JP2017033682A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リフレクタまたはレンズの中心と光源部の発光中心とが上面視において一致する光学制御性に優れた照明装置を提供する。
【解決手段】実装部材と、光源部と、対向する一対の端部を上面から下面にかけて貫通する第1の貫通部と、を備える発光装置と、上面視において回転対称性を有するリフレクタまたはレンズと、第2の貫通部を有し、発光装置が有する一対の端部側の側面に当接する一対の当接部材と、第1の貫通部及び第2の貫通部を挿通し、発光装置と当接部材とを実装部材に固定する一対の固定部材とを備え、前記リフレクタまたはレンズの中心と前記光源部の発光中心とが上面視において一致する照明装置。
【選択図】図1A

Description

本開示は照明装置に関する。
LEDパッケージと光学部材を固定するカバーとが基材にねじ止めされる発光ユニットが提案されている(特許文献1参照)。
特開2012−3999号公報
しかしながら、上記従来の発光ユニットでは、LEDパッケージを基材にねじ止めする際に、ねじを挿通する貫通孔の公差によりLEDパッケージが回転し、LEDパッケージとカバーの位置関係が意図する位置関係からずれ、その結果、LEDパッケージと光学部材の位置関係にずれが生じる虞がある。
上記課題は、たとえば、次に開示する手段により解決することができる。
実装部材と、光源部と、対向する一対の端部を上面から下面にかけて貫通する第1の貫通部と、を備える発光装置と、上面視において回転対称性を有するリフレクタまたはレンズと、第2の貫通部を有し、発光装置が有する一対の端部側の側面に当接する一対の当接部材と、第1の貫通部及び第2の貫通部を挿通し、発光装置と当接部材とを実装部材に固定する一対の固定部材とを備え、前記リフレクタまたはレンズの中心と前記光源部の発光中心とが上面視において一致する照明装置。
上記の照明装置によれば、当接部材が発光装置に当接することにより発光装置が当接部材に保持されるため、発光装置を実装部材に固定する際における発光装置の回転が抑制される。したがって、リフレクタまたはレンズの中心と光源部の発光中心とが上面視において一致する光学制御性に優れた照明装置を提供することができる。
実施形態1に係る照明装置の模式的斜視図である。 実施形態1に係る照明装置の模式的分解斜視図である。 実施形態1に係る発光装置の模式的分解斜視図である。 図2A中の破線で囲んだ部分を拡大した図である。 実施形態1に係るリフレクタの模式的斜視図である。 図3A中のA−A断面図である 実施形態1に係るリフレクタの模式的上面図である。 実施形態1に係るリフレクタの模式的底面図である。 実施形態1に係る当接部材の模式的斜視図である。 発光装置と当接部材が固定部材により固定されている様子を示す模式的斜視図である。 発光装置と当接部材が固定部材により固定されている様子を示す模式的上面図である。 実施形態2に係る照明装置の模式的上面図である。 実施形態3に係る照明装置の模式的上面図である。 図7A中のB−B断面図である。 実施形態4に係る照明装置の模式的上面図である。 図8A中のC−C断面図である。
[実施形態1に係る照明装置]
図1Aは実施形態1に係る照明装置の模式的斜視図であり、図1Bは実施形態1に係る照明装置の模式的分解斜視図である。図1A、図1Bに示すように、実施形態1に係る照明装置1は、実装部材10と、光源部22と、対向する一対の端部において上面から下面にかけて貫通する第1の貫通部24と、を備える発光装置20と、上面視において回転対称性を有するリフレクタ30と、第2の貫通部42を有し、発光装置20が有する一対の端部側の側面に当接する一対の当接部材40と、第1の貫通部24及び第2の貫通部42を挿通し、発光装置20と当接部材40とを実装部材10に固定する一対の固定部材50と、を備え、リフレクタ30の中心Pと光源部22の発光中心Qとが上面視において一致する照明装置である。以下、本実施形態に係る照明装置に用いる各部材について詳細に説明する。
(照明装置1)
照明装置1は、例えば、道路灯、看板灯、投光器、あるいは高天井灯などに用いられる。
(実装部材10)
実装部材10は、発光装置20と当接部材40を実装する部材であり、発光装置20等を固定するための固定穴R(例:ねじ穴)を有する。実装部材10は、熱伝導性に優れた材料により構成されることが好ましい。例えば、金属板、より詳細にはアルミニウム合金やステンレス鋼、鉄、銅等の金属材料を板金加工したものや、アルミニウム合金を押し出し加工又は鋳造成型したものに塗装やアルマイト処理を施したもの等を実装部材10として用いることができる。また、樹脂材料により構成された部材や、セラミックス基板、ガラスエポキシ基板、プリント配線基板等を安価な実装部材10として用いることもできる。
実装部材10は、その外面に複数の突起(フィン)を有していることが好ましく、また、実装部材10の内部に空冷のファンを有していることが好ましい。このようにすれば、発光装置20から発生する熱を効率的に放熱することができる。
(発光装置20)
図2Aは実施形態1に係る発光装置の模式的分解斜視図であり、図2Bは図2A中の破線で囲んだ部分を拡大した図である。図2A、図2Bに示すように、発光装置20は光源部22と第1の貫通部24とを有している。発光装置20は第1の貫通部24を挿通する固定部材50により実装部材10に固定される。
(光源部22)
光源部22の外形は、上面視において回転対称性を有していることが好ましく、具体的には、矩形形状または円形形状であることが好ましい。光源部22の外形が上面視において回転対称性を有する場合は、光源部22の回転対称の中心が光源部22の発光中心となる。
光源部22は、例えば、複数の発光素子、複数の発光素子が実装される回路基板、及び複数の発光素子と回路基板とを収容するパッケージなどを有している。複数の発光素子は、例えば、回路基板上においてマトリクス状に配置される。
発光素子には、例えば、窒化物系半導体(InAlGa1−X−YN、0≦X、0≦Y、X+Y≦1)を用いて作製された青色光(波長430nm〜490nmの光)を発する発光素子を用いることができる。ただし、発光素子の成分組成や発光色、サイズ等はこれに限定されず、目的に応じて適宜選択することができる。パッケージには樹脂パッケージやセラミックパッケージなどを用いることができる。
発光素子はp電極とn電極とを有している。p電極とn電極はともに同一面側に配置されていてもよいし、上面側と下面側に分けて配置(いわゆる上下面電極)されてもよい。前者の配置による場合は、発光素子が例えばフリップチップ方式あるいはワイヤボンディングによって回路基板に電気的に接続される。他方、後者の配置による場合は、例えば、下面側の電極が導電性の接合部材を介して回路基板にダイボンディングされ、上面側の電極がワイヤを介して回路基板にワイヤボンディングされる。
回路基板は、複数の発光素子に電気的に接続される配線や、給電ケーブルに電気的に接続される正負の電極222、224などを有している。配線は正負の電極222、224に接続される。給電ケーブルから供給された電力は正負の電極222、224と配線を介して複数の発光素子に給電される。給電ケーブルは半田等の接合部材を用いて正負の電極222、224に接続されてもよいが、コネクタを差し込むなどの簡便な方法により接続される方が好ましい。コネクタなどの簡便な方法によれば、リフロー炉などの大規模な施設を必要とせず、手作業によって簡便に給電ケーブルを正負の電極222、224に接続できるからである。
発光素子は、特に限定されるわけではないが、蛍光物質を含む透光性樹脂に被覆されていてもよい。蛍光物質には、発光素子の出射光の波長や発光装置20から取り出したい光の色などを考慮して、公知の様々な蛍光物質を用いることができる。具体的には、セリウムで賦活されたイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)、セリウムで賦活されたルテチウム・アルミニウム・ガーネット(LAG)、ユウロピウム及び/又はクロムで賦活された窒素含有アルミノ珪酸カルシウム(CaO−Al−SiO)、ユウロピウムで賦活されたシリケート((Sr,Ba)SiO)、βサイアロン蛍光体、KSF系蛍光体(KSiF:Mn)などは蛍光物質として好ましく用いることができる。
蛍光物質は透光性樹脂全体に分散されていてもよいし、発光素子の周辺に沈降されていてもよい。蛍光物質は透光性樹脂の上面に蛍光物質を含有する板材料などを接合させることにより設けられてもよい。また、蛍光物質は透光性樹脂の上面にスプレー塗布などで設けられてもよい。
透光性樹脂は発光素子を保護するものである。透光性樹脂は発光素子の光及び蛍光物質の光を透過することができる公知の材料を用いてなる。透光性樹脂は樹脂枠を形成してその内側に充填されることで設けられてもよい。
(第1の貫通部24)
第1の貫通部24は対向する一対の端部を上面から下面にかけて貫通する。対向する一対の端部とは、発光装置20が有する一対の端部(例:発光装置20が絶縁性のケース26を有する場合には当該ケース26が有する一対の端部。以下同じ。)であり、例えば発光装置20が有する左右の端部や上下の端部である。本実施形態では発光装置20が有する左右の端部に第1の貫通部24が設けられるものとする。
第1の貫通部24は固定部材50が挿通される挿通部242と、挿通部242よりも幅が広い収容部244を有していることが好ましい。収容部244は、固定部材50がねじである場合には、その頭部の少なくとも一部を収容可能であればよく、頭部の全てを収容可能であることがより好ましい。頭部の全てが収容される場合、ねじの頭部の上端部は発光装置20の上面よりも下に位置する。このようにすることで、光源部22から側方に出射される光が固定部材50に入射し吸収されることを防ぐことができるので、発光装置20としての光取り出し効率を向上させることができる。
第1の貫通部24と第2の貫通部42は固定部材50が挿通可能な上面視形状(例:多角形、円形、またはこれらを組み合わせた上面視形状)を有していればよいが、第1の貫通部24と第2の貫通部42のいずれか一方の上面視形状はU字形状(言い換えると長穴)であることが好ましい。このようにすれば、実装部材10が熱膨張により膨張し当接部材40が発光装置20に近づく方向あるいは遠ざかる方向に移動した場合であっても、固定部材50が第1の貫通部24内あるいは第2の貫通部42内を動くことになるため、発光装置20に応力が加わり破損することを防止することができる。
第1の貫通部24(挿通部242を有する場合は挿通部242。以下、本段落において同じ。)は第2の貫通部42より径が大きいことが好ましく、具体的には、第2の貫通部42の径の1.1〜1.3倍程度であることが好ましい。より具体的には、例えば固定部材50としてM3のねじを用いる場合には、第1の貫通部24の径を3.5mm程度とし、第2の貫通部42の径を3.2mm程度として、第1の貫通部24の径を一般的に設計されている大きさ(一般に、M3のねじを挿通する孔の径は3.2mm程度とされている。)よりもやや大きめにすることが好ましい。このようにすれば、第1の貫通部24と第2の貫通部42を上面視において容易に重ねることができるため、固定部材50の取り付けが容易になる。また、固定部材50が第1の貫通部24の挿通部242に接触することにより発光装置20に傷がつくことを抑制できる。なお、第1の貫通部24の径(公差)を大きくしても、当接部材40が発光装置20の側面を挟み込んでいるため、発光装置20の姿勢は保持される。したがって、第1の貫通部24の径(公差)を大きくしても、発光装置20の位置や姿勢などがずれることはなく、発光装置20と当接部材40の位置関係の精度が損なわれることはない。
発光装置20は光源部22が配置される凹部Xを備えた絶縁性のケース26を有することが好ましい。このようにすれば、凹部Xを利用して光源部22の位置決めを行うことができる。また、光源部22(発光素子や回路基板)が実装部材10に直接配置される場合と比較して、実装部材10から発光素子及び回路基板までの沿面距離を確保することができる。
ケース26には、筐体としての役割を果たすことができるとともに、絶縁耐圧性が確保でき、且つ、絶縁物質のなかでも熱伝導率が比較的高い部材を用いることが好ましい。加えて、ケース26には耐熱性が高く熱膨張率の低い部材を用いることが好ましい。このような材料としては、セラミックス、より具体的には、アルミナ、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、炭化ケイ素などを挙げることができる。
凹部Xの内形は光源部22の外形と略同じであることが好ましい。このようにすれば、凹部Xの内壁により光源部22をしっかりと保持することができる。
発光装置20が有する一対の端部側の側面は方向(法線方向)の異なる複数の面を有していることが好ましい。このようにすれば、当接部材40の当接面(発光装置20に当接する面。以下同じ。)を複数の面に沿った形状に形成することで、複数の異なる方向から発光装置20を保持することができる。したがって、発光装置20を実装部材10に固定する際に発光装置20が動いて所定の位置からずれてしまうことを効果的に防止することができる。
発光装置20の上面高さは当接部材40の上面高さよりも高いことが好ましい。このようにすれば、光源部22から出力された光を当接部材40に邪魔されることなく発光装置20の外部に取り出すことができる。したがって、広い配光が要求される照明装置(例:道路に配置される外灯用の照明装置)などに適した照明装置を提供することができる。
(リフレクタ30)
図3Aは実施形態1に係るリフレクタの模式的斜視図であり、図3Bは図3A中のA−A断面図であり、図3Cは実施形態1に係るリフレクタの模式的上面図であり、図3Dは実施形態1に係るリフレクタの模式的底面図である。図3Aから図3Dに示すように、リフレクタ30は上面視において回転対称性を有する。リフレクタ30全体の上面視形状が回転対称性を有していることは必要ではなく、リフレクタ30が有する配光に寄与する部位の上面視形状が回転対称性を有していれば足りる。具体的には、リフレクタ30の反射面(図3Bに図示するリフレクタ30の内表面)がリフレクタ30の配光に寄与する部位である場合には、当該反射面の上面視形状が回転対称性を有していればよい。リフレクタ30が有する配光に寄与する部位の回転対称の中心がリフレクタ30の中心となる。
リフレクタ30は、図3Dで示すように光源部22からの光が入射する入射口38を有する。リフレクタ30の入射口38の面積に対する光源部22の上面の面積は、50%以上、好ましくは70%以上、より好ましくは80%以上である。このようにすることで、光源部22から出射される光が入射口38以外の方向に漏れ出ることを抑制し、光取出しの良好な照明装置とすることができる。また、光源部22から出射される光を入射口38で集光することができ、リフレクタ30の中心付近の光強度を高くすることができる。
リフレクタ30には例えばシリンドリカルリフレクタや回転対称放物面リフレクタなどを用いることができる。なお、本実施形態では回転対称放物面リフレクタをリフレクタ30に用いている。
リフレクタ30は、その外表面の下方において、当接部材40の係止部44に係止する断面視L字状の係止部36を有している。より具体的には、当接部材40の係止部44に嵌合する嵌合部362と突起部364とを有している。嵌合部364は、リフレクタ30を回転させる際に、当接部材40が有する断面視コの字状(言い換えると鉤状)の係止部44中に嵌め合わされる部位であり、突起部362はその回転を所望の位置で止めるためのストッパーの役割を持つ部位である。
(当接部材40)
図4は実施形態1に係る当接部材の模式的斜視図である。図4に示すように、当接部材40は第2の貫通部42を有する。当接部材40は第2の貫通部42を挿通する固定部材50により実装部材10に固定される。
一対の当接部材40は発光装置20が有する一対の端部側の側面に当接する。これにより、発光装置20が一対の当接部材40により保持され、発光装置20を実装部材10に固定する際に発光装置20が動いて所定の位置からずれてしまうことが防止される。
第2の貫通部42は第1の貫通部24の上方に位置することが好ましい。このようにすれば、丸ねじなどの頭部に丸みのある部材を固定部材50として用いる場合において、当接部材40にワッシャーの機能を果たさせることができる。すなわち、発光装置20と当接部材40とを実装部材10に固定する際に、第2の貫通部42の周辺部位(ねじ頭の面積よりも大きな面積を有する。)で第1の貫通部24の周辺部位を押圧することができるため、第1の貫通部24の周辺部位に対する応力集中などがない。また、第1の貫通部24の周辺部位が均等に面加圧される。したがって、例えば第1の貫通部24の周辺部位が割れやすい材料からなる場合であっても、第1の貫通部24の周辺部位に破損やクラックなどが発生することを抑制できる。また、固定部材50による加圧力が発光装置20の全体に対して伝わりやすくなるため、発光装置20の実装部材10に対する固定が安定する。
当接部材40はリフレクタ30を係止する係止部44を有することが好ましい。このようにすれば、リフレクタ30に係止部36を設けることにより、リフレクタ30を当接部材40にしっかりと固定することができる。したがって、リフレクタ30の上面視形状が円形状ではなく、例えばシリンドリカルリフレクタ等のように方向性を持つ形状である場合であっても、リフレクタ30を所望の位置に係止して、リフレクタ30と発光装置20及び当接部材40との位置ずれによる光学的作用の損失を抑制できる。
当接部材40の係止部44は、当接部材40の上面の第2の貫通部42と反対側の端部において、断面視コの字状(言い換えると鉤状)の形状を有している。当接部材40の係止部44は、例えば、リフレクタ30を回転させることにより、リフレクタ30の係止部36に係止される。なお、リフレクタ30の係止部36と当接部材40の係止部44を係止させる方法には、回転によって係止させる方法ではなく、リフレクタ30の係止部36を当接部材40の係止部44に差し込んで係止させる方法やその他の方法を用いてもよい。一対の当接部材40が有する各係止部44は、リフレクタ30の中心を中心とした同心円上に配置される。なお、図4のように1つの当接部材40が複数の係止部44を有する場合には、複数の係止部44がリフレクタ30の中心を中心とした1つの同心円上に配置されることが好ましい。
当接部材40は金具であることが好ましい。金具は金属からなるため強度が高い。したがって、当接部材40に金具を用いれば、発光装置20を実装部材10に固定する際に発光装置20が動いて所定の位置からずれてしまうことを効果的に防止することができる。さらに、金具は樹脂と比べて放熱性が優れているので、発光装置20からの熱によってそれ自身が膨張や変形して位置精度に影響がでることを抑制することができる。
一対の当接部材40が有する当接面は、発光装置20の縦方向(図2Aで示すケース26の短手方向)と横方向(図2Aで示すケース26の長手方向)において応力を加えることができる形状であることが好ましく、発光装置20の外形が略矩形状である場合には、発光装置20の4つの側面(縦方向に垂直な2つの側面と横方向に垂直な2つの側面)に対して応力を加えることができる形状であることが好ましい。このようにすれば、発光装置20(光源部22)が縦方向や横方向に位置ずれすることを抑制できる。具体的には、図4に示すように当接面を上面視L字状に屈曲させることで、発光装置20の縦方向と横方向に応力を加えることができる。このように当接面を屈曲させれば、当接面のサイズを小さくできるため、照明装置をコンパクトにすることもできる。
(固定部材50)
図5Aは発光装置と当接部材が固定部材により固定されている様子を示す模式的斜視図であり、図5Bは発光装置と当接部材が固定部材により固定されている様子を示す模式的上面図である。図5Aと図5Bに示すように、固定部材50は、第1の貫通部24及び第2の貫通部42を挿通し、発光装置20と当接部材40とを実装部材10に固定する。固定部材50は発光装置20と当接部材40により共用され、発光装置20と当接部材40は同じ固定部材50を用いて実装部材10に固定される。図5Aで示すように、発光装置20と当接部材40は2つの固定部材50によって固定される。
固定部材50はねじであることが好ましい。この場合は実装部材10上に設けられる固定部材50に対応した固定穴Rはねじ穴になり、ねじ穴が発光装置20と当接部材40により共用され、発光装置20と当接部材40は同じねじ穴(計2つ)で実装部材10に固定される。本実施形態によれば、発光装置20と当接部材40を別々のねじ穴で固定する発光ユニットと比べて、ねじ穴の公差による発光装置20とリフレクタ30の位置ずれを抑制できる。なお、ねじの頭部形状は、なべ(平)皿、丸皿、トラス、低頭のいずれでもよく、頭部頂面の穴は、十字穴、すりわり(マイナス)、六角穴のいずれでもよい。ねじは、ステンレス鋼、ニッケルクロム鋼等の金属製が好ましいが、樹脂製でもよい。
以上説明した実施形態1に係る照明装置1によれば、当接部材40が発光装置20に当接することにより発光装置20が当接部材40に保持されるため、発光装置20を実装部材10に固定する際に発光装置20が動いて所定の位置からずれてしまうことを防止することができる。したがって、リフレクタ30の中心Pと光源部22の発光中心Qとが上面視において一致する光学制御性に優れた照明装置を提供することができる。なお、「一致」にはリフレクタ30(または後述するシリンドリカルレンズ60やバットウィングレンズ70などのレンズ)の中心と光源部22の発光中心とが完全に一致する場合のほか、両中心間の距離が200μm未満である場合、好ましくは100μm未満である場合、より好ましくは50μm未満である場合が含まれる。
[実施形態2に係る照明装置]
図6は実施形態2に係る照明装置の模式的上面図である。図6では、理解を容易にすべく、リフレクタ30と当接部材40以外の部位の図示を適宜省略あるいは簡略化している。また、リフレクタ30と当接部材40についても、説明に必要がない部分の図示を適宜省略あるいは簡略化している。図6に示すように、一対の当接部材40はリフレクタ30の一部であってもよい。この場合は、リフレクタ30の内表面から発光装置20側に延伸し、発光装置20の側面に当接される部分が当接部材40に該当する。このようにしても、当接部材40が発光装置20に当接することにより発光装置20が当接部材40に保持されるため、発光装置20を実装部材10に固定する際に発光装置20が動いて所定の位置からずれてしまうことを防止することができる。
[実施形態3に係る照明装置、実施形態4に係る照明装置]
照明装置はリフレクタ30ではなくレンズを備えるものであってもよい。レンズの場合は、レンズが上面視において回転対称性を有する、すなわち、レンズが有する配光に寄与する部位(例:外表面)の上面視形状が回転対称性を有する。レンズが有する配光に寄与する部位の回転対称の中心がレンズの中心となる。レンズには、例えば、凸レンズ(例:コリメートレンズ、コンデンサレンズ)、凹レンズなどを用いることができるほか、図7A及び図7Bに示すシリンドリカルレンズ60や、図8A及び図8Bに示すバットウィングレンズ70などを用いることができる。なお、図7Aから図8Bにおいては、理解を容易にすべく、説明に必要がない部分の図示を適宜省略あるいは簡略化している。
レンズの底面には凹部(例:シリンドリカルレンズ60の凹部62、バットウィングレンズ70の凹部72)が設けられており、発光装置20は当該凹部内において凹部の内壁(レンズの内表面)に取り囲まれるよう配置される。レンズは外表面に係止部(例:シリンドリカルレンズ60の係止部66、バットウィングレンズ70の係止部76)を有することが好ましい。このようにすれば、レンズの係止部を当接部材40の係止部44に係止させてレンズを当接部材40に固定することができる。なお、リフレクタ30の場合と同様に、係止方法の具体的な態様は限定されない。
以上、実施形態について説明したが、これらの説明は特許請求の範囲に記載された構成を何ら限定するものではない。
1 照明装置
10 実装部材
20 発光装置
22 光源部
222 正電極
224 負電極
24 第1の貫通部
242 挿通部
244 収容部
26 ケース
30 リフレクタ
36 係止部
362 嵌合部
364 突起部
38 入射口
40 当接部材
42 第2の貫通部
44 係止部
50 固定部材
60 シリンドリカルレンズ
62 凹部
66 係止部
70 バットウィングレンズ
72 凹部
76 係止部
P レンズまたはリフレクタの中心
Q 光源部の発光中心
X 凹部
R 固定穴

Claims (11)

  1. 実装部材と、
    光源部と、対向する一対の端部を上面から下面にかけて貫通する第1の貫通部と、を備える発光装置と、
    上面視において回転対称性を有するリフレクタまたはレンズと、
    第2の貫通部を有し、前記発光装置が有する一対の端部側の側面に当接する一対の当接部材と、
    前記第1の貫通部及び前記第2の貫通部を挿通し、前記発光装置と前記当接部材とを前記実装部材に固定する一対の固定部材と、を備え、
    前記リフレクタまたはレンズの中心と前記光源部の発光中心とが上面視において一致する照明装置。
  2. 前記固定部材はねじである請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記第2の貫通部は前記第1の貫通部の上方に位置する請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記発光装置は凹部を有する絶縁性のケースを有し、
    前記光源部は前記凹部に配置される請求項1から3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記発光装置が有する一対の端部側の側面は方向の異なる複数の面を有し、
    前記当接部材の当接面は前記複数の面に沿った形状を有する請求項1から4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記当接部材は前記リフレクタまたはレンズを係止する係止部を有する請求項1から5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記発光装置の上面高さは前記当接部材の上面高さより高い請求項1から6のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 前記第1の貫通部と前記第2の貫通部のいずれか一方の上面視形状がU字形状である請求項1から7のいずれか1項に記載の照明装置。
  9. 前記第1の貫通部は前記第2の貫通部より径が大きい請求項1から8のいずれか1項に記載の照明装置。
  10. 前記当接部材は金具である請求項1から9のいずれか1項に記載の照明装置。
  11. 前記一対の当接部材は前記リフレクタまたはレンズの一部である請求項1から10のいずれか1項に記載の照明装置。
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