JP2017041587A - ウエーハの分割方法 - Google Patents

ウエーハの分割方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017041587A
JP2017041587A JP2015163594A JP2015163594A JP2017041587A JP 2017041587 A JP2017041587 A JP 2017041587A JP 2015163594 A JP2015163594 A JP 2015163594A JP 2015163594 A JP2015163594 A JP 2015163594A JP 2017041587 A JP2017041587 A JP 2017041587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
etching
semiconductor wafer
dividing
street
streets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015163594A
Other languages
English (en)
Inventor
栄 松崎
Sakae Matsuzaki
栄 松崎
荒井 一尚
Kazunao Arai
一尚 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Disco Abrasive Systems Ltd filed Critical Disco Abrasive Systems Ltd
Priority to JP2015163594A priority Critical patent/JP2017041587A/ja
Publication of JP2017041587A publication Critical patent/JP2017041587A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Dicing (AREA)

Abstract

【課題】ストリートのエッチングによって半導体ウエーハを個々のデバイスに分割する場合において、ストリート全体にわたるエッチングレートの不均一性を抑制しつつ、分割後のチップの加工品質を向上させる。【解決手段】表面側の複数のデバイスを覆うとともに、ストリートが交差する交差領域220の少なくとも一部をプラズマから遮蔽する遮蔽部30を有するエッチングマスク3を形成する工程と、エッチングマスク3を介して、ストリートに沿ってエッチングしてデバイスの仕上がり厚さに相当する深さの加工溝を形成するエッチング工程と、エッチング工程の後に、半導体ウエーハ1の表面側を保持して、裏面を研削し個々のデバイスに分割する工程とを実施することにより、ストリート全域にわたって不均一な深さの加工溝が形成されるのを抑制し、交差領域においては、加工溝の側面が逆テーパー状に形成されるのを防ぐ。【選択図】図3

Description

本発明は、プラズマエッチングによりウエーハを分割する方法に関する。
シリコン基板等の板状物の切断・分割に、プラズマエッチングが用いられることがある。例えば、特許文献1には、ストリートに対応する領域以外にレジスト膜を被覆し、表面に保護部材を貼着した状態で裏面を研削してウエーハWを所定の厚さに形成し、裏面に支持部材を貼着すると共に表面から保護部材を取り外してレジスト膜を露出させ、ストリートに対応する領域の表面から裏面にかけてプラズマエッチングしてウエーハWを個々のデバイスに分割することが記載されている(例えば、特許文献1参照)。プラズマエッチングによる板状物の分割には、切削ブレードやレーザビームの照射による場合よりも、板状物に与えるダメージが小さいという利点がある。
特開2006−114825号公報
しかしながら、ストリートが交差する領域(以下、「交差領域」という。)は、ストリートが交差しない領域(以下、「非交差領域」という。)よりもストリート幅が広いため、プラズマエッチングによる分割では、交差領域の方が非交差領域よりもエッチングが速く進み(エッチングレートが大きい)、ストリートがのびる方向に見ると、深さ方向に不均一な加工溝(エッチング溝)が形成されるという問題が生じている。また、交差領域には非交差領域に比べてより多くのラジカルが照射されるため、等方的にエッチングが進行し、エッチング溝の側面が表面及び裏面に対して垂直にならず、エッチングが進行するにつれて太さが広がる逆テーパー状となる。したがって、プラズマエッチングの後に板状物を分割すると、分割により形成されたチップの側面に傾斜が生じ、チップの裏面側が矩形形状に形成されないという問題が生じていることを発見した。
そこで、本発明は、ストリートのエッチングによって半導体ウエーハを個々のデバイスに分割する場合において、上記のような問題を解決し、ストリート全体にわたるエッチングレートの不均一性を抑制しつつ、分割後のチップの加工品質を向上させることを課題とする。
本発明は、半導体基板の表面に格子状に形成されたストリートによって複数の領域が区画され、この区画された領域に複数のデバイスが形成された半導体ウエーハを分割する半導体ウエーハの分割方法であって、表面側の複数のデバイスを覆うとともに、ストリートが交差する交差領域の少なくとも一部をプラズマから遮蔽する遮蔽部を有するエッチングマスクを形成するエッチングマスク形成工程と、エッチングマスクを介して、ストリートに沿ってエッチングしてデバイスの仕上がり厚さに相当する深さの加工溝を形成するエッチング工程と、エッチング工程の後に、半導体ウエーハの表面側を保持して、裏面を研削し個々のデバイスに分割する分割工程と、を含む。
また、本発明は、半導体基板の表面に格子状に形成されたストリートによって複数の領域が区画され、この区画された領域に複数のデバイスが形成されている半導体ウエーハを分割する半導体ウエーハの分割方法であって、半導体ウエーハの表面側を保持し、半導体ウエーハの裏面を研削して半導体ウエーハを仕上がり厚さに形成する研削工程と、表面側の複数のデバイスを覆うとともに、ストリートが交差する交差領域の少なくとも一部をプラズマから遮蔽する遮蔽部を有するエッチングマスクを形成するエッチングマスク形成工程と、エッチングマスクを介して、ストリートに沿ってエッチングして加工溝を形成し、個々のデバイスに分割するエッチング工程と、を含む。
上記半導体ウエーハの分割方法において、半導体ウエーハのストリートには誘電体膜が積層されている場合は、遮蔽部は、誘電体膜をプラズマエッチングすることにより形成されるようにするとよい。
さらに、本発明は、半導体基板の表面に格子状に形成されたストリートによって複数の領域が区画され、この区画された領域に複数のデバイスが形成されている半導体ウエーハを分割する半導体ウエーハの分割方法であって、半導体基板の裏面を研削して半導体ウエーハを所定の仕上がり厚さに形成する研削工程と、研削された裏面のうち、表面側の複数のデバイスに対応する部分を覆うとともにストリートが交差する交差領域に対応する部分の少なくとも一部をプラズマから遮蔽する遮蔽部を有するエッチングマスクを形成するエッチングマスク形成工程と、エッチングマスクを介して、ストリートに沿ってエッチングして加工溝を形成し、個々のデバイスに分割するエッチング工程と、を含む。
本発明では、エッチングマスク形成工程において、半導体ウエーハの表面又は裏面に、ストリートの交差する交差領域の少なくとも一部をプラズマから遮蔽する遮蔽部を有するエッチングマスクを形成するため、交差領域と非交差領域とのエッチングレートの不均一を抑制し、ストリート全域にわたって不均一な深さの加工溝が形成されるのを抑制することができる。また、交差領域においては、加工溝の側面が逆テーパー状に形成されるのを防ぐことができる。したがって、分割により形成されたチップの側面に傾斜が生じるのを防ぎ、チップの表面側及び裏面側を矩形形状に形成し、個片化されたチップの加工品質を向上させることができる。
半導体ウエーハの例を示す斜視図である。 半導体ウエーハの表面の一部を拡大して示す拡大平面図である。 第1実施形態において半導体ウエーハの表面側にレジストを被覆した状態を示す拡大断面図である。 第1実施形態において半導体ウエーハの表面側に遮蔽部を形成した状態を示す拡大平面図である。 第1実施形態においてレジストをエッチングマスクとして半導体ウエーハの表面側から半導体基板の内部に至るエッチング溝を形成する状態を示す拡大断面図である。 第1実施形態において半導体ウエーハの表面側からレジストを除去した状態を示す拡大断面図である。 第1実施形態において半導体ウエーハの裏面を研削して個々のチップに分割する状態を示す拡大断面図である。 第2実施形態においてレジストをエッチングマスクとして半導体ウエーハの表面側から半導体基板の表面に至るエッチング溝を形成する状態を示す拡大断面図である。 第2実施形態において半導体ウエーハの表面側からレジストを除去した状態を示す拡大断面図である。 第2実施形態において誘電体膜をエッチングマスクとして半導体ウエーハの表面側から半導体基板の内部に至るエッチング溝を形成する状態を示す拡大断面図である。 第2実施形態において半導体ウエーハの裏面を研削して個々のチップに分割する状態を示す拡大断面図である。 第3実施形態において半導体ウエーハの裏面を研削する状態を示す拡大断面図である。 第3実施形態において半導体ウエーハの表面にレジストを被覆した状態を示す拡大断面図である。 第3実施形態においてレジストをエッチングマスクとして半導体ウエーハの表面から裏面に至るエッチング溝を形成して個々のチップに分割する状態を示す拡大断面図である。 第4実施形態において半導体ウエーハの裏面にレジストを被覆した状態を示す拡大断面図である。 第4実施形態においてレジストをエッチングマスクとして半導体ウエーハの裏面から表面に至るエッチング溝を形成して個々のチップに分割する状態を示す拡大断面図である。 遮蔽部の別の例を示す拡大平面図である。 ストリートの中央に金属(TEG)が形成されたウエーハを示す拡大平面図である。 ストリートの中央からずれた位置に金属(TEG)が形成されたウエーハを示す拡大平面図である。
図1に示す半導体ウエーハ1は、半導体基板2の表面21に、X軸方向にのびるXストリート22と、Y軸方向にのびるYストリート23とが直交して格子状に形成されており、格子状に形成されたXストリート22とYストリート23とによって複数のデバイス領域24が区画され、この区画された各デバイス領域24にデバイスが形成されている。デバイスには、LSIやトランジスタなどの能動デバイスのほか、抵抗、キャパシタなどの受動デバイスも含まれる。
図2に示すように、Xストリート22は、Yストリート23と交差する交差領域220と、Yストリート23と交差せずにX軸方向にのびる非交差領域221とで構成されている。同様に、Yストリート23は、Xストリート22と交差する交差領域220と、Xストリート22と交差せずにY軸方向にのびる非交差領域231とで構成されている。半導体ウエーハ1は、Xストリート22とYストリート23とをプラズマエッチングすることにより個々のデバイス24ごとのデバイス(チップ)に分割される。以下では、半導体ウエーハ1をストリート22,23に沿ってプラズマエッチングして個々のデバイスに分割する方法について説明する。
1 第1実施形態
(1)エッチングマスク形成工程
半導体ウエーハ1においては、例えば図3に示すように、シリコンからなる半導体基板2の上に誘電体膜4が積層され、デバイス領域24においては誘電体層4の上にメタル層5が形成され、さらにその上には誘電体膜6が全面にわたって積層されている。誘電体膜4は、例えばSiOCやSiOFのようなLow-k膜41と、例えばSiO2膜40とから構成されている。また、誘電体膜6は、例えばシリコン窒化(SiN)膜により構成される。メタル層5の下方には、メタル層5と半導体基板2とを導通させるための配線50が形成されている。この配線50は、例えばタングステンにより形成されている。プラズマエッチングの前に、図3に示すように、半導体ウエーハ1の表面側の誘電体膜6の上に、レジスト3を被覆する。誘電体膜の積層の組合せは、上記に限定されない。
レジスト3は、複数のデバイス領域24を覆い、電気的なコンタクトをとるためのメタル5上の一部分と、ストリート上の一部とを露出させる。また、図4に示すXストリート22の非交差領域221とYストリート23の非交差領域231にはレジスト3を被覆せず誘電体膜6を露出させるが、交差領域220には、少なくともその一部に、プラズマを遮蔽する遮蔽部30となるレジスト3を被覆する。こうして被覆されたレジスト3は、遮蔽部30も含めて全体としてエッチングマスクとなる。遮蔽部30は、図4の例では円柱状に形成されているが、この形状には限定されない。
レジスト3としては、例えば、フェノールノボラック系のレジストや、カーボン系のレジストを用いることができる。レジスト3に対するエッチング対象膜(誘電体膜4,6やメタル層5)のエッチング選択比を向上させるために、多層レジストを用いてもよい。
レジスト3を構成するレジスト材料は、最初に誘電体6の上面全面に塗布される。そして、例えば、プラズマを遮蔽する部分に対応した形状のマスクを介して露光し、露光した部分を除去することにより、所要部分のみを被覆したレジスト3を形成する。露光には、水銀灯のg線(λ=436nm)、h線(λ=405nm)やi線(λ=365nm)を用いてもよいし、LED光源を用いてもよい。
(2)エッチング工程
次に、エッチングチャンバーを有するプラズマエッチング装置において、プラズマエッチングを行う。半導体基板2の裏面25を静電チャックからなる保持テーブル(不図示)において保持し、図5に示すように、エッチングチャンバー内にエッチング用ガスを導入し高周波電力を印加してプラズマ化することにより、半導体ウエーハ1の表面側のレジスト3が被覆されていない部分をエッチングしていく。なお、遮蔽部30の下方に位置する誘電体層4及び誘電体膜6はエッチングされない。
Low-k膜41及びSiO2膜40並びに誘電体膜6のエッチングには、エッチング用ガスとして、CxFy系ガス、CxHyFz系ガスを用いることができる。プラズマ支援ガスとして、Ar、He等の希ガスを混合して用いてもよい。また、半導体基板2のエッチングには、例えばSF6、CF4、C2F6、CF等のフッ素系ガスを用いるとよい。
エッチングガスを導入し、半導体ウエーハ1の上方のプラズマ発生部(不図示)に高周波電力を印加するとともに、半導体ウエーハ1を保持する保持テーブル側にバイアス電力を印加して、プラズマ化したエッチングガスでエッチングする。例えば、半導体ウエーハ1の直径が300[mm]である場合は、高周波電力の出力を3[kW]、バイアス電力の出力を300[W]とする。また、高周波電力の周波数を13.56[MHz]、バイアス電力の周波数を2[MHz]とする。エッチング時には、半導体基板2の裏面25にサポート基板(不図示)を貼着するとよい。
このようにして、エッチングマスクであるレジスト3を介してストリート22,23に沿ってエッチングを行う。そして、図5に示すように、半導体基板2の裏面側の最終仕上がり面26まで加工溝(エッチング溝)7が伸長し、エッチング溝7がデバイスの仕上がり厚さ以上の深さに形成されると、エッチングを終了する。交差領域220には遮蔽部30が形成されているため、その分、交差領域220におけるエッチングレートが小さくなり、ストリート全体のエッチングレートが均一化され、ストリート22,23がのびる方向(X軸方向及びY軸方向)に深さが均一なエッチング溝7を形成することができる。また、交差領域220と非交差領域221,231とに照射されるラジカルの量の不均一が是正されるため、エッチング溝7の側面が、表面及び裏面に対してほぼ垂直に形成される。
なお、半導体基板2のエッチングは、以下の条件A,Bによるエッチング−堆積を交互に繰り返すことにより、条件Aではエッチングが進行し、条件Bではエッチング溝7の側壁に保護膜が形成され、高速かつ高アスペクト比でのエッチングが可能となる。
(条件A)
エッチングガス: SF6ガス
プラズマ支援ガス: Arガス
エッチングガス供給量:1500[cc/分]
プラズマ支援ガス供給量:1000[cc/分]
高周波電力の出力: 3[kW]
バイアス電力の出力: 300[W]
(条件B)
エッチングガス: CFガス
プラズマ支援ガス: Arガス
エッチングガス供給量:1000[cc/分]
プラズマ支援ガス供給量: 500[cc/分]
高周波電力の出力: 3[kW]
バイアス電力の出力: 0[W]
ここで、処理圧力を10Paとし、条件Aを0.6秒間、条件Bを0.4秒間、交互に繰り返して半導体基板2をエッチングする。
(3)レジスト除去工程
次に、酸素プラズマや窒素プラズマによるアッシングによって、図6に示すように、遮蔽部30を含むレジスト3を除去する。また、必要に応じて、半導体ウエーハ1を洗浄してもよい。
(4)分割工程
次に、図7に示すように、半導体ウエーハ1の表面側に保護部材8を貼着して保護部材8側を保持し、半導体基板2の裏面25に、回転する研削砥石9を接触させて裏面25を研削する。そして、最終仕上がり面26まで研削されると、エッチング溝7が半導体基板2から表出し、半導体ウエーハ1が個々のチップに個片化され、最終仕上がり厚さをチップが形成される。
エッチング工程において形成されたエッチング溝7は、その側面が半導体ウエーハ1の表面及び裏面に対してほぼ垂直に形成されているため、分割工程によって形成された個々のチップも、チップの表面及び裏面に対してほぼ垂直な面となり、チップの裏面が矩形に形成され、品質が向上する。
2 第2実施形態
(1)エッチングマスク形成工程
最初に、第1実施形態と同様に、図3に示したように、半導体ウエーハ1の表面側の誘電体膜6の上に、レジスト3を被覆する。半導体ウエーハ1の構造は、第1実施形態と同様であり、図3に示したとおりである。
レジスト3としては、例えば、フェノールノボラック系のレジストや、カーボン系のレジストを用いることができる。レジスト3に対するエッチング対象膜(誘電体膜4,6やメタル層5)のエッチング選択比を向上させるために、多層レジストを用いてもよい。
レジスト3を構成するレジスト材料は、誘電体6の上面全面に塗布される。そして、プラズマを遮蔽する部分に対応した形状のマスクを介して露光し、露光した部分を除去することにより、レジスト3を形成する。露光には、水銀灯のg線(λ=436nm)、h線(λ=405nm)やi線(λ=365nm)を用いてもよいし、LED光源を用いてもよい。
(2)エッチング工程
(2−1)第1エッチングステップ
次に、図8に示すように、半導体基板2の裏面25をプラズマエッチング装置の保持テーブル(不図示)において保持し、エッチングチャンバー内にエッチング用ガスを導入する。そして、半導体ウエーハ1の上方のプラズマ発生部(不図示)に高周波電力を印加するとともに、半導体ウエーハ1を保持する保持テーブル側にバイアス電力を印加して、プラズマ化させたエッチングガスでエッチングする。Low-k膜41及びSiO2膜40並びに誘電体膜6のエッチングには、エッチング用ガスとして、CxFy系ガス、CxHyFz系ガスを用いることができる。プラズマ支援ガスとして、Ar、He等の希ガスを混合して用いてもよい。エッチング時には、半導体基板2の裏面25にサポート基板(不図示)を貼着してもよい。
このようにして、エッチングマスクであるレジスト3を介してストリート22,23に沿ってエッチングを行う。そして、エッチングガスを導入して、半導体ウエーハ1の上方のプラズマ発生部に高周波電力を印加するとともに、半導体ウエーハ1を保持する保持テーブル側にバイアス電力を印加してプラズマ化したエッチングガスでエッチングする。
半導体基板2までエッチング溝10が進行すると、エッチングを終了する。すなわち、ここで使用するプラズマ発生用のガスは、半導体基板2を侵食しないものを使用してもよい。交差領域220には遮蔽部30が形成されているため、遮蔽部30の下方に位置する誘電体層4及び誘電体膜6はエッチングされない。
交差領域220には遮蔽部30が形成されているため、その分、交差領域220におけるエッチングレートが小さくなり、ストリート全体のエッチングレートが均一化され、ストリート22,23がのびる方向(X軸方向及びY軸方向)に深さが均一なエッチング溝10を形成することができる。また、交差領域220と非交差領域221,231とに照射されるラジカルの量の不均一が是正されるため、エッチング溝10の側面が、表面及び裏面に対してほぼ垂直に形成される。
なお、エッチングは、実施形態1と同様に行うことができ、このエッチングによって残存した誘電体膜6は、後の第2エッチングステップにおけるエッチングマスクとなる。
(2−2)レジスト除去ステップ
次に、酸素プラズマや窒素プラズマによるアッシングによって、図9に示すように、遮蔽部30を含むレジスト3を除去する。また、必要に応じて、半導体ウエーハ1を洗浄してもよい。
(2−3)第2エッチングステップ
次に、半導体基板2の裏面25をプラズマエッチング装置の保持テーブル(不図示)において保持し、半導体ウエーハ1の表面側にエッチング用ガスを導入する。そして、半導体ウエーハ1の上方のプラズマ発生部(不図示)に高周波電力を印加するとともに、半導体ウエーハ1を保持する保持テーブル側にバイアス電力を印加してプラズマ化されたエッチングガスで半導体基板2をエッチングする。エッチングガスとしては、例えばSF6、CF4、C2F6、CF等のフッ素系ガスを用いるとよい。また、半導体基板2のエッチングには、前述のプロセスを用いるとよい。エッチング時には、半導体基板2の裏面25にサポート基板(不図示)を貼着してもよい。
このようにして、図10に示すように、パターン化した状態で積層されている誘電体膜6をエッチングマスクとして、ストリート22,23に沿ってエッチングを行う。この場合は、誘電体膜6のうち、交差領域220に形成された遮蔽部60が、交差領域220におけるマスクとなる。
エッチングによって、図9に示したエッチング溝10からさらに下方にエッチングが進行してエッチング溝10aが形成される。そして、エッチング溝10aの下端が、後の分割工程における半導体基板2の裏面研削による最終仕上がり面26まで進行すると、エッチングを終了する。交差領域220には遮蔽部30が形成されているため、その分、交差領域220におけるエッチングレートが小さくなり、ストリート全体のエッチングレートが均一化され、ストリート22,23がのびる方向(X軸方向及びY軸方向)に深さが均一なエッチング溝10aを形成することができる。また、交差領域220と非交差領域221,231とに照射されるラジカルの量の不均一が是正されるため、エッチング溝10aの側面が、表面及び裏面に対してほぼ垂直に形成される。
(3)分割工程
次に、図11に示すように、半導体ウエーハ1の表面側に保護部材8を貼着し、半導体基板2の裏面25に回転する研削砥石9を接触させて裏面25を研削する。そして、最終仕上がり面26まで研削されると、エッチング溝7が半導体基板2から表出し、半導体ウエーハ1が個々のチップに個片化される。エッチング工程において形成されたエッチング溝10aは、その側面が半導体ウエーハ1の表面及び裏面に対してほぼ垂直に形成されているため、分割工程によって形成された個々のチップも、チップの表面及び裏面に対してほぼ垂直な面となり、チップの裏面が矩形に形成され、品質が向上する。
3 第3実施形態
(1)研削工程
図12に示すように、半導体ウエーハ1の表面側に保護部材8を貼着し、保護部材8側を研削装置の保持テーブル(不図示)において保持する。そして、半導体基板2の裏面25に回転する研削砥石9を接触させて裏面25を研削する。そして、最終仕上がり面26まで研削され、半導体ウエーハ1が所定の最終仕上がり厚さに形成されると、研削を終了する。
(2)エッチングマスク形成工程
次に、図13に示すように、最終仕上がり面26まで研削された半導体ウエーハ1aの表面側に、遮蔽部30を含むレジスト3を被覆する。レジスト3は、誘電体膜6の上に被覆する。レジスト3は、複数のデバイス領域24を覆い、電気的なコンタクトをとるためのメタル5上の一部分と、ストリート上の一部とを露出させる。また、図4にも示したXストリート22の非交差領域221とYストリート23の非交差領域231にはレジスト3を被覆せず誘電体膜6を露出させるが、交差領域220には、少なくともその一部に、プラズマを遮蔽する遮蔽部30となるレジスト3を被覆する。こうして被覆されたレジスト3は、全体としてエッチングマスクとなる。遮蔽部30は、図示の例では円柱状に形成されているが、この形状には限定されない。
レジスト3としては、例えば、フェノールノボラック系のレジストや、カーボン系のレジストを用いることができる。レジスト3に対するエッチング対象膜(誘電体膜4,6やメタル層5)のエッチング選択比を向上させるために、多層レジストを用いてもよい。
レジスト3を構成するレジスト材料は、誘電体6の上面全面に塗布される。そして、プラズマを遮蔽する部分に対応した形状のマスクを介して露光し、露光した部分を除去することにより、レジスト3を形成する。露光には、g線(λ=436nm)を用いてもよいし、h線、i線の他、LED光源を用いてもよい。
(3)エッチング工程
次に、半導体基板2の最終仕上がり面26に保護部材(不図示)を貼着し、その保護部材側をプラズマエッチング装置の保持テーブル(不図示)において保持する。そして、図14に示すように、半導体ウエーハ1の表面側にエッチング用ガスを導入するとともに、半導体ウエーハ1の上方のプラズマ発生部(不図示)に高周波電力を印加するとともに、半導体ウエーハ1を保持する保持テーブル側にバイアス電力を印加してプラズマ化したエッチングガスでエッチングする。エッチング時には、半導体基板2の最終仕上がり面26にサポート基板(不図示)を貼着してもよい。
このようにして、遮蔽部30を含むレジスト3をエッチングマスクとし、エッチングマスクを介してストリート22,23に沿ってエッチングを行う。エッチング条件は、実施形態1と同様であってよい。エッチングにより形成されるエッチング溝10bの下端が最終仕上がり面26に達して表裏を貫通すると、半導体ウエーハ1aが個々のチップに分割され、エッチングを終了する。交差領域220には遮蔽部30が形成されているため、その分、交差領域220におけるエッチングレートが小さくなり、ストリート全体のエッチングレートが均一化され、ストリート22,23がのびる方向(X軸方向及びY軸方向)に深さが均一なエッチング溝10bを形成することができる。また、交差領域220と非交差領域221,231とに照射されるラジカルの量の不均一が是正されるため、エッチング溝10bの側面が、表面及び裏面に対してほぼ垂直に形成される。
4 第4実施形態
(1)研削工程
図12に示したように、半導体ウエーハ1の表面側に保護部材8を貼着し、保護部材8側を研削装置の保持テーブル(不図示)において保持する。そして、半導体基板2の裏面25に回転する研削砥石9を接触させて裏面25を研削する。そして、最終仕上がり面26まで研削され、半導体ウエーハ1aが所定の最終仕上がり厚さに形成されると、研削を終了する。
(2)エッチングマスク形成工程
次に、図15に示すように、保護部材11を半導体ウエーハ1aの表面側に貼着する。一方、半導体基板2の最終仕上がり面26にはレジスト3aを形成する。レジスト3aは、研削された半導体基板2の裏面である最終仕上がり面26のうち、表面側の複数のデバイス24に対応する部分を覆うとともに、交差領域220に対応する裏面側の部分の少なくとも一部をプラズマから遮蔽する遮蔽部30aを有するエッチングマスクとなる。
(3)エッチング工程
次に、エッチングマスクであるレジスト3aを介して、図16に示すように、ストリート22,23に沿って、最初に半導体基板2をエッチングし、その後、誘電体膜4,6をエッチングする。それぞれのエッチング条件は、実施形態1と同様でよい。エッチングにより形成されるエッチング溝10cの下端が半導体ウエーハ1aの表面に達して表裏を貫通すると、半導体ウエーハ1aが個々のチップに分割され、エッチングを終了する。交差領域220には遮蔽部30aが形成されているため、その分、交差領域220におけるエッチングレートが小さくなり、ストリート全体のエッチングレートが均一化され、ストリート22,23がのびる方向(X軸方向及びY軸方向)に深さが均一なエッチング溝10cを形成することができる。また、交差領域220と非交差領域221,231とに照射されるラジカルの量の不均一が是正されるため、エッチング溝10cの側面が、表面及び裏面に対してほぼ垂直に形成される。
上記第1実施形態〜第4実施形態のいずれの場合においても、図4に示した遮蔽部30の形状は、円柱形状には限られない。例えば、図17に示す遮蔽部31は、交差領域220に隣接する各デバイス領域24の角部240,241,242,243を中心とする断面扇形上の側面を有する柱状に形成されており、それぞれの角部240,241,242,243から各側面310,311,312,313の任意の位置までの距離が等しく形成されている。したがって、交差領域220内におけるエッチング溝の深さを均一化することができる。
なお、図18に示す半導体ウエーハ100のように、その表面側のX軸方向にのびるXストリート101とY軸方向にのびるYストリート102とに、金属製のTEG(Test Element Group)103が形成されている場合がある。この場合は、TEG103がエッチングの妨げになるため、TEG103にレーザビームを照射したり切削ブレードによって切削したりしてあらかじめTEG103を除去するTEG除去工程を実施してからエッチングを行う。第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態では、エッチングマスク形成工程の前に、TEG除去工程を実施する。第4実施形態では、エッチング工程の前までに、TEG除去工程を実施する。TEG除去工程を実施することにより、プラズマから見たエッチング領域が広がるので、エッチングレートを向上させることができる。TEG103は、半導体ウエーハ100にデバイスを作り込む工程(前工程)において形成されるため、第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態では、TEG103を形成する工程と同時に金属によって遮蔽部を形成することもできる。すなわち、TEG103を形成する工程においてエッチングマスク形成工程(の一部を)実施することができる。このようにしてTEG103と同時に金属製の遮蔽部を形成しておけば、レジストによる遮蔽部の形成は不要となる。
また、図19に示す半導体ウエーハ110のように、その表面側のX軸方向にのびるXストリート111とY軸方向にのびるYストリート112とに、そのセンターライン111o及び112oを基準とする片側領域111a及び112aにTEG113が埋め込まれている場合がある。この場合は、片側領域111a及び112aにマスクを形成し、中心線111o及び112oを基準として111a及び112aとは逆側の片側領域111b及び112bにエッチング溝を形成するようにすれば、TEG113を除去せずに半導体ウエーハ110を分割することができる。この場合においては、片側領域111bと片側領域112bとが交差する片側交差領域114に遮蔽部115を形成してエッチングを行うと、ストリート全体のエッチングレートが均一化され、ストリート111,112がのびる方向(X軸方向及びY軸方向)に深さが均一なエッチング溝10を形成することができる。また、片側交差領域114とそれ以外の非交差領域とに照射されるラジカルの量の不均一が是正されるため、エッチング溝cの側面が、表面及び裏面に対してほぼ垂直に形成される。
なお、第1〜第4実施形態では、レジスト又は誘電体膜を遮蔽部としたが、半導体基板の表面上にプラズマを生じさせて改質層(窒化層、酸窒化層、酸化層)をストリート上に形成し、これを遮蔽部とすることもできる。また、スパッタリングによって交差領域に金属等の導電膜を堆積させ、これを遮蔽部とすることもできる。
これまでの例では、X軸方向のストリートとY軸方向のストリートとが直交している半導体ウエーハをエッチングする場合について説明したが、例えば個々のデバイスが四角形でない場合は、ストリートが直交しない場合もある。その場合においても、ストリートが交差する交差領域に遮蔽部を形成してエッチングすれば、ストリートに均一な深さのエッチング溝を形成することができ、交差領域におけるエッチング溝の側面が表面及び裏面に対して垂直となる。
1,1a:半導体ウエーハ
2:半導体基板 21:表面
22:Xストリート 23:Yストリート
220:交差領域 221,221:非交差領域
24:デバイス領域 240,241,242,243:角部
25:裏面 26:最終仕上がり面
3,3a:レジスト(エッチングマスク) 30,31:遮蔽部
310,311,312,313:側面
4:誘電体層 41:Low-k膜 40:SiO2膜 5:メタル層
6:誘電体膜 60:遮蔽部
7,10,10a,10b,10c:エッチング溝 8:保護部材 9:研削砥石
100:半導体ウエーハ 101:Xストリート 102:Yストリート
103:TEG
110:半導体ウエーハ
111:Xストリート 111o:センターライン 111a:片側領域
112:Yストリート 112o:センターライン 112a:片側領域
113:TEG 114:片側交差領域 115:遮蔽部

Claims (4)

  1. 半導体基板の表面に格子状に形成されたストリートによって複数の領域が区画され、この区画された領域に複数のデバイスが形成された半導体ウエーハを分割する半導体ウエーハの分割方法であって、
    前記表面側の複数のデバイスを覆うとともに、前記ストリートが交差する交差領域の少なくとも一部をプラズマから遮蔽する遮蔽部を有するエッチングマスクを形成するエッチングマスク形成工程と、
    前記エッチングマスクを介して、前記ストリートに沿ってエッチングして前記デバイスの仕上がり厚さに相当する深さの加工溝を形成するエッチング工程と、
    前記エッチング工程の後に、前記半導体ウエーハの前記表面側を保持して、前記裏面を研削し個々のデバイスに分割する分割工程と、
    を含む半導体ウエーハの分割方法。
  2. 半導体基板の表面に格子状に形成されたストリートによって複数の領域が区画され、この区画された領域に複数のデバイスが形成されている半導体ウエーハを分割する半導体ウエーハの分割方法であって、
    前記半導体ウエーハの前記表面側を保持し、前記半導体ウエーハの裏面を研削して前記半導体ウエーハを仕上がり厚さに形成する研削工程と、
    前記表面側の複数のデバイスを覆うとともに、前記ストリートが交差する交差領域の少なくとも一部をプラズマから遮蔽する遮蔽部を有するエッチングマスクを形成するエッチングマスク形成工程と、
    前記エッチングマスクを介して、前記ストリートに沿ってエッチングして加工溝を形成し、個々のデバイスに分割するエッチング工程と、
    を含む半導体ウエーハの分割方法。
  3. 前記半導体ウエーハの前記ストリートには誘電体膜が積層され、
    前記遮蔽部は、前記誘電体膜をプラズマエッチングすることにより形成される請求項1または2に記載の半導体ウエーハの分割方法。
  4. 半導体基板の表面に格子状に形成されたストリートによって複数の領域が区画され、この区画された領域に複数のデバイスが形成されている半導体ウエーハを分割する半導体ウエーハの分割方法であって、
    前記半導体基板の裏面を研削して前記半導体ウエーハを所定の仕上がり厚さに形成する研削工程と、
    研削された前記裏面のうち、前記表面側の複数のデバイスに対応する部分を覆うとともに前記ストリートが交差する交差領域に対応する部分の少なくとも一部をプラズマから遮蔽する遮蔽部を有するエッチングマスクを形成するエッチングマスク形成工程と、
    前記エッチングマスクを介して、前記ストリートに沿ってエッチングして加工溝を形成し、個々のデバイスに分割するエッチング工程と、
    を含む半導体ウエーハの分割方法。
JP2015163594A 2015-08-21 2015-08-21 ウエーハの分割方法 Pending JP2017041587A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015163594A JP2017041587A (ja) 2015-08-21 2015-08-21 ウエーハの分割方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015163594A JP2017041587A (ja) 2015-08-21 2015-08-21 ウエーハの分割方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017041587A true JP2017041587A (ja) 2017-02-23

Family

ID=58203770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015163594A Pending JP2017041587A (ja) 2015-08-21 2015-08-21 ウエーハの分割方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017041587A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110520972A (zh) * 2017-04-18 2019-11-29 浜松光子学株式会社 芯片的制造方法及硅芯片
US11776894B2 (en) 2019-08-20 2023-10-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor chip including low-k dielectric layer

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003071591A1 (fr) * 2002-02-25 2003-08-28 Disco Corporation Procede de subdivision de plaquettes semi-conductrices
JP2004172365A (ja) * 2002-11-20 2004-06-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置の製造方法
JP2008226940A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体チップの製造方法
JP2009141024A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Furukawa Electric Co Ltd:The 粘着テープ
JP2012124211A (ja) * 2010-12-06 2012-06-28 Panasonic Corp 半導体ウェハのダイシングライン加工方法および半導体チップの製造方法
WO2015031017A1 (en) * 2013-08-29 2015-03-05 Plasma-Therm, Llc Method and apparatus for plasma dicing a semi-conductor wafer
JP2015095509A (ja) * 2013-11-11 2015-05-18 株式会社ディスコ ウェーハの加工方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003071591A1 (fr) * 2002-02-25 2003-08-28 Disco Corporation Procede de subdivision de plaquettes semi-conductrices
JP2004172365A (ja) * 2002-11-20 2004-06-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置の製造方法
JP2008226940A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体チップの製造方法
JP2009141024A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Furukawa Electric Co Ltd:The 粘着テープ
JP2012124211A (ja) * 2010-12-06 2012-06-28 Panasonic Corp 半導体ウェハのダイシングライン加工方法および半導体チップの製造方法
WO2015031017A1 (en) * 2013-08-29 2015-03-05 Plasma-Therm, Llc Method and apparatus for plasma dicing a semi-conductor wafer
JP2015095509A (ja) * 2013-11-11 2015-05-18 株式会社ディスコ ウェーハの加工方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110520972A (zh) * 2017-04-18 2019-11-29 浜松光子学株式会社 芯片的制造方法及硅芯片
CN110520972B (zh) * 2017-04-18 2023-08-08 浜松光子学株式会社 芯片的制造方法及硅芯片
US11776894B2 (en) 2019-08-20 2023-10-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor chip including low-k dielectric layer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102023784B1 (ko) 질화규소막 에칭 방법
US9236264B2 (en) Wafer processing method
JP2016528723A (ja) ダイの破壊強度を高め、側壁を平滑化するためのレーザスクライビング及びプラズマエッチング
US20120282778A1 (en) Methods Of Forming A Pattern On A Substrate
US20180096892A1 (en) Device wafer processing method
JP6377449B2 (ja) ウエーハの分割方法
US9748138B2 (en) Metal layer end-cut flow
JP6903375B2 (ja) デバイスチップの製造方法
JP2017041587A (ja) ウエーハの分割方法
JP2008103433A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP6315470B2 (ja) 分割方法
CN109719374B (zh) 被加工物的加工方法
JP2016058578A (ja) 分割方法
JP6305269B2 (ja) 加工方法
JP2019102481A (ja) 被加工物の加工方法
CN109979879B (zh) 半导体芯片制造方法
JP6573803B2 (ja) 半導体ウエーハの分割方法
JP2016039280A (ja) 加工方法
TWI771893B (zh) 陣列式晶片的切割方法
US20210175122A1 (en) Semiconductor Wafer Dicing Process
JP2017084896A (ja) デバイスの製造方法
CN117594529A (zh) 晶片的加工方法
JP6318046B2 (ja) ウエーハの分割方法
CN117012631A (zh) 晶圆切割方法、芯片与电子设备
JP2020009803A (ja) 板材の加工方法および素子チップの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190509

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190521