JP6566254B2 - フォーカルプレーンシャッタおよび光学機器 - Google Patents

フォーカルプレーンシャッタおよび光学機器 Download PDF

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Description

本発明は、フォーカルプレーンシャッタおよび光学機器に関するものである。
例えば、デジタルカメラやスチールカメラなどの光学機器には、フォーカルプレーンシャッタが採用されている。フォーカルプレーンシャッタは、羽根を展開状態と退避状態との間で移動させる。フォーカルプレーンシャッタは、羽根の移動終端位置において羽根と当接することにより羽根を停止させるための緩衝部材を備えている。緩衝部材は、羽根の移動終端位置において羽根と当接することにより、高速で走行する羽根がバウンドすることを抑制する。
例えば特許文献1に記載の羽根駆動装置(フォーカルプレーンシャッタ)は、開口を有した基板と、開口から退避した位置と開口の少なくとも一部と重なる位置との間を移動する羽根と、ループ状の形状を有し、弾性を有し、羽根の移動範囲の端部で羽根と当接し、羽根と当接することによりループ状の形状が歪むように変形し得る緩衝部材と、を備えている。
特許文献1に記載の羽根駆動装置によれば、緩衝部材に当接する際の羽根のバウンドを抑制できるとされている。
上記従来の羽根駆動装置では、緩衝部材は、基板に形成された第1保持部および第2保持部に挟まれた被挟持部(保持部)と、被挟持部と向き合い、羽根が当接する非挟持部(当接部)と、被挟持部と非挟持部とを接続する一対の接続部と、を備えている。羽根は、その移動方向と交差する方向(以下、「第1方向」という。)に沿うように延びている。緩衝部材の接続部は、第1方向に直交する方向(以下、「第2方向」という。)に沿って延びている。
羽根は、基板に揺動可能に支持された一対のアームに連結され、平行リンク機構によりアームの揺動中心回りに平行移動する。このため、羽根は、第1方向および第2方向に移動する。
特開2011−170226号公報
しかしながら、接続部は、第2方向に沿って延びているため、非挟持部を介して羽根から第2方向の力を受けると第2方向に圧縮されて、第1方向へ撓みにくくなる。これにより、接続部は、非挟持部を介して羽根から第1方向の力を受けても第1方向への変位が規制されるので、接続部を介して被挟持部に支持された非挟持部の第1方向への変位が規制される。このため、羽根が非挟持部に対して第1方向に摺動する。これにより、非挟持部が摩耗して異物が発生するおそれがあった。
そこで本発明は、異物の発生を抑制できるフォーカルプレーンシャッタおよび光学機器を提供するものである。
本発明のフォーカルプレーンシャッタは、開口を有した基板と、前記基板に揺動可能に支持されたアームと、前記アームに駆動され、前記開口から退避した退避位置と前記開口の少なくとも一部と重なるように展開した展開位置との間を移動する羽根と、前記退避位置から前記展開位置へ移動する前記羽根と当接し、弾性変形可能な緩衝部材と、を備え、前記羽根は、前記退避位置から前記展開位置への移動方向と交差する第1方向に沿うように延び、前記アームは、前記羽根よりも前記第1方向における一方側に設けられた揺動中心回りに揺動可能とされ、前記緩衝部材は、前記羽根の前記移動方向下流側に位置する側縁部と当接する当接部と、前記当接部を挟んで前記羽根とは反対側に、前記当接部に対して離間して配置され、前記基板に保持される保持部と、前記当接部と前記保持部とを接続する単一の接続部と、を備え、前記接続部は、前記第1方向に直交する第2方向に対して前記揺動中心方向に向かって傾斜して延びている、ことを特徴とする。
本発明によれば、緩衝部材の接続部が第2方向に対してアームの揺動中心方向に向かって傾斜して延びているので、接続部は、第2方向に延在する従来の構成と比較して容易に撓むことができる。このため、当接部は、羽根の側縁部が当接したときに、羽根とともに容易に変位できるので、当接部と羽根の側縁部とが摺動することを抑制でき、当接部の摩耗を低減できる。したがって、異物の発生を抑制できる。
上記のフォーカルプレーンシャッタにおいて、前記緩衝部材は、環状に形成されている、ことが望ましい。
本発明によれば、保持部と、当接部と、保持部の端部と当接部の端部とを接続する一対の接続部と、を備えた緩衝部材とすることができる。
上記のフォーカルプレーンシャッタにおいて、前記アームの少なくとも一部は、前記羽根が前記展開位置にあるとき、前記羽根の前記側縁部と重なるように配置され、前記アームの前記一部は、前記羽根とともに前記当接部に当接する、ことが望ましい。
本発明によれば、アームが羽根とともに当接部に当接するため、羽根とともに移動するアームの移動を確実に停止させることができる。
上記のフォーカルプレーンシャッタにおいて、前記当接部は、前記展開位置にある前記羽根の両端よりも内側に対応する位置に配置されている、ことが望ましい。
本発明によれば、当接部に羽根の端部が当接することを防止できるので、当接部が羽根の端部により削られて異物が発生することを抑制できる。
本発明の光学機器は、上記のフォーカルプレーンシャッタを備えることを特徴とする。
本発明によれば、異物の発生が抑制された光学機器とすることができる。
本発明によれば、緩衝部材の接続部が第2方向に対してアームの揺動中心に向かって傾斜して延びているので、接続部は、第2方向に延在する従来の構成と比較して容易に撓むことができる。このため、当接部は、羽根の側縁部が当接したときに、羽根とともに容易に変位できるので、当接部と羽根の側縁部とが摺動することを抑制でき、当接部の摩耗を低減できる。したがって、異物の発生を抑制できる。
光学機器のブロック図である。 フォーカルプレーンシャッタの正面図であって、初期状態を示している。 フォーカルプレーンシャッタの正面図であって、露光中の状態を示している。 フォーカルプレーンシャッタの正面図であって、露光を終了した直後の状態を示している。 フォーカルプレーンシャッタの説明図であって、主に台板と後幕と緩衝部材とを示した正面図である。 羽根が緩衝部材に当接したときの緩衝部材の当接部の表面に生じるひずみのシミュレーション結果を示すグラフである。 緩衝部材の変形例を示す正面図である。 緩衝部材の変形例を示す正面図である。 緩衝部材の変形例を示す正面図である。 第1変形例のフォーカルプレーンシャッタの説明図であって、主に台板と後幕と緩衝部材とを示した正面図である。 第2変形例のフォーカルプレーンシャッタの説明図であって、主に台板と後幕と緩衝部材とを示した正面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(光学機器)
図1は、光学機器のブロック図である。
図1に示すように、光学機器1は、例えばデジタルカメラやスチールカメラ等であって、制御部2と、撮像素子4と、フォーカルプレーンシャッタ10と、を備えている。
制御部2は、光学機器1の全体の動作を制御しており、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えている。制御部2は、後述するフォーカルプレーンシャッタ10の動作を制御する。
撮像素子4は、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等であって、光により形成された被写体像を電気信号に変換する。
なお、光学機器1は、図1には図示していないが、焦点距離を調整するためのレンズ等を備えている。
(フォーカルプレーンシャッタ)
図2から図4は、フォーカルプレーンシャッタの正面図であって、図2は初期状態(チャージ状態)を示し、図3は露光中の状態を示し、図4は露光を終了した直後の状態(露光終了状態)を示している。
図2に示すように、フォーカルプレーンシャッタ10は、台板11(基板)と、台板11に揺動可能に支持された先幕駆動アーム41a,42aおよび後幕駆動アーム41b,42bと、先幕駆動アーム41a,42aに駆動される羽根31a〜34aと、後幕駆動アーム41b,42bに駆動される羽根31b〜34bと、羽根31bと当接する緩衝部材50と、を主に有している。
台板11は、合成樹脂製であり、矩形状の開口12を有している。台板11は、フォーカルプレーンシャッタ10を構成する部材のうち、光学機器1のレンズに対して最も近く配置される部材である。
台板11には、図示しない羽根受板が取り付けられる。羽根受板は、該羽根受板と台板11との間に羽根31a〜34a,31b〜34bや、先幕駆動アーム41a,42a、後幕駆動アーム41b,42b等を収容するように、台板11に対して取り付けられる。羽根受板は、例えば合成樹脂製であり、矩形状の開口を有する。羽根受板の開口は、正面視において台板11の開口12と略一致するように形成されている。
台板11と羽根受板(不図示)との間には、図示しない仕切り板が台板11および羽根受板に沿うように配置されている。仕切り板は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)等の合成樹脂製であり、矩形状の開口を有している。仕切り板の開口は、正面視において台板11の開口12および羽根受板の開口と略一致するように形成されている。
羽根31a〜34a,31b〜34bは、開口12を閉じた状態において展開され、開口12を開いた状態において重なりつつ収納される(図2から図4参照)。羽根31a〜34a,31b〜34bは、開口12から退避した退避位置と、開口12の少なくとも一部と重なるように展開した展開位置と、の間を移動する。なお、展開位置とは、羽根31a〜34aまたは羽根31b〜34bが開口12を完全に閉塞する状態にある位置のことをいう。以下の説明では、羽根31a〜34a,31b〜34bが展開位置において開口12を閉じた状態を「展開状態」という。また、羽根31a〜34a,31b〜34bが退避位置において重なった状態を「重畳状態」という。
羽根31a〜34a,31b〜34bは、合成樹脂製であり、薄く形成されている。羽根31a〜34a,31b〜34bは、それぞれの退避位置から展開位置への移動方向と交差し、開口12の長手方向に沿うように延びている。以下、羽根31a〜34a,31b〜34bが延びる方向を第1方向L1と定義する。また、第1方向L1に直交する方向(開口12の短手方向)を第2方向L2と定義する。なお、第1方向L1および第2方向L2に直交する方向は、開口12の貫通方向(光学機器1の光軸方向)に一致している。尚、羽根31a〜34a,31b〜34bは、合成樹脂製に限定されない。羽根31a〜34a,31b〜34bは、金属製あるいは炭素繊維複合材で形成されてもよい。
4枚の羽根31a〜34aは、先幕30Aを構成する。先幕30Aは、羽根受板(不図示)と仕切り板(不図示)との間に配設されている。4枚の羽根31b〜34bは、後幕30Bを構成する。後幕30Bは、台板11と仕切り板(不図示)との間に配設されている。なお、図2は、先幕30Aが展開状態であり後幕30Bが重畳状態である場合を示している。図3は、先幕30Aおよび後幕30Bの両方が重畳状態である場合を示している。図4は、先幕30Aが重畳状態であり、後幕30Bが展開状態である場合を示している。先幕30Aおよび後幕30Bは、それぞれの重畳状態において、開口12を挟んで、第2方向L2における一方側と他方側とに位置するように設けられている(図3参照)。
先幕30Aは、先幕駆動アーム41a,42aに連結されている。先幕駆動アーム41a,42aは、それぞれ強度を保つため金属の薄板で形成されている。先幕駆動アーム41aは、その基端部において台板11に対して揺動中心O1回りに揺動可能に支持されている。先幕駆動アーム42aは、その基端部において台板11に対して揺動中心O2回りに揺動自在に支持されている。先幕駆動アーム42aは、先幕駆動アーム41aよりも第2方向L2における他方側に配置されている。揺動中心O1,O2は、羽根31a〜34aよりも第1方向L1における一方側に設けられている。
羽根31aは、先幕駆動アーム41a,42aの先端部に回転可能に連結されている。羽根32aは、先幕駆動アーム41a,42aの羽根31aとの連結部分よりも基端側の部分に回転可能に連結されている。羽根33aは、先幕駆動アーム41a,42aの羽根32aとの連結部分よりも基端側の部分に回転可能に連結されている。羽根34aは、先幕駆動アーム41a,42aの羽根33aとの連結部分よりも基端側の部分に回転可能に連結されている。羽根31a〜34aは、それぞれ先幕駆動アーム41a,42aとともに、平行リンク機構として機能する。先幕駆動アーム42aの先端部は、開口12の貫通方向から見て羽根31aの周縁部よりも内側に位置している。
羽根31aは、先幕30Aを構成する羽根31a〜34aのうち、退避位置から展開位置へ移動するとき(以下、「展開時」という。)に最も移動方向下流側に位置する。羽根31aのうち、展開時に移動方向下流側に位置する側縁部35aは、第1方向L1に沿う直線状に形成されている。
図4に示すように、後幕30Bは、後幕駆動アーム41b,42bに連結されている。後幕駆動アーム41b,42bは、先幕駆動アーム41a,42aと同様に、それぞれ強度を保つため金属の薄板で形成されている。後幕駆動アーム41bは、その基端部において台板11に対して揺動中心P1回りに揺動可能に支持されている。後幕駆動アーム42bは、その基端部において台板11に対して揺動中心P2回りに揺動自在に支持されている。後幕駆動アーム41bは、後幕駆動アーム42bよりも第2方向L2における一方側に配置されている。揺動中心P1,P2は、羽根31b〜34bよりも第1方向L1における一方側に設けられている。
羽根31bは、後幕駆動アーム41b,42bの先端部に回転可能に連結されている。羽根32bは、後幕駆動アーム41b,42bの羽根31bとの連結部分よりも基端側の部分に回転可能に連結されている。羽根33bは、後幕駆動アーム41b,42bの羽根32bとの連結部分よりも基端側の部分に回転可能に連結されている。羽根34bは、後幕駆動アーム41b,42bの羽根33bとの連結部分よりも基端側の部分に回転可能に連結されている。羽根31b〜34bは、それぞれ後幕駆動アーム41b,42bとともに、平行リンク機構として機能する。後幕駆動アーム41bの先端部は、開口12の貫通方向から見て羽根31bの周縁部よりも内側に位置している。
羽根31bは、後幕30Bを構成する羽根31b〜34bのうち、展開時に最も移動方向下流側に位置する。羽根31bうち、展開時に移動方向下流側に位置する側縁部35bは、第1方向L1に沿う直線状に形成されている。
台板11には、先幕駆動アーム41aを駆動するための先幕駆動レバー45Aと、後幕駆動アーム42bを駆動するための後幕駆動レバー45Bと、が設けられている。先幕駆動レバー45Aおよび後幕駆動レバー45Bは、それぞれ所定の範囲を揺動可能に台板11に支持されている。詳細には、先幕駆動レバー45Aは、台板11に形成された軸を中心にして揺動可能に支持されており、台板11に形成された溝に挿通されることによりその揺動範囲が規定されている。後幕駆動レバー45Bも同様である。
先幕駆動レバー45Aおよび後幕駆動レバー45Bは、それぞれ図示しない駆動源により揺動される。駆動源としては、例えば電磁石とバネ等の付勢部材との作用により駆動レバー45A,45Bを駆動するものや、ロータ、ステータおよびコイルを備えた電磁アクチュエータ等を用いることができる。
先幕駆動アーム41aは、先幕駆動レバー45Aに連結されている。後幕駆動アーム42bは、後幕駆動レバー45Bに連結されている。先幕駆動レバー45Aが揺動することにより、先幕駆動アーム41aが揺動し、これにより先幕30Aが移動する。同様に、後幕駆動レバー45Bが揺動することにより、後幕駆動アーム42bが揺動し、これにより後幕30Bが移動する。
図5は、フォーカルプレーンシャッタの説明図であって、主に台板と後幕と緩衝部材とを示した正面図である。
図5に示すように、緩衝部材50は、台板11と仕切り板(不図示)との間に配置されている。緩衝部材50は、弾性変形可能に形成されている。緩衝部材50は、例えばニトリルゴムやウレタンフォーム等の弾性部材により形成されている。緩衝部材50は、羽根31bと当接する当接部51と、当接部51を挟んで羽根31bとは反対側に、当接部51に対して離間して配置され、台板11に保持される保持部53と、当接部51と保持部53とを接続する一対の接続部55と、により環状に形成されている。
当接部51は、第1方向L1に沿って延在する直方体状に形成されている。当接部51は、展開位置にある羽根31bの側縁部35bに当接する位置に配置されている。また、当接部51は、展開位置にある羽根31bの両端よりも第1方向L1における内側に対応する位置に配置されている。
保持部53は、第1方向L1に沿って延在する直方体状に形成されている。保持部53の第1方向L1における寸法は、当接部51の第1方向L1における寸法と同等になっている。当接部51は、保持部53よりも第1方向L1における一方側に配置されている。保持部53は、台板11に対して、例えば接着剤や粘着テープ等により固定されている。なお、保持部53は、台板11に形成された凹部等に圧入されることにより台板11に対して固定されてもよい。
一対の接続部55のうち一方の接続部55Aは、当接部51および保持部53の第1方向L1における一方側の端部同士を接続している。一対の接続部55のうち他方の接続部55Bは、当接部51および保持部53の第1方向L1における他方側の端部同士を接続している。
接続部55A,55Bは、保持部53から当接部51に向かうに従い、第2方向L2に対して揺動中心P1,P2に向かって傾斜している。接続部55Aと接続部55Bとは、互いに平行になっている。
当接部51は、当接部51に当接した羽根31bから、後幕駆動アーム41b,42bの揺動方向の力を受ける。羽根31bは、揺動中心P1を中心とし、後幕駆動アーム41bと羽根31bとの連結部分を通る円の、後幕駆動アーム41bと羽根31bとの連結部分における接線方向に沿って移動する。なお、前記接線方向は、揺動中心P2を中心とし、後幕駆動アーム42bと羽根31bとの連結部分を通る円の、後幕駆動アーム42bと羽根31bとの連結部分における接線方向と一致している。接続部55Aの延在方向と、揺動中心P1を中心とし、後幕駆動アーム41bと羽根31bとの連結部分を通る円の、後幕駆動アーム41bと羽根31bとの連結部分における接線方向Aと、がなす角度θは、例えば75°以上125°以下であることが望ましく、本実施形態では、90°程度となっている。接続部55Bの延在方向と接線方向Aと、の関係についても、接続部55Aの延在方向と接線方向Aとの関係と同様である。
以下、本実施形態のフォーカルプレーンシャッタ10の動作および作用について説明する。
図2に示すように、フォーカルプレーンシャッタ10は、初期状態においては、先幕30Aは展開状態にあり、後幕30Bは重畳状態にある。
撮影に際して、光学機器1のレリーズボタンが押されると、図3に示すように、先幕駆動レバー45Aは時計回り方向に回転する。これにより、先幕30Aは開口12から退避して重畳状態となる。また、所定期間後幕30Bは開口12から退避した重畳状態に維持される。これにより、開口12は開いた状態(露光状態)となる。
レリーズボタンが押されてから所定期間経過後に、後幕駆動レバー45Bが時計回り方向に回転する。これにより、図4に示すように、後幕30Bは展開して開口12を閉じる。この際、緩衝部材50には、第2方向L2の他方側から一方側に向かいつつ第1方向L1の他方側から一方側(揺動中心P1,P2側)に向かって移動する羽根31bの側縁部35bが当接する。このようにして1回の撮影が終了する。
ここで、緩衝部材50の接続部55の延在方向は、第2方向L2に対して揺動中心P1,P2の方向に向かって傾斜している。このため、羽根31bは、接続部55を変形させつつ、接続部55に支持された当接部51を羽根31bとともに変位させることができる。
次に、不図示のセットレバーによって先幕駆動レバー45Aおよび後幕駆動レバー45Bが反時計回り方向に回転される。これにより、先幕30Aは展開されて開口12を閉じ、後幕30Bは重畳して開口12から退避し、図2に示す初期状態に戻る。
このように、本実施形態によれば、緩衝部材50の接続部55が第2方向L2に対して後幕駆動アーム41b,42bの揺動中心P1,P2の方向に向かって傾斜して延びているので、接続部55は、第2方向L2に延在する従来の構成と比較して容易に撓むことができる。このため、当接部51は、羽根31bの側縁部35bが当接したときに、羽根31bとともに容易に変位できるので、当接部51と羽根31bの側縁部35bとが摺動することを抑制でき、当接部51の摩耗を低減できる。したがって、異物の発生を抑制できる。
ここで、図6を用いて、羽根が緩衝部材に当接したときの緩衝部材の当接部の表面に生じるひずみをシミュレーションした結果について説明する。
図6は、羽根が緩衝部材に当接したときの緩衝部材の当接部の表面に生じるひずみのシミュレーション結果を示すグラフである。図6の横軸は、接続部55の延在方向と接線方向Aとがなす角度θである。図6の縦軸は、当接部51の表面のひずみであって、当接部51の表面の第2方向L2における変位量に対する第1方向L1における変位量の比率である。図6では、本実施形態のフォーカルプレーンシャッタ10において、緩衝部材50の接続部55の第2方向L2に対する角度を変化させた場合の結果を示している。
図5および図6に示すように、緩衝部材50の接続部55の第2方向L2に対する角度を大きくし、接続部55の延在方向と接線方向Aとがなす角度θを大きくしていくと、角度θがおよそ75°以上となると、当接部51の表面に生じるひずみが低下し始める。角度θをさらに大きくすると、当接部51の表面に生じるひずみは、角度θがおよそ95°になるまでが低下し、その後角度θによらず、ほぼ一定の値となっている。
以上の結果から、緩衝部材50の接続部55の第2方向L2に対する角度を大きくすると、羽根31bの側縁部35bと緩衝部材50の当接部51との摺動により生じる当接部の表面のひずみが低減されることが判明した。したがって、当接部の摩耗を低減でき、異物の発生を抑制できる。
また、当接部51は、展開位置にある羽根31bの両端よりも内側に対応する位置に配置されているので、当接部51に羽根31bの端部が当接することを防止できる。したがって、当接部51が羽根31bの端部により削られて異物が発生することを抑制できる。
本実施形態の光学機器1は、フォーカルプレーンシャッタ10を備えているため、異物の発生が抑制された光学機器1とすることができる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態では、緩衝部材50は、第2方向L2に対して傾斜した一対の接続部55を備えていたが、これに限定されるものではない。
図7から図9は、緩衝部材の変形例を示す正面図である。
例えば、図7に示すように、緩衝部材150は、第2方向L2に対して傾斜した3個以上の接続部55を備えていてもよい。
また、図8に示すように、緩衝部材250は、緩衝部材50の第1方向L1における中間部分において、当接部51と保持部53とを接続する1個の接続部55を備えていてもよい。
また、図9に示すように、緩衝部材350は、第2方向L2に対して傾斜して延びる接続部55と、第2方向L2に沿うように延びる接続部355と、を備える構成であってもよい。この構成によれば、全ての接続部が第2方向L2に沿うように延びる構成と比較して、当接部51を羽根31bとともに容易に変位させることできるので、当接部51と羽根31bの側縁部35bとが摺動することを抑制でき、当接部51の摩耗を低減できる。
また、上記実施形態では、後幕駆動アーム41bの先端部は、開口12の貫通方向から見て羽根31bの周縁部の内側に位置しているが、これに限定されるものではない。
図10は、第1変形例のフォーカルプレーンシャッタの説明図であって、主に台板と後幕と緩衝部材とを示した正面図である。
図10に示すフォーカルプレーンシャッタ410のように、後幕駆動アーム441bの先端部は、羽根31bが展開位置にあるとき、開口12の貫通方向から見て羽根31bの側縁部35bと重なるように配置されていてもよい。後幕駆動アーム441bの先端部は、羽根31bとともに当接部51に当接する。
この構成によれば、後幕駆動アーム441bが羽根31bとともに当接部51に当接するため、羽根31bとともに移動する後幕駆動アーム442bの移動を確実に停止させることができる。
なお、本変形例では、後幕駆動アーム441bの先端部は、羽根31bが展開位置にあるとき、開口12の貫通方向から見て羽根31bの側縁部35bと一致しているが、羽根31bの側縁部35bから突出していてもよい。
また、上記実施形態では、フォーカルプレーンシャッタ10は、1個の緩衝部材50を備えていたが、これに限定されるものではない。
図11は、第2変形例のフォーカルプレーンシャッタの説明図であって、主に台板と後幕と緩衝部材とを示した正面図である。
図11に示すように、フォーカルプレーンシャッタ510は、複数(本変形例では2個)の緩衝部材50を備えていてもよい。
この構成によれば、後幕30Bの展開位置において、羽根31bを複数の緩衝部材50に当接させることができるので、羽根31bの移動を確実に停止させることができる。さらに、各緩衝部材50に作用する羽根31bからの力を分散できるので、当接部51の摩耗をより低減でき、異物の発生をより抑制できる。
また、上記実施形態では、緩衝部材50は、展開位置にある羽根31bの側縁部35bに当接する位置に配置されているが、これに限定されるものではない。緩衝部材50は、展開位置にある羽根31bの側縁部35bから第2方向L2に離間して配置されていてもよい。これにより、緩衝部材50には、後幕30Bが退避位置から展開位置に移動するときに、規定の展開位置からオーバーランした羽根31bの側縁部35bを当接させることができる。
また、上記実施形態では、緩衝部材50は、後幕30Bの羽根31bの側縁部35bと当接する構成とされているが、これに限定されるものではない。緩衝部材は、先幕30Aの羽根31aの側縁部35aと当接する構成であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1…光学機器 10,410,510…フォーカルプレーンシャッタ 11…台板(基板) 12…開口 31b…羽根 35b…側縁部 41b,42b,441b…後幕駆動アーム(アーム) 50,150,250,350…緩衝部材 51…当接部 53…保持部 55,55A,55B…接続部 L1…第1方向 L2…第2方向 P1,P2…揺動中心

Claims (4)

  1. 開口を有した基板と、
    前記基板に揺動可能に支持されたアームと、
    前記アームに駆動され、前記開口から退避した退避位置と前記開口の少なくとも一部と重なるように展開した展開位置との間を移動する羽根と、
    前記退避位置から前記展開位置へ移動する前記羽根と当接し、弾性変形可能な緩衝部材と、
    を備え、
    前記羽根は、前記退避位置から前記展開位置への移動方向と交差する第1方向に沿うように延び、
    前記アームは、前記羽根よりも前記第1方向における一方側に設けられた揺動中心回りに揺動可能とされ、
    前記緩衝部材は、
    前記羽根の前記移動方向下流側に位置する側縁部と当接する当接部と、
    前記当接部を挟んで前記羽根とは反対側に、前記当接部に対して離間して配置され、前記基板に保持される保持部と、
    前記当接部と前記保持部とを接続する単一の接続部と、
    を備え、
    前記接続部は、前記第1方向に直交する第2方向に対して前記揺動中心方向に向かって傾斜して延びている、
    ことを特徴とするフォーカルプレーンシャッタ。
  2. 前記アームの少なくとも一部は、前記羽根が前記展開位置にあるとき、前記羽根の前記側縁部と重なるように配置され、
    前記アームの前記一部は、前記羽根とともに前記当接部に当接する、
    ことを特徴とする請求項に記載のフォーカルプレーンシャッタ。
  3. 前記当接部は、前記展開位置にある前記羽根の両端よりも内側に対応する位置に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のフォーカルプレーンシャッタ。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載のフォーカルプレーンシャッタを備えることを特徴とする光学機器。
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