁331と、股布4の右側縁44とから裾窄まりに形成され、
    穿き口11は、連続する腹当て布5の上縁52、左後布23の上縁232及び右後布33の上縁332から形成される下衣1
  3. 左後布23からなる左身頃2と、右後布33からなる右身頃3と、前記左身頃2及び右身頃3に別体の腹当て股布6とから構成され、
    左身頃2は、下縁が着用者7の左臀部71のヒップラインより下方に設定されて前記左臀部71を包み込む伸縮性の左後布23の左後側縁233と腹当て股布6の左前側縁63とが左縫合線14により接合され、
    右身頃3は、下縁が着用者7の右臀部72のヒップラインより下方に設定されて前記右臀部72を包み込む伸縮性の右後布33の右後側縁333と腹当て股布6の右前側縁64とが右縫合線15により接合され、
    左身頃2及び右身頃3は、左後布23の左股ぐり側縁234と、右後布33の右股ぐり側縁334とを中央縫合線16により接合され
    左後布23の左股ぐり側縁234及び下縁231に挟まれた前縁235と右後布33の右股ぐり側縁334及び下縁331に挟まれた前縁335それぞれ腹当て股布の後縁61に後縫合線18により接合され
    腹当て股布の左前側縁63と左後布23の左後側縁233左縫合線14により、前記腹当て股布の右前側縁64と右後布33の右後側縁333右縫合線15によりそれぞれ接合されてなり、
    左裾口12は、着用者7の左鼠径部731に位置させる左縫合線14の下端を最も高い部位として、前記左縫合線14の下端から左側方に傾斜して着用者7の左臀部71の下縁に倣う円弧状である左後布23の下縁と、腹当て股布6の左側縁65とから裾窄まりに形成され、
    右裾口13は、着用者7の右鼠径部741に位置させる右縫合線15の下端を最も高い部位として、前記右縫合線15の下端から右側方に傾斜して着用者7の右臀部72の下縁に倣う円弧状である右後布33の下縁と、腹当て股布6の右側縁66とから裾窄まりに形成され、
    穿き口11は、連続する腹当て股布6の上縁672、左後布23の上縁232及び右後布33の上縁332から形成される下衣
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