JP2017041939A - 充電制御システム、アプリケーションプログラム、及び充電制御方法 - Google Patents

充電制御システム、アプリケーションプログラム、及び充電制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】充電サービスの利便性を向上させることのできる充電制御システム、アプリケーションプログラム、及び充電制御方法を提供する。【解決手段】充電器が送信するビーコン信号に含まれる充電器の識別情報を、ユーザが操作する携帯端末から受信する手段と、識別情報に対応する充電器の情報を携帯端末へ送信する手段と、携帯端末のアプリケーションプログラムが管理するユーザの認証情報を、携帯端末から受信する手段と、携帯端末のアプリケーションプログラムが管理する決済情報の有効性に係る情報を携帯端末から受信する手段と、認証情報による認証が成功し、決済情報が有効である場合に、充電器に対する充電開始要求をOCPP(Open Charge Point Protocol)に基づき送信する手段と、充電開始要求を充電器に送信する際に、携帯端末にクーポンを発行するための処理を行う手段とを備える。【選択図】図2

Description

本発明に係るいくつかの態様は、充電制御システム、アプリケーションプログラム、及び充電制御方法に関する。
近年、電気自動車の普及に伴い、電気自動車への充電サービスが徐々に普及しつつある。例えば特許文献1には、給電スタンドと、ユーザが利用する端末機と通信網を介して通信するサーバとからなる電動車両用給電システムが開示されている。当該システムでは、給電スタンドに、そのスタンドを特定するための識別コードが表示され、その識別コードが端末機を介してサーバに送信されることで、どの給電スタンドから給電を行うかをサーバが認識する。ユーザは、充電ケーブルで給電スタンドと車載電池とを接続して、端末機からサーバを介した要求により、給電スタンドから車載電池に給電させる。
特許第5489302号公報
しかしながら、特許文献1記載の手法では、給電スタンドに表示された識別コードを、ユーザが端末機により読み取る必要がある。また、ユーザは、ユーザに固有のIDとパスワードを認証のために毎回入力する必要がある。更には、充電が完了したことは、サーバから電子メールで端末機に通知される。つまり、ユーザは端末機上でメールソフトを起動させ、その中から電子メールを選択し、その内容を確認しない限り、充電を完了したことを知ることはできない。つまり、特許文献1記載の手法では、給電に要するユーザ操作が極めて煩雑であった。
本発明のいくつかの態様は前述の課題に鑑みてなされたものであり、充電サービスの利便性を向上させることのできる充電制御システム、アプリケーションプログラム、及び充電制御方法を提供することを目的の1つとする。
本発明に係る充電制御システムは、充電器が送信するビーコン信号に含まれる前記充電器の識別情報を、ユーザが操作する携帯端末から受信する手段と、前記識別情報に対応する前記充電器の情報を前記携帯端末へ送信する手段と、前記携帯端末のアプリケーションプログラムが管理する前記ユーザの認証情報を、前記携帯端末から受信する手段と、前記携帯端末のアプリケーションプログラムが管理する決済情報の有効性に係る情報を前記携帯端末から受信する手段と、前記認証情報による認証が成功し、前記決済情報が有効である場合に、前記充電器に対する充電開始要求をOCPP(Open Charge Point Protocol)に基づき送信する手段と、前記充電開始要求を前記充電器に送信する際に、前記携帯端末にクーポンを発行するための処理を行う手段とを備える。
本発明に係るアプリケーションプログラムは、充電器の識別情報を含むビーコン信号を前記充電器から受信する処理と、前記識別情報を情報処理サーバへ送信する送信処理と、前記識別情報に対応する前記充電器の情報を前記情報処理サーバから受信する処理と、ユーザの認証情報及び当該ユーザの決済情報を管理する処理と、前記決済情報の有効性を、決済用サーバとの間で確認する処理と、前記認証情報を前記情報処理サーバへ送信すると共に、前記決済情報の有効性に係る情報を前記情報処理サーバへ送信する処理と、前記充電器による充電開始に伴い、前記ユーザが利用可能なクーポンの発行を受ける処理と、を携帯端末に実行させる。
本発明に係る充電制御方法は、充電器が自装置の識別情報を含むビーコン信号を送信するステップと、前記ビーコン信号に含まれる前記識別情報を、ユーザが操作する携帯端末が情報処理サーバへ送信する送信ステップと、前記情報処理サーバが、前記識別情報に対応する前記充電器の情報を前記携帯端末へ送信するステップと、前記携帯端末のアプリケーションプログラムが管理する前記ユーザの認証情報を、前記携帯端末が前記情報処理サーバへ送信するステップと、前記携帯端末のアプリケーションプログラムが管理する前記ユーザの決済情報の有効性を、前記携帯端末が確認するステップと、前記決済情報の有効性に係る情報を、前記携帯端末が前記情報処理サーバへ送信するステップと、前記認証情報による認証が成功し、前記決済情報が有効である場合に、前記情報処理サーバが前記充電器に対し、充電開始要求をOCPPに基づき送信するステップと、前記充電器への前記充電開始要求の送信に伴い、前記携帯端末へクーポンを発行するステップとを備える。
なお、本発明において、「部」や「手段」、「装置」、「システム」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」や「手段」、「装置」、「システム」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」や「手段」、「装置」、「システム」が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の「部」や「手段」、「装置」、「システム」の機能が1つの物理的手段や装置により実現されても良い。
実施形態に係る充電システムの構成例を示す図である。 実施形態に係る充電サービス提供サーバの機能構成の具体例を示す図である。 実施形態に係る充電用アプリケーションの機能構成の具体例を示す図である。 実施形態に係る受電器の機能構成の具体例を示す図である。 実施形態に係る充電システムの処理の流れを示すシーケンス図である。 実施形態に係る充電サービス提供サーバのハードウェア構成の具体例を示す図である。 実施形態に係る携帯型端末のハードウェア構成の具体例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。即ち、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付して表している。図面は模式的なものであり、必ずしも実際の寸法や比率等とは一致しない。図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることがある。
図1乃至図7は、実施形態を説明するための図である。以下、これらの図を参照しながら、以下の流れに沿って実施形態を説明する。まず、「1」で実施形態に係る充電システムの概要を説明する。続いて「2」で充電システムを構成する各機器の機能構成を説明し、「3」で充電システムにおける処理の流れを説明する。「4」では、充電システムを構成する各機器を実現可能なハードウェア構成の具体例を説明する。最後に「5」以降で、本実施形態に係る効果などを説明する。
(1. 概要)
(1.1. システム構成の概要)
まず、図1を参照しながら、実施形態に係る充電システム1の構成及び処理の概要を説明する。充電システム1は、充電サービス提供サーバ10と、ユーザUの操作する携帯型端末20と、充電器30(給電スタンド)と、決済サービス提供サーバ40と、クーポンサービス提供サーバ50とを含む。充電サービス提供サーバ10と、携帯型端末20と、充電器30と、決済サービス提供サーバ40と、クーポンサービス提供サーバ50とは、それぞれネットワークNを介して有線又は無線により、相互に通信可能である。ここで、図1の例では携帯型端末20及び充電器30を1台ずつしか示していないが、充電システム1以内に携帯型端末20及び充電器30を複数含むことが可能である。また、携帯型端末20は、充電器30から送信された例えばBluetooth(登録商標)によるビーコン信号を受信可能である。
本充電システム1においてユーザUは、携帯型端末20及び電気自動車である車両EVを所有もしくは貸借等することにより使用している。ユーザUは、充電器30の充電ケーブルに車両EVを接続し、また、携帯型端末20にインストールされた充電用アプリケーションプログラム(以下、アプリケーションプログラムをアプリとも呼ぶ。)を操作することにより、車両EV内のバッテリを充電することができる。
充電サービス提供サーバ10は、ネットワークNを介して、携帯型端末20、充電器30と逐次通信することにより、充電器30による車両EVへの給電等を制御する。また充電サービス提供サーバ10は、携帯型端末20へ充電状況や充電の完了を通知する。更に充電サービス提供サーバ10は、充電器30による充電開始に伴い、クーポンサービス提供サーバ50に対し、充電器30の周辺の店舗で利用可能なクーポンを携帯型端末20に発行させる機能も持つ。なお、当該クーポン発行に関しては、充電開始を充電サービス提供サーバ10が携帯型端末20へ予め送信した上で、携帯型端末20からクーポンサービス提供サーバ50に対してクーポン発行要求を送信するようにしても良い。
携帯型端末20は、例えばいわゆるスマートフォンと呼ばれる携帯電話や、タブレット型端末、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現することができ、ネットワークNを介して、充電サービス提供サーバ10や、決済サービス提供サーバ40と逐次通信する。携帯型端末20には、先述の通り充電用アプリがインストールされている。携帯型端末20は、充電器30の一定距離内へと移動し、例えばBluetooth(登録商標)によるビーコン信号を受信すると、自動的に(すなわち自動的に)ビーコン信号に含まれる充電器30の識別信号を取得し、充電サービス提供サーバ10に当該識別信号を送信する。これにより、充電サービス提供サーバ10からは当該識別信号に対応する充電器30に関する情報が得られるため、携帯型端末20の充電用アプリは、例えばポップアップ表示等により充電器30に関する情報を、ユーザUによる明示的な操作がなくとも表示することが可能である。
ユーザUは、携帯型端末20にインストールされた充電用アプリを実行及び操作することにより、充電サービス提供サーバ10による制御の下、充電器30から車両EVのバッテリを充電することができる。この際、充電サービスの提供を受けるために必要なユーザUの識別情報や決済情報は、携帯型端末20の充電アプリが管理する記憶領域上に管理される。
また携帯型端末20は、当該充電用アプリにより、充電状況や充電の完了をユーザUに報知することもできる。これにより、ユーザUは、たとえ充電器30の近傍で待機せずとも、充電状況や充電完了を把握することが可能となる。更に携帯型端末20は、充電サービス提供サーバ10から発行されたクーポンをユーザUが利用可能とする。
充電器30は、充電サービス提供サーバ10による制御の下、車両EVに給電する。充電器30は給電ケーブルの制御線により車両EVの情報や充電状況を逐次車両EVから取得可能であり、更に充電器30はこれらの情報を逐次充電サービス提供サーバ10へ通知可能である。また充電が完了した際には、充電器30は充電完了を充電サービス提供サーバ10へと通知する。なお、充電サービス提供サーバ10と充電器30との間の通信は、主にOpen Charge Point Protocol(OCPP)に基づいて行われる。
決済サービス提供サーバ40は、携帯型端末20からの要求に応じて、携帯型端末20に格納された決済情報の有効性を確認する処理や、充電器30による車両EVの充電に伴い発生した代金をユーザUに対して課金するための決済処理を行う。そのために決済サービス提供サーバ40は、例えば銀行口座やクレジットカード等から、発生代金を引き落とす決済サービスを提供する。ここで、本実施形態において、決済に必要な決済情報は携帯型端末20の充電用アプリが管理している。充電開始前に、携帯型端末20の充電用アプリは決済サービス提供サーバ40との間で決済情報の有効性を確認する。また、充電サービス提供サーバ10からの充電完了通知の受信等のタイミングで、充電用アプリは決済サービス提供サーバ40との間で決済処理を行う。
クーポンサービス提供サーバ50は、充電サービス提供サーバ10又は携帯型端末20からの要求を受けて、携帯型端末20に対してクーポンを発行する。ここで、クーポンサービス提供サーバ50が発行するクーポンは、ユーザUが充電を行っている充電器30の近傍の店舗で利用できるものである。これによりユーザUは、充電器30による車両EVの充電中に、充電器30の近くの店舗で過ごすことができる。また先述の通り、ユーザUがたとえ店舗の中にいたとしても、充電が完了すれば、ユーザUは携帯型端末20による報知でそれを知ることが可能である。
なお、前述のとおり、クーポン発行要求を送信するのは充電サービス提供サーバ10であっても携帯型端末20からであっても、いずれでも構わない。以下の説明では、主に、充電サービス提供サーバ10側からクーポンサービス提供サーバ50に対してクーポン発行を要求する場合を中心に説明する。
ネットワークNは、先述の通り充電サービス提供サーバ10、携帯型端末20、充電器30、決済サービス提供サーバ40、及びクーポンサービス提供サーバ50を相互に通信可能に接続する。ネットワークNは、例えばインターネット等により実現することができ、内部に無線LANのアクセスポイントや携帯電話の基地局等を含むことができる。
(1.2. 充電処理の概要)
以下、図1を参照しながら、充電システム1において充電を行う際の処理の流れを説明する。
充電器30からは、Bluetooth(登録商標)通信のBeacon(ビーコン)信号が定期的に発信されている。特に、充電器30の発信するビーコン信号は、Apple社のiBeacon(登録商標)に準拠し、当該ビーコン信号には、充電器30に対して一意に割り当てられる識別子の情報(識別情報)を含むことができる。
車両EVの所有者であるユーザUは、携帯型端末20の充電用アプリが動作した状態で充電器30から一定距離内に入ると、充電用アプリはビーコン信号の受信強度等から充電器30の近傍にいることを検出し、その旨を自動的に(ユーザUの明示的な操作なしに)画面表示上でユーザUに通知することができる。なお、ビーコン信号の検出時において、充電用アプリはユーザUによって明示的に起動されている必要は必ずしもなく、バックグラウンドで動作していれば良い。ビーコン信号を検出した携帯型端末20の充電用アプリは、当該ビーコン信号に含まれる充電器30の識別情報を、充電サービス提供サーバ10へと送信する。
充電サービス提供サーバ10は、充電器30の識別情報を受信すると、当該識別情報に係る充電器情報をデータベース上で確認し、当該充電器情報を携帯型端末20へと送信する。
携帯型端末20の充電用アプリは、充電器情報を受信すると、当該充電器情報で示される充電器30の給電ケーブルを車両EVの給電端子に接続するように促す表示を行う。また、ユーザUが充電器30の給電ケーブルを車両EVに接続し、充電を開始する旨の操作を充電用アプリ上で行うと、充電用アプリは、予め登録されているユーザUの認証情報を充電サービス提供サーバ10へ、決済情報を決済サービス提供サーバ40へと送信する。ここで、ユーザUの認証情報は、充電サービス提供サーバ10が提供する充電サービスを受けるためにユーザUが予め登録する情報であり、携帯型端末20の充電用アプリが管理する記憶領域に格納される。また、決済情報は、ユーザUが決済サービス提供サーバ40の提供する決済サービスにて充電費用を支払うための情報である。例えば、決済情報にはクレジットカードや銀行口座に関する情報、或いは決済サービス提供サーバ40が提供する決済サービスのアカウント情報(例えばメールアドレスやパスワード)等を含むことができる。決済情報は、予め携帯型端末20の充電用アプリが管理する記憶領域に格納される。もし決済情報の確認処理の結果、当該決済情報が有効であることが確認できれば、携帯型端末20の充電用アプリは、その確認結果を充電サービス提供サーバ10へと通知する。
充電サービス提供サーバ10は、携帯型端末20からユーザUの認証情報を受信すると、当該認証情報が有効であるか否かを確認する。もし認証情報が有効であり、また、決済情報の有効性を確認した旨の通知も携帯型端末20から受信すれば、充電サービス提供サーバ10は、OCPPに基づく充電開始要求を充電器30に対して送信する。また、充電サービス提供サーバ10は、充電器30による充電開始に伴い、クーポンサービス提供サーバ50に対してクーポンの発行を要求する。クーポンサービス提供サーバ50は当該要求を受けて、携帯型端末20に対してクーポンを発行する。当該クーポンを例えば充電器30の近傍に存在する店舗に関するものとすれば、ユーザUは充電を待つ間に、それらの店舗で、携帯型端末20を通じて当該クーポンを使用することができる。
なお、クーポン発行に係る処理については、前述のとおり、充電開始を充電サービス提供サーバ10が携帯型端末20に送信し、これを受けて携帯型端末20の充電用アプリがクーポンサービス提供サーバ50に対してクーポン発行を要求することにより、クーポンサービス提供サーバ50が携帯型端末20にクーポンを発行するようにしても良い。
充電器30は、充電開始要求を充電サービス提供サーバ10から受信すると、車両EVの充電を開始する。充電器30は、逐次車両EVから給電ケーブルを介して充電電流/充電電圧や全容量に対する充電済み容量の割合、予測される充電の残り時間等に関する情報を取得し、充電サービス提供サーバ10にOCPPに基づいて通知する。また、車両EVに対する充電が完了すると充電器30は充電完了を充電サービス提供サーバ10へ通知する。
充電サービス提供サーバ10は、逐次充電状況を携帯型端末20へOCPPに基づいて通知することが可能である。これにより、携帯型端末20の所有者であり、車両EVの充電を待っているユーザUは、車両EVの充電状況、特に充電残り時間等を逐次把握することが可能となる。
また、充電完了通知を受信すると、充電サービス提供サーバ10は、携帯型端末20に対して充電完了を通知する。当該通知を受信した携帯型端末20の充電用アプリは、充電量等に応じた決済処理を決済サービス提供サーバ40との間で行う。決済処理が完了すると、携帯型端末20の充電用アプリは、例えばポップアップ等によりその旨をユーザUに報知する。
(2. 機能構成)
以下、図2乃至図4を参照しながら、本実施形態に係る充電システム1を構成する充電サービス提供サーバ10、携帯型端末20にインストールされる充電用アプリ200、及び充電器30の機能構成を説明する。
(2.1. 充電サービス提供サーバ10)
まず、図2を参照しながら充電サービス提供サーバ10の機能構成を説明する。図2は、充電サービス提供サーバ10の機能構成の具体例を示す機能ブロック図である。充電サービス提供サーバ10は、ユーザ端末制御部110、充電器制御部120、及びデータベース(DB)130を含む。
ユーザ端末制御部110は、携帯型端末20との間で通信することで、ユーザUによる携帯型端末20に対する制御を行う。ユーザ端末制御部110は、充電器情報処理部111、充電状況通知部113、充電完了通知部115、ユーザ情報処理部117、及びクーポン発行処理部119を含む。
充電器情報処理部111は、ユーザUの操作する携帯型端末20から、充電器30の識別情報を受信し、当該識別情報に対応する充電器情報133をDB130から取得する。充電器情報133には、ユーザUが充電器30を物理的に確認するために必要な充電器30の位置や名称等に関する文字列情報等を含むことができる。充電器情報処理部111は、当該充電器情報133を携帯型端末20へと送信する。
充電状況通知部113は、充電器30による車両EVへの充電開始後、逐次OCPPに基づき充電状況取得部123が取得した充電状況を、必要に応じて携帯型端末20へ送信する。充電状況通知部113は、例えば定期的に充電状況を携帯型端末20へ通知してもよいし、或いは携帯型端末20からの問合せに応じて充電状況を通知してもよい。
充電完了通知部115は、充電器30による車両EVへの充電が完了した旨の充電完了通知を受信すると、充電完了を携帯型端末20へと通知する。
ユーザ情報処理部117は、充電を開始する際に携帯型端末20からユーザUの認証情報を受信し、DB130に予め格納されているユーザ認証情報131と照合する。当該照合が成功すればユーザ認証が成功した、すなわち受信した認証情報が有効であると判断される。またユーザ情報処理部117は、ユーザUが充電サービス提供サーバ10の提供する充電サービスの利用登録を行う際に、ユーザUのIDやパスワードを含む認証情報を携帯型端末20等の情報処理装置から取得し、DB130に登録する。
クーポン発行処理部119は、充電器30による車両EVへの充電開始に伴い、クーポンサービス提供サーバ50に、携帯型端末20に対するクーポンの発行を要求する。ここで、クーポン発行処理部119による要求に基づいてクーポンサービス提供サーバ50が携帯型端末20に対して発行するクーポンは、例えば車両EVへの充電を行っている充電器30に係る充電器情報133に予め対応付けられた店舗等に関するクーポンとすることができる。
なお、もしクーポン発行要求を携帯型端末20からクーポンサービス提供サーバ50に対して送信する場合には、クーポン発行処理部119はクーポン発行要求をクーポンサービス提供サーバ50に送信する代わりに、充電を開始する旨、すなわちクーポン発行の環境が整った旨の通知を携帯型端末20に対して送信すれば良い。
ここで、充電器情報133に対応付けられる、クーポン発行対象となる店舗は、例えば、当該充電器情報133に係る充電器30の近傍にある店舗、すなわちユーザUが車両EVの充電中に利用できる店舗としてもよい。更に、充電器30から充電にかかる見込み時間等の充電に係る情報を取得すれば、クーポン発行処理部119はその内容に応じて、クーポンサービス提供サーバ50に対して発行を要求するクーポンの中身を変えることも考えられる。例えば必要な充電時間や充電完了時刻に応じて、クーポンが適用になる時間や有効期限を変更したり、或いは充電量(発生すると推測される費用)に応じてクーポンにより割引となる金額や割引率等を変更したりしても良い。
なお、ここではクーポン発行処理部119が発行させるクーポンに関する情報は、データ上で充電器情報133に対応付けられるものとしても良いが、対応付ける方法はこれに限られるものではない。例えば、充電サービス提供サーバ10のDB130内又はクーポンサービス提供サーバ50内に、クーポンを使用可能な店舗の緯度経度等の位置情報を管理するようにしても良い。この場合、クーポン発行処理部119は、充電を開始する充電器30に係る充電器情報133に含まれる充電器30の位置から一定距離内にある店舗に係るクーポンの発行をクーポンサービス提供サーバ50に要求すれば良い。
充電器制御部120は、充電器30との間でOCPPに基づく各種通信を行うことにより、充電器30を制御する。充電器制御部120は、充電開始要求部121、充電状況取得部123、及び充電完了通知受信部125を含む。
充電開始要求部121は、ユーザ情報処理部117が携帯型端末20から取得した認証情報の有効性がユーザ情報処理部117により確認され、また決済情報が有効である旨の通知を携帯型端末20から受信すると、充電器30に対し、OCPPに基づき充電開始を要求する。充電器30は当該要求を受信すると、給電ケーブルが車両EVに接続されていれば、車両EVへの給電を開始する。
充電状況取得部123は、充電器30による車両EVへの給電開始後、充電器30から逐次、給電量や充電残り時間等に係る充電状況の情報をOCPPに基づき受信する。充電状況取得部123が受信した充電状況の情報は、ユーザ端末制御部110の充電状況通知部113が、例えば要求に応じて、若しくは随時、携帯型端末20へ通知する。
充電完了通知受信部125は、充電器30から、車両EVへの充電が完了した旨の充電完了通知をOCPPに基づき受信する。充電完了通知受信部125が充電完了通知を受信すると、充電完了通知部115が携帯型端末20に対して、充電及び決済が完了した旨を通知する。
DB130は、ユーザ認証情報131、及び充電器情報133を含む各種情報を管理する。
ユーザ認証情報131は、ユーザUが、充電サービス提供サーバ10の提供する充電サービスを利用する際に登録される認証のための情報であり、例えばユーザIDやパスワード等の情報を含むことができる。前述のとおり携帯型端末20の充電用アプリは、当該充電用アプリの管理する記憶領域に認証情報を管理しており、充電サービスの開始時に、携帯型端末20は当該認証情報を送信する。ユーザ情報処理部117は、当該受信した認証情報と、DB130で管理されるユーザ認証情報131とを照合し、両者が整合すれば、携帯型端末20から受信した認証情報が正当なものであるとして認証する。
充電器情報133は、充電器30に対して一意に割り当てられる識別情報と、充電器30に関する、例えば位置等の情報とを対応付けたものである。充電器情報処理部111が充電器30の識別情報を受信すると、充電器情報処理部111は当該識別情報をキーとして当該識別情報に対応付けられた充電器30の充電器情報133を抽出し、充電器情報133を携帯型端末20へと送信する。これによりユーザUは、近傍にある(すなわち、識別番号をビーコン信号により識別番号を受信した)充電器30に関する情報を、携帯型端末20上で確認することが可能となる。
(2.2. 充電用アプリケーション200)
次に、図3を参照しながら、本実施形態に係る携帯型端末20にインストールされる充電用アプリケーション200(以下、充電用アプリ200ともいう。)の機能構成を説明する。充電用アプリ200は、表示制御部210、入力部220、充電器情報処理部230、ユーザ情報処理部240、クーポン処理部250、決済処理部260及びデータベース(DB)270を含む。
表示制御部210は、携帯型端末20のディスプレイに対する表示を制御する。例えば、ビーコン信号として受信した充電器30の識別番号に対応する充電器情報を充電サービス提供サーバ10から受信した場合に、表示制御部210は当該充電器情報を携帯型端末20のディスプレイ上に表示する。また、例えば充電完了通知を充電サービス提供サーバ10から受信し、また決済処理部260による充電費用の決済処理が完了した際には、表示制御部210は充電及び決済が完了した旨を携帯型端末20のディスプレイ上に表示する。その他、表示制御部210は、ユーザUへ情報を報知するための各種表示を制御する。
入力部220は、携帯型端末20に設けられた例えば操作ボタンやタッチパネルなどへのユーザUからの入力操作を受け付け、関係する機能ブロックへ操作内容を伝達する。例えば充電を開始するための操作入力がなされた場合には、入力部220はユーザ情報処理部240へその旨を伝達し、ユーザ情報処理部240は充電を開始するために必要な認証情報271を充電サービス提供サーバ10へと送信する。また、入力部220は充電を開始する操作が行われるとその旨を決済処理部260にも伝達し、決済処理部260は決済サービス提供サーバ40との間で決済情報273の有効性を確認する。
充電器情報処理部230は、充電器30に係る各種処理を行う。充電器情報処理部230は、識別情報受信部231、識別情報通知部233、充電状況処理部235、及び充電完了処理部237を含む。
識別情報受信部231は、充電器30からBluetooth(登録商標)規格を利用したiBeacon(登録商標)に基づくビーコン信号の一部として、充電器30の識別情報を受信する。識別情報通知部233は、当該受信した充電器30の識別情報を、ネットワークNを介して充電サービス提供サーバ10へと送信する。これにより、充電サービス提供サーバ10は当該識別情報に対応する充電器情報133を検索し、当該充電器情報133を携帯型端末20へと送信する。表示制御部210は当該受信した充電器情報に基づき、ユーザUに充電器30の情報を報知する。
充電状況処理部235は、例えばユーザ操作に応じて充電サービス提供サーバ10に対して充電状況を問い合わせ、充電器30による車両EVへの充電状況を受信する。表示制御部210は、受信した、例えば充電残り時間や充電割合等の充電状況を、ユーザUに報知すべくディスプレイに表示する。充電状況処理部235は、ユーザ操作に応じて充電サービス提供サーバ10に充電状況を問い合わせずとも、例えば定期的に充電サービス提供サーバ10から充電状況を受信しても良い。
充電完了処理部237は、充電器30による車両EVへの充電が完了し、また当該充電に伴い発生した費用の決済が完了した旨の充電完了通知を充電サービス提供サーバ10から受信する。充電完了処理部237が当該充電完了通知を受信すると、決済処理部260は当該充電量等に応じた充電費用に係る決済処理を、決済サービス提供サーバ40との間で行う。決済処理部260による決済処理が完了すれば、表示制御部210は充電及び決済が完了した旨を、例えばポップアップ等によりユーザUに報知する。
ユーザ情報処理部240は、例えば充電サービス提供サーバ10から充電器情報を受信し、表示制御部210が当該充電器への充電を要求するための操作を行った場合に、DB270から認証情報271を読み出し、充電サービス提供サーバ10へと送信する。ここで、認証情報271は、例えば充電用アプリ200の初回起動時や充電サービスの初回利用時等のタイミングで予めユーザUに登録され、DB270内で管理される。
クーポン処理部250は、例えば充電開始時等のタイミングで充電サービス提供サーバ10から発行されるクーポンをユーザUに利用可能とする。クーポン処理部250が当該クーポンを利用させる形式はいかなる形式であっても良い。例えば、二次元バーコード等をディスプレイ上に外部装置が読取り可能に表示させるようにしても良いし、店員が内容を確認可能に文字列等によりクーポンを表示させるようにしても良い。或いは、例えばICチップを用いた近距離無線通信等によりクーポンを外部装置が読み取り可能としてもよい。もしクーポンに有効期限が設定されている場合には、クーポン処理部250は当該クーポンを利用不可とすることができる。
決済処理部260は、ユーザUが充電器30による車両EVの充電を要求する際に、DB270から決済情報273を読みだして、当該決済情報273を決済サービス提供サーバ40に送信することにより、決済情報273が有効であるか否かを確認する。また決済処理部260は、ユーザUの保有する車両EVへの充電が完了した旨の充電完了通知を充電サービス提供サーバ10から充電完了処理部237が受信すると、決済情報273を用いて、決済サービス提供サーバ40との間で決済処理を行う。ここで、決済情報273は、例えば充電用アプリ200の初回起動時や充電サービスの初回利用時等のタイミングで予めユーザUに登録され、DB270内で管理される。
決済処理部260が行う決済サービス提供サーバ40との間の決済処理は種々考えられるが、例えば、決済情報273に含まれるクレジットカード番号や口座番号等の情報を元に決済サービス提供サーバ40との間で決済処理を行うことが考えられる。或いは決済サービス提供サーバ40側でユーザアカウントに紐付けられたクレジットカードを用いた決済サービスを提供しており、決済処理部260は当該ユーザアカウントに決済情報273に含まれる情報を用いてログインすることにより決済処理を実行しても良い。この場合、決済処理部260は、当該ユーザアカウントにログインするためのID及びパスワード等を含む決済情報273を用いて、決済サービス提供サーバ40の提供する決済サービスにて決済処理を行う。
このように、充電システム1において、充電に係る費用をユーザUが支払うために用いる決済情報273は、あくまでユーザUの保有する携帯型端末20上で管理され、充電サービス提供サーバ10に渡されることはない。これにより、当該充電システム1上では、ユーザUの決済情報273に係るセキュリティを担保することが可能である。
DB270は、認証情報271及び決済情報273を、充電用アプリ200が管理する記憶領域上に管理する。認証情報271は、例えば充電システム1で提供される充電サービスをユーザUが利用するための認証に用いられる情報であり、例えばユーザIDやパスワード等の情報を含むことができる。
決済情報273は、ユーザUが充電に係る費用を支払うための各種情報である。例えば、決済情報273には、クレジットカード番号等の情報や、銀行口座などの情報を含むことができる。或いは、決済サービス提供サーバ40の提供する決済サービスにてクレジットカードの情報や銀行口座などの情報を管理する場合には、例えば当該決済サービスを利用するためのログイン情報を決済情報273に含むことができる。この場合、決済情報273には、決済サービスのユーザアカウントにログインするためのIDやパスワード等の情報を含むことができる。
(2.3. 充電器30)
続いて、図4を参照しながら、本実施形態に係る充電器30の機能構成を説明する。充電器30は、大きくサーバ通信部310と、車両制御部320とを含む。
サーバ通信部310は、充電サービスを車両EVに提供するにあたって、必要な通信を充電サービス提供サーバ10との間で行う。サーバ通信部310による充電サービス提供サーバ10との間の通信は、標準規格であるOCPPに基づいて行われる。サーバ通信部310は、充電開始要求受信部311、充電状況通知部313、及び充電完了通知部315を含む。
充電開始要求受信部311は、充電サービス提供サーバ10からOCPPに基づく充電開始要求を受信する。充電開始要求受信部311が充電開始要求を受信すると、車両制御部320に含まれる給電部323は給電ケーブルに接続された車両EVへの給電を開始する。
充電状況通知部313は、車両制御部320に含まれる充電状況取得部321が車両EVから随時取得する充電状況を、OCPPに基づいて充電サービス提供サーバ10へと通知する。また、車両EVに搭載されたバッテリの充電が完了すると、充電完了通知部315は、充電が完了した旨の充電完了通知を充電サービス提供サーバ10へとOCPPにより送信する。
車両制御部320は、車両EVの搭載するバッテリへの充電に係る各種制御を行う。車両制御部320は、充電状況取得部321、及び給電部323を含む。
充電状況取得部321は、給電ケーブルを通じて接続される車両EVとの間で通信を行うことにより、車両EVの情報や充電に要する時間、充電割合(全容量に占める現在の充電量の割合)等の情報を車両EVから取得する。当該充電情報は、サーバ通信部310に含まれる充電状況通知部313から充電用アプリ200へと通知される。
給電部323は、給電ケーブルに接続された車両EVに搭載されたバッテリに給電することにより、当該バッテリを充電する。
(3. 処理の流れ)
以下、充電システム1における処理の流れを、図5を参照しながら説明する。図5は、本実施形態に係る充電システム1の処理の流れを示すシーケンス図である。
なお、後述の各処理ステップは、処理内容に矛盾を生じない範囲で、任意に順番を変更して若しくは並列に実行することができ、また、各処理ステップ間に他のステップを追加しても良い。更に、便宜上1つのステップとして記載されているステップは複数のステップに分けて実行することもでき、便宜上複数に分けて記載されているステップを1ステップとして実行することもできる。
充電器30は、定期的にiBeacon(登録商標)に基づくビーコン信号を送信する(S501)。ユーザUが充電器30の近傍に移動することにより携帯型端末20の充電用アプリ200が識別情報受信部231で当該ビーコン信号を受信すると、識別情報受信部231はビーコン信号の中に含まれる充電器30の識別情報を抽出する(S503)。識別情報通知部233は当該識別情報を充電サービス提供サーバ10へと送信する(S505)。充電サービス提供サーバ10の充電器情報処理部111は、当該受信した識別情報をキーとしてDB130を検索することにより、当該識別情報に対応する充電器30に係る充電器情報133を取得する。充電器情報処理部111は、当該充電器情報133を携帯型端末20へと送信する(S507)。
携帯型端末20の充電用アプリ200は、充電サービス提供サーバ10から充電器情報を受信すると、充電器30の情報と共に、充電器30の給電ケーブルを車両EVに接続することを求める表示を表示制御部210により行う。その結果、ユーザUから充電器30による車両EVへの充電を行う旨の操作入力が入力部220に対してなされると(S509)、ユーザ情報処理部240は、予めDB270に登録されている認証情報271を読み出して充電サービス提供サーバ10へと通知する(S511)。また決済処理部260は、予めDB270に登録されている決済情報273を読み出して決済サービス提供サーバ40に当該決済情報273が有効であるか否かを問い合わせる(S513)。決済サービス提供サーバ40は受信した決済情報273が有効に費用を引き落とすことができるものであるか否かを確認し(S517)、その確認結果を充電用アプリ200へと通知する(S519)。充電用アプリ200の決済処理部260は、決済情報273の有効性に係る確認結果を、充電サービス提供サーバ10に対して送信する(S521)。
充電サービス提供サーバ10のユーザ情報処理部117は、受信した認証情報271の有効性を確認する。具体的には、ユーザ情報処理部117は、受信した認証情報271をDB130に格納されたユーザ認証情報131と照合し、両者が一致すれば認証情報271が有効なものであると判断する。また、ユーザ情報処理部117は、携帯型端末20が有効に決済可能である(決済情報273が有効である)旨の通知を携帯型端末20から受信する。その結果、携帯型端末20から受信した認証情報271が有効であり、また携帯型端末20が決済可能な状態である場合には、充電開始要求部121は充電器30に対して充電開始を要求する(S523)。充電開始要求を受信した充電器30は、給電部323により給電ケーブルに接続された車両EVに対する充電を開始する(S525)。
また、充電サービス提供サーバ10のクーポン発行処理部119は、充電中にユーザUが利用可能なクーポンの発行をクーポンサービス提供サーバ50に対して要求する(S527)。クーポンサービス提供サーバ50は当該要求を受けて、充電用アプリ200に対してクーポンを発行する。携帯型端末20の充電用アプリ200は、当該クーポンを表示し、ユーザUが利用可能な状態とする(S529)。
なお、クーポン発行に係る処理は、これに限られるものではない。例えば、充電サービス提供サーバ10のクーポン発行処理部119が充電器30による充電を開始する旨を携帯型端末20の充電用アプリ200に通知し、充電用アプリ200がクーポンサービス提供サーバ50に対してクーポン発行を要求することも考えられる。
クーポンサービス提供サーバ50が発行するクーポンは、充電器30の近傍にある店舗にかかるものであり、例えば充電器30から一定距離内にある店舗とすることができる。このとき、クーポンは充電に要する予測時間や充電必要容量等に応じて内容を変えることも考えられる。
充電を開始(S525)した後は、充電器30の充電状況取得部321は逐次充電状況を車両EVから取得し、当該充電状況をOCPPに基づき充電サービス提供サーバ10へと通知する(S531)。充電サービス提供サーバ10は、充電器30から受信した充電状況に基づき、例えば充電用アプリ200からの要求に応じて、充電状況を携帯型端末20へと通知する(S533)。通知された充電状況は、充電用アプリ200の表示制御部210がディスプレイ上に表示する(S535)。
充電器30による車両EVへの給電が終了すると、充電器30の充電完了通知部315は充電完了を充電サービス提供サーバ10へと通知する(S537)。充電サービス提供サーバ10は充電完了通知を充電器30から受信すると、充電完了通知部115が充電完了通知を携帯型端末20へと送信する(S539)。
充電用アプリ200の充電完了処理部237が充電完了通知を受信すると、決済処理部260は、充電完了通知に含まれる例えば充電量等の情報に基づき、決済サービス提供サーバ40との間で充電に係る費用の支払処理(決済処理)を行う(S541)。
携帯型端末20の充電用アプリ200は、決済処理部260による決済処理が完了すると、表示制御部210が充電及び決済が完了した旨を例えばポップアップにより表示することによりユーザUへ報知する(S543)。
(4. ハードウェア構成)
次に、図6及び図7を参照しながら、充電サービス提供サーバ10及び携帯型端末20のハードウェア構成について図6及び図7を参照しながら説明する。
(4.1. 充電サービス提供サーバ10)
まず、図6を参照しながら充電サービス提供サーバ10のハードウェア構成を説明する。図6に示すように、充電サービス提供サーバ10は、制御部601と、通信インタフェース(I/F)部605と、記憶部607と、表示部613と、入力部615とを含み、各部はバスライン617を介して接続される。
制御部601は、CPU(Central Processing Unit。図示せず)、ROM(Read Only Memory。図示せず)、RAM(Random Access Memory)603等を含む。制御部601は、記憶部607に記憶される制御プログラム609を実行することにより、一般的な情報処理装置としての機能に加え、上述した充電サービスにかかる処理を実現可能に構成される。例えば、図2を参照しながら説明したユーザ端末制御部110、及び充電器制御部120は、RAM603に一時記憶された上で、CPU上で動作する制御プログラム609として実現可能である。
また、RAM603は、制御プログラム609に含まれるコードの他、図2に示したユーザ認証情報131、及び充電器情報133を格納するDB130の一部又は全部を一時的に保持する。更にRAM603は、CPUが各種処理を実行する際のワークエリアとしても使用される。
通信I/F部605は、携帯型端末20や充電器30、クーポンサービス提供サーバ50を含む外部の装置との間で、有線又は無線によるネットワークNを介したデータ通信を行うためのデバイスである。図2で示したユーザ端末制御部110、充電器制御部120が携帯型端末20や充電器30、クーポンサービス提供サーバ50との間で行う通信は、全て通信I/F部605が行う。
記憶部607は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体である。記憶部607は、一般的な情報処理装置としての機能を実現するためのオペレーティングシステム(OS)やアプリケーション及びデータ(図示せず)を記憶する。また記憶部607は、制御プログラム609及びDB130を記憶する。前述のとおり、図2に示したユーザ端末制御部110、及び充電器制御部120は、制御プログラム609に含まれる。
DB130は、充電制御に必要な各種データ、例えば図2に示したユーザ認証情報131、及び充電器情報133などを含むことができる。DB130に含まれる各種データは、必要に応じてRAM603等にロードされ、制御部601に含まれるCPUから参照される。
表示部613は、管理者に情報を表示するためのディスプレイ装置である。表示部613の具体例としては、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等が挙げられる。入力部615は、管理者から入力を受け付けるためのデバイスである。入力部615の具体例としては、キーボードやマウス、タッチパネル等を挙げることができる。
なお、充電サービス提供サーバ10は、表示部613及び入力部615を必ずしも備える必要はない。また表示部613及び入力部615は、USB(Universal Serial Bus)やディスプレイポート等の各種インタフェースを介して外部から充電サービス提供サーバ10に接続されても良い。
(4.2. 携帯型端末20)
次に、図7を参照しながら携帯型端末20のハードウェア構成を説明する。図7に示すように、携帯型端末20は、制御部701と、Bluetooth(登録商標)通信部705と、インターネット通信部707と、記憶部709と、表示部711と、入力部713とを含み、各部はバスライン715を介して接続される。
制御部701は、CPU(図示せず)、ROM(図示せず)、RAM703等を含む。制御部701は、記憶部709に記憶される充電用アプリ200を実行することにより、一般的な情報処理装置としての機能に加え、上述した充電サービスに係る処理を実現可能に構成される。例えば、図3を参照しながら説明した表示制御部210、入力部220、充電器情報処理部230、ユーザ情報処理部240、クーポン処理部250、及び決済処理部260は、RAM703に一時記憶された上で、CPU上で動作する充電用アプリ200の200一部として実現可能である。
また、RAM703は、充電用アプリ200に含まれるコードの他、図3に示した認証情報271及び決済情報273を格納するDB270の一部又は全部を一時的に保持する。更にRAM703は、CPUが各種処理を実行する際のワークエリアとしても使用される。
Bluetooth(登録商標)通信部705は、例えば充電器30から定期的に送信されるBluetooth(登録商標)通信によるビーコン信号を受信するためのデバイスである。図3に示した識別情報受信部231が受信するビーコン信号は、Bluetooth(登録商標)通信部705が受信する。
インターネット通信部707は、充電サービス提供サーバ10、決済サービス提供サーバ40及びクーポンサービス提供サーバ50を含む外部の装置との間で、ネットワークNを介したデータ通信を行うためのデバイスである。図3で示した識別情報通知部233、充電状況処理部235、充電完了処理部237、クーポン処理部250、決済処理部260等が充電サービス提供サーバ10やクーポンサービス提供サーバ50との間で行う通信は、全てインターネット通信部707が行う。
記憶部709は、例えばHDDやフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体である。記憶部709は、一般的な情報処理装置としての機能を実現するためのオペレーティングシステムやアプリケーション及びデータを記憶する。また記憶部709は、充電用アプリ200を記憶する。充電用アプリ200には、表示制御部210、入力部220、充電器情報処理部230、ユーザ情報処理部240、及びクーポン処理部250が含まれる。また記憶部709には、充電用アプリ200が管理し、DB270を格納する記憶領域も確保される。DB270には、図3で説明したように、認証情報271及び決済情報273が含まれる。DB270に含まれる各種データは、必要に応じてRAM703にロードされ、制御部701に含まれるCPUから参照される。
表示部711は、ユーザUに報知する情報を表示するためのディスプレイ装置である。表示部711の具体例としては、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等が挙げられる。入力部713は、ユーザUから入力を受け付けるためのデバイスである。入力部713の具体例としては、タッチパネルや各種操作ボタン等を挙げることができる。
なお、表示部711及び入力部713は、例えばBluetooth(登録商標)通信部705が通信可能な外部装置等として実現することも可能である。
(5. 本実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態に係る充電システム1では、充電器30から定期的に送信されるビーコン信号に基づき、携帯型端末20上に充電を行うか否かの表示が自動的になされ、ユーザUは当該表示に基づいて充電を行うことが可能である。携帯型端末20が充電器30から一定距離に近づけばこのような表示がなされるため、ユーザUはわざわざ携帯型端末20で二次元バーコード等を読み込む等の作業を行う必要がなく、簡易な操作で充電を開始することが可能である。
更に、本実施形態では、充電用アプリ200が予め決済情報273を管理しており、充電開始時にはこの情報を充電用アプリ200が読みだして、直接、決済サービス提供サーバ40へ送信する。すなわち、ユーザUは毎回IDやパスワード、クレジットカード等の情報を入力する必要が無いため、この点でも充電に係る操作性を向上させている。更に、決済情報273は充電サービス提供サーバ10に対しては特に送信されないため、セキュリティを担保することもできる。
また、本実施形態にかかる充電システム1では、充電サービス提供サーバ10と充電器30との間の通信は、国際的な標準規格であるOCPPに基づいて行われる。これにより、幅広いメーカーにより製造された充電器30を充電システム1に適用することが可能である。
また、本実施形態に係る充電システム1では、充電開始時に、ユーザUに対して充電器30の近傍等の店舗で利用可能なクーポンが発行される。これにより、例えば充電器30を設置している商業施設等の売上向上等を図ることができ、他方、ユーザUにとっては、充電待ち時間を有効に活用することが可能となる。
(6. 付記事項)
なお、上述の実施形態の構成は、組み合わせたり或いは一部の構成部分を入れ替えたりしてもよい。また、本発明の構成は上述の実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えてもよい。
1 :充電システム
10 :充電サービス提供サーバ
20 :携帯型端末
30 :充電器
40 :決済サービス提供サーバ
50 :クーポンサービス提供サーバ
110 :ユーザ端末制御部
111 :充電器情報処理部
113 :充電状況通知部
115 :充電完了通知部
117 :ユーザ情報処理部
119 :クーポン発行処理部
120 :充電器制御部
121 :充電開始要求部
123 :充電状況取得部
125 :充電完了通知受信部
130 :データベース(DB)
200 :充電用アプリケーション
210 :表示制御部
220 :入力部
230 :充電器情報処理部
231 :識別情報受信部
233 :識別情報通知部
235 :充電状況処理部
237 :充電完了処理部
240 :ユーザ情報処理部
250 :クーポン処理部
260 :決済処理部
270 :データベース
EV :車両
U :ユーザ

Claims (12)

  1. 充電器が送信するビーコン信号に含まれる前記充電器の識別情報を、ユーザが操作する携帯端末から受信する手段と、
    前記識別情報に対応する前記充電器の情報を前記携帯端末へ送信する手段と、
    前記携帯端末のアプリケーションプログラムが管理する前記ユーザの認証情報を、前記携帯端末から受信する手段と、
    前記携帯端末のアプリケーションプログラムが管理する決済情報の有効性に係る情報を前記携帯端末から受信する手段と、
    前記認証情報による認証が成功し、前記決済情報が有効である場合に、前記充電器に対する充電開始要求をOCPP(Open Charge Point Protocol)に基づき送信する手段と、
    前記充電開始要求を前記充電器に送信する際に、前記携帯端末にクーポンを発行するための処理を行う手段と
    を備える充電制御システム。
  2. 前記充電器から充電完了通知をOCCPに基づき受信する手段と、
    前記充電完了通知を前記携帯端末へ送信する手段と
    を更に備える請求項1記載の充電制御システム。
  3. 前記充電器からOCCPに基づき充電状況を受信する手段と、
    前記充電状況を前記携帯端末へ送信する手段と
    を更に備える請求項1又は請求項2記載の充電制御システム。
  4. 前記クーポンは、前記充電器に対応付けられた店舗に関するものである、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の充電制御システム。
  5. 前記クーポンは、前記充電器による充電内容に応じて変化する、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の充電制御システム。
  6. 充電器の識別情報を含むビーコン信号を前記充電器から受信する処理と、
    前記識別情報を情報処理サーバへ送信する送信処理と、
    前記識別情報に対応する前記充電器の情報を前記情報処理サーバから受信する処理と、
    ユーザの認証情報及び当該ユーザの決済情報を管理する処理と、
    前記決済情報の有効性を、決済用サーバとの間で確認する処理と、
    前記認証情報を前記情報処理サーバへ送信すると共に、前記決済情報の有効性に係る情報を前記情報処理サーバへ送信する処理と、
    前記充電器による充電開始に伴い、前記ユーザが利用可能なクーポンの発行を受ける処理と、
    を携帯端末に実行させるためのアプリケーションプログラム。
  7. 前記送信処理において、前記識別情報を、前記ユーザによる明示的な操作なしに前記情報処理サーバへ送信する、
    処理を前記携帯端末に実行させるための請求項6記載のアプリケーションプログラム。
  8. 前記充電器による充電の完了通知を前記情報処理サーバから受信する処理と、
    前記完了通知に基づき、前記決済用サーバとの間で行う決済処理と、
    前記完了通知を前記ユーザへ報知する処理と
    を更に前記携帯端末に実行させるための請求項6又は請求項7記載のアプリケーションプログラム。
  9. 前記充電器による充電状況を前記情報処理サーバから受信する処理と、
    前記充電状況を前記ユーザへ報知する処理と
    を更に前記携帯端末に実行させるための請求項6乃至請求項8のいずれか1項記載のアプリケーションプログラム。
  10. 充電器が自装置の識別情報を含むビーコン信号を送信するステップと、
    前記ビーコン信号に含まれる前記識別情報を、ユーザが操作する携帯端末が情報処理サーバへ送信する送信ステップと、
    前記情報処理サーバが、前記識別情報に対応する前記充電器の情報を前記携帯端末へ送信するステップと、
    前記携帯端末のアプリケーションプログラムが管理する前記ユーザの認証情報を、前記携帯端末が前記情報処理サーバへ送信するステップと、
    前記携帯端末のアプリケーションプログラムが管理する前記ユーザの決済情報の有効性を、前記携帯端末が確認するステップと、
    前記決済情報の有効性に係る情報を、前記携帯端末が前記情報処理サーバへ送信するステップと、
    前記認証情報による認証が成功し、前記決済情報が有効である場合に、前記情報処理サーバが前記充電器に対し、充電開始要求をOCPPに基づき送信するステップと、
    前記充電器への前記充電開始要求の送信に伴い、前記携帯端末へクーポンを発行するステップと
    を備える充電制御方法。
  11. 前記携帯端末が、前記情報処理サーバから受信した前記充電器の情報を表示する表示ステップ
    を更に備え、
    前記送信ステップ及び前記表示ステップにおいて、前記携帯端末は、前記ユーザによる明示的な操作なしに前記情報処理サーバへ前記識別情報を送信し、前記充電器の情報を表示する、
    請求項10記載の充電制御方法。
  12. 前記充電器が前記情報処理サーバへOCPPに基づいて充電完了通知を送信するステップと、
    前記充電完了通知を前記情報処理サーバが前記携帯端末へ送信するステップと、
    前記携帯端末が、前記情報処理サーバが決済用サーバとの間で決済処理を行うステップと、
    充電及び決済の完了を前記ユーザへ報知するステップと
    を更に備える請求項10又は請求項11記載の充電制御方法。
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