JP2017040888A - 梱包材及び梱包体 - Google Patents

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Abstract

【課題】梱包材及び内部に収容して梱包している紛体収容容器に対する振動を吸収することができ、紛体の凝集を抑制可能な新たな構成を提案する。
【解決手段】本発明に係る梱包材1は、画像形成装置に用いられる粉体を収容する粉体収容容器32を内部に収容可能な収容部2と、収容部2の外側に設けられ振動を吸収する振動吸収部20を備え、梱包材1及び内部に収容して梱包している粉体収容容器32に対する振動を吸収するようにしている。
【選択図】図1

Description

本発明は、梱包材及び梱包体に関する。
梱包対象物は、汚れや破損を防止するために、収容空間を備えた梱包材の内部に、梱包材と梱包対象物との間に緩衝材を配置して収容されて梱包されるものがある。特許文献1には、画像形成装置に用いられる粉体を収容する粉体収容容器としてのトナー容器を内部に収容して梱包する梱包材の長手方向の端面に尖頭面を形成している。そして梱包されたトナー容器の長手方向を鉛直方向にした状態で梱包材を静置面へ静置できないようにした構成が開示されている。この構成は、トナー容器の一方の端部側にトナーが寄って嵩密度が高まることで発生する凝集を防止するためである。
特許文献1の構成において、静置面に対して起立した壁部や障害物などがある場合、静置面と壁部または障害物との間で斜めに立て掛けるように梱包体を配置すると、トナー容器の長手方向を鉛直方向にした状態で静止させることができる。この状態で、梱包体を車両などで輸送すると、走行時の輸送振動などによってトナーの凝集が発生することがある。また、トナー容器を梱包している梱包材とトナー容器との間に緩衝材を配置しても、トナー容器に対する衝撃を緩和することはできるが、梱包体に対する振動を吸収するには至らない。
本発明は、梱包材及び内部に収容して梱包している紛体収容容器に対する振動を吸収することができ、紛体の凝集を抑制可能な新たな構成を提案することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る梱包材は、画像形成装置に用いられる粉体を収容する粉体収容容器を内部に収容可能な収容部と、収容部の外側に設けられ振動を吸収する振動吸収部と、を有することを特徴としている。
梱包材がその外側に振動を吸収する振動吸収部を有するので、梱包材及び梱包材に収容されて梱包されている紛体収容容器に対する振動を吸収することができ、紛体の凝集を抑制できる。
実施形態に係る梱包体を示す斜視図。 梱包体を構成する粉体収容容器の一形態であるトナー容器の構成を説明する図。 載置規制部と振動吸収部を備えていない梱包材の作用を説明する図。 実施形態に係る振動吸収部を備えている梱包材の作用を説明する図。 実施形態に係る梱包材が立て掛けられた場合の作用を説明する図。 実施形態に係る梱包材の蓋部を開いた状態を示す斜視図。 実施形態に係る梱包材の構成を説明する図であり、(a)は側面図、(b)は上面図、(c)は底面図。 実施形態に係る梱包材の展開図。 (a)〜(d)は、実施形態に係る蓋部を閉方向に移動した際の振動吸収部の折り畳まれる工程を説明する図。 蓋部と裏蓋とが連結されていない梱包材の蓋部周囲の構成を拡大した展開図。 振動吸収部に設けた変位起点部の機能を説明する図であり、(a)は側面図、(b)は正面図。 (a)〜(d)は、第3の境界部の傾斜角の許容範囲を説明する図。 蓋部と裏蓋とが連結されていない梱包材の構成を説明する図であり、(a)は側面図、(b)は部分拡大図。 蓋部と裏蓋とが連結されている梱包材の蓋部周囲の構成を拡大した展開図。 蓋部と裏蓋とが連結されている梱包材の構成を説明する図であり、(a)は側面図、(b)は部分拡大図。 (a)〜(d)は梱包材の形状の形態の一例を説明する斜視図である。 他の実施形態に係る梱包材と、梱包体と個別な振動吸収部の構成を説明する部分拡大斜視図。 図17に示す振動吸収部を一体化した構成を説明する部分拡大斜視図。
以下、本発明に係る実施形態について図面を用いて説明する。実施形態において、同一の機能や構成を有するものには同一の符号を付し、重複説明は適宜省略する。図面は一部構成の理解を助けるために部分的に省略又は簡略化する場合もある。
図1に示すように、本発明に係る梱包体100は、梱包対象物の一例としての紛体収容容器であるトナー容器32と、トナー容器32をその内部に収容して梱包する梱包材1とを備えている。トナー容器32は、梱包材1によって梱包された状態で、保管や輸送がなされる。トナー容器32は、電子写真方式の画像形成装置のトナーがなくなると、梱包材1から取り出され、トナーの無くなったトナー容器と交換されて画像形成装置に装着される。
トナー容器32は、例えば、図1および図2に示すように、内部に紛体であるトナーを収容した容器本体33と、容器本体33に回転可能に装着された容器カバー34とを備えている。容器本体33は、矢印Xで示す長手方向の一方の端部にノズル受入口331が開口された筒状の部材であり、容器外周面にトナー搬送用の螺旋状突起(螺旋状溝でもある)302が形成されている。容器本体33には、ノズル受入口331を開閉方向(図1における矢印X方向)に移動自在な開閉部材としての容器シャッタ332と、容器シャッタ332を閉方向(図2の左方向)に付勢する付勢手段としての容器シャッタバネ336とを備えている。トナー容器32は、画像形成装置に装着する前の状態においては、容器シャッタ332によってノズル受入口331が閉じられている。トナー容器32は、画像形成装置に装着されると、画像形成装置に配設されている搬送ノズルによって容器シャッタ332が容器内部に押し込まれることで搬送ノズルと容器内部とが連通する。トナー容器32は、容器本体33が回転駆動されると、螺旋状突起302によって内部のトナーをノズル受入口331へと搬送し、ノズル受入口331に挿入されている搬送ノズルへとトナーを供給し、搬送ノズルを介して例えば現像装置にトナーを補給する。
トナー容器32は、その長手方向Xを水平方向にして画像形成装置に装着されて使用される。また、トナー容器32の保管時や輸送時は、梱包材1の内部に梱包して梱包体100としたまま、長手方向Xが水平方向(図1の状態)となるようにして保管するのが好ましい。つまり、図1に示すように、画像形成装置への装着時と同じ向きで保管や輸送するのが好ましい。
このため、梱包材1には、輸送時や保管時の向きや置き方を表示している。しかし、保管スペースや輸送スペースの関係等から、梱包体の長手方向を水平として梱包材1を保管したり輸送するのではなく、図3に示すように、トナー容器32の長手方向が載置面50に対して交差するように立てた状態で輸送や保管することがある。この場合、従来の梱包材1´や梱包対100´では、粉体であるトナーが、容器本体33の端部に集まってしまい、その結果、嵩密度が高まり凝集の発生要因となってしまう。また、車両による輸送時においては、走行中の上下方向の輸送振動が梱包体やトナー容器32に与えられるので、トナー容器32の長手方向が上下方向(振動方向Z)になるように立てた状態で輸送されると、よりトナーの凝集が促進されてしまうことにつながる。
梱包材の中には、載置面50との接地面側を傾斜面として梱包体を立てた状態で静止できないようにするものがある。しかし、載置面50に対して直交する方向に荷物が積み上げられている場合、あるいは縦壁が存在していると、それらに梱包材を立て掛けることで、垂直までいかないまでも立て掛けた状態で輸送、保管できる。
このようなトナーの凝集が発生した状態で、トナー容器32を画像形成装置にセットすると、図2で説明した容器シャッタ332の開方向への移動の妨げとなることがある。そこで、通常、画像形成装置への装着前にトナー容器32を所定数回振ることを推奨している。しかし、想定している場合よりもトナーの凝集が強いと、ユーザーがトナー容器32を所定数回振ってから画像形成装置に装着しても、十分にトナーが解れず、画像形成装置に対するトナー容器32の装着性が損なわれてしまうことにつながる。
そこで、本実施形態に係る梱包材1は、トナー容器32の輸送時や保管時の状態が使用形態と異なる状態でも、振動を吸収する振動吸収部20、20をトナー容器が収容される収容部の外側に備えている。このように、振動吸収部20、20を備えていると、走行時に梱包体100に伝わる輸送振動を吸収することができる。このため、例えば図4に示すように、使用形態と異なる向きであるトナー容器32の長手方向を載置面50に立てた状態で輸送する場合でも、梱包体100から内部のトナー容器32のトナーへ伝わる輸送振動を遮断することができる。したがって振動による過度なトナー凝集を抑制して、画像形成装置に対するトナー容器32の装着性が損なわれることを防止することができる。
また、図5に示すように、載置面50と交差する方向に延びる縦壁60に立て掛けた状態で梱包体100を輸送した場合でも、振動吸収部20の振動吸収作用によって、輸送振動による過度なトナー凝集を抑制できる。このため、画像形成装置に対するトナー容器32の装着性が損なわれることをより防止することができる。
さらに、トナー容器32の使用状態と異なる状態で載置面50へ載置不可とする載置規制部10(図1)を梱包材1が備えていると、図4に示すように、長手方向に立てて載置面50に梱包体100を載置することができなくなる。このため、トナーの凝集をより低減することができる。仮に、載置規制部10、10を備えていても、縦壁60に立て掛けることはできる。しかし、振動吸収部20、20の振動吸収作用によって、輸送振動による過度なトナー凝集が抑制でき、画像形成装置に対するトナー容器32の装着性が損なわれることを防止することができる。
載置規制部10と振動吸収部20とは個別に形成したものであっても良いし、両者を一体的に構成しても良い。
以下、梱包材1の構成について説明する。
図6は、梱包材1の梱包前の状態を示す斜視図であり、図7(a)〜図7(c)は梱包材1の側面図、平面図、底面図をそれぞれ示す。図8は、梱包材1の展開図である。本実施形態において、梱包材1はダンボールで構成され、原紙構成:K170・S120・K170のマイクロフルートダンボールを用いた。ただし、原紙構成、寸法サイズは収容するトナー容器32の大きさ、重さによって任意に変更可能である。また、梱包材1の材質としては、ダンボールに限定するものではなく、例えば、クラフト紙を用いて箱状として梱包材1としても良い。
梱包材1は、組み立てた状態が略六面体となる箱状であって、その内部に収容部としての収容空間2に、ここではトナー容器32が収容可能とされている。梱包材1は、トナー容器32を収容する収容空間2を形成する4つの壁部3A、3B、3C、3Dと、収容空間2に連通する2つの開口部4、5と、開口部4、5を開閉する内蓋7A、7Bと、蓋部となる外蓋8A、8Bとを備えている。外蓋8A、8Bは、内蓋7A、7Bと独立して開閉動作可能に設けられている。
梱包材1の長手方向Xに位置する端部の構成は同一構成である。梱包材1は、図8に示すように、壁部3Aと壁部3B、壁部3Bと壁部3C、壁部3Cと壁部3Dのそれぞれの境には、長手方向Xに延びる境界部3E、3F、3Gが形成されている。梱包材1は、これら境界部3E、3F、3Gを同一方向に折り曲げ、壁部3Dの端部3D1に形成されている糊代部3Hを折り曲げて壁部3Aの端部3A1に接着することで、両端に開口部4、5を有する箱状に形成される。
箱状の梱包材1は、開口部4、5側から見た断面が正方形となる直方体であり、トナー容器32を収容空間2内に開口部4又は開口部5から挿入して収容した際に、ガタ付がないように、トナー容器32の最大外形部の直径よりもやや大きな断面形状に形成されている。4つの壁部3A、3B、3C、3Dは連続して形成されているとともに、その軸線方向への長さLは、トナー容器32の軸線方向Xの全長とほぼ同一の長さとされている。開口部4、5は、4つの壁部3A、3B、3C、3Dの端部に囲まれて軸線方向Xに配置されている。
図7(c)に示すように、内蓋7A、7Bは、1つの壁部3Aの両端に位置する1つの辺部3Aa、3Abと連続して形成されていて、辺部3Aa、3Abを中心に開閉自在とされている。つまり、辺部3Aa、3Abは、内蓋7A、7Bの開閉端を構成している。内蓋7A、7Bは、正面形状が正方形であって、辺部3Aa、3Abと対向する辺部7Aa、7Baに、内蓋7A、7Bの中央に向かって窪んだ凹部7C、7Dが形成されている。この凹部7C、7Dは、作業者が内蓋7A、7Bを開閉する際に指などを差し入れて引っかけるための引っかけ部として機能する。
外蓋8A、8Bは、正面形状が正方形であって、図6、図7(a)、図7(b)に示すように、壁部3Aと対面する壁部3Cの両端に位置する辺部3Ca、3Cbと連続して形成されていて、辺部3Ca、3Cbを中心に開閉自在とされている。つまり、辺部3Ca、3Cbは、外蓋8A、8Bの開閉端を構成している。すなわち、内蓋7A、7Bと外蓋8A、8Bとは、互いの開閉端が対向配置されていて、開閉端を中心にそれぞれを矢印a1で示す閉方向(以下「閉方向a1」と記す)に移動した際に、互いに重なり合って開口部4、5を閉じるように構成されている。
開閉端と直交する矢印Wで示す幅方向に位置する外蓋8Aの端部8Aa、8Abと、壁部3Aと壁部3Cとをつなぐ壁部3B、3Dの軸線方向Xに位置する一方の端部3Ba、3Daとは連結されている。幅方向Wに位置する外蓋8Bの端部8Ba、8Bbと、壁部3B、3Dの軸線方向Xに位置する他方の端部3Bb、3Dbとは連結されている。
これら外蓋8A、8Bと壁部3B、3Dとの連結箇所には、トナー容器32の使用状態の方向(例えば水平方向)と異なる第1方向(例えば垂直方向)で載置面50へ載置不可とする載置規制部10、10と、振動を吸収する振動吸収部20、20とが形成されている。つまり、載置規制部10、10と振動吸収部20、20とは、外蓋8A、8Bに隣接して設けられている。なお、本実施形態において、載置規制部10、10と振動吸収部20、20とは、それぞれ外蓋8Aと外蓋8Bの双方に設け、どちらが載置面50側に載置されても機能するようにしている。しかし、載置規制部10、10と振動吸収部20、20とは何れか一方の外蓋側に形成されていればよい。なお、外蓋8Aと外蓋8Bにそれぞれ設けた載置規制部10、10と振動吸収部20、20の構成は同一構成であるので、以下、外蓋8A側に設けた載置規制部10、10と振動吸収部20、20の構成について説明し、外蓋8B側の構成の説明は省略する。また、本実施形態において、内蓋7Bと外蓋8Bとは、開口部5を閉じていて、トナー容器32の取出しは開口部4から行うものとする。
載置規制部10、10は、外蓋8Aの幅方向Wにそれぞれ設けられている。載置規制部10、10は、梱包材1を内蓋7A及び外蓋8Aで開口部4をそれぞれ塞いだ梱包状態で、図4、図5に示した載置面50に対して梱包材1を長手方向Xが上下方向となるように立て掛けて載置した時に、載置面50に対して傾斜した傾斜面となるように形成されている。つまり、載置規制部10、10は傾斜面を有している。
振動吸収部20、20は、外蓋8Aの幅方向Wにそれぞれ設けられている。振動吸収部20、20は、振動方向の一例である矢印Zで示す上下方向に対して圧縮方向と伸張方向に変形する変形部21、21をそれぞれ有している。変形部21、21は、第1の面211、211と第2の面212、212と第3の面213、213をそれぞれ有している。このうち、第2の面212、212は、載置規制部10、10の傾斜面としてもそれぞれ機能する。
第1の面211、211は、外蓋8Aで開口部4を閉じた状態の時に、外蓋8Aの開閉端となる辺部3Caと交差する端部8Aa、8Abから外蓋8Aの投影面積内に向かってそれぞれ折り曲がる面である。第2の面212、212は、外蓋8Aで開口部4を閉じた状態の時に、第1の面211、211のそれぞれの端部211a、211bから外蓋8Aの投影面積外に向かってそれぞれ折り曲がる面である。第3の面213、213は、外蓋8Aで開口部4を閉じた状態の時に、第2の面212、212のそれぞれの端部212a、212bから外蓋8Aの投影面積内に向かってそれぞれ折り曲がる面である。また、第3の面213、213のそれぞれの端部213a、213aは、閉じた状態の外蓋8Aと隣接する壁部3B、3Dの端部3Ba、3Daと連結されている。
外蓋8A及び第1〜第3の面211、211〜213、213はそれぞれ連結されている。外蓋8Aの端部8Aa、8Abと第1の面211、211の第1の境界部221、221は、それぞれ第1の面211、211を投影面積内に向かって折り曲げる山折り線部である。第1の面211、211の端部211a、211bと第2の面212、212との第2の境界部222、222は、それぞれ第2の面212、212を投影面積外に向かって折り曲げる谷折り線部である。第2の面212の端部212a、212bと第3の面213、213との第3の境界部223、223は、それぞれ第3の面213、213を投影面積内に向かって折り曲げる谷折り線部である。
このような変形部21、21を備えた振動吸収部20、20は、外蓋8Aを開状態としている場合には、図9(a)に示すように幅方向Wに位置する各第1〜第3の境界部221〜223が折り曲げられておらず、各第1〜第3の面211〜213がすべて解放された状態となる。変形部21、21は、外蓋8Aを閉状態としている場合には、図9(d)に示すように各第1〜第3の境界部221〜223が折り曲げられて、第1〜第3の面211〜213がすべて折りたたまれた状態となる。図9(b)に示すように外蓋8Aを閉方向a1に移動させると、その途中で変形部21、21を構成する第1の面211、211と第2の面212、212とが幅方向Wに向かって(外側に向かって)広がる。さらに外蓋8Aを閉方向a1に移動させると、図9(c)に示すように、外蓋8Aを押さえ方向に力が向く。すなわち開いた第1の面211、211と第2の面212、212とが閉じる方向に力が作用する。
また、第3の境界部223、223は、外蓋8Aを閉状態として梱包材1又は梱包体100を載置面50に外蓋8Aを載置した場合、載置面50に接触する傾斜辺部として機能する。つまり、変形部21、21は、外蓋8Aを閉状態として梱包材1又は梱包体100を載置面50に外蓋8Aを載置した場合、辺部3Caと反対側の高さが、辺部3Ca側よりも高くなるように形成されている。
すなわち、本実施形態に係る梱包材1は、立て掛け難くするために、梱包材1の端部に設けられた外蓋8Aに、折り込み式の載置規制部10、10と振動吸収部20、20とを一体的に形成した。そして、折り込む際に外側へ広げられて戻ろうとする反発を利用し、外蓋8Aの折り込みが開いても、閉方向a1に戻る様な構成している。さらに、折り込み式の振動吸収部20、20の変形によりバネと同様の振動吸収効果を得ることで、トナー容器32内のトナーへ伝わる輸送振動を吸収し、トナーの凝集を防ぐことができる。
変形部21、21は、図9(a)〜図9(b)に示すように辺部3Caを中心に外蓋8Aを閉方向a1に所定量移動させた際に、外蓋8Aに対して閉方向a1の力が作用するように構成されている。具体的には、変形部21、21は、辺部3Caを中心に外蓋8Aを閉方向a1に移動させて第1の境界部221、221が第3の境界部223、223よりもそれぞれ開口部4寄りに位置した際に、外蓋8Aに対して閉方向a1の力が作用してクリック感が発生するように構成されている。また、変形部21、21は、辺部3Caを中心に外蓋8Aを矢印a2で示す開方向(以下「開方向a2」と記す)に移動させて第1の境界部221、221が第3の境界部223、223よりも、それぞれ開口部4から遠ざかる位置を占めると、外蓋8Aに対して開方向a2の力が作用してクリック感が発生するように構成されている。つまり、外蓋8Aが閉位置にあるときには、折り畳まれている変形部21、21が折り畳み状態を開放する方向に拡開しようとする力の反力が作用するように構成されている。
本実施形態に係る梱包材1は、梱包材1を立て掛け難くするために設けた載置規制部10と振動吸収部20、20の折り畳まれた変形部21、21において、変形部21、21が外側へ広げられて戻ろうとする反発力を利用し、外蓋8Aを閉方向a1に付勢している。このため、外蓋8Aを閉状態に保持する部材を個別に設ける必要が無く、梱包材1の構成を簡素化することができる。
図10に示すように、第1〜第3の各境界部221、222、223の基端221a、222a、223aは、外蓋8Aの辺部3Caの端部3Ca1、3Ca2から延びている。本実施形態において、辺部3Caの端部3Ca1、3Ca2を中心とする第1の境界部221に対する第2の境界部222の成す傾斜角をa、第2の境界部222に対する第3の境界部223の成す角度をbとしたとき、a<bとされている。
このため、傾斜角aと傾斜角bの角度差が開く方向であると、折り畳まれた変形部21、21の外に開く力が大きくなるので、外蓋8Aを閉方向a1に付勢する付勢力であるロック力が強くなる。また、傾斜角aと傾斜角bの角度差が縮まる方向であると、折り畳まれた変形部21、21の外に開く力が小さくなるので、外蓋8Aを閉方向a1に付勢するロック力が弱まり、外蓋8Aを閉じ易くすることができる。
辺部3Caを直線状に延長した仮想直線Yに対してその延長方向に位置し、仮想直線Yに対する第3の境界部223、223の傾斜角をそれぞれcとした。このとき、各傾斜角cは下限値を12度とし、上限値を45度、すなわち、12度〜45度の範囲で形成するようにしている。
本発明者らは、図12(a)〜図12(d)に示すように、傾斜角cを11度、12度、45度、48度としたサンプルを形成し、外蓋8Aの開閉試験を行った。このとき、図12(a)に示すように傾斜角cが11度以下になると、折り曲げられた変形部21、21により外蓋8Aを閉方向a1に向かって戻そうとする力よりも、折り曲げられた変形部21、21が拡開して折り曲げ前の状態に戻ろうとする力の方が強くなる。このため、外蓋8Aが勝手に開方向a2に移動して開いていまい、蓋としての機能を果たさないことを見出した。
一方、図12(d)に示すように、傾斜角cが46度以上(例えば48度)場合、第2の面212の面積が少なくなって、第3の境界部223で折り曲げたときに、外蓋8Aの閉方向a1への移動が規制される。このため、外蓋8Aが内蓋7Aと重なる位置まで十分に閉じることができず、蓋としての機能を果たすことができないことを見出した。
これに対し、図12(b)に示すように傾斜角cを12度とした場合、外蓋8Aが勝手に開方向a2に移動して開いてしまうことはなかった。図12(c)に示すように傾斜角cを45度とした場合、外蓋8Aが内蓋7Aと重なる位置まで十分に閉じることができた。このため、傾斜角cの範囲は、12度〜45度の範囲が好ましい値であるものと推察される。また、この傾斜角cの大きさを変更することで、外蓋8Aの開閉のし易さを調節することが出来る。つまり、傾斜角cを大きくする程、外側へ広げられて戻ろうとする反発力が大きくなって、外蓋8Aを開きにくくするロック機能が強くなる。これに対し、傾斜角cを小さくする程、外側へ広げられて戻ろうとする反発力が小さくくなって、外蓋8Aを開きにくくするロック機能が弱くなる。よって、トナー容器32の重量が比較的重い場合には傾斜角cを大きく設定し、トナー容器32の重量が比較的軽量の場合には、傾斜角cを小さく設定するという調整を行うことで、使い勝手と梱包性を両立することができる。
図10に示すように、仮想直線Yと第3の境界部223、223との間に形成される領域内となる第3の面213、213内には、外蓋8Aが閉状態の時の各第1〜第3の面211、212、213を、それぞれ外蓋8Aの投影面積内と投影面積外とに変位させる変位起点部としての切込み部224、224を設けている。
本実施形態において、切込み部224、224の位置は、第3の面213、213の端部213a、213a側よりも、端部213a、213aと反対側となる開放端213b、213b寄りに形成している。これは、端部213a、213aは、図11(a)、図11(b)に示すように、梱包材1又は梱包体100の外蓋8A側を載置面50に載置させた際に、載置面50と接触する面積が小さく、また、第2の面212、212が載置面50上に接触した際の変形支点側となる。このため、端部213a、213a側に切込み部224、224を設けても、第3の面212、212の面剛性の低下が少なく効率的ではない。これに対し、開放端213b、213b寄りに切込み部224、224を形成すると、第2の面212、212が載置面50上に接触した際の変形作用点側となるとともに、第2の面212、212と載置面50との接触面積も大きく、第2の面212、212の面剛性の低下が大きく効率的である。
このように切込み部224、224を第3の面213、213にそれぞれ形成すると、第2の面212、212が載置面50に載置されて上下方向Zの振動が与えられた際に、切込み部224、224に沿って第3の面213、213が図4、図5に示すように外側に向かって屈曲しやすくなる。このため、変形部21、21(振動吸収部20、20)が撓み変形しやすくなって梱包材1(梱包体100)にする輸送振動を第3の面213、213の変形により吸収することができる。この結果、梱包材1の内部に収容されているトナー容器32に対する振動を低減あるいは抑制することができるので、梱包体100が立て掛けて輸送された場合でもトナーの凝集を低減することができる。よって、画像形成装置に対するトナー容器32の装着性が損なわれてしまうことを防止することができる。
図10に示すように、第1の面211、211における、外蓋8Aの開閉端側となる外蓋8Aの辺部3Caの端部3Ca1、3Ca2に位置する部位又は第1〜第3の面おける、辺部3Caの端部3Ca1、3Ca2側に位置する部位に、切抜き部247、247を形成して有している。
切抜き部247、247を形成すると、変形部21、21の面剛性が低下して変形部21、21の反発が弱くなるため、外蓋8Aが開きやすくなる。また、切抜き部247、247の面積を低減させる場合や形成しなければ、変形部21、21の面剛性の低下が抑制されて変形部21、21の反発力が強くなり、外蓋8Aを開き難くなるが、蓋としての機能を確実に果たすことができる。
図13(a)、図13(b)に示すように、外蓋8Aは、内蓋7Aとは連結されておらず、独立して開閉動作可能に設けられている。このように外蓋8Aと内蓋7Aとを直接つなげない構成とすると、蓋8Aが開閉し易くなる。
これに対し、図14、図15(a)、図15(b)に示す形態では、外蓋8Aと内蓋7Aとがフラップ部28を介して連結されている。図14は、フラップ部28を有する梱包材1の外蓋8A側の構成を示す展開図、図15(a)は、図14を組み立てた際の側面図、図15(b)はフラップ部28を有する変形部21の部分拡大図である。
このように外蓋8Aと内蓋7Aとがフラップ部28を介して連結されていると、外蓋8Aが開閉しにくくなる半面、変形部21の面剛性が向上する。このため、トナー容器32が比較的重く、折り畳まれ、フラップ部28を有する変形部21を下にして梱包材1が落下した場合でも、衝撃吸収力が上がり、外蓋8Aや内蓋7Aが破れも生じ難くなり、耐久性が向上する。
上記実施形態では、梱包対象物が筒状のトナー容器32のため、梱包材1の形状をトナー容器32がぴったりと収まるように直方体として例示したが、梱包材1の形状としては、直方体に限定するものではない。図16(a)〜図16(d)は、梱包材の別な形状を例示したものである。図16(a)は、つま面が縦長と長方形となる梱包材1Aを示し、図16(b)は、つま面が横長長方形となる梱包材1Bを示す。図16(c)と図16(d)は、つま面が横長長方形となる梱包材1C、1Dの相似形を示す。
このように梱包材の形状は、1つに限定するものではなく、収容空間2に収容する梱包対象物の形状に合わせて適宜、作成、変更すればよい。この場合でも、載置面50に載置する梱包材1A〜1Dが備える蓋部としの外蓋8Aに載置規制部10、10と振動吸収部20、20とを設ける。そして、載置規制部10、10と振動吸収部20、20とが形成された側を載置面50に載置することで、内部に梱包対象物が収容された各梱包材1A〜1D(梱包体100)に対する走行振動を吸収することができる。
上記実施形態では、外蓋8A、8Bと載置規制部10、10及び振動吸収部20、20を一体で形成した形態を前提に説明したが、このような形態に限定するものではない。例えば図17に示す別な形態である梱包材1Eのように、蓋部70Aと振動吸収部20A、20Bとを個別に形成しても良い。この場合、梱包材1Eの開口部4を開閉する蓋部70Aは少なくとも1つあればよく、内蓋と外蓋の双方が無くても良い。
図17に示す実施形態の場合、蓋部70Aの幅方向Wの大きさを梱包材1Eの開口部4の幅方向Wへの幅よりも短くし、開口部4(壁部3B、3D)と蓋部70Aの両端70Ab、70Acとの間に隙間S1、S2を形成している。蓋部70Aとそれぞれ個別に形成した振動吸収部20A、20Bの板状の基部20Aa、20Baを隙間S1、S2に差し込む。なお、上述した外蓋8Aと振動吸収部20、20とが一体の実施形態においては、外蓋8Aを閉状態としたときに外蓋8Aの開放を、折り畳まれた振動吸収部20、20によって規制していた。しかし、本実施形態では、蓋部70Aの開後端3Caと反対側に位置する蓋部70Aの開放辺部70Aaに、開口部4内に向かって屈曲して壁部3Aの内側面と接触可能なフラップ71を設けている。そして、本実施形態では、フラップ71の外面と梱包材1Eの内側面となる壁部3Cの内面との摩擦力により蓋部70Aの開放を規制している。
振動吸収部20A、20Bは、板状部材の一端側を幅方向Wの内向きに三角形状に織り込んで第1の面211A、211Bと第2の面212A、212Bとをそれぞれ備えた変形部231A、231Bを形成している。第1の面211A、211Bは、蓋部70Aの投影面積内に向かって折り曲がっている。第2の面212A、212Bは、第1の面211A、211Bの端部211Aa、211Baから蓋部70Aの投影面積外に向かって折り曲がって形成されている。
第1の面211A、211Bと第2の面212A、212Bは連結されている。基部20Aa、20Baと第1の面211A、211Bとの間には、第1の面211A、211Bを蓋部70Aの投影面積内に向かって折り曲げる山折り線部としての第1の境界部221A、221Bが形成されている。第1の面211A、211Bの端部211Aa、211Baと第2の面212A、212Bとの間には、第2の面212A、212Bを蓋部70Aの投影面積外に向かって折り曲げる谷折り線部として第2の境界部222A、222Bが形成されている。
本実施形態の場合、振動吸収部20A、20Bは、基部20Aa、20Baを隙間S1、S2に差し込むことで、梱包材1Eの蓋部70Aの近傍に装着される。振動吸収部20A、20Bは、変形部231A、231Bが振動方向である上下方向Zに対して圧縮方向と伸張方向に変形することで、走行振動を吸収することができる。本実施形態において、梱包対象物の使用状態の方向と異なる第1方向で載置面50へ載置不可とする載置規制部を設ける場合、例えば第2の境界部221A、221Bを一転鎖線で示したように傾斜辺部とする。そして、第2の面212A、212Bを傾斜面として載置面50に載置する様にすればよい。
図17に示す実施形態の場合では、振動吸収部20A、20Bをそれぞれ独立して形成したが、図18に示す実施形態では、振動吸収部20A、20Bを連結部20Cで連結して一体化している。梱包材の構成は、図17に示した梱包材1Eと同一の構成である。この構成の場合、第2の面212A、212Bの端部212Aaと端部212Baとを互いに連結部20Cで連結している。この場合、連結部20Cは、梱包材1Eへの取付時に蓋部70Aと対向して蓋部70Aの外面に接触するように形成する。すると、図17に示した振動吸収部20A、20Bを個別に形成したものよりも、蓋部70Aが開放しにくい構造となり、比較的重量のあるトナー容器32を梱包材1Eの内部に収容しても、落下などの恐れはない。
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
トナー容器32としては容器シャッタ332が容器本体33内で長手方向会Xに移動するものを例示したが、このようにタイプのトナー容器32に限定されるものではない。例えば、容器本体33の表面で長手方向Xにスライド移動して、容器本体33の表面に形成されたトナー排出用の開口部を開閉するタイプのトナー容器であっても良い。また、画像形成装置に用いられる粉体を収容する容器であればよく、現像剤が収容されている現像ユニットやプロセスカートリッジにも適用できる。また、トナー容器32を装着する画像形成装置としては、プリンタ、複写機、ファクシミリ、あるいは、スキャナと、プリンタ、ファクシミリ又は複写機の少なくとも1つとを組み合わせた複合機が挙げられる。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1、1(A〜E) 梱包材
2 収容部
3A〜3D 壁部
3Ca 蓋部の開閉端
3Ca1、3Ca2 開閉端の端部
4、5 開口部
8A、8B、70A 蓋部
8Aa、8Ab 交差する端部
10 載置規制部
20、20A、20B 振動吸収部
21、231A、231B
28 フラップ部
32 粉体収容容器
50 載置面
100 梱包体
211、211A、211B 第1の面
211a、211Aa、211Ba 第1の面の端部
212、212A、212B 第2の面、傾斜面
212a 第2の面の端部
213 第3の面
213a、213a 第3の面の端部
221、221A、221B 第1の境界部
222、222A、222B 第2の境界部、傾斜辺部
223 第3の境界部、領域
221a 第1の境界部の基端
222a 第2の境界部の基端
223a 第3の境界部の基端
224、224 変位起点部
247、247 切抜き部
a、b、c 傾斜角
a1 閉方向
X 幅方向
Y 仮想直線
Z 振動方向
特開2007−178969号公報

Claims (10)

  1. 画像形成装置に用いられる粉体を収容する粉体収容容器を内部に収容可能な収容部と、
    前記収容部の外側に設けられ振動を吸収する振動吸収部と、
    を有する梱包材。
  2. 前記画像形成装置に前記粉体収容容器が装着されたときの方向と異なる第1方向で前記梱包材が載置面へ載置されることを規制する載置規制部を有し、
    前記載置規制部は、前記梱包材を前記第1方向に向けたときの前記載置面に対して傾斜した傾斜辺部または傾斜面を有する請求項1に記載の梱包材。
  3. 前記収容部を形成する壁部と、
    前記収容部に連通する少なくとも1つの開口部と、
    前記開口部を開閉する蓋部と、を備え、
    前記載置規制部と前記振動吸収部とが前記蓋部又は前記蓋部に隣接して設けられている請求項2に記載の梱包材。
  4. 前記振動吸収部は、振動方向に対して圧縮方向と伸張方向に変形する変形部を有する請求項1乃至3の何れか1項に記載の梱包材。
  5. 前記変形部は、前記蓋部で前記開口部を閉じた状態の時に、前記蓋部の開閉端と交差する端部から蓋部の投影面積内に向かって折り曲がる第1の面と、前記第1の面の端部から前記蓋部の投影面積外に向かって折り曲がる第2の面と、前記第2の面の端部から前記投影面積内に向かって折り曲がる第3の面を有し、
    前記第3の面の端部は、前記閉じた状態の蓋部と隣接する前記壁部と連結されている請求項4に記載の梱包材。
  6. 前記蓋部及び前記第1〜第3の面は連結されていて、前記蓋部の端部と前記第1の面との第1の境界部は、前記第1の面を前記投影面積内に向かって折り曲げる山折り線部であり、前記第1の面の端部と前記第2の面との第2の境界部は、前記第2の面を前記投影面積外に向かって折り曲げる谷折り線部であり、前記第2の面の端部と前記第3の面との第3の境界部は、前記第3の面を前記投影面積内に向かって折り曲げる谷折り線部であり、
    前記開閉端を中心に前記蓋部を閉方向に所定量移動させた際に、前記蓋部に対して前記閉方向の力が作用するように構成されている請求項5に記載の梱包材。
  7. 前記開閉端を中心に前記蓋部を前記閉方向に移動させて前記第1の境界部が前記第3の境界部よりも開口部寄りに位置した際に、前記蓋部に対して前記閉方向の力が作用するように構成されている請求項6に記載の梱包材。
  8. 前記開閉端を延長した仮想直線と前記第3の境界部との間に形成される領域内に、前記蓋部が閉じ状態の時の前記第1〜第3の傾斜面を、前記投影面積内と前記投影面積外とに変位させる変位起点部が設けられている請求項6または7に記載の梱包材。
  9. 前記第1の面における、前記開閉端側に位置する部位又は前記第1〜第3の面おける、前記開閉端側に位置する部位に、切抜き部を有する請求項5乃至8の何れか1項に記載の梱包材。
  10. 画像形成装置に用いられる粉体を収容する粉体収容容器と、
    請求項1乃至9の何れか1項に記載の梱包材と、
    を有する梱包体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020128243A (ja) * 2019-02-08 2020-08-27 株式会社サンエコー 包装容器およびその板材
EP4186808A1 (de) * 2021-10-29 2023-05-31 Dahlinger GmbH Verpackung für flaschen und/oder flacons und verwendung einer blattfeder

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