JP2017037210A - 撮像装置 - Google Patents

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廣田 紀和
Norikazu Hirota
紀和 廣田
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Abstract

【課題】従来の3D撮影可能な撮像装置では、撮影レンズが決められた1種類が固定されているため、任意のレンズを付け替えて撮影することができないという問題点があった。また、レンズを脱着可能にした場合、レンズ脱着部を同一位相で並行に配置すると、レンズ脱着部の操作部材や、取り付けられたレンズの操作部材がお互いのレンズやレンズ脱着部に挟まれて操作しづらいという問題があった。【解決手段】レンズ交換可能なレンズ脱着部を2つ備えた撮像装置に於いて、前記2つのレンズ脱着部は水平に並設され、前記2つのレンズ脱着部は撮像素子の光軸を中心とした略円形の部材からなり、取り付けられるレンズとの係合部と前記取り付けられるレンズと通信する電気接点と前記取り付けられるレンズの回転を停止するロック部材が前記円形の円周上に配列されているとき、一方の前記レンズ脱着部の前記円周上の配列に対して、他方の前記円周上の配列が異なることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、3次元映像の撮影が可能な撮像装置に関する。
近年、従来の2次元映像(以下2D)撮影だけではなく3次元映像(以下3D)撮影が可能な撮像装置として、撮像手段を2個並列に並べたビデオカメラが提案されている(特許文献1参照)。
特開2010−56865号公報
しかしながら、上述の撮像装置では、撮影レンズは決められた1種類が固定されているため、任意のレンズを付け替えて撮影することができないという問題点があった。
また、レンズを脱着可能にした場合、レンズ脱着部を同一位相で並行に配置すると、レンズ脱着部の操作部材や、取り付けられたレンズの操作部材がお互いのレンズやレンズ脱着部に挟まれて操作しづらいという問題があった
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、3D撮影可能な撮像装置に於いて、レンズ交換をしやすくすることにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、
レンズ交換可能なレンズ脱着部を2つ備え、
前記2つのレンズ脱着部は水平に並設され、
前記2つのレンズ脱着部は撮像素子の光軸を中心とした略円形の部材からなり、取り付けられるレンズとの係合部と前記取り付けられるレンズと通信する電気接点と前記取り付けられるレンズの回転を停止するロック部材が前記円形の円周上に配列されているとき、
一方の前記レンズ脱着部の前記円周上の配列に対して、他方の前記円周上の配列が異なることを特徴とする。
また、前記撮像装置は、前記レンズ脱着部の前記ロック部材を操作する操作部材をそれぞれのレンズ脱着部に備え、
前記2つのレンズ脱着部をそれぞれ第1のレンズ脱着部、第2のレンズ脱着部と定義した時、
前記第1のレンズ脱着部の前記操作部材は、前記第1のレンズ脱着部の円周中心よりも、第2のレンズ脱着部と離間した側に位置し、
前記第2のレンズ脱着部の前記操作部材は、前記第2のレンズ脱着部の円周中心よりも、第1のレンズ脱着部と離間した側に位置することを特徴とする。
また、前記撮像装置に取り付けられるレンズが操作部材を備え、
前記第1のレンズ脱着部に取り付けられたレンズの前記操作部材は、前記第1のレンズ脱着部の円周中心よりも、第2のレンズ脱着部と離間した側に位置し、
前記第2のレンズ脱着部に取り付けられたレンズの前記操作部材は、前記第2のレンズ脱着部の円周中心よりも、第1のレンズ脱着部と離間した側に位置することを特徴としている。
また、一方の前記レンズ脱着部の前記円周上の配列に対して、他方の前記円周上の配列は所定角度回転させた位置に配列されていることを特徴とする。
以上のように、本発明における撮像装置は、
3D撮影可能な撮像装置に於いて、レンズ交換を可能にすることができる。
本実施例におけるデジタルビデオカメラ101の外観斜視図 本実施例におけるデジタルビデオカメラ101の外観斜視図 本実施例におけるデジタルビデオカメラ101の外観斜視図 本実施例におけるデジタルビデオカメラ101の外観斜視図 本実施例に用いるレンズのマウント側斜視図 本体103の第1のマウント104露出状態での斜視図 マウント露出状態の本体103正面図 (a)は第2のマウント105を収納状態に回転した状態の斜視図、(b)(c)(d)は引き出し回転ヒンジ501周辺の詳細図 (a)は輻輳角を3度に調節した状態のデジタルビデオカメラ101の上面視図、(b)は第1のレンズの光軸と第2のレンズの光軸のなす角が平行よりも広がった状態のデジタルビデオカメラ101の上面視図 (a)はデジタルビデオカメラ101の上面図、(b)はデジタルビデオカメラ101の下面図 デジタルビデオカメラ101のシステム図 デジタルビデオカメラ101の上面視内部構成概観図 デジタルビデオカメラ101の撮影モード切り替えフロー デジタルビデオカメラ101の輻輳角警告表示フロー 第1のマウント104のみにレンズ102を取り付けた状態の外観斜視図
以下、本発明のデジタルビデオカメラの構成について説明する。
図1a、図1b、図1c、図1dに、本実施例におけるデジタルビデオカメラ101の外観斜視図を示す。図1a 座標軸に示すx軸が本体の左右を示し、本体の紙面手前側を右側面、紙面奥側を左側面と定義する。図1a 座標軸に示すz軸が本体の前後を示し、本体の紙面手前側を前面、紙面奥側を後面と定義する。図1a 座標軸に示すy軸が本体の上下を示し、本体の紙面上側を上面、紙面下側を下面と定義する。
デジタルビデオカメラ101の外観について説明する。デジタルビデオカメラ101は一般的な1眼レフカメラと同様にレンズ102と本体103が着脱可能に構成されている。レンズ102と本体103を接合する部分を、以下マウントと称して説明する。デジタルビデオカメラ101は第1のマウント104と第2のマウント105の2つを備え、それぞれのマウントに1本のレンズが着脱可能である。
以下の説明で用いるレンズ102は第1のマウント104に取り付けられるものを指し、第2のマウント105に取り付けられるレンズはレンズ112として区別する。第1のレンズ102にはレンズ操作部材113、第2のレンズ112にはレンズ操作部材114がそれぞれ供えられている。
第1のマウント104と第2のマウント105は、一般的な一眼レフカメラのマウントと同様に、レンズを挿入した後に回転動作で係合爪が係合し、ロックピンがレンズの凹みに係合することでロックを行うものである。また、本体103上面にはハンドル部材106及び表示部107が取り付け可能である。取り付け構造については後述する。表示部107には、撮影時のスルー画像や再生画像を表示する表示画面が備わるとともに、操作部108が備えられている。本体103とは図示しない接続ケーブルを用いて接続を行う。操作部108はデジタルビデオカメラ101の撮影や再生操作、設定操作を行うことが可能である。
本体後部には外部電源手段であるバッテリ109が接続されている。また、図示しない電源端子から電力を供給することも可能である。本体左側面にはグリップ部110が形成され、グリップ部110には操作部材111が配置されている。
次に、マウントの構造について図を用いて詳説する。図2に、本実施例に用いるレンズのマウント側斜視図を示す。図3に、本体103の第1のマウント104露出状態での斜視図を示す。レンズは3か所の係合爪201と、レンズ側マウント接点202、挿入指標203、ロックピン挿入凹部204を図のように備えている。本体のマウントにはレンズ挿通穴301、3か所のレンズ係合爪302、本体側マウント接点303、指標304、ロックピン305、ロックピン操作部材306が図のように備えられている。
レンズ102の取り付けは一般的な一眼レフカメラと同様に、レンズに設けられた挿入指標203と本体の指標304を合わせた位置で、本体のレンズ挿通穴301にレンズの係合爪201を挿通し、レンズの突き当て面205と本体のマウント面307が当接した状態でレンズ102を本体103に対して時計回りに回転させる。挿入指標203と指標304を合わせた時点では本体のロックピン305はレンズの突き当て面205に押されて後退し、レンズ102を回転してロック位置まで回されたときに、ロックピン305がレンズのロックピン挿入凹部204に挿入されることで回転を停止する。
レンズ102が本体103に対してロック位置になった時に、レンズ側マウント接点202と本体側マウント接点303が整合した位置となり、通信可能な状態に構成される。レンズ102を取り外す際は、ロックピン305を後退させるために、ロックピン操作部材306を押圧することでロックピン305が後退し、レンズ102が本体103に対して回転可能になることで、レンズ102を反時計回りに回転させ、レンズ102の係合爪302が本体103のレンズ挿通穴301と整合してレンズ102を取り外すことが可能になる。
図4に、マウント露出状態の本体103正面図を示す。第1のマウントと第2のマウントは同一の規格のマウントである場合、同じ位相で並列にマウントを並べた場合、どちらか一方のロックピン操作部材がマウント同士の間になってしまうため、レンズ取り外しの際にロックピン操作部材を操作しにくいという問題があった。また、第1のマウントと第2のマウントに同一のレンズを同じ位相に並べられたマウントに取り付けると、どちらか一方のレンズに設けられた操作部材が他方のレンズとの間に挟まれてしまうため、操作しにくいという問題があった。
そこで、本実施例におけるデジタルビデオカメラ101の第1のマウント104と第2のマウント105は、他方に対して一方を180度回転した状態の位置に構成することで、前述の問題点を解消している。つまり、図4に示すように180度位相をずらすことによって、第1のマウント104のロックピン操作部材306と第2のマウント105のロックピン操作部材401は製品の左右に別離された構成を取ることが可能である。また、図1a、cに示すように、それぞれに取り付けられたレンズ102・112の操作部材113・114がどちらもデジタルビデオカメラ101の外側側面に位置しているため、他方のレンズに操作部材が隠れることなく、操作を行うことが可能である。
図5(a)に、第2のマウント105を収納状態に回転した状態の斜視図を示す。デジタルビデオカメラ101の第2のマウント部105は第1のマウント104が備えられた本体103に対して、引き出し回転ヒンジ501を介して接続されている。引き出し回転ヒンジ501は、第1のマウント104と第2のマウント105の光軸間距離を変更可能であるとともに、第1のマウント104と第2のマウント105の光軸がなす輻輳角の調節を行うことが可能である。引き出し回転ヒンジ501は、回転軸502を中心に第2のマウントを回転可能であり、その回転によって図5のように第1のマウントの光軸と第2のマウントの光軸を略直角まで回動することが可能に構成されている。
デジタルビデオカメラ101の使用者が第2のマウントに取り付けられたレンズを外す時には、第2のマウントを回転させて、第1のマウントと第2のマウントの光軸がなす角度が平行よりも広がった状態で外すことで、外したレンズが第1のマウントに取り付けられたレンズとぶつかることが無く、取り外しを容易に行うことが可能である。また、第2のマウントを回動させて本体の右側面に当接させた、マウント収納位置を形成することで、デジタルビデオカメラ101の第1のマウントのみにレンズを取り付けて使用する際や、どちらのマウントにもレンズを取り付けない運搬時のデジタルビデオカメラ101の横幅を小さく形成することが可能である。
図5(b)に、引き出し回転ヒンジ501周辺の上面図を示す。図5(c)に引き出し回転ヒンジ501周辺の正面側斜視図を示す。図5(d)に引き出し回転ヒンジ501周辺の後ろ面側斜視図を示す。引き出し回転ヒンジは、本体103に固定される固定板金503に設けられた、長穴504に沿って、移動板金506と一体的に移動するカシメ部505が移動することで引き出し可能に構成されている。引き出し方向の動作は、固定板金503に取り付けられた引き出しモータ507が回転軸上に設けられたねじを回転させ、移動板金506上に設けられたラック509を移動させることで、引き出し動作が可能に構成されている。をまた、移動板金506には回転軸502を回転させる回転モータ508が取り付けられ、第2のマウント105を回転可能に構成されている。
また、引き出し回転ヒンジ501の引き出し量及び回転量は、引き出し回転ヒンジ501に取り付けられたフレキシブル基板510に実装された引き出し量検出手段511と回転量検出手段512で検出可能である。検出された引き出し量と回転量はそれぞれ後述の表示部107に表示可能である。また、検出された引き出し量と回転量から算出した種々の数値も表示部107に表示可能である。
図6(a)に、輻輳角を3度に調節した状態のデジタルビデオカメラ101の上面視図を示す。図6(a)中の一点鎖線は第1のレンズ102の光軸601と第2のレンズ112の光軸602を示す。立体視可能な3D映像を撮影するためには、取り付けられるレンズの性質や被写体の種類、デジタルビデオカメラ101の使用者が表現したい立体感の具合等に応じて、光軸間距離及び2つの光軸がなす輻輳角を調節可能であることが必要である。
図6(a)の時、表示部107に「輻輳角3度」の内容を表示することが可能である。図6(b)に、1のレンズの光軸601と第2のレンズの光軸602のなす角が平行よりも広がった状態のデジタルビデオカメラ101の上面視図を示す。3D撮影を行う際は、図6(a)のようにレンズの光軸601と第2のレンズの光軸602のなす角が平行よりも狭い状態で行い、レンズを取り外す際などは前述のようにレンズの光軸601と第2のレンズの光軸602のなす角が平行よりも広がった状態にする。しかし、レンズの光軸601と第2のレンズの光軸602のなす角が平行よりも広がった状態で3D撮影してしまうと2つのレンズで撮影した映像が3D画像として使用できない。この場合の警告表示を行うフローについては後述する。
図7(a)に、デジタルビデオカメラ101の上面図を示す。図7(b)に、デジタルビデオカメラ101の下面図を示す。また、デジタルビデオカメラ101の上面には2つのアクセサリー取り付け部材701・702が備えられている。アクセサリー取り付け部材701・702は図のように2本の係合レールからなる、一般的なカメラ用アクセサリー取り付け部材である。第1のアクセサリー取り付け部材701は第1のマウント104の光軸601と第2のマウント105の光軸602から略等距離に配置されている。
また、第2のアクセサリー取り付け部材702は第1のマウント104の略光軸上に配置されるとともに、第1のアクセサリー取り付け部材701よりも製品後方側に配置されている。2つのアクセサリー取り付け部材701・702にはデジタルビデオカメラ101の把持用に取り付けられるハンドル部材106を取り付け可能である。
本体底面には、三脚取り付けねじ703と三脚回転止め穴704の組み合わせられた三脚取り付け部705・706が2か所備えられ、第1のマウント104の光軸601と第2のマウント105の光軸602から略等距離に配置されている。また、第2の三脚取り付け部は第1のマウント104の略光軸上に配置されるとともに、第1の三脚取り付け部705よりも製品後方側に配置されている。
図8に、デジタルビデオカメラ101のシステム図を示す。第1のマウント104に取り付けられたレンズ102から入射した被写体情報を第1の撮像素子801で光電変換し、第1の撮像素子801を実装した第1の撮像素子基板上802に配置された第1のAD変換素子803でデジタル信号に変換され、メイン基板804上のカメラ情報処理IC805で画像情報として処理した後に、ビデオ信号処理IC806でビデオ信号化される。
また、第2のマウント105に取り付けられたレンズ112から入射した被写体情報を第2の撮像素子807で光電変換し、第2の撮像素子807を実装した第2の撮像素子基板808上に配置された第2のAD変換素子809でデジタル信号に変換され、メイン基板804上のカメラ情報処理IC805で画像情報として処理した後に、ビデオ信号処理IC806でビデオ信号化される。メイン基板804にはレンズを制御するレンズドライバIC810が備えられ、レンズ制御情報をレンズ102およびレンズ112に送信する。
第1のマウント104に取り付けられたレンズ102を制御する情報は、第1のマウント104に設けられた第1の接点811から第1のレンズ102に設けられた第1のレンズ接点812に送信される。第2のレンズ112を制御する情報は、第2のマウント105に設けられた第2の接点813から第2のレンズに設けられた第2のレンズ接点814に送信される。また、本体の接点とレンズ接点の通信可否によって、マウントにレンズが取り付いているか判別可能である。
前述の引き出し回転ヒンジ501に設けられた引き出し量検出手段511と回転量を検出する手段512はシステムマイコン815に接続され、表示部107に輻輳角の情報などを表示できるように構成されている。前記2つのビデオ信号化された情報は、画像として表示部107で表示されるとともに、記録部814で所定の形式のファイルとして記録される。記録部814は取り出し可能な外部メモリーカードおよび、内蔵した取り外しできない内蔵メモリーなどで構成されている。
また、撮影、再生、種々の設定等は操作部108によって操作可能である。また、ビデオ信号化された情報は、映像音声信号やファイルとして外部入出力端子816から入出力を行うことができる。また、メイン基板804上の電源回路817には電源入力端子808が接続されるとともに、着脱可能なバッテリ109が接続されている。電源回路807からはメイン基板804を通してデジタルビデオカメラ101全体に電源を供給している。
次にデジタルビデオカメラ101の内部構成について説明する。図9に、デジタルビデオカメラ101の上面視内部構成概観図を示す。第1のマウント104に設けられた第1の撮像素子801は、第1の撮像素子基板802に実装され、細線同軸ワイヤなどの接続手段901によって、メイン基板804に接続されている。メイン基板804は本体の右側面側に配置されている。第2のマウント105に設けられた第2の撮像素子807は、第2の撮像素子基板808に実装され、引き出し回転ヒンジに挿通された細線同軸ワイヤなどの接続手段902によって、メイン基板804に接続されている。メイン基板804を本体の右側面側に配置することによって、第1の撮像素子基板802からメイン基板804の距離と第2の撮像素子基板808からメイン基板804の距離を略等しく配置することが可能である。
撮像素子基板802・808とメイン基板804の通信は高速に行われることが多く、さらに2つの撮像素子801・807から同時にメイン基板804と通信する場合は信号の同期を行う上でも、接続長さができるだけ短く且つ同一長さであることが有効である。
図10に、デジタルビデオカメラ101の撮影モード切り替えフローを示す。デジタルビデオカメラ101は撮影モードとして3D撮影モードと2D撮影モードを備え、操作部108で切り替えが可能である。さらに、前述の通り本体の接点とレンズ接点の通信可否によって、マウントにレンズが取り付いているか判断可能である。フローとしてはまず、S1002でレンズが2本かどうかを判断する。S1002がNOの場合、S1003でレンズが1本かどうか判断する。S1003がNOの場合、レンズが付いていないことになるので、S1004で撮影不可とする。S1003がYESの場合、レンズが1本付いている状態なので、S1007で撮影モードを2D撮影モードとして撮影を行う。S1002でYESの場合、S1006で撮影モードが3D撮影モードか判断する。S1006がNOの場合、S1007で2D撮影モードで撮影する。S1006でYESの場合、S1008で3D撮影モードで撮影を行う。
次に、2つのマウントが成す輻輳角警告表示について説明する。図11に、デジタルビデオカメラ101の輻輳角警告表示フローを示す。デジタルビデオカメラ101は前述のように、第1のマウント104と第2のマウント105が成す輻輳角を調節可能である。しかし、輻輳角が平行よりも広くなってしまうと、2つのレンズで撮影した映像が3D画像として使用できない。そこでデジタルビデオカメラ101は図11に示すフローで輻輳角警告表示を出すことが可能に構成されている。
S1102で3D撮影モードかどうかを判断し、NOの場合はS1103で輻輳角警告表示は出さない。S1102がYESの場合、S1104で2つのマウントの光軸が成す角が平行よりも狭くなっているかどうか判断する。S1104がYESの場合、輻輳角警告表示は出さない。S1104がNOの場合、2つのマウントの光軸が成す角度が平行より広がっているため、S1105で輻輳角警告表示を表示部107に表示する。本実施例では、S1105にて表示部107に輻輳角警告表示を行うことで、3D映像に使用できない映像を無駄に撮影してしまうことを防止するように構成したが、本発明の目的を実現可能なS1105の処理はこの限りではない。例えば、S1105に於いて3Dの撮影を禁止するようにしてもよい。
次に、レンズが取り付いた状態でのデジタルビデオカメラ101の使用形態について、両方のマウントにレンズが付いた場合と、片側のマウントのみにレンズが付いた状態でそれぞれ説明を行う。まず、前述の図1aに第1のマウント104と第2のマウント105にレンズ102・112を取り付けた状態をしめす。図のように、第1のマウント104と第2のマウント105にレンズ102・112を取り付けた場合は、第1のアクセサリー取り付け部材701にハンドル部材106を取り付けて使用する。また、第1のマウント104と第2のマウント105にレンズ102・112を取り付けた時に三脚を使用する場合、第1の三脚取り付け部705を使用する。
図12に、第1のマウント104のみにレンズ102を取り付けた状態の外観斜視図をしめす。図のように、第1のマウント104のみにレンズ102を取り付けた場合は、第2のアクセサリー取り付け部材702にハンドル部材106を取り付けて使用する。第1のマウント104の光軸上に第2のアクセサリー取り付け部材702があるため、把持の際のバランスがとりやすい構成となっている。
また、前述したレンズを2本取り付けた場合に比較して、レンズの重量が半分になるため、使用状態での重心位置が製品の後方側に来る。そのため、第1のアクセサリー取り付け部材701よりも第2のアクセサリー取り付け部材702が製品後方に位置することによって、把持の際のバランスがとりやすい構成となっている。
また、第1のマウント104のみにレンズ102を取り付けた時に三脚を使用する場合、第2の三脚取り付け部706を使用する。前述のアクセサリー取り付け部材の場合と同様に、第1のマウント104の光軸上に第2の三脚取り付け部706があるため、三脚上に積載時のバランスがとりやすい構成となっている。また、前述したレンズを2本取り付けた場合に比較して、レンズの重量が半分になるため、使用状態での重心位置が製品の後方側に来る。そのため、第1の三脚ねじ部705よりも第2の三脚ねじ部706が製品後方に位置することによって、三脚上に積載時のバランスがとりやすい構成となっている。
101 デジタルビデオカメラ、102 第1のレンズ、103 本体、
104 第1のマウント、105 第2のマウント、106 ハンドル部材、
107 表示部、108 操作部、109 バッテリ、110 グリップ部、
111 操作部材、201 係合爪、202 マウント接点、203 挿入指標、
204 ロックピン挿入凹部、205 突き当て面、301 挿通穴、302 係合爪、
303 接点、304 指標、305 ロックピン、306 ロックピン操作部材、
307 マウント面、401 ロックピン操作部材、501 回転引き出しヒンジ、
502 回転軸、503 固定板金、504 長穴、505 カシメ部、
506 移動板金、507 引き出しモータ、508 回転モータ、509 ラック、
510 フレキシブル基板、511 引き出し量検出手段、512 回転量検出手段、
601 光軸、602 光軸、701 アクセサリー取り付け部材、
702 アクセサリー取り付け部材、703 三脚取り付けねじ、
704 三脚回転止め穴、705 三脚取り付け部、801 第1の撮像素子、
802 第1の撮像素子基板、803 第1のAD変換素子、804 メイン基板、
805 カメラ情報処理IC、806 ビデオ信号処理IC、807 第2の撮像素子、
808 第2の撮像素子基板、809 第2のAD変換素子、
810 レンズドライバIC、811 第1の接点、812 第1のレンズ接点、
813 第2の接点、814 第2のレンズ接点、815 システムマイコン、
816 外部入出力端子、817 電源回路、901 接続手段

Claims (4)

  1. レンズ交換可能なレンズ脱着部を2つ備えた撮像装置に於いて、
    前記2つのレンズ脱着部は水平に並設され、
    前記2つのレンズ脱着部は撮像素子の光軸を中心とした円形の部材からなり、取り付けられるレンズとの係合部と前記取り付けられるレンズと通信する電気接点と前記取り付けられるレンズの回転を停止するロック部材が前記円形の円周上に配列されているとき、
    一方の前記レンズ脱着部の前記円周上の配列に対して、他方の前記円周上の配列が異なることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像装置は、前記レンズ脱着部の前記ロック部材を操作する操作部材をそれぞれのレンズ脱着部に備え、
    前記2つのレンズ脱着部をそれぞれ第1のレンズ脱着部、第2のレンズ脱着部と定義した時、
    前記第1のレンズ脱着部の前記操作部材は、前記第1のレンズ脱着部の円周中心よりも、第2のレンズ脱着部と離間した側に位置し、
    前記第2のレンズ脱着部の前記操作部材は、前記第2のレンズ脱着部の円周中心よりも、第1のレンズ脱着部と離間した側に位置することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像装置に取り付けられるレンズが操作部材を備え、
    前記第1のレンズ脱着部に取り付けられたレンズの前記操作部材は、前記第1のレンズ脱着部の円周中心よりも、第2のレンズ脱着部と離間した側に位置し、
    前記第2のレンズ脱着部に取り付けられたレンズの前記操作部材は、前記第2のレンズ脱着部の円周中心よりも、第1のレンズ脱着部と離間した側に位置することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 一方の前記レンズ脱着部の前記円周上の配列に対して、他方の前記円周上の配列は所定角度回転させた位置に配列されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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