JP2017037271A - 遊戯用撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より的確にプレイに関する案内を通知できる遊戯用撮影装置を提供する。
【解決手段】遊戯用撮影装置において、撮影室は、その内面のうちの少なくとも一部が撮影における背景を構成するとともに、その内面が、特定色を呈する第1部分と、立ち位置を示す第2部分と、を含む。点灯制御部は、非撮影時は第2部分が第1部分と異なる色を呈するよう点灯表示を制御し、撮影時は第2部分が特定色を呈するよう点灯表示を制御する。
【選択図】図5

Description

本発明は、遊戯用撮影装置に関する。
従来、複数のユーザを含む被写体をカメラで複数回撮影し、その撮影画像を写真印刷シートとして出力したり、ネットワークを介して外部の装置に送信したりすることができる遊戯用撮影装置および遊戯用写真撮影サービスが知られている。このような遊戯用撮影装置では、ユーザの嗜好に応じて、例えば、次のような編集処理を行えるものが多く提案されている。まず、特定色を背景として撮影された被写体画像を生成する。そして、この被写体画像の特定色の部分にユーザが選択した背景画像を合成した上で、目の色や大きさ、肌の色、顔の輪郭などに補正を加えたり、文字や模様を重ねたりするなどの編集処理(一般に「落書き」とも呼ばれる)を経て、最終的な印刷用の画像を生成する。またそうした編集機能を、一緒に撮影した複数のユーザが一度にタッチペンなどで操作できるように提供することで、撮影から編集まで友人同士が一緒に楽しむことができ、人気を博している。
2009−258488
ユーザにわかりやすくプレイしてもらうには、プレイに関する案内をユーザに分かりやすく通知する必要がある。本発明者らは、プレイに関する案内の通知について改善の余地があると認識するに至った。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、より的確にプレイに関する案内を通知できる遊戯用撮影装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の遊戯用撮影装置は、特定色を背景としてユーザを被写体とした撮影がなされる撮影室と、撮影室におけるユーザの立ち位置を示すための点灯表示を制御する点灯制御部と、撮影室においてユーザを被写体に含む像を撮像する撮像部と、撮像部により撮像されるユーザを被写体に含む撮影画像を取得する画像取得部と、撮影画像において特定色の部分に他の背景画像を合成するクロマキー合成を実行する背景処理部と、を備える。撮影室は、その内面のうちの少なくとも一部が撮影における背景を構成するとともに、その内面が、特定色を呈する第1部分と、立ち位置を示す第2部分と、を含む。点灯制御部は、撮影時は第2部分が特定色を呈するよう点灯表示を制御する。
ここで「異なる色を呈する」とは、ユーザが第2部分を第1部分から区別できる色を第2部分が呈することを意味し、色相が異なる場合に加え、彩度や輝度が異なる場合も含まれる。
第2部分は、特定色を有する透光性部材を含んでもよい。点灯制御部は、撮影時を除く所定の期間である非撮影時は、透光性部材を通じて撮影室に光が出射するよう透光性部材に光を照射させ、撮影時は、透光性部材への光の照射を停止させてもよい。
透光性部材は、撮影室の床に敷かれたシートであり、点灯制御部は、非撮影時は、透光性部材を通じて撮影室に光が出射するよう床下から透光性部材に光を照射させ、撮影時は、床下からの透光性部材への光の照射を停止させてもよい。
撮影時は、撮像部がシャッターを切るタイミングを少なくとも含む期間であり、非撮影時は、撮像中の像を撮影室内に配置された所定の表示部に表示している期間の少なくとも一部を含む期間であってもよい。
ユーザの全身を被写体とする場合、画像取得部は、第2部分が像に映り込むよう撮像部に撮像させ、第2部分が映り込んだ撮像中の像を撮影室内に配置された所定の表示部に表示させてもよい。
第2部分は、撮影時のユーザの立ち位置に代えて、撮影プレイ終了後の移動案内を示す。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、データ構造、記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、より的確にプレイに関する案内を通知できる遊戯用撮影装置を提供する。
写真撮影システムの全体構成を模式的に示す図である。 遊戯用撮影装置を左前側から見た斜視図である。 図2に示す遊戯用撮影装置を上から見た平面図である。 撮影筐体の斜視図である。 床部とその周辺を示す上面図である。 第1光源および第2光源を点消灯させた様子を示す図である。 編集筐体の斜視図である。 出力筐体の正面図である。 遊戯用撮影装置のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 遊戯用撮影装置の機能構成を模式的に示す機能ブロック図である。 事前設定から撮影までの過程を示すフローチャートである。 補正および編集の過程を示すフローチャートである。 出力処理の過程を示すフローチャートである。 アップ撮影の画面例を示す図である。 全身撮影の画面例を示す図である。 変形例に係る遊戯用撮影装置の床部とその周辺を示す上面図である。
<写真撮影システムの概要>
図1は、写真撮影システム600の全体構成を模式的に示す図である。写真撮影システム600は、インターネット等のネットワーク200を介して接続する遊戯用撮影装置100、管理サーバ300、および複数の端末装置500を含む。本図では、端末装置500aと端末装置500bとのふたつの端末装置を図示しているが、端末装置500の数は2に限られず、3以上であってよい。以下、本明細書において、それぞれの端末装置500を特に区別する場合を除き、単に「端末装置500」と総称する。
遊戯用撮影装置100は、ユーザを含む被写体を写真撮影するカメラや、撮影した写真画像を編集するためのユーザインタフェースを備える電子機器を含む装置である。ユーザが遊戯用撮影装置100で写真を撮影すると、遊戯用撮影装置100は、ユーザを被写体に含む写真画像群と、プレイIDと、遊戯用撮影装置100で入力されたメールアドレスとを紐付けて管理サーバ300に送信する。プレイIDは、1プレイごとに一意に割り当てられる識別情報であり、プレイをした店舗における機種およびプレイを特定するための一意の識別情報である。写真画像群とは、所定の1プレイにおいて作成されグループ化された複数の撮影画像のことを指す。以下、本明細書において、プレイIDと、写真画像群と、メールアドレスとが紐付けられたデータを「コンテンツデータ」と記載する。
管理サーバ300は、遊戯用撮影装置100から取得したコンテンツデータ(プレイID、写真画像群、遊戯用撮影装置100で入力されたメールアドレス)や写真撮影サービスの利用履歴等のユーザ情報を管理するサーバである。管理サーバ300は、コンテンツデータに含まれる写真画像群にアクセスするためのコンテンツアクセス情報を、当該コンテンツデータに含まれるメールアドレス宛に送信する。これにより、各ユーザが所持する端末500は、コンテンツアクセス情報が記載されたメールを取得することができる。コンテンツアクセス情報は、例えば管理サーバ300にアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)であり、このURLの中にはプレイIDが含まれている。携帯端末500は、このメールにURLにアクセスすることにより、URLに含まれるプレイIDに紐づけられた写真画像群を取得することができる。
ユーザは、遊戯用撮影装置100のユーザ向けに設計され、ユーザ自身の端末装置500にインストールされた専用の情報提示アプリケーションを用い、コンテンツアクセス情報をもとに管理サーバ300にアクセスし、自身の端末装置500に写真画像群をダウンロードする。ユーザは端末装置500上で写真画像群を編集することもできる。情報提示アプリケーションは、ネットワーク200を介して管理サーバ300からダウンロードできる。
<遊戯用撮影装置の外観>
図2は、遊戯用撮影装置100を左前側から見た斜視図である。図3は、図2に示す遊戯用撮影装置100を上から見た平面図である。以下では、図2に示す前後左右の方向を基準として、他の図面も説明する。図2および図3に示すように、遊戯用撮影装置100は、前部側の撮影部50と後部側の編集部51とを備え、前後方向に長いほぼ直方体状を呈している。撮影部50の左側面または右側面には事前設定部40が設けられ、編集部51の後端には、編集後の写真の出力等をするための出力部52が設けられている。
撮影部50は、ユーザが撮影プレイを行う撮影室10と、撮影室10の前部側に設けられ、ユーザを撮影するカメラが内蔵された撮影筐体11とを有する。撮影室10は、撮影筐体11と前後方向で対向する背景壁部12と、床部24とを有する。撮影筐体11の側面と、背景壁部12の側面との間の隙間が、撮影室10への出入口である第1出入口101a,101bを構成する。事前設定部40は、撮影内容の設定項目を表示してユーザからの指示を受け付けるタッチパネル41と、コインの投入口と返却口を含むコイン投入部42を有する。事前設定部40の筐体は、図では撮影部50の左側面に着脱自在に取り付けた例を示すが、遊戯用撮影装置100を設置する店舗のレイアウトに応じて左右側面のいずれかに取り付ければよい。ユーザは事前設定部40を取り付けた側の入口から撮影室10へ入る。編集部51は、背景壁部12の後方に隣接して配置された編集筐体21を有する。編集筐体21には、左右の方向を向く一対の操作面が設けられる。ユーザは各操作面への入力作業をする編集空間20a,20bに、第2出入口201a,201bを介して入ることができる。出力部52は、編集筐体21の後端面と接する出力筐体31を有する。出力筐体31に対しては、ユーザが遊戯用撮影装置100の後端側から操作するように、操作面が後端側を向いている。したがって、出力筐体31の後端側の空間が、ユーザが出力操作をするための出力空間30となる。なお、変形例として、事前設定部40を備えない形で遊戯用撮影装置100を構成してもよいし、編集部51ないし編集空間20を備えない形で遊戯用撮影装置100を構成してもよい。
撮影筐体11と背景壁部12との上端部の側面は、前後方向に延びる天井フレーム13によって互いに連結される。天井フレーム13の枠内部には、撮影室10を上から覆い、照明およびフラッシュ照射する天井照明ユニット14が設けられる。撮影筐体11の左側面または右側面には、遊戯用撮影装置100の使用方法を含む説明書きを掲示するための掲示スペース15が設けられる。掲示スペース15の上部には、撮影筐体11が使用中であるか否かを示す表示部16が設けられる。
表示部16は、発光または消灯される表示灯(図示せず)を備える。表示部16は、表示灯の発光によって撮影部50が使用中であることをユーザに示し、消灯によって撮影部50が空きになったことをユーザに示す。遊戯用撮影装置100は、表示部16が左右方向外側に突出した平面視三角形状に形成されているが、その形状は特には限定されず、凸湾曲状などのその他の形状であってもよい。
背景壁部12は、撮影筐体11とほぼ同じ幅および高さの板状部材によって形成され、撮影筐体11の正面と対面する本体プレート121と、この本体プレート121の左右両端から前方に延設された一対のサイドプレート122とを有する。このため背景壁部12は、全体として平面視コ字状に形成されている。本体プレート121において、撮影筐体11を向く面には、クロマキー処理のための特定色(例えば、青色または緑色)が着色される。着色については、本体プレート121に直接ペンキなどで着色するほか、着色された布地、プレート等を取付けてもよい。撮影筐体11の後端縁と、天井フレーム13の下端縁と、床部24の上端縁と、サイドプレート122の前端縁とから、上述したように、撮影室10に出入りするための第1出入口101a,101bが構成される。
床部24は、板状部材25と、板状部材25に貼り付けられ、本体プレート121と連続するように当該本体プレート121と同様にクロマキー処理のための特定色が着色されたシート26とを有する。床部24には、後述するように、ユーザの立ち位置が点灯表示される。
編集筐体21は、左右両側から2組のユーザが同時に編集可能な対面式であり、左右それぞれに操作面が設けられる。編集筐体21は、左右方向の長さが背景壁部12の同方向の幅よりも短い。編集筐体21は、その前端面を背景壁部12の背面の中央部に接続される。編集筐体21の左右両側方のスペースが、2組のユーザがそれぞれ編集作業を行う編集空間20a,20bとなる。編集筐体21の上方には、平面視においてほぼコの字状のカーテンフレーム22が設けられる。カーテンフレーム22は、前後方向に延びる一対の側部フレーム221と、この側部フレーム221の後端同士を連結する左右方向に延びる後部フレーム222とからなる。図示はしないが、編集筐体21の内部には、例えばPC(Personal Computer)等のCPU(Central Processing Unit)を備える計算機が設置される。
各側部フレーム221の前端は、天井フレーム13の後端に前後方向に延長状に連結され、後部フレーム222の中央部は、編集筐体21の後上端部に設けられた支持部材23によって支持される。左右一方側の側部フレーム221と、後部フレーム222のほぼ半分の長さ部分により、編集空間20a,20bに出入りするための前記第2出入口201a,201bの上枠部が構成される。
<撮影筐体>
図4は、撮影筐体の斜視図である。撮影筐体11の室内側面には、撮影室10を前方から明るく照らすとともに、フラッシュ照射する正面照明ユニット115が設けられる。正面照明ユニット115は、中央上側のユニット部分115Aと中央下側のユニット部分115Bとで構成される。中央上側のユニット部分115Aおよびユニット部分115Bは、一体的に連結され、凹湾曲状に形成される。ユニット部分115Aの中央には、被写体を正面から主にアップで撮影するための正面カメラ111が搭載される。正面カメラ111の下方にはタッチパネル式の正面モニタ113が設けられ、正面カメラ111で撮像される画像および撮影方法の案内が表示されるとともに、案内にしたがって入力されるユーザのタッチ操作を受け付ける。正面モニタ113の右側方には、ユーザの全身を被写体として側方から広角で撮影するための側方カメラ112が搭載される。側方カメラ112の下方には側方カメラ112で撮像される画像が表示される側方モニタ114が設けられる。なお、変形例として撮影室10の外に事前設定部40が設置されない構成の場合、正面モニタ113または側方モニタ114の下方にコイン投入部42を設けてもよい。この場合、事前設定部40のタッチパネル41の代わりに、正面モニタ113が撮影内容の設定項目を表示してユーザからの指示を受け付けてもよい。つまり、正面モニタ113が事前設定部として機能してもよい。また、側方カメラ112はタッチパネル式ではないが、変形例においては正面モニタ113と同様にタッチパネル式で構成してもよい。
<床部>
図5は、床部24とその周辺を示す上面図である。本図(a)は板状部材25の上面にシート26が貼り付けられた状態を示し、本図(b)はシート26が取り外された状態を示す。板状部材25は、後述の振動ユニット27の振動が伝わりやすいように木製の板により形成される。なお、板状部材25は、樹脂製や金属製であってもよい。板状部材25には、左右方向に延びる第1の溝28aと、第1の溝28aの後方に位置し、左右方向に対して所定角度傾いた方向に延びる第2の溝28bと、前後方向に延びる第3の溝28cとが設けられている。第1の溝28aには、複数の第1光源29aが左右方向に並べられている。限定はしないが、第1光源29aは、赤色の光を照射(発光)する。第1光源29aには、例えばLED、半導体レーザなどを用いることができる。第2の溝28bには、複数の第2光源29bが左右方向に並べられている。第2光源29bは、第1光源29aと同様の構成を有する。第3の溝28cには、複数の第1光源および複数の第2光源と、それらを制御部に接続するための配線(図示せず)が配置される。第1の溝28a、第2の溝28bおよび第3の溝28cは、溝のない部分と段差ができないように透光性のカバー(図示せず)で覆われている。カバーは、例えば透明のシリコン製の部材であり、第1光源29a、第2光源29bおよび配線を交換、メンテナンスできるように取り外し可能にそれらを覆っている。
シート26は、クロマキー処理のための特定色が着色されたシートであり、透光性を有する。したがって、第1光源29aあるいは第2光源29bから照射された光は、シート26を通じて撮影室10に出射する。シート26は、例えば、透明または半透明の樹脂製のシートに透光性を有する塗料を塗布することによって形成される。
図6は、第1光源29aおよび第2光源29bを点消灯させた様子を示す。本図(a)は、第1光源29aおよび第1光源29aを消灯させた状態を示し、本図(b)は第1光源29aだけを点灯させた状態を示し、本図(c)は第2光源29bだけを点灯させた状態を示す。第1光源29aおよび第2光源を消灯しているときは、シート26が貼り付けられた床面の部分は、シート26の色である特定色を呈する。
第1光源29aだけを点灯させると、第1光源29aから照射された光がシート26を通じて撮影室10に出射し、本図(b)のように複数の第1光源29aに対応する床面の部分(すなわちライン状の部分)26aが赤色に点灯する。複数の第2光源29bに対応する床面の部分は、シート26の色である特定色を呈する。アップで撮影するときに、この部分26aをユーザの立ち位置として点灯表示させる。第2光源29bだけを点灯させると、第2光源29bから照射された光がシート26を通じて撮影室10に出射し、本図(c)のように複数の第2光源29bに対応する床面の部分(すなわちライン状の部分)26bが赤色に点灯する。複数の第1光源29aに対応する床面の部分は、シート26の色である特定色を呈する。全身画像を撮影するときに、この部分26bをユーザの立ち位置として点灯表示させる。
図5に戻り、板状部材25の後端の中央部は編集部51に突出しており、その突出部には、振動ユニット27が取り付けられている。振動ユニット27は、電気信号が供給されると振動する。振動ユニット27の振動は、板状部材25を介して、床部24に立っている撮影プレイ中のユーザに伝わる。
<編集筐体>
図7は、編集筐体の斜視図である。編集筐体21は、下部側の制御ボックス211と、この制御ボックス211の上に設けられた編集台部212とを有する。制御ボックス211の内部には、メインコンピュータユニットおよびI/Oコントローラなどの各種の制御装置が内蔵され、この制御装置が遊戯用撮影装置100の全体の動作を制御する。
編集台部212は、左右方向を向く山形の傾斜面により形成され、各傾斜面に編集作業をするための操作面が設置される。具体的には、各操作面にはタブレットを内蔵した液晶モニタで構成された編集用モニタ213が設けられ、各編集用モニタ213の左右両側には2本のタッチペン214A,214Bが接続される。編集用モニタ213はタッチパネルであり、ユーザはこのタッチペン214A,214Bのペン先を編集用モニタ213の画面に接触させることにより、画面表示されたアイコンを選択する選択入力や、文字や描画の落書きをする場合の手書き入力ができる。なお、図7では、左側の編集用モニタ213を示すが、右側の編集用モニタ213も左側と同様の構造である。また、制御ボックス211の制御装置は、左右両側の編集用モニタ213への入力情報に対応する処理を個別に並列処理できる。
<出力筐体>
図8は、出力筐体の正面図である。出力筐体31は、編集筐体21の後端部に接する矩形状の筐体であり、後端側を向く面に操作面が設けられる。操作面の上部中央にはタッチパネル式の液晶モニタ311が設けられ、この液晶モニタ311に、出力の説明などが表示される。
液晶モニタ311の下方には非接触通信部312が設けられ、近接する非接触型IC(Integrated Circuit)と通信することで、非接触型ICからのデータの読み出しや非接触型ICにデータを書き込む。例えば、FeliCa(登録商標)などを利用できる。非接触通信部312の下にはシール紙排出口313が設けられる。シール紙排出口313には、編集部において編集処理を行うことによって作成した画像が印刷された写真印刷シートが排出される。そのため、出力筐体31にはプリンタが内蔵され、プリンタは写真印刷シートを印刷する。シール紙排出口313の下にはスピーカ314が設けられ、出力処理における案内音声、BGM、効果音等の音を出力する。なお、本実施の形態では、出力筐体31を編集筐体21と別体としているが、これらを一体的な筐体で構成することもできる。
<遊戯用撮影装置のハードウェア構成>
図9は、遊戯用撮影装置100のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。遊戯用撮影装置100では、バスXを介して、制御部53、記憶部54、撮影部50、事前設定部40、編集部51、出力部52が電気的に接続される。制御部53は、公知のCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備える。制御部53では、記憶部54に記憶されるプログラムを実行し、遊戯用撮影装置100の全体の動作を制御する。バスXには、通信部55、外部ドライブ56も接続される。なお、制御部53、記憶部54、通信部55および外部ドライブ56は、公知のコンピュータにより構成してもよく、このようなコンピュータが上述した編集筐体21の制御ボックス211に内蔵される。
記憶部54は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体で構成され、制御部53から送信された各種の設定情報を記憶する。記憶部54に記憶される情報は制御部53により適宜読み出される。記憶部54には、画像の合成や編集のために用いられる各種画像データ、画像処理のためのデータが記憶される。例えば、撮影画像の背景となる背景画像データなどが記憶される。制御部53のROMには、ファームウェアなどのプログラムや設定情報などのデータが記憶され、RAMには、制御部53において処理するデータやプログラムが一時的に記憶される。以下では、RAM、ROMをまとめてメモリということがある。
通信部55はインターネットなどのネットワークと接続するためのインタフェースであり、制御部53による制御にしたがって外部の装置と通信する。外部ドライブ56は、光ディスクや半導体メモリなどのリムーバブルメディアに対する読み出しや書き込みを実行する。例えば、外部ドライブ56によりリムーバブルメディアから読み出されたコンピュータプログラムやデータは、制御部53に送信され、記憶部54に記憶されたり、プログラムとしてインストールされたりする。
事前設定部40は、撮影に先立ってユーザから撮影条件や撮影内容等の指示を受け取って事前設定するための装置であり、タッチパネル41およびコイン投入部42を含む。タッチパネル41は、公知のタッチパネルであり、表示装置としてユーザへの案内を表示するとともに、ユーザのタッチ操作に基づく指示を受け取る。コイン投入部42は、コイン投入口に対するコインの投入を検出する。コイン投入部42は、プレイに要する所定の金額分(プレイ料金分)のコインが投入されたことを検出した場合、そのことを表す起動信号を制御部53に出力する。なお、コイン投入部42に代えて、電子マネーやクレジットカードによるプレイ料金の支払を受け付け、当該起動信号を制御部53に出力する装置を設けてもよい。
撮影部50は、撮影室10における撮影処理をするために、照明制御部18、正面カメラ111、側方カメラ112、正面モニタ113、側方モニタ114、スピーカ19、第1光源29a、第2光源29b、および振動ユニット27から構成される。
正面カメラ111および側方カメラ112は、制御部53による制御にしたがって被写体を撮影する。正面カメラ111および側方カメラ112は特に、本体プレート121の撮影筐体11を向く面や床部24のシート26の上面の少なくとも一部を背景として、すなわち特定色を背景として、被写体を撮影する。正面カメラ111および側方カメラ112は、撮像により得られる被写体の動的映像または撮影により得られた被写体の静止画像を制御部53に出力する。上述したように、正面カメラ111は、被写体の静止画および動画を正面から主にアップで撮影するためものであり、側方カメラ112は、被写体となるユーザの全身を側方から広角で撮影するためのものである。そのため、これらのカメラ111、112はそれぞれ、最適な画像を得るために理想的な焦点距離や画角、トリミング範囲などの設定が予め行われる。各カメラ111、112は、被写体の映像をリアルタイムに画像信号として出力する。カメラ111、112から出力された画像信号は制御部53に入力されて、その内部のメモリに一時的に記憶される。なお、上記した例では、正面カメラ111は、アップでの撮影用であるため被写体となるユーザの全身までは映らない範囲で焦点距離を変更可能なズームレンズが用いられる。変形例においては、正面カメラ111のレンズとしてより広角側の焦点距離も範囲に含むズームレンズを用いることとし、その焦点距離を変更することでアップ撮影と全身撮影の両方を行えるようにしてもよい。全身撮影を行う場合は、アップ撮影よりもズームレンズの焦点距離を短くすればよい。
制御部53は、表示制御部として機能し、正面カメラ111で撮像される被写体映像の画像信号を正面モニタ113に送信するとともにタッチパネルとしての正面モニタ113に対するユーザの操作入力を受信し、側方カメラ112で撮像される被写体映像の画像信号を側方モニタ114に送信する。このとき、制御部53は被写体映像にクロマキー合成により背景画像を合成した映像や静止画像を正面モニタ113または側方モニタ114に送信してもよいし、目の大きさや輪郭に変化を加える補正処理をした映像や静止画像を正面モニタ113または側方モニタ114に送信してもよい。なお、静止画像として保存される撮影画像データ(以下、単に「撮影画像」ということもある。)は高解像度の静止画データであり、ライブ映像を表示するための撮影画像データ(「スルー画像データ」とも呼ばれる。)は低解像度の動画データである場合が多いが、高解像度の動画データとしてもよい。
正面モニタ113は、正面カメラ111が撮像中のライブ映像をリアルタイム表示する。正面モニタ113はまた、正面カメラ111および側方カメラ112で撮影された静止画像としての撮影画像を表示する。側方モニタ114は、側方カメラ112が撮像中のライブ映像をリアルタイム表示するものであり、正面モニタ113と異なりタッチパネル式ではないモニタであるが、タッチパネル式モニタで構成してもよい。また、側方カメラ112および側方モニタ114は必須の構成でなく、正面カメラ111および正面モニタ113のみでもよい。
第1光源29aおよび第2光源29bは、制御部53による制御にしたがって点消灯する。第1光源29aが点灯するとアップ撮影用の立ち位置が床面に点灯表示され、第2光源29bが点灯すると全身撮影用の立ち位置が床面に点灯表示される。振動ユニット27は、制御部53による制御にしたがって振動する。
照明制御部18は、制御部53より供給される照明制御信号にしたがって、撮影室10内の正面照明ユニット115が照射するフラッシュを制御する。照明制御部18は、天井照明ユニット14および正面照明ユニット115の内部に設けられる電灯(LEDや蛍光灯など)を制御することで、ユーザによる撮影処理の段階に応じて撮影室10内の明るさを調整する。スピーカ19は、ユーザによる撮影処理の段階に応じた音声を出力する。
編集部51a,51bは、編集空間20a,20bのそれぞれにおける編集処理のために設けられる。編集部51aおよび編集部51bの機能や構成は同じであるため、以下では編集部51aのみを説明し、編集部51bの説明を省略する。
編集部51aは、タブレット内蔵モニタとしての編集用モニタ213、2本のタッチペン214A,214B、およびスピーカ215から構成される。編集用モニタ213は、制御部53による制御にしたがって編集画面を表示し、編集画面に対するユーザの編集操作等を検出する。すなわち、ユーザにより、編集用モニタ213がタッチペン214A,214Bでタッチされると、その操作およびタッチペン214A,214Bのいずれでタッチされたのかが検出され、操作信号として制御部53に送信される。これにより、ユーザは編集対象である合成画像を編集する。具体的には、編集用モニタ213に表示された画像に対し、例えば、文字、模様、図形などのいわゆる落書きを、タッチペン214A,214Bなどの入力デバイスで入力する。これにより、合成画像に、落書きが重ね合わされた出力用画像が生成される。こうして生成された出力用画像に基づく画像データは、出力部52へ送信される。
出力部52は、出力空間30において出力処理を実行する。出力部52は、タッチパネル式の液晶モニタ311、非接触通信部312、およびスピーカ314を備える。その他、出力用画像を印刷するためのプリンタ34、およびシール紙ユニット35も備えている。プリンタ34は、合成画像、または補正処理や編集処理によって得られた出力用画像を、プリンタ34に装着されたシール紙ユニット35に収納されているシール紙に印刷し、シール紙排出口313に排出する。非接触通信部312は、携帯端末との間でデータを受送信する無線通信ユニットであり、例えば例えばBluetooth(登録商標)やNFCなどの近距離無線通信モジュールや、無線LANなどの無線ネットワーク通信モジュールが含まれる。なお、編集部51で作成された画像データは、通信部55によってネットワークを通じて外部の画像蓄積サーバに送信される。
<遊戯用撮影装置の機能構成>
図10は、遊戯用撮影装置100の機能構成を模式的に示す機能ブロック図である。遊戯用撮影装置100は、事前設定部40、振動ユニット制御部145、撮影処理部130、表示制御部135、データ生成部140、データ記憶部150、および出力処理部160を含む。
本図は、遊戯用撮影装置100を実現するための機能構成を示しており、その他の構成は省略している。本図において、さまざまな処理をする機能ブロックとして記載される各要素は、図9に示すハードウェアであるカメラ、CPU、メインメモリ、その他のLSI(Large Scale Integrated circuit)で構成することができる。また、ソフトウェア的にはRAMにロードされたプログラム等をCPUが実行することによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組み合わせによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
事前設定部40は、撮影に先立って、例えば被写体となるユーザの撮影人数、名前やグループ名、好みのコンテンツセット等の撮影内容をユーザの指示に基づいて事前設定する。
振動ユニット制御部145は、振動ユニット27を制御する。振動ユニット制御部145は、撮影室10に流れるBGMの低音領域を電気信号に変換して振動ユニットに送り、振動ユニット27を振動させる。
撮影処理部130は、点灯制御部137、撮像部132、画像取得部133を含む。撮像部132は、事前設定部40から受け取るプレイ開始の指示に基づき、画像取得部133による制御にしたがい、正面カメラ111または側方カメラ112により1人または複数のユーザを被写体として撮像する。
表示制御部135は、撮像部132により撮影中の映像(以下、「ライブビュー」という)を正面モニタ113または側方モニタ114の画面にリアルタイムで表示させる。
画像取得部133は、撮像部132(すなわち正面カメラ111および側方カメラ112)の焦点距離や画角、トリミング範囲などの設定を行い、撮像部132に撮像させる。そして画像取得部133は、ライブビューを表示制御部135を介して正面モニタ113または側方モニタ114に表示させる。画像取得部133は特に、撮像部132(特に側方カメラ112)により全身画像を撮影する場合、全身撮影用の立ち位置の点灯表示がライブビューに映り込むよう撮像部132に撮像させる。また、画像取得部133は、撮像部132により撮像される被写体について、ユーザの撮影画像を複数回撮影して取得する。本実施の形態では、画像取得部133は、少なくとも5回の撮影を実行し、5枚程の撮影画像を生成する。
画像取得部133は、取得した複数の撮影画像をひとまとまりの写真画像群としてデータ記憶部150に記憶させる。より具体的には、画像取得部133は、取得した複数の撮影画像に同一のプレイIDを付与し、かつ撮影画像を特定するために、各撮影画像に固有の画像識別子を付与する。
点灯制御部137は、第1光源29aおよび第2光源29bの点消灯を制御する。点灯制御部137は、非撮影時において、第1光源29aあるいは第2光源29bを点灯させて撮影の立ち位置を表示させる。点灯制御部137は、撮影時において、点灯制御中の第1光源29aあるいは第2光源29bを消灯する。点灯制御部137は、撮像部132(特に正面カメラ111)によりアップの画像を撮影する場合、シャッターを切る前に第1光源29aを点灯させてアップ撮影用の立ち位置を表示させる。アップ撮影は基本的にはバストアップの撮影であるため、その撮影範囲に床面は写り込まない。したがって、アップ撮影では第1光源29aを点灯させたままでよい。点灯制御部137は、アップ撮影がすべて終了すると、第1光源29aを消灯させてアップ撮影用の立ち位置を消す。
また、点灯制御部137は、撮像部132(特に側方カメラ112)により全身画像を撮影する場合、シャッターを切る前には第2光源29bを点灯させて全身撮影用の立ち位置を表示させ、シャッターを切る際には第2光源29bの光が全身画像に写り込まないよう第2光源29bを消灯する。
ここで、「撮影時」とは、全身撮影(撮影画角内に第1光源29aあるいは第2光源29bが写りこむ撮影)における、撮像部132がシャッターを切るタイミングを少なくとも含む期間である。別の言い方をすると、「撮影時」は、画像取得部133がユーザの全身撮影画像を撮影するタイミング(静止画像として固定するタイミング)を少なくとも含む期間である。例えば、全身撮影を行う際、撮像部132がシャッターを切る瞬間、あるいは、その3秒前(正面モニタ113や側方モニタ114において撮影のカウントダウンの表示が開始された時点)から撮像部132がシャッターを切るまでの期間を「撮影時」としてもよい。また例えば、全身画像を複数回撮影する場合、撮像部132が最初にシャッターを切ってから撮像部132が最後にシャッターを切るまでの期間を少なくとも含む期間を「撮影時」としてもよい。
また、「非撮影時」とは、ユーザを撮影室10に移動させてから撮影室10から退出させるまでの期間における上記「撮影時」以外の期間である。「非撮影時」は、少なくとも全身撮影(撮影画角内に第1光源29aあるいは第2光源29bが写りこむ撮影)におけるシャッターが切られる瞬間を除く期間であればどのように設定されてもよい。
データ生成部140は、背景処理部141、補正処理部142、編集処理部143を含む。背景処理部141は、データ記憶部150に記憶される複数の撮影画像それぞれについて、撮影画像における被写体と背景画像を既知のクロマキー合成技術により合成する。すなわち背景処理部141は、撮影画像における被写体と、それ以外の領域である背景領域とを区別するための背景情報(クロマキーマスク)を2値化画像またはグレースケールの画像、あるいはそれらを圧縮したデータとして生成し、その背景情報を用いて被写体を背景から抽出した画像を取得する。背景処理部141は、その被写体のみの画像を、事前設定したユーザの好みの背景画像と合成する。被写体のみの画像および背景画像と合成した合成画像はデータ記憶部150に記憶される。後の編集処理において被写体のみの画像に別の背景画像を合成してあらたな合成画像を生成し直すこともできる。背景処理部141は、撮像部132により撮影中のライブビュー映像からリアルタイムに被写体を抽出して背景画像を合成して表示制御部135により表示させる処理をしてもよい。
補正処理部142は、撮影画像における人物検出を実行して人物を検出し、検出された人物に対して補正を実行する。撮影画像における人物検出は、例えば顔検出である。補正処理部142は、撮影画像から、肌の色の領域や目、鼻などの器官を抽出して顔領域を検出する。撮影画像に対する補正は、目の色や大きさ、顔の輪郭、肌の色や質感等を変化させる処理であり、撮影後の編集処理(特に落書き処理)に先立ち実行される。補正は、アップ撮影による画像と全身撮影による画像とで相違する。例えば、アップ撮影による画像と全身撮影による画像とでは画像に写る目をはじめとする部位の大きさが異なり、顔ないし全身の印象に影響する目の印象度の割合も異なるため、目の拡大率などが僅かに相違する。
編集処理部143は、落書きと呼ばれる編集処理を実行するとともに、データ記憶部150に記憶される複数の撮影画像を含む写真画像群と、プレイIDとを紐付けたコンテンツデータを生成する。コンテンツデータには、背景処理部141が取得した背景情報や遊戯用撮影装置100の識別情報も含めてもよい。編集処理部143は、画像取得部133が一連の写真画像群を撮影する度(1プレイごと)に、コンテンツデータを生成する。コンテンツデータは、画像取得部133が生成したプレイIDを用いて一意に特定することができる。
編集処理部143は、背景処理部141による背景画像の合成と補正処理部142による補正処理がなされた撮影画像を編集対象画像とし、その編集対象画像に対して編集処理を実行する。編集処理は複数の編集対象画像に対して個別に実行されるとともに、複数のユーザからのそれぞれの指示に基づいて複数の編集対象画像に対して同時並行的に実行され得る。複数のユーザからの指示は、タッチペン214を用いた編集用モニタ213に対するユーザの編集操作、例えば使用する編集機能を選択する選択操作や編集入力の対象となる編集対象画像に対して位置を指定する入力操作により入力される。編集処理部143は、編集対象画像に対してユーザの指示に応じてスタンプ画像や文字を重畳する落書き処理と印刷レイアウトの決定を実行し、複数の出力用画像を生成し、これをデータ記憶部150に記憶させる。
出力処理部160は、印刷処理部161、無線出力部162、送信出力部163を含む。印刷処理部161は、データ記憶部150に記憶された複数の出力用画像をプリンタ34によりシール紙に印刷する。無線出力部162は、非接触通信部312を介してユーザの端末へ複数の出力用画像を送信する。送信出力部163は、ネットワークを介して管理サーバ300へすべての出力用画像を送信する。送信出力部163は、プレイの終了後にタッチパネル上に表示されるキーボードから、ユーザによって入力されたメールアドレス等の個人を特定する情報を受け付ける。送信出力部163は、入力されたメールアドレス、プレイIDと対応させて出力用画像を管理サーバ300にアップロードし、ユーザによって後に出力用画像をダウンロードさせることができる。
図11は、事前設定から撮影までの過程を示すフローチャートである。まず事前設定部40のタッチパネルにユーザがタッチ操作をしてスタートし(S100)、撮影人数の選択、名前および背景画像などの撮影内容を選択させる画面を表示する。(S101)。ユーザは、矢印A(図3)で示すように第1出入口101a(すなわち事前設定部40が設けられている側の出入口)から撮影室10に入る。
アップ撮影用の立ち位置を床面に点灯表示するとともに、立ち位置への移動を促す案内を正面モニタ113に表示して、ユーザをアップ撮影のための立ち位置に誘導する(S102)。
アップ撮影のポーズの見本を示すサンプル画像を正面モニタ113に表示し、その後ライブビューを正面モニタ113に表示し、目線を案内してからアップ画像を撮影する(S103)。本実施の形態では、サンプル画像の表示からアップ画像の撮影までを3回繰り返して、3枚のアップのアップ画像を取得する。なお、撮影中に正面モニタ113にリアルタイム表示されるユーザの画像としては、リアルタイムに合成処理されるライブビューとして事前設定された背景画像が合成された画像が表示される。アップ撮影が終了すると、アップ撮影用の立ち位置の表示を消灯する。アップ撮影の後、横にある側方モニタ114へ誘導する案内を正面モニタ113に表示してユーザを側方モニタ114の方向へ向かせる(S104)。
全身撮影用の立ち位置を床面に点灯表示するとともに、立ち位置への移動を促す案内を側方モニタ114に表示して、ユーザを全身撮影のための立ち位置に誘導(S105)する。全身撮影用のポーズの見本を示すサンプル画像を側方モニタ114に表示し、その後ライブビューを側方モニタ114に表示し、目線を案内してから全身画像を撮影する(S106)。本実施の形態では、全身撮影用の立ち位置の表示から全身画像の撮影までを2回繰り返して、2枚の全身画像を取得する。なお、2回目の全身撮影の場合、立ち位置への移動を促す案内の表示を省略することもできる。この場合、全身撮影用の立ち位置を床面に点灯表示するとともに、ポーズの見本を示すサンプル画像を表示する。
全身画像の撮影では、立ち位置の表示が全身画像に写り込まないように、立ち位置の表示を消灯してから撮影する。2回の全身撮影が行われている間の、立ち位置を消灯させる期間としては、例えば、各撮影においてシャッターが切られるタイミングや、そのタイミング以降、1回目の撮影における目線案内時以降が考えられる。上述したとおり、シャッターを切るタイミングにおいて、消灯していさえすれば問題はない。
この時点でのプレイの残り時間を参照し(S107)、残り時間があれば(S108)、ユーザにボーナスショット撮影を提供して、S107に戻り(S110)、残り時間がなければ(S109)、落書きブース(編集空間20)へ誘導する案内を正面モニタ113に表示し(S111)、2箇所ある編集空間20a,20bのいずれへ移動すべきかを案内する(S112)。ユーザは、矢印B(図3)で示すように第1出入口101aまたは第1出入口101bから撮影室10の外に出て、案内された落書きブースへ移動する(S113)。
図12は、補正および編集の過程を示すフローチャートである。「落書き準備中」を表示させるとともに補正を撮影画像(S103で取得された3枚のアップ撮影画像およびS106で取得された2枚の全身撮影画像)に施す(S201)。「落書き準備中」から落書きの本編へ移行し(S202)、ユーザからの指示に基づいて、補正が施された複数の撮影画像に対して編集処理を実行した後、印刷レイアウトとして分割レイアウト選択や大きく印刷する写真の選択をユーザの指示に基づいて設定し(S203)、出力空間30への移動案内を編集用モニタ213に表示し(S204)、出力空間30(「出口コーナー」ともいう)へ誘導する(S205)。
図13は、出力処理の過程を示すフローチャートである。1人目のユーザが複数の出力用画像の中から一つ選択させる画面(送信画像選択画面)を表示する(S301)。そして、1人目のユーザのメールアドレスを入力させる画面(メールアドレス入力画面)を表示する(S302)。続いて、2人目のユーザ用の送信画像選択画面を表示し(S303)、2人目のユーザ用のメールアドレス入力画面を表示する(S304)。3人目のユーザがいる場合は(S305のY)、3人目のユーザ用のメールアドレス入力画面を表示する(S306)。さらに4人目のユーザがいる場合は(S307のY)、4人目のユーザ用のメールアドレス入力画面を表示する(S308)。3人目がいない場合はS306からS308までスキップし(S305のN)、4人目がいない場合はS308をスキップする(S307のN)。
「プリント準備中」を液晶モニタ311に表示しながら出力用画像をシール紙に印刷し(S309)、最後に印刷が完了したことを液晶モニタ311に表示して終了する(S310)。
図14は、アップ撮影の画面例を示す。本図(a)のように、アップ撮影用の立ち位置への移動を促すために、モデルがアップ撮影用の立ち位置に立っているサンプル画像を正面モニタ113の画面内のアップ撮影枠622に数秒間表示する。また、サンプル画像を表示するとともに、「赤い線に足先をそろえてね!」といった文字を正面モニタ113の画面内に表示する。なお、立ち位置を示すサンプル画像と立ち位置への移動を促す文字とが表示されるのと実質的に同じタイミングで、アップ撮影用の立ち位置が床面に点灯表示される。また、これらと実質的に同じタイミングまたはこれらが表示されてから所定時間(例えば1秒)経過してから「赤い線に足先をそろえてね!」といった案内音声がスピーカ19から出力される。
本図(b)のように、アップ撮影のポーズの見本を示すために、アップで撮影されたサンプル画像を正面モニタ113の画面内のアップ撮影枠622に数秒間表示する。その後、本図(c)のように正面カメラ111で撮像する2人のユーザのアップのライブビューを正面モニタ113の画面内のアップ撮影枠622に表示し、ライブビューの表示を開始してから数秒後に、本図(d)のように「上のカメラを見てね」といった文字表示と「3」「2」「1」といった数字のカウントダウン値623を表示することにより、ユーザを正面カメラ111の方向へ向けさせて撮影を実行する。撮影の実行により取得された撮影画像は本図(e)のようにアップ撮影枠622に静止画として表示するとともに、アップ撮影枠622の下方にて横方向に並ぶ複数の撮影済画像枠624に撮影のたびに左から順次表示される。最後のアップ撮影である3回目のアップ撮影が終了した後、アップ用の立ち位置の点灯表示が消灯される。
図15は、全身撮影の画面例を示す。本図(a)のように、全身撮影用の立ち位置への移動を促すために、モデルが全身撮影用の立ち位置に立っているサンプル画像を側方モニタ114の画面内の全身撮影枠625に数秒間表示する。また、サンプル画像を表示するとともに、「赤い線に足先をそろえてね!」といった文字を側方モニタ114の画面内に表示する。なお、立ち位置を示すサンプル画像と立ち位置への移動を促す文字とが表示されるのと実質的に同じタイミングで、全身撮影用の立ち位置が床面に点灯表示される。また、これらと実質的に同じタイミングまたはこれらが表示されてから所定時間(例えば1秒)経過してから「赤い線に足先をそろえてね!」といった案内音声がスピーカ19から出力される。
本図(b)のように、全身撮影のポーズの見本を示すために、全身撮影されたサンプル画像を側方モニタ114の画面内の全身撮影枠625に数秒間表示する。その後、本図(c)のように側方カメラ112で撮像する2人のユーザの全身のライブビューを側方モニタ114の画面内の全身撮影枠625に表示する。ライブビューには全身撮影用の立ち位置の点灯表示が映り込む。ライブビューの表示を開始してから数秒後に、本図(d)のように「カメラを見てね」といった文字表示と「3」「2」「1」といった数字のカウントダウン値626を表示することによりユーザを側方カメラ112の方向へ向けさせる。そして、立ち位置が全身画像に写り込まないよう立ち位置の表示を消灯させてから撮影を実行する。撮影の実行により取得された撮影画像は本図(e)のように全身撮影枠625に静止画として表示する。2回目の全身撮影を行う場合は、本図(a)に示す立ち位置案内画面が再度表示されるとともに、全身撮影用の立ち位置が床面に再度表示される。そして、本図(b)〜(e)を用いて説明した手順で2回目の全身撮影が行われる。なお、2回目の全身撮影の場合、本図(a)に示す立ち位置案内画面を省略することもできる。この場合、本図(b)に示すポーズ見本の画面が表示されるとともに、全身撮影用の立ち位置が床面に表示される。
以上説明した実施の形態に係る遊戯用撮影装置100によると、非撮影時にはユーザの足元にユーザの立ち位置が点灯表示され、ユーザを立ち位置に誘導できる。特に、床面に立ち位置が表示されるため、ユーザは容易に短時間で立ち位置を調整できる。また、撮影時にはその点灯表示が消え、立ち位置が表示されていた部分は、シート26の色である特定色を呈する。したがって、立ち位置の表示が撮影画像に写り込まないため、ユーザの足元まで撮影範囲に含めることができる。
また、実施の形態に係る遊戯用撮影装置100によると、シート26を通じて撮影室10に光が出射されることにより立ち位置が表示される。特に、床下から光が出射されることにより立ち位置が表示される。これにより、ユーザに遮られることなく、光によりユーザの立ち位置を床面に表示できる。
また、実施の形態に係る遊戯用撮影装置100によると、全身撮影の際に正面モニタ113にリアルタイム表示されるライブ映像には、非撮影時には、立ち位置の点灯表示が映し出される。これにより、ユーザは、正面モニタ113のライブ映像を見ながら立ち位置を調整できる。
また、実施の形態に係る遊戯用撮影装置100によると、第1光源29aから照射された光が、特定色に着色されたシート26を通じて撮影室10に出射される。つまり、ユーザからすると、何もない床から急に光が出てくる。したがって、遊戯用撮影装置100によると、ユーザに驚きを与えることができ、ユーザに撮影プレイを楽しんでもらうことができる。
また、実施の形態に係る遊戯用撮影装置100によると、撮影室10に流れるBGMに合わせて床部24が振動する。したがって、ユーザは、撮影室10に流れるBGMを体感でき、高揚感を得ることができる。
以上、本発明の実施の形態に係る写真撮影システム600について説明した。本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。
上記の実施の形態においては、光源が赤色の光を照射することを例示した。変形例においては、青色、その他の色の光を照射してもよい。また例えば、光源が照射する光の色は、色相はシート26の特定色と同じで彩度および輝度の少なくとも一方が異なる色であってもよい。つまり、シート26の特定色と、立ち位置が表示される部分の色とをユーザが区別できればよい。
上記の実施の形態においては、第1光源29aまたは第2光源29bによる点灯表示がユーザの立ち位置を示すことを例示した。変形例においては、撮影プレイ終了後の編集空間への移動案内を表示してもよい。
例えば複数の第1光源29aのうち、右側に位置する第1光源29aから順に点灯させることにより、左側に位置する第1出入口101aから撮影室10の外に出て、第2出入口201aから編集空間20aに進むよう促してもよい。同様に、複数の第1光源29aのうち、左側に位置する第1光源29aから順に点灯させることにより、右側に位置する第1出入口101bから撮影室10の外に出て、第2出入口201bから編集空間20bに進むよう促してもよい。
また例えば、光源が矢印状に配置され、矢印状に光を点灯させてもよい。図16は、変形例に係る遊戯用撮影装置の床部とその周辺を示す上面図である。この変形例では、第1出入口101aの近くの床下に、左側(すなわち第1出入口101a側)を向く矢印の形に光源が配置され、第1出入口101bの近くの床下に、右側(すなわち第1出入口101b側)を向く矢印の形に光源が配置されている。
図16に示すように、第1出入口101aの近くの光源を点灯させて第1出入口101aを向く矢印を床面に点灯表示させることにより、第1出入口101aから撮影室10の外に出て、第2出入口201aから編集空間20aに進むよう促してもよい。同様に、第1出入口101bの近くの光源を点灯させて第1出入口101bを向く矢印を床面に点灯表示させることにより、第1出入口101bから撮影室10の外に出て、第2出入口201bから編集空間20bに進むよう促してもよい。
上記の実施の形態においては、光源を直線状に並べることを例示した。変形例においては、板状部材25の上面に光源を矩形状に敷き詰めて並べてもよい。この場合、撮影人数に応じて、具体的には撮影人数が2人であるか、3人であるか、大人数であるかに応じて立ち位置の表示を変えることができる。
また、実施の形態では特に言及しなかったが、画像取得部133は、撮像部132により撮像される被写体について、ユーザの動画像を1回以上撮影して取得してもよい。そして、動画像の撮影中(録画中)に、矩形状に敷き詰められた複数の光源により撮影中のユーザの動きを案内するステップを点灯表示してもよい。ユーザが点灯表示にしたがって動くことで質の良い動画を撮影できる。この場合、画像取得部133は、動画像にステップの点灯表示が映り込まないように、床面を撮影しないよう撮像部132を制御する。
また、矩形状に敷き詰められた複数の光源により、プレイに関する案内を通知するための文字や任意のマークを表示してもよい。また、床部24が、板状部材25やシート26の代わりに所定の表示装置を備え、この表示装置の表示面により床面が構成されてもよい。この場合、非撮影時は表示面に立ち位置を表示させ、撮影時は表示面の全体に特定色を表示させてもよい。
また、床部24に加えて背景壁部12も表示装置を備え、この表示装置の表示面により背景壁部12の壁面が構成されてもよい。この場合、撮影時には、表示面全体に特定色を表示させてもよい。そして、ユーザの洋服の色に応じて特定色を変更してもよい。例えばユーザが緑色の洋服を着ていた場合は、青色やその他の色を特定色とし、表示装置の表示面にその色を表示してもよい。ユーザの洋服の色については、撮影画像から検出することもできるし、撮影前に行われる事前設定において、ユーザの服の色をあらかじめ用意した複数の色の中から選ばせることもできる。ユーザが複数の場合は、各ユーザの服の色を選ばせたり、撮影画像から服の色を検出したりし、その選択結果や検出結果に基づいて表示装置の表示面に表示させる色を決定させることもできる。
上記の実施の形態においては、床下からシート26に光を照射し、シート26を通じて撮影室10に光を出射することにより立ち位置を点灯表示することを例示した。変形例においては、例えば天井に光源を設置し、シート26に上側から光を照射することにより立ち位置を点灯表示してもよい。すなわち、光により立ち位置を表示できればよい。光を照射するタイミングは、上記実施形態および変形例と同じである。
上記の実施の形態においては、アップ撮影では、立ち位置を表示させたままであることを例示した。変形例においては、立ち位置を消灯させてもよい。この場合、シャッターを切るタイミングにおいてユーザの目線が第1光源29aを向いてしまうのを抑止できる。立ち位置を消灯させる「撮影時」としては例えば以下の4つが考えられる。
・1回目の撮影における目線案内時以降
・1回目の撮影における静止画撮影(シャッターが切られるタイミング)以降
・各アップ撮影における静止画撮影の間
・各アップ撮影における目線案内時から静止画像撮影の間
なお、全身撮影に関しても上記の4つを立ち位置を消灯させる「撮影時」として採用することもできる。
上記の実施の形態においては、制御部53により振動ユニット27を制御しているが、振動の強さをユーザの好みに応じて制御するようにしてもよい。例えば、事前設定において、振動の強さを3段階で選ばせる。この場合、事前設定としてタッチパネル41には、「強い」、「弱い」、「振動しない」それぞれに対応するボタンが選択可能に表示される。ここでのユーザの選択結果に基づいて、制御部53は振動ユニット27を制御する。これにより、ユーザは、撮影プレイにおいて自分好みの振動を感じながらプレイを行うことができる。
さらに、撮影プレイ中においても、振動の強さの選び直しを行わせてもよい。例えば、撮影筐体11の正面モニタ113には、撮影プレイ中において、事前設定の画面と同様に、「強い」、「弱い」、「振動しない」それぞれに対応するボタンが選択可能に表示される。撮影プレイ開始直後は、事前設定において選択された強さに対応するボタンが選択中になっている。それとは異なる強さに対応するボタンを選択すると、その選択したボタンに応じた強さで振動させるべく制御部53が振動ユニット27を制御する。これにより、撮影プレイ中にも振動の強さを変更することができる。
10 撮影室、 100 遊戯用撮影装置、 132 撮像部、 133 画像取得部、 137 点灯制御部、 141 背景処理部。

Claims (6)

  1. 特定色を背景としてユーザを被写体とした撮影がなされる撮影室と、
    前記撮影室におけるユーザの立ち位置を示すための点灯表示を制御する点灯制御部と、
    前記撮影室においてユーザを被写体に含む像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像される前記ユーザを被写体に含む撮影画像を取得する画像取得部と、
    前記撮影画像において前記特定色の部分に他の背景画像を合成するクロマキー合成を実行する背景処理部と、を備え、
    前記撮影室は、その内面のうちの少なくとも一部が前記撮影における背景を構成するとともに、その内面が、前記特定色を呈する第1部分と、前記立ち位置を示す第2部分と、を含み、
    前記点灯制御部は、撮影時は前記第2部分が前記特定色を呈するよう点灯表示を制御することを特徴とする遊戯用撮影装置。
  2. 前記第2部分は、前記特定色を有する透光性部材を含み、
    前記点灯制御部は、前記撮影時を除く所定の期間である非撮影時は、前記透光性部材を通じて前記撮影室に光が出射するよう前記透光性部材に光を照射させ、前記撮影時は、前記透光性部材への光の照射を停止させることを特徴とする請求項1に記載の遊戯用撮影装置。
  3. 前記透光性部材は、前記撮影室の床に敷かれたシートであり、
    前記点灯制御部は、前記非撮影時は、前記透光性部材を通じて前記撮影室に光が出射するよう床下から前記透光性部材に光を照射させ、前記撮影時は、床下からの前記透光性部材への光の照射を停止させることを特徴とする請求項2に記載の遊戯用撮影装置。
  4. 前記撮影時は、前記撮像部がシャッターを切るタイミングを少なくとも含む期間であり、
    前記非撮影時は、撮像中の像を前記撮影室内に配置された所定の表示部に表示している期間の少なくとも一部を含む期間であることを特徴とする請求項2または3に記載の遊戯用撮影装置。
  5. ユーザの全身を被写体とする場合、前記画像取得部は、前記第2部分が像に映り込むよう前記撮像部に撮像させ、前記第2部分が映り込んだ撮像中の像を前記撮影室内に配置された所定の表示部に表示させることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の遊戯用撮影装置。
  6. 前記第2部分は、撮影時のユーザの立ち位置に代えて、撮影プレイ終了後の移動案内を示すことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の遊戯用撮影装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018136450A (ja) * 2017-02-22 2018-08-30 フリュー株式会社 写真作成ゲーム機および撮影方法
JP2019035938A (ja) * 2017-08-10 2019-03-07 フリュー株式会社 写真シール作成装置、および写真シール作成方法

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