JP3123137U - ショーツ - Google Patents

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Abstract

【課題】脚口の裾から上方に向けて順次伸びに変化をもたらすように構成して快適なフィット感のあるヒップアップ効果が得られるようにし、かつ、外観上好ましいデザインとし耐久性にも優れたショーツを提供することである。
【解決手段】伸縮地からなる前身1と後身2とから形成したショーツにおいて、対の脚口5、5の裾から上方に向けて、シリコーン樹脂を塗布して前記伸縮地の弾性パワーを大きくする下段の強伸縮抵抗帯6と、それよりも弾性パワーの小さい上段の弱伸縮抵抗帯7とを連設したのである。また、上段の弱伸縮抵抗帯7を、縦方向伸縮抵抗線9と横方向伸縮抵抗線10とが所要ピッチに交差した格子縞模様にしたのである。
【選択図】図2

Description

この考案は、ヒップアップ機能を備えたショーツに関する。
特許文献1には、図4及び図5に示すようなインナー(ショーツ)が開示されている。このショーツは、伸縮地51に丸味を帯びた略W字形状のシリコーン樹脂塗布ライン52を形成し、このシリコーン樹脂塗布ライン52が後身53の対の脚口54、54の裾近辺に位置するように裁断縫製されている。
特許文献2には、図6に示すようなボトムが開示されている。これは伸縮地からなるショーツ本体55の下方裾部に、下縁に沿って低伸縮部56を設け、この低伸縮部56の頂部側がジグザグ形57に形成されている。
しかしながら、特許文献1のショーツでは、摩擦係数が大きく肌に密着しやすい低伸縮性のシリコーン樹脂塗布ライン52が、ヒップに食い込みやすく、食い込み線がアウターから見え外観上体裁が悪く、ヒップアップ効果を上げようとすると、広巾の塗布帯が必要になって着用時に強い圧迫感が生じるなどの欠点があった。
また、特許文献2のショーツでは、ジグザグ形57において、横方向には歯先部58の間隔が広がって、伸びが漸減するが、縦方向には伸びの増減効果が小さく、また、歯先部間の編地のみ伸びるとヒップ面で波形曲面が発生しやすいなどの問題点があった。
さらに、ジグザグ形57は、歯形状を呈しており、女性下着としての服飾的デザインとして好ましくなく、歯先部58の先端が、着用を重ね洗濯を繰返すと貼着した裏当布やコーティングした樹脂層が剥離しやすいなどの欠点があった。
特開2005−113280号公報 実用新案登録第3014319号公報
そこで、この考案は、脚口の裾から上方に向けて順次伸びに変化をもたせるように構成して快適なフィット感のあるヒップアップ効果が得られるようにし、かつ、この伸縮変化帯を外観上好ましいデザインで耐久性にも優れたショーツを提供しようとするものである。
上記の課題を解決するために、この考案は、伸縮地からなる前身と後身とから形成したショーツにおいて、対の脚口の裾から上方に向けて、外面にシリコーン樹脂を塗布して、伸縮地よりも弾性パワーを大きくする下段の強伸縮抵抗帯とこの抵抗帯よりも弾性パワーを小さくした上段の弱伸縮抵抗帯とを連設したのである。
前記上段の伸縮弱抵抗帯を、縦方向伸縮抵抗線と横方向伸縮抵抗線とが所要ピッチに交差した格子柄模様に形成するのがよく、さらに横方向伸縮抵抗線を縦方向伸縮抵抗線よりも弾性パワーを大きくしておくのが好ましい。
この考案に係るショーツでは、上記のように、脚口の裾から上方に向けて段階的に弾性パワーに変化をもたらす構成のものであって、着用時にはヒップに快適にフィットして好ましいヒップアップ効果が得られ、徐々に抵抗帯の弾性パワーが低下するのでアウターに裾口のラインが見えるようなことがない。
また、上段の弱伸縮抵抗帯は、伸縮抵抗線を格子柄模様にしたので、格子のピッチを適宜変化せしめることにより、弾性パワー及び適用範囲を選択してヒップにフィットしやすいものとなり、服飾的デザインとしても好ましく、優れた耐久性が得られる。
以下、この考案の形態を添付図面に基づいて説明する。
このショーツは、図1、図2及び図3に示すように、ポリエステル、ナイロン、綿、ポリウレタン弾性糸(商品名 スパンデックス)などの繊維を所要比率に混ぜた編糸や、シリコーン樹脂との接着性が高い高強度繊維糸などが用いられ、切り口からほつれにくいトリコットなどのパワーネットの経編伸縮性ニット地からなる前身1及び後身2を、左右対の脇接合線3、3で連結し、上縁に折返し縫合したウエスト・バンド4を縫着したものである。
後身2には、左右対の脚口5、5から上方に向けて、ショーツの伸縮地の弾性パワーを大きくし伸縮性を抑制するために、外面にシリコーン樹脂をプリント塗布した所要幅の無地の下段の強伸縮抵抗帯6と、格子柄模様の上段の弱伸縮抵抗帯7とが連設されている。また、股下部には、綿混入率を高めた吸水性クロッチ当布8が貼着されている。
二重の布地を接合貼着する脇接合線3、3及びクロッチ当布8の周縁は、接着剤によって容易に低コストに接合加工をすることができ、耐久性も優れている。
このショーツは、経編ニット地を裁断した略T字形状の裁ち布A(図3参照)から形成され、脚口5、5の端縁は裁断したままであるが、経編組織であると共にカット縁までシリコーン樹脂が塗布してあるため、ほつれるようなことがなく、縁取加工が省略できて有利である。
下段の強伸縮抵抗帯6及び上段の弱伸縮抵抗帯7は、経編ニット地の外面に伸縮性に優れたシリコーン樹脂がプリント塗布されており、樹脂が肌に直接接触することはなく不快感はない。下段の強伸縮抵抗帯6は、略30mmの広幅に無地にプリントされており着用時脚に圧接しても食い込むようなことはなく、きつい圧迫感もないようにしておくのがよい。通常、ショーツ伸縮地の1.5〜3倍程度の弾性パワーを有するように調整しておくのが好ましい。
そして、この下段の強伸縮抵抗帯6よりも、弾性パワーを小さくした上段の弱伸縮抵抗帯7を形成することにより、ヒップの整形効果が高まり、かつヒップに対する圧迫度が次第に弱くなるため、外側からショーツのくい込みラインが見えることがない。通常、ショーツ伸縮地の1.2〜2倍程度の弾性パワーを有するように調整しておくのが好ましい。
上段の弱伸縮抵抗帯7は、ピッチ略5mmの細い1本の縦方向伸縮抵抗線9とピッチ略10mmの細い2本の横方向伸縮抵抗線10とが直交交差した格子柄模様にプリントされ、全体としてヒップラインに沿うように、背面中央を低くして、ゆるやかに彎曲した略U字形状面を呈している。
この上段の弱伸縮抵抗帯7は、着用時には交差する経線及び緯線が外力によって適宜伸びてニット地の伸びに抵抗するようになり、このため格子柄の経線、緯線のピッチが広がってヒップにバランスよく当接しこれを包み込むようになる。
上段の弱伸縮抵抗帯7は、格子柄模様のほか、用途に対応して斜文織柄模様や、比較的編み目が粗い亀甲柄などのメッシュ目模様とすることもできる。
なお、シリコーン樹脂は、柔軟性、撥水性を有し無害であり、機械捺染、転写捺染などの手法によって連続して生地にプリントすることができ、塗布量を適当に調節することによって、弾性パワーを最適に選定することができる。
この考案に係るショーツは、上述のように、脚口の裾から比較的広幅で弾性パワーが大きく伸びにくい下段の強伸縮抵抗帯6と、伸びが中間で網目状の上段の弱伸縮抵抗帯7とを連続形成したものであって、バランスよくヒップラインに当接しこれを包み込むようになり、アウターからもラインが見えず、快適なフィット感とヒップアップ効果が得られ、弱伸縮抵抗帯7は網目状になっているためデザイン的にも好ましく、耐久性にも優れている。
この考案の実施形態に係るショーツを示す正面図 同上の背面図 同上の裁ち布を示す展開図 第1従来例を示す背面図 同上の伸縮地を示す展開図 第2従来例を示す斜視図
符号の説明
1 前身
2 後身
3 脇接合線
4 ウエスト・バンド
5 脚口
6 強伸縮抵抗帯
7 弱伸縮抵抗帯
8 クロッチ当布
9 縦方向伸縮抵抗線
10 横方向伸縮抵抗線
51 伸縮地
52 シリコーン樹脂塗布ライン
53 後身
54 脚口
55 ショーツ本体
56 低伸縮部
57 ジグザグ形
58 歯先部
A 裁ち布

Claims (3)

  1. 伸縮地からなる前身1と後身2とから形成したショーツにおいて、対の脚口5、5の裾から上方に向けて、外面にシリコーン樹脂を塗布して、前記伸縮地よりも弾性パワーを大きくする下段の強伸縮抵抗帯6とこの抵抗帯6よりも弾性パワーを小さくした上段の弱伸縮抵抗帯7とを連設したことを特徴とするショーツ。
  2. 前記弱伸縮抵抗帯7は、縦方向伸縮抵抗線9と横方向伸縮抵抗線10とが所要ピッチで交差した格子柄模様に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のショーツ。
  3. 前記弱伸縮抵抗帯7の横方向伸縮抵抗線10を縦方向伸縮抵抗線9よりも弾性パワーを大きくしたことを特徴とする請求項1または2に記載のショーツ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009215676A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Triumph International (Japan) Ltd 女性用ボトム衣類
JP2010095823A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Sea Shell:Kk ボトム
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JP2017048496A (ja) * 2016-12-13 2017-03-09 カイタック株式会社 下衣
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