JP2017042318A - 組立式棚 - Google Patents

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加藤 淳一
Junichi Kato
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Abstract

【課題】天板と天井との間の空間を最小限にし、高さの制限を緩和すると共に見栄えの良い組立式棚を提供する。
【解決手段】互いに対向面を対向させて底板11の両端に配置された一対の側板13a,13bと、一対の側板13a,13bに架け渡されて配置された天板17と、一対の側板13a,13bに対して上下に摺動可能に設置され、天板17の底面を支持する受部材19と、一対の側板13a,13bを連結し、受部材19の摺動範囲に対応して開口された長孔12が形成された背板15と、長孔12を介して背板15に対して受部材19を固定するネジ部材35と、によって組立式棚100を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、使用者が購入後に組み立てる組立式棚に関する。
現在、分解された状態で販売され、使用者が購入後に組み立てる棚が普及している。本明細書では、このような棚を、以降「組立式棚」と記す。このような組立式棚は、例えば、特許文献1に記載されている。
図5は、特許文献1に記載の組立式棚としての奉斎具を説明するための図である。図5に示した構成は、部分72を有する天板71、側板74、帯状遮蔽部材75、背板76及び棚板77を有している。天板71は、帯状遮蔽部材75の上部に設置した際、その帯状遮蔽部材75に沿って下方へ延びる部分72及び前板73を有している。部分72は、背板76と共に切欠78を形成すると共に、帯状遮蔽部材75と係り合い、帯状遮蔽部材75によって支持されている。
特開2003−189999号公報
しかしながら、組立式棚においては、棚板に側板や背板等を取り付けてから天板を取り付ける。このとき、図5に示した構成のように、下方に延びる部分を天板に設ける構成とすると、天板を取り付ける作業時、この部分の長さ以上の空間が天井と天板との間に必要になる。このような空間は、組立式棚の完成後に天井と組立式棚との間の不要なスペースとして残る。
組立式棚と天井との間にスペースが不要なスペースが生じると、完成後の組立式棚の高さを制限するばかりでなく、組立式棚の見栄えが悪くなるおそれがある。特に、近年では、壁一面に棚を配置することによって組立式棚に、あたかも作り付け棚のように見えるデザイン性を付与するものがある。したがって、このような組立式棚においては、組立式棚と天井との間のスペースを最小限にし、見栄えのよい組立式棚が求められることがある。
本発明は、このような点に鑑みて行われたものであって、天板と天井との間の空間を最小限にし、高さの制限を緩和すると共に見栄えの良い組立式棚を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、組立式棚のある態様は、互いに対向面を対向させて底板に立設された少なくとも一対の側板と、上記一対の側板に架け渡されて配置された天板と、上記一対の側板に対して上下に摺動可能に設置され、上記天板の底面を支持する受部材と、上記一対の側板を連結し、上記受部材の摺動範囲に対応して開口された長孔が形成された背板と、上記長孔を介して上記背板に対して上記受部材を固定する固定部材と、を備える。
ここで、上記組立式棚においては、上記受部材を支持する支持部材が上記一対の側板に設けられ、上記受部材には、上記支持部材によって支持される溝部が形成されてもよい。
また、上記組立式棚においては、上記支持部材がピンであってもよい。
また、上記組立式棚においては、上記固定部材が、上記長孔を介して上記受部材にネジ込まれるネジ部材であってもよい。
以上説明した本発明は、天板と天井との間の空間を最小限にし、高さの制限を緩和すると共に見栄えの良い組立式棚を提供することができる。
組立式棚の一実施形態を示す正面図である。 組立式棚の一実施形態を示す斜視図である。 図1のA−A’線に沿う断面図である。 図3に示した組立式棚の天板の取付について説明するための図である。 組立式棚の従来の構成を示す図である。
以下、組立式棚の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の組立式棚100の全体を示す図であって、組立式棚100の前面(正面)を示している。なお、本実施形態においては、組立式棚100の開口された向きを組立式棚100の「前方(正面側)」とし、その前方の反対側の向きを組立式棚100の「後方(背面側)」とする。また、組立式棚100の側板の長手方向のうち、底板が設置される向きを「下方」とし、組立式棚100の側板の長手方向のうち、天板が設置される向き、すなわち上記「下方」に対する反対側の向きを「上方」とする。
図1に示した組立式棚100は、底板11と、一対の側板13a,13bと、背板15と、天板17と、を有している。さらに、組立式棚100は、底板11と天板17との間に底板11及び天板17に平行な複数の棚板14を有している。また、本実施形態の組立式棚100は、後述するように、組立式棚100の天板17を支持する受部材を有している。
以下、底板11、側板13a,13b、背板15及び天板17の各々について説明する。
<底板>
底板11は、上面視が矩形形状であり、厚さが一定の板状部材である。底板11の厚さや強度は、組立式棚100に収容されることが予想される物品に応じて設計時に決定される。底板11には化粧シートが貼り付けられてもよい。また、底板11は、金属、木材及び段ボール等を材料とするものであってもよい。
<側板>
側板13a,13bは、上面視が矩形形状であり、厚さが一定の板状部材である。側板13a,13bには、化粧シートが貼り付けられてもよい。また、側板13a,13bは、金属、木材及び段ボール等を材料とするものであってもよいが、底板11と同じ材料が用いられることが一般的である。
<背板>
背板15は、上面視が矩形形状であり、厚さが一定の板状部材である。側板13a及び側板13bには、化粧シートが貼り付けられてもよい。ただし、背板15は、組立式棚100が背面を壁面に接近して設置される場合、壁面に向かう側には化粧シートを貼り付けないようにしてもよい。また、背板15は、金属、木材及び段ボール等を材料とするものであってもよいが、側板13a及び側板13bと同じ材料が用いられることが一般的である。
<受部材>
受部材19は、上面視が矩形形状であり、厚さが一定の板状部材である。ただし、受部材19は、底板11や側板13a及び側板13bに比べて板状部材の縦横比が小さい角柱状に形成されている。受部材19については、後に詳述する。
<天板>
天板17は、上面視が底板11と同じ形状を有する厚さが一定の板状部材である。天板17は、その自重によって側板13a及び側板13bや背板と係り合うから、これに必要な厚みや重量を持つように設計される。また、天板17は、金属、木材及び段ボール等を材料とするものであってもよいが、側板13a及び側板13bと同じ材料が用いられることが一般的である。
また、棚板14は、上面視が天板17と同じ形状を有する厚さが一定の板状部材である。棚板14の厚さや重量は、組立式棚100に収容されることが予想される物品の重量に耐える強度があって、かつ、後述する固定部材が支持できる範囲の重量になるように設計される。側板14は、金属、木材及び段ボール等を材料とするものであってもよいが、側板13a及び側板13bと同じ材料が用いられることが一般的である。
図1に示した組立式棚100は、側板13a,13bを有する一列の組立式棚である。しかし、本実施形態は、組立式棚が一列のものであることに限定されるものでなく、側板13a,13bの間に複数の仕切り板を設けて複数列としたものであってもよい。
また、本実施形態は、棚板14の数が限定されるものでなく、任意の数の棚板14を有するものであってもよい。さらに、棚板14の間隔は一定であることに限定されず、間隔が異なるものであってもよい。
さらに、本実施形態は、図1に示した構成に限定されるものではない。例えば、組立式棚100は、棚板14同士の間の間隔が充分ある場合、棚板14間においても背板15を貫通するようにビスを設け、このビスを使ってさらに他の棚板を支持するように構成することができる。
図2は、本実施形態の組立式棚の斜視図である。なお、図2においては、上下方向(図1に示すA−A’線に平行な方向)に沿う断面図で一部を示している。また、説明の簡単のため、図1に示した棚板14の図示を省いている。
組立式棚100は、図2に示したように、底板11の両端に配置された一対の側板13a,13bを備えている。側板13a,13bは、互いに対向して立設されている。本実施形態では、側板13a,13bにおいて互いに対向する面を対向面と記す。また、本実施形態の組立式棚は、一対の側板13a,13bに架け渡されて配置された天板17と、一対の側板13a,13bに対して上下に摺動可能に設置され、天板17の底面を支持する受部材19と、一対の側板13a,13bを連結し、受部材19の摺動範囲に対応して開口された長孔12が形成された背板15と、長孔12を介して背板15に対して受部材19を固定する固定部材としてのネジ部材35と、を備えている。
側板13a,13bには、受部材19を、一対の側板13a,13bに対して上下方向に安定して摺動可能に支持する支持部材31が設けられる。この支持部材31の例としては、図2に示すように、側板13a,13bのそれぞれの対向面から突出するように各対向面に取り付けられたピンが挙げられる。受部材19は、一対の側板13a,13b間に架け渡される板部材である。また、受部材19は、板部材の長さ方向に沿う溝27を有している。溝27の長さ方向に垂直な断面は、受部材の摺動方向(上下)に長い形状の切欠19aとなっている。切欠19aは、支持部材31と係り合って受部材19を支持している。
支持された状態の受部材19は、背板15の裏面15b上を摺動可能になっている。組立式棚を組み立てる作業者は、天板17を組立式本棚の上端に取付けた後、受部材19を摺動させて上下方向の位置を調整し、受部材19を天板17の底面に当接させる。さらに、作業者は、受部材19が天板17の底面に当接する位置において、受部材19にネジ部材35をネジ込んで受部材19を背板15に固定する。受部材19は、固定された位置において天板17の底面に当接し、天板17を下方から支持する。このような構成により、本実施形態は、天板17を安定に設置することができる。
上記構成において、ネジ部材35を通すネジ孔を長孔12としたことにより、本実施形態は、受部材19の摺動範囲が長孔12の長さで規定される。換言すれば、本実施形態は、長孔12が、受部材19の摺動範囲に対応して開口されたものといえる。
また、本実施形態は、ネジ部材35を通すネジ孔を長孔12としたことにより、摺動範囲内における任意の位置に受部材19をネジ留めし、固定することができる。このため、本実施形態は、天板17に対して正確に受部材19を当接させ、天板17を適正に支持することができる。
図2に示した本実施形態では、板部材である受部材19が、その長さ方向に沿う溝27を有している。ただし、本実施形態は、このような構成に限定されるものでなく、溝27は受部材19の全体に形成されたものでなく、受部材19の両端にそれぞれ形成されるものであってもよい。
また、図2に示した受部材19は、受部材19の長手方向と直交する断面が上下方向に長いU字状の切欠が形成されている。ただし、本実施形態の受部材19は、このような構成に限定されるものでなく、受部材19の長手方向と直交する断面が、上下方向に長い形状の長孔となるものであってもよい。
また、ネジ部材35は、長孔12を介して受部材19にネジ込まれるものに限定されるものではない。ネジ部材35は、長孔12を介して受部材19を貫通し、組立式棚が設置された設置場所の壁面にネジ込まれて組立式棚の転倒を防止するようにしてもよい。
また、側板13aには、固定部材34が側板13aの側板13bに対する対向面から突出するように設けられている。支持部材34は、側板13a,13bのそれぞれの対向面に取り付けられる底板11又は天板17と棚板14とが平行になるように対をなして設けられる。
天板17は、側板13a及び側板13bに設けられた4つの固定部材34によって下方から支持される。後述するように、天板17の下面には固定部材34の形状に沿う凹部が設けられていて、凹部に固定部材34が係り合って天板17が側板13a,13b及び背板15上に安定して固定される。
さらに、上記した底板11は、溝部11aを有していて、背板15は一方の端部15cが溝部11aに嵌め込まれて固定される。なお、本実施形態では、底板11を側板13a,13bに取付けるにあたり、底板11と接する側板13a,13bの面に図示しない溝部を設けておき、この溝部に底板11の端部を嵌め込むようにしてもよい。
また、天板17は、溝部17aを有していて、溝部17aに背板15の端部15aが嵌め込まれる。
図3(a)は、図1のA−A’線に沿う組立式棚100の断面図である。図3(b)は、図3(a)の組立式棚と比較するために示した公知の組立式棚の断面図である。図3(a)及び図3(b)においては、説明の簡単のため、図1に示した棚板14の図示を省いている。なお、図3(a)、図3(b)は、側板13aの側についてのみ図示しているが、側板13bも側板13aと同様に構成されている。
図3(a)に示したように、組立式棚100は、側板13aの対向面から突出する固定部材34及び支持部材31が設けられている。
天板17は、底板11と対向する底面に固定部材34を固定する構成を有するものであってもよい。本実施形態は、固定部材34を底板11に固定する構成として、凹部17b及び溝部17aを有している。固定部材34は、凹部17bと係合される。背板15の端部15aは天板17の溝部17aに嵌め込まれ、背板15の端部15cは底板11の溝部11aに嵌め込まれているから、天板17は、固定部材34に対応する位置に安定して固定される。
また、凹部17bは、図1に示した棚板14の底板11に向かう側の面にも形成されていて、凹部17bが固定部材34と係り合うことによって棚板14が固定部材34に対応する位置に固定される。
受部材19は、底板11上であって、背板15の裏面15b側に支持されている。受部材19の長さ方向に垂直な断面には、縦方向に長いU字型の形状を有する切欠19aが形成されている。切欠19aは、支持部材31と係り合うと共に、ネジ部材35によって固定される。
一方、図3(b)に示した組立式棚は、板部51と受部材52とが一体となった天板5を有する点で図3(a)に示した組立式棚と相違する。図3(b)に示した構成によれば、天板5を側板13a,13b及び背板15上に設置することにより、受部材52が背板15の裏面15bと重なるように支持され、ネジ部材35によって固定される。
次に、本実施形態の組立式棚の組み立て方を説明し、本実施形態の効果について述べる。
組立式棚100では、先ず、側板13a,13bに複数の固定部材34が取り付けられる。そして、側板13aと側板13bとの間に底板11が取り付けられる。また、複数の固定部材34によって下方から支持されるように図1に示した棚板14が取り付けられる。
次に、底板11の溝部11aに背板15の端部15cが嵌め込まれる。そして、側板13aの内面と側板13bの内面とに支持部材31が取り付けられ、支持部材31と切欠19aとが係り合うように受部材19が取り付けられる。
図4(a)は、上記した工程によって組み立てられた側板13a,13b、底板11及び背板15に対し、天板17を取り付ける工程を説明するための図である。図4(a)及び図4(b)においては、説明の簡単のため、図1に示した棚板14の図示を省いている。なお、図4(a)、図4(b)は、側板13aの側についてのみ図示しているが、側板13bも側板13aと同様に構成されている。
図4(a)に示した本実施形態の構成では、側板13a,13b及び背板15の上方に天板17を作業者が移動させ、天板17の溝部17aを背板15の端部15aに嵌め込み、かつ凹部17bに固定部材34が係り合うように天板17を固定する。
このとき、作業者は、受部材19を天板17に当接させて天板17の荷重を受部材19が均等に支持できるようにすることが必要である。本実施形態では、前述したように、天板17と受部材19とを別体とし、天板17を側板13a,13b及び背板15上に置いた後、受部材19の上下の位置を調整して天板17の底面に受部材19の上面を当接させる。そして、作業者は、天板17の底面に当接する位置にある受部材19の適正な位置にネジ部材35をネジ込んで受部材19を背板15にネジ留めする。
このような本実施形態によれば、天井tとの間に天板17と作業者の手が入る最小限の空間があれば組立式棚を組み立てることが可能になる。図4(a)においては、最小限の空間の高さをd1として示す。このような本実施形態の組立式棚は、完成後に天板17が天井tと間隔d1を隔てて置かれることになる。
図4(b)は、板部51と受部材52とが一体となった天板5を側板13a,13b、底板11及び背板15に取付ける工程を説明するための図である。図4(b)に示した構成では、側板13a,13b及び背板15よりも受部材52の長さだけ上方に板部51を作業者が移動させ、溝部51aを背板15の端部15aに嵌め込み、かつ凹部51bに固定部材34が係り合うように天板5を固定する。
このため、天板5を取り付ける作業では、側板13aの上端と、天井tとの間に間隔d1よりも大きい間隔d2が必要になる。したがって、図3(b)及び図4(b)に示した組立式棚は、完成後に天板5の上面が天井tと間隔d2を隔てて設置され、天井tとの間に本実施形態の組立式棚よりも広い空間が生じることになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、天板の取付作業のために必要な天井との間隔を公知の組立式棚より狭くすることができる。このため、本実施形態の組立式棚は、完成後に天井との間に不自然な空間が生じることがなく、好適な美観を得ることができる。
本発明の発明者らは、実施例1の組立式棚と比較例1の組立式棚とを構成した。そして、実施例1の組立式棚及び比較例1の組立式棚について、それぞれ底板に2つの側板及び背板を取り付けた後、天板を取り付ける作業を行った。
〈実施例1〉
実施例1の組立式棚は、8行4列のスペースを有する組立式棚である。実施例1では、以下(1)〜(7)の工程を順次経て組立式棚を作製した。
(1)全ての側板に固定部材を取付けた。
(2)対向する2つの側板の間に底板を取付け、組立式棚の下半分に背板及び棚板を取り付けた。実施例1では、上記(1)及び(2)の工程を繰り返すことによって4列全ての組立式棚の下半分の組立を完了した。
(3)組立式棚の外側に位置する2つの側板の内面に受部材用の支持部材を取り付けた。
(4)支持部材に受部材の凹部が係合するように受部材を係り合わせた。
(5)組立式棚の上半分に背板及び棚板を取り付けた。
(6)以上の工程によって組み立てられた構成に天板を取付けた。
(7)天板が取付けられた組立式本棚を、受部材の位置を調整しながらネジ部材によって受部材と共に壁面に固定した。このとき、背板の表面からネジ部材の頭部にシールを貼りつけてネジ部材が見え難くすることによって組立式本棚の見栄えをいっそう高めた。
このようにして作製された実施例1の組立式棚において、天板を取り付ける際に必要な天井と天板との間隔は、30〜35mmであった。
〈比較例1〉
実施例1の(3)、(4)の工程を省き、(5)の工程で組立てられた構成に板部と受部材とが一体の天板を取付けた以外は、実施例1と同様の工程を経て比較例1の組立式棚を作製した。
このようにして作製された比較例1の組立式棚において、天板を取り付ける際に必要な天井と天板との間隔は、約70mmであった。また、比較例1の組立式棚の受部材に相当する部分の長さは、40mmから50mmであった。
以上説明したように、本実施例によれば、天板を取り付ける際に必要な天井と天板との間隔が公知の構成の約半分になる。このため、本実施例は、完成後の組立式棚と天井との間の空間を公知の組立式棚の約半分にすることができる。
以上説明した本発明の組立式棚は、どのような組立式棚にも適用することができるが、天井近くまでの高さを有する組立式棚に適用すると特に効果的である。
5,17,71 天板
11 底板
11a 溝部
13a,13b,74 側板
14 棚板
15,76 背板
15a,15c 端部
15b 裏面
17a 溝部
17b 凹部
19 受部材
19a 切欠
27 溝部
31 支持部材
34 固定部材
35 ネジ部材
51 板部
51a 溝部
51b 凹部
52 受部材
72 部分
73 前板
75 帯状隠蔽部材
78 切欠

Claims (4)

  1. 互いに対向面を対向させて底板に立設された少なくとも一対の側板と、
    前記一対の側板に架け渡されて配置された天板と、
    前記一対の側板に対して上下に摺動可能に設置され、前記天板の底面を支持する受部材と、
    前記一対の側板を連結し、前記受部材の摺動範囲に対応して開口された長孔が形成された背板と、
    前記長孔を介して前記背板に対して前記受部材を固定する固定部材と、
    を備えることを特徴とする組立式棚。
  2. 前記受部材を支持する支持部材が前記一対の側板に設けられ、
    前記受部材には、前記支持部材によって支持される溝部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の組立式棚。
  3. 前記支持部材が、前記一対の側板のそれぞれの対向面から対をなして突出して取り付けられたピンであることを特徴とする請求項2に記載の組立式棚。
  4. 前記固定部材は、前記長孔を介して前記受部材にネジ込まれるネジ部材であることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の組立式棚。
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