JP2017045164A - 注文管理システム、注文管理方法及び制御プログラム - Google Patents

注文管理システム、注文管理方法及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】入店時に注文の清算を行う注文管理システムにおいて、注文処理におけるトラブルを低減することができる注文管理システムを提供する。【解決手段】第1指紋読み取り部2は顧客が注文情報を入力する際に、第2指紋読み取り部6は当該顧客が着席する際に、それぞれ指紋情報を読み取る。情報送信部7は、第2指紋読み取り部6が読み取った指紋情報に座席の位置情報を付けて送信データとして情報管理部4に送信する。情報管理部4は、第1指紋読み取り部2が読み取った指紋情報に当該顧客の注文情報を付けて顧客データとしてデータベース部5に登録し、登録された全顧客データのうちのいずれかに含まれる指紋情報に送信データに含まれる指紋情報と一致するものがある場合に、送信データに含まれる位置情報と送信データに含まれる指紋情報に対応する顧客データに含まれる注文情報とを厨房の外部端末8に送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、入店時に注文の清算を行う注文管理システム、注文管理方法及び制御プログラムに関する。
顧客の注文・生産の流れをスムーズにするなどの目的で、店の入口等に券売機を設置する飲食店が多く知られている。券売機を設置する飲食店では、顧客は、入店時に券売機で食券を購入した後、空いた座席を見つけて着席し、接客係は、顧客の座席まで来て食券に記載された注文情報を厨房に伝達し、厨房で調理された注文料理を顧客の座席へと運ぶ、といったシステムを採用するところも多い。しかし、このようなシステムでは、注文処理において接客係に多く依存しているため、接客係による注文内容の確認等に多くの時間を要するとともに、しばしば誤った注文処理におけるトラブルも発生していた。
特許文献1には、食券を購入する際に、顧客が券売機から注文料理名や注文数量などの注文情報と着席を希望する座席の位置情報とを入力し、食券の発券と同時に入力した注文情報と座席の位置情報が接客係の端末に伝達される注文管理システムが記載されている。
特開2003−044944号公報
特許文献1に記載の注文管理システムでは、接客係の依存度を低減することができる。しかしながら、特許文献1に記載の注文管理システムでは、食券購入時に入力した座席とは違った座席に顧客が着席してしまうことで、注文料理顧客に運ぶ際に接客係が混乱するなどの注文処理におけるトラブルが発生する恐れがあった。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、入店時に注文の清算を行う注文管理システムにおいて、注文処理におけるトラブルを低減することができる注文管理システム、注文管理方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、入店時に注文の清算を行う注文管理システムであって、顧客により注文情報が入力される注文入力部と、当該顧客が注文情報を入力する際に当該顧客の指紋情報を読み取る第1指紋読み取り部と、前記第1指紋読み取り部が読み取った指紋情報に当該顧客の注文情報を対応付けて顧客データとしてデータベース部に登録する情報管理部と、店内の座席にそれぞれ設置され指紋情報を読み取る第2指紋読み取り部と、前記第2指紋読み取り部が読み取った指紋情報に前記第2指紋読み取り部が設置された座席の位置情報を対応付けて送信データとして前記情報管理部に送信する情報送信部と、厨房に設置され顧客の注文情報と当該顧客の着席した座席の位置情報を表示させる外部端末と、を備え、前記情報管理部は、前記送信データを受信した時、前記データベース部に登録された全顧客データのうちのいずれかに含まれる指紋情報の中に受信した前記送信データに含まれる指紋情報と一致するものがあるか検索し、一致するものがある場合には、受信した前記送信データに含まれる位置情報と、受信した前記送信データに含まれる指紋情報に対応する顧客データに含まれる注文情報と、を合せて前記外部端末に送信するものである。
本発明は、注文入力部と、第1指紋読み取り部と、情報管理部と、店内の各座席に設置された第2指紋読み取り部と、情報送信部と、厨房に設置された外部端末と、を備え、入店時に注文の清算を行う注文管理システムにおける注文管理方法であって、前記第1指紋読み取り部が、顧客が注文情報を入力する際に当該顧客の指紋情報を読み取るステップと、前記情報管理部が、前記第1指紋読み取り部が読み取った指紋情報に当該顧客の注文情報を対応付けて顧客データとしてデータベース部に登録するステップと、前記第2指紋読み取り部が、指紋情報を読み取るステップと、前記情報送信部が、前記第2指紋読み取り部が読み取った指紋情報に前記第2指紋読み取り部が設置された座席の位置情報を対応付けて送信データとして前記情報管理部に送信するステップと、前記情報管理部が、前記送信データを受信した時、前記データベース部に登録された全顧客データのうちのいずれかに含まれる指紋情報の中に受信した前記送信データに含まれる指紋情報と一致するものがあるか検索し、一致するものがある場合には、受信した前記送信データに含まれる位置情報と、受信した前記送信データに含まれる指紋情報に対応する顧客データに含まれる注文情報と、を合せて前記外部端末に送信するステップと、前記外部端末が、受信した顧客の注文情報と当該顧客の着席した座席の位置情報を表示させるステップと、を有するものである。
本発明は、第1指紋読み取り部と、データベース部と、店内の各座席に設置された第2指紋読み取り部と、厨房に設置された外部端末と、を備え、入店時に注文の清算を行う注文管理システムの制御プログラムであって、顧客が注文情報を入力する際に前記第1指紋読み取り部が読み取った当該顧客の指紋情報に当該顧客の注文情報を対応付けて顧客データとして前記データベース部に登録させるステップと、前記データベース部に登録された全顧客データのうちのいずれかに含まれる指紋情報の中に前記第2指紋読み取り部が読み取った指紋情報と一致するものがあるか検索し、一致するものがある場合には、前記第2指紋読み取り部が設置された座席の位置情報と、前記第2指紋読み取り部が読み取った指紋情報に対応する顧客データに含まれる注文情報と、を合せて前記外部端末に送るステップと、をコンピュータに実行させるものである。
本発明によれば、入店時に注文の清算を行う注文管理システムにおいて、注文処理におけるトラブルを低減することができる。
本発明の概要について説明する図である。 実施の形態1にかかる注文管理システムの概略構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる注文管理システムのテーブル端末を設置する位置について説明する図である。 実施の形態1にかかる注文管理システムによる注文管理の処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる注文管理システムの概略構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる注文管理システムによる注文管理の処理の流れを示すフローチャートである。 参考形態1にかかる注文管理システムの概略構成を示すブロック図である。 参考形態1にかかる注文管理システムによる注文管理の処理の流れを示すフローチャートである。
[本発明の特徴]
本発明の実施の形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。
図1は、本発明の概要について説明する図である。図1は、本発明の概略構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、入店時に注文の清算を行う注文管理システム1は、第1指紋読み取り部2と、注文入力部3と、情報管理部4と、データベース部5と、第2指紋読み取り部6と、情報送信部7と、外部端末8と、を備える。第1指紋読み取り部2は、顧客が注文情報を入力する際に当該顧客の指紋情報を読み取る。注文入力部3は、顧客により注文情報が入力されるものである。情報管理部4は、第1指紋読み取り部2が読み取った指紋情報に当該顧客の注文情報を対応付けて顧客データとしてデータベース部5に登録する。第2指紋読み取り部6は、店内の座席にそれぞれ設置され指紋情報を読み取る。情報送信部7は、第2指紋読み取り部6が読み取った指紋情報に第2指紋読み取り部6が設置された座席の位置情報を対応付けて送信データとして情報管理部4に送信する。外部端末8は、厨房内に設置され、顧客の注文情報と当該顧客の着席した座席の位置情報とを表示させる。
情報管理部4は、送信データを受信した時、データベース部5に登録された全顧客データのうちのいずれかに含まれる指紋情報の中に受信した送信データに含まれる指紋情報と一致するものがあるか検索し、一致するものがある場合には、受信した送信データに含まれる位置情報と、受信した送信データに含まれる指紋情報に対応する顧客データに含まれる注文情報と、を合せて外部端末8に送信する。
これによれば、入店時に顧客が注文情報を入力する注文管理システムにおいて、接客係を介することなく、顧客の注文情報と顧客の着席した座席の位置情報が厨房に設置された外部端末に送信されるので、注文処理におけるトラブルを低減することができる。
[実施の形態1]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態1について説明する。
図2は、注文管理システム101の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、注文管理システム101は、発券機100と、テーブル端末110と、外部端末108と、を備えている。
発券機100は、第1指紋読み取り部102と、注文入力部103と、情報管理部104と、データベース部105と、を備えている。注文入力部103は、顧客により注文情報が入力されるものである。注文入力部103は、顧客が注文情報を入力することができれば、押ボタン式やタッチパネル式など、いずれの入力方式であってもよい。注文入力部103をタッチパネルによって構成した場合、顧客は、入力画面上の指示に従って操作を進めればよいので注文の入力ミスが起こり難くなる。第1指紋読み取り部102は、顧客が注文を入力する際に、当該顧客の指紋を光学的に読み取り、指紋情報としてデータ化する。
情報管理部104は、通信部109と制御部111とを備える。通信部109は、テーブル端末110から送信される送信情報を受信するとともに、顧客の指紋情報及び当該顧客の着席した座席の位置情報を外部端末108に送信する。制御部111は、データベース部105への顧客データ(注文情報、指紋情報、座席の位置情報)の登録などを行う。データベース部105は、顧客の注文情報、当該顧客の指紋情報及び当該顧客の着席した座席の位置情報を顧客データとして一元管理する。
テーブル端末110は、第2指紋読み取り部106と、情報送信部107と、を備える。第2指紋読み取り部106は、当該顧客の指紋を光学的に読み取り、指紋情報としてデータ化する。情報送信部107は、第2指紋読み取り部105が読み取った指紋情報に第2指紋読み取り部105が設置された座席の位置情報を対応付けて送信データとして通信部109に送信する。外部端末108は、厨房に設置され、顧客の注文情報と当該顧客の着席した座席の位置情報とを表示させる。テーブル端末110は、図3に示すように、テーブル120上における各座席(座席の位置001〜004)に対応する位置にそれぞれ設置されている。
情報管理部104は、これらの一部又は全部をソフトウェア(プログラム)によって構成するようにしても良いし、ハードウェア回路によって構成するようにしても良い。
注文管理システム101による注文管理の処理について以下で説明する。
図4は、注文管理システム101による注文管理の処理の流れを示すフローチャートである。なお、以下の説明において、図2も適宜参照する。図4に示すように、まず、ステップS1で、顧客が注文入力部103から注文情報を入力すると制御部111が顧客から入力された注文情報に基づいて清算処理を実行する。清算処理は、具体的には、顧客が入力した注文情報に基づいて支払い金額を算出し、ディスプレイなどを介して当該支払金額を顧客に提示する。そして、支払金額と顧客が発券機100に投入した金額との差額により、不足分の要求、釣銭の返却などを行う。
ステップS1に続き、ステップS2では、第1指紋読み取り部102が、注文情報を入力した顧客の指紋の読み取りを行う。次に、ステップS3では、制御部111が、ステップS1で入力された注文情報と、ステップS2で読み取られた指紋情報と、を対応付けて顧客データとしてデータベース部105に登録を行う。
ステップS4では、第2指紋読み取り部106が、座席に着席した際に顧客が入力した指紋情報を読み取る。ステップS5では、情報送信部107が、第2指紋読み取り部106が読み取った指紋情報に当該第2指紋読み取り部106が設置された座席(すなわち、当該顧客が着席している座席)の位置情報を対応付けて送信データとして通信部109に送信する。
ステップS6では、制御部111が、データベース部105を検索し、データベース部105に登録されている顧客データに含まれる指紋情報の中に、情報送信部107から送信されてきた送信情報に含まれる指紋情報と一致するものがあるか否か判断する。
ステップS6で一致するものがある場合は、ステップS7では、受信した送信データに含まれる位置情報と、受信した送信データに含まれる指紋情報に対応する顧客データに含まれる注文情報と、を合せて、通信部109を介して外部端末108に送信する。ステップS7に続き、ステップS8では、外部端末108が、顧客の注文情報及び当該顧客の着席した座席の位置情報を表示させ、処理を終了する。
ステップS6で一致するものがない場合は、処理を終了する。
以上で説明したように、本発明にかかる本実施の形態によれば、入店時に顧客が注文情報を入力する注文管理システムにおいて、接客係を介することなく、顧客の注文情報と顧客の着席した座席の位置情報が厨房に設置された外部端末に送信されるので、注文処理におけるトラブルを低減することができる。
[実施の形態2]
以下、図面を参照して本発明にかかる実施の形態2について説明する。なお、実施の形態1と共通の部分には共通の符号を付してその説明を省略する。
図5は、本実施の形態にかかる注文管理システム201の概略構成を示すブロック図である。注文管理システム201の概略構成は、実施の形態1において図2を用いて説明した注文管理システム101の概略構成と基本的に同じであるが、注文管理システム201の発券機200は、空席情報提示部212をさらに備える。空席情報提示部212は、ディスプレイなどにより店内の空座席の位置情報を表示する。空席情報提示部212における空席情報の表示は、データベース部105に登録された顧客データに含まれる客席の位置情報に基づく。つまり、ある座席の位置情報がデータベース部105に登録された全顧客データのうちのいずれにも含まれていない場合、その座席は空席であるとして席情報提示部212に表示させる。情報管理部204は、通信部109と制御部211とを備える。制御部211は、データベース部105への顧客データ(注文情報、指紋情報、座席の位置情報)の登録や削除などを行う。
注文管理システム201による注文管理の処理について以下で説明する。
図6は、注文管理システム201による注文管理の処理の流れを示すフローチャートである。なお、以下の説明において、図5も適宜参照する。図3で説明した注文管理システム101による注文管理の処理の流れとの違いは、顧客の退店を判断し、空席情報表示部212に表示させる空席情報を更新する点である。具体的には、接客係が、退店した顧客が着席していた座席の後片付けをする際に、自らの指紋を第2指紋読み取り部106に読み取らせることによってデータベース部105に登録された当該顧客の顧客データの削除を行い、空席情報表示部212に表示させる空席情報を更新する。なお、接客係の指紋情報は、データベース部105に予め登録させる。
図6に示すように、まず、ステップS101で、顧客が注文入力部103から注文情報を入力すると制御部211が顧客から入力された注文情報に基づいて清算処理を実行する。清算処理は、具体的には、顧客が入力した注文情報に基づいて支払い金額を算出し、ディスプレイなどを介して当該支払金額を顧客に提示する。そして、支払金額と顧客が発券機200に投入した金額との差額により、不足分の要求、釣銭の返却などを行う。
ステップS101に続き、ステップS102では、第1指紋読み取り部102が、注文情報を入力した顧客の指紋の読み取りを行う。次に、ステップS103では、制御部211が、ステップS101で入力された注文情報と、ステップS102で読み取られた指紋情報と、を対応付けて顧客データとしてデータベース部105に登録を行う。
ステップS104では、第2指紋読み取り部106が、座席に着席した際に顧客が入力した指紋情報を読み取る。ステップS105では、情報送信部107が、第2指紋読み取り部106が読み取った指紋情報に当該第2指紋読み取り部106が設置された座席(すなわち、当該顧客が着席している座席)の位置情報を対応付けて送信データとして通信部109に送信する。
ステップS106では、制御部211が、データベース部105を検索し、データベース部105に登録されている顧客データに含まれる指紋情報の中に、情報送信部107から送信されてきた送信情報に含まれる指紋情報と一致するものがあるか否か判断する。
ステップS106で一致するものがある場合は、ステップS107では、受信した送信データに含まれる位置情報と、受信した送信データに含まれる指紋情報に対応する顧客データに含まれる注文情報と、を合せて、通信部109を介して外部端末108に送信する。さらに、受信した送信データに含まれる指紋情報に対応する顧客データに、受信した送信データに含まれる位置情報を追加する。ステップS107に続き、ステップS108では、外部端末108が、顧客の注文情報及び当該顧客の着席した座席の位置情報を表示させる。そして、ステップS108に続き、ステップS109では、空席情報提示部212における空席情報の表示を更新し、処理を終了する。上述したように、空席情報提示部212における空席情報の表示は、データベース部105に登録された顧客データに含まれる客席の位置情報に基づく。このため、顧客データが更新されると、空席情報提示部212における空席情報の表示も更新する必要がある。
ステップS106で一致するものがない場合は、ステップS110に進む。ステップS110では、データベース部105に予め登録された接客係の指紋情報の中に、受信した送信データに含まれる指紋情報と一致するものがあるか否か判断する。
ステップS110で一致するものがある場合は、ステップ111に進む。ステップS111では、受信した送信データに含まれる位置情報を含む顧客データをデータベース部105から削除する。そして、ステップS109に進み、ステップS109で空席情報提示部212における空席情報の表示を更新し、処理を終了する。
ステップS110で一致するものがない場合は、処理を終了する。
以上で説明したように、本発明にかかる本実施の形態によれば、入店時に顧客が注文情報を入力する注文管理システムにおいて、接客係を介することなく、顧客の注文情報と顧客の着席した座席の位置情報が厨房に設置された外部端末に送信されるので、注文処理におけるトラブルを低減することができる。また、退席した顧客の顧客データをデータベース部から削除することで、顧客は注文入力時に店内の空いた座席の位置情報を確認することができる。さらに、データベース部に登録された顧客データの削除は、第2指紋読み取り部によって予め登録された接客係の指紋情報が読み取られた場合に行うため、接客係以外のものが誤って顧客データを削除してしまう恐れがない。
[参考形態1]
以下、図面を参照して本発明に関連する参考形態1について説明する。なお、実施の形態1と共通の部分には共通の符号を付してその説明を省略する。
図7は、本参考形態にかかる注文管理システム301の概略構成を示すブロック図である。図7に示すように、発券機300と、テーブル端末310と、外部端末308と、を備える。発券機300は、注文入力部302と、制御部303と、バーコード付与部304と、を備えている。注文入力部302は、顧客により注文情報が入力されるものである。注文入力部302は、顧客が注文情報を入力することができれば、押ボタン式やタッチパネル式など、いずれの入力方式であってもよい。制御部303は、顧客の入力した注文情報に基づいて清算処理を行うとともに、バーコード付与部304に発券指令を送る。バーコード付与部304は、注文情報に対応するバーコードを付与した食券を発券する。
テーブル端末310は、バーコード読み取り部305と、情報送信部306と、を備える。バーコード読み取り部305は、顧客の食券に付与されたバーコードを光学的に読み取り、注文情報を抽出する。情報送信部306は、バーコード読み取り部305が抽出した注文情報にバーコード読み取り部305が設置された座席の位置情報を対応付けて送信データとして外部端末308に送信する。テーブル端末310は、実施の形態1の図3に示すテーブル端末110と同様に、テーブル上における各座席に対応する位置に設置されている。外部端末308は、厨房に設置され、顧客の注文情報と当該顧客の着席した座席の位置情報とを表示させる。
注文管理システム301による注文管理の処理について以下で説明する。
図8は、注文管理システム301による注文管理の処理の流れを示すフローチャートである。なお、以下の説明において、図7についても適宜参照する。図8に示すように、まず、ステップS301で、顧客が注文入力部302から注文情報を入力すると制御部303が顧客から入力された注文情報に基づいて清算処理を実行する。清算処理は、具体的には、顧客が入力した注文情報に基づいて支払い金額を算出し、ディスプレイなどを介して当該支払金額を顧客に提示する。そして、支払金額と顧客が発券機300に投入した金額との差額により、不足分の要求、釣銭の返却などを行う。清算処理が完了した後、制御部303がバーコード付与部304に対し発券指令を送信する。ステップS301に続き、ステップS302では、バーコード付与部304が、顧客の注文情報に対応するバーコードを付与した食券を発券する。
ステップS303では、バーコード読み取り部305が、顧客の食券に付与されたバーコードを読み取り注文情報を抽出する。具体的には、顧客が座席に着席した際に顧客が食券をバーコード読み取り部305にかざすと、バーコード読み取り部305が、顧客の食券に付与されたバーコードを読み取り注文情報を抽出する。ステップS304では、情報送信部306が、バーコード読み取り部305が抽出した注文情報に当該バーコード読み取り部305が設置された座席(すなわち、当該顧客が着席している座席)の位置情報を対応付けて送信データとして外部端末308に送信する。ステップS305では、外部端末308が、顧客の注文情報及び当該顧客の着席した座席の位置情報を表示させる。
以上で説明したように、本発明に関連する参考形態1によれば、入店時に顧客が注文情報を入力する注文管理システムにおいて、接客係を介することなく、顧客の注文情報と顧客の着席した座席の位置情報が厨房に設置された外部端末に送信されるので、注文処理におけるトラブルを低減することができる。
本発明は上述した実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得る各種変形、修正、組み合わせを含むことは勿論である。
例えば、上記実施の形態2では、接客係が、退店した顧客が着席していた座席の後片付けをする際に、自らの指紋を第2指紋読み取り部106に読み取らせることによってデータベース部105に登録された当該顧客の顧客データの削除を行った(図5及び図6参照)。
上記実施の形態2の顧客データの削除方法に対し、店内の各座席にリセットボタンを設置し、接客係が、退店した顧客が着席していた座席の後片付けをする際に、当該座席のリセットボタンを押すことによってデータベース部に登録された当該顧客の顧客データの削除を行うようにしてもよい。具体的には、リセットボタンが押されると、リセットボタンが設置された座席の位置情報が情報送信部107を介して情報管理部204に送信される。データベース部105に登録された全顧客データのうちのいずれかに当該位置情報が含まれている場合、当該位置情報が含まれている顧客データをデータベース部105から削除する。なお、接客係以外のものが誤って顧客データを削除してしまう恐れを低減するため、顧客が視認しにくいテーブルの裏側などにリセットボタンを配置するのが好ましい。
また、上記実施の形態2の顧客データの削除方法に対し、店内の各座席の椅子などに設置され着席した人の重量を検知する重量センサによって顧客の退店の判断を行い、データベース部105に登録された当該顧客の顧客データの削除をするようにしてもよい。具体的には、重量センサが連続して負荷を検知しない無負荷時間が予め定められた規定時間を超えたときに(無負荷時間>規定時間)、当該座席に着席していた顧客が退席したと判断する。そして、情報送信部107が当該重量センサが設置された座席の位置情報を情報管理部204に送信する。当該位置情報を受信した情報管理部204は、当該位置情報がデータベース部105に登録された全顧客データのいずれかに含まれているときに当該位置情報が含まれる顧客データをデータベース部105から削除をする。
1 注文管理システム
2 第1指紋読み取り部
3 注文入力部
4 情報管理部
5 データベース部
6 第2指紋読み取り部6
7 情報送信部
8 外部端末

Claims (7)

  1. 入店時に注文の清算を行う注文管理システムであって、
    顧客により注文情報が入力される注文入力部と、
    当該顧客が注文情報を入力する際に当該顧客の指紋情報を読み取る第1指紋読み取り部と、
    前記第1指紋読み取り部が読み取った指紋情報に当該顧客の注文情報を対応付けて顧客データとしてデータベース部に登録する情報管理部と、
    店内の座席にそれぞれ設置され指紋情報を読み取る第2指紋読み取り部と、
    前記第2指紋読み取り部が読み取った指紋情報に前記第2指紋読み取り部が設置された座席の位置情報を対応付けて送信データとして前記情報管理部に送信する情報送信部と、
    厨房に設置され顧客の注文情報と当該顧客の着席した座席の位置情報を表示させる外部端末と、を備え、
    前記情報管理部は、前記送信データを受信した時、前記データベース部に登録された全顧客データのうちのいずれかに含まれる指紋情報の中に受信した前記送信データに含まれる指紋情報と一致するものがあるか検索し、一致するものがある場合には、受信した前記送信データに含まれる位置情報と、受信した前記送信データに含まれる指紋情報に対応する顧客データに含まれる注文情報と、を合せて前記外部端末に送信する注文管理システム。
  2. 前記情報管理部は、前記送信データを受信した時に、前記データベース部に登録された全顧客データのうちのいずれかに含まれる指紋情報の中に受信した前記送信データに含まれる指紋情報と一致するものがある場合には、受信した前記送信データに含まれる指紋情報に対応する顧客データに、受信した前記送信データに含まれる位置情報を追加し、
    前記情報管理部は、受信した前記送信データに含まれる指紋情報が予め登録した接客係の指紋情報であり、かつ、前記送信データに含まれる位置情報が前記データベース部に登録された全顧客データのいずれかに含まれている場合には、受信した前記送信データに含まれる位置情報を含む顧客データを前記データベース部から削除する請求項1に記載の注文管理システム。
  3. 店内の各座席に設置されたリセットボタンをさらに備え、
    前記情報管理部は、前記送信データを受信した時に、前記データベース部に登録された全顧客データのうちのいずれかに含まれる指紋情報の中に受信した前記送信データに含まれる指紋情報と一致するものがある場合には、受信した前記送信データに含まれる指紋情報に対応する顧客データに、受信した前記送信データに含まれる位置情報を追加し、
    前記リセットボタンが押された場合に、前記情報送信部が当該リセットボタンが設置された座席の位置情報を前記情報管理部に送信し、当該位置情報が前記データベース部に登録された全顧客データのいずれかに含まれているときに前記情報管理部が当該位置情報を含む顧客データを前記データベース部から削除する請求項1に記載の注文管理システム。
  4. 店内の各座席に設置され着席した人の重量を検知する重量センサをさらに備え、
    前記情報管理部は、前記送信データを受信した時に、前記データベース部に登録された全顧客データのうちのいずれかに含まれる指紋情報の中に受信した前記送信データに含まれる指紋情報と一致するものがある場合には、受信した前記送信データに含まれる指紋情報に対応する顧客データに、受信した前記送信データに含まれる位置情報を追加し、
    前記重量センサが連続して負荷を検知しない無負荷時間が予め定められた規定時間を超えた場合に、前記情報送信部が当該重量センサが設置された座席の位置情報を前記情報管理部に送信し、当該位置情報が前記データベース部に登録された全顧客データのいずれかに含まれているときに前記情報管理部が当該位置情報を含む顧客データを前記データベース部から削除する請求項1に記載の注文管理システム。
  5. 空席情報表示部をさらに備え、
    座席の全位置情報のうち、前記データベース部に登録された全顧客データのうちのいずれにも含まれていない位置情報がある場合に、前記情報管理部が、当該位置情報を前記空席情報表示部に表示させる請求項2乃至4のいずれか一項に記載の注文管理システム。
  6. 注文入力部と、第1指紋読み取り部と、情報管理部と、店内の各座席に設置された第2指紋読み取り部と、情報送信部と、厨房に設置された外部端末と、を備え、入店時に注文の清算を行う注文管理システムにおける注文管理方法であって、
    前記第1指紋読み取り部が、顧客が注文情報を入力する際に当該顧客の指紋情報を読み取るステップと、
    前記情報管理部が、前記第1指紋読み取り部が読み取った指紋情報に当該顧客の注文情報を対応付けて顧客データとしてデータベース部に登録するステップと、
    前記第2指紋読み取り部が、指紋情報を読み取るステップと、
    前記情報送信部が、前記第2指紋読み取り部が読み取った指紋情報に前記第2指紋読み取り部が設置された座席の位置情報を対応付けて送信データとして前記情報管理部に送信するステップと、
    前記情報管理部が、前記送信データを受信した時、前記データベース部に登録された全顧客データのうちのいずれかに含まれる指紋情報の中に受信した前記送信データに含まれる指紋情報と一致するものがあるか検索し、一致するものがある場合には、受信した前記送信データに含まれる位置情報と、受信した前記送信データに含まれる指紋情報に対応する顧客データに含まれる注文情報と、を合せて前記外部端末に送信するステップと、
    前記外部端末が、受信した顧客の注文情報と当該顧客の着席した座席の位置情報を表示させるステップと、を有する注文管理方法。
  7. 第1指紋読み取り部と、データベース部と、店内の各座席に設置された第2指紋読み取り部と、厨房に設置された外部端末と、を備え、入店時に注文の清算を行う注文管理システムの制御プログラムであって、
    顧客が注文情報を入力する際に前記第1指紋読み取り部が読み取った当該顧客の指紋情報に当該顧客の注文情報を対応付けて顧客データとして前記データベース部に登録させるステップと、
    前記データベース部に登録された全顧客データのうちのいずれかに含まれる指紋情報の中に前記第2指紋読み取り部が読み取った指紋情報と一致するものがあるか検索し、一致するものがある場合には、前記第2指紋読み取り部が設置された座席の位置情報と、前記第2指紋読み取り部が読み取った指紋情報に対応する顧客データに含まれる注文情報と、を合せて前記外部端末に送るステップと、
    をコンピュータに実行させる制御プログラム。
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