JP2017039210A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理部を冷却するための冷却手段を別途設置することなく、処理部に誤動作が発生するのを抑制する。
【解決手段】画像形成装置の処理部は、ジョブ実行部への電力供給をジョブの実行時よりも制限する省電力状態から、ジョブ実行部をジョブの実行が可能なレディ状態へ移行させるためのレディ処理を行うとき、省電力状態のときに検知した周囲温度に、最大動作周波数でレディ処理を行った場合の処理部の温度上昇値を加算した第1温度を、最大動作周波数でレディ処理を行った場合の周囲温度の予測値として求め、第1温度が許容最大温度以下となる場合には、レディ処理を最大動作周波数で行う一方、第1温度が許容最大温度を超える場合には、レディ処理を最大動作周波数よりも低い動作周波数で行う。
【選択図】図5

Description

本発明は、種々の処理を行う処理部を備えた画像形成装置に関する。
従来、処理部(CPU)の消費電力や発熱量の低減を図ることが可能な画像形成装置が提案されている。たとえば、特許文献1の画像形成装置では、受信した印字データに基づく印刷処理を行うとき、CPUの動作周波数が第1周波数(通常速度)に設定される。そして、印字データを規定時間以上続けて受信しなかったときには、CPUの消費電力や発熱量の低減を図るため、CPUの動作周波数が第1周波数よりも低い第2周波数に設定される。
特開平5−221091号公報
近年、画像形成装置の多機能化に伴い、処理部(CPU)の制御対象が増加する傾向にある。このため、処理部の動作周波数を上げるなどすることにより、処理部の処理能力の向上が図られている。
しかし、処理部の動作周波数を上げると、処理部の発熱が増大するので、処理部の周囲温度が許容最大温度を超えてしまい、処理部が誤動作を引き起こす可能性が高くなる。仮に、処理部が何らかの処理を行っているときに、処理部に誤動作が発生すると、処理部による処理が正常に行われない。
たとえば、処理部が行う処理として、画像形成装置を省電力状態(スリープ状態)から通常状態(ジョブの実行が可能な状態)へ復帰させるための処理がある。この処理を処理部が行っている最中に、処理部に誤動作が発生すると、画像形成装置が通常状態に復帰しないなどの不都合が発生する。
このような不都合の発生を抑制するため、処理部を冷却するためのファンなどの冷却手段が画像形成装置に別途設置される場合がある。しかし、この場合には、ファンの駆動によってトナーが飛散するのを抑制したり、ファンの駆動音が外部に漏れるのを抑制したりするための対策を施さなければならず、コストアップに繋がる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、処理部を冷却するための冷却手段を別途設置することなく、処理部に誤動作が発生するのを抑制することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、ジョブを実行するジョブ実行部と、ジョブ実行部を制御するための処理を行う処理部と、処理部の近傍に設けられ、処理部の周囲温度を検知するための温度センサーと、を備える。処理部は、ジョブ実行部への電力供給をジョブの実行時よりも制限する省電力状態から、ジョブ実行部をジョブの実行が可能なレディ状態へ移行させるためのレディ処理を行うとき、省電力状態のときに温度センサーの出力値に基づき検知した周囲温度に、予め定められた最大動作周波数でレディ処理を行った場合の処理部の温度上昇値を加算した第1温度を、最大動作周波数でレディ処理を行った場合の周囲温度の予測値として求め、第1温度が予め定められた許容最大温度以下となる場合には、レディ処理を最大動作周波数で行う一方、第1温度が許容最大温度を超える場合には、レディ処理を最大動作周波数よりも低い動作周波数で行う。
本発明の構成では、予測値としての第1温度が許容最大温度を超える場合(最大動作周波数でレディ処理を行うと処理部に誤動作が発生すると予測される場合)、処理部の動作周波数が最大動作周波数よりも低くされ、処理部の発熱が抑えられる。これにより、処理部がレディ処理を行っているときに、処理部の周囲温度が許容最大温度を超えるのを抑制することができる。その結果、処理部を冷却するための冷却手段を別途設置し、その冷却手段を用いて処理部を冷却しなくても、処理部に誤動作が発生するのを抑制することができる。
以上のように、本発明の構成では、処理部を冷却するための冷却手段を別途設置することなく、処理部に誤動作が発生するのを抑制することができる。
本発明の一実施形態による画像形成装置の全体構成を示す図 本発明の一実施形態による画像形成装置のハードウェア構成を示す図 本発明の一実施形態による画像形成装置のCPUの構成を示す図 本発明の一実施形態による画像形成装置のCPUの周囲の温度変化を示す図 本発明の一実施形態による画像形成装置のCPUが行う周波数設定処理(レディ処理の開始時に行う処理)の流れについて説明するためのフローチャート 本発明の一実施形態による画像形成装置のCPUの周囲の温度変化を示す図 本発明の一実施形態による画像形成装置のCPUが行う周波数設定処理(ジョブ処理の開始時に行う処理)の流れについて説明するためのフローチャート 本発明の一実施形態による画像形成装置のCPUが行う周波数設定処理(ジョブの実行中に行う処理)の流れについて説明するためのフローチャート
以下に、本実施形態の画像形成装置について、コピー機能やスキャン機能など複数種の機能を搭載する画像形成装置(複合機)を例にとって説明する。すなわち、本実施形態の画像形成装置は、コピージョブやスキャンジョブなどの実行が可能な装置である。
<画像形成装置の全体構成>
図1に示すように、画像形成装置100は、画像読取部1および印刷部2を備える。画像読取部1は、原稿を読み取り、読み取った原稿の画像データを生成する。印刷部2は、用紙搬送路20に沿って用紙を搬送しつつ、画像データに基づきトナー像を形成する。そして、印刷部2は、搬送中の用紙にトナー像を印刷する。
なお、画像読取部1および印刷部2は、ジョブを実行する機構部であり、「ジョブ実行部」に相当する。すなわち、画像読取部1は、コピージョブの実行時あるいはスキャンジョブの実行時に原稿の読み取りを行う。印刷部2は、コピージョブの実行時に用紙への画像の印刷を行う。以下、画像読取部1および印刷部2を総じてジョブ実行部8と称する場合がある。
画像読取部1は、ランプ11、ミラー12、レンズ13およびイメージセンサー14を含む。これら各部材は、画像読取部1のフレーム内に収容される。そして、画像読取部1は、コンタクトガラス15上に載置された原稿をランプ11で照射し、その原稿からの反射光を受けたイメージセンサー14の出力値をA/D変換することによって、原稿の画像データを生成する。
ランプ11およびミラー12は、主走査方向と直交する副走査方向に移動可能な移動枠16に取り付けられる。移動枠16は、コンタクトガラス15上に載置された原稿の読み取り時に、副走査方向(正面から見て左から右に向かう方向)に移動する。そして、ランプ11は、副走査方向への移動中に、コンタクトガラス15上に載置された原稿を照射する。なお、原稿の読み取り時には、画像読取部1のフレームに開閉可能(回動可能)に取り付けられた原稿カバー17によって、コンタクトガラス15上に載置された原稿が押さえられる。
印刷部2は、給紙部3、用紙搬送部4、画像形成部5および定着部6で構成される。給紙部3は、ピックアップローラー31および給紙ローラー対32を含み、用紙カセット33に収容された用紙を用紙搬送路20に供給する。用紙搬送部4は、複数の搬送ローラー対41を含み、用紙搬送路20に沿って用紙を搬送する。
画像形成部5は、感光体ドラム51、帯電装置52、露光装置53、現像装置54、転写ローラー55およびクリーニング装置56を含む。そして、画像形成部5は、画像データに基づくトナー像を形成し、そのトナー像を用紙に転写する。定着部6は、定着ローラー対61(加熱ローラーおよび加圧ローラー)を含み、用紙に転写されたトナー像を加熱および加圧して定着させる。
また、画像形成装置100は、操作パネル7を備える。操作パネル7は、タッチパネルディスプレイ71を含む。このタッチパネルディスプレイ71は、各種設定を受け付けるためのソフトキーやメッセージなどを表示する。また、操作パネル7には、テンキーやスタートキーなどのハードキー72も設けられる。
<画像形成装置のハードウェア構成>
図2に示すように、画像形成装置100は、制御部110を備える。制御部110は、CPU(Central Processing Unit)120、画像処理部130および記憶部140を含む。CPU120は、画像形成装置100の全体制御を行う。また、CPU120は、ジョブ実行部8を制御するための処理を行う。すなわち、CPU120は「処理部」に相当する。たとえば、CPU120は、画像読取部1の読取動作や、印刷部2の印刷動作を制御する。また、CPU120は、操作パネル7の表示動作を制御したり、操作パネル7に対して行われた操作を検知したりする。
画像処理部130は、画像処理専用のASICなどからなり、画像データに対して画像処理(拡大/縮小、濃度変換およびデータ形式変換など)を施す。記憶部140は、ROMおよびRAMなどからなり、制御用のプログラムおよびデータを記憶する。なお、CPU120による各種処理は、記憶部140に記憶された制御用のプログラムおよびデータに基づき行われる。
また、画像形成装置100は、外部装置300と通信可能に接続される通信部210を備える。たとえば、外部装置300は、画像形成装置100のユーザーにより使用されるユーザー端末(パーソナルコンピューター)である。あるいは、外部装置300は、ファクシミリ装置である。そして、通信部210は、制御部110から指示を受け、外部装置300との間で各種データを送受信する。
また、画像形成装置100は、商用電源と接続される電源部220を備える。電源部220は、画像形成装置100の被電力供給部(電力供給を受けて動作する部分)を動作させるのに必要な電圧を生成する。なお、被電力供給部に相当する部分は、画像読取部1、印刷部2(給紙部3、用紙搬送部4、画像形成部5および定着部6)、操作パネル7、制御部110および通信部210である。具体的には、画像読取部1および印刷部2の各部を構成する回転体を駆動するためのモーターなどが被電力供給部に相当する。また、操作パネル7では、タッチパネルディスプレイ71が被電力供給部に相当する。制御部110では、CPU120、画像処理部130および記憶部140が被電力供給部に相当する。
ここで、電源部220は、画像形成装置100が通常状態のときと省電力状態のときとで、被電力供給部に対する電力供給を異ならせる。なお、通常状態というのは、ジョブ実行部8をジョブの実行が可能な状態で待機させているときの状態(レディ状態)や、ジョブ実行部8がジョブを実行しているときの状態のことである。また、省電力状態というのは、ジョブ実行部8を含む被電力供給部への電力供給を通常状態よりも制限しているときの状態のことである。
電源部220は、通常状態のとき、ジョブ実行部8を含む被電力供給部の全てに対して電力を供給する。一方で、電源部220は、省電力状態のとき、被電力供給部の一部に対してのみ電力を供給し、それ以外の部分に対する電力供給を停止する。
CPU120は、通常状態のとき、省電力状態への移行条件が満たされると、通常状態から省電力状態へ移行させる。たとえば、CPU120は、画像形成装置100が使用されないまま経過した時間(未使用時間)を計時し、未使用時間が予め定められた閾値時間を超えた場合に、移行条件が満たされたとして、通常状態から省電力状態へ移行させる。あるいは、CPU120は、通常状態から省電力状態への移行指示を操作パネル7が受け付けた場合にも、移行条件が満たされたとして、通常状態から省電力状態へ移行させる。
省電力状態への移行後、省電力状態から通常状態への復帰条件が満たされると、通常状態へ復帰する。復帰条件が満たされたか否かの判断は電源部220が行う。具体的には、電源部220は、省電力状態から通常状態への復帰条件が満たされたことを示す復帰信号を復帰条件検知部から受けると、復帰条件が満たされたと判断する。そして、電源部220は、被電力供給部の全てに対する電力供給を再開する(省電力状態から通常状態へ復帰する)。なお、電源部220は、復帰信号を復帰条件検知部から受けるため、省電力状態であっても、復帰条件検知部に対する電力供給は続ける。
復帰条件検知部に相当する部分としては、操作パネル7が挙げられる。たとえば、操作パネル7は、省電力状態のときに操作を受けると、復帰信号を電源部220に送信する。また、通信部210も復帰条件検知部として機能する。通信部210は、省電力状態のときに外部装置300からデータを受信すると、復帰信号を電源部220に送信する。
さらに、図示しないが、原稿カバー17の開閉を検知するためのセンサーや、用紙カセット33の着脱を検知するためのセンサーなども復帰条件検知部として機能する。すなわち、電源部220は、省電力モードのときに、原稿カバー17が開閉されたり、用紙カセット33が着脱されたりすることで、被電力供給部の全てに対する電力供給を再開する。
CPU120は、電力供給が再開されることによって起動すると、ジョブ実行部8を省電力状態からレディ状態へ移行させるための処理(以下、レディ処理と称する)を行う。このとき、CPU120は、記憶部140からデータを読み出す処理や、ジョブ実行部8を起動する処理などを行う。たとえば、CPU120は、定着部6の定着ローラー対61の温度を検知しつつ、定着ローラー対61を所定の定着温度にまで温めるウォームアップなどを行う。
CPU120によるレディ処理が完了すると、画像形成装置100でのジョブの実行が可能となる。すなわち、画像形成装置100に対してジョブの実行要求を行うと、画像形成装置100にてジョブが実行される。たとえば、レディ処理が完了して以降、未使用時間が経過する前に、操作パネル7がジョブの実行要求を受け付けると(スタートキーが押下されると)、CPU120は、レディ状態のジョブ実行部8にジョブを実行させるための処理(以下、ジョブ処理と称する)を行う。あるいは、CPU120は、通信部210が外部装置300からジョブ実行要求(画像データなどのジョブデータを含む)を受信したことでレディ処理を開始した場合、そのレディ処理が完了した後、ジョブ処理を行う。
たとえば、実行対象ジョブがコピージョブである場合、CPU120は、ジョブ処理として、ユーザーにより設定されたコピー実行条件を認識し、ユーザー所望のコピー実行条件で原稿の読み取りが行われるよう画像読取部1の動作を制御するための処理を行う。また、CPU120は、ジョブ処理として、画像読取部1による原稿の読み取りによって得られた画像データを露光用データ(露光装置53の発光素子を点消灯させるためのデータ)に変換するための処理を行う。また、CPU120は、ジョブ処理として、露光用データを印刷部2に出力し、ユーザー所望のコピー実行条件で印刷が行われるよう印刷部2の動作を制御するための処理を行う。
<CPUの構成>
図3に示すように、CPU120は、コア部121、バスインターフェイス部122、キャッシュメモリー123およびクロック生成部124などを含む。コア部121は、CPU全体の管理や各種処理を行う。バスインターフェイス部122は、他のCPUとの間で信号を送受信し、処理対象のデータを読み込んだり、処理済みのデータを出力したりする。キャッシュメモリー123は、データを記憶する。クロック生成部124は、CPU120の動作クロックを生成する。
また、CPU120は、CPU120の周囲温度を検知するための温度センサー10と接続される。たとえば、温度センサー10は、サーミスターであり、CPU120の周囲温度が変化すると、それに応じて出力値を変化させる。この温度センサー10は、CPU120の近傍(周囲)に設けられる。なお、温度センサー10の検知部は、CPU120に対して、接触していてもよいし、接触していなくてもよい。
たとえば、CPU120は、省電力状態のとき、電源部140から間欠的に電力供給を受け、それによって省電力状態からの一時復帰を繰り返す。そして、CPU120は、省電力状態に入っている期間中の一時復帰時に、CPU120の周囲温度を検知して記憶する処理を行う。
なお、CPU120は、動作することによって発熱すると、CPU120の周囲に放熱する。したがって、CPU120の温度が上昇すると、それに応じて、CPU120の周囲温度も上昇する。すなわち、CPU120とその周囲とは熱的に平衡状態になろうとする。これにより、CPU120の周囲温度を検知すれば、CPU120の温度を検知することができる(CPU120の周囲温度がCPU120の温度に相当する)。
ここで、CPU120は、ジョブ実行部8をレディ状態で待機させるためのレディ処理を行うときや、レディ状態のジョブ実行部8にジョブを実行させるためのジョブ処理を行うとき、あるいは、ジョブの実行中に、温度センサー10の出力値(CPU120の周囲温度)に基づき、後述する予測値(第1温度、第2温度および第3温度)を求める。そして、CPU120は、その予測値に基づき、動作周波数(クロック周波数)を設定する。たとえば、CPU120は、動作周波数(クロック周波数)を設定するための動作周波数変調部125を含む。なお、CPU120の動作周波数の設定方法については、後に詳細に説明する。
<動作周波数の設定処理>
(レディ処理を行うときの動作周波数)
CPU120は、通常では予め定められた最大動作周波数(定格の動作周波数)でレディ処理を行う。このとき、図4に示すように、CPU120の周囲温度(CPU120の温度)は、Ta0からTa1に上昇する。なお、図4において、Ta0は、省電力状態のときのCPU120の周囲温度を示しており、Ta1は、レディ処理を行った場合のCPU120の周囲温度を示している。また、Ta−maxは、予め定められた許容最大温度(最大動作周波数で誤作動なく動作可能な温度)を示している。
ここで、周囲温度Ta1が許容最大温度Ta−max以下であれば(図4中の実線矢印参照)、CPU120によるレディ処理は誤動作なく行われる。しかし、周囲温度Ta1が許容最大温度Ta−maxを超えると(図4中の点線矢印参照)、CPU120によるレディ処理の最中に誤動作が発生する恐れがある。
このため、CPU120は、レディ処理を行うときに、最大動作周波数でレディ処理を行った場合のCPU120の周囲温度を予測する。そして、周囲温度の予測値が許容最大温度以下となる場合には、CPU120は最大動作周波数でレディ処理を行い、周囲温度の予測値が許容最大温度を超える場合には、CPU120は最大動作周波数よりも低い動作周波数でレディ処理を行う。
以下に、図5に示すフローチャートを参照し、レディ処理の開始時に行われる動作周波数の設定処理の流れについて説明する。図5に示すフローチャートのスタートは、省電力状態から通常状態への移行条件が満たされ、それによってCPU120への電力供給が再開されたとき(CPU120が起動したとき)である。なお、省電力状態から通常状態への移行条件が満たされると、省電力状態のときに電力供給が停止されていた全ての被電力供給部に対する電力供給が再開される。
ステップS1において、CPU120は、省電力状態のときに温度センサー10の出力値に基づき検知したCPU120の周囲温度(以下、省電力状態の周囲温度と称する場合がる)を認識する。なお、CPU120への電力供給が再開されてCPU120が起動したときに、温度センサー10の出力値に基づきCPU120の周囲温度を検知し、その検知した温度を省電力状態の周囲温度としてもよい。
ステップS2において、CPU120は、省電力状態の周囲温度(Ta0)に、最大動作周波数でレディ処理を行った場合のCPU120の温度上昇値(ΔTr1)を加算することにより得られる温度(=Ta0+ΔTr1)を、最大動作周波数でレディ処理を行った場合のCPU120の周囲温度の予測値として求める。以下、最大動作周波数でレディ処理を行った場合のCPU120の周囲温度(予測値)を第1温度と称する。
なお、最大動作周波数でレディ処理を行った場合のCPU120の温度上昇値は、CPU120が最大動作周波数でレディ処理を行った場合に消費する電力にCPU120の熱抵抗(1Wの電力で温度が何度上昇するかを示す値)を乗じることにより求めることができる。たとえば、最大動作周波数でレディ処理を行った場合のCPU120の温度上昇値は、予め求められ、記憶部140に記憶される。
ステップS3において、CPU120は、第1温度が許容最大温度以下であるか否かを判断する。その結果、第1温度が許容最大温度以下であるとCPU120が判断した場合には、ステップS4に移行し、第1温度が許容最大温度を超えるとCPU120が判断した場合には、ステップS5に移行する。
ステップS4に移行した場合、CPU120(動作周波数変調部125)は、レディ処理を行うときの動作周波数を最大動作周波数に設定する。これにより、CPU120によるレディ処理は最大動作周波数で行われることになる。
ステップS5に移行した場合、CPU120は、レディ処理を行うときの動作周波数を最大動作周波数よりも低い動作周波数に設定する。これにより、CPU120によるレディ処理は最大動作周波数よりも低い動作周波数で行われることになる。たとえば、CPU120は、レディ処理を行っても第1温度を超えない動作周波数を求め、その求めた動作周波数でレディ処理を行う。あるいは、最大動作周波数よりも低い動作周波数(レディ処理を行うときの動作周波数)が予め定められていてもよい。
(ジョブ処理を行うときの動作周波数)
CPU120は、通常では最大動作周波数でジョブ処理を行う。このとき、図6に示すように、CPU120の周囲温度(CPU120の温度)は、Ta0(省電力状態のときのCPU120の周囲温度)からTa1(レディ処理を行った場合のCPU120の周囲温度)に上昇している。そして、ジョブ処理を行うことによって、CPU120の周囲温度(CPU120の温度)は、Ta1からTa2に上昇する。なお、図6において、Ta2は、ジョブ処理を行った場合のCPU120の周囲温度を示している。
ここで、周囲温度Ta2が許容最大温度Ta−max以下であれば(図6中の実線矢印参照)、CPU120によるジョブ処理は誤動作なく行われる。しかし、周囲温度Ta2が許容最大温度を超えると(図6中の点線矢印参照)、CPU120によるジョブ処理の最中に誤動作が発生する恐れがある。
このため、CPU120は、ジョブ処理を行うときに、最大動作周波数でジョブ処理を行った場合のCPU120の周囲温度を予測する。そして、周囲温度の予測値が許容最大温度以下となる場合には、CPU120は最大動作周波数でジョブ処理を行い、周囲温度の予測値が許容最大温度を超える場合には、CPU120は最大動作周波数よりも低い動作周波数でジョブ処理を行う。
以下に、図7に示すフローチャートを参照し、ジョブ処理の開始時に行われる動作周波数の設定処理の流れについて説明する。図7に示すフローチャートのスタートは、ユーザーにより実行要求されたジョブを開始するときである。
ステップS11において、CPU120は、レディ状態のときに温度センサー10の出力値に基づき検知したCPU120の周囲温度(以下、レディ状態の周囲温度と称する場合がある)を認識する。たとえば、CPU120は、実行対象ジョブを開始する直前に温度センサー10の出力値に基づき検知した温度をレディ状態の温度として認識する。
ステップS12において、CPU120は、レディ状態の周囲温度(Ta1)に、最大動作周波数でジョブ処理を行った場合のCPU120の温度上昇値(ΔTr2)を加算することによって得られる温度(=Ta1+ΔTr2)を、最大動作周波数でジョブ処理を行った場合のCPU120の周囲温度の予測値として求める。以下、最大動作周波数でジョブ処理を行った場合のCPU120の周囲温度(予測値)を第2温度と称する。
なお、最大動作周波数でジョブ処理を行った場合のCPU120の温度上昇値は、CPU120が最大動作周波数でジョブ処理を行った場合に消費する電力にCPU120の熱抵抗を乗じることにより求めることができる。たとえば、最大動作周波数でジョブ処理を行った場合のCPU120の温度上昇値は、予め求められ、記憶部140に記憶される。
ここで、最大動作周波数でジョブ処理を行った場合のCPU120の温度上昇値は、実行対象ジョブの種類によって異なる。たとえば、実行対象ジョブがスキャンジョブの場合には、コピージョブの場合に比べて、行うべき処理数が少ない(印刷部2の動作を制御するための処理は行わなくてもよい)ので、CPU120が最大動作周波数でジョブ処理を行った場合に消費する電力は低くなる。
したがって、実行対象ジョブがスキャンジョブの場合には、コピージョブの場合に比べて、CPU120の温度上昇値は小さい。このため、最大動作周波数でジョブ処理を行った場合のCPU120の温度上昇値は、ジョブの種類(内容)ごとに予め求められ、記憶部140に記憶される。そして、CPU120は、第2温度(予測値)を求めるとき、実行対象ジョブの種類に応じた温度上昇値を用いる。すなわち、CPU120は、実行対象ジョブの種類ごとに、レディ状態の周囲温度に加算する温度上昇値を変える。
ステップS13において、CPU120は、第2温度が許容最大温度以下であるか否かを判断する。その結果、第2温度が許容最大温度以下であるとCPU120が判断した場合には、ステップS14に移行し、第2温度が許容最大温度を超えるとCPU120が判断した場合には、ステップS15に移行する。
ステップS14に移行した場合、CPU120は、ジョブ処理を行うときの動作周波数を最大動作周波数に設定する。これにより、CPU120によるジョブ処理は最大動作周波数で行われることになる。
ステップS15に移行した場合、CPU120は、ジョブ処理を行うときの動作周波数を最大動作周波数よりも低い動作周波数に設定する。これにより、CPU120によるジョブ処理は最大動作周波数よりも低い動作周波数で行われることになる。たとえば、CPU120は、レディ処理を行っても第2温度を超えない動作周波数を求め、その求めた動作周波数でジョブ処理を行う。あるいは、最大動作周波数よりも低い動作周波数(ジョブ処理を行うときの動作周波数)が予め定められていてもよい。
ここで、ジョブの実行中は、CPU120以外の発熱体(定着部6など)も発熱する。このため、CPU120以外の発熱体の設置位置によっては、CPU120以外の発熱体からの熱の影響をCPU120が受ける。そして、CPU120以外の発熱体からの熱の影響を受けた場合と受けていない場合とでは、CPU120の周囲の温度上昇に差が生じる。
このため、CPU120は、ジョブの実行中、所定時間ごとに、現時点から所定時間が経過した時点のCPU120の周囲温度を予測する。そして、CPU120は、ジョブ処理を最大動作周波数で行うか最大動作周波数よりも低い動作周波数で行うかを所定時間ごとに判断する。すなわち、ジョブの実行中に求めた周囲温度の予測値が許容最大温度以下となる場合には、CPU120は最大動作周波数でジョブ処理を行い、ジョブの実行中に求めた周囲温度の予測値が許容最大温度を超える場合には、CPU120は最大動作周波数よりも低い動作周波数でジョブ処理を行う。言い換えると、CPU120は、ジョブの実行中に、周囲温度の予測値に基づき動作周波数を切り替える。
以下に、図8に示すフローチャートを参照し、ジョブの実行中に行われる動作周波数の設定処理の流れについて説明する。図8に示すフローチャートは、ジョブの開始から所定時間が経過したときにスタートする。なお、ジョブの開始から所定時間が経過する前にジョブが終了した場合には、ジョブの実行中に動作周波数の切り替えは行われない。
ステップS21において、CPU120は、温度センサー10の出力値に基づき、現時点のCPU120の周囲温度(以下、現時点の周囲温度と称する)を検知する。このときには、ジョブの開始から所定時間が経過した時点の周囲温度が現時点の周囲温度となる。
ステップS22において、CPU120は、現時点の周囲温度に、最大動作周波数でジョブ処理を行った場合のCPU120の所定時間当たりの温度上昇値を加算することによって得られる温度を、ジョブの実行中に検知した周囲温度の検知時点(直近の検知時点)から所定時間が経過した時点のCPU120の周囲温度の予測値として求める。以下、ジョブの実行中に検知した周囲温度の検知時点から所定時間が経過した時点のCPU120の周囲温度(予測値)を第3温度と称する。
ステップS23において、CPU120は、第3温度が許容最大温度以下であるか否かを判断する。その結果、第3温度が許容最大温度以下であるとCPU120が判断した場合には、ステップS24に移行し、第2温度が許容最大温度を超えるとCPU120が判断した場合には、ステップS25に移行する。
ステップS24に移行した場合、CPU120は、動作周波数を最大動作周波数に設定し、その設定した動作周波数でジョブ処理を行う。一方で、ステップS25に移行した場合、CPU120は、動作周波数を最大動作周波数よりも低い動作周波数に設定し、その設定した動作周波数でジョブ処理を行う。その後、ステップS26に移行する。
ステップS26に移行すると、CPU120は、ジョブが終了したか否かを判断する。その結果、ジョブが終了したとCPU120が判断した場合には、本フローは終了し、ジョブが終了していないとCPU120が判断した場合には、ステップS27に移行する。
ステップS27に移行した場合、CPU120は、ジョブの実行中に検知した周囲温度の検知時点(直近の検知時点)から所定時間が経過したか否かを判断する。その結果、所定時間が経過したとCPU120が判断した場合には、ステップS21に移行する。この場合には、動作周波数の設定処理が再度行われる。すなわち、ジョブの開始から所定時間が経過して以降、ジョブが終了するまで所定時間ごとに、動作周波数の設定処理が繰り返される。なお、ステップS27からステップS21に移行した場合には、前回の周囲温度の検知時点から所定時間が経過した時点の周囲温度が現時点の周囲温度となる。
ここで、第3温度が許容最大温度を超えるとCPU120が判断した場合(ステップS23の「No」の場合)であっても、ジョブの実行中に検知した周囲温度の検知時点から所定時間が経過する前に、実行中のジョブが終了するときには、CPU120によるジョブ処理が最大動作周波数で行われてもよい。
本実施形態の画像形成装置100は、上記のように、ジョブを実行するジョブ実行部8と、ジョブ実行部8を制御するための処理を行うCPU120(処理部)と、CPU120の近傍に設けられ、CPU120の周囲温度を検知するための温度センサー10と、を備える。CPU120は、ジョブ実行部8への電力供給をジョブの実行時よりも制限する省電力状態から、ジョブ実行部8をジョブの実行が可能なレディ状態へ移行させるためのレディ処理を行うとき、省電力状態のときに温度センサー10の出力値に基づき検知した周囲温度に、最大動作周波数でレディ処理を行った場合のCPU120の温度上昇値を加算した第1温度を、最大動作周波数でレディ処理を行った場合のCPU120周囲温度の予測値として求め、第1温度が許容最大温度以下となる場合には、レディ処理を最大動作周波数で行う一方、第1温度が許容最大温度を超える場合には、レディ処理を最大動作周波数よりも低い動作周波数で行う。
また、CPU120は、レディ状態のジョブ実行部8にジョブを実行させるためのジョブ処理を行うとき、ジョブ実行部8がレディ状態のときに温度センサー10の出力値に基づき検知したCPU120の周囲温度に、最大動作周波数でジョブ処理を行った場合のCPU120の温度上昇値を加算した第2温度を、最大動作周波数でジョブ処理を行った場合のCPU120の周囲温度の予測値として求め、第2温度が許容最大温度以下となる場合には、ジョブ処理を最大動作周波数で行う一方、第2温度が許容最大温度を超える場合には、ジョブ処理を最大動作周波数よりも低い動作周波数で行う。
本実施形態の構成では、予測値としての第1温度が許容最大温度を超える場合(最大動作周波数でレディ処理を行うとCPU120に誤動作が発生すると予測される場合)、CPU120の動作周波数が最大動作周波数よりも低くされ、CPU120の発熱が抑えられる。さらに、予測値としての第2温度が許容最大温度を超える場合(最大動作周波数でジョブ処理を行うとCPU120に誤動作が発生すると予測される場合)にも、CPU120の動作周波数が最大動作周波数よりも低くされ、CPU120の発熱が抑えられる。これにより、CPU120がレディ処理やジョブ処理を行っているときに、CPU120の周囲温度が許容最大温度を超えるのを抑制することができる。その結果、CPU120を冷却するための冷却手段を別途設置し、その冷却手段を用いてCPU120を冷却しなくても、CPU120に誤動作が発生するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、CPU120は、ジョブの実行中に、温度センサー10の出力値に基づきCPU120の周囲温度を検知し、ジョブの実行中に検知した周囲温度に、最大動作周波数でジョブ処理を行った場合のCPU120の所定時間当たりの温度上昇値を加算した第3温度を、ジョブの実行中に検知した周囲温度の検知時点から所定時間が経過した時点の周囲温度の予測値として求め、第3温度が許容最大温度以下となる場合には、ジョブ処理を最大動作周波数で行う一方、第3温度が許容最大温度を超える場合には、ジョブ処理を最大動作周波数よりも低い動作周波数で行う。なお、CPU120は、ジョブの実行中、所定時間ごとに第3温度を求め、ジョブ処理を最大動作周波数で行うか最大動作周波数よりも低い動作周波数で行うかを所定時間ごとに判断する。
このように、ジョブの実行中に、ジョブ処理を最大動作周波数で行うか最大動作周波数よりも低い動作周波数で行うかを所定時間ごとに判断するよう構成すれば、より確実に、CPU120の周囲温度が許容最大温度を超えるのを抑制することができる。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
8 ジョブ実行部
10 温度センサー
120 CPU(処理部)

Claims (5)

  1. ジョブを実行するジョブ実行部と、
    前記ジョブ実行部を制御するための処理を行う処理部と、
    前記処理部の近傍に設けられ、前記処理部の周囲温度を検知するための温度センサーと、を備え、
    前記処理部は、前記ジョブ実行部への電力供給を前記ジョブの実行時よりも制限する省電力状態から、前記ジョブ実行部を前記ジョブの実行が可能なレディ状態へ移行させるためのレディ処理を行うとき、前記省電力状態のときに前記温度センサーの出力値に基づき検知した前記周囲温度に、予め定められた最大動作周波数で前記レディ処理を行った場合の前記処理部の温度上昇値を加算した第1温度を、前記最大動作周波数で前記レディ処理を行った場合の前記周囲温度の予測値として求め、前記第1温度が予め定められた許容最大温度以下となる場合には、前記レディ処理を前記最大動作周波数で行う一方、前記第1温度が前記許容最大温度を超える場合には、前記レディ処理を前記最大動作周波数よりも低い動作周波数で行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記処理部は、前記レディ状態の前記ジョブ実行部に前記ジョブを実行させるためのジョブ処理を行うとき、前記レディ状態のときに前記温度センサーの出力値に基づき検知した前記周囲温度に、前記最大動作周波数で前記ジョブ処理を行った場合の前記処理部の温度上昇値を加算した第2温度を、前記最大動作周波数で前記ジョブ処理を行った場合の前記周囲温度の予測値として求め、前記第2温度が前記許容最大温度以下となる場合には、前記ジョブ処理を前記最大動作周波数で行う一方、前記第2温度が前記許容最大温度を超える場合には、前記ジョブ処理を前記最大動作周波数よりも低い動作周波数で行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記処理部は、前記ジョブの実行中に、前記温度センサーの出力値に基づき前記周囲温度を検知し、前記ジョブの実行中に検知した前記周囲温度に、前記最大動作周波数で前記ジョブ処理を行った場合の前記処理部の所定時間当たりの温度上昇値を加算した第3温度を、前記ジョブの実行中に検知した前記周囲温度の検知時点から前記所定時間が経過した時点の前記周囲温度の予測値として求め、前記第3温度が前記許容最大温度以下となる場合には、前記ジョブ処理を前記最大動作周波数で行う一方、前記第3温度が前記許容最大温度を超える場合には、前記ジョブ処理を前記最大動作周波数よりも低い動作周波数で行うことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記処理部は、前記ジョブの実行中、前記所定時間ごとに前記第3温度を求め、前記ジョブ処理を前記最大動作周波数で行うか前記最大動作周波数よりも低い動作周波数で行うかを前記所定時間ごとに判断することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記処理部は、前記第3温度が前記許容最大温度を超える場合であっても、前記ジョブの実行中に検知した前記周囲温度の検知時点から前記所定時間が経過する前に、実行中の前記ジョブが終了するとき、前記ジョブ処理を前記最大動作周波数で行うことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
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