JP2017044498A - 周波数測定方法及び周波数測定装置、周波数測定用治具 - Google Patents
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Abstract
【課題】帯状または大判状態で連接する非接触通信媒体の通信周波数を正しく測定する周波数測定方法と測定装置、抑え治具を提供する。【解決手段】本発明の周波数測定方法は、平面状の非接触通信媒体1の複数単位が、帯状または大判状態に連接する場合に、測定対象の一単位の非接触通信媒体1を搬送部11上であってアンテナ基板下の定位置に位置決めして停止させた後、非接触通信媒体1の平面性を維持する抑え治具12を測定対象の非接触通信媒体1上に降下して押圧し、その後に、アンテナ基板24より所定周波数の電波を発振させる、ことを特徴とする。また、通信周波数測定装置は搬送部と抑え治具12を有することを特徴とする。【選択図】 図1
Description
本発明は、通信周波数測定方法及び通信周波数測定装置等に関する。詳しくは、平面状である単位の非接触通信媒体の複数が帯状に連接する場合、または大判状態で連接する場合の周波数測定において、測定精度や再現性を確保する周波数測定方法と周波数測定装置等に関する。
平面状の非接触通信媒体、例えば、アンテナとICチップからなるアンテナシート及び該アンテナシートを内挿した非接触ICカード、非接触ICタグ等の製造において、それらは、規定の通信周波数を有することが必要であり、規定値を満たすことにより、リーダライタとの非接触通信が可能になる。
そのため、アンテナシート及びICカード等の製造の際は、適正な周波数測定を行い、規定の通信周波数を有する製品が得られることが求められる。
そのため、アンテナシート及びICカード等の製造の際は、適正な周波数測定を行い、規定の通信周波数を有する製品が得られることが求められる。
従来、アンテナシートや非接触ICカードの周波数測定は、リーダライタのアンテナ基板に対して平行かつ平面にされたカード台座に測定対象媒体を載せ、アンテナ基板と測定対象媒体が通信することにより、共振周波数が測定されている。
非接触通信媒体が一単位である場合は、比較的に平面性が保たれ易いが、それでもカード台座から部分的に浮き上がることにより、測定が不正確になる場合がある。
まして、複数の非接触通信媒体がリール形状に連接したものや、前後左右に多面付けされたシート状態の場合は、シートの反りやねじれ、しわが顕著になり、その影響で精度高い測定が困難になる。
非接触通信媒体が一単位である場合は、比較的に平面性が保たれ易いが、それでもカード台座から部分的に浮き上がることにより、測定が不正確になる場合がある。
まして、複数の非接触通信媒体がリール形状に連接したものや、前後左右に多面付けされたシート状態の場合は、シートの反りやねじれ、しわが顕著になり、その影響で精度高い測定が困難になる。
一般に、測定用アンテナ基板と非接触通信媒体の距離が小さくなると周波数は高くなり、距離が大きくなると周波数は低くなる。
測定対象の非接触通信媒体がカード台座から部分的に浮き上がることも、測定用アンテナ基板と非接触通信媒体の距離が変動することになり周波数の変動原因となる。
図7は、単位の非接触通信媒体の測定状態を示す図である。
例えば、図7(A)のように、カード台座21上で測定対象のアンテナシート1aの中央部が凸形状で反っている場合は、アンテナシート1aのアンテナは、測定装置のアンテナ基板24に接近(距離d1が小)することになり共振周波数は高くなる。
一方、図7(B)のように、測定対象のアンテナシート1aの中央部が凹形状で反っている場合は、アンテナシート1aのアンテナは、アンテナ基板24から離れる(距離d2が大)ことになり共振周波数は低くなる。
図7は、単位の非接触通信媒体の測定状態を示す図である。
例えば、図7(A)のように、カード台座21上で測定対象のアンテナシート1aの中央部が凸形状で反っている場合は、アンテナシート1aのアンテナは、測定装置のアンテナ基板24に接近(距離d1が小)することになり共振周波数は高くなる。
一方、図7(B)のように、測定対象のアンテナシート1aの中央部が凹形状で反っている場合は、アンテナシート1aのアンテナは、アンテナ基板24から離れる(距離d2が大)ことになり共振周波数は低くなる。
従来、平面状の非接触通信媒体の通信周波数測定は、ネットワークアナライザ等の周波数分析装置に接続された測定用アンテナ基板を用いて通信特性を評価している。
図8は、従来の周波数測定装置の構成を示す図である。
従来の周波数測定装置20は、測定対象である非接触通信媒体1を水平に支持するカード台座21と、該カード台座と所定間隔をおいて対向した状態で支柱23に設置されるアンテナ基板24とで構成されている。なお、カード台座21とアンテナ基板24の上下位置関係は、何れが上であっても構わない。
非接触通信媒体の周波数測定時には、カード台座21に非接触通信媒体を載せ、アンテナ基板24より所定周波数の電波を発振させる。アンテナ基板24では非接触通信媒体からの応答信号が受信され、アンテナ基板24に接続されたネットワークアナライザ等の周波数分析装置22によって非接触通信媒体の共振周波数を測定するようにされている。
図8は、従来の周波数測定装置の構成を示す図である。
従来の周波数測定装置20は、測定対象である非接触通信媒体1を水平に支持するカード台座21と、該カード台座と所定間隔をおいて対向した状態で支柱23に設置されるアンテナ基板24とで構成されている。なお、カード台座21とアンテナ基板24の上下位置関係は、何れが上であっても構わない。
非接触通信媒体の周波数測定時には、カード台座21に非接触通信媒体を載せ、アンテナ基板24より所定周波数の電波を発振させる。アンテナ基板24では非接触通信媒体からの応答信号が受信され、アンテナ基板24に接続されたネットワークアナライザ等の周波数分析装置22によって非接触通信媒体の共振周波数を測定するようにされている。
図9は、アンテナ基板の例を示す図である。アンテナ基板24は、例えばガラスエポキシ製の絶縁基板24aと、この絶縁基板24aの一方側の表面に形成されたループコイル24bとで構成されている。ループコイル24bの巻き回数や形状は適宜変更可能である。
このような従来の通信周波数測定装置20は、非接触通信媒体が単一の形態にされている場合でも前記のように、浮き上がりの問題を生じるが、帯状に一次元的に連接してリールに巻かれている場合や面状に二次元的に連接する場合は、リールの巻き癖、反りやねじれ、しわ等が一層顕著になる場合が多く、安定した通信周波数の測定ができない問題があった。本願はこのような問題を解決することを課題とする。
このような従来の通信周波数測定装置20は、非接触通信媒体が単一の形態にされている場合でも前記のように、浮き上がりの問題を生じるが、帯状に一次元的に連接してリールに巻かれている場合や面状に二次元的に連接する場合は、リールの巻き癖、反りやねじれ、しわ等が一層顕著になる場合が多く、安定した通信周波数の測定ができない問題があった。本願はこのような問題を解決することを課題とする。
本願に直接関連する先行技術文献は発見し得ないが、周波数測定器に関して、特許文献1がある。この文献は、一台で、非接触ICカード及びリーダライタ装置の周波数測定を行うことを目的とするものであり、本願とは課題を異にしている。
特許文献2は、非接触型ICカード・メディアの共振周波数測定方法等に関するが、検出用アンテナに可変コンデンサを接続して精度良く共振周波数を測定しようとするもので、この文献も本願とは課題を異にしている。
特許文献2は、非接触型ICカード・メディアの共振周波数測定方法等に関するが、検出用アンテナに可変コンデンサを接続して精度良く共振周波数を測定しようとするもので、この文献も本願とは課題を異にしている。
平面状の非接触通信媒体の複数単位が、帯状に連接する場合の通信周波数を測定する方法において、測定対象の一単位の非接触通信媒体をアンテナ基板下の定位置に位置決めして載せ、かつ抑え治具で非接触通信媒体を押圧してから通信周波数を測定することにより、測定ばらつきがなく繰り返し精度が高い周波数測定を達成することを課題とする。
また、平面状の非接触通信媒体の複数単位が、大判状態で二次元状に連接する場合の通信周波数を測定する方法においても同様に、測定ばらつきがなく繰り返し精度が高い周波数測定を達成することを課題とする。
また、平面状の非接触通信媒体の複数単位が、大判状態で二次元状に連接する場合の通信周波数を測定する方法においても同様に、測定ばらつきがなく繰り返し精度が高い周波数測定を達成することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の要旨の第1は、平面状の非接触通信媒体の複数単位が、帯状に連接する場合の通信周波数を測定する方法において、(1)測定対象の一単位の非接触通信媒体を搬送部上であってアンテナ基板下の定位置に位置決めして停止させる工程、(2)非接触通信媒体の平面性を維持する抑え治具を測定対象の非接触通信媒体上に降下して押圧する工程、(3)その後に、アンテナ基板より所定周波数の電波を発振する工程、を有することを特徴とする非接触通信媒体の通信周波数測定方法、にある。
上記課題を解決する本発明の要旨の第2は、平面状の非接触通信媒体の複数単位が、大判状態で連接する場合の通信周波数を測定する方法において、(1)大判状態の非接触通信媒体の全体を搬送部に載置する工程、(2)搬送部を移動して測定対象の一単位の非接触通信媒体をアンテナ基板下の定位置に位置決めして停止させる工程、(3)非接触通信媒体の平面性を維持する抑え治具を測定対象の非接触通信媒体上に降下して押圧する工程、(4)アンテナ基板より所定周波数の電波を発振する工程、を有することを特徴とする非接触通信媒体の通信周波数測定方法、にある。
上記課題を解決する本発明の要旨の第3は、平面状の非接触通信媒体の複数単位が、帯状に連接する場合の通信周波数を測定する装置であって、(1)測定対象の一単位の非接触通信媒体を搬送部により搬送し、定位置に停止させる位置決め機構と、(2)測定対象の一単位の非接触通信媒体上に降下して平面性を維持する抑え治具と、を備えることを特徴とする非接触通信媒体の通信周波数測定装置、にある。
上記課題を解決する本発明の要旨の第4は、平面状非接触通信媒体の複数単位が、大判状態で連接する場合の通信周波数を測定する装置であって、(1)大判状態の非接触通信媒体の全体を載置する搬送部と、測定対象である一単位の非接触通信媒体をアンテナ基板下の定位置に停止させる位置決め機構と、(2)測定対象の一単位の非接触通信媒体上に降下して平面性を維持する抑え治具と、を備えることを特徴とする非接触通信媒体の通信周波数測定装置、にある。
上記課題を解決する本発明の要旨の第5は、平面状の非接触通信媒体の通信周波数を測定する際に、該非接触通信媒体を押圧して平面に保つための抑え治具であって、その板面が一単位の非接触通信媒体と同等の矩形状サイズであるか矩形状の四辺を1〜20mm程度拡大した大きさであるプラスチック板であって、非接触通信媒体に接する板面のICチップに対面する位置に窪み孔または貫通孔を設けたことを特徴とする抑え治具、にある。
上記課題を解決する本発明の要旨の第6は、平面状の非接触通信媒体の通信周波数を測定する際に、該非接触通信媒体を押圧して平面に保つための抑え治具であって、その板面が一単位の非接触通信媒体と同等の矩形状サイズであるか矩形状の四辺を1〜20mm程度拡大した大きさであるプラスチック板と弾性素材の貼り合せ体であって、非接触通信媒体に接する弾性素材面のICチップに対面する位置に窪み孔または貫通孔を設けたことを特徴とする抑え治具、にある。
要旨の第1の発明によれば、平面状の非接触通信媒体が、帯状に連接する場合の通信周波数を、正しい精度で、かつ効率良く測定できる。
要旨の第2の発明によれば、平面状の非接触通信媒体が、大判状態で連接する場合の通信周波数を、正しい精度で、かつ効率良く測定できる。
要旨の第2の発明によれば、平面状の非接触通信媒体が、大判状態で連接する場合の通信周波数を、正しい精度で、かつ効率良く測定できる。
要旨の第3の発明によれば、平面状の非接触通信媒体が、帯状に連接する場合の通信周波数を、正しい精度で、かつ効率良く測定できる装置が得られる。
要旨の第4の発明によれば、平面状の非接触通信媒体が、大判状態で連接する場合の通信周波数を、正しい精度で、かつ効率良く測定できる装置が得られる。
要旨の第4の発明によれば、平面状の非接触通信媒体が、大判状態で連接する場合の通信周波数を、正しい精度で、かつ効率良く測定できる装置が得られる。
要旨の第5、第6の発明によれば、非接触通信媒体を抑えても損傷させずに正しい精度で測定できる。
本発明について説明する前に、本発明が測定対象とする非接触通信媒体について説明しておくことする。
図4は、単位の非接触通信媒体の例を示す図である。
非接触ICカード用アンテナシート1aは、図4のように、樹脂シート(0.1〜0.3mm程度の厚み)面にラミネートされた金属箔をエッチングしてアンテナコイル101やコンデンサパターン102を形成し、アンテナコイル101の端部に非接触ICチップ103を装着している。アンテナコイルとコンデンサにより共振回路を形成している。
ICチップ103の位置は、特に規定されないが、応力変形を受け易い中心部を避けて置かれることが多い。
アンテナシート1aは、同一材料の同一製造工程で製造されても金属箔の厚みの変動やエッチング条件により、アンテナシート1a毎に特性の変動があるため、ICカード化する前に、コイルの一部を穿孔する等により、共振周波数を正しく調整する工程が必要になる。そのため、ICカード化前後に周波数の測定が必要になる。
図4は、単位の非接触通信媒体の例を示す図である。
非接触ICカード用アンテナシート1aは、図4のように、樹脂シート(0.1〜0.3mm程度の厚み)面にラミネートされた金属箔をエッチングしてアンテナコイル101やコンデンサパターン102を形成し、アンテナコイル101の端部に非接触ICチップ103を装着している。アンテナコイルとコンデンサにより共振回路を形成している。
ICチップ103の位置は、特に規定されないが、応力変形を受け易い中心部を避けて置かれることが多い。
アンテナシート1aは、同一材料の同一製造工程で製造されても金属箔の厚みの変動やエッチング条件により、アンテナシート1a毎に特性の変動があるため、ICカード化する前に、コイルの一部を穿孔する等により、共振周波数を正しく調整する工程が必要になる。そのため、ICカード化前後に周波数の測定が必要になる。
非接触ICカードは図示していないが、アンテナシート1aを中心層近くにして、その表裏面をコアシートやオーバーシートを積層した板状の非接触通信媒体である。ICカードは、ポリエチレンテレフタレート(PET)や、PET−G、塩化ビニル等のシートを熱圧プレスして融着させて製造するので、やはり反りが発生し易い。ただし、アンテナシート1aと異なり屈曲性は小さい。
図示しない非接触ICタグ用アンテナシートもICカード用アンテナシート1aと同様の形態であるが、より小面積にされる場合が多い。非接触ICタグ用アンテナシートのICチップ側に保護シートを被覆し、反対側面に粘着剤を設けた粘着ラベル化した形態が多いが、屈曲性を残す状態にされている場合もある。
図5は、帯状に連接する非接触通信媒体の例を示す図である。
非接触ICカード用アンテナシート1aや非接触ICタグ用アンテナシートの場合は屈曲性が有るので、帯状にされ、リール3に巻かれて供給される場合がある。非接触ICカードは、硬質の板状になるので、リールに巻かれることはないが、数単位の帯状連接体にされる場合はある。
非接触ICカード用アンテナシート1aや非接触ICタグ用アンテナシートの場合は屈曲性が有るので、帯状にされ、リール3に巻かれて供給される場合がある。非接触ICカードは、硬質の板状になるので、リールに巻かれることはないが、数単位の帯状連接体にされる場合はある。
図6は、大判状態で連接する場合の例を示す図である。
アンテナシート1aは、多面付け状態で製造されるので、そのままの多面付け状態でICカード化することが通常である。従って、アンテナシートもICカードも前後左右に連接する面状態(大判状態)で検査される場合が多い。非接触ICタグも同様である。
これらの場合は、XおよびY方向の二次元的に連接する30面程度の多面付け状態になる。アンテナシート1aも非接触ICカードも後の裁断断ちを考慮して、仕上がり寸法よりも矩形状の各辺が1〜20mm程度大きくされているのが通常である。一次元的に連接する場合も同様である。
アンテナシート1aは、多面付け状態で製造されるので、そのままの多面付け状態でICカード化することが通常である。従って、アンテナシートもICカードも前後左右に連接する面状態(大判状態)で検査される場合が多い。非接触ICタグも同様である。
これらの場合は、XおよびY方向の二次元的に連接する30面程度の多面付け状態になる。アンテナシート1aも非接触ICカードも後の裁断断ちを考慮して、仕上がり寸法よりも矩形状の各辺が1〜20mm程度大きくされているのが通常である。一次元的に連接する場合も同様である。
本発明の通信周波数測定装置について説明する。
図1は、本発明の通信周波数測定装置を示す正面図、図2は、抑え治具の平面図である。
帯状非接触通信媒体用測定装置の場合も面状非接触通信媒体用測定装置の場合も正面図は同様である。
本通信周波数測定装置10は、図8に基づいて説明した従来の周波数測定装置20と同様に、測定対象である非接触通信媒体1を水平に支持する搬送部(カード台座を兼ねる)11と間隔をおいて、平行に対向した状態でアンテナ基板24を有している。
図1は、本発明の通信周波数測定装置を示す正面図、図2は、抑え治具の平面図である。
帯状非接触通信媒体用測定装置の場合も面状非接触通信媒体用測定装置の場合も正面図は同様である。
本通信周波数測定装置10は、図8に基づいて説明した従来の周波数測定装置20と同様に、測定対象である非接触通信媒体1を水平に支持する搬送部(カード台座を兼ねる)11と間隔をおいて、平行に対向した状態でアンテナ基板24を有している。
非接触通信媒体1の周波数測定時には、搬送部11に測定対象の非接触通信媒体1を位置決めして停止させる。次に、抑え治具12を降下して非接触通信媒体1を、平面な状態に維持する。その後、アンテナ基板24より所定周波数の電波を発振させる。
アンテナ基板24では非接触通信媒体からの応答信号が受信され、アンテナ基板24にケーブル25を介して接続されたネットワークアナライザ等の周波数分析装置によって非接触通信媒体1の共振周波数を測定するようにされている。
アンテナ基板24では非接触通信媒体からの応答信号が受信され、アンテナ基板24にケーブル25を介して接続されたネットワークアナライザ等の周波数分析装置によって非接触通信媒体1の共振周波数を測定するようにされている。
この装置の特徴は、連接する帯状非接触通信媒体1の場合は、測定対象である一単位の非接触通信媒体1を搬送し、定位置に停止させる位置決め機構と、測定時に一単位の非接触通信媒体1面に降下する抑え治具12とを有している特徴がある。抑え治具12が降下してもアンテナ基板24は定位置に停止する状態にされている。
抑え治具12は、上面四隅に直立する支柱13を有していて、当該支柱13を駆動する機構により、非接触通信媒体1の移動時は抑え治具12を上昇させ、測定時は下降して非接触通信媒体1を押圧するようにされている。図1中、点線で図示した形状は、抑え治具12が下降した状態を示している。抑え治具12が下降した状態では、非接触通信媒体1は、アンテナ基板24の直下に位置するようにされる。
位置決め機構は、非接触通信媒体1を左右方向(X方向)に送り定位置に停止させる機構であり、帯状非接触通信媒体1の一単位毎に付されたマークを監視するセンサーと搬送用送りロール、制御装置等により構成される。
抑え治具12は、上面四隅に直立する支柱13を有していて、当該支柱13を駆動する機構により、非接触通信媒体1の移動時は抑え治具12を上昇させ、測定時は下降して非接触通信媒体1を押圧するようにされている。図1中、点線で図示した形状は、抑え治具12が下降した状態を示している。抑え治具12が下降した状態では、非接触通信媒体1は、アンテナ基板24の直下に位置するようにされる。
位置決め機構は、非接触通信媒体1を左右方向(X方向)に送り定位置に停止させる機構であり、帯状非接触通信媒体1の一単位毎に付されたマークを監視するセンサーと搬送用送りロール、制御装置等により構成される。
帯状媒体の場合は、媒体を左右方向(通常は、一方向)に送ればよく、非接触通信媒体1自体を測定位置前後の送りローラ等によって搬送するものとなる。その場合は図1で搬送部11と符号を付した部分は、カード台座の役割をする平面な板状体であっても良い。この板状体には、帯状媒体に平行するガイドレールを、非接触通信媒体1の移動方向に平行して前後に設けることもできる。
非接触通信媒体1が二次元的に連接する面状非接触通信媒体1の場合は、多面付けの面全体を載置する面積の平面な搬送部11を有する必要がある。この場合、搬送部11は測定対象である一単位の非接触通信媒体1を、アンテナ基板24に正しく対面する定位置に停止させる動作が必要になる。すなわち、搬送部11は、前後左右に動くXYテーブルの動作をする必要がある。
通信周波数測定の際、このようなリール形状帯状連接シートや面状に前後左右に連接するシートの場合は、測定対象の1面とカード台座とを近接させ、測定対象以外の他の面とは通信を遮断させる目的から、通信遮蔽シールドを設ける場合もある。
次に、抑え治具について説明する。図2は、抑え治具の平面図である。
抑え治具12の板面サイズは非接触通信媒体1よりも前後左右に1〜10mm程度大きくなる略矩形状のサイズにされている。材質は電磁波を反射、または遮蔽しない絶縁性のプラスチック材料等を使用する。抑え治具が非接触通信媒体1を押圧する力は、非接触通信媒体1の種類にもよるが、5~100g/cm2程度になるようにすればよい。
抑え治具12は、前記のように、上面四隅に直立する支柱13を有している。この支柱13も電磁波を反射、または遮蔽しない絶縁材料を使用する必要がある。
抑え治具12の板面サイズは非接触通信媒体1よりも前後左右に1〜10mm程度大きくなる略矩形状のサイズにされている。材質は電磁波を反射、または遮蔽しない絶縁性のプラスチック材料等を使用する。抑え治具が非接触通信媒体1を押圧する力は、非接触通信媒体1の種類にもよるが、5~100g/cm2程度になるようにすればよい。
抑え治具12は、前記のように、上面四隅に直立する支柱13を有している。この支柱13も電磁波を反射、または遮蔽しない絶縁材料を使用する必要がある。
図3は、抑え治具の非接触通信媒体と接する板面図である。図3(A)は、上面から透視した平面図、図3(B)、(C)は、(A)のX−X線断面図である。
抑え治具12の非接触通信媒体と接する板面には、アンテナシート1aのICチップ103を押圧により、損傷させないために、ICチップ103位置に窪み孔12tや貫通孔12hを設けることが好ましい。図3(B)は、窪み孔12tを設けた例、図3(C)は貫通孔12hを設けた例である。
図3(1)、(2)のように、単層の板材料121のみであっても良く、図3(3)、(4)のように、アンテナシート1aに接する面に弾性素材122を積層した2層構造であっても良い。弾性素材122を使用する場合は、アンテナシート1a面のしわを強制して伸ばすのに効果がある。弾性素材は、図3(3)のように全面に使用するのではなく、図3(4)のように、四隅と中央部のみに部分的に使用しても良い。
抑え治具12の非接触通信媒体と接する板面には、アンテナシート1aのICチップ103を押圧により、損傷させないために、ICチップ103位置に窪み孔12tや貫通孔12hを設けることが好ましい。図3(B)は、窪み孔12tを設けた例、図3(C)は貫通孔12hを設けた例である。
図3(1)、(2)のように、単層の板材料121のみであっても良く、図3(3)、(4)のように、アンテナシート1aに接する面に弾性素材122を積層した2層構造であっても良い。弾性素材122を使用する場合は、アンテナシート1a面のしわを強制して伸ばすのに効果がある。弾性素材は、図3(3)のように全面に使用するのではなく、図3(4)のように、四隅と中央部のみに部分的に使用しても良い。
前記のように、アンテナシート1aのICチップ103の位置は規定されていないので、ICカードとした場合の製品仕様や製造メーカによって、その位置はまちまちである。
従って、図3(2)のように、ICチップ103の位置を、頻繁に使用される2箇所として、窪み孔12tや貫通孔12hを設けても良い。その場合には、抑え治具12の交換頻度を少なくできる。
従って、図3(2)のように、ICチップ103の位置を、頻繁に使用される2箇所として、窪み孔12tや貫通孔12hを設けても良い。その場合には、抑え治具12の交換頻度を少なくできる。
抑え治具12の板材料121には、アクリル樹脂やエポキシ樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエステル、ポリイミド、ポリアミド、ガラスエポキシ等の各種プラスチック材料を使用できる。板材料は、ある程度の透明性があることが、非接触通信媒体1の位置決めを容易にする意味で好ましい。
弾性素材には、ゴム材料や発泡性ウレタンシート等を使用できる。
弾性素材には、ゴム材料や発泡性ウレタンシート等を使用できる。
本装置による通信周波数測定方法は、上記装置を使用し、帯状に連接する非接触通信媒体の場合は、(1)測定対象の一単位の非接触通信媒体を搬送部11上であってアンテナ基板24下の定位置に位置決めして停止させる工程、(2)非接触通信媒体の平面性を維持する抑え治具12を測定対象の非接触通信媒体1上に降下して押圧する工程、(3)その後に、アンテナ基板24より所定周波数の電波を発振する工程、により行う。
また、大判状態で連接する非接触通信媒体の場合は、(1)大判状態の非接触通信媒体の全体を搬送部11に載置する工程、(2)搬送部を移動して測定対象の一単位の非接触通信媒体をアンテナ基板24下の定位置に位置決めして停止させる工程、(3)非接触通信媒体の平面性を維持する抑え治具12を測定対象の非接触通信媒体1上に降下して押圧する工程、により行う。
また、大判状態で連接する非接触通信媒体の場合は、(1)大判状態の非接触通信媒体の全体を搬送部11に載置する工程、(2)搬送部を移動して測定対象の一単位の非接触通信媒体をアンテナ基板24下の定位置に位置決めして停止させる工程、(3)非接触通信媒体の平面性を維持する抑え治具12を測定対象の非接触通信媒体1上に降下して押圧する工程、により行う。
(試験例)
帯状に連接したアンテナシート1aの連接する10面を上記装置により、測定したところ、表1の測定結果が得られた。なお、表1中、「設置前」とは抑え治具を使用しない測定、「設置後」とは抑え治具を使用した測定結果を意味する。その他の測定条件は同一である。
周波数分析装置には、アジレント・テクノロジー社製の「ネットワークアナライザ」を使用した。また、抑え治具には、図3(1)に図示する板面であって、板面サイズが110×65mm、厚み3mmの透明アクリル板を使用した。
また、アンテナ基板と測定対象(アンテナシート)間の距離は、1.5mmである。
帯状に連接したアンテナシート1aの連接する10面を上記装置により、測定したところ、表1の測定結果が得られた。なお、表1中、「設置前」とは抑え治具を使用しない測定、「設置後」とは抑え治具を使用した測定結果を意味する。その他の測定条件は同一である。
周波数分析装置には、アジレント・テクノロジー社製の「ネットワークアナライザ」を使用した。また、抑え治具には、図3(1)に図示する板面であって、板面サイズが110×65mm、厚み3mmの透明アクリル板を使用した。
また、アンテナ基板と測定対象(アンテナシート)間の距離は、1.5mmである。
表1の結果から抑え治具設置後の試験では、偏差(3σ)、レンジ共に小さくなっていることが認められ、改善の効果が顕著である。
1 非接触通信媒体
1a アンテナシート
3 リール
10 通信周波数測定装置
11 搬送部
12 抑え治具
13 支柱
20 従来の周波数測定装置
21 カード台座
22 周波数分析装置
23 支柱
24 アンテナ基板
25 ケーブル
101 アンテナコイル
102 コンデンサパターン
103 ICチップ
1a アンテナシート
3 リール
10 通信周波数測定装置
11 搬送部
12 抑え治具
13 支柱
20 従来の周波数測定装置
21 カード台座
22 周波数分析装置
23 支柱
24 アンテナ基板
25 ケーブル
101 アンテナコイル
102 コンデンサパターン
103 ICチップ
Claims (12)
- 平面状の非接触通信媒体の複数単位が、帯状に連接する場合の通信周波数を測定する方法において、
(1)測定対象の一単位の非接触通信媒体を搬送部上であってアンテナ基板下の定位置に位置決めして停止させる工程、
(2)非接触通信媒体の平面性を維持する抑え治具を測定対象の非接触通信媒体上に降下して押圧する工程、
(3)その後に、アンテナ基板より所定周波数の電波を発振する工程、
を有することを特徴とする非接触通信媒体の通信周波数測定方法。 - 平面状の非接触通信媒体の複数単位が、大判状態で連接する場合の通信周波数を測定する方法において、
(1)大判状態の非接触通信媒体の全体を搬送部に載置する工程、
(2)搬送部を移動して測定対象の一単位の非接触通信媒体をアンテナ基板下の定位置に位置決めして停止させる工程、
(3)非接触通信媒体の平面性を維持する抑え治具を測定対象の非接触通信媒体上に降下して押圧する工程、
(4)アンテナ基板より所定周波数の電波を発振する工程、
を有することを特徴とする非接触通信媒体の通信周波数測定方法。 - 前記抑え治具の板面が、一単位の非接触通信媒体と同等の矩形状サイズであるか矩形状の四辺を1〜20mm程度拡大した大きさであるプラスチック板であって、非接触通信媒体に接する板面のICチップに対面する位置に窪み孔または貫通孔を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の通信周波数測定方法。
- 前記抑え治具の板面が、一単位の非接触通信媒体と同等の矩形状サイズであるか矩形状の四辺を1〜20mm程度拡大した大きさであるプラスチック板と弾性素材の貼り合せ体であって、非接触通信媒体に接する弾性素材面のICチップに対面する位置に窪み孔または貫通孔を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の通信周波数測定方法。
- 非接触通信媒体が、アンテナシート、非接触ICカード、非接触ICタグの何れかであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の通信周波数測定方法。
- 平面状の非接触通信媒体の複数単位が、帯状に連接する場合の通信周波数を測定する装置であって、
(1)測定対象の一単位の非接触通信媒体を搬送部により搬送し、定位置に停止させる位置決め搬送機構と、
(2)測定対象の一単位の非接触通信媒体上に降下して平面性を維持する抑え治具と、
を備えることを特徴とする非接触通信媒体の通信周波数測定装置。 - 平面状の非接触通信媒体の複数単位が、大判状態で連接する場合の通信周波数を測定する装置であって、
(1)大判状態の非接触通信媒体の全体を載置する搬送部と、測定対象である一単位の非接触通信媒体をアンテナ基板下の定位置に停止させる位置決め機構と、
(2)測定対象の一単位の非接触通信媒体上に降下して平面性を維持する抑え治具と、
を備えることを特徴とする非接触通信媒体の通信周波数測定装置。 - 非接触通信媒体が、アンテナシート、非接触ICカード、非接触ICタグの何れかであることを特徴とする請求項6または請求項7記載の通信周波数測定装置。
- 前記抑え治具の板面が、一単位の非接触通信媒体と同等の矩形状サイズであるか矩形状の四辺を1〜20mm程度拡大した大きさであるプラスチック板であって、非接触通信媒体に接する板面のICチップに対面する位置に窪み孔または貫通孔を設けたことを特徴とする請求項6または請求項7記載の通信周波数測定装置。
- 前記抑え治具の板面が、一単位の非接触通信媒体と同等の矩形状サイズであるか矩形状の四辺を1〜20mm程度拡大した大きさであるプラスチック板と弾性素材の貼り合せ体であって、非接触通信媒体に接する弾性素材面のICチップに対面する位置に窪み孔または貫通孔を設けたことを特徴とする請求項6または請求項7記載の通信周波数測定装置。
- 平面状の非接触通信媒体の通信周波数を測定する際に、該非接触通信媒体を押圧して平面に保つための抑え治具であって、その板面が一単位の非接触通信媒体と同等の矩形状サイズであるか矩形状の四辺を1〜20mm程度拡大した大きさであるプラスチック板であって、非接触通信媒体に接する板面のICチップに対面する位置に窪み孔または貫通孔を設けたことを特徴とする抑え治具。
- 平面状の非接触通信媒体の通信周波数を測定する際に、該非接触通信媒体を押圧して平面に保つための抑え治具であって、その板面が一単位の非接触通信媒体と同等の矩形状サイズであるか矩形状の四辺を1〜20mm程度拡大した大きさであるプラスチック板と弾性素材の貼り合せ体であって、非接触通信媒体に接する弾性素材面のICチップに対面する位置に窪み孔または貫通孔を設けたことを特徴とする抑え治具。
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JP2015165104A JP2017044498A (ja) | 2015-08-24 | 2015-08-24 | 周波数測定方法及び周波数測定装置、周波数測定用治具 |
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- 2015-08-24 JP JP2015165104A patent/JP2017044498A/ja active Pending
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