JP6638998B2 - 給油所システム及び情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、給油所システム及び情報処理方法に関する。
特許文献1には、利用者が自己の自動車等に給油を行う給油システムが記載されている。特許文献1に記載の給油システムは、給油者を特定可能な識別情報とその身体情報とが対応付けられて登録された給油者データベースを記憶する給油者データベース記憶手段と、給油者の識別情報と身体情報とを入力する入力手段とを具備する。また、この給油システムは、入力された身体情報を、その識別情報に対応して給油者データベースに登録されている身体情報と照合する照合手段と、照合手段における照合結果が一致と判断された場合において、給油操作を可能とする給油許諾手段とを具備する。
特開2002−234599号公報
しかしながら、特許文献1に記載の給油システムでは、利用者の身体情報が給油システムに登録されたままであるため、悪意のある第三者に身体情報が盗取されるリスクがある。生体情報を用いた生体認証において用いられる生体認証用情報は、なりすまし等の不正行為を防止すべく、第三者による盗取から保護する必要性が高い。
本発明の目的は、上述した課題を鑑み、給油所において生体認証を利用する場合において、第三者により利用者の生体認証用情報が盗取されるリスクを低減することができる給油所システム及び情報処理方法を提供することにある。
本発明の一観点によれば、給油所に設置され、利用者が給油を行うための計量機と、前記給油所に設置された給油所サーバとを含み、前記給油所サーバは、前記利用者の携帯端末と通信可能な管理サーバと通信可能である給油所システムであって、前記計量機と対応付けられ、前記利用者の第1の生体認証用情報を取得する生体認証用情報取得装置を含み、前記携帯端末は、前記利用者の第2の生体認証用情報を含む給油情報を前記管理サーバに送信し、前記給油所サーバは、前記生体認証用情報取得装置により前記利用者の前記第1の生体認証用情報が取得されると、前記第1の生体認証用情報を前記管理サーバに送信し、前記管理サーバは、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報があれば、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報を除いた前記給油情報を前記給油所サーバに送信するとともに、前記給油所サーバから受信した前記第1の生体認証用情報及び前記携帯端末から受信した前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を削除し、前記第1の生体認証用情報を取得した前記生体認証用情報取得装置と対応付けられた前記計量機は、前記管理サーバから前記給油所サーバが受信した前記給油情報に基づいて給油可能になる給油所システムが提供される。
本発明の他の観点によれば、給油所に設置され、利用者が給油を行うための計量機と、前記給油所に設置された給油所サーバとを含み、前記給油所サーバが前記利用者の携帯端末と通信可能である給油所システムであって、前記計量機と対応付けられ、前記利用者の第1の生体認証用情報を取得する生体認証用情報取得装置を含み、前記携帯端末は、前記利用者の第2の生体認証用情報を含む給油情報を前記給油所サーバに送信し、前記生体認証用情報取得装置により前記利用者の前記第1の生体認証用情報が取得されると前記給油所サーバに送信され、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報があった場合、前記第1の生体認証用情報を取得した前記生体認証用情報取得装置と対応付けられた前記計量機は、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報を除いた前記給油情報に基づいて給油可能になり、前記給油所サーバは、前記生体認証用情報取得装置により取得された前記第1の生体認証用情報及び前記携帯端末から受信した前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を削除する給油所システムが提供される。
本発明のさらに他の観点によれば、給油所に設置され、利用者が給油を行うための計量機と、前記給油所に設置された給油所サーバとを含み、前記給油所サーバは、前記利用者の携帯端末と通信可能な管理サーバと通信可能である給油所システムにおける情報処理方法であって、前記計量機と対応付けられ、前記利用者の第1の生体認証用情報を取得する生体認証用情報取得装置を前記給油所システムが含み、前記携帯端末が、前記利用者の第2の生体認証用情報を含む給油情報を前記管理サーバに送信し、前記給油所サーバが、前記生体認証用情報取得装置により前記利用者の前記第1の生体認証用情報が取得されると、前記第1の生体認証用情報を前記管理サーバに送信するとともに、前記管理サーバが、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報があれば、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報を除いた前記給油情報を前記給油所サーバに送信し、前記給油所サーバから受信した前記第1の生体認証用情報及び前記携帯端末から受信した前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を削除し、前記第1の生体認証用情報を取得した前記生体認証用情報取得装置と対応付けられた前記計量機が、前記管理サーバから前記給油所サーバが受信した前記給油情報に基づいて給油可能になる情報処理方法が提供される。
本発明のさらに他の観点によれば、給油所に設置され、利用者が給油を行うための計量機と、給油所サーバとを含み、前記給油所サーバが前記利用者の携帯端末と通信可能である給油所システムにおける情報処理方法であって、前記計量機と対応付けられ、前記利用者の第1の生体認証用情報を取得する生体認証用情報取得装置を前記給油所システムが含み、前記携帯端末が、前記利用者の第2の生体認証用情報を含む給油情報を前記給油所サーバに送信し、前記生体認証用情報取得装置により前記利用者の前記第1の生体認証用情報が取得されると前記給油所サーバに送信され、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報があった場合、前記第1の生体認証用情報を取得した前記生体認証用情報取得装置と対応付けられた前記計量機が、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報を除いた前記給油情報に基づいて給油可能になり、前記給油所サーバが、前記生体認証用情報取得装置により取得された前記第1の生体認証用情報及び前記携帯端末から受信した前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を削除する情報処理方法が提供される。
本発明によれば、給油所において生体認証を利用する場合において、第三者により利用者の生体認証用情報が盗取されるリスクを低減することができる。
図1は、本発明の第1実施形態による給油所向けシステムの構成を示す概略図である。 図2は、本発明の第1実施形態による給油所システムの構成を示す概略図である。 図3は、本発明の第1実施形態による給油所システムにおける計量機の構成を示す概略図である。 図4は、本発明の第1実施形態による給油所向けシステムの動作を示すシーケンス図である。 図5は、本発明の第1実施形態による給油所向けシステムにおける生体認証用情報を含む給油情報の一例を示す図である。 図6は、本発明の第2実施形態による給油所向けシステムの構成を示す概略図である。 図7は、本発明の第2実施形態による給油所システムの構成を示す概略図である。 図8は、本発明の第2実施形態による給油所向けシステムの動作を示すシーケンス図である。 図9は、本発明の第3実施形態による給油所向けシステムの動作を示すシーケンス図(その1)である。 図10は、本発明の第3実施形態による給油所向けシステムの動作を示すシーケンス図(その2)である。 図11は、本発明の第4実施形態による給油所向けシステムの動作を示すシーケンス図(その1)である。 図12は、本発明の第4実施形態による給油所向けシステムの動作を示すシーケンス図(その2)である。 図13は、本発明の第5実施形態による給油所システムの構成を示す概略図である。 図14は、本発明の第5実施形態による給油所システムにおける計量機、外設機及び生体認証用情報取得装置の対応関係を示す対応表の一例を示す図である。 図15は、本発明の第6実施形態による情報処理装置を示す概略図である。 図16は、本発明の第6実施形態による情報処理装置を示す概略図である。 図17は、本発明の他の実施形態による給油所システムの構成を示す概略図である。 図18は、本発明の別の他の実施形態による給油所システムの構成を示す概略図である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態による給油所向けシステムについて図1乃至図5を用いて説明する。
まず、本実施形態による給油所向けシステムの構成について図1乃至図3を用いて説明する。図1は、本実施形態による給油所向けシステムの構成を示す概略図である。図2は、本実施形態による給油所システムの構成を示す概略図である。図3は、本実施形態による給油所システムにおける計量機の構成を示す概略図である。
本実施形態による給油所向けシステムは、自動車に対する給油操作を利用者が自ら行うセルフサービスの給油所向けのシステムである。図1に示すように、本実施形態による給油所向けシステム1は、携帯端末10と、管理サーバ20と、複数の給油所システム30−1、30−2、……、30−(N−1)、30−Nとを含む。ただし、Nは、2以上の整数である。
携帯端末10は、移動体通信ネットワークNW2及びネットワークNW1を介して管理サーバ20と通信可能に構成されている。携帯端末10は、基地局BSを介して移動体通信ネットワークNW2に接続する。ネットワークNW1は、例えば、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)等を含む。管理サーバ20は、ネットワークNW1を介して複数の給油所システム30−1、30−2、……、30−(N−1)、30−Nと通信可能に接続される。また、管理サーバ20は、ネットワークNW1及び移動体通信ネットワークNW2を介して携帯端末10と通信可能に接続される。
携帯端末10は、給油所において給油を行う利用者が携帯して使用する利用者の端末であり、例えば、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話等の携帯情報機器である。利用者の携帯端末10は、給油所向けシステム1を利用するためのアプリケーションプログラムがその記憶装置にインストールされている。利用者は、例えば、アプリケーションプログラムを提供するサーバからアプリケーションをダウンロードして携帯端末10に予めインストールすることができる。携帯端末10は、移動体通信ネットワークNW2及びネットワークNW1を介して管理サーバ20との情報の送受信が可能になっている。
携帯端末10は、その利用者の生体認証用情報を取得する生体認証用情報取得装置102を有する。生体認証用情報取得装置102は、特に限定されるものではないが、例えば、利用者の指紋を読み取って指紋認証のための指紋画像を取得する指紋センサ、利用者の顔を撮像して顔認証のための顔画像を取得するカメラ等である。生体認証用情報取得装置102は、指紋画像、顔画像等の生体情報自体を生体認証用情報として扱うこともできるし、生体情報から特徴量を抽出し、抽出した特徴量を生体認証用情報として扱うこともできる。生体認証用情報取得装置102により取得された生体認証用情報は、給油所において給油を行う利用者の本人確認のために利用される。
なお、生体認証用情報取得装置102は、指紋認証のための指紋画像、顔認証のための顔画像を取得するものに限定されるものではない。生体認証の方式は、特に限定されるものではなく、携帯端末10の生体認証用情報取得装置102及び後述の生体認証用情報取得装置320で生体認証用情報を取得することができる方式であればよい。例えば、生体認証の方式は、指紋認証、顔認証のほか、虹彩認証、掌紋認証、指静脈認証、手のひら静脈認証であってもよい。このため、生体認証用情報取得装置102は、例えば、虹彩認証のための虹彩画像、掌紋認証のための掌紋画像、指静脈認証のための指静脈画像、手のひら静脈認証のための手のひら静脈画像を取得するものであってもよい。
管理サーバ20は、複数の給油所システム30−1、30−2、……、30−(N−1)、30−Nを管理するサーバである。管理サーバ20は、ネットワークNW1及び移動体通信ネットワークNW2を介して携帯端末10と情報の送受信が可能になっている。また、管理サーバ20は、ネットワークNW1を介して、複数の給油所システム30−1、30−2、……、30−(N−1)、30−Nと情報の送受信が可能になっている。
複数の給油所システム30−1、30−2、……、30−(N−1)、30−Nは、それぞれ、セルフサービスの給油所に設置されて給油所に含まれ、利用者が給油を行うためのシステムである。本実施形態による給油所向けシステム1が対象とする複数の給油所は、顧客に対してガソリン、軽油等のエンジン用燃料を販売する給油所であり、顧客である利用者が自ら給油操作を行う給油所である。なお、給油所向けシステム1が対象とする複数の給油所は、例えば、運送会社等の事業所内に設置された自家用の給油所であり、運転手等の従業員である利用者が給油操作を行う給油所であってもよい。
図2に示すように、給油所システム30−iは、給油所サーバ302と、計量機制御装置304と、複数の計量機306−1、306−2、……、306−nと、複数の外設機308−1、308−2、……、308−nとを含む。ただし、iは、1≦i≦Nを満たす整数である。また、nは、2以上の整数である。
給油所サーバ302は、給油所システム30-iを管理するサーバである。給油所サーバ302は、ネットワークNW1を介して管理サーバ20と通信可能に接続される。
計量機制御装置304は、給油所システム30-iが設置された給油所内の複数の計量機306−1、306−2、……、306−n及び複数の外設機308−1、308−2、……、308−nを制御する装置である。計量機制御装置304は、給油所サーバ302と通信可能に接続される。
複数の計量機306−1、306−2、……、306−nは、それぞれ利用者が自動車に対して給油を行うための給油装置である。複数の計量機306−1、306−2、……、306−nは、RS485プロトコルを用いたSS−LAN(Service Station Local Area Network)310で計量機制御装置304と通信可能に接続される。
計量機306−kは、図3に示すように、生体認証用情報取得装置320と、ノズル306aと、ノズル306bと、ノズル306cとを有する。ただし、kは、1≦k≦nを満たす整数である。
生体認証用情報取得装置320は、その計量機306−kで給油を行おうとする利用者の生体認証用情報を取得するものである。生体認証用情報取得装置320は、携帯端末10の生体認証用情報取得装置102が取得する生体認証用情報と同種の生体認証用情報を取得する。生体認証用情報取得装置320は、生体認証用情報取得装置102と同様、例えば、利用者の指紋を読み取って指紋認証のための指紋画像を取得する指紋センサ、利用者の顔を撮像して顔認証のための顔画像を取得するカメラ等である。生体認証用情報取得装置320は、指紋画像、顔画像等の生体情報自体を生体認証用情報として扱うこともできるし、生体情報から特徴量を抽出し、抽出した特徴量を生体認証用情報として扱うこともできる。生体認証用情報取得装置320により取得された生体認証用情報は、給油所において給油を行う利用者の本人確認のために利用される。
なお、生体認証用情報取得装置320は、必ずしも計量機306−kに設けられている必要はない。給油所システム30−iは、後述するように計量機306−kと対応付けられて設置された生体認証用情報取得装置320−kを含んでいればよい。
なお、生体認証用情報取得装置320は、生体認証用情報取得装置102と同様、例えば、虹彩認証のための虹彩画像、掌紋認証のための掌紋画像、指静脈認証のための指静脈画像、手のひら静脈認証のための指静脈画像を取得するものであってもよい。
ノズル306a、306b、306cは、それぞれ利用者が給油を行うためのノズルである。ノズル306aは、ハイオクガソリン用のノズルである。ノズル306bは、レギュラーガソリン用のノズルである。ノズル306cは、軽油用のノズルである。
複数の外設機308−1、308−2、……、308−nは、それぞれ給油を行うエンジン用燃料の注文処理、支払処理等を利用者が行うための注文機である。複数の外設機308−1、308−2、……、308−nは、TCP/IPプロトコルを用いたLAN(Local Area Network)312で計量機制御装置304と通信可能に接続される。また、複数の外設機308−1、308−2、……、308−nのそれぞれは、複数の計量機306−1、306−2、……、306−nのそれぞれと対応付けられてペアを構成している。
外設機308−kは、例えば、紙幣取扱装置、硬貨取扱装置、カードリーダ、表示装置、入力装置等を有する。利用者は、表示装置に表示される案内に従って、入力装置を介して注文処理を実行し、紙幣取扱装置、硬貨取扱装置、カードリーダを介して支払処理を実行することができる。
外設機308−kは、計量機306−kが設置された計量機306−kごとのエリアである計量機エリア314−kに設置される。例えば、外設機308−kは、計量機エリア314−kにおいて、計量機306−kの上部、計量機306−kの近傍等に設置される。これにより、同一の計量機エリア314−kに設置された計量機306−k及び外設機308−kは、互いに対応付けられてペアで使用される。
次に、本実施形態による給油所向けシステム1の動作についてさらに図4及び図5を用いて説明する。図4は、本実施形態による給油所向けシステム1の動作を示すシーケンス図である。図5は、本実施形態による給油所向けシステムにおける生体認証用情報を含む給油情報の一例を示す図である。以下では、利用者が、携帯端末10で給油情報を入力し、給油所で給油を行うまでの過程について説明する。本実施形態による給油所向けシステム1が動作することにより、本実施形態による給油所向けシステム1における情報処理方法が実行される。
まず、給油所向けシステム1が対象とする給油所において給油を行おうとする利用者は、携帯端末10で、給油所向けシステム1を利用するために必要なアプリケーションプログラムを起動する。利用者は、起動したアプリケーションプログラムにおいて、給油に関する情報である給油情報を入力して携帯端末10の記憶装置に記憶させる。また、利用者は、起動したアプリケーションプログラムにおいて、生体認証用情報取得装置102により自己の生体認証用情報を取得して携帯端末10の記憶装置に記憶させる。
こうして、利用者は、生体認証用情報を含む給油情報を携帯端末10の記憶装置に記憶させる(ステップS1)。
給油情報は、油種情報、給油方法情報及び支払方法情報を含む。油種情報は、給油を行うガソリン用燃料の油種がハイオクガソリン、レギュラーガソリン及び軽油のいずれであるかを示す情報である。給油方法情報は、給油方法が定額、定量及び満タンのいずれであるかを示す情報である。支払方法情報は、支払方法が現金、プリペイドカード、クレジットカード、電子マネー等のいずれであるかを示す情報である。また、生体認証用情報取得装置102により取得された生体認証用情報は、給油情報と対応付けられて携帯端末10の記憶装置に記憶される。
図5は、携帯端末10に記憶されている生体認証用情報を含む給油情報の一例である。図5に示すように、給油情報は、利用者により入力された油種情報、給油方法情報及び支払方法情報を含むとともに、生体認証用情報取得装置102により取得された生体認証用情報を含む。携帯端末10に記憶される生体認証用情報は、生体情報の生データであってもよいし、生体情報から特徴点、特徴量等を抽出した特徴データであってもよい。
生体認証用情報を含む給油情報を記憶した携帯端末10は、利用者の指示入力により又は自動的に管理サーバ20に接続して、生体認証用情報を含む給油情報を管理サーバ20に送信する(ステップS2)。
次いで、管理サーバ20は、携帯端末10から送信された生体認証用情報を含む給油情報を受信すると(ステップS3)、受信した生体認証用情報を含む給油情報をその記憶装置に記憶する(ステップS4)。
上述のようにして携帯端末10から生体認証用情報を含む給油情報を管理サーバ20に送信した利用者は、給油所向けシステム1が対象とする複数の給油所のうちの所望の給油所に、給油を行うべき自動車で赴く。利用者が赴く給油所には、給油所システム30−iが設置されている。所望の給油所に到着した利用者は、所望の計量機306−kの前の給油可能な位置に自動車を停車する。
なお、上記のステップS1〜ステップS4が行われるタイミングは、上記の場合に限定されるものではない。例えば、ステップS1〜ステップS4は、利用者が給油所に到着した後に行われてもよい。また、例えば、ステップS1〜ステップS4は、利用者が給油所に向かう途上の自動車が停止しているときに行われてもよい。
次いで、利用者は、計量機306−kに設けられた生体認証用情報取得装置320に、生体認証用情報を取得させる(ステップS5)。生体認証用情報取得装置320により取得される生体認証用情報は、携帯端末10の生体認証用情報取得装置102により取得された生体認証用情報と同種の生体認証用情報である。
次いで、計量機306−kは、生体認証用情報取得装置320により取得された生体認証用情報を計量機制御装置304に送信する(ステップS6)。この際、計量機306−kは、生体認証用情報とともに、計量機306−kを識別するための識別情報を計量機制御装置304に送信する。送信後、計量機306−kは、生体認証用情報を削除する。
次いで、計量機制御装置304は、計量機306−kから送信された生体認証用情報を受信すると(ステップS7)、受信した生体認証用情報を給油所サーバ302に送信する(ステップS8)。この際、計量機制御装置304は、生体認証用情報とともに、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kの識別情報を給油所サーバ302に送信する。送信後、計量機制御装置304は、生体認証用情報を削除する。
次いで、給油所サーバ302は、計量機制御装置304から送信された生体認証用情報を受信すると(ステップS9)、受信した生体認証用情報を管理サーバ20に送信する(ステップS10)。この際、給油所サーバ302は、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kの識別情報をその記憶装置に記憶する。送信後、給油所サーバ302は、生体認証用情報を削除する。
次いで、管理サーバ20は、給油所サーバ302から送信された生体認証用情報を受信する(ステップS11)。管理サーバ20は、給油所サーバ302から受信した生体認証用情報をその記憶装置に記憶する。
次いで、管理サーバ20は、記憶している給油情報に含まれる生体認証用情報のうち、給油所サーバ302から受信した生体認証用情報と一致する生体認証用情報があるか否か検索する(ステップS12)。
ステップS12の検索の結果、一致する生体認証用情報があった場合(ステップS12のYES)、管理サーバ20は、ステップS13に移行する。ステップS13において、管理サーバ20は、一致した生体認証用情報に係る給油情報を、生体認証用情報を送信してきた給油所システム30−iの給油所サーバ302に送信する。ここで、一致した生体認証用情報に係る給油情報とは、その一致した生体認証用情報を除いた給油情報であり、一致した生体認証用情報を含む給油情報のうち、その一致した生体認証用情報以外の情報である油種情報、給油方法情報及び支払方法情報を含むものである。
一致した生体認証用情報に係る給油情報の送信後、管理サーバ20は、給油所サーバ302から受信した生体認証用情報と、一致した生体認証用情報を含む給油情報とをその記憶装置から削除する(ステップS14)。なお、これらの情報の削除は、遅くとも利用者の給油が完了するまでに行われることが好ましい。
次いで、給油所サーバ302は、管理サーバ20から送信された生体認証用情報を含まない給油情報を受信すると(ステップS15)、受信した生体認証用情報を含まない給油情報を、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kの識別情報とともに計量機制御装置304に送信する(ステップS16)。
次いで、計量機制御装置304は、給油所サーバ302から送信された生体認証用情報を含まない給油情報を受信すると(ステップS17)、受信した生体認証用情報を含まない給油情報を、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kと、そのペアである外設機308−kとに送信する(ステップS18)。
計量機306−kは、計量機制御装置304から送信された生体認証用情報を含まない給油情報を受信すると、ノズル306a、306b、306cのうち、受信した生体認証用情報を含まない給油情報に含まれる油種情報に対応するノズルを使用可能の状態とする(ステップS19)。こうして、計量機306−kは、使用が可能な状態に設定される。
計量機306−kとペアの外設機308−kは、計量機制御装置304から送信された生体認証用情報を含まない給油情報を受信すると、受信した給油情報を設定する(ステップS20)。この後、外設機308−kは、受信した給油情報に応じて、利用者が給油前に行うべき作業等に関する案内をその表示部に表示する。例えば、外設機308−kは、設定した給油情報に含まれる支払方法情報に応じて、現金を投入する、プリペイドカードを読み取らせる、クレジットカードを読み取らせる、電子マネー媒体を読み取らせる等の支払いに関する案内をその表示部に表示する。また、例えば、外設機308−kは、計量機306−kの操作に関する案内等をその表示部に表示する。
利用者は、外設機308−kに表示される案内等に従って、給油前に必要な作業を行う。図示しないセルフサービスコンソール(SSC)を給油所の店員が操作することにより給油が許可されると、利用者は給油を行う。給油は、外設機308−kで設定された給油情報に基づいて行われる。給油が完了した後、利用者は、外設機308−kで精算を行う。
一方、ステップS12の検索の結果、一致する生体認証用情報がなかった場合(ステップS12のNO)、管理サーバ20は、ステップS21に移行する。ステップS21において、管理サーバ20は、一致する生体認証用情報を含む給油情報がない旨の情報である不一致情報を、生体認証用情報を送信してきた給油所システム30−iの給油所サーバ302に送信する。
不一致情報の送信後、管理サーバ20は、給油所サーバ302から受信した生体認証用情報をその記憶装置から削除する(ステップS22)。なお、この情報の削除は、ステップS12の後、ステップS21の不一致情報の送信前又は送信と同時に行ってもよい。
次いで、給油所サーバ302は、管理サーバ20から送信された不一致情報を受信すると(ステップS23)、受信した不一致情報を、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kの識別情報とともに計量機制御装置304に送信する(ステップS24)。
次いで、計量機制御装置304は、給油所サーバ302から送信された不一致情報を受信すると(ステップS25)、受信した不一致情報を、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kとペアの外設機308−kに送信する(ステップS26)。
外設機308−kは、不一致情報を受信すると、利用者に対して、一致する生体認証用情報を含む給油情報がない旨を報知する(ステップS27)。利用者に対する報知は、特に限定されるものではないが、例えば、外設機308−kの表示部その他の表示装置への表示、音声メッセージの出力等によって行う。
上述したように、本実施形態によれば、利用者の生体認証用情報は一時的に給油所向けシステム1において記憶されるだけであるので、悪意を有する者等の第三者により利用者の生体認証用情報が盗取されるリスクを低減することができる。
なお、上記では、一致した生体認証用情報に係る給油情報の送信後に、管理サーバ20が、給油所サーバ302から受信した生体認証用情報と、一致した生体認証用情報を含む給油情報とを削除する場合について説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、管理サーバ20は、携帯端末10から受信した生体認証用情報を含む給油情報を、その受信後、例えば1時間といった所定の時間が経過した時点でその記憶装置から削除することができる。また、例えば、管理サーバ20は、給油所サーバ302から受信した生体認証用情報を、その受信後、生体認証用情報を含む給油情報の場合と同様に所定の時間が経過した時点でその記憶装置から削除することができる。
また、上記では、給油所向けシステム1が複数の給油所システム30−1、……、30−Nを含む場合について説明したが、これに限定されるものではない。給油所向けシステム1は、1つの給油所システムを含むものであってもよい。
また、上記では、給油所システム30−iが、互いに対応付けられてペアとなる複数の計量機306−1、……、306−n及び複数の外設機308−1、……、308−nを含む場合について説明したが、これに限定されるものではない。給油所システム30−iは、1ペアとなる1つの計量機及び1つの外設機を含むものであってもよい。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態による給油所向けシステムについて図6乃至図8を用いて説明する。なお、上記第1実施形態による給油所向けシステムと同様の構成要素については同一の符号を付し説明を省略し又は簡略にする。
まず、本実施形態による給油所向けシステムの構成について図6及び図7を用いて説明する。図6は、本実施形態による給油所向けシステムの構成を示す概略図である。図7は、本実施形態による給油所システムの構成を示す概略図である。
本実施形態による給油所向けシステム2は、第1実施形態による給油所向けシステム1と同様に、セルフサービスの給油所向けのシステムである。図6に示すように、本実施形態による給油所向けシステム2は、携帯端末10と、複数の給油所システム30−1、30−2、……、30−(N−1)、30−Nとを含む。本実施形態による給油所向けシステム2は、管理サーバ20を含まない点で、第1実施形態による給油所向けシステム1とは異なっている。
携帯端末10は、移動体通信ネットワークNW2及びネットワークNW1を介して複数の給油所システム30−1、30−2、……、30−(N−1)、30−Nの給油所サーバ302と通信可能に構成されている。複数の給油所システム30−1、30−2、……、30−(N−1)、30−Nの給油所サーバ302は、ネットワークNW1及び移動体通信ネットワークNW2を介して携帯端末10と通信可能に接続される。
また、複数の給油所システム30−1、30−2、……、30−(N−1)、30−Nの給油所サーバ302は、互いにネットワークNW1を介して通信可能に接続される。
本実施形態による携帯端末10は、第1実施形態と同様であり、給油所向けシステム2を利用するためのアプリケーションプログラムがその記憶装置にインストールされ、また、生体認証用情報取得装置102を有する。
本実施形態による給油所システム30−1、30−2、……、30−(N−1)、30−Nは、第1実施形態と基本的に同様である。図7に示すように、本実施形態よる給油所システム30-iは、第1実施形態と同様、給油所サーバ302と、計量機制御装置304とを含む。また、本実施形態による給油所システム30−iは、第1実施形態と同様、複数の計量機306−1、306−2、……、306−nと、複数の外設機308−1、308−2、……、308−nとを含む。ただし、本実施形態による給油所システム30−iは、ネットワークNW1及び移動体通信ネットワークNW2を介して携帯端末10と通信可能に接続される点で、第1実施形態とは異なっている。
次に、本実施形態による給油所向けシステム2の動作についてさらに図8を用いて説明する。図8は、本実施形態による給油所向けシステム2の動作を示すシーケンス図である。以下では、利用者が、携帯端末10で生体認証用情報を含む給油情報を入力し、給油所で給油を行うまでの過程について説明する。本実施形態による給油所向けシステム2が動作することにより、本実施形態による給油所向けシステム2における情報処理方法が実行される。
まず、給油所向けシステム2が対象とする給油所において給油を行おうとする利用者は、携帯端末10で、給油所向けシステム2を利用するために必要なアプリケーションプログラムを起動する。利用者は、起動したアプリケーションプログラムにおいて、第1実施形態と同様、給油情報を入力して携帯端末10の記憶装置に記憶させる。また、利用者は、起動したアプリケーションプログラムにおいて、第1実施形態と同様、生体認証用情報取得装置102により自己の生体認証用情報を取得して携帯端末10の記憶装置に記憶させる。生体認証用情報は、給油情報と対応付けられて、携帯端末10の記憶装置に記憶される。
こうして、利用者は、第1実施形態のステップS1と同様、生体認証用情報を含む給油情報を携帯端末10の記憶装置に記憶させる(ステップS101)。
生体認証用情報を含む給油情報を記憶した携帯端末10は、利用者の指示入力により又は自動的に、利用者が給油を行う予定の給油所の給油所システム30−iの給油所サーバ302に接続して、生体認証用情報を含む給油情報を給油所サーバ302に送信する(ステップS102)。
次いで、給油所サーバ302は、携帯端末10から送信された生体認証用情報を含む給油情報を受信すると(ステップS103)、受信した生体認証用情報を含む給油情報をその記憶装置に記憶する(ステップS104)。
上述のようにして携帯端末10から生体認証用情報を含む給油情報を給油所サーバ302に送信した利用者は、給油所向けシステム2が対象とする複数の給油所のうちの給油を行う予定の給油所に、給油を行うべき自動車で赴く。利用者が赴く給油所には、給油所システム30−iが設置されている。給油を予定する給油所に到着した利用者は、所望の計量機306−kの前の給油可能な位置に自動車を停車する。
なお、上記のステップS101〜ステップS104が行われるタイミングは、上記の場合に限定されるものではない。例えば、ステップS101〜ステップS104は、利用者が給油所に到着した後に行われてもよい。また、例えば、ステップS101〜ステップS104は、利用者が給油所に向かう途上の自動車が停止しているときに行われてもよい。
次いで、利用者は、第1実施形態のステップS5と同様、計量機306−kに設けられた生体認証用情報取得装置320に、生体認証用情報を取得させる(ステップS105)。
次いで、計量機306−kは、第1実施形態のステップS6と同様、生体認証用情報取得装置320により取得された生体認証用情報を、計量機306−kの識別情報とともに計量機制御装置304に送信する(ステップS106)。送信後、計量機306−kは、生体認証用情報を削除する。
次いで、計量機制御装置304は、計量機306−kから送信された生体認証用情報を受信すると(ステップS107)、受信した生体認証用情報を給油所サーバ302に送信する(ステップS108)。この際、計量機制御装置304は、第1実施形態のステップS8と同様、生体認証用情報とともに、計量機306−kの識別情報を給油所サーバ302に送信する。送信後、計量機制御装置304は、生体認証用情報を削除する。
次いで、給油所サーバ302は、計量機制御装置304から送信された生体認証用情報を受信する(ステップS109)。給油所サーバ302は、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報をその記憶装置に記憶する。また、給油所サーバ302は、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kの識別情報をその記憶装置に記憶する。
次いで、給油所サーバ302は、記憶している給油情報に含まれる生体認証用情報のうち、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報と一致する生体認証用情報があるか否か検索する(ステップS110)。
ステップS110の検索の結果、一致する生体認証用情報があった場合(ステップS110のYES)、給油所サーバ302は、ステップS111に移行する。ステップS111において、給油所サーバ302は、一致した生体認証用情報に係る給油情報(生体認証用情報を含まない給油情報)を、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kの識別情報とともに計量機制御装置304に送信する。一致した生体認証用情報に係る給油情報は、第1実施形態と同様である。
一致した生体認証用情報に係る給油情報の送信後、給油所サーバ302は、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報と、一致した生体認証用情報を含む給油情報とをその記憶装置から削除する(ステップS112)。なお、これらの情報の削除は、遅くとも利用者の給油が完了するまでに行われることが好ましい。
次いで、計量機制御装置304は、給油所サーバ302から送信された生体認証用情報を含まない給油情報を受信すると(ステップS113)、受信した生体認証用情報を含まない給油情報を、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kと、そのペアである外設機308−kとに送信する(ステップS114)。
計量機306−kは、計量機制御装置304から送信された生体認証用情報を含まない給油情報を受信すると、ノズル306a、306b、306cのうち、受信した生体認証用情報を含まない給油情報に含まれる油種情報に対応するノズルを使用可能の状態とする(ステップS115)。こうして、計量機306−kは、使用が可能な状態に設定される。
計量機306−kとペアの外設機308−kは、計量機制御装置304から送信された生体認証用情報を含まない給油情報を受信すると、受信した給油情報を設定する(ステップS116)。この後、外設機308−kは、第1実施形態と同様に、受信した給油情報に応じて、顧客が給油前に行うべき作業に関する案内をその表示部に表示する。
利用者は、第1実施形態と同様に、外設機308−kに表示される案内等に従って、給油前に必要な作業を行い、給油の許可後に給油を行う。給油が完了した後、利用者は、外設機308−kで精算を行う。
一方、ステップS110の検索の結果、一致する生体認証用情報がなかった場合(ステップS110のNO)、給油所サーバ302は、ステップS117に移行する。ステップS117において、給油所サーバ302は、一致する生体認証用情報を含む給油情報がない旨の情報である不一致情報を、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kの識別情報とともに計量機制御装置304に送信する。
不一致情報の送信後、給油所サーバ302は、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報をその記憶装置から削除する(ステップS118)。なお、この情報の削除は、ステップS110の後、ステップS117の不一致情報の送信前又は送信と同時に行ってもよい。
次いで、計量機制御装置304は、給油所サーバ302から送信された不一致情報を受信すると(ステップS119)、受信した不一致情報を、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kとペアの外設機308−kに送信する(ステップS120)。
外設機308−kは、不一致情報を受信すると、第1実施形態のステップS27と同様、利用者に対して、一致する生体認証用情報を含む給油情報がない旨を報知する(ステップS121)。
上述したように、本実施形態によれば、利用者の生体認証用情報は一時的に給油所向けシステム2において記憶されるだけであるので、悪意を有する者等の第三者により利用者の生体認証用情報が盗取されるリスクを低減することができる。
なお、上記では、一致した生体認証用情報に係る給油情報の送信後に、給油所サーバ302が、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報と、一致した生体認証用情報を含む給油情報とを削除する場合について説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、給油所サーバ302は、携帯端末10から受信した生体認証用情報を含む給油情報を、その受信後、例えば1時間といった所定の時間が経過した時点でその記憶装置から削除することができる。また、例えば、給油所サーバ302は、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報を、その受信後、生体認証用情報を含む給油情報の場合と同様に所定の時間が経過した時点でその記憶装置から削除することができる。
また、上記では、給油所向けシステム2が複数の給油所システム30−1、……、30−Nを含む場合について説明したが、これに限定されるものではない。給油所向けシステム1は、1つの給油所システムを含むものであってもよい。
また、上記では、給油所システム30−iが、互いに対応付けられてペアとなる複数の計量機306−1、……、306−n及び複数の外設機308−1、……、308−nを含む場合について説明したが、これに限定されるものではない。給油所システム30−iは、1ペアとなる1つの計量機及び1つの外設機を含むものであってもよい。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態による給油所向けシステムについて図9及び図10を用いて説明する。なお、上記第1及び第2実施形態による給油所向けシステムと同様の構成要素については同一の符号を付し説明を省略し又は簡略にする。
本実施形態による給油所向けシステムの構成は、図6及び図7に示す第2実施形態による給油所向けシステム2と同様である。
以下、本実施形態による給油所向けシステム2の動作について図9及び図10を用いて説明する。図9及び図10は、本実施形態による給油所向けシステム2の動作を示すシーケンス図である。図9は、利用者が携帯端末10で生体認証用情報を含む給油情報を入力し、給油所サーバ302が生体認証用情報を含む給油情報を受信して記憶し、他の給油所サーバ302へ生体認証用情報を含む給油情報を送信するまでの過程を示すシーケンス図である。図10は、給油所において利用者の生体認証用情報が取得され、生体認証用情報を含まない給油情報が計量機306−k等に送信されて計量機306−k等で処理が行われるまでの過程を示すシーケンス図である。本実施形態による給油所向けシステム2が動作することにより、本実施形態による給油所向けシステム2における情報処理方法が実行される。
はじめに、利用者が携帯端末10で生体認証用情報を含む給油情報を入力し、給油所サーバ302のひとつが生体認証用情報を含む給油情報を受信して記憶し、他の給油所サーバ302へ生体認証用情報を含む給油情報を送信するまでの過程について図9を用いて説明する。
まず、給油所向けシステム2が対象とする給油所において給油を行おうとする利用者は、第2実施形態と同様、携帯端末10で起動したアプリケーションプログラムにおいて、給油情報を入力して携帯端末10の記憶装置に記憶させる。また、利用者は、第2実施形態と同様、携帯端末10で起動したアプリケーションプログラムにおいて、生体認証用情報取得装置102により自己の生体認証用情報を取得して携帯端末10の記憶装置に記憶させる。生体認証用情報は、給油情報と対応付けられて、携帯端末10の記憶装置に記憶される。
こうして、利用者は、第2実施形態のステップS101と同様、生体認証用情報を含む給油情報を携帯端末10の記憶装置に記憶させる(ステップS201)。
給油情報を記憶した携帯端末10は、利用者の指示入力により又は自動的に、利用者が給油を行う予定の給油所の給油所システム30−iの給油所サーバ302に接続して、生体認証用情報を含む給油情報を給油所サーバ302に送信する(ステップS202)。
次いで、給油所サーバ302は、携帯端末10から送信された生体認証用情報を含む給油情報を受信すると(ステップS203)、受信した生体認証用情報を含む給油情報をその記憶装置に記憶する(ステップS204)。
次いで、給油所サーバ302は、複数の給油所システム30−1、……、30−Nのうちの給油所システム30−i以外の他の給油所システムの給油所サーバ302に、生体認証用情報を含む給油情報を送信する(ステップS205)。以下、複数の給油所システム30−1、……、30−Nのうちの給油所システム30−i以外の他の給油所システムの給油所サーバ302を、適宜「他の給油所サーバ302」と称する。
他の給油所サーバ302は、例えば、複数の給油所システム30−1、……、30−Nのうちの給油所システム30−i以外の他の給油所システムの全部の給油所サーバ302である。また、他の給油所サーバ302は、例えば、複数の給油所システム30−1、……、30−Nのうちの給油所システム30−i以外の他の給油所システムの一部の複数又は単一の給油所サーバ302であってもよい。
他の給油所サーバ302は、給油所サーバ302から送信された生体認証用情報を含む給油情報を受信してその記憶装置に記憶する。
このように、本実施形態では、利用者が携帯端末10から生体認証用情報を含む給油情報を送信した給油所サーバ302のみならず、他の給油所サーバ302にも利用者の生体認証用情報を含む給油情報が記憶される。したがって、本実施形態では、間違った給油所サーバ302に生体認証用情報を含む給油情報を送信した場合であっても、他の給油所サーバ302に記憶された生体認証用情報を含む給油情報を利用して給油を行うことができる。
次に、給油所において利用者の生体認証用情報が取得され、給油情報が計量機306−k等に送信されて計量機306−k等で処理が行われるまでの過程について図10を用いて説明する。
上述のようにして携帯端末10から生体認証用情報を含む給油情報を給油所サーバ302に送信した利用者は、給油所向けシステム2が対象とする複数の給油所のうちの給油を行う予定の給油所に、給油を行うべき自動車で赴く。利用者が赴く給油所には、給油所システム30−iが設置されている。給油を予定する給油所に到着した利用者は、所望の計量機306−kの前の給油可能な位置に自動車を停車する。
なお、上記のステップS201〜ステップS205が行われるタイミングは、上記の場合に限定されるものではない。例えば、ステップS201〜ステップS205は、利用者が給油所に到着した後に行われてもよい。また、例えば、ステップS201〜ステップS205は、利用者が給油所に向かう途上の自動車が停止しているときに行われてもよい。
次いで、利用者は、第2実施形態のステップS105と同様、計量機306−kに設けられた生体認証用情報取得装置320に、生体認証用情報を取得させる(ステップS210)。
次いで、計量機306−kは、第2実施形態のステップS106と同様、生体認証用情報取得装置320により取得された生体認証用情報を、計量機306−kの識別情報とともに計量機制御装置304に送信する(ステップS211)。送信後、計量機306−kは、生体認証用情報を削除する。
次いで、計量機制御装置304は、計量機306−kから送信された生体認証用情報を受信すると(ステップS212)、受信した生体認証用情報を給油所サーバ302に送信する(ステップS213)。この際、計量機制御装置304は、第2実施形態のステップS108と同様、生体認証用情報とともに、計量機306−kの識別情報を給油所サーバ302に送信する。送信後、計量機制御装置304は、生体認証用情報を削除する。
次いで、給油所サーバ302は、計量機制御装置304から送信された生体認証用情報を受信する(ステップS214)。給油所サーバ302は、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報をその記憶装置に記憶する。また、給油所サーバ302は、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kの識別情報をその記憶装置に記憶する。
次いで、給油所サーバ302は、記憶している給油情報に含まれる生体認証用情報のうち、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報と一致する生体認証用情報があるか否か検索する(ステップS215)。
ステップS215の検索の結果、一致する生体認証用情報があった場合(ステップS215のYES)、給油所サーバ302は、ステップS216に移行する。ステップS216において、給油所サーバ302は、一致した生体認証用情報に係る給油情報(生体認証用情報を含まない給油情報)を、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kの識別情報とともに計量機制御装置304に送信する。一致した生体認証用情報に係る給油情報は、第1及び第2実施形態と同様である。
一致した生体認証用情報に係る給油情報の送信後、給油所サーバ302は、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報と、一致した生体認証用情報を含む給油情報とをその記憶装置から削除する。これとともに、給油所サーバ302は、他の給油所サーバ302のそれぞれへ、一致した生体認証用情報を含む給油情報の削除を依頼する通知をネットワークNW1を介して行う(ステップS217)。なお、これらの情報の削除は、遅くとも利用者の給油が完了するまでに行われることが好ましい。
通知を受けた他の給油所サーバ302のそれぞれは、一致した生体認証用情報を含む給油情報を削除する。なお、他の給油所サーバ302における給油情報の削除も、遅くとも利用者の給油が完了するまでに行われることが好ましい。
次いで、計量機制御装置304は、給油所サーバ302から送信された生体認証用情報を含まない給油情報を受信すると(ステップS218)、受信した生体認証用情報を含まない給油情報を、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kと、そのペアである外設機308−kとに送信する(ステップS219)。
計量機306−kは、計量機制御装置304から送信された生体認証用情報を含まない給油情報を受信すると、ノズル306a、306b、306cのうち、受信した生体認証用情報を含まない給油情報に含まれる油種情報に対応するノズルを使用可能の状態とする(ステップS220)。こうして、計量機306−kは、使用が可能な状態に設定される。
計量機306−kとペアの外設機308−kは、計量機制御装置304から送信された生体認証用情報を含まない給油情報を受信すると、受信した給油情報を設定する(ステップS221)。この後、外設機308−kは、第1及び第2実施形態と同様に、受信した給油情報に応じて、顧客が給油前に行うべき作業に関する案内をその表示部に表示する。
利用者は、第1及び第2実施形態と同様に、外設機308−kに表示される案内等に従って、給油前に必要な作業を行い、給油の許可後に給油を行う。給油が完了した後、利用者は、外設機308−kで精算を行う。
一方、ステップS215の検索の結果、一致する生体認証用情報がなかった場合(ステップS215のNO)、給油所サーバ302は、ステップS222に移行する。ステップS222において、給油所サーバ302は、一致する生体認証用情報を含む給油情報がない旨の情報である不一致情報を、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kの識別情報とともに計量機制御装置304に送信する。
不一致情報の送信後、給油所サーバ302は、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報をその記憶装置から削除する(ステップS223)。なお、この情報の削除は、ステップS215の後、ステップS222の不一致情報の送信前又は送信と同時に行ってもよい。
次いで、計量機制御装置304は、給油所サーバ302から送信された不一致情報を受信すると(ステップS224)、受信した不一致情報を、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kとペアの外設機308−kに送信する(ステップS225)。
外設機308−kは、不一致情報を受信すると、第1実施形態のステップS27と同様、利用者に対して、一致する生体認証用情報を含む給油情報がない旨を報知する(ステップS226)。
上述したように、本実施形態によれば、利用者の生体認証用情報は一時的に給油所向けシステム2において記憶されるだけであるので、悪意を有する者等の第三者により利用者の生体認証用情報が盗取されるリスクを低減することができる。また、本実施形態によれば、他の給油所サーバ302にも利用者の給油情報が記憶されるので、間違った給油所サーバ302に給油情報を送信した場合であっても、他の給油所サーバ302に記憶された給油情報を利用して給油を行うことができる。
利用者が給油を行う予定の給油所の給油所システム30−iの給油所サーバ302に、携帯端末10から生体認証用情報を含む給油情報を送信する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、複数の給油所システム30−1、……、30−Nのすべての給油所サーバ302に、携帯端末10から生体認証用情報を含む給油情報を送信することもできる。この場合、すべての給油所サーバ302が、ステップS203及びステップS204の処理を行う一方、ステップS205の処理が不要となる。
また、上記では、一致した生体認証用情報に係る給油情報の送信後に、給油所サーバ302が、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報と、一致した生体認証用情報を含む給油情報とを削除する場合について説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、給油所サーバ302は、携帯端末10から受信した生体認証用情報を含む給油情報を、その受信後、例えば1時間といった所定の時間が経過した時点でその記憶装置から削除することができる。また、例えば、給油所サーバ302は、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報を、その受信後、生体認証用情報を含む給油情報の場合と同様に所定の時間が経過した時点でその記憶装置から削除することができる。
また、他の給油所サーバ302も、給油所サーバ302から受信した生体認証用情報を含む給油情報を、その受信後、例えば1時間といった所定の時間が経過した時点でその記憶装置から削除することができる。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態による給油所向けシステムについて図11及び図12を用いて説明する。なお、上記第1乃至第3実施形態による給油所向けシステムと同様の構成要素については同一の符号を付し説明を省略し又は簡略にする。
本実施形態による給油所向けシステムの構成は、図6及び図7に示す第2実施形態による給油所向けシステム2と同様である。
以下、本実施形態による給油所向けシステム2の動作について図11及び図12を用いて説明する。図11及び図12は、本実施形態による給油所向けシステム2の動作を示すシーケンス図である。図11は、利用者が携帯端末10で生体認証用情報を含む給油情報を入力し、給油所サーバ302が生体認証用情報を含む給油情報を受信して記憶するまでの過程を示すシーケンス図である。図12は、給油所において利用者の生体認証用情報が取得され、生体認証用情報を含まない給油情報が計量機306−k等に送信されて計量機306−k等で処理が行われるまでの過程を示すシーケンス図である。本実施形態による給油所向けシステム2が動作することにより、本実施形態による給油所向けシステム2における情報処理方法が実行される。
はじめに、利用者が携帯端末10で生体認証用情報を含む給油情報を入力し、給油所サーバ302が生体認証用情報を含む給油情報を受信して記憶するまでの過程について図11を用いて説明する。
まず、給油所向けシステム2が対象とする給油所において給油を行おうとする利用者は、第2実施形態と同様、携帯端末10で起動したアプリケーションプログラムにおいて、給油情報を入力して携帯端末10の記憶装置に記憶させる。また、利用者は、第2実施形態と同様、携帯端末10で起動したアプリケーションプログラムにおいて、生体認証用情報取得装置102により自己の生体認証用情報を取得して携帯端末10の記憶装置に記憶させる。生体認証用情報は、給油情報と対応付けられて、携帯端末10の記憶装置に記憶される。
こうして、利用者は、第2実施形態のステップS101と同様、生体認証用情報を含む給油情報を携帯端末10の記憶装置に記憶させる(ステップS301)。
給油情報を記憶した携帯端末10は、利用者の指示入力により又は自動的に、利用者が給油を行う予定の給油所の給油所システム30−iの給油所サーバ302に接続して、生体認証用情報を含む給油情報を給油所サーバ302に送信する(ステップS302)。
次いで、給油所サーバ302は、携帯端末10から送信された生体認証用情報を含む給油情報を受信すると(ステップS303)、受信した生体認証用情報を含む給油情報をその記憶装置に記憶する(ステップS304)。
次に、給油所において利用者の生体認証用情報が取得され、生体認証用情報を含まない給油情報が計量機306−k等に送信されて計量機306−k等で処理が行われるまでの過程について図12を用いて説明する。
上述のようにして携帯端末10から生体認証用情報を含む給油情報を給油所サーバ302に送信した利用者は、給油所向けシステム2が対象とする複数の給油所のうちの所望の給油所に、給油を行うべき自動車で赴く。なお、利用者が赴く所望の給油所は、携帯端末10から生体認証用情報を含む給油情報を送信した給油を予定する給油所であってもよいし、これとは別の給油所であってもよい。利用者が赴く給油所には、給油所システム30−iが設置されている。給油を予定する給油所に到着した利用者は、所望の計量機306−kの前の給油可能な位置に自動車を停車する。
なお、上記のステップS301〜ステップS304が行われるタイミングは、上記の場合に限定されるものではない。例えば、ステップS301〜ステップS304は、利用者が給油所に到着した後に行われてもよい。また、例えば、ステップS301〜ステップS304は、利用者が給油所に向かう途上の自動車が停止しているときに行われてもよい。
次いで、利用者は、第2実施形態のステップS105と同様、計量機306−kに設けられた生体認証用情報取得装置320に、生体認証用情報を取得させる(ステップS310)。
次いで、計量機306−kは、第2実施形態のステップS106と同様、生体認証用情報取得装置320により取得された生体認証用情報を、計量機306−kの識別情報とともに計量機制御装置304に送信する(ステップS311)。送信後、計量機306−kは、生体認証用情報を削除する。
次いで、計量機制御装置304は、計量機306−kから送信された生体認証用情報を受信すると(ステップS312)、受信した生体認証用情報を給油所サーバ302に送信する(ステップS313)。この際、計量機制御装置304は、第2実施形態のステップS108と同様、生体認証用情報とともに、計量機306−kの識別情報を給油所サーバ302に送信する。送信後、計量機制御装置304は、生体認証用情報を削除する。
次いで、給油所サーバ302は、計量機制御装置304から送信された生体認証用情報を受信する(ステップS314)。給油所サーバ302は、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報をその記憶装置に記憶する。また、給油所サーバ302は、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kの識別情報をその記憶装置に記憶する。
次いで、給油所サーバ302は、記憶している給油情報に含まれる生体認証用情報のうち、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報と一致する生体認証用情報があるか否か検索する(ステップS315)。
ステップS315の検索の結果、一致する生体認証用情報があった場合(ステップS315のYES)、給油所サーバ302は、ステップS316に移行する。ステップS316において、給油所サーバ302は、一致した生体認証用情報に係る給油情報(生体認証用情報を含まない給油情報)を、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kの識別情報とともに計量機制御装置304に送信する。一致した生体認証用情報に係る給油情報は、第1乃至第3実施形態と同様である。
一致した生体認証用情報に係る給油情報の送信後、給油所サーバ302は、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報と、一致した生体認証用情報を含む給油情報とをその記憶装置から削除する(ステップS317)。なお、これらの情報の削除は、遅くとも利用者の給油が完了するまでに行われることが好ましい。
次いで、計量機制御装置304は、給油所サーバ302から送信された生体認証用情報を含まない給油情報を受信すると(ステップS318)、受信した生体認証用情報を含まない給油情報を、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kと、そのペアである外設機308−kとに送信する(ステップS319)。
計量機306−kは、計量機制御装置304から送信された生体認証用情報を含まない給油情報を受信すると、ノズル306a、306b、306cのうち、受信した給油情報に含まれる油種情報に対応するノズルを使用可能の状態とする(ステップS320)。こうして、計量機306−kは、使用が可能な状態に設定される。
計量機306−kとペアの外設機308−kは、計量機制御装置304から送信された生体認証用情報を含まない給油情報を受信すると、受信した給油情報を設定する(ステップS321)。この後、外設機308−kは、第1乃至第3実施形態と同様に、受信した給油情報に応じて、顧客が給油前に行うべき作業に関する案内をその表示部に表示する。
利用者は、第1乃至第3実施形態と同様に、外設機308−kに表示される案内等に従って、給油前に必要な作業を行い、給油の許可後に給油を行う。給油が完了した後、利用者は、外設機308−kで精算を行う。
一方、ステップS315の検索の結果、一致する生体認証用情報がなかった場合(ステップS315のNO)、給油所サーバ302は、ステップS322に移行する。ステップS322において、給油所サーバ302は、他の給油所サーバ302のそれぞれへ、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報を送信して、送信した生体認証用情報と一致する生体認証用情報を含む給油情報があるか否かの問い合わせを行う。
問い合わせを受けた他の給油所サーバ302は、一致する生体認証用情報を含む給油情報をその記憶装置に記憶している場合、問い合わせを行った給油所サーバ302に、一致する生体認証用情報を含む給油情報を送信する。
給油所サーバ302は、他の給油所サーバ302のいずれかから、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報と一致する生体認証用情報を含む給油情報を受信した場合(ステップS323のYES)、ステップS324に移行する。この際、給油所サーバ302は、他の給油所サーバ302のいずれかから受信した生体認証用情報を含む給油情報をその記憶装置に記憶する。
ステップS324において、給油所サーバ302は、一致した生体認証用情報に係る給油情報(生体認証用情報を含まない給油情報)を、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kの識別情報とともに計量機制御装置304に送信する。一致した生体認証用情報に係る給油情報は、上記ステップS316と同様である。
一致した生体認証用情報に係る給油情報の送信後、給油所サーバ302は、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報と、一致した生体認証用情報を含む給油情報とをその記憶装置から削除する(ステップS325)。また、給油所サーバ302は、ステップS322の問い合わせの際に送信した生体認証用情報の削除を依頼する通知を、他の給油所サーバ302のすべてに送信する。他の給油所サーバ302のすべては、受信していた生体認証用情報を削除する。また、一致する生体認証用情報を含む給油情報をその記憶装置に記憶していた他の給油所サーバ302のひとつは、生体認証用情報を含む給油情報についても削除する。なお、これらの情報の削除は、遅くとも利用者の給油が完了するまでに行われることが好ましい。
次いで、計量機制御装置304は、給油所サーバ302から送信された生体認証用情報を含まない給油情報を受信すると(ステップS326)、受信した生体認証用情報を含まない給油情報を、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kと、そのペアである外設機308−kとに送信する(ステップS327)。
計量機306−kは、計量機制御装置304から送信された生体認証用情報を含まない給油情報を受信すると、ノズル306a、306b、306cのうち、受信した給油情報に含まれる油種情報に対応するノズルを使用可能の状態とする(ステップS328)。こうして、計量機306−kは、使用が可能な状態に設定される。
計量機306−kとペアの外設機308−kは、計量機制御装置304から送信された生体認証用情報を含まない給油情報を受信すると、受信した給油情報を設定する(ステップS329)。この後、外設機308−kは、第1乃至第3実施形態と同様に、受信した給油情報に応じて、顧客が給油前に行うべき作業に関する案内をその表示部に表示する。
利用者は、第1乃至第3実施形態と同様に、外設機308−kに表示される案内等に従って、給油前に必要な作業を行い、給油の許可後に給油を行う。給油が完了した後、利用者は、外設機308−kで精算を行う。
一方、給油所サーバ302は、他の給油所サーバ302のいずれからも、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報と一致する生体認証用情報を含む給油情報を受信しなかった場合(ステップS323のNO)、ステップS330に移行する。
ステップS330において、給油所サーバ302は、一致する生体認証用情報を含む給油情報がない旨の情報である不一致情報を、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kの識別情報とともに計量機制御装置304に送信する。
不一致情報の送信後、給油所サーバ302は、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報をその記憶装置から削除する(ステップS331)。また、給油所サーバ302は、ステップS322の問い合わせの際に送信した生体認証用情報の削除を依頼する通知を、他の給油所サーバ302のすべてに送信する。他の給油所サーバ302のすべては、受信していた生体認証用情報を削除する。なお、この情報の削除は、ステップS323の後、ステップS330の不一致情報の送信前又は送信と同時に行ってもよい。
次いで、計量機制御装置304は、給油所サーバ302から送信された不一致情報を受信すると(ステップS332)、受信した不一致情報を、生体認証用情報を送信してきた計量機306−kとペアの外設機308−kに送信する(ステップS333)。
外設機308−kは、不一致情報を受信すると、第1実施形態のステップS27と同様、利用者に対して、一致する生体認証用情報を含む給油情報がない旨を報知する(ステップS334)。
上述したように、本実施形態によれば、利用者の生体認証用情報は一時的に給油所向けシステム2において記憶されるだけであるので、悪意を有する者等の第三者により利用者の生体認証用情報が盗取されるリスクを低減することができる。また、本実施形態によれば、給油所で取得された生体認証用情報と一致する給油情報があるか否かを他の給油所サーバ302に問い合わせる。このため、本実施形態によれば、間違った給油所サーバ302に給油情報を送信した場合であっても、他の給油所サーバ302に記憶された給油情報を利用して給油を行うことができる。
また、上記では、一致した生体認証用情報に係る給油情報の送信後に、給油所サーバ302が、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報と、一致した生体認証用情報を含む給油情報とを削除する場合について説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、給油所サーバ302は、携帯端末10から受信した生体認証用情報を含む給油情報を、その受信後、例えば1時間といった所定の時間が経過した時点でその記憶装置から削除することができる。また、例えば、給油所サーバ302は、計量機制御装置304から受信した生体認証用情報を、その受信後、生体認証用情報を含む給油情報の場合と同様に所定の時間が経過した時点でその記憶装置から削除することができる。
また、他の給油所サーバ302も、給油所サーバ302から受信した生体認証用情報を、その受信後、例えば1時間といった所定の時間が経過した時点でその記憶装置から削除することができる。
[第5実施形態]
本発明の第5実施形態による給油所向けシステムについて図13及び図14を用いて説明する。なお、上記第1乃至第4実施形態による給油所向けシステムと同様の構成要素については同一の符号を付し説明を省略し又は簡略にする。
上記第1乃至第4実施形態では、生体認証用情報取得装置320が計量機306−kに設けられている場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。本実施形態では、生体認証用情報取得装置306の変形例について説明する。
例えば、上述の第1乃至第4の実施形態において、生体認証用情報取得装置320は、外設機308−kに設けられていてもよい。この場合、生体認証用情報取得装置320は、利用者から取得した生体認証用情報を、外設機308−kを介して計量機制御装置304に送信するように構成することができる。
また、生体認証用情報取得装置320は、計量機306−k又は外設機308−kの近傍に設けることもできる。この場合、生体認証用情報取得装置320は、利用者から取得した生体認証用情報を、計量機306−k又は外設機308−kを介して計量機制御装置304に送信するように構成することができる。
また、生体認証用情報は、必ずしも計量機306−k又は外設機308−kを介して計量機制御装置304に送信する必要はない。例えば、生体認証用情報は、生体認証用情報取得装置320から計量機制御装置304に直接送信することができる。図13は、生体認証用情報を直接送信する場合の給油所システム30−iの構成を示している。
図13に示すように、互いに対となる計量機306−k及び外設機308−kに対応して、生体認証用情報取得装置320として、生体認証用情報取得装置320−kが設けられている。生体認証用情報取得装置320−kは、対応する計量機エリア314−kに設置されている。
複数の生体認証用情報取得装置320−1、……、320−nは、LAN312で計量機制御装置304と通信可能に接続される。生体認証用情報取得装置320−kは、LAN312を介して、利用者から取得した生体認証用情報を計量機制御装置304に送信することができる。
また、図13に示す給油所システム30−iの場合、計量機制御装置304には、図14に示す対応表CTが記憶されている。対応表CTは、計量機エリア314−kと、計量機306−kと、外設機308−kと、生体認証用情報取得装置320−kとを対応付ける対応関係を示している。対応表CTでは、互いに対応付けられた計量機エリア314−k、計量機306−k、外設機308−k及び生体認証用情報取得装置320−kのそれぞれについて、識別情報として例えば同一の識別番号「No.k」が割り当てられて管理されている。
計量機制御装置304は、生体認証用情報取得装置320−kにより取得された生体認証用情報を、対応表CTに示される対応関係に従って計量機306−kと対応付けて取り扱うことができる。
[第6実施形態]
本発明の第6実施形態による情報処理装置について図15及び図16を用いて説明する。本実施形態では、上記第1乃至第5実施形態の給油所向けシステムにおける各部を構成しうる情報処理装置について説明する。
図15は、上記第1乃至第5実施形態における携帯端末10を構成しうる情報処理装置600の一例を示している。
携帯端末10を構成しうる情報処理装置600は、利用者が携帯して使用する端末であり、例えば、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話等の携帯情報機器である。情報処理装置600は、図15に示すように、CPU(Central Processing Unit)602と、RAM(Random Access Memory)604と、記憶装置606と、移動体通信部608と、近距離無線通信部610と、ディスプレイ612と、指紋センサ614と、デジタルカメラ616を有している。CPU602、RAM604、記憶装置606、移動体通信部608、ディスプレイ612、指紋センサ614及びデジタルカメラ616は、バスライン618に接続されている。
CPU602は、記憶装置606に記憶されたプログラムを実行することにより動作し、情報処理装置600全体の動作を制御する制御部として機能する。また、CPU602は、記憶装置606に記憶されたアプリケーションプログラムを実行して、情報処理装置600としての各種処理を実行する。RAM604は、CPU602の動作に必要なメモリ領域を提供する。
記憶装置606は、不揮発性メモリ、ハードディスクドライブ等の記憶媒体により構成され、記憶部として機能する。記憶装置606は、CPU602により実行されるプログラム、CPU602により参照される各種情報等を記憶する。
移動体通信部608は、CPU602による制御に従って、移動体通信ネットワークNW2に接続して無線通信を行う。移動体通信部608は、基地局BSを介して移動体通信ネットワークNW2に接続し、移動体通信ネットワークNW2を介してネットワークNW1に接続する。移動体通信部608の通信方式は、特に限定されるものではないが、例えば、第3世代移動通信方式、LTE(Long Term Evolution)方式、第4世代移動通信方式等が挙げられる。
近距離無線通信部610は、CPU602による制御に従って、アクセスポイント、外部機器等と無線通信を行う。近距離無線通信部610の通信方式は、特に限定されるものではないが、例えば、Wi−Fi(登録商標)等の無線LAN方式、Bluetooth(登録商標)通信方式、NFC(Near Field Communication)方式、赤外線通信方式等が挙げられる。
ディスプレイ612は、表示画面を有する表示部として機能するとともに、表示画面に対するタッチ入力を受け付ける入力部として機能するタッチパネルディスプレイである。ディスプレイ612は、情報処理装置600において起動されたアプリケーションプログラムの画面を表示して、利用者に対して種々の情報を表示する。利用者は、ディスプレイ612の表示画面に対するタッチ入力により、アプリケーションプログラムを操作することができる。
指紋センサ614は、上述した生体認証用情報取得装置102として機能し、利用者の指紋を読み取って指紋画像を取得する。指紋センサ614の方式は、特に限定されるものではないが、例えば、光学式、静電容量式等である。
デジタルカメラ616は、イメージセンサにより被写体を撮影して画像データを出力する。デジタルカメラ616は、上述した生体認証用情報取得装置102として機能し、利用者の顔を撮影して顔画像を取得する。
図16は、上記第1乃至第5実施形態における管理サーバ20、給油所サーバ302及び計量機制御装置304を構成しうる情報処理装置700の一例を示している。
情報処理装置700は、図16に示すように、CPU702と、RAM704と、記憶装置706と、通信部708とを有している。CPU702、RAM704、記憶装置706及び通信部708は、バスライン710に接続されている。
CPU702は、記憶装置706に記憶されたプログラムを実行することにより動作し、情報処理装置700全体の動作を制御する制御部として機能する。また、CPU702は、記憶装置706に記憶されたアプリケーションプログラムを実行して、情報処理装置700としての各種処理を実行する。RAM704は、CPU702の動作に必要なメモリ領域を提供する。
記憶装置706は、不揮発性メモリ、ハードディスクドライブ等の記憶媒体により構成され、記憶部として機能する。記憶装置706は、CPU702により実行されるプログラム、CPU702により参照される各種情報等を記憶する。
通信部708は、ネットワークNW1に接続され、ネットワークNW1を介して情報の送受信を行う。通信部708は、CPU702による制御に従って、端末、サーバ、制御装置等の通信機能を有する装置との間の通信を行う。なお、情報処理装置700が、計量機制御装置304を構成する場合、通信部708は、LAN通信を行う第1通信部とSS−LAN通信を行う第2通信部とを有する。
[他の実施形態]
上記実施形態において説明した給油所向けシステムは、他の実施形態によれば、図17に示すように構成することもできる。図17は、他の実施形態による給油所システムの構成を示す概略図である。
図17に示すように、他の実施形態による給油所システム1000は、給油所1100に設置され、利用者が給油を行うための計量機1104と、給油所1100に設置された給油所サーバ1102とを含む。給油所サーバ1102は、計量機1104を制御する機能を有し、利用者の携帯端末1300と通信可能な管理サーバ1200と通信可能である。
給油所システム1000は、計量機1104と対応付けられ、利用者の第1の生体認証用情報を取得する生体認証用情報取得装置1106を含む。
携帯端末1300は、利用者の第2の生体認証用情報を含む給油情報を管理サーバ1200に送信する。
給油所サーバ1102は、生体認証用情報取得装置1106により利用者の第1の生体認証用情報が取得されると、第1の生体認証用情報を管理サーバ1200に送信する。
管理サーバ1200は、第1の生体認証用情報と一致する第2の生体認証用情報があれば、第1の生体認証用情報と一致する第2の生体認証用情報を除いた給油情報を給油所サーバ1102に送信する。また、管理サーバ1200は、給油所サーバ1102から受信した第1の生体認証用情報及び携帯端末1300から受信した第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を削除する。第1の生体認証用情報を取得した生体認証用情報取得装置1106と対応付けられた計量機1104は、管理サーバ1200から受信した給油情報に基づいて給油可能になる。
他の実施形態による給油所システム1000によれば、利用者の生体認証用情報は一時的に給油所システム1000において記憶されるだけであるので、第三者により利用者の生体認証用情報が盗取されるリスクを低減することができる。
また、上記実施形態において説明した給油所向けシステムは、さらに、別の他の実施形態として、図18に示すように構成することもできる。図18は、別の他の実施形態による給油所システムの構成を示す概略図である。
図18に示すように、別の他の実施形態による給油所システム2000は、給油所2100に設置され、利用者が給油を行うための計量機2104と、給油所2100に設置された給油所サーバ2102とを含む。給油所サーバ2102は、計量機2104を制御する機能を有し、利用者の携帯端末2200と通信可能である。
給油所システム2000は、計量機2104と対応付けられ、利用者の第1の生体認証用情報を取得する生体認証用情報取得装置2106を含む。
携帯端末2200は、利用者の第2の生体認証用情報を含む給油情報を給油所サーバ2102に送信する。
生体認証用情報取得装置2106により利用者の第1の生体認証用情報が取得されると、次のとおりである。すなわち、第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報があれば、第1の生体認証用情報を取得した生体認証用情報取得装置2106と対応付けられた計量機2104は給油可能になる。この際、計量機2104は、第1の生体認証用情報と一致する第2の生体認証用情報を除いた給油情報に基づいて給油可能になる。給油所サーバ2102は、生体認証用情報取得装置2106により取得された第1の生体認証用情報及び携帯端末2200から受信した第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を削除する。
別の他の実施形態による給油所システム2000によれば、利用者の生体認証用情報は一時的に給油所システム2000において記憶されるだけであるので、第三者により利用者の生体認証用情報が盗取されるリスクを低減することができる。
[変形実施形態]
本発明は、上記実施形態に限らず、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、計量機306−kを含む計量機エリア314−kには、2種類以上の複数種類の生体認証用情報取得装置320を設け、2種類以上の生体認証方式に対応するようにしてもよい。
また、上実施形態では、携帯端末10から送信する生体認証用情報を暗号化するようにしてもよい。
また、上述の各実施形態の機能を実現するように該実施形態の構成を動作させるプログラムを記録媒体に記録させ、該記録媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記録媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のコンピュータプログラムが記録された記録媒体はもちろん、そのコンピュータプログラム自体も各実施形態に含まれる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
給油所に設置され、利用者が給油を行うための計量機と、前記給油所に設置された給油所サーバとを含み、前記給油所サーバは、前記利用者の携帯端末と通信可能な管理サーバと通信可能である給油所システムであって、
前記計量機と対応付けられ、前記利用者の第1の生体認証用情報を取得する生体認証用情報取得装置を含み、
前記携帯端末は、前記利用者の第2の生体認証用情報を含む給油情報を前記管理サーバに送信し、
前記給油所サーバは、前記生体認証用情報取得装置により前記利用者の前記第1の生体認証用情報が取得されると、前記第1の生体認証用情報を前記管理サーバに送信し、
前記管理サーバは、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報があれば、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報を除いた前記給油情報を前記給油所サーバに送信するとともに、前記給油所サーバから受信した前記第1の生体認証用情報及び前記携帯端末から受信した前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を削除し、
前記第1の生体認証用情報を取得した前記生体認証用情報取得装置と対応付けられた前記計量機は、前記管理サーバから前記給油所サーバが受信した前記給油情報に基づいて給油可能になる給油所システム。
(付記2)
複数の前記給油所にそれぞれ設置された複数の前記給油所サーバを含み、
前記管理サーバは、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報があった場合、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報を除いた前記給油情報を、前記第2の生体認証用情報と一致した前記第1の生体認証用情報を前記管理サーバに送信した前記給油所サーバに送信する付記1記載の給油所システム。
(付記3)
給油所に設置され、利用者が給油を行うための計量機と、前記給油所に設置された給油所サーバとを含み、前記給油所サーバが前記利用者の携帯端末と通信可能である給油所システムであって、
前記計量機と対応付けられ、前記利用者の第1の生体認証用情報を取得する生体認証用情報取得装置を含み、
前記携帯端末は、前記利用者の第2の生体認証用情報を含む給油情報を前記給油所サーバに送信し、
前記生体認証用情報取得装置により前記利用者の前記第1の生体認証用情報が取得されると前記給油所サーバに送信され、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報があった場合、前記第1の生体認証用情報を取得した前記生体認証用情報取得装置と対応付けられた前記計量機は、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報を除いた前記給油情報に基づいて給油可能になり、前記給油所サーバは、前記生体認証用情報取得装置により取得された前記第1の生体認証用情報及び前記携帯端末から受信した前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を削除する給油所システム。
(付記4)
複数の前記給油所にそれぞれ設置された複数の前記給油所サーバを含み、
前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を前記携帯端末から受信したひとつの前記給油所サーバは、前記給油情報を他の前記給油所サーバに送信し、
他の前記給油所サーバは、前記ひとつの給油所サーバから受信した前記給油情報を受信して記憶し、
前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報があった場合、前記ひとつの給油所サーバは、前記他の前記給油所サーバに対して、前記給油情報の削除を依頼する通知を行う付記3記載の給油所システム。
(付記5)
複数の前記給油所にそれぞれ設置された複数の前記給油所サーバを含み、
前記携帯端末は、前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を前記複数の給油所サーバに送信し、
前記生体認証用情報取得装置により前記利用者の前記第1の生体認証用情報が取得されると、前記第1の生体認証用情報を取得した前記生体認証用情報取得装置と対応付けられた前記計量機は、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報を除いた前記給油情報に基づいて給油可能となり、ひとつの前記給油所サーバは、前記生体認証用情報取得装置により取得された前記第1の生体認証用情報及び前記携帯端末から受信した前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を削除し、他の給油所サーバに対して、前記給油情報の削除を依頼する通知を行う付記3記載の給油所システム。
(付記6)
複数の前記給油所に設置された複数の前記給油所サーバを含み、
前記第1の生体認証用情報が前記第2の生体認証用情報と一致しないひとつの前記給油所サーバは、前記他の前記給油所サーバに対して、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報があるか否かの問い合わせを行い、
前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を有する前記他の前記給油所サーバのひとつは、前記ひとつの前記給油所サーバに、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を送信する付記3記載の給油所システム。
(付記7)
前記給油所サーバと通信可能な計量機制御装置を含み、
前記計量機制御装置は、前記給油情報を前記給油所サーバから受信し、受信した前記給油に関する情報に基づいて、前記第1の生体認証用情報を取得した前記生体認証用情報取得装置と対応付けられた前記計量機を給油可能に設定する付記1乃至6のいずれかに記載の給油所システム。
(付記8)
前記管理サーバ又は前記給油所サーバは、前記携帯端末から前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を受信した後、所定の時間が経過した時点で、前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を削除する付記1乃至7のいずれかに記載の給油所システム。
(付記9)
前記計量機に対応付けられた複数種類の前記生体認証用情報取得装置を含む付記1乃至8のいずれかに記載の給油所システム。
(付記10)
複数の前記計量機と、
前記複数の計量機にそれぞれ対応付けられた複数の前記生体認証用情報取得装置とを含む付記1乃至9のいずれかに記載の給油所システム。
(付記11)
給油所に設置され、利用者が給油を行うための計量機と、前記給油所に設置された給油所サーバとを含み、前記給油所サーバは、前記利用者の携帯端末と通信可能な管理サーバと通信可能である給油所システムにおける情報処理方法であって、
前記計量機と対応付けられ、前記利用者の第1の生体認証用情報を取得する生体認証用情報取得装置を前記給油所システムが含み、
前記携帯端末が、前記利用者の第2の生体認証用情報を含む給油情報を前記管理サーバに送信し、
前記給油所サーバが、前記生体認証用情報取得装置により前記利用者の前記第1の生体認証用情報が取得されると、前記第1の生体認証用情報を前記管理サーバに送信し、
前記管理サーバが、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報があれば、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報を除いた前記給油情報を前記給油所サーバに送信するとともに、前記給油所サーバから受信した前記第1の生体認証用情報及び前記携帯端末から受信した前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を削除し、
前記第1の生体認証用情報を取得した前記生体認証用情報取得装置と対応付けられた前記計量機が、前記管理サーバから前記給油所サーバが受信した前記給油情報に基づいて給油可能になる情報処理方法。
(付記12)
給油所に設置され、利用者が給油を行うための計量機と、給油所サーバとを含み、前記給油所サーバが前記利用者の携帯端末と通信可能である給油所システムにおける情報処理方法であって、
前記計量機と対応付けられ、前記利用者の第1の生体認証用情報を取得する生体認証用情報取得装置を前記給油所システムが含み、
前記携帯端末が、前記利用者の第2の生体認証用情報を含む給油情報を前記給油所サーバに送信し、
前記生体認証用情報取得装置により前記利用者の前記第1の生体認証用情報が取得されると前記給油所サーバに送信され、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報があった場合、前記第1の生体認証用情報を取得した前記生体認証用情報取得装置と対応付けられた前記計量機が、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報を除いた前記給油情報に基づいて給油可能になり、前記給油所サーバが、前記生体認証用情報取得装置により取得された前記第1の生体認証用情報及び前記携帯端末から受信した前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を削除する情報処理方法。
1:給油所向けシステム
2:給油所向けシステム
20:管理サーバ
30−1、……、30−i、……、30−N:給油所システム
102:生体認証用情報取得装置
302:給油所サーバ
304:計量機制御装置
306−1、……、306−k、……、306−n:計量機
308−1、……、308−k、……、308−n:外設機
314−k、……、314−k、……、314−n:計量機エリア
320:生体認証用情報取得装置
320−1、……、320−k、……、320−n:生体認証用情報取得装置
NW1:ネットワーク
NW2:移動体通信ネットワーク

Claims (13)

  1. 給油所に設置され、利用者が給油を行うための計量機と、前記給油所に設置された給油所サーバとを含み、前記給油所サーバは、前記利用者の携帯端末と通信可能な管理サーバと通信可能である給油所システムであって、
    前記計量機と対応付けられ、前記利用者の第1の生体認証用情報を取得する生体認証用情報取得装置を含み、
    前記携帯端末は、前記利用者の第2の生体認証用情報を含む給油情報を前記管理サーバに送信し、
    前記給油所サーバは、前記生体認証用情報取得装置により前記利用者の前記第1の生体認証用情報が取得されると、前記第1の生体認証用情報を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報があれば、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報を除いた前記給油情報を前記給油所サーバに送信するとともに、前記給油所サーバから受信した前記第1の生体認証用情報及び前記携帯端末から受信した前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を削除し、
    前記第1の生体認証用情報を取得した前記生体認証用情報取得装置と対応付けられた前記計量機は、前記管理サーバから前記給油所サーバが受信した前記給油情報に基づいて給油可能になる給油所システム。
  2. 複数の前記給油所にそれぞれ設置された複数の前記給油所サーバを含み、
    前記管理サーバは、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報があった場合、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報を除いた前記給油情報を、前記第2の生体認証用情報と一致した前記第1の生体認証用情報を前記管理サーバに送信した前記給油所サーバに送信する請求項1記載の給油所システム。
  3. 給油所に設置され、利用者が給油を行うための計量機と、前記給油所に設置された給油所サーバとを含み、前記給油所サーバが前記利用者の携帯端末と通信可能である給油所システムであって、
    前記計量機と対応付けられ、前記利用者の第1の生体認証用情報を取得する生体認証用情報取得装置を含み、
    前記携帯端末は、前記利用者の第2の生体認証用情報を含む給油情報を前記給油所サーバに送信し、
    前記生体認証用情報取得装置により前記利用者の前記第1の生体認証用情報が取得されると前記給油所サーバに送信され、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報があった場合、前記第1の生体認証用情報を取得した前記生体認証用情報取得装置と対応付けられた前記計量機は、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報を除いた前記給油情報に基づいて給油可能になり、前記給油所サーバは、前記生体認証用情報取得装置により取得された前記第1の生体認証用情報及び前記携帯端末から受信した前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を削除する給油所システム。
  4. 複数の前記給油所にそれぞれ設置された複数の前記給油所サーバを含み、
    前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を前記携帯端末から受信したひとつの前記給油所サーバは、前記給油情報を他の前記給油所サーバに送信し、
    他の前記給油所サーバは、前記ひとつの給油所サーバから受信した前記給油情報を受信して記憶し、
    前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報があった場合、前記ひとつの給油所サーバは、前記他の前記給油所サーバに対して、前記給油情報の削除を依頼する通知を行う請求項3記載の給油所システム。
  5. 複数の前記給油所にそれぞれ設置された複数の前記給油所サーバを含み、
    前記携帯端末は、前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を前記複数の給油所サーバに送信し、
    前記生体認証用情報取得装置により前記利用者の前記第1の生体認証用情報が取得されると、前記第1の生体認証用情報を取得した前記生体認証用情報取得装置と対応付けられた前記計量機は、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報を除いた前記給油情報に基づいて給油可能となり、ひとつの前記給油所サーバは、前記生体認証用情報取得装置により取得された前記第1の生体認証用情報及び前記携帯端末から受信した前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を削除し、他の給油所サーバに対して、前記給油情報の削除を依頼する通知を行う請求項3記載の給油所システム。
  6. 複数の前記給油所に設置された複数の前記給油所サーバを含み、
    前記第1の生体認証用情報が前記第2の生体認証用情報と一致しないひとつの前記給油所サーバは、他の前記給油所サーバに対して、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報があるか否かの問い合わせを行い、
    前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を有する前記他の前記給油所サーバのひとつは、前記ひとつの前記給油所サーバに、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を送信する請求項3記載の給油所システム。
  7. 前記給油所サーバと通信可能な計量機制御装置を含み、
    前記計量機制御装置は、前記給油情報を前記給油所サーバから受信し、受信した前記給油に関する情報に基づいて、前記第1の生体認証用情報を取得した前記生体認証用情報取得装置と対応付けられた前記計量機を給油可能に設定する請求項1乃至6のいずれか1項に記載の給油所システム。
  8. 前記管理サーバ又は前記給油所サーバは、前記携帯端末から前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を受信した後、所定の時間が経過した時点で、前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を削除する請求項1又は2に記載の給油所システム。
  9. 前記給油所サーバは、前記携帯端末から前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を受信した後、所定の時間が経過した時点で、前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を削除する請求項3乃至7のいずれか1項に記載の給油所システム。
  10. 前記計量機に対応付けられた複数種類の前記生体認証用情報取得装置を含む請求項1乃至9のいずれか1項に記載の給油所システム。
  11. 複数の前記計量機と、
    前記複数の計量機にそれぞれ対応付けられた複数の前記生体認証用情報取得装置とを含む請求項1乃至10のいずれか1項に記載の給油所システム。
  12. 給油所に設置され、利用者が給油を行うための計量機と、前記給油所に設置された給油所サーバとを含み、前記給油所サーバは、前記利用者の携帯端末と通信可能な管理サーバと通信可能である給油所システムにおける情報処理方法であって、
    前記計量機と対応付けられ、前記利用者の第1の生体認証用情報を取得する生体認証用情報取得装置を前記給油所システムが含み、
    前記携帯端末が、前記利用者の第2の生体認証用情報を含む給油情報を前記管理サーバに送信し、
    前記給油所サーバが、前記生体認証用情報取得装置により前記利用者の前記第1の生体認証用情報が取得されると、前記第1の生体認証用情報を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバが、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報があれば、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報を除いた前記給油情報を前記給油所サーバに送信するとともに、前記給油所サーバから受信した前記第1の生体認証用情報及び前記携帯端末から受信した前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を削除し、
    前記第1の生体認証用情報を取得した前記生体認証用情報取得装置と対応付けられた前記計量機が、前記管理サーバから前記給油所サーバが受信した前記給油情報に基づいて給油可能になる情報処理方法。
  13. 給油所に設置され、利用者が給油を行うための計量機と、給油所サーバとを含み、前記給油所サーバが前記利用者の携帯端末と通信可能である給油所システムにおける情報処理方法であって、
    前記計量機と対応付けられ、前記利用者の第1の生体認証用情報を取得する生体認証用情報取得装置を前記給油所システムが含み、
    前記携帯端末が、前記利用者の第2の生体認証用情報を含む給油情報を前記給油所サーバに送信し、
    前記生体認証用情報取得装置により前記利用者の前記第1の生体認証用情報が取得されると前記給油所サーバに送信され、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報があった場合、前記第1の生体認証用情報を取得した前記生体認証用情報取得装置と対応付けられた前記計量機が、前記第1の生体認証用情報と一致する前記第2の生体認証用情報を除いた前記給油情報に基づいて給油可能になり、前記給油所サーバが、前記生体認証用情報取得装置により取得された前記第1の生体認証用情報及び前記携帯端末から受信した前記第2の生体認証用情報を含む前記給油情報を削除する情報処理方法。
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