JP2017035187A - 便座装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】便器本体1の上面側に固定される装置本体10と、前記便器本体1の上面側において起立姿勢と倒伏姿勢とに回動可能な形態で前記装置本体10に固定された便座30と、前記便座30を回動可能に支持するヒンジ部Hと、互いに係止可能なロック部61およびロック受け部62を有して前記便座30を前記起立姿勢に保持するロック機構60と、を備え、前記ロック部61が前記便座30とともに回動し、前記ヒンジ部Hから離れた位置で前記ロック受け部62と係止するようになっている。
【選択図】図13
Description
本発明の便座装置は、前記ロック機構が、前記便座から外側に突出するアーム部を有し、前記ロック部が、前記アーム部に備えられているものとしてもよい。このような構成によれば、ロック機構が、例えば便座の内側で係止するものである場合に比して、よりヒンジ部から離れた位置で係止するから、より小さい係止力で便座を起立姿勢に保持することができる。
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1〜図14を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例における便座装置Mは、便器本体1の上面側に固定される装置本体10と、便器本体1の上面側において起立姿勢と倒伏姿勢とに回動可能な形態で装置本体10に固定された便座30とを備えている。便器本体1は便鉢部2を有し、便座30は、便鉢部2の上面で倒伏状態と起立状態に回動する。
洗浄タンク11は、便器洗浄水を貯留する図示しないタンクと、タンクの周囲を覆うタンクカバー14とを備えている。タンクカバー14は、後述するロック受け部62を覆うケーシングとして機能する。
便座30は、図8に示すように、表部材32および裏部材33を有し、表部材32と裏部材33との間には空洞部が形成されている。表部材32の内面には、通電により発熱する図示しないニクロム線とアルミシートからなる発熱体が貼着されている。また、裏部材33には、便座30の倒伏姿勢において便鉢部2の上面に当接し得る複数(本実施例では4つ)の脚部34が設けられている。脚部34は、開口31を中心にした前後左右に設けられている。
便座30の倒伏姿勢では、図10に示すように、ロック受け部62のほぼ真上にロック部61が位置している。倒伏姿勢の便座30に対し、起立方向に力を加えると、ヒンジ部Hを回動中心として便座30が回動し、それに伴ってロック部61は下方に変位し、ロック受け部62に至る。ロック部61は、ロック案内部66によって対向片65の内側へ案内される。やがてロック部61は、ボールプランジャー67のボール67Aに当接してボール67Aを外側に変位させる。便座30が起立姿勢に至るのとほぼ同時に、ロック部61がボール67Aを乗り越えてボール67Aが元の位置に弾性復帰し、ロック部61がロック受け部62に係止する。これにより、便座30の起立姿勢が保持される。
以上が、ロック機構60の一連の動作である。
本実施例における便座装置Mは、便器本体1の上面側に固定される装置本体10と、便器本体1の上面側において起立姿勢と倒伏姿勢とに回動可能な形態で前記装置本体10に固定された便座30と、便座30を回動可能に支持するヒンジ部Hと、互いに係止可能なロック部61およびロック受け部62を有して便座30を起立姿勢に保持するロック機構60と、を備え、ロック部61が便座30とともに回動し、ヒンジ部Hから離れた位置でロック受け部62と係止するようになっている。この構成によれば、便座30を起立姿勢に保持するロック機構60が、ヒンジ部H(すなわち回動中心)から離れた位置で係止するものであるから、小さな係止力で便座30を起立姿勢に保持することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、ロック部61がアーム部63の先端部に設けられているが、これに限らず、ロック部は例えばアーム部の中間部に設けても良い。
(2)上記実施例では、起立姿勢の便座30の後側のスペースを利用して背もたれ部材12が設けられているが、これに限らず、起立姿勢の便座の後側のスペースを利用して装置本体の形状を任意に変更してもよく、例えば、タンク(およびタンクカバー)を前面側に大きくしてその分高さ寸法を小さくする等してもよい。
(3)上記実施例では、装置本体10が洗浄タンク11を有するものとされているが、これに限らず、装置本体は便器本体の上面側に固定されるものであればよく、例えば洗浄タンクや局部洗浄装置等の各種トイレ機器を備えていないものであってもよい。
(4)上記実施例では、ヒンジ部Hの具体的な構成を例示したが、ヒンジ部の構成は、便座を回動可能に支持可能であればどのような構成であってもよい。
(5)上記実施例では、タンクカバー14がロック受け部62を覆うものとしているが、これに限らず、別の部材でロック受け部を覆うようにしても良い。
(6)上記実施例では、アーム部63がダンパーケース42に一体に設けられているが、これに限らず、アーム部は、便座に固定されていればどのような形態で設けられていても良い。
(7)上記実施例では、ロック部61がアーム部63に備えられているが、これに限らず、ロック部は、例えば便座内におけるヒンジ部から離れた位置に設けてもよい。
(8)上記実施例では、ロック受け部62が連結部50に固定されたロック本体部64に設けられているが、これに限らず、ロック受け部は、ヒンジ部から離れてた位置に配されれば、どのような形態で設けられていても良い。
(9)上記実施例では、便座30の起立姿勢における重心が、便座30の倒れ方向に位置しているが、本発明は、必ずしもこのような起立姿勢をとる便座でなくても適用することができる。
M…便座装置
1…便器本体
10…装置本体
14…タンクカバー(ケーシング)
30…便座
41…ダンパー装置
60…ロック機構
61…ロック部
62…ロック受け部
63…アーム部
Claims (5)
- 便器本体の上面側に固定される装置本体と、
前記便器本体の上面側において起立姿勢と倒伏姿勢とに回動可能な形態で前記装置本体に固定された便座と、
前記便座を回動可能に支持するヒンジ部と、
互いに係止可能なロック部およびロック受け部を有して前記便座を前記起立姿勢に保持するロック機構と、
を備え、
前記ロック部が前記便座とともに回動し、前記ヒンジ部から離れた位置で前記ロック受け部と係止するようになっている便座装置。 - 前記ロック機構が、前記便座から外側に突出するアーム部を有し、
前記ロック部が、前記アーム部に備えられている請求項1に記載の便座装置。 - 前記装置本体が、前記ロック受け部を覆うケーシングを備えている請求項1または請求項2に記載の便座装置。
- 前記便座の内部に、前記便座の回動に抵抗を付与するダンパー装置が収容されている請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の便座装置。
- 前記便座の重心位置は、前記起立姿勢において前記ヒンジ部よりも前方に位置している請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の便座装置。
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JPS61122824A (ja) * | 1984-11-19 | 1986-06-10 | 松下電器産業株式会社 | 便座装置 |
JPS6284719A (ja) * | 1985-10-11 | 1987-04-18 | 松下電器産業株式会社 | 便座装置 |
JP2003144348A (ja) * | 2001-11-13 | 2003-05-20 | Inax Corp | 便蓋装置 |
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- 2015-08-07 JP JP2015156926A patent/JP6551975B2/ja active Active
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JP2003144348A (ja) * | 2001-11-13 | 2003-05-20 | Inax Corp | 便蓋装置 |
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