JP2017036941A - 保持装置 - Google Patents

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智之 大竹
Tomoyuki Otake
智之 大竹
庸夫 山口
Yasuo Yamaguchi
庸夫 山口
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Abstract

【課題】簡単な構造によって容易に着脱することができ測定器の取付け作業性を十分に向上させることができる保持装置を提供。
【解決手段】保持装置20は、検出器3に当接して移動を規制する保持具(保持手段)21を備え、保持具21は、スケール枠4の幅方向一方側に位置する第一保持部材23と、幅方向他方側に位置する第二保持部材24と、を有し、第一保持部材23には、スケール枠4の溝部10に挿入される第一挿入部32と、第一挿入部32に設けられて溝部の一方側の対向面部11に当接可能な第一当接部34と、が形成され、第二保持部材24には、溝部10に挿入される第二挿入部42と、第二挿入部42に設けられて溝部10の他方側の対向面部12に当接可能な第二当接部44と、が形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、スケールを内蔵するスケール枠を有した測定器本体と、この測定器本体に移動自在に設けられてスケールとの相対移動量を検出する検出器と、を備えた測定器における検出器をスケール枠に保持するための保持装置に関する。
従来、長尺状のスケール枠を有した測定器本体と、スケール枠の長手方向に沿って移動自在に設けられる検出器と、を備え、工作機械等における一対の測定対象部間の移動距離を測定する測定器(リニアスケール)が知られている。このような測定器は、一対の測定対象部のうちの一方に測定器本体が固定され、他方に検出器が固定され、スケール枠内部のスケールに対する相対移動量を検出器が読み取ることで、測定対象部間の移動距離を測定するものである。
このように測定器本体に対して検出器が移動自在に設けられた測定器では、測定対象部に取り付けるまでの輸送過程等において、測定器本体に対して検出器が任意方向に動いてしまうと、スケールと検出器のセンサー部とが衝突するなどし、それらが破損する可能性がある。このような破損を防止するために、測定器本体に検出器を保持して移動を拘束する保持具が利用されている。この保持具は、測定対象部への測定器の取り付けに際し、測定器本体に対する検出器の位置決めにも利用される。
検出器を保持する保持具としては、検出器の移動方向両側面に係合する一対の保持部材を有し、これらの保持部材がスケール枠にねじ止め固定されるものが一般的である。しかし、保持部材がねじ止めされることから、その取り付けおよび取り外しの作業が煩雑になるという不都合がある。さらに、保持部材をねじ止めするためには、スケール枠にタッピング加工によりねじ孔を形成する必要があり、そのための加工手間とコストが増加してしまう。また、ねじ孔によって保持部材の固定位置すなわち検出器の保持位置が限定されることから、測定対象部への測定器の取り付けに際して検出器の位置決めの自由度がなくなり、取付け作業性が低下することになる。
以上のような従来の保持具における不都合を解消するために、検出器の側面に当接する保持本体と、保持本体から延びてスケール枠の溝部に係合する保持部と、この保持部を移動させて溝部に係合させる保持移動手段と、を備えた保持装置が本件出願人によって提案されている。(特許文献1参照)。特許文献1に記載された保持装置によれば、保持移動手段によって溝部の幅方向に保持部を移動させ、この移動により保持部を溝部に係合させることで、スケール枠の長手方向の任意の位置に検出器を位置決めすることができ、測定対象部への測定器の取付け作業性を向上させることができるようになっている。
特許第4956263号公報
しかしながら、従来の保持装置では、保持移動手段がねじ部材や押圧部材、付勢部材など、各種の部材を複数組み合わせて構成されているため、その構造が複雑になるという問題がある。またねじ部材を回転操作することで保持部を移動させて係合させることから、保持装置の固定作業および固定解除作業が煩雑となり、測定器の取付け作業性の向上が必ずしも十分に実現できないという問題もある。
本発明の目的は、簡単な構造によって容易に着脱することができ測定器の取付け作業性を十分に向上させることができる保持装置を提供することである。
本発明の保持装置は、スケールを内蔵するスケール枠を有した測定器本体と、この測定器本体に移動自在に設けられて前記スケールとの相対移動量を検出する検出器と、を備えた測定器における前記検出器に当接して移動を規制する保持手段によって該検出器を前記スケール枠に保持する保持装置であって、前記スケール枠は、長尺中空状に形成されるとともに、その一面にて長手方向に沿って開口した溝部を有し、この溝部には、該スケール枠の幅方向一方側と他方側とに設けられて互いに略対向する一対の対向面部が設けられ、一方側の対向面部は、前記スケール枠の内方に向かって一方側に傾斜して形成されており、前記検出器に当接して移動を規制する保持手段を備え、前記保持手段は、前記スケール枠の幅方向一方側に位置する第一保持部材と、幅方向他方側に位置する第二保持部材と、を有して構成され、前記第一保持部材は、前記スケール枠の外部に位置する第一本体と、この第一本体から延びて前記溝部に挿入される第一挿入部と、前記第一本体における他方側に設けられる第一押圧部と、前記第一挿入部に設けられて前記溝部の一方側の対向面部に当接可能な第一当接部と、を有し、前記第一当接部は、前記溝部の一方側の対向面部と同一方向に傾斜して形成され、前記第二保持部材は、前記スケール枠の外部に位置する第二本体と、この第二本体から延びて前記溝部に挿入される第二挿入部と、前記第二本体における一方側に設けられる第二押圧部と、前記第二挿入部に設けられて前記溝部の他方側の対向面部に当接可能な第二当接部と、を有し、前記第一挿入部を前記溝部に挿入した前記第一保持部材に対し、その前記第一押圧部を前記第二保持部材の前記第二押圧部で押圧しつつ前記第二挿入部を前記溝部に挿入することで、前記溝部の一方側の対向面部に前記第一当接部が係合するとともに、他方側の対向面部に前記第二当接部が当接し、前記第一保持部材および前記第二保持部材が前記スケール枠に固定されることを特徴とする。
このような本発明によれば、第一挿入部を溝部に挿入した第一保持部材の第一押圧部を第二押圧部で押圧しつつ、第二保持部材の第二挿入部を溝部に挿入するだけで、第一保持部材および第二保持部材をスケール枠に固定することができる。そして、第一保持部材の第一当接部と溝部の一方側の対向面部とが互いの傾斜によって係合するとともに、第二保持部材の第二当接部が他方側の対向面部に当接することで、保持手段が溝部から脱落しないように支持される。さらに、第一押圧部と第二押圧部とが互いに押圧し合う押圧力によって、第一当接部および第二当接部が溝部に押し付けられて摩擦力が生じ、この摩擦力によってスケール枠の長手方向に沿った保持手段の移動を規制することができ、この保持手段によって検出器を保持することができる。
以上のような保持手段によって検出器を保持することで、ねじ止めが不要になるので、測定対象部への測定器の取付け作業性を向上させることができる。さらに、第一保持部材の第一挿入部および第二保持部材の第二挿入部を順に溝部に挿入するだけの簡単な固定手順によって保持手段が固定されるので、作業性をさらに良好にすることができる。また、それぞれブロック状の単純な形状を有した第一保持部材および第二保持部材によって保持手段が構成されるので、保持手段の構造を簡単化することができる。また、第一当接部および第二当接部と溝部との摩擦力によって保持手段の移動が規制されるので、摩擦力を超える力を加えることで保持手段をスケール枠の長手方向に沿って移動させることができ、検出器の位置決めを容易に実施することができる。
本発明では、前記第一保持部材の前記第一押圧部は、前記第一当接部の傾斜方向と交差する面に沿って傾斜した傾斜面を有し、前記第二保持部材の前記第二押圧部は、前記第一押圧部と同一方向に傾斜した傾斜面を有し、前記第一押圧部および前記第二押圧部の互いの傾斜面を摺接させることで、前記第一挿入部が一方側に付勢されるとともに、前記第二挿入部が他方側に付勢されることが好ましい。
このような構成によれば、第一保持部材の第一押圧部に対して第二保持部材の第二押圧部を押圧する際に、互いの傾斜面を摺接させつつ第二保持部材を取り付けることによって、第一挿入部が一方側に付勢されるとともに、第二挿入部が他方側に付勢されるので、各挿入部を溝部の対向面部に押し付けて係合させることができる。従って、より簡単な固定手順によって保持手段をスケール枠に固定することができ、作業性をさらに向上させることができる。
本発明では、前記第一保持部材は、前記第一本体から突出して前記検出器に係合可能な係合突部を有して構成されることが好ましい。
このような構成によれば、第一本体から突出した係合突部が第一保持部材に形成され、この係合突部を検出器に係合させることで、第一保持部材を仮固定した状態で第二保持部材を取り付けることができ、保持手段の固定作業をさらに容易に実施することができる。また、係合突部を係合させて検出器を保持することで、スケール枠の長手方向のみならずその交差方向への検出器の移動をより確実に規制することができる。
本発明では、前記保持手段は、前記第一保持部材と前記第二保持部材とを接続する接続部材を有して構成されることが好ましい。
このような構成によれば、接続部材によって第一保持部材と第二保持部材とが接続されていることで、固定する際や固定を解除する際に第一保持部材や第二保持部材が落下するのを防止することができ、作業性をさらに良好にすることができる。
本発明では、前記第一保持部材と前記第二保持部材とを連結して前記スケール枠に固定された状態を維持する連結手段をさらに備えることが好ましい。
このような構成によれば、連結手段によって第一保持部材と第二保持部材とが連結され、スケール枠に固定された状態が維持されることで、輸送過程の振動等によって保持手段が脱落するのを防ぐことができ、測定器の破損等を防止することができる。
本発明では、前記測定器本体は、前記スケール枠の幅方向一方側に位置する測定対象部に取り付けられることが好ましい。
このような構成によれば、スケール枠の幅方向一方側に位置する測定対象部に測定器本体が取り付けられる、すなわち、溝部の一方側の対向面部が測定対象部側に設けられ、この一方側の対向面部に向かって第一保持部材の第一当接部を押圧して係合させることとなる。従って、測定対象部に向かって第一保持部材を位置決めした状態で保持手段を固定することができ、この保持手段で検出器を保持した状態の測定器を測定対象部に取り付ける際に、測定対象部に対する測定器本体および検出器の位置精度を向上させることができる。また、スケール枠の幅方向他方側、すなわち測定対象部の反対側に第二保持部材が位置することになるので、第二保持部材が取り扱いやすくなって保持手段の着脱がより一層容易に実施できる。
本発明の一実施形態に係る保持装置を用いた測定器の正面図および断面図 前記保持装置および測定器を簡略して示す斜視図 前記保持装置における保持手段を示す正面図および側面図 前記測定器に対する保持装置の取付手順を説明する正面図および断面図 図4に続く保持装置の取付手順を説明する正面図および断面図 図5に続く保持装置の取付手順を説明する正面図および断面図 図6に続く保持装置の取付手順を説明する正面図および断面図 図7に続く保持装置の取付手順を説明する正面図および断面図 本発明の変形例に係る保持装置を示す平面図および側面図
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る保持装置を用いた測定器(リニアスケール)の正面図および断面図である。
測定器1は、図1に示すように、測定器本体2と、この測定器本体2に移動自在に設けられる検出器3と、を備える。この測定器1は、一対の測定対象部W1,W2間の移動距離を測定するものであって、測定器本体2が一方の測定対象部W1に固定され、検出器3が他方の測定対象部W2に固定される。
測定器本体2は、長尺中空状のスケール枠4と、このスケール枠4に内蔵されるスケール5と、を有して構成されている。スケール5は、ガラス等の透光性材料からなるスケール基材と、このスケール基材の表面に形成されて一定ピッチの光学格子からなる目盛と、を有し、スケール枠4の内部に固定されている。
検出器3は、スケール枠4の外部に設けられて他方の測定対象部W2に固定される検出器本体6と、この検出器本体6からスケール枠4の内部に延びて設けられる検出部7と、を有している。検出部7は、スケール5の一方面に沿って設けられて光を照射する発光部7Bと、スケール5の他方面に沿って設けられて発光部7Bからスケール5を透過した透過光を受光する受光部7Aと、を有して構成されている。この検出器3は、受光部7Aが受光した透過光に基づいて電気信号を生成し、この電気信号を検出器本体6が受信することで、スケール5との相対移動量を検出するようになっている。
スケール枠4は、アルミ合金製の押し出し成形材で形成され、上部に位置して一方の測定対象部W1に固定される固定部4Aと、固定部4Aから下方に延びて測定対象部W1に対向する第一側面部4Bと、固定部4Aから下方に延びて前面側に位置する第二側面部4Cと、第一側面部4Bの下端から折れ曲がって前面側に延びる第一底面部4Dと、第二側面部4Cの下端から折れ曲がって背面側(測定対象部W1側)に延びる第二底面部4Eと、を有して全体略矩形中空状に形成されている。第一底面部4Dと第二底面部4Eとの間には、スケール枠4の長手方向に沿って開口した溝部10が形成され、この溝部10を通して検出器3の検出器本体6と検出部7とが連結されている。
溝部10は、スケール枠4の下方に開口し、スケール枠4の幅方向一方側(測定対象部W1側)と他方側(前面側)とに設けられて互いに略対向する一対の対向面部11,12を有している。一方側の対向面部11は、第一底面部4Dの端面によって形成されるとともに、スケール枠4の内方に向かって一方側に傾斜して形成されている。他方側の対向面部12は、第二底面部4Eの端面によって形成されるとともに、スケール枠4の内外方向(上下方向)に略平行に形成されている。
以上の測定器1において、検出器3をスケール枠4に保持するための保持装置20が利用される。この保持装置20は、測定対象部W1,W2に取り付けるまでの輸送過程等において、測定器本体2に対して検出器3が任意方向に動いて破損するのを防止するために、測定器本体2に検出器3を保持して移動を拘束する。さらに、保持装置20は、測定対象部W1,W2への測定器1の取り付けに際し、測定器本体2に対して検出器3を位置決めするために利用される。保持装置20は、測定器本体2の長手方向に沿った両側から検出器3を保持可能に設けられている。
図2は、保持装置20および測定器1を簡略して示す斜視図である。
図2に示すように、保持装置20は、測定器本体2の長手方向に沿った両側から検出器3の検出器本体6に当接して移動を規制する保持手段としての一対の保持具21と、これら一対の保持具21に亘って設けられる連結手段としての連結具22と、を備える。また、検出器本体6におけるスケール枠4の長手方向の両端面には、後述する保持具21の係合突部36を挿入するための係合孔6Aが形成されている。なお、以下では、スケール枠4の幅方向をX方向(測定対象部W1側が+X方向)、上下方向をY方向(上方が+Y方向)、スケール枠4の長手方向をZ方向と記す場合がある。
連結具22は、金属棒材を曲げ加工して形成されたものであって、スケール枠4の長手方向に沿って検出器本体6を跨ぐ長さを有した第一連結部22Aと、第一連結部22Aの両端部から略直角に折り曲げられた一対の第二連結部22Bと、を有して形成されている。一対の第二連結部22Bは、それぞれ後述する一対の保持具21における挿通孔35,45に挿通されることで、第一保持部材23と第二保持部材24とを連結する。さらに、連結具22によって、一対の保持具21のZ方向に沿った間隔が維持されるようになっている。
図3は、保持装置における保持手段を示す正面図および側面図である。
図3に示すように、保持手段としての保持具21は、スケール枠4の幅方向一方側(測定対象部W1側であり、+X方向)に位置する第一保持部材23と、幅方向他方側(前面側であり、−X方向)に位置する第二保持部材24と、第一保持部材23と第二保持部材24とを接続する接続部材25と、を有して構成されている。
第一保持部材23は、合成樹脂等の一体成形部品であって、スケール枠4の外部に位置する第一本体31と、この第一本体31から延びて溝部10に挿入される第一挿入部32と、第一本体31における他方側に設けられる第一押圧部33と、第一挿入部32に設けられて溝部10の一方側の対向面部11に当接可能な第一当接部34と、を有して形成されている。第一当接部34は、溝部10の対向面部11と同一方向に傾斜し、すなわち、第一挿入部32の溝部10への挿入方向(+Y方向)に向かって一方側(第一押圧部33から離れる側であり、+X方向)に傾斜して形成されている。
さらに、第一保持部材23は、第一本体31をスケール枠4の幅方向に貫通して連結具22を挿入させる挿通孔35と、第一本体31からスケール枠4の長手方向(Z方向)両側に突出する一対の係合突部36と、を有して形成されている。一対の係合突部36のうち、いずれか一方の係合突部36は、検出器3の検出器本体6に設けられた係合孔6Aに挿入されて係合可能になっている。
第二保持部材24は、合成樹脂等の一体成形部品であって、スケール枠4の外部に位置する第二本体41と、この第二本体41から延びて溝部10に挿入される第二挿入部42と、第二本体41における一方側に設けられる第二押圧部43と、第二挿入部42に設けられて溝部10の他方側の対向面部12に当接可能な第二当接部44と、を有して形成されている。第二当接部44は、溝部10の対向面部12と同様に、第二挿入部42の溝部10への挿入方向(+Y方向)に沿って平行に形成されている。さらに、第二保持部材24には、第二本体41をスケール枠4の幅方向に貫通して連結具22を挿入させる挿通孔45が形成されている。
接続部材25は、第一保持部材23の第一本体31と第二保持部材24の第二本体41とを接続する紐状の可撓性部材であって、第一保持部材23と第二保持部材24とが分離していずれかが落下するのを防止できるようになっている。
第一保持部材23の第一押圧部33は、第一挿入部32の溝部10への挿入方向(+Y方向)に向かって他方側(前面側であり、−X方向)に傾斜した傾斜面33Aを有して形成され、この傾斜面33Aは、第一挿入部32まで連続して形成されている。傾斜面33Aは、第一当接部34に対して交差する平面に沿って傾斜するとともに、傾斜面33Aと第一当接部34とは、それぞれスケール枠4の長手方向(Z方向)に平行な平面に沿って形成されている。
また、第二保持部材24の第二押圧部43は、第二挿入部42の溝部10への挿入方向(+Y方向)に向かって他方側(−X方向)に傾斜した傾斜面43Aを有して形成され、この傾斜面43Aは、第二挿入部42まで連続して形成されている。このような第二押圧部43は、傾斜面43Aを第一保持部材23の傾斜面33Aに摺接させつつ、第二保持部材24をスケール枠4の内方(+Y方向)に向かって移動させることで、第一押圧部33を押圧して第一保持部材23を一方側(+X方向)に向かって付勢できるようになっている。これにより、第一保持部材23の第一当接部34がスケール枠4の溝部10における一方側の対向面部11に押圧され、第一挿入部32が第一底面部4Dに係合されるようになっている。
次に、図4〜8も参照して測定器1に対する保持装置20の取付手順を説明する。
先ず、図4に示すように、測定器本体2のスケール枠4の長手方向(Z方向)に沿った所定位置に検出器3を移動させる。
次に、図5に示すように、検出器3の両側に一対の保持具21の第一保持部材23を位置させ、それらの第一挿入部32を溝部10に挿入し、第一当接部34(図3参照)を対向面部11(図4参照)に当接させる。この際、第二保持部材24は、接続部材25によって第一保持部材23に接続されているので、左右一対の第一保持部材23を作業者が手で保持するだけでよく、第二保持部材24を保持しなくても落下することがない。
次に、図6に示すように、左右一対の第一保持部材23をそれぞれ検出器3の検出器本体6に向かって移動させ、各々の第一本体31を検出器本体6の側面に当接させる。さらに、各第一保持部材23の係合突部36を検出器本体6の係合孔6Aに挿入して係合させ、各第一保持部材23と検出器本体6とを連結する。これにより、各第一保持部材23が検出器本体6に保持されるので、作業者が手を離しても第一保持部材23が落下することがない。
次に、図7に示すように、第二保持部材24を上方(+Y方向)に移動させ、その第二挿入部42を溝部10の対向面部12(図4参照)と第一保持部材23の第一挿入部32との間に挿入する。さらに、第二保持部材24の傾斜面43A(図3参照)を第一保持部材23の傾斜面33A(図3参照)に摺接させつつ、第二保持部材24を上方に移動させて、第二当接部44を対向面部12に当接させることで、第二押圧部43で第一押圧部33を押圧し、第一保持部材23を一方側(+X方向)に向かって付勢する。
以上の手順によって、第一保持部材23の第一当接部34がスケール枠4の溝部10における一方側の対向面部11に押圧され、第一挿入部32が第一底面部4Dに係合される。そして、第一当接部34が対向面部11に押圧され、第二当接部44が対向面部12に押圧されることで、これらの摩擦力によって第一保持部材23および第二保持部材24が溝部10に固定される。従って、左右一対の保持具21によって検出器3がスケール枠4の長手方向(Z方向)に保持される。また、係合突部36と係合孔6Aとの係合により、検出器3が上下方向(Y方向)およびスケール枠4の幅方向(X方向)に位置決めされる。
次に、図8に示すように、連結具22の第二連結部22Bを挿通孔35,45(図7参照)に挿通し、第一保持部材23と第二保持部材24とを連結する。これにより、第一挿入部32および第二挿入部42と溝部10との係合を維持し、保持具21がスケール枠4から脱落するのを防止する。さらに、連結具22の第一連結部22Aによって左右一対の保持具21を連結して距離を一定に保持することで、検出器3に対してスケール枠4の長手方向(Z方向)に保持具21が移動するのを防止することができる。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(1)第一保持部材23の第一挿入部32を溝部10に挿入してから、この第一保持部材23に対し、その第一押圧部33を第二保持部材24の第二押圧部43で押圧しつつ第二挿入部42を溝部10に挿入することで、溝部10の一方側の対向面部11に第一当接部34が係合するとともに、他方側の対向面部12に第二当接部44が当接し、第一保持部材23および第二保持部材24をスケール枠4に固定することができる。
(2)このような簡単な固定手順によって保持具21をスケール枠4に固定することで、ねじ止めが不要になるとともに、測定対象部W1,W2への測定器1の取付け作業性を向上させることができる。さらに、それぞれブロック状の単純な形状を有した各保持部材23,24によって保持具21が構成されるので、保持具21の構造を簡単化することができる。
(3)第一保持部材23の第一当接部34と溝部10の一方側の対向面部11とが互いの傾斜によって係合するとともに、第二保持部材24の第二当接部44が他方側の対向面部12に当接することで、保持具21が溝部10から脱落しないように支持される。
(4)さらに、第一保持部材23の第一押圧部33と第二保持部材24の第二押圧部43とが互いに押圧し合う押圧力によって、第一当接部34および第二当接部44が溝部10の対向面部11,12に押し付けられて摩擦力が生じ、この摩擦力によってスケール枠4の長手方向に沿った保持具21の移動を規制することができ、左右一対の保持具21によって検出器3を保持することができる。このような摩擦力によって保持具21の移動が規制されるので、摩擦力を超える力を加えることで保持具21をスケール枠4の長手方向に沿って移動させることができ、検出器3の位置決めを容易に実施することができる。
(5)また、第一保持部材23の第一押圧部33に対して第二保持部材24の第二押圧部43を押圧する際に、互いの傾斜面33A,43Aを摺接させつつ第二保持部材24を取り付けることによって、第一挿入部32が一方側(+X方向)に付勢されるとともに、第二挿入部42が他方側(−X方向)に付勢されるので、各挿入部32,42を溝部10の対向面部11,12に押し付けて係合させることができる。従って、より簡単な固定手順によって保持具21をスケール枠4に固定することができ、作業性をさらに向上させることができる。
(6)第一保持部材23の係合突部36を検出器本体6の係合孔6Aに挿入して係合させることで、第一保持部材23を仮固定した状態で第二保持部材24を取り付けることができ、保持具21の固定作業をさらに容易に実施することができる。また、係合突部36を係合させて検出器3を保持することで、スケール枠4の長手方向(Z方向)のみならずその交差方向(X方向およびY方向)への検出器3の移動をより確実に規制することができる。
(7)接続部材25によって第一保持部材23と第二保持部材24とが接続されていることで、保持具21をスケール枠4に固定する際や固定を解除する際に第一保持部材23や第二保持部材24が落下するのを防止することができ、保持具21の固定作業の作業性をさらに良好にすることができる。
(8)連結具22の第二連結部22Bを第一保持部材23および第二保持部材24の挿通孔35,45に挿通し、第一保持部材23と第二保持部材24とを連結することで、保持具21と溝部10との係合を維持することができ、輸送過程の振動等によって保持具21が脱落するのを防ぎ、測定器1の破損等を防止することができる。さらに、連結具22の第一連結部22Aによってスケール枠4の長手方向(Z方向)に保持具21が移動するのを防止することができ、検出器3の保持状態を良好に維持することができる。
(9)スケール枠4の溝部10における一方側の対向面部11が測定対象部W1,W2側に設けられ、この一方側の対向面部11に向かって第一保持部材23の第一当接部34を押圧して係合させることで、測定対象部W1,W2に向かって第一保持部材23を位置決めした状態で保持具21を固定することができ、この保持具21で検出器3を保持した状態の測定器1を測定対象部W1,W2に取り付ける際に、測定対象部W1,W2に対する測定器本体2および検出器3の位置精度を向上させることができる。また、スケール枠4における他方側(測定対象部W1,W2の反対側)に第二保持部材24が位置することになるので、第二保持部材24が取り扱いやすくなって保持具21の着脱がより一層容易に実施できる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、光学式の測定器(リニアスケール)に保持装置を用いる場合を説明したが、測定器としては、測定器本体に移動自在に設けられる検出器を備えたものであればよく、検出器の形式や検出方式などは特に限定されるものではない。
前記実施形態では、測定器本体2のスケール枠4が全体略矩形中空状に形成され、その底面において下方に開口して溝部10が形成されていたが、スケール枠4の形状は矩形に限らず任意形状でよいし、溝部としても、下方に限らず上方や側方に開口していてもよい。しかし、溝部が下方に開口していることで、スケール枠内部への異物の侵入を防止することができることから、前記実施形態のスケール枠4の形態が好ましい。
前記実施形態では、第一保持部材23の第一押圧部33および第二保持部材24の第二押圧部43において、互いの傾斜面33A,43Aがスケール枠4の長手方向(Z方向)に平行に形成されていたが、これらの傾斜面は、図9に示すように傾斜して形成されていてもよい。ここで、図9は、本発明の変形例に係る保持装置を示す平面図および側面図であり、(A)は、保持手段としての保持具21Aの平面図、(B)は、保持具21Aをスケール枠4の長手方向(Z方向)から見た側面図である。
図9に示す変形例の保持具21Aにおいて、第一保持部材23の第一押圧部33Bは、上下方向(Y方向)に平行、かつ、スケール枠4の長手方向および幅方向(Z方向およびX方向)に傾斜した傾斜面33Cを有して形成されている。第二保持部材24の第二押圧部43Bは、第一押圧部33Bの傾斜面33Cと平行な傾斜面43Cを有して形成されている。このような保持具21Aでは、図9(A)に矢印で示すように、第一保持部材23に対してスケール枠4の長手方向に沿って第二保持部材24を移動させ、互いの傾斜面33C,43Cを摺接させて押圧することで、スケール枠4の溝部10に固定される。
以上のような変形例の保持具21Aの場合、第一保持部材23の第一挿入部32および第二保持部材24の第二挿入部42をそれぞれ溝部10に挿入した状態から、第二保持部材24を第一保持部材23に向かって移動させればよい。従って、溝部10における他方側の対向面部12は、スケール枠4の内外方向(上下方向)に平行である必要がなく、一方側の対向面部11と同様に、スケール枠4の内方に向かって他方側に傾斜して形成されていてもよい。このように他方側の対向面部12が傾斜した場合、その傾斜方向に沿うように第二保持部材24の第二当接部44も傾斜して形成することで、第二当接部44を対向面部12に係合させることができ、保持具21Aのスケール枠4に対する固定強度を高めることができる。
なお、保持具21,21Aでは、第一押圧部33,33Bおよび第二押圧部43,43Bがそれぞれ傾斜面33A,33C,43A,43Cを有して形成され、互いの傾斜面33A,33C,43A,43Cを摺接させることで押圧されるものとしたが、このような傾斜面を有したものに限られることはない。すなわち、第一押圧部および第二押圧部は、その一方に突部や突条を有して形成され、この突部によって他方を押圧するものでもよい。
また、前記実施形態では、第一保持部材23が検出器3の係合孔6Aに挿入されて係合する係合突部36を有して形成されていたが、この係合突部は必須ではなく、省略されてもよい。また、保持手段は、係合突部に代えて検出器3の側面や底面等に当接して位置決めする位置決め部を有して形成されていてもよい。
前記実施形態では、第一保持部材23と第二保持部材24とが紐状の接続部材25で接続されていたが、この接続部材は必須ではなく、省略されてもよい。また、第一保持部材と第二保持部材とは、接続部材によって接続されるものに限らず、互いにスライド自在なレール状の係合部によって係合されていてもよい。
前記実施形態では、第一保持部材23と第二保持部材24とが連結手段としての連結具22で連結されていたが、この連結手段は必須ではなく、省略されてもよい。また、連結手段としては、検出器3を跨いで一対の保持具21を連結するものに限らず、個々の保持具21における第一保持部材23と第二保持部材24とを連結するものであってもよい。
以上のように、本発明は、スケールを内蔵するスケール枠を有した測定器本体と、この測定器本体に移動自在に設けられて前記スケールとの相対移動量を検出する検出器と、を備えた測定器における検出器をスケール枠に保持する保持装置に好適に利用できる。
1 測定器
2 測定器本体
3 検出器
4 スケール枠
5 スケール
6 検出器本体
10 溝部
20 保持装置
21,21A 保持具(保持手段)
22 連結具(連結手段)
23 第一保持部材
24 第二保持部材
25 接続部材
31 第一本体
32 第一挿入部
33,33B 第一押圧部
33A,33C 傾斜面
34 第一当接部
36 係合突部
41 第二本体
42 第二挿入部
43,43C 第二押圧部
43A,43B 傾斜面
44 第二当接部
W1,W2 測定対象部

Claims (6)

  1. スケールを内蔵するスケール枠を有した測定器本体と、この測定器本体に移動自在に設けられて前記スケールとの相対移動量を検出する検出器と、を備えた測定器における前記検出器に当接して移動を規制する保持手段によって該検出器を前記スケール枠に保持する保持装置であって、
    前記スケール枠は、長尺中空状に形成されるとともに、その一面にて長手方向に沿って開口した溝部を有し、この溝部には、該スケール枠の幅方向一方側と他方側とに設けられて互いに略対向する一対の対向面部が設けられ、一方側の対向面部は、前記スケール枠の内方に向かって一方側に傾斜して形成されており、
    前記保持手段は、前記スケール枠の幅方向一方側に位置する第一保持部材と、幅方向他方側に位置する第二保持部材と、を有して構成され、
    前記第一保持部材は、前記スケール枠の外部に位置する第一本体と、この第一本体から延びて前記溝部に挿入される第一挿入部と、前記第一本体における他方側に設けられる第一押圧部と、前記第一挿入部に設けられて前記溝部の一方側の対向面部に当接可能な第一当接部と、を有し、前記第一当接部は、前記溝部の一方側の対向面部と同一方向に傾斜して形成され、
    前記第二保持部材は、前記スケール枠の外部に位置する第二本体と、この第二本体から延びて前記溝部に挿入される第二挿入部と、前記第二本体における一方側に設けられる第二押圧部と、前記第二挿入部に設けられて前記溝部の他方側の対向面部に当接可能な第二当接部と、を有し、
    前記第一挿入部を前記溝部に挿入した前記第一保持部材に対し、その前記第一押圧部を前記第二保持部材の前記第二押圧部で押圧しつつ前記第二挿入部を前記溝部に挿入することで、前記溝部の一方側の対向面部に前記第一当接部が係合するとともに、他方側の対向面部に前記第二当接部が当接し、前記第一保持部材および前記第二保持部材が前記スケール枠に固定されることを特徴とする保持装置。
  2. 請求項1に記載された保持装置において、
    前記第一保持部材の前記第一押圧部は、前記第一当接部の傾斜方向と交差する面に沿って傾斜した傾斜面を有し、前記第二保持部材の前記第二押圧部は、前記第一押圧部と同一方向に傾斜した傾斜面を有し、前記第一押圧部および前記第二押圧部の互いの傾斜面を摺接させることで、前記第一挿入部が一方側に付勢されるとともに、前記第二挿入部が他方側に付勢されることを特徴とする保持装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載された保持装置において、
    前記第一保持部材は、前記第一本体から突出して前記検出器に係合可能な係合突部を有して構成されることを特徴とする保持装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載された保持装置において、
    前記保持手段は、前記第一保持部材と前記第二保持部材とを接続する接続部材を有して構成されることを特徴とする保持装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載された保持装置において、
    前記第一保持部材と前記第二保持部材とを連結して前記スケール枠に固定された状態を維持する連結手段をさらに備えることを特徴とする保持装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載された保持装置において、
    前記測定器本体は、前記スケール枠の幅方向一方側に位置する測定対象部に取り付けられることを特徴とする保持装置。
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