JP2017036491A - 鉄損に優れた無方向性電磁鋼板およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に記載の方法では、スラブ加熱温度の低温化による圧延負荷の増大や、冷却速度の厳密な制御の困難さなど、生産性に問題があった。
(1)本発明の一態様に係る無方向性電磁鋼板は、化学成分が、質量%で、
C:0.0001〜0.01%、Si:0.05〜3.5%、Mn:0.01〜2.0%、Al:0.002〜2.0%、S:0.0010〜0.05%、P:0.001〜0.20%、N:0.0005〜0.02%、Cu:0.01〜3.00%を含有し、更に、V:0.002〜0.20%、Nb:0.002〜0.20%、Ti:0.002〜0.10%の1種または2種以上を含有し、残部がFe及び不純物からなる化学組成を有し、電解抽出残渣に対するX線回折において得られる、2θ=46.8°に現れるHexagonal構造を有するCu硫化物の回折強度であるI2θ=46.8と、2θ=34.4°に現れるCubic構造を有するVNの回折強度であるI2θ=34.4と、2θ=43.3°に現れるCubic構造を有するTiNの回折強度であるI2θ=43.3と、2θ=51.6°に現れるCubic構造を有するNbNの回折強度であるI2θ=51.6とが、下記式1の条件を満たす。
0.1≦I2θ=46.8/(I2θ=34.4+I2θ=43.3+I2θ=51.6) … 式1
(2)上記(1)に記載の無方向性電磁鋼板の電解抽出残渣に対するX線回折において得られる、2θ=32.1°に現れるCubic構造を有するCu硫化物の回折強度であるI2θ=32.1と、2θ=46.8°に現れるHexagonal構造を有するCu硫化物の回折強度であるI2θ=46.8とが、下記式2の条件を満たす。
I2θ=32.1/ I2θ=46.8 ≦ 3.0 … 式2
(3)本発明に係る無方向性電磁鋼板の製造方法は、
上記(1)に記載の化学組成を有する鋼片を熱間圧延して熱延鋼板を得る熱延工程と、前記熱延工程後の前記熱延鋼板を酸洗する酸洗工程と、前記酸洗工程後の前記熱延鋼板を冷間圧延して冷延鋼板を得る冷延工程と、前記冷延鋼板を焼鈍してから冷却する仕上焼鈍工程とを備え、
前記仕上焼鈍工程において、下記式3に示すT1(℃)以上、下記式3〜5に示すT2(℃)〜T4(℃)のうち最も高い温度であるT7(℃)以下の温度で10〜3600秒の保持を行い、
その後の冷却において、前記下記式3に示すT1(℃)以下から下記式7に示すT5(℃)以上までの温度域における平均冷却速度を50℃/秒以下とする。
T1(℃)=15000/(12−log10([%Cu]2×[%S]))−273 …式3
T2(℃)=10700/(5−log10([%V]×[%N]))−273 …式4
T3(℃)=10200/(4−log10([%Nb]×[%N]))−273 …式5
T4(℃)=16800/(8−log10([%Ti]×[%N]))−273 …式6
T5(℃)=15000/(12−log10([%Cu]2×[%S]))−323 …式7
T6(℃)=15000/(12−log10([%Cu]2×[%S]))−423 …式8
上記式3〜式8において、[%Cu]はCuの質量%での含有量であり、[%S]はSの質量%での含有量であり、[%V]はVの質量%での含有量であり、[%Nb]はNbの質量%での含有量であり、[%Ti]はTiの質量%での含有量であり、[%N]はNの質量%での含有量である。
(4)上記(3)に記載の無方向性電磁鋼板の製造方法は、前記仕上焼鈍工程において、前記T1(℃)以上、前記T2(℃)〜T4(℃)のうち最も高い温度T7(℃)以下で10〜3600秒の保持を行い、その後の冷却において、前記T1(℃)以下から前記T5(℃)以上までの温度域における平均冷却速度を50℃/秒以下とし、前記T5(℃)未満から前記T6℃以上までの温度域における平均冷却速度を50℃/秒超えとする。
(5)上記(3)または(4)に記載の無方向性電磁鋼板の製造方法は、前記熱延工程と前記酸洗工程との間に、前記熱延鋼板を焼鈍する熱延板焼鈍工程を備え、前記熱延板焼鈍工程において、前記T7℃以上で10〜3600秒の保持を行い、その後の冷却において、前記T7℃以下から下記式9記載のT9(℃)以上までの温度域における平均冷却速度を50℃/秒以下とする。
T9(℃)=T8(℃)−150 …式9
ただし式9におけるT8(℃)は、上記T2(℃)〜T4(℃)のうち最も低い温度である。
なお、本発明によれば、無方向性電磁鋼板において求められる鉄損以外の特性(磁束密度や加工性など)は、従来材と同等以上を確保できる。
Cは磁気時効によって鉄損を著しく劣化させる。そのため、C含有量の上限を0.01%とする。Cはトランプエレメントとして少なくとも0.0001%混入するため、C含有量の下限を0.0001%とする。磁束密度改善の観点から0.0001%以上0.003%以下が好ましい。より好ましくは0.0001%以上0.001%以下である。
Si含有量は鉄損の確保と通板性との兼ね合いから0.05〜3.5%とする。Si含有量が0.05%未満では良好な鉄損が得られない。一方で、Si含有量が3.5%を超えると、SiNが析出し、NaCl型窒化物が析出しづらくなり、鉄損向上を十分享受できない恐れがある。Si含有量は、好ましくは0.1〜2.0%であり、より好ましくは0.3〜1.0%である。
MnはSと反応して硫化物を形成するので、本発明では重要な元素である。鋼中にMnが存在する場合、MnSが析出することにより、Cu2Sの析出量が低下し、Cu2Sが微細に析出しやすくなる。そのため、Mn含有量の上限を2.0%とする。一方、Mn含有量が0.01%未満であると、熱間圧延時に鋼板が脆化する。そのため、Mn含有量の下限を0.01%とする。好ましくは、Mn含有量は0.05〜1.0%、より好ましくは、0.10〜0.50%以下である。
Al含有量の高い溶鋼は鋳造時の操業性を悪化させるとともに、鋼板の脆化を招く。さらにAlはAlNを形成し、本発明で活用する析出物であるVN、TiN、Nbの析出温度を低下させ、発明効果の享受を難しくする。そのため、Al含有量の上限を2.0%とする。一方、Alは不可避のトランプエレメントとして材料中に存在する。そのためAl含有量の下限を0.002%とする。Al含有量は、好ましくは0.01〜1.2%、より好ましくは0.1〜0.8%である。
Pは鋼板の硬度を高め、打ち抜き性を向上させる作用を有する。また、微量のPは磁束密度を改善する効果を有する。これらの効果を得るため、P含有量の下限を0.001%とする。好ましいP含有量は0.005〜0.10%であり、より好ましくは0.01〜0.05%である。
S含有量は硫化物量に直接関係する。S含有量が過剰であると、Sが固溶状態で鋼中に存在し、熱間圧延時に鋼が脆化する。そのため、S含有量の上限を0.05%とする。一方で、Sが存在しないと、Cuは金属Cuとして微細析出し、鉄損劣化の原因となる。そのためS含有量の下限を0.0010%とする。好ましくは0.0020〜0.02%であり、より好ましくは0.0040〜0.01%であり、更に好ましくは0.0045〜0.01%である。
Nは、窒化物を形成する元素であるため、本発明においてはとくに重要な元素のひとつである。ただし、N含有量が過剰であると窒化物の析出量が増えすぎ、結晶粒の成長を阻害し、磁束密度が劣化する。そのためN含有量の上限を0.02%とする。Nが少ないと、本発明効果の享受は難しくなるため、N含有量の下限を0.0005%とする。好ましくは0.0010〜0.008%であり、より好ましくは0.0040〜0.008%である。
CuはCu硫化物を形成するため、本発明において特に重要な元素である。Cu含有量が多すぎると、Cu硫化物がNaCl型窒化物の固溶温度を超える為に、本発明の適用が難しくなる。そのためCu含有量の上限を3.00%とする。一方、Cuが少なすぎる場合、TiSなどの他の微細な硫化物が析出し、鉄損劣化の原因となるため、Cu含有量の下限を0.01%とする必要がある。好ましくは0.10〜1.00%であり、より好ましくは0.20〜0.50%である。
V含有量はVN析出量に直接関係するため、本発明において重要な元素である。Vが多く存在しても、問題はないが、製造コストの観点からV含有量の上限を0.20%とする。一方で、Vは不可避のトランプエレメントとして材料中に存在する。そのためV含有量の下限を0.002%とする。好ましくは0.005〜0.1%であり、より好ましくは0.01〜0.05%である。
Nb含有量はNbN量に直接関係するため、本発明において重要な元素である。Nb含有量が過剰であると、NbN以外にNbCを生成し、磁束密度の改善に効果のある、固溶Cを減少させてしまう。そのため、Nb含有量の上限を0.20%とする。一方で、靭性と強度両立の観点から、Nb含有量の下限を0.002%とする。好ましくは0.005〜0.1%であり、より好ましくは0.01〜0.05%である。
Ti含有量はTiN析出量に直接関係するため、本発明において重要な元素である。Ti含有量が過剰であると、微細炭化物を形成し粒成長を抑制、磁束密度を低下させる。そのため、Ti含有量の上限を0.10%とする。一方で、Tiは不可避のトランプエレメントとして材料中に存在するため下限を0.002%とする。好ましくは0.005〜0.05%であり、より好ましくは0.010〜0.025%である。
本実施形態に係る無方向性電磁鋼板は、上述した成分組成となるよう通常の電磁鋼板と同様に転炉で溶製され、連続鋳造された鋼片に、熱間圧延、熱延板焼鈍、冷間圧延、仕上焼鈍などを行うことによって製造できる。
T2(℃)=10700/(5−log10([%V]×[%N]))−273 …式4
T3(℃)=10200/(4−log10([%Nb]×[%N]))−273 …式5
T4(℃)=16800/(8−log10([%Ti]×[%N]))−273 …式6
T5(℃)=15000/(12−log10([%Cu]2×[%S]))−323 …式7
T6(℃)=15000/(12−log10([%Cu]2×[%S]))−423 …式8
なお、下記の説明で用いる表中の下線は、本発明の範囲外であることを示す。
表1A及び表1Bに示す成分のインゴットを真空溶解し、このインゴットを1150℃で加熱し、熱延仕上温度を850℃、巻取温度を600℃として熱延し、板厚2.0mmの熱延鋼板とした。その後、酸洗を経て圧下率75%で冷間圧延し、板厚0.50mmの冷延鋼板とした。続いて仕上焼鈍を行った。仕上焼鈍の保持温度は各鋼について表2に示すT1℃以上、T7℃以下の範囲とし、保持時間は120秒とした。仕上焼鈍後の冷却過程においては、T1〜T5(℃)間の冷却速度を15℃/秒とした。X線回折結果と磁気特性(磁束密度および鉄損)の結果を表2に示す。なお、表中の「ICuS/IM」はI2θ=46.8/(I2θ=34.4+I2θ=43.3+I2θ=51.6)を示す。
G(Good):2.20≦W15/50(W/kg)≦2.50
F(Fair):2.50<W15/50(W/kg)≦4.50
B(Bad):4.50<W15/50(W/kg)
表1Aに示す成分のインゴットを真空溶解し、このインゴットを1150℃で加熱し、熱延仕上温度を875℃、巻取温度を630℃として熱延し、板厚2.0mmの熱延鋼板とした。その後、酸洗を経て圧下率75%で冷間圧延し、板厚0.50mmの冷延鋼板とした。続いて表3に示すT1(℃)以上T7(℃)以下の範囲の保持温度にて仕上焼鈍を120秒行った。仕上焼鈍後の炉冷却過程においては、T5〜T6(℃)間の冷却速度を75℃/秒、T1〜T(5)℃間の冷却速度を15℃/秒に制御した。
表1Aに示す鋼No.A1の成分を有するインゴットを、1150℃で加熱し、熱延仕上温度を850℃、巻取温度が630℃となるように熱延して、板厚2.0mmの熱延板とした。その後、酸洗を経て圧下率75%で冷間圧延し、板厚0.50mmの冷延鋼板とし、表4に示す条件で仕上焼鈍を実施した。表4にはX線回折結果、析出物の析出状態、磁気特性(磁束密度および鉄損)の評価結果も示す。X線回折、磁気特性の測定、析出物の測定については、実施例1と同様の評価を行った。
表1Aに示す鋼No.A1の成分を有するインゴットを、1100℃で加熱し、熱延仕上温度が850℃、巻取温度が630℃となるように熱延して板厚2.0mmの熱延板とした。この熱延板を表5に示す条件で熱延板焼鈍を実施した。その後、酸洗を経て圧下率75%で冷間圧延し、板厚0.50mmの冷延鋼板とし、表5記載の条件で仕上焼鈍を実施した。
Claims (5)
- 化学成分が、質量%で、
C:0.0001〜0.01%、Si:0.05〜3.5%、Mn:0.01〜2.0%、Al:0.002〜2.0%、S:0.0010〜0.05%、P:0.001〜0.20%、N:0.0005〜0.02%、Cu:0.01〜3.00%を含有し、更に、V:0.002〜0.20%、Nb:0.002〜0.20%、Ti:0.002〜0.10%の1種または2種以上を含有し、残部がFe及び不純物からなる化学組成を有し、
電解抽出残渣に対するX線回折において得られる、2θ=46.8°に現れるHexagonal構造を有するCu硫化物の回折強度であるI2θ=46.8と、2θ=34.4°に現れるCubic構造を有するVNの回折強度であるI2θ=34.4と、2θ=43.3°に現れるCubic構造を有するTiNの回折強度であるI2θ=43.3と、2θ=51.6°に現れるCubic構造を有するNbNの回折強度であるI2θ=51.6とが、下記式1の条件を満たすことを特徴とする鉄損に優れた無方向性電磁鋼板。
0.1≦I2θ=46.8/(I2θ=34.4+I2θ=43.3+I2θ=51.6) …式1 - 電解抽出残渣に対するX線回折において得られる、2θ=32.1°に現れるCubic構造を有するCu硫化物の回折強度であるI2θ=32.1と、2θ=46.8°に現れるHexagonal構造を有するCu硫化物の回折強度であるI2θ=46.8とが、下記式2の条件を満たすことを特徴とする請求項1に記載の鉄損に優れた無方向性電磁鋼板。
I2θ=32.1/I2θ=46.8≦3.0 …式2 - 請求項1に記載の化学組成を有する鋼片を熱間圧延して熱延鋼板を得る熱延工程と、前記熱延工程後の前記熱延鋼板を酸洗する酸洗工程と、前記酸洗工程後の前記熱延鋼板を冷間圧延して冷延鋼板を得る冷延工程と、前記冷延鋼板を焼鈍してから冷却する仕上焼鈍工程とを備え、
前記仕上焼鈍工程において、下記式3に示すT1(℃)以上、下記式3〜5に示すT2(℃)〜T4(℃)のうち最も高い温度であるT7(℃)以下の温度で10〜3600秒の保持を行い、
その後の冷却において、前記下記式3に示すT1(℃)以下から下記式7に示すT5(℃)以上までの温度域における平均冷却速度を50℃/秒以下とすることを特徴とする鉄損に優れた無方向性電磁鋼板の製造方法。
T1(℃)=15000/(12−log10([%Cu]2×[%S]))−273 …式3
T2(℃)=10700/(5−log10([%V]×[%N]))−273 …式4
T3(℃)=10200/(4−log10([%Nb]×[%N]))−273 …式5
T4(℃)=16800/(8−log10([%Ti]×[%N]))−273 …式6
T5(℃)=15000/(12−log10([%Cu]2×[%S]))−323 …式7
T6(℃)=15000/(12−log10([%Cu]2×[%S]))−423 …式8
上記式3〜式8において、[%Cu]はCuの質量%での含有量であり、[%S]はSの質量%での含有量であり、[%V]はVの質量%での含有量であり、[%Nb]はNbの質量%での含有量であり、[%Ti]はTiの質量%での含有量であり、[%N]はNの質量%での含有量である。 - 前記仕上焼鈍工程において、前記T1(℃)以上、前記T2(℃)〜T4(℃)のうち最も高い温度T7(℃)以下で10〜3600秒の保持を行い、
その後の冷却において、前記T1(℃)以下から前記T5(℃)以上までの温度域における平均冷却速度を50℃/秒以下とし、前記T5(℃)未満から前記T6℃以上までの温度域における平均冷却速度を50℃/秒超えとすることを特徴とする請求項3に記載の鉄損に優れた無方向性電磁鋼板の製造方法。 - 前記熱延工程と前記酸洗工程との間に、前記熱延鋼板を焼鈍する熱延板焼鈍工程を備え、
前記熱延板焼鈍工程において、前記T7℃以上で10〜3600秒の保持を行い、
その後の冷却において、前記T7℃以下から下記式9記載のT9(℃)以上までの温度域における平均冷却速度を50℃/秒以下とすることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の鉄損に優れた無方向性電磁鋼板の製造方法。
T9(℃)=T8(℃)−150 …式9
ただし式9におけるT8(℃)は、上記T2(℃)〜T4(℃)のうち最も低い温度である。
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