JP2017037168A - フォーカルプレーンシャッタおよび光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影画像の画質の低下を防止できるフォーカルプレーンシャッタを提供する。【解決手段】フォーカルプレーンシャッタ10は、開口12を有した台板11と、開口12を開放した開放位置と開口12を閉鎖した閉鎖位置との間を移動し、開口12を開閉可能な後幕30Bと、後幕30Bと当接する第1緩衝部材51と、を備えている。後幕30Bは、開口12よりも外側において、開放位置から閉鎖位置に向かう第1方向L1に突出し、後幕30Bが開放位置から閉鎖位置に移動するときに第1緩衝部材51と当接する第1突出部61を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、フォーカルプレーンシャッタおよび光学機器に関するものである。
例えば、デジタルカメラやスチールカメラなどの光学機器には、フォーカルプレーンシャッタが採用されている。フォーカルプレーンシャッタは、先幕および後幕を含む幕を基板の開口を開放した開放位置と開口を閉鎖した閉鎖位置との間で移動させる。フォーカルプレーンシャッタは、幕の移動終端位置において幕と当接することにより幕を停止させるための緩衝部材を備えている。緩衝部材は、幕の移動終端位置において幕と当接することにより、高速で走行する幕が停止するときの衝撃を緩和する。
例えば特許文献1に記載の羽根駆動装置(フォーカルプレーンシャッタ)は、開口を有した基板と、開口から退避した位置と開口の少なくとも一部と重なる位置との間を移動する羽根と、ループ状の形状を有し、弾性を有し、羽根の移動範囲の端部で羽根と当接し、羽根と当接することによりループ状の形状が歪むように変形し得る緩衝部材と、を備えている。
特許文献1に記載の羽根駆動装置によれば、緩衝部材に当接する際の羽根のバウンドを抑制できるとされている。
特開2011−170226号公報
ところで、幕と緩衝部材とが当接すると、幕の塗膜剥がれや緩衝部材の摩耗により異物が発生する場合がある。異物が基板の開口内に入り込むことにより、撮影画像の画質が低下するおそれがある。
そこで本発明は、撮影画像の画質の低下を防止できるフォーカルプレーンシャッタおよび光学機器を提供するものである。
本発明のフォーカルプレーンシャッタは、開口を有した基板と、前記開口を開放した開放位置と前記開口を閉鎖した閉鎖位置との間を移動し、前記開口を開閉可能な幕と、前記幕と当接する緩衝部材と、を備え、前記幕は、前記開口よりも外側において、前記開放位置から前記閉鎖位置に向かう第1方向に突出し、前記幕が前記開放位置から前記閉鎖位置に移動するときに前記緩衝部材と当接する突出部を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、幕は、基板の開口よりも外側において開放位置から閉鎖位置に向かう第1方向に突出し、緩衝部材に当接する突出部を有するので、緩衝部材を基板の開口から離れた位置に設けることができる。このため、突出部と緩衝部材との当接により異物が生じた場合であっても、異物が基板の開口内に入り込むことを抑制できる。したがって、撮影画像の画質の低下を抑制できる。
また、幕は、開口よりも外側に設けられた突出部を緩衝部材に当接させるため、緩衝部材との当接により幕に衝突痕が形成される場合であっても、衝突痕が開口の内側を通過することを防止できる。このため、幕が移動するときに、衝突痕が開口の内周縁に引っ掛かる、いわゆる羽根カミを防止できるとともに、衝突痕により露光不良が生じて撮影画像の画質が低下することを防止できる。
上記のフォーカルプレーンシャッタにおいて、前記幕は、先幕と後幕とを含み、前記突出部は、前記後幕に設けられている、ことが望ましい。
一般に、開放位置から閉鎖位置への移動時における幕の走行速度は、先幕と比べて後幕のほうが速い。このため、後幕を緩衝部材に当接させる場合には、異物が発生しやすくなる。本発明によれば、後幕に突出部が設けられるため、幕と緩衝部材との当接により異物が発生しやすい場合でも、異物が基板の開口内に入り込むことを効果的に抑制できる。したがって、撮影画像の画質の低下を抑制できる。
上記のフォーカルプレーンシャッタにおいて、前記緩衝部材には、前記先幕が前記閉鎖位置から前記開放位置に移動するときに当接する、ことが望ましい。
本発明によれば、先幕が閉鎖位置から開放位置へ移動して停止するときの衝撃を緩和する部材として緩衝部材を用いることができる。したがって、緩衝部材を先幕および後幕に対してそれぞれ設ける構成と比較して、部品点数の増加が抑制され、低コストなフォーカルプレーンシャッタとすることができる。
上記のフォーカルプレーンシャッタにおいて、前記幕は、先幕と後幕とを含み、前記突出部は、前記先幕に設けられている、ことが望ましい。
本発明によれば、撮影終了後に先幕を開放位置から閉鎖位置へ移動させて初期位置に復帰させる場合や、また、先幕を開放位置から閉鎖位置へ移動させる際に露光を行う構成である場合にも、緩衝部材により高速で移動する先幕が停止するときの衝撃を緩和できるとともに、先幕の突出部と緩衝部材との当接により生じる異物が基板の開口内に入り込むことを抑制できる。
上記のフォーカルプレーンシャッタにおいて、前記突出部は、前記幕の前記第1方向に直交する第2方向における端部に設けられている、ことが望ましい。
本発明によれば、幕の第2方向における端部に突出部を設けることで、開口よりも外側において第1方向に突出する突出部とすることができる。したがって、突出部に衝突痕が形成される場合であっても、衝突痕が開口の内周縁に引っ掛かる羽根カミを防止できる。
上記のフォーカルプレーンシャッタにおいて、前記突出部の前記第1方向に沿う長さは、前記第1方向に直交する第2方向に沿う長さよりも長い、ことが望ましい。
本発明によれば、突出部に対して第1方向への力が作用したときに、突出部を容易に撓ませることが可能となる。このため、突出部が緩衝部材に当接して第1方向への力を受けたときに、幕が停止するときの衝撃を突出部において緩和することができる。したがって、幕が停止するときの衝撃を確実に緩和できるとともに、緩衝部材に作用する衝撃が低減されることで突出部と緩衝部材との当接による異物の発生を抑制できる。
上記のフォーカルプレーンシャッタにおいて、前記幕は、前記開口を閉鎖した状態において展開される複数の羽根を有し、前記突出部は、前記複数の羽根のうち、前記幕が前記開放位置から前記閉鎖位置に移動するときに最も移動距離の大きい第1羽根に設けられている、ことが望ましい。
本発明によれば、幕が開放位置から閉鎖位置に移動するときの羽根の運動エネルギーは、第1羽根が最も大きくなるので、突出部を第1羽根に設けることにより、幕が停止するときの衝撃を効果的に緩和しつつ、撮影画像の画質の低下を抑制できる。
上記のフォーカルプレーンシャッタにおいて、前記幕は、前記開口を閉鎖した状態において展開される複数の羽根を有し、前記突出部は、前記複数の羽根のうち、前記幕が前記開放位置から前記閉鎖位置に移動するときに2番目に移動距離の大きい第2羽根に設けられている、ことが望ましい。
第1羽根が緩衝部材に当接する構成の場合、幕が停止するときに第1羽根に作用する衝撃は、緩衝部材により緩和される。一方で、幕が開放位置から閉鎖位置に移動するときの羽根の運動エネルギーが第1羽根に次いで大きくなる第2羽根においては、幕が停止するときの衝撃が緩和されず、撓みが発生する場合がある。
本発明によれば、突出部を第2羽根に設けることにより、幕が停止するときに第2羽根に作用する衝撃を、基板の開口から離れた位置に設けられた緩衝部材により緩和できる。したがって、第2羽根の撓みを防止しつつ、撮影画像の画質の低下を抑制できる。
本発明の光学機器は、上記のフォーカルプレーンシャッタを備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮影画像の画質の低下が抑制された光学機器とすることができる。
本発明によれば、幕は、基板の開口よりも外側において開放位置から閉鎖位置に向かう第1方向に突出し、緩衝部材に当接する突出部を有するので、緩衝部材を基板の開口から離れた位置に設けることができる。このため、突出部と緩衝部材との当接により異物が生じた場合であっても、異物が基板の開口内に入り込むことを抑制できる。したがって、撮影画像の画質の低下を抑制できる。
また、幕は、開口よりも外側に設けられた突出部を緩衝部材に当接させるため、緩衝部材との当接により幕に衝突痕が形成される場合であっても、衝突痕が開口の内側を通過することを防止できる。このため、幕が移動するときに、衝突痕が開口の内周縁に引っ掛かる、いわゆる羽根カミを防止できるとともに、衝突痕により露光不良が生じて撮影画像の画質が低下することを防止できる。
第1実施形態の光学機器のブロック図である。 第1実施形態のフォーカルプレーンシャッタの正面図であって、初期状態を示している。 第1実施形態のフォーカルプレーンシャッタの正面図であって、露光中の状態を示している。 第1実施形態のフォーカルプレーンシャッタの正面図であって、露光を終了した直後の状態を示している。 第2実施形態のフォーカルプレーンシャッタの正面図であって、初期状態を示している。 第3実施形態のフォーカルプレーンシャッタの正面図であって、露光を終了した直後の状態を示している。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
最初に、第1実施形態の光学機器1およびフォーカルプレーンシャッタ10について説明する。
(光学機器)
図1は、第1実施形態の光学機器のブロック図である。
図1に示すように、光学機器1は、例えばデジタルカメラやスチールカメラ等であって、制御部2と、撮像素子4と、フォーカルプレーンシャッタ10と、を備えている。
制御部2は、光学機器1の全体の動作を制御しており、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えている。制御部2は、後述するフォーカルプレーンシャッタ10の動作を制御する。
撮像素子4は、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等であって、光により形成された被写体像を電気信号に変換する。
なお、光学機器1は、図1には図示していないが、焦点距離を調整するためのレンズ等を備えている。
(フォーカルプレーンシャッタ)
図2から図4は、第1実施形態のフォーカルプレーンシャッタの正面図であって、図2は初期状態(チャージ状態)を示し、図3は露光中の状態を示し、図4は露光を終了した直後の状態(露光終了状態)を示している。
図2に示すように、フォーカルプレーンシャッタ10は、台板11(基板)と、台板11に揺動可能に支持された先幕駆動アーム41a,42aおよび後幕駆動アーム41b,42bと、先幕駆動アーム41a,42aに駆動される先幕30A(幕)と、後幕駆動アーム41b,42bに駆動される後幕30B(幕)と、先幕30Aに当接する第1緩衝部材51と、後幕30Bに当接する第2緩衝部材52と、を主に有している。
台板11は、合成樹脂製であり、矩形状の開口12を有している。台板11は、フォーカルプレーンシャッタ10を構成する部材のうち、光学機器1のレンズに対して最も近く配置される部材である。
台板11には、図示しない羽根受板が取り付けられる。羽根受板は、該羽根受板と台板11との間に先幕30Aや後幕30B、先幕駆動アーム41a,42a、後幕駆動アーム41b,42b等を収容するように、台板11に対して取り付けられる。羽根受板は、例えば合成樹脂製であり、矩形状の開口を有する。羽根受板の開口は、正面視において台板11の開口12と略一致するように形成されている。
台板11と羽根受板(不図示)との間には、図示しない仕切り板が台板11および羽根受板に沿うように配置されている。仕切り板は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)等の合成樹脂製であり、矩形状の開口を有している。仕切り板の開口は、正面視において台板11の開口12および羽根受板の開口と略一致するように形成されている。
先幕30Aおよび後幕30Bは、それぞれ開口12の全体を開放した開放位置と、開口12の全体を閉鎖した閉鎖位置と、の間を移動し、開口12を開閉可能とされている(図2から図4参照)。なお、図2は、先幕30Aが閉鎖位置にあり後幕30Bが開放位置にある場合を示している。図3は、先幕30Aおよび後幕30Bの両方が開放位置にある場合を示している。図4は、先幕30Aが開放位置にあり、後幕30Bが閉鎖位置にある場合を示している。先幕30Aおよび後幕30Bは、それぞれが開放位置にある状態において、開口12を挟んで開口12の短手方向における一方側と他方側とに位置するように設けられている(図3参照)。
先幕30Aは、羽根受板(不図示)と仕切り板(不図示)との間に配設されている。先幕30Aは、羽根31a〜34aを備えている。羽根31a〜34aは、閉鎖位置において展開され、開放位置において重なりつつ収納される。羽根31a〜34aは、閉鎖位置において、先幕30Aが開放位置から閉鎖位置へ移動するとき(以下、「先幕の展開時」という場合がある。)の移動方向下流側から上流側に向けてこの順に並んで配置されている。すなわち、先幕30Aの展開時における羽根31a〜34aの移動距離は、この順に大きくなっている(図4から図2への移動を参照)。
後幕30Bは、台板11と仕切り板(不図示)との間に配設されている。後幕30Bは、羽根31b〜34bを備えている。羽根31b〜34bは、閉鎖位置において展開され、開放位置において重なりつつ収納される。羽根31b〜34bは、閉鎖位置において、後幕30Bが開放位置から閉鎖位置へ移動するとき(以下、「後幕の展開時」という場合がある。)の移動方向下流側から上流側に向けてこの順に並んで配置されている。すなわち、後幕30Bの展開時における羽根31b〜34bの移動距離は、この順に大きくなっている(図3から図4への移動を参照)。
羽根31a〜34a,31b〜34bは、合成樹脂製であり、薄く形成されている。羽根31a〜34a,31b〜34bは、それぞれの開放位置から閉鎖位置に向かう方向と直交する方向に沿うように延びている。なお、羽根31a〜34aの開放位置から閉鎖位置に向かう方向と、羽根31b〜34bの開放位置から閉鎖位置に向かう方向と、は一致している。以下、羽根31a〜34a,31b〜34bの開放位置から閉鎖位置に向かう方向を第1方向L1と定義する。また、第1方向L1に直交する方向を第2方向L2と定義する。なお、第1方向L1は、開口12の短手方向と一致し、第2方向L2は、開口12の長手方向と一致している。また、第1方向L1および第2方向L2に直交する方向は、開口12の貫通方向(光軸方向)に一致している。
羽根31a〜34aは、先幕駆動アーム41a,42aに連結されている。先幕駆動アーム41a,42aは、羽根受板(不図示)と仕切り板(不図示)との間に配設されている。先幕駆動アーム41a,42aは、それぞれ強度を保つため金属の薄板で形成されている。先幕駆動アーム41aは、その基端部において台板11に対して揺動中心O1回りに揺動可能に支持されている。先幕駆動アーム42aは、その基端部において台板11に対して揺動中心O2回りに揺動自在に支持されている。先幕駆動アーム42aは、先幕駆動アーム41aよりも第1方向L1における他方側に配置されている。揺動中心O1,O2は、羽根31a〜34aよりも第2方向L2における一方側に設けられている。
羽根31aは、その第2方向L2の一端部において、先幕駆動アーム41a,42aの先端部に回転可能に連結されている。羽根32aは、その第2方向L2の一端部において、先幕駆動アーム41a,42aの羽根31aとの連結部分よりも基端側の部分に回転可能に連結されている。羽根33aは、その第2方向L2の一端部において、先幕駆動アーム41a,42aの羽根32aとの連結部分よりも基端側の部分に回転可能に連結されている。羽根34aは、その第2方向L2の一端部において、先幕駆動アーム41a,42aの羽根33aとの連結部分よりも基端側の部分に回転可能に連結されている。羽根31a〜34aは、それぞれ先幕駆動アーム41a,42aとともに、平行リンク機構として機能する。
図4に示すように、羽根31b〜34bは、後幕駆動アーム41b,42bに連結されている。後幕駆動アーム41b,42bは、台板11と仕切り板(不図示)との間に配設されている。後幕駆動アーム41b,42bは、先幕駆動アーム41a,42aと同様に、それぞれ強度を保つため金属の薄板で形成されている。後幕駆動アーム41bは、その基端部において台板11に対して揺動中心P1回りに揺動可能に支持されている。後幕駆動アーム42bは、その基端部において台板11に対して揺動中心P2回りに揺動自在に支持されている。後幕駆動アーム41bは、後幕駆動アーム42bよりも第1方向L1における一方側に配置されている。揺動中心P1,P2は、羽根31b〜34bよりも第2方向L2における一方側に設けられている。
羽根31b(第1羽根)は、その第2方向L2の一端部において、後幕駆動アーム41b,42bの先端部に回転可能に連結されている。羽根32bは、その第2方向L2の一端部において、後幕駆動アーム41b,42bの羽根31bとの連結部分よりも基端側の部分に回転可能に連結されている。羽根33bは、その第2方向L2の一端部において、後幕駆動アーム41b,42bの羽根32bとの連結部分よりも基端側の部分に回転可能に連結されている。羽根34bは、その第2方向L2の一端部において、後幕駆動アーム41b,42bの羽根33bとの連結部分よりも基端側の部分に回転可能に連結されている。羽根31b〜34bは、それぞれ後幕駆動アーム41b,42bとともに、平行リンク機構として機能する。
羽根31bは、第2方向L2の他端部(先端部)から第1方向L1の一方側(羽根31bが開放位置から閉鎖位置に向かう側)に向かって突出する第1突出部61を有する。第1突出部61は、矩形状に形成されている。第1突出部61は、開口12の貫通方向から見て、開口12よりも外側であって、開口12よりも第2方向L2における他方側に位置するように形成されている。第1突出部61の第1方向L1に沿う長さは、第1突出部61の第2方向L2に沿う長さよりも長くなっている。
台板11には、先幕駆動アーム41aを駆動するための先幕駆動レバー45Aと、後幕駆動アーム42bを駆動するための後幕駆動レバー45Bと、が設けられている。先幕駆動レバー45Aおよび後幕駆動レバー45Bは、それぞれ所定の範囲を揺動可能に台板11に支持されている。詳細には、先幕駆動レバー45Aは、台板11に形成された軸を中心にして揺動可能に支持されており、台板11に形成された溝に挿通されることによりその揺動範囲が規定されている。後幕駆動レバー45Bも同様である。
先幕駆動レバー45Aおよび後幕駆動レバー45Bは、それぞれ図示しない駆動源により揺動される。駆動源としては、例えば電磁石とバネ等の付勢部材との作用により駆動レバー45A,45Bを駆動するものや、ロータ、ステータおよびコイルを備えた電磁アクチュエータ等を用いることができる。
先幕駆動アーム41aは、先幕駆動レバー45Aに連結されている。後幕駆動アーム42bは、後幕駆動レバー45Bに連結されている。先幕駆動レバー45Aが揺動することにより、先幕駆動アーム41aが揺動し、これにより先幕30Aが移動する。同様に、後幕駆動レバー45Bが揺動することにより、後幕駆動アーム42bが揺動し、これにより後幕30Bが移動する。
第1緩衝部材51は、台板11と羽根受板(不図示)との間に配置されている。第1緩衝部材51は、開放位置にある先幕30Aよりも、第1方向L1の一方側に配置されている。第1緩衝部材51は、第2方向L2に沿って延びる直方体状に形成されている。第1緩衝部材51は、弾性変形可能に形成されている。第1緩衝部材51は、例えばニトリルゴムやウレタンフォーム材等の弾性部材により形成されている。第1緩衝部材51には、先幕30Aが閉鎖位置から開放位置へ移動して停止するときに、羽根31a〜34aの先端部における第1方向L1の一方側の側縁部が当接する。また、第1緩衝部材51には、後幕30Bが開放位置から閉鎖位置へ移動して停止するときに、第1突出部61の第1方向L1の一端部61a(先端部61a)が当接する。本実施形態では、第1緩衝部材51には、閉鎖位置にある羽根31bの第1突出部61の先端部61aが当接する。第1緩衝部材51は、台板11に対して、例えば接着剤や粘着テープ等により固定されている。なお、第1緩衝部材51は、台板11に形成された凹部等に圧入されることにより台板11に対して固定されてもよい。
第2緩衝部材52は、台板11と羽根受板(不図示)との間に配置されている。第2緩衝部材52は、開放位置にある後幕30Bよりも、第1方向L1の他方側に配置されている(図2参照)。第2緩衝部材52は、第2方向L2に沿って延びる直方体状に形成されている。第2緩衝部材52は、第1緩衝部材51と同様に、弾性変形可能に形成されている。第2緩衝部材52には、後幕30Bが閉鎖位置から開放位置へ移動して停止するときに、羽根31b〜34bの先端部における第1方向L1の他方側の側縁部が当接する。第2緩衝部材52は、第1緩衝部材51と同様に、台板11に対して、例えば接着剤や粘着テープ等により固定されている。
以下、本実施形態のフォーカルプレーンシャッタ10の動作および作用について説明する。
フォーカルプレーンシャッタ10は、初期状態においては、先幕30Aは閉鎖位置にあり、後幕30Bは開放位置にある。
撮影に際して、光学機器1のレリーズボタンが押されると、図3に示すように、先幕駆動レバー45Aは時計回り方向に回転する。これにより、先幕30Aは開口12を開放した状態となる。また、所定期間後幕30Bは開口12を開放した状態に維持される。これにより、開口12は開いた状態(露光状態)となる。
レリーズボタンが押されてから所定期間経過後に、後幕駆動レバー45Bが時計回り方向に回転する。これにより、図4に示すように、後幕30Bは開放位置から閉鎖位置へ移動して開口12を閉鎖する。この際に、後幕駆動レバー45Bが挿通される台板11に形成された溝の端部に後幕駆動レバー45Bが当接すると、後幕30Bの移動方向の先頭に位置する羽根31bは、慣性の法則にしたがいオーバーランするおそれがある。しかしながら、羽根31bは、後幕30Bが閉鎖位置にあるときに第1緩衝部材51と当接する第1突出部61を備えている。これにより、羽根31bのオーバーランが抑制される。このようにして1回の撮影が終了する。
次に、不図示のセットレバーによって先幕駆動レバー45Aおよび後幕駆動レバー45Bが反時計回り方向に回転される。これにより、先幕30Aは展開されて開口12を閉鎖し、後幕30Bは収納されて開口12を開放し、図2に示す初期状態に戻る。
このように、本実施形態によれば、後幕30Bは、台板11の開口12よりも外側において第1方向L1に突出し、第1緩衝部材51に当接する第1突出部61を有するので、第1緩衝部材51を台板11の開口12から離れた位置に設けることができる。このため、第1突出部61と第1緩衝部材51との当接により異物が生じた場合であっても、異物が台板11の開口12内に入り込むことを抑制できる。したがって、撮影画像の画質の低下を抑制できる。
また、後幕30Bは、開口12よりも外側に設けられた第1突出部61を第1緩衝部材51に当接させるため、第1緩衝部材51との当接により後幕30Bの羽根31bに衝突痕が形成される場合であっても、衝突痕が開口12の内側を通過することを防止できる。このため、後幕30Bが移動するときに、衝突痕が開口12の内周縁に引っ掛かる、いわゆる羽根カミを防止できるとともに、衝突痕により露光不良が生じて撮影画像の画質が低下することを防止できる。
また、一般に、開放位置から閉鎖位置への移動時における幕の走行速度は、先幕30Aと比べて後幕30Bのほうが速い。このため、後幕30Bを第1緩衝部材51に当接させる場合には、異物が発生しやすくなる。本実施形態によれば、後幕30Bに第1突出部61が設けられるため、後幕30Bの羽根31bと第1緩衝部材51との当接により異物が発生しやすい場合でも、異物が台板11の開口12内に入り込むことを効果的に抑制できる。したがって、撮影画像の画質の低下を抑制できる。
また、第1緩衝部材51には、先幕30Aが閉鎖位置から開放位置に移動するときに当接するため、先幕30Aが閉鎖位置から開放位置へ移動して停止するときの衝撃を緩和する部材として第1緩衝部材51を用いることができる。したがって、緩衝部材を先幕30Aおよび後幕30Bに対してそれぞれ設ける構成と比較して、部品点数の増加が抑制され、低コストなフォーカルプレーンシャッタ10とすることができる。
また、第1突出部61は、第2方向L2における他端部に設けられているため、開口12よりも外側において第1方向L1に突出させることができる。したがって、第1突出部61に衝突痕が形成される場合であっても、衝突痕が開口12の内周縁に引っ掛かる羽根カミを防止できる。
また、第1突出部61の第1方向L1に沿う長さは、第2方向L2に沿う長さよりも長いので、第1突出部61に対して第1方向L1への力が作用したときに、第1突出部61を容易に撓ませることが可能となる。このため、第1突出部61が第1緩衝部材51に当接して第1方向L1への力を受けたときに、後幕30Bが停止するときの衝撃を第1突出部61において緩和することができる。したがって、後幕30Bが停止するときの衝撃を確実に緩和できるとともに、第1緩衝部材51に作用する衝撃が低減されることで第1突出部61と第1緩衝部材51との当接による異物の発生を抑制できる。
また、第1突出部61は、後幕30Bの羽根31b〜34bのうち、後幕30Bが開放位置から閉鎖位置に移動するときに最も移動距離の大きい羽根31bに設けられている。後幕30Bが開放位置から閉鎖位置に移動するときの羽根31b〜34bの運動エネルギーは、羽根31bが最も大きくなるので、第1突出部61を羽根31bに設けることにより、後幕30Bが停止するときの衝撃を効果的に緩和しつつ、撮影画像の画質の低下を抑制できる。
本実施形態の光学機器1は、フォーカルプレーンシャッタ10を備えているため、撮影画像の画質の低下が抑制された光学機器1とすることができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態のフォーカルプレーンシャッタ110について説明する。
図5は、第2実施形態のフォーカルプレーンシャッタの正面図であって、初期状態(チャージ状態)を示している。
図5に示す第2実施形態では、先幕130A(幕)の羽根131a(第1羽根)は、先幕130Aの展開時に第2緩衝部材52に当接する第2突出部62を備えている点で、図2に示す第1実施形態と異なっている。なお、図2に示す第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図5に示すように、羽根131aは、先幕130Aが有する羽根131a,32a〜34aのうち、先幕130Aが展開位置にある状態において、先幕130Aの展開時における移動方向の最も下流側に配置されている。羽根131aは、先幕130Aが有する羽根131a,32a〜34aのうち、先幕130Aの展開時における移動距離が最も大きくなっている。
羽根131aは、第2方向L2の他端部(先端部)から第1方向L1の他方側(羽根131aが開放位置から閉鎖位置に向かう側)に向かって突出する第2突出部62を有する。第2突出部62は、矩形状に形成されている。第2突出部62は、開口12の貫通方向から見て、開口12よりも外側であって、開口12よりも第2方向L2における他方側に位置するように形成されている。第2突出部62の第1方向L1に沿う長さは、第2突出部62の第2方向L2に沿う長さよりも長くなっている。第2突出部62の第1方向L1の他端部62a(先端部62a)は、羽根131aが開放位置から閉鎖位置に移動するときに、第2緩衝部材52と当接する。本実施形態では、第2突出部62の先端部62aは、羽根131aが閉鎖位置にあるとき、第2緩衝部材52に当接する。
このように、本実施形態によれば、第2突出部62が先幕130Aの羽根131aに設けられている。このため、特に連写モード時の撮影終了後に先幕を開放位置から閉鎖位置へ移動させて初期位置に復帰させる場合や、また、駆動源として、ロータ、ステータおよびコイルを備えた電磁アクチュエータを用い、先幕130Aを開放位置から閉鎖位置へ移動させる際に露光を行う構成である場合にも、第2緩衝部材52により高速で移動する先幕130Aが停止するときの衝撃を緩和できるとともに、先幕130Aの第2突出部62と第2緩衝部材52との当接により生じる異物が台板11の開口12内に入り込むことを抑制できる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態のフォーカルプレーンシャッタ210について説明する。
図6は、第3実施形態のフォーカルプレーンシャッタの正面図であって、露光を終了した直後の状態(露光終了状態)を示している。
図6に示す第3実施形態では、後幕230B(幕)の羽根232b(第2羽根)は、後幕230Bの展開時に第1緩衝部材51に当接する第3突出部63を備えている点で、図2に示す第1実施形態と異なっている。なお、図2に示す第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図6に示すように、羽根232bは、後幕230Bが有する羽根31b,232b,33b,34bのうち、後幕230Bが展開位置にある状態において、後幕230Bの展開時における移動方向の下流側から数えて2番目に配置されている。羽根232bは、後幕230Bが有する羽根31b,232b,33b,34bのうち、後幕230Bの展開時における移動距離が2番目に大きくなっている。
羽根232bは、第2方向L2の他端部(先端部)から第1方向L1の一方側に向かって突出する第3突出部63有する。第3突出部63は、矩形状に形成されている。第3突出部63は、開口12の貫通方向から見て、開口12よりも外側であって、開口12よりも第2方向L2における他方側に位置するように形成されている。第3突出部63の第1方向L1に沿う長さは、第3突出部63の第2方向L2に沿う長さよりも長くなっている。第3突出部63の第1方向L1の一端部63a(先端部63a)は、羽根232bが開放位置から閉鎖位置に移動するときに、第1緩衝部材51と当接する。本実施形態では、第3突出部63の先端部63aは、羽根232bが閉鎖位置にあるとき、第1緩衝部材51に当接する。
羽根31bが第1緩衝部材51に当接する構成の場合、後幕230Bが停止するときに羽根31bに作用する衝撃は、第1緩衝部材51により緩和される。一方で、後幕230Bが開放位置から閉鎖位置に移動するときの羽根の運動エネルギーが羽根31bに次いで大きくなる羽根232bにおいては、後幕230Bが停止するときの衝撃が緩和されず、撓みが発生する場合がある。
本実施形態によれば、第3突出部63を羽根232bに設けることにより、後幕230Bが停止するときに羽根232bに作用する衝撃を、台板11の開口12から離れた位置に設けられた第1緩衝部材51により緩和できる。したがって、羽根232bの撓みを防止しつつ、撮影画像の画質の低下を抑制できる。
なお、本実施形態では、羽根31bには第1突出部61が設けられているが、これに限定されず、羽根31bに第1突出部61が設けられていなくてもよい。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記各実施形態においては、第1突出部61は、羽根31bが閉鎖位置にあるときに第1緩衝部材51に当接する構成となっているが、これに限定されるものではない。第1突出部61は、羽根31bが閉鎖位置にあるときに、第1突出部61の先端部61aと第1緩衝部材51とが第1方向L1に僅かに離間するように配置されていてもよい。これにより、第1緩衝部材51には、後幕30Bが開放位置から閉鎖位置に移動するときに、既定の閉鎖位置からオーバーランした羽根31bの第1突出部61の先端部61aを当接させることができる。第2突出部62および第3突出部63についても同様である。
また、上記各実施形態においては、各突出部61,62,63は、矩形状に形成されているが、これに限定されず、各羽根31b,131a,232bから第1方向L1に沿って突出していればよい。
また、上記各実施形態においては、各突出部61,62,63は、各羽根31b,131a,232bの先端部から突出しているが、これに限定されず、各羽根31b,131a,232bの基端部から突出していてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1…光学機器 10,110,210…フォーカルプレーンシャッタ 11…台板(基板) 12…開口 30A,130A…先幕(幕) 30B,230B…後幕(幕) 31a,32a,33a,34a…羽根 31b…羽根(第1羽根) 32b,33b,34b…羽根 51…第1緩衝部材(緩衝部材) 52…第2緩衝部材(緩衝部材) 61…第1突出部(突出部) 62…第2突出部(突出部) 63…第3突出部(突出部) 131a…羽根(第1羽根) 232b…羽根(第2羽根) L1…第1方向 L2…第2方向

Claims (9)

  1. 開口を有した基板と、
    前記開口を開放した開放位置と前記開口を閉鎖した閉鎖位置との間を移動し、前記開口を開閉可能な幕と、
    前記幕と当接する緩衝部材と、
    を備え、
    前記幕は、前記開口よりも外側において、前記開放位置から前記閉鎖位置に向かう第1方向に突出し、前記幕が前記開放位置から前記閉鎖位置に移動するときに前記緩衝部材と当接する突出部を有する、
    ことを特徴とするフォーカルプレーンシャッタ。
  2. 前記幕は、先幕と後幕とを含み、
    前記突出部は、前記後幕に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のフォーカルプレーンシャッタ。
  3. 前記緩衝部材には、前記先幕が前記閉鎖位置から前記開放位置に移動するときに当接する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のフォーカルプレーンシャッタ。
  4. 前記幕は、先幕と後幕とを含み、
    前記突出部は、前記先幕に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のフォーカルプレーンシャッタ。
  5. 前記突出部は、前記幕の前記第1方向に直交する第2方向における端部に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のフォーカルプレーンシャッタ。
  6. 前記突出部の前記第1方向に沿う長さは、前記第1方向に直交する第2方向に沿う長さよりも長い、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のフォーカルプレーンシャッタ。
  7. 前記幕は、前記開口を閉鎖した状態において展開される複数の羽根を有し、
    前記突出部は、前記複数の羽根のうち、前記幕が前記開放位置から前記閉鎖位置に移動するときに最も移動距離の大きい第1羽根に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のフォーカルプレーンシャッタ。
  8. 前記幕は、前記開口を閉鎖した状態において展開される複数の羽根を有し、
    前記突出部は、前記複数の羽根のうち、前記幕が前記開放位置から前記閉鎖位置に移動するときに2番目に移動距離の大きい第2羽根に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のフォーカルプレーンシャッタ。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載のフォーカルプレーンシャッタを備えることを特徴とする光学機器。
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