JP2017044636A - レーダの搭載構造 - Google Patents

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功 中野
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功 中野
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Abstract

【課題】簡素な構造でキャブチルト時にレーダがフロントグリルに干渉することを効果的に防止する。【解決手段】車体1の前端側に設けられた軸4を中心にチルト可能なキャブ3を備えたキャブオーバ型車両の前方を検知するレーダ10の搭載構造であって、キャブオーバ型車両1が、車体の前端に固定されたバンパ部材11と、バンパ部材11の上方に設けられてキャブ3と一体にチルト可能なパネル部材12とを有し、レーダ10が、バンパ部材11とパネル部材12との間に配置され、レーダ10の上方に位置するパネル部材12の下縁部に上方に向かって窪む凹部20を設けた。【選択図】図2

Description

本発明は、レーダの搭載構造に関し、特に、チルト可能なキャブを備えたキャブオーバ型車両の前方を検知するレーダの搭載構造に関する。
一般的に、トラック等のキャブオーバ型車両においては、エンジン等のメンテナンス時にキャブを前方に傾斜させるチルト構造が採用されている。また、近年、運転者の運転支援のために、ミリ波レーダ等の前方探査装置(以下、単にレーダという)を用いて、自車両と前方車両との車間距離等を所定の条件に維持するためのACC(Adaptive Cruise Control)が実用化されている。
キャブがチルト可能なキャブオーバ型車両において、このようなレーダをキャブ前面に搭載する場合は、フロントバンパの上方に設けることが考えられるが、キャブをチルトした際にレーダがフロントグリルに干渉する可能性がある。このような課題に着目し、例えば、特許文献1には、レーダの左右二箇所をフロントグリル後方のチルト回転軸に二個のブラケットで固定し、レーダの上部をキャブパネルに一個のブラケットで固定し、レーダ前方のフロントグリルにレーダ用開口部を設けた構造が開示されている。
特開2013−127367号公報
ところで、特許文献1記載の構造では、計三個のブラケットを用いてレーダを固定しているため、部品点数の増加によるコストの上昇を招く可能性がある。また、キャブはシャシフレームにキャブマウント等で防振支持されるため、レーダをキャブ側のキャブパネルとシャシフレーム側のチルト回転軸とに固定すると、上下方向の取り付け位置精度を担保することができず、レーダ用開口部の開口面積を大きく確保しなければならない課題もある。また、レーダがキャブから伝達される振動の影響を受ける場合もあり、ACCの制御性を悪化させる可能性もある。
開示の搭載構造は、簡素な構造でキャブチルト時にレーダがフロントグリルに干渉することを効果的に防止することを目的とする。
開示の搭載構造は、車体の前端側に設けられた軸を中心にチルト可能なキャブを備えたキャブオーバ型車両の前方を検知するレーダの搭載構造であって、前記キャブオーバ型車両が、前記車体の前端に固定されたバンパ部材と、当該バンパ部材の上方に設けられて前記キャブと一体にチルト可能なパネル部材とを有し、前記レーダが、前記バンパ部材と前記パネル部材との間に配置され、前記レーダの上方に位置する前記パネル部材の下縁部に上方に向かって窪む凹部を設けたものである。
前記レーダが、車体前後方向に延設された一対のシャシフレームの間に架け渡されたフロントクロスメンバにブラケットを介して固定されてもよい。
前記パネル部材が、ラジエータの前方に配置されたラジエータグリルであってもよい。
開示の搭載構造によれば、簡素な構造でキャブチルト時にレーダがフロントグリルに干渉することを効果的に防止することができる。
本発明の一実施形態に係るレーダの搭載構造が適用された車両の一部を示す模式的な側面図である。 本発明の一実施形態に係るレーダの搭載構造が適用された車両のキャブを示す模式的な正面図である。 (A)は、キャブの非チルト状態におけるレーダとラジエータグリルとの位置関係を説明する模式的な斜視図、(B)は、キャブのチルト状態におけるレーダとラジエータグリルとの位置関係を説明する模式的な斜視図である。 図2のA−A線断面図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態に係るレーダの搭載構造を説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本実施形態に係るレーダの搭載構造が適用された車両1の模式的な側面図を示している。車両1は、車体前後方向に延設された一対のシャシフレーム2(左側のシャシフレームのみ示す)の上部にキャブ3が設けられたキャブオーバ型車両である。
キャブ3は、シャシフレーム2の前端側上方に車体幅方向に設けられたトーションバー(チルト軸)4に回動可能に取り付けられている。すなわち、通常時(非チルト時)は、キャブ3が図示しないロック機構によって図中実線で示す状態に固定され、エンジン等のメンテナンス時はロック機構(不図示)を解除することで、図中破線で示す状態にチルトされるようになっている。
図2に示すように、キャブ3の前面の最下部には、車体幅方向に延びるフロントバンパ11が設けられている。フロントバンパ11は、シャシフレーム2(図1参照)に取り付けられており、キャブ3がチルトしても変位しないようになっている。
フロントバンパ11の直上方には、図示しないラジエータに走行風を導入するための複数の吸気口が形成されたラジエータグリル12が設けられている。また、ラジエータグリル12の左右両端には左右のフロントライト13L,Rが設けられ、ラジエータグリル12の上部にはフロントパネル14が設けられている。なお、図2中において、符号15L,Rは左右の前輪、符号16はフロントガラスをそれぞれ示している。
フロントバンパ11とラジエータグリル12との間の車幅方向略中央には、車体前方を検知するミリ波レーダ等のレーダ10が配置されている。本実施形態において、レーダ10の上方に位置するラジエータグリル12には、その下縁部を上方に向かって所定量切り欠いて形成した凹部20が設けられている。すなわち、キャブ3が図3(A)に示す非チルトの状態から、図3(B)に示すチルト状態になった場合においても、レーダ10の上側が凹部20内に受け入れられることで、ラジエータグリル12とレーダ10との干渉が確実に防止されるようになっている。凹部20の切り欠き量(深さ)は、レーダ10の取り付け位置やサイズ等に応じて適宜設定すればよい。
図4に示すように、レーダ10は、一対のシャシフレーム2(図1参照)間に架け渡されたフロントクロスメンバ7に、ブラケット30を介して固定されている。ブラケット30は、フロントクロスメンバ7の上面にボルトナット等で固定された断面略L字状の第1ブラケット31と、第1ブラケット31の前側面にボルトナット等で固定されてレーダ10が取り付けられる断面略U字状の第2ブラケット32とを備えて構成されている。本実施形態では、このように、レーダ10をフロントバンパ11に固定することなく、車体フレームの一部を構成するフロントクロスメンバ7にブラケット30を介して固定するようになっている。これにより、フロントバンパ11にレーダ取り付け用ステイの追加やレーダ照射用の窓穴加工等の形状変更を行うことなく、レーダ10を最適位置に搭載することができる。
以上詳述したように、本実施形態のレーダの搭載構造によれば、レーダ10をフロントバンパ11とラジエータグリル12との間に配置すると共に、レーダ10の上方に位置するラジエータグリル12の下縁部には凹部20が設けられている。すなわち、キャブ3がチルトした場合は、レーダ10が凹部20の内部に受け入れられることで、ラジエータグリル12とレーダ10との干渉を確実に防止することができる。
また、本実施形態のレーダの搭載構造によれば、レーダ10がフロントバンパ11に直接固定されることなく、車体フレームの一部を構成するフロントクロスメンバ7にブラケット30を介して固定されている。これにより、フロントバンパ11にレーダ取り付け用ステイの追加やレーダ照射用の窓穴加工等を行うことなく、レーダ10を最適位置に搭載することが可能となり、フロントバンパ11の形状変更に伴うコスト上昇等を効果的に抑制することができる。
また、レーダ10をトーションバーやキャブパネル等の複数か所に固定する従来技術構造に比べて、ブラケットの個数等、部品点数を削減できる他、レーダ10の上下方向の取り付け位置精度を効果的に向上することができる。また、レーダ10の取り付け位置精度が向上することで、レーダ照射に必要な凹部20の開口面積を効果的に縮小することが可能となり、キャブ3の外観に与える影響を効果的に抑えることができ、意匠性も向上すことができる。さらに、レーダ10をキャブパネルに固定する従来技術構造に比べて、レーダ10に与えるキャブ振動の影響を確実に排除することが可能となり、ACCの制御性を効果的に向上することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、凹部20はラジエータグリル12に形成されるものとして説明したが、フロントバンパ11の上部にフロントパネルが設けられるキャブの場合は、凹部20を当該フロントパネルの下縁に設けることもできる。
1 車両
2 シャシフレーム
3 キャブ
4 トーションバー
7 フロントクロスメンバ
10 レーダ
11 フロントバンパ(バンパ部材)
12 ラジエータグリル(パネル部材)
13L,R フロントライト
14 フロントパネル
15L,R 前輪
16 フロントガラス
20 凹部
30 ブラケット

Claims (3)

  1. 車体の前端側に設けられた軸を中心にチルト可能なキャブを備えたキャブオーバ型車両の前方を検知するレーダの搭載構造であって、
    前記キャブオーバ型車両が、前記車体の前端に固定されたバンパ部材と、当該バンパ部材の上方に設けられて前記キャブと一体にチルト可能なパネル部材とを有し、
    前記レーダが、前記バンパ部材と前記パネル部材との間に配置され、
    前記レーダの上方に位置する前記パネル部材の下縁部に上方に向かって窪む凹部を設けた
    レーダの搭載構造。
  2. 前記レーダが、車体前後方向に延設された一対のシャシフレームの間に架け渡されたフロントクロスメンバにブラケットを介して固定された
    請求項1に記載のレーダの搭載構造。
  3. 前記パネル部材が、ラジエータの前方に配置されたラジエータグリルである
    請求項1又は2に記載のレーダの搭載構造。
JP2015169050A 2015-08-28 2015-08-28 レーダの搭載構造 Pending JP2017044636A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113335058A (zh) * 2021-06-02 2021-09-03 重庆长安汽车股份有限公司 一种下导风板
US11693095B2 (en) 2018-11-20 2023-07-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Sensor mounting structure

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