JP2017037727A - コネクタ嵌合装置 - Google Patents

コネクタ嵌合装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017037727A
JP2017037727A JP2015156745A JP2015156745A JP2017037727A JP 2017037727 A JP2017037727 A JP 2017037727A JP 2015156745 A JP2015156745 A JP 2015156745A JP 2015156745 A JP2015156745 A JP 2015156745A JP 2017037727 A JP2017037727 A JP 2017037727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
holder
side connector
fitting
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015156745A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017037727A5 (ja
JP6481859B2 (ja
Inventor
康介 曽根
Kosuke Sone
康介 曽根
治 中山
Osamu Nakayama
治 中山
光裕 嶋村
Mitsuhiro Shimamura
光裕 嶋村
祐二 河島
Yuji Kawashima
祐二 河島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2015156745A priority Critical patent/JP6481859B2/ja
Priority to PCT/JP2016/071114 priority patent/WO2017026231A1/ja
Priority to US15/750,921 priority patent/US10205278B2/en
Priority to CN201680044855.1A priority patent/CN107925198B/zh
Publication of JP2017037727A publication Critical patent/JP2017037727A/ja
Publication of JP2017037727A5 publication Critical patent/JP2017037727A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6481859B2 publication Critical patent/JP6481859B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/631Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for engagement only
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/60Means for supporting coupling part when not engaged
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/502Bases; Cases composed of different pieces
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/533Bases, cases made for use in extreme conditions, e.g. high temperature, radiation, vibration, corrosive environment, pressure
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/627Snap or like fastening
    • H01R13/6271Latching means integral with the housing
    • H01R13/6272Latching means integral with the housing comprising a single latching arm
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/26Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for engaging or disengaging the two parts of a coupling device

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

【課題】コネクタの嵌合作業性を向上させる。
【解決手段】コネクタ嵌合装置は、複数のホルダ側コネクタ50を保持して自動変速機のボディ90に設置され、各ホルダ側コネクタ50を機器側コネクタ82と対応する位置に一括して配置させるコネクタホルダ10を備える。コネクタホルダ10は、ホルダ側コネクタ50を、機器側コネクタ82と嵌合可能な状態に位置合わせする位置合わせ位置と位置合わせ位置からの押し込みによって機器側コネクタ82と嵌合させる押し込み位置とに、変位可能に保持する保持部19を有している。
【選択図】図5

Description

本発明は、機器側コネクタにホルダ側コネクタを嵌合させる際に用いられるコネクタ嵌合装置に関する。
従来より、コネクタ同士が嵌合する際に相互の位置ずれを吸収することが可能な技術が知られている。例えば、特許文献1には、ケースに固定されるアウタハウジングと、アウタハウジングの収容部に挿入されるインナハウジングと、収容部内に配置され、インナハウジングを収容部内に変位可能に取り付けるバネ部材とを備えたコネクタが開示されている。バネ部材は、収容部とインナハウジングとの間に複数配置されている。インナハウジングは相手側コネクタと嵌合され、バネ部材によって嵌合時におけるインナハウジングと相手側コネクタとの位置ずれを吸収することができるようになっている。
特許第5303378号公報
ところで、自動変速機のソレノイド等の電気機器に設けられた相手側コネクタにコネクタを嵌合させる場合には、コネクタと相手側コネクタとの間に位置ずれが生じ易いという事情がある。これに鑑み、上述した特許文献1の技術を応用し、ケース内にコネクタとバネ部材を収容して、コネクタがバネ部材を介してケースに弾性的に支持されるような構成にすれば、コネクタと相手側コネクタとの間の位置ずれを吸収することができる。しかし、単に位置ずれを吸収できたとしても、コネクタが相手側コネクタと嵌合される過程で、バネ部材の弾性反力がコネクタに作用し続けると、嵌合作業を円滑に進めることができない。
また、自動変速機にはソレノイドが複数設けられるため、各ソレノイドの相手側コネクタに対してコネクタの嵌合作業を個別に行うのでは、作業が煩雑になるのに加え、作業者の迷いや誤嵌合が生じ易いという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、コネクタの嵌合作業性を向上させることを目的とする。
本発明のコネクタ嵌合装置は、自動変速機が備える複数の電気機器にそれぞれ設けられた機器側コネクタにホルダ側コネクタを嵌合させるための装置であって、複数のホルダ側コネクタを保持して前記自動変速機のボディに設置され、各ホルダ側コネクタを前記機器側コネクタと対応する位置に一括して配置させるコネクタホルダを備える。前記コネクタホルダは、前記ホルダ側コネクタを、前記機器側コネクタと嵌合可能な状態に位置合わせする位置合わせ位置と前記位置合わせ位置からの押し込みによって前記機器側コネクタと嵌合させる押し込み位置とに、変位可能に保持する保持部を有しているところに特徴を有する。
コネクタホルダが自動変速機のボディに配置されると、各ホルダ側コネクタが機器側コネクタと対応する位置に一括して配置され、コネクタホルダの保持部によって、機器側コネクタに対するホルダ側コネクタの位置合わせと嵌合作業を連続して円滑に行うことができるため、嵌合作業性に優れる。
本発明の実施例のコネクタ嵌合装置において、自動変速機のボディにコネクタホルダが取り付けられ、各ホルダ側コネクタが位置合わせ位置にて保持部に保持された状態を示す斜視図である。 図1の状態から各ホルダ側コネクタが押し込み位置に押し込まれ、機器側コネクタと正規嵌合された状態を示す斜視図である。 図1の状態を側方から見たときの断面図である。 図2の状態を側方から見たときの断面図である。 図1の状態を前方から見たときの断面図である。 図2の状態を前方から見たときの断面図である。 コネクタホルダの斜視図である。 コネクタホルダの平面図である。 コネクタホルダの底面図である。 ハウジングの斜視図である。 ハウジングの正面図である。 ハウジングの平面図である。 機器側コネクタを一体に設けた各ソレノイドが自動変速機のボディに組み付けられた状態を示す斜視図である。 図13の状態を上方から見たときの図である。 図13の状態を側方から見たときの図である。
本発明の好ましい形態を以下に示す。
前記ホルダ側コネクタは、前記位置合わせ位置にて前記コネクタホルダから突出する部分を有している。これによれば、作業者がホルダ側コネクタの突出部分を押し込むことにより、ホルダ側コネクタを押し込み位置に容易に至らすことができる。
前記コネクタホルダは、前記コネクタから延出する導電部材を支持する導電部支持面を有している。これによれば、コネクタホルダに、上述した嵌合装置としての機能と導電部材を支持する機能とをあわせ持たせることができるため、各々別部品で構成される場合に比べ、全体の構造を簡素にすることができる。
前記コネクタホルダは、前記導電部支持面の位置する側と対向して前記導電部材を覆うように設けられた導電部規制片を有している。これによれば、導電部支持面からの導電部材の浮き上がりを導電部規制片によって規制することができ、導電部材の噛み込み等を防止することができるとともに、装置を低背にすることができる。また、導電部材が電線である場合には、タイバンド等を使わずに済むため、面倒な電線の結束作業等を省略することができる。
<実施例>
本発明の実施例を図1〜図15によって説明する。実施例のコネクタ嵌合装置は、全体を図示しない自動車の自動変速機に搭載されるコネクタホルダ10を例示している。図1に示すように、コネクタホルダ10には、複数のホルダ側コネクタ50が保持され、且つ各ホルダ側コネクタ50から延出する電線70が支持される。なお、以下の説明において、上下方向は、自動車に搭載された状態を基準とし、重力方向に沿う方向である。また、前後方向は、図3の紙面上方から見て右側を前側とする。
自動変速機は、図1に示すように、ボディ90(自動変速機のケースを含む)を有している。ボディ90には、複数の油圧制御用のソレノイド80が組み付けられる。ソレノイド80は、円柱状(円筒状)をなし、ボディ90の前面に開口するバルブ挿入部91に挿入され、図示しないピンなどでボディ90に固定される。ソレノイド80は、ピンで固定された後、バルブ挿入部91内で回転し得る状態にある。また、ソレノイド80は、ボディ90の前面に横一列に複数並んで配置される。
ソレノイド80には、図3及び図5に示すように、内部の図示しないコイルに電気的に接続される相手端子81を装着した機器側コネクタ82が一体に設けられている。図14及び図15に示すように、機器側コネクタ82は、ソレノイド80の前端面(ソレノイド80の外周面と直交する端面)から前方に突出する連結部83と、連結部83から上方に突出するフード部84とを有している。ソレノイド80の前端面とフード部84との間には隙間Sが形成されている。フード部84は、上方に開口しており、内部に、タブ状の相手端子81が上向きに突出して配置されている。フード部84の前壁には、ロック孔85が前後に貫通して設けられている。
ホルダ側コネクタ50は、機器側コネクタ82のフード部84に挿入される合成樹脂製のハウジング51を有している。図10に示すように、ハウジング51は、上下方向に長い角ブロック状のハウジング本体52と、ハウジング本体52の前面側の上下両端間に架け渡される両持ち梁状のロックアーム53とを有している。
ハウジング本体52には、上下方向に延出して上下両面に開口するキャビティ54が横並びに対をなして設けられている。図5に示すように、各キャビティ54には、上方から端子金具55が挿入される。
端子金具55は、導電金属製であって、電線70の端末部に接続されている。ホルダ側コネクタ50が機器側コネクタ82に嵌合され、端子金具55が相手端子81に接続されると(図6を参照)、図示しないCPUからの電気信号が電線70を介してソレノイド80に伝達される。
図12に示すように、ハウジング本体52の左右両側面の上部には、一対の係合部56が突設されている。係合部56は、前後方向に延出するリブ状をなし、コネクタホルダ10の後述する保持部19に係合可能とされている。
ロックアーム53は、上下方向に延出する帯状部分を有し、延出方向の途中にロック突起57が前方に突出して設けられている。図4に示すように、ハウジング51が機器側コネクタ82のフード部84に挿入され、ロック突起57がロック孔85に弾性的に嵌まり込むことにより、ホルダ側コネクタ50が機器側コネクタ82に嵌合状態に保持される。
続いて、コネクタホルダ10について説明する。コネクタホルダ10は、合成樹脂製の板状部材であって、図1に示すように、ねじ部材60を介してボディ90にほぼ水平に取り付けられる。図8に示すように、コネクタホルダ10の後端部の左右両端部には、ねじ部材60を挿通可能な一対の挿通孔31が上下に貫通して設けられている。ボディ90に取り付けられたコネクタホルダ10は、ボディ90の上面前端から前方に突出し、各ソレノイド80を機器側コネクタ82ともども上方から臨むようにして配置される。
図7に示すように、コネクタホルダ10は、前後方向に延出し、左右に複数並んで配置される浅底溝状の支線部11と、後端部において各支線部11に接続され、左右に延出して配置される1つの浅底溝状の幹線部12と、前端部において各支線部11に接続され、下方に突出する角筒状のコネクタ挿入部13とを有している。各支線部11間には、空間部14が開口している。空間部14には、左右に延出して隣接する支線部11同士をつなぐ架設部15が架け渡して設けられている。
図1に示すように、コネクタ挿入部13には、上方からホルダ側コネクタ50が挿入される。コネクタホルダ10がボディ90に取り付けられると、各コネクタ挿入部13が各ソレノイド80の機器側コネクタ82に上方から覆い被さるように配置される。
図3に示すように、コネクタ挿入部13の後壁下端部16は、ソレノイド80の前端面とフード部84との間の隙間Sに位置決めして挿入される。図7に示すように、コネクタ挿入部13の前壁下端部17には、正面視矩形の窓部18が下端に開口して設けられている。コネクタ挿入部13が機器側コネクタ82に被さると、窓部18の内側にフード部84のロック孔85が配置される。このため、フード部84のロック孔85にロック突起57が嵌り込んだ状態を前方から見ることにより、ホルダ側コネクタ50が機器側コネクタ82と正規に嵌合されたことを知ることができる(図2及び図4を参照)。
図5に示すように、コネクタ挿入部13の両側内面には、一対の保持部19が設けられている。保持部19は、コネクタ挿入部13の両側内面の下端部に設けられる下側ストッパ部21と、コネクタ挿入部13の両側内面の上端部に設けられる上側ストッパ部22とからなる。保持部19には、上側ストッパ部22と下側ストッパ部21との間に、コネクタ挿入部13に挿入されたホルダ側コネクタ50の上下方向の移動を許容する移動空間23が確保されている。
下側ストッパ部21は、図5に示すように、上方を向いて配置されるほぼ平坦な段差面として構成され、図8に示すように、上方から見て上側ストッパ部22を挟んだ両側に対をなして配置されている。図5に示すように、下側ストッパ部21の下方には、フード部84の上端と当接可能な段部29が設けられている。
上側ストッパ部22は、コネクタ挿入部13の上端(開口端)から内部に突出する突片として構成され、コネクタ挿入部13の上端を支点として内外(左右)に撓み変形可能とされている。上側ストッパ部22の突出方向の先端部には、下向きに傾斜するテーパ状の傾斜部24が設けられている。
ホルダ側コネクタ50がコネクタ挿入部13に挿入される際には、ハウジング本体52の係合部56が傾斜部24を摺動して上側ストッパ部22が撓み変形させられる。その後、係合部56が傾斜部24を通過することで、上側ストッパ部22が弾性復帰して、係合部56が移動空間23に進入して配置される。係合部56は、移動空間23を上下方向に移動可能とされ、上側ストッパ部22の突出端に当接することで上方への抜け出しが規制され(図5を参照)、下側ストッパ部21の段差面に当接することで下方への抜け出しが規制される(図6を参照)。
後述するように、係合部56が上側ストッパ部22と当接可能となる移動空間23の上端側に位置する場合に、ホルダ側コネクタ50は機器側コネクタ82と位置合わせされる位置合わせ位置にあり、係合部56が下側ストッパ部21と当接可能となる下端側に位置する場合に、ホルダ側コネクタ50は機器側コネクタ82と正規嵌合される押し込み位置にある。また、ホルダ側コネクタ50は、係合部56が移動空間23に進入した状態で、コネクタ挿入部13との隙間範囲で上下方向と交差する方向(前後方向及び左右方向を含む)にも遊動し得る状態にある。
図7に示すように、支線部11と幹線部12は、電線70が支持される溝底を構成する導電部支持面25と、電線70の長さ方向に延出して導電部支持面25の両側を区画するリブ状の区画部26とを有している。区画部26は架設部15と一体に連結され、区画部26と架設部15とで矩形枠状をなしている。
また、支線部11と幹線部12には、導電部支持面25を挟んだ両側の区画部26のうち、一方の区画部26の上端から他方の区画部26に向けて突出する矩形板状の導電部規制片27が設けられている。図2及び図4に示すように、導電部規制片27は、導電部支持面25に支持された電線70を上方から覆うように配置され、電線70の浮き上がりを規制することができる。図示する場合、導電部規制片27は、1つの支線部11に1つ、幹線部12にほぼ一定間隔をあけて複数設けられている。導電部規制片27の上面は、区画部26及び架設部15のそれぞれの上面と同一高さで段差無く連続している。
導電部規制片27の突出端と他方の区画部26との間には、電線70を導電部支持面25上に導入可能なスリット状の導入口28(図8を参照)が開口している。また、図9に示すように、導電部支持面25を構成する溝底のうち、導電部規制片27と対向する部分は、導電部規制片27を形成するための金型が通過する型抜き孔33として上下に貫通している。
次に、本実施例の作用効果を説明する。
組み付けに際し、ボディ90の各バルブ挿入部91にソレノイド80が軸周りの回転を許容された状態で挿入される。
また、ホルダ側コネクタ50のハウジング51に端子金具55が挿入される(図13〜図15を参照)。続いて、コネクタホルダ10のコネクタ挿入部13にホルダ側コネクタ50が上方から挿入される。上側ストッパ部22が係合部56と干渉して撓み変形させられた後、移動空間23に係合部56が進入することで、上側ストッパ部22が弾性的に復帰し、ホルダ側コネクタ50が保持部19に対して上下方向への移動を可能に保持される(図5及び図6を参照)。また、ハウジング51の後端面から延出する電線70は、対応する支線部11から幹線部12にかけて導電部支持面25に沿って配置され、導入口28を通して導電部規制片27の内側に差し込まれる。導電部規制片27は、電線70が導入口28を通過するときには電線70と干渉して撓み変形させられ、電線70が導入口28を抜けるに伴い弾性復帰して電線70の上方に覆い被さる。
続いて、自動変速機のボディ90にコネクタホルダ10がねじ部材60で固定される。ボディ90にコネクタホルダ10が取り付けられると、各コネクタ挿入部13が、対応する各ソレノイド80の機器側コネクタ82に上方から被せられる。これにより、各コネクタ挿入部13に挿入されたホルダ側コネクタ50が、各ソレノイド80の機器側コネクタ82と対応する位置に一括して配置される。なお、上記とは逆に、ボディ90にコネクタホルダ10を取り付けた後、各コネクタ挿入部13にホルダ側コネクタ50を挿入する作業を行ってもよい。
コネクタホルダ10によって機器側コネクタ82の上方にホルダ側コネクタ50が配置された状態では、ソレノイド80の軸周りの回転により、又は寸法公差や寸法誤差によって、ホルダ側コネクタ50が機器側コネクタ82と嵌合可能な位置に正確に対向して配置されるとは限らない。その点、本実施例の場合、ホルダ側コネクタ50は、位置合わせ位置において、係合部56が移動空間23を変位可能な範囲で動き得るため、ハウジング51の下端がフード部84の上端開口縁を摺動しながらフード部84内に誘い込まれる状態へと円滑に導かれる。こうしてハウジング51の下端部がフード部84内に嵌合されると、ロックアーム53のロック突起57がフード部84の上端開口縁に当接し、ホルダ側コネクタ50のそれ以上の下降が一時的に規制される(図3を参照)。
このようにホルダ側コネクタ50が位置合わせ位置にあって、ロック突起57がフード部84の上端開口縁に当接した状態では、ハウジング51の上端部がコネクタ挿入部13の上端開口から上方へ部分的に突き出るように配置される(図1及び図3を参照)。その状態から、ハウジング51の突出部分(上端部)の上端に、直接に、あるいはハウジング51の上端から延出する電線70を介して間接的に、下向きの押圧力が付与される。例えば、作業者の指によって各ホルダ側コネクタ50が下方へと個別に押し込まれるか、あるいは板状の治具等を用いて各ホルダ側コネクタ50が下方へと一括して押し込まれる。
すると、ロック突起57がフード部84の上端開口縁から離れ、ロックアーム53の撓み動作を伴いながら、ロック突起57がフード部84の前壁内面を摺動する。ハウジング51の下端がフード部84の奥端に当接するまで押し込まれると、ロックアーム53が弾性復帰して、ロック突起57がフード部84のロック孔85に内側から嵌り込み、ホルダ側コネクタ50が機器側コネクタ82と正規に嵌合された状態に保持される(図4を参照)。また、ホルダ側コネクタ50が押し込み位置に至ると、ハウジング51の全体がコネクタ挿入部13に挿入され、ハウジング51の後端がコネクタ挿入部13の上端開口縁より下方に引っ込むようにして配置される。
このように本実施例によれば、自動変速機のボディ90にコネクタホルダ10が取り付けられることにより、各ホルダ側コネクタ50が各ソレノイド80の機器側コネクタ82と対応する位置合わせ位置に一括して至ることが可能となり、各ホルダ側コネクタ50が機器側コネクタ82との嵌合を開始可能な状態に位置合わせされるため、その後の嵌合操作を円滑に行うことができる。また、各ホルダ側コネクタ50が位置合わせ位置から押圧されて機器側コネクタ82と嵌合される押し込み位置に至るため、複雑な嵌合作業を行う必要がなく、且つ、作業者の迷いや誤嵌合が生じるおそれも少ない。その結果、ホルダ側コネクタ50の嵌合作業性を向上させることができる。
とくに、ハウジング51の後端部が位置合わせ位置において上方へ突き出るように配置され、この突出部分を下方へ押し込むことで、ホルダ側コネクタ50が押し込み位置に至ることができるため、作業し易く、嵌合作業性をよりいっそう向上させることができる。このとき、ハウジング51の後端部がコネクタホルダ10の上端から突出するため、周囲から識別し易く、作業のし忘れを防止することができる。
さらに、コネクタホルダ10が嵌合装置としての機能と各ホルダ側コネクタ50から延出する電線70を支持する機能をあわせ持つため、専用装置にならずに済む。さらにまた、導電部規制片27によって電線70の浮き上がりを規制することができるため、装置全体を低背にすることができるとともに、タイバンドで電線70を締結したり、チューブに電線70を通すなどの面倒な作業を行う必要がない。
<他の実施例>
本発明の他の実施例を簡単に説明する。
(1)例えば、保持部が撓み変形可能な弾性片で構成され、ホルダ側コネクタが、コネクタ挿入部に対し弾性片によって弾性的に保持され、位置合わせ位置から押し込まれることで、弾性片との保持状態が解除され、押し込み位置に至るような構成であってもよい。
(2)ホルダ側コネクタを押し込む方向は、上方からでなくてもよく、側方や後方であってもよい。
(3)機器側コネクタは、ソレノイドに限らず、自動変速機の油圧センサ等に設けられるものであってもよい。
(4)各電線を束ねるためにタイバンドやチューブを用いてもよく、本発明はタイバンド等の使用を否定するものではない。
(5)ホルダ側コネクタには、端子金具以外の導電部材として、例えば、バスバーが装着されるものであってもよい。ホルダ側コネクタにバスバーが装着される場合、導電部支持面にはバスバーが支持される。
10…コネクタホルダ
13…コネクタ挿入部
19…保持部
25…導電部支持面
27…導電部規制片
50…ホルダ側コネクタ
70…電線
80…ソレノイド(電気機器)
82…機器側コネクタ
90…ボディ

Claims (4)

  1. 自動変速機が備える複数の電気機器にそれぞれ設けられた機器側コネクタにホルダ側コネクタを嵌合させるための装置であって、
    複数の前記ホルダ側コネクタを保持して前記自動変速機のボディに設置され、各ホルダ側コネクタを前記機器側コネクタと対応する位置に一括して配置させるコネクタホルダを備え、
    前記コネクタホルダは、前記ホルダ側コネクタを、前記機器側コネクタと嵌合可能な状態に位置合わせする位置合わせ位置と前記位置合わせ位置からの押し込みによって前記機器側コネクタと嵌合させる押し込み位置とに、変位可能に保持する保持部を有していることを特徴とするコネクタ嵌合装置。
  2. 前記ホルダ側コネクタは、前記位置合わせ位置にて前記コネクタホルダから突出する部分を有していることを特徴とする請求項1記載のコネクタ嵌合装置。
  3. 前記コネクタホルダは、前記コネクタから延出する導電部材を支持する導電部支持面を有していることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ嵌合装置。
  4. 前記コネクタホルダは、前記導電部支持面の位置する側と対向して前記導電部材を覆うように設けられた導電部規制片を有していることを特徴とする請求項3記載のコネクタ嵌合装置。
JP2015156745A 2015-08-07 2015-08-07 コネクタ嵌合装置 Active JP6481859B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015156745A JP6481859B2 (ja) 2015-08-07 2015-08-07 コネクタ嵌合装置
PCT/JP2016/071114 WO2017026231A1 (ja) 2015-08-07 2016-07-19 コネクタ嵌合装置
US15/750,921 US10205278B2 (en) 2015-08-07 2016-07-19 Connector connecting device
CN201680044855.1A CN107925198B (zh) 2015-08-07 2016-07-19 连接器嵌合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015156745A JP6481859B2 (ja) 2015-08-07 2015-08-07 コネクタ嵌合装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017037727A true JP2017037727A (ja) 2017-02-16
JP2017037727A5 JP2017037727A5 (ja) 2018-02-01
JP6481859B2 JP6481859B2 (ja) 2019-03-13

Family

ID=57983241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015156745A Active JP6481859B2 (ja) 2015-08-07 2015-08-07 コネクタ嵌合装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10205278B2 (ja)
JP (1) JP6481859B2 (ja)
CN (1) CN107925198B (ja)
WO (1) WO2017026231A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018159410A1 (ja) 2017-02-28 2018-09-07 株式会社吉野工業所 造形ヘッド

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010267488A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Yazaki Corp コネクタモジュール
JP2014127309A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 並列部材、コネクタの嵌合方法、及び機器の組み立て方法
JP2016103462A (ja) * 2014-11-14 2016-06-02 矢崎総業株式会社 コネクタの一括接続構造、ガイドフレーム、回路体保持状態ガイドフレーム、及びコネクタの一括接続方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4239906B2 (ja) * 2004-06-18 2009-03-18 住友電装株式会社 中継コネクタと電気部品との接続構造
US8029308B2 (en) * 2008-01-28 2011-10-04 Panasonic Corporation Connector holding device
JP5303378B2 (ja) 2009-06-26 2013-10-02 矢崎総業株式会社 待ち受けコネクタ
JP2014127308A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 並列部材、コネクタの嵌合方法、及び機器の組み立て方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010267488A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Yazaki Corp コネクタモジュール
JP2014127309A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 並列部材、コネクタの嵌合方法、及び機器の組み立て方法
JP2016103462A (ja) * 2014-11-14 2016-06-02 矢崎総業株式会社 コネクタの一括接続構造、ガイドフレーム、回路体保持状態ガイドフレーム、及びコネクタの一括接続方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018159410A1 (ja) 2017-02-28 2018-09-07 株式会社吉野工業所 造形ヘッド

Also Published As

Publication number Publication date
CN107925198B (zh) 2019-08-16
JP6481859B2 (ja) 2019-03-13
US10205278B2 (en) 2019-02-12
CN107925198A (zh) 2018-04-17
WO2017026231A1 (ja) 2017-02-16
US20180241153A1 (en) 2018-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4917418B2 (ja) 端子挿入装置
KR101320881B1 (ko) 단자가이드를 갖는 커넥터
US10971851B2 (en) Miniaturized connector with a terminal holding member
JP2006244709A (ja) コネクタ、コネクタ検査装置およびコネクタ検査方法
US20200251870A1 (en) Detection Device And Method For Detecting Insertion Depth Of Terminal Of Cable Connector
JP2014127308A (ja) 並列部材、コネクタの嵌合方法、及び機器の組み立て方法
US20170117666A1 (en) Connector with alignment function
KR20160118145A (ko) 전기 커넥터
US9461420B2 (en) Connector holder
JP6481859B2 (ja) コネクタ嵌合装置
US11031718B2 (en) Connector with a housing having a locking lance with a restricting portion to restrict outward deformation of the locking lance
CN109792117B (zh) 连接器
CN108352656B (zh) 连接器装置
CN108140980B (zh) 连接器嵌合构件及连接器嵌合构造
US10193275B2 (en) Electrical connection device
US9531110B2 (en) Collective connecting structure, guide frame, circuit body holding state guide frame, and collective connecting method
KR101246518B1 (ko) 커넥터 조립체
JP5589416B2 (ja) 電気接続装置及びこれを備えた車両用電子制御装置
JP4782230B2 (ja) 車両用ワイヤハーネス及び車両の配線方法
JP2014127309A (ja) 並列部材、コネクタの嵌合方法、及び機器の組み立て方法
KR101348189B1 (ko) 단자가이드를 갖는 커넥터
JP4449985B2 (ja) コネクタ検査装置
JP2017117625A (ja) コネクタ及び待ち受けコネクタ
JP2011044377A (ja) 分割コネクタ用導通検査治具および分割コネクタの検査方法
KR101595364B1 (ko) 커넥터 어셈블리

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6481859

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150